JP2892274B2 - 希土類金属発光性リガンド - Google Patents

希土類金属発光性リガンド

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、希土類金属と結合して
優れた発光体を与える希土類金属用リガンド(配位子)
に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】発光体は、何らかのエネルギ
ーを吸収することにより励起状態と成った物質が基底状
態へ戻る過程で光を放出する現象を利用している。励起
の種類によって、カソードルミネッセンス、フォトルミ
ネッセンス、エレクトロルミネッセンスなどに分類され
る。
【0003】現在、希土類をベースとする発光材料は線
幅が狭く、且つ鋭いピークを持つ発光スペクトルを与え
ることから、テレビのブラウン管、蛍光灯の蛍光体など
に広く用いられ、最近ではレーザー材料などにも応用分
野が拡大されている。また臨床分析における蛍光標識体
などとしても利用されている。
【0004】希土類金属を利用した従来の発光材料は、
22S:ユウロピウムイオン(カラーテレビの赤色蛍
光体)、BaMgAl1627:ユウロピウムイオン(三
波長形蛍光ランプ用青色蛍光体)など、無機化合物を母
体とするものがほとんどである。
【0005】これらの発光材料は、母結晶に、希土類金
属から成る発光イオン(付活剤)を微量添加したものが
多い。この発光のメカニズムは、1:母結晶が外部から
エネルギーを吸収する。2:このエネルギーが発光イオ
ンに伝達され、このイオンは基底状態から励起状態に押
し上げられる。3:励起された発光イオンが熱や格子振
動のかたちでエネルギーの一部を失いながらより安定な
励起状態のひとつである発光準位に達する。4:発光準
位から、光を放出(発光)し、基底状態にもどる。
【0006】外部からエネルギーを吸収するものとして
無機化合物の代わりに有機化合物を用いる希土類金属錯
体から成る発光体は、発光特性の改善、例えば、エネル
ギー変換効率の向上、単色性の向上、機能性の拡大が期
待できる。かくして、有機化合物/希土類金属錯体は、
高性能発光体分野への基本材料として現在注目されてい
るが、実用化の面では光安定性、熱安定性、素子化など
に問題が多々ある。
【0007】最近は、特に、有機化合物として、希土類
金属を周囲環境から隔離し、且つ光吸収能を有するよう
な構造の各種の包接化合物をリガンド(配位子)とする
希土類金属錯体が優れた発光特性(高発光効率、長寿
命、安定性など)を示すものとして期待され、研究され
ている。
【0008】包接化合物としては、クラウンエーテル誘
導体、2,2´−ビピリジンの3体および4体、カリッ
クスアレーン誘導体などを用いる発光体について報告さ
れている。例えば、次式〔化1〕で表わされるカリック
スアレーン誘導体のテルビウム錯体は、良好な量子収率
を与える(Φ=0.2)が、ユウロピウムについての量
子収率は非常に低い(Φ=0.0002)。
【0009】
【化1】
【0010】その他の有機化合物の希土類金属錯体に関
しても必ずしも満足すべき発光特性は得られていない。
【0011】本発明の目的は、多くの希土類金属に対し
て高い発光効率を与え、優れた発光体を形成することが
できるリガンドを得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段とその効果】本発明者は、
研究を重ねた結果、特定構造のホスホン酸化合物が希土
類金属と結合して良好な発光体を与える錯体を形成する
ことを見出し、本発明を導くことができた。
【0013】すなわち、本発明は、リン原子が直接芳香
族基に結合したホスホン酸構造、すなわちAr−PHO
3を分子中に有し、希土類金属と結合して発光体を形成
する化合物(リガンド)を提供するものである。Arは
芳香族基を表わす。又、別の視点から、本発明は、その
ような配位子(リガンド)と希土類金属の錯体から成る
発光体に関する。
【0014】本発明に従い、ホスホン酸構造を有する配
位子(リガンド)は、全体として、一般式(RO)Ar
P(=O)OHで表わすことができる。Rは、親油性基
または親油性基を有する原子団である。
【0015】この結果、本発明のリガンドと希土類金属
の錯体は、非プロトン性溶媒(例えばアセトニトリル)
下において、高発光効率が得られる。これに対して、水
またはプロトン性溶媒は、リン酸基と競争して希土類金
属の溶媒和を起すので発光の効率は低下する。
