JP2891283B2 - 壁板用潜熱蓄熱カプセル - Google Patents
壁板用潜熱蓄熱カプセルInfo
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- JP2891283B2 JP2891283B2 JP6142676A JP14267694A JP2891283B2 JP 2891283 B2 JP2891283 B2 JP 2891283B2 JP 6142676 A JP6142676 A JP 6142676A JP 14267694 A JP14267694 A JP 14267694A JP 2891283 B2 JP2891283 B2 JP 2891283B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
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- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、壁板用潜熱蓄熱カプ
セルに関し、詳しくは省エネルギ壁板において壁板内に
収納される潜熱蓄熱カプセルの改良に関する。
セルに関し、詳しくは省エネルギ壁板において壁板内に
収納される潜熱蓄熱カプセルの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】建屋内暖房あるいは冷房の熱エネルギの
節約及び有効利用を図ることを目的として、壁板内に潜
熱蓄熱カプセルを内蔵し、これを外壁材として用いるこ
とが提案されている（例えば特願平５−２８５９６９
号、同２８５９７０号等）。これら省エネルギ壁板にお
ける潜熱蓄熱カプセルの内蔵手段としては、例えば押出
成形の中空壁板の中空孔内を利用し、この中空孔内部を
直接潜熱蓄熱カプセルとしてしまうことや、この中空孔
内に細長く形成した潜熱蓄熱カプセルを挿入することな
どが考えられる。
節約及び有効利用を図ることを目的として、壁板内に潜
熱蓄熱カプセルを内蔵し、これを外壁材として用いるこ
とが提案されている（例えば特願平５−２８５９６９
号、同２８５９７０号等）。これら省エネルギ壁板にお
ける潜熱蓄熱カプセルの内蔵手段としては、例えば押出
成形の中空壁板の中空孔内を利用し、この中空孔内部を
直接潜熱蓄熱カプセルとしてしまうことや、この中空孔
内に細長く形成した潜熱蓄熱カプセルを挿入することな
どが考えられる。
【０００３】
【従来技術の問題点】しかしながら、中空壁板の中空孔
内部を直接潜熱蓄熱カプセルとするのは、中空孔内部を
水密にする必要があり、壁板が吸水性を有する繊維補強
セメント製の場合は防水処理が非常に困難で完全を期し
難い問題があり、また仮に水密性よく形成できても、潜
熱蓄熱剤との熱交換を行う熱媒経路を設けることが困難
となる問題がある。
内部を直接潜熱蓄熱カプセルとするのは、中空孔内部を
水密にする必要があり、壁板が吸水性を有する繊維補強
セメント製の場合は防水処理が非常に困難で完全を期し
難い問題があり、また仮に水密性よく形成できても、潜
熱蓄熱剤との熱交換を行う熱媒経路を設けることが困難
となる問題がある。
【０００４】一方、中空孔内に細長い潜熱蓄熱カプセル
を挿入する手段は上記欠点はなく実施化は容易と考えら
れる、壁板内を貫通する中空孔はかなり細長いので、こ
のような中空孔に細長い潜熱蓄熱カプセルを全通状態に
挿入するのは容易でなく、また壁板は通常垂直に立てた
状態で固定されるから、カプセル内に封入した潜熱蓄熱
剤あるいは溶液の重量が下端部分に集中し、カプセル下
端部分で破裂する恐れがあり、このような事故があった
場合は壁構造を破壊しない限り修復は不可能となるた
め、実用化には未だ改良すべき問題があった。
を挿入する手段は上記欠点はなく実施化は容易と考えら
れる、壁板内を貫通する中空孔はかなり細長いので、こ
のような中空孔に細長い潜熱蓄熱カプセルを全通状態に
挿入するのは容易でなく、また壁板は通常垂直に立てた
状態で固定されるから、カプセル内に封入した潜熱蓄熱
剤あるいは溶液の重量が下端部分に集中し、カプセル下
端部分で破裂する恐れがあり、このような事故があった
