JP2892161B2 - パイロットバルブ - Google Patents

パイロットバルブ

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JP2892161B2
JP2892161B2 JP41234390A JP41234390A JP2892161B2 JP 2892161 B2 JP2892161 B2 JP 2892161B2 JP 41234390 A JP41234390 A JP 41234390A JP 41234390 A JP41234390 A JP 41234390A JP 2892161 B2 JP2892161 B2 JP 2892161B2
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output port
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義健 米窪
晋 成田
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Kayaba Industry Co Ltd
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種産業機械に使用さ
れるパイロットバルブに係り、操作部による操作だけで
はなく、外部から入力される信号によっても、出力を制
御することができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来技術】従来のパイロットバルブは、例えば、図4
に示すように構成されている。まず、ボディ1があり、
このボディ1には、4個(図4では2個のみ示してい
る)の室3が形成されている。4個の室3の内1個の室
3に注目してみると、上記室3の図中下方には、通路6
及び出力ポート7が連続して形成されている。上記室3
内には、軸部材5が図中上下方向に移動可能に収容され
ている。この軸部材5の上下端外周位置には、支持部材
8、9が配置されていて、これら両支持部材8、9間に
は、弾性手段の一部としての圧縮コイルスプリング11
が装着されている。上記支持部材9の下方には別の支持
部材13が配置されていて、この支持部材13と室3の
下端部との間には、弾性手段の別の一部としての別の圧
縮コイルスプリング15が装着されている。又、他の3
個の室3についても同様の構成になっている。
【0003】上記各軸部材5の上方には、プッシュロッ
ド17が図中上下方向に移動可能に配置されている。4
個のプッシュロッド17の上方には、操作部の一部とて
しの押圧部材19が配置されていて、この押圧部材19
には操作部の別の一部としてのレバー21が連結されて
いる。上記プッシュロッド17、押圧部材19、レバー
21の外側には、蛇腹状のカバー23が取付けられてい
る。
【0004】各通路6内には、シャットル25が図中上
下方向に移動可能に配置されている。このシャットル2
5には、図中横方向に通路27、28が形成されている
とともに、これら通路27、28に連通した軸方向の通
路29が形成されている。この通路29が既に述べた出
力ポート7に連通している。ボディ1には、ポンプ通路
31が形成されており、このポンプ通路31には、油圧
ポンプ33が接続されている。又、ボディ1には、タン
ク通路35が形成されていて、このタンク通路35には
タンク37が接続されている。尚、図5は上記したパイ
ロットバルブの回路図である。
【0005】上記構成において、例えば、レバー21を
操作して図中右側に配置されたプッシュロッド17を押
し下げたとする。プッシュロッド17が押し下げられる
ことにより、圧縮コイルスプリング11が圧縮されると
ともに、シャットル25が下方に押し下げられる。この
シャットル25の下降により、通路27がボディ1のポ
ンプ通路31に連通し、それによって、油圧ポンプ33
からの圧油が、ポンプ通路31、通路27、通路29を
介して、出力ポート7に供給される。
【0006】その際、出力ポート7側からの背圧が、シ
ャットル25の下端面の受圧面39に作用し、この圧力
と圧縮コイルスプリング11、15のスプリング力とが
バランスして、シャットル25の位置ひいては出力ポー
ト7より出力される圧油が制御される。又、シャットル
25の受圧面39に作用する背圧が大きい場合には、シ
ャットル25の通路28がボディ1のタンク通路35と
連通する位置までシャットル25が押し上げられること
になり、それによって、圧油は通路28、35を介して
タンク37に戻される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。既に述べたように、従来の
パイロットバルブは、レバー21の操作量に応じた所定