【0016】また、本発明のリガンドROArP(=
O)OH(Rは親油性基または親油性基を有する原子
団)と希土類金属から成る錯体は、非プロトンまたは非
水環境下の高分子中に閉じ込められても良好な発光を示
す点において、実用性の高い発光体を供することができ
る。
【0017】但し、本発明に従う発光体を、臨床分析の
標識体のように生体液中で用いる場合にはRまたはその
一部を親水基とすることもあり得る。
【0018】本発明の化合物に含まれるAr−PHO3
〔より詳細にはAr−PO(=O)OH〕におけるAr
(芳香族基)とは、光吸収機能を有する芳香族炭化水素
基または芳香族性を有する複素環式基を意味し、必要に
応じてニトロ基、カルボニル基などの電子供与基で置換
されているものも含まれる。
【0019】芳香族炭化水素基の好ましい例としては、
フェニル基、ナフチル基、インデニル基、フェナンスレ
ン基、アントラセン基、ビフェニル基、トリフェニル基
が挙げられる。特に好ましいのはフェニル基である。こ
のような、芳香族炭化水素基の構造式を図1に示す。
【0020】また、芳香族性を持つ複素環式基の好まし
い例として、ピリジン、キノリン、キノキサリン、イン
ドール、イソキノリン、ビピリジン、フェナンソロリン
などの基が挙げられ、それらの構造式を図2に示す。
【0021】希土類金属(Ln)は、Ce、Pr、N
d、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
m、Yb等から選ばれ、特にEu(ユウロピウム)、T
b(テルビウム)が好ましい。
【0022】本発明に従うリガンドと希土類金属のコン
プレックス(錯体)においては、リン原子が直接芳香族
基に結合しているため(Ar−P)、芳香族基(Ar)
によって吸収された励起エネルギーが極めて効率的に希
土類金属にエネルギー移動するものと考えられる。
【0023】事実、リン原子が芳香族基に直接結合せ
ず、Ar−O−Pのような構造が存在すると発光効率が
極めて低下することが見出されているが、これはAr−
Pの場合よりもエネルギー移動の効率が悪くなるためと
解される。
【0024】一方、本発明のリガンドにおいては、リン
原子が直接、芳香族基に結合したAr−Pの構造が2個
存在してもよく、このようにすると量子収率(発光効
率)がさらに高くなり、効率的な発光が得られる。
【0025】本発明のリガンドは、希土類金属と1:3
ないしは1:2(金属/配位子)のコンプレックスを形
成しており、希土類金属を包接するように結合して該金
属を溶媒など周囲環境から隔離する点からも効率的なエ
ネルギー移動が起り、高い発光効率が得られるものと解
される。
【0026】かくして、本発明のリガンドは、従来のリ
ガンドにみられるような特定の希土類金属のみに限られ
ず、各種の希土類と効率的な発光体を形成する。例え
ば、次式〔化2〕及び〔化3〕で示される本発明の化合
物は、テルビウム(Tb)及びユウロピウム(Eu)の
いずれともきわめて発光効率の高いコンプレックスを形
成する。
【0027】
【化2】
【0028】
【化3】
【0029】本発明のリガンドは、各種の反応を工夫す
ることにより合成することができる。一般的には、芳香
族化合物の二塩化ホスホン酸をピリジン溶媒中で、〔化
2〕のような単一のAr−P構造を有する配位化合物を
合成する場合にはモノオールと、また〔化3〕のような
2個のAr−P構造を有する配位化合物を合成する場合
にはジオールと、それぞれ反応させた後、塩酸で加水分
解することによって得られる。
【0030】なお、構造式を示すに際して本明細書中で
は慣例に従って炭素原子(C)や水素原子(H)を省略
していることがある。
【0031】以下、本発明を実施例に沿って説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0032】
【実施例】合成例1 本発明に従うリガンドとして前述の〔化2〕で示される
オクチル・フェニルホスホン酸を次のように合成した。
【0033】18cm3のピリジンに二塩化フェニルホ
スホン酸7.08g(29.5mmol)を加え、氷浴
中(−7±3℃)においた。得られた溶液に1−オクタ
ノール3.69g(35.2mmol)のピリジン(8
cm3)溶液を低温を保持しながら滴下した。得られた
混合物を2時間撹拌した。
【0034】系を10℃以下に保ちながら反応混合物に
注意深く濃塩酸をPHが1になるまで加えた。有機相を
ベンゼンで抽出した後、塩酸で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空乾燥した。目