場合は壁構造を破壊しない限り修復は不可能となるた
め、実用化には未だ改良すべき問題があった。
【０００５】また、熱交換を行う熱媒回路を考慮して潜
熱蓄熱カプセルを中空孔内に配置しようとすると、その
表裏面に空間を設ける必要上どうしても潜熱蓄熱カプセ
ルの支持は中空孔内壁に対し点又は線状の支持とせざる
を得ず、これら部分に応力が集中することから上記欠点
はさらに顕著となる問題がっあった。
熱蓄熱カプセルを中空孔内に配置しようとすると、その
表裏面に空間を設ける必要上どうしても潜熱蓄熱カプセ
ルの支持は中空孔内壁に対し点又は線状の支持とせざる
を得ず、これら部分に応力が集中することから上記欠点
はさらに顕著となる問題がっあった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、細長い中空孔内であっても安全に収納でき、し
かも収納後の熱交換の効率も良くすることのできる壁板
用潜熱蓄熱カプセルを提供することを目的としてなされ
たものである。
に鑑み、細長い中空孔内であっても安全に収納でき、し
かも収納後の熱交換の効率も良くすることのできる壁板
用潜熱蓄熱カプセルを提供することを目的としてなされ
たものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の壁板用
潜熱蓄熱カプセルは、肉厚内を長さ方向に貫通する中空
孔（１Ａ）を有する無機質壁板（１）の、前記中空孔
（１Ａ）内に挿入可能な断面形状を有し、かつ前記中空
孔（１Ａ）の有効長さの整数分の１の長さとされた細長
状の中空カプセル（２）であって、該カプセル（２）の
側面に前記中空孔内壁に接する突起（３）…（３）と前
記中空カプセル（２）を横断する貫通孔（４）…（４）
が複数個均一分散状態に規則的に配列されて一体に設け
られていると共に前記中空カプセル（２）の両端部に
は、互いに雌雄関係をなして嵌合する係合突起（５Ａ）
（５Ｂ）が設けられ、内部には潜熱蓄熱剤を密封してな
ることを特徴とするものである。
潜熱蓄熱カプセルは、肉厚内を長さ方向に貫通する中空
孔（１Ａ）を有する無機質壁板（１）の、前記中空孔
（１Ａ）内に挿入可能な断面形状を有し、かつ前記中空
孔（１Ａ）の有効長さの整数分の１の長さとされた細長
状の中空カプセル（２）であって、該カプセル（２）の
側面に前記中空孔内壁に接する突起（３）…（３）と前
記中空カプセル（２）を横断する貫通孔（４）…（４）
が複数個均一分散状態に規則的に配列されて一体に設け
られていると共に前記中空カプセル（２）の両端部に
は、互いに雌雄関係をなして嵌合する係合突起（５Ａ）
（５Ｂ）が設けられ、内部には潜熱蓄熱剤を密封してな
ることを特徴とするものである。
【０００８】
【作用】この発明の壁板用潜熱蓄熱カプセルは、周囲に
均一分散状態に規則的に配列された突起（３）…（３）
を中空孔（１Ａ）内面に接して挿入されるので、支持点
がこの突起に分散され、応力集中が避けられる。また突
起（３）と突起（３）間の空間及び貫通孔（４）が熱交
換を行う熱媒の流通経路となるので、無機質壁板の中空
孔（１Ａ）内部に特に熱媒経路を設ける構造としなくて
も熱媒経路が形成される。
均一分散状態に規則的に配列された突起（３）…（３）
を中空孔（１Ａ）内面に接して挿入されるので、支持点
がこの突起に分散され、応力集中が避けられる。また突
起（３）と突起（３）間の空間及び貫通孔（４）が熱交
換を行う熱媒の流通経路となるので、無機質壁板の中空
孔（１Ａ）内部に特に熱媒経路を設ける構造としなくて
も熱媒経路が形成される。
【０００９】また、この突起（３）及び貫通孔（４）に
よってできる熱媒経路は複雑に曲折した経路となるた
め、乱流により熱交換の効率も良くなり、また突起
（３）内部にも潜熱蓄熱剤が充填されているため、貫通
孔（４）からの熱交換がされることと相まって、さらに
熱交換の効率が良くなる。
よってできる熱媒経路は複雑に曲折した経路となるた
め、乱流により熱交換の効率も良くなり、また突起
（３）内部にも潜熱蓄熱剤が充填されているため、貫通
孔（４）からの熱交換がされることと相まって、さらに
熱交換の効率が良くなる。
【００１０】上記壁板用潜熱蓄熱カプセルを構成する中