の油圧を出力ポート7を介して出力するものであるが、
他の油圧制御系等からの油圧信号によってその出力を制
御することはできず、よって、他の油圧制御系等との関
係で動作することができないという問題があった。
【0008】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、他の油圧制御系等から
の信号を入力する構成を備え、それによって、他の油圧
制御系何等からの信号によっても、動作することができ
るパイロットバルブを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明によるパイロットバルブは、操作部を押圧操作
することにより、プッシュロッド及び軸部材を介して、
シャットルを弾性手段の付勢力に抗して一方向に移動さ
せ、シャットルに形成された通路とボディに形成された
ポンプ通路とを連通させることにより、油圧ポンプから
の圧油を、弾性手段と反対側のボディに形成された出力
ポートに供給するとともに、上記出力ポートを介してシ
ャットルの受圧面に作用する背圧と上記弾性手段の付勢
力とがバランスすることにより、シャットルの位置ひい
ては出力ポートを介して出力される油圧が上記操作部の
操作量に対応したものとして決定されるパイロットバル
ブにおいて、シャットル弁の出力ポート側に、パイロッ
ト部を形成するとともに、このパイロット部に他の油圧
制御系の信号を導く構成にしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】まず、パイロットバルブとしての通常の動作で
あるが、まず、操作部を操作することより、プッシュロ
ッド及び軸部材を介して、シャットルを弾性手段の付勢
力に抗して一方向に移動させる。それによって、シャッ
トルに形成された通路とボディに形成されたポンプ通路
とが連通して、油圧ポンプからの圧油がシャットルを介
してボディに形成された出力ポートに供給される。その
際、出力ポートを介してシャットルの受圧面に背圧が作
用し、その背圧と上記弾性手段の付勢力とがバランスし
て、シャットルの位置ひいては出力ポートを介して出力
される油圧が、操作部の操作量に対応したものに決定さ
れる。
【0011】そのような通常動作において、パイロット
部を介して他の油圧制御系からの信号が入力された場合
には、それによってシャットルに力が作用し、その力と
弾性手段の付勢力とがバランスして、シャットルの位置
が変動し、それによって、出力ポートを介して出力され
る油圧が変化する。つまり、操作部の操作とは別に、パ
イロット部を介して他の油圧制御系から入力される信号
によっても、出力ポートより出力される油圧を制御する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の第1実施例を
説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付して示
しその説明は省略する。出力ポート7側のシャットル2
5の下部端は縮径されていて段付構造になっている。そ
の段部が別の受圧面101になっている。一方、ボディ
1側にはパイロット部としての外部油圧信号通路103
が形成されていて、この外部油圧信号通路103には、
例えば、図示しない別の油圧制御系等から外部油圧信号
が選択的に入力されるようになっている。
【0013】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、通常の動作については、従来例の説明で述べた通り
であり省略する。その状態で、外部油圧信号通路103
を介して別の油圧制御系等から外部油圧信号が入力され
たとする。この油圧は、シャットル25の受圧面101
に作用して、シャットル25を押し上げようとする。そ
の力が圧縮コイルスプリング11、15とバランスする
ことになり、それによって、出力ポート7を介して出力
される油圧が低下することになる。つまり、外部油圧信
号によっても、出力ポート7を介して出力される油圧を
制御することができる。
【0014】以上本実施例によると、外部油圧信号通路
103を介して外部油圧信号を入力することにより、出
力ポート7を介して出力される油圧を制御することがで
きる。つまり、操作部による操作だけでなく、他の油圧
制御系等からの外部油圧信号によっても動作させること
が可能となり、パイロットバルブとしての付加価値を大
幅に高めることができる。
【0015】次に、図2を参照して第2実施例を説明す
る。この実施例の場合には、ボディ1側の各通路の構
成、及びシャットル25自体の構成を変えたものであ
る。シャットル25の外周部には、通路201、203
が形成されている。通常の動作においては、シャットル
25が降下することにより、上記通路201を介して、
ボディ1側のポンプ通路205、通路207が連通され