的物の黄色液体(収率52%)を得た。
【0035】生成物について次の分析を行ない目的物で
あることを確認した。 (1) 赤外吸収スペクトル 2620、2280/cm(P−OH) 1680/cm(P=O) (2)1 HNMR(250MHz、CDCl3、TMS、30
℃) δ=0.88(3H、t、CH3)、1.11(10
H、m、CH3CH2 5)、1.62(2H、m、
(CH25 CH2 CH2)、4.00(2H、m、CH2
OP)、7.40(3H、m、P−ArH(m位、p
位)、7.81(2H、m、P−ArH(o位))、1
2.00(1H、s(br)、P−OH)。 (3) 元素分析(C14233P) 計算値(C:62.21、H:8.58%) 実測値(C:62.11、H:8.47%)
【0036】合成例2 1−オクタノールの代わりにジオール(HOC24OC
24OC24OH)を用いて合成例1と同様の方法によ
り、本発明に従うリガンドとして前述の式〔化3〕で示
されるトリエチレングリコール−ビス(フェノールホス
ホン酸)を合成した。
【0037】生成物について次の分析を行ない目的物で
あることを確認した。 (1) 赤外吸収スペクトル 2560/cm(OH)、2260/cm(P=O、O
H) (2)1 HNMR(250MHz、CDCl3、TMS、30
℃) δ=3.63(4H、s、OCH2CH2O)、3.70
(4H、t、POCH2CH2)、4.16(4H、m、
POCH2)、7.47(6H、m、C65)、11.
46(2H、m、OH)。 (3) 元素分析(C182482) 計算値(C:47.82、H:5.33%) 実測値(C:47.82、H:5.32%)
【0038】発光測定例 上述のように合成した〔化2〕および〔化3〕で示され
る化合物のテルビウムイオンコンプレックスおよびユウ
ロピウムイオンコンプレックスの発光スペクトルの測定
(25℃)を行なった。
【0039】これらのコンプレックス(錯体)は、メタ
ノール−アセトニトリル混合溶媒(3:2体積比)中で
〔化2〕または〔化3〕のリガンドを、塩化テルビウム
または塩化ユウロピウムと反応させることによって得
た。
【0040】なお、比較用リガンドとして下記の〔化
4〕および〔化5〕で示される化合物についても同様に
コンプレックスを形成させ発光測定を行なった。
【0041】
【化4】
【0042】
【化5】
【0043】芳香族基(アリール基)を有しない〔化
5〕のコンプレックスについては殆んど発光が認められ
なかった。その他のリガンドによるテルビウム錯体につ
いては、487、548、582、620、651nm
付近、また、ユウロピウム錯体については591、60
9、654、701nm付近に強い発光スペクトルが見
られた(励起波長265nm)。
【0044】これらの事から芳香族基を介したエネルギ
ー移動によりテルビウムイオンおよびユウロピウムイオ
ンの発光が引き起こされていることが示唆される。
【0045】希土類金属の濃度を6.40×1/106
Mに保持してリガンド濃度を変化させて、最大のスペク
トルピーク(テルビウムイオンについては548nm、
ユウロピウムイオンについては613nm)の強度の変
化を〔リガンド濃度〕/〔希土類金属濃度〕に対して測
定した。テルビウムイオンについての結果を図3に示
す。
【0046】図3の結果から、〔化2〕や〔化4〕のよ
うな単一のホスホン酸部位を有するリガンドは希土類金
属と1:3のコンプレックスを形成し、他方、〔化3〕
のような2個のホスホン酸部位を有するリガンドは1:
2のコンプレックスを形成することが理解される。
【0047】 図4には、〔化2〕および〔化3〕をリ
ガンドとするテルビウムイオンコンプレックスおよびユ
ウロピウムイオンコンプレックスの吸収スペクトルおよ
び励起スペクトルを示す。
【0048】吸収スペクトルは、258、264および
271nmにピークがあり、励起スペクトルにおける2
60、265および272nmに対応している。〔化
4〕のテルビウムイオンおよびユウロピウムイオンコン
プレックスについても同様の結果が得られた。これらの
結果からも、吸収された励起エネルギーは芳香族基(フ
ェニル基)から、結合テルビウムイオンまたはユウロピ
ウムイオンに移動されていると解される。
【0049】また、吸収した光子数に対する発光物質が
発光した光子数の比で示される発光効率を求めた。この
値が大きいほど発光体としての性質が優れている。発光