て、油圧ポンプ33からの圧油が出力ポート7側に供給
される。
【0016】これに対して、ボディ1の外部油圧信号通
路209を介して、図示しない別の油圧制御系等よりシ
ャットル25の受圧面211に外部油圧信号が作用する
と、その分だけシャットル25が上昇して、上記通路2
01を介しての圧油の供給が低減されることになる。つ
まり、この実施例の場合にも、外部油圧信号通路209
を介して作用する外部油圧信号により、出力ポート7を
介して供給される油圧を制御することができる。
【0017】次に図3を参照して第3実施例を説明す
る。前記第1及び第2実施例の場合には、パイロット部
として外部油圧信号通路を設けそこに他の油圧制御系等
からの外部油圧信号を入力させる場合を示しているが、
この実施例の場合には、シャットル25の下部に鉄心3
01を一体に取付け、その外周位置にソレノイド303
を配置している。そして、上記ソレノイド303を他の
油圧制御系等からの信号を介して選択的に励磁させるこ
とにより、鉄心301ひいてはシャットル25を図中上
方に付勢するものである。このように構成することによ
っても、前記第1及び第2実施例の場合と同様の効果を
奏することができる。
【0018】
【発明の効果】以上本発明によるパイロットバルブによ
ると、操作部による操作以外に、パイロット部を介して
外部からの信号を入力してそれをシャットルに作用さ
せ、弾性手段との関係でシャットルの位置ひいては出力
される油圧を制御することかでき、パイロットバルブと
しての付加価値を高めることができる。一方、シャット
ルの出力ポート側にパイロット部を形成すると、どうし
てもその径が小さくなってシャットル端面の面積が小さ
くなるが、もし、この端面に弾性手段を直接当接させる
構造になっていると、端面積が小さくなることによって
弾性手段を当接し難くなる。そして、これを回避するた
めに径を大きくすると、パイロット部の受圧面積が小さ
くなり、必要な受圧面積が得られないという問題があ
る。 しかし、本発明では、パイロット部を弾性手段と反
対側の出力ポート側に設けているので、シャットルの端
面に弾性手段が直接当接しない。したがって、シャット
ルの径が小さくても何等問題なく、必要な受圧面積を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すパイロットバルブの
断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すパイロットバルブの
断面図である。
【図3】本考案の第3実施例を示すパイロットバルブの
一部断面図である。
【図4】従来のパイロットバルブの断面図である。
【図5】従来のパイロットバルブの回路図である。
【符号の説明】
1 ボディ 5 軸部材 7 出力ポート 11 圧縮コイルスプリング(弾性手段の一部) 15 圧縮コイルスプリング(弾性手段の一部) 17 プッシュロッド 21 レバー(操作部の一部) 25 シャットル 27 シャットルに形成された通路 28 シャットルに形成された通路 29 シャットルに形成された通路 31 ポンプ通路 33 油圧ポンプ 39 受圧面 101 受圧面 103 外部油圧信号通路(パイロット部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−66410(JP,U) 実開 昭61−180313(JP,U) 特公 昭49−22731(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 16/16 F15B 11/08 F15B 11/16 F16K 31/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部を押圧操作することにより、プッ
    シュロッド及び軸部材を介して、シャットルを弾性手段
    の付勢力に抗して一方向に移動させ、シャットルに形成
    された通路とボディに形成されたポンプ通路とを連通さ
    せることにより、油圧ポンプからの圧油を、弾性手段と
    反対側のボディに形成された出力ポートに供給するとと
    もに、上記出力ポートを介してシャットルの受圧面に作
    用する背圧と上記弾性手段の付勢力とがバランスするこ
    とにより、シャットルの位置ひいては出力ポートを介し
    て出力される油圧が上記操作部の操作量に対応したもの
    として決定されるパイロットバルブにおいて、シャット
    ル弁の出力ポート側に、パイロット部を形成するととも
    に、このパイロット部に他の油圧制御系の信号を導く構
    成にしたことを特徴とするパイロットバルブ。
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