効率の測定は蛍光スペクトルおよび吸収スペクトルを基
にして、絶対量子収量既知の標準物質を基準として下式
に従い求めた。
【0050】Φx=Φst・(FAx/FAst)・
(Ast/Ax)・(nx/nst) Φ:発光効率 F:補正された発光スペクトルの面積 A:吸光 n:溶媒の屈折率 添字のxとstは未知試料と標準試料を表わす。
【0051】標準試料としてはユウロピウムの場合、硝
酸ユウロピウム水溶液(Φ=0.007)、テルビウム
の場合は硝酸テルビウム水溶液(Φ=0.08)を用い
た。又、試料による発光の再吸収は無視できる試料濃度
(吸光度)で行なった。また、励起波長は励起スペクト
ルの極大波長にて、蛍光波長は最大ピークの極大波長を
選んで各スペクトルを測定した。測定条件は上記条件以
外はすべて同一に設定した。
【0052】発光効率の値(25℃)を次の〔表1〕に
まとめた。
【0053】
【表1】
【0054】〔表1〕に示すように、本発明に従うリガ
ンド〔化2〕および〔化3〕はテルビウムイオン、ユウ
ロピウムイオンのいずれともきわめて発光効率の高いコ
ンプレックスを形成する。2個のAr−P構造を有する
〔化3〕の希土類金属錯体の発光効率は特に優れてお
り、ホスホン酸の酸素分子が希土類金属を包接するよう
に該金属と結合しているとともに、2つのAr−P構造
を介してきわめて高いエネルギー移動が起っているもの
と理解される。
【0055】これに対して〔化4〕の化合物におけるよ
うなArO−P構造はAr−P構造に比べてエネルギー
移動の効率が非常に低いものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリカンドにおいて光吸収原子団として
用いられるのに好適な芳香族炭化水素基の好ましい例の
構造式を示す。
【図2】本発明のリカンドにおいて光吸収原子団として
用いられるのに好適な芳香族性を持つ複素環式基の好ま
しい例の構造式を示す。
【図3】本発明に従う発光体(コンプレックス)におい
て、リガンドの濃度を変化させた場合の発光スペクトル
の変化を示す。
【図4】本発明に従うコンプレックスの吸収スペクトル
および励起スペクトルを示す。
フロントページの続き (56)参考文献 Tetrahedron Lette rs,Vol 34,No.30,pp. 4847−4850(1993) Pestic.Sci.,第33巻,第 3号,第319〜330頁(1991) Polyhedron,第8巻,第10 号,第1307〜1313頁(1989) CHEMICAL ABATRACT S 100:174930(1984) Huaxue Xuebao,第39 巻,第7−8−9号,第881〜895頁 (1981) Heaxue Xuebao,第39 巻,第7−8−9号,第699〜710頁 (1981) CHEMICAL ABSTRACT S 85:69139(1976) CHEMICAL ABSTRACT S 67:103345(1976) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 11/06 601 C07F 9/38 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(RO)ArP(=O)OH(R
    は、親油性基または親油性基を有する原子団であり、A
    rは光吸収機能を有する芳香族炭化水素基または芳香族
    性を有する複素環式基を表す)で表されるリガンドとユ
    ウロピウムまたはテルビウムとの錯体から成ることを特
    徴とする発光体。
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CHEMICAL ABSTRACTS 67:103345(1976)
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Heaxue Xuebao,第39巻,第7−8−9号,第699〜710頁(1981)
Huaxue Xuebao,第39巻,第7−8−9号,第881〜895頁(1981)
Pestic.Sci.,第33巻,第3号,第319〜330頁(1991)
Polyhedron,第8巻,第10号,第1307〜1313頁(1989)
Tetrahedron Letters,Vol 34,No.30,pp.4847−4850(1993)

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