空カプセル（２）の長さは、中空孔（１Ａ）の有効長さ
の整数分の１の長さとされているため、挿入する際は短
尺のものを順次挿入して行けば良いので挿入作業が容易
となり、また必ず整数個の中空カプセル（２）を挿入す
れば良く、半端部分がでることがない。さらに、各中空
カプセル（２）の両端部には、互いに雌雄関係をなして
嵌合する係合突起（５Ａ）（５Ｂ）が設けられているた
め、挿入した際にはこれらが嵌合して一体化され両者の
位置関係が安定する。
空カプセル（２）の長さは、中空孔（１Ａ）の有効長さ
の整数分の１の長さとされているため、挿入する際は短
尺のものを順次挿入して行けば良いので挿入作業が容易
となり、また必ず整数個の中空カプセル（２）を挿入す
れば良く、半端部分がでることがない。さらに、各中空
カプセル（２）の両端部には、互いに雌雄関係をなして
嵌合する係合突起（５Ａ）（５Ｂ）が設けられているた
め、挿入した際にはこれらが嵌合して一体化され両者の
位置関係が安定する。
【００１１】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。
【００１２】〔実施例１〕図１は実施例１の正面図、図
２は同実施例の側面図、図３は同実施例の平面図、図４
は図１のＸ−Ｘ線断面図、図５は図１のＹ−Ｙ線断面図
である。この発明の壁板用潜熱蓄熱カプセルは、肉厚内
を長さ方向に貫通する中空孔（１Ａ）を有する無機質壁
板（１）の、前記中空孔（１Ａ）内に挿入可能な断面形
状を有し、かつ前記中空孔（１Ａ）の有効長さの整数分
の１の長さＬとされた細長状の中空カプセル（２）であ
って、該カプセル（２）の側面に図４に示すように前記
中空孔内壁に接する突起（３）…（３）と、図５に示す
ように前記中空カプセル（２）を横断する貫通孔（４）
…（４）が図１又は図２に示すように複数個均一分散状
に規則的に配列されて一体に設けられていると共に前記
中空カプセル（２）の両端部には、図１に示すように互
いに雌雄関係をなして嵌合する係合突起（５Ａ）（５
Ｂ）が設けられ、内部には潜熱蓄熱剤（６）を密封して
構成されている。
２は同実施例の側面図、図３は同実施例の平面図、図４
は図１のＸ−Ｘ線断面図、図５は図１のＹ−Ｙ線断面図
である。この発明の壁板用潜熱蓄熱カプセルは、肉厚内
を長さ方向に貫通する中空孔（１Ａ）を有する無機質壁
板（１）の、前記中空孔（１Ａ）内に挿入可能な断面形
状を有し、かつ前記中空孔（１Ａ）の有効長さの整数分
の１の長さＬとされた細長状の中空カプセル（２）であ
って、該カプセル（２）の側面に図４に示すように前記
中空孔内壁に接する突起（３）…（３）と、図５に示す
ように前記中空カプセル（２）を横断する貫通孔（４）
…（４）が図１又は図２に示すように複数個均一分散状
に規則的に配列されて一体に設けられていると共に前記
中空カプセル（２）の両端部には、図１に示すように互
いに雌雄関係をなして嵌合する係合突起（５Ａ）（５
Ｂ）が設けられ、内部には潜熱蓄熱剤（６）を密封して
構成されている。
【００１３】上記実施例において、細長状の中空カプセ
ル（２）はポリプロピレン等の合成樹脂のインジェクシ
ョン成形あるいはブロー成形されたものとされ、この成
形時に突起（３）…（３）及び貫通孔（４）…（４）が
同時に一体に成形される。また、互いに雌雄関係をなし
て嵌合する係合突起（５Ａ）（５Ｂ）の内、突起（５
Ａ）は潜熱蓄熱剤（６）を封入する注入口として兼用さ
れ、ここから潜熱蓄熱剤（６）を注入後密栓される。
ル（２）はポリプロピレン等の合成樹脂のインジェクシ
ョン成形あるいはブロー成形されたものとされ、この成
形時に突起（３）…（３）及び貫通孔（４）…（４）が
同時に一体に成形される。また、互いに雌雄関係をなし
て嵌合する係合突起（５Ａ）（５Ｂ）の内、突起（５
Ａ）は潜熱蓄熱剤（６）を封入する注入口として兼用さ
れ、ここから潜熱蓄熱剤（６）を注入後密栓される。
【００１４】〔実施例２〕上記実施例として、突起
（３）及び貫通孔（４）を対称的に配列した場合を示し
たが、中空孔（１Ａ）の断面形状の縦横比が１に近い場
合は下記のような実施態様とされる。即ち、図６は実施
例２の正面図、図７は同実施例の平面図を示す。この発
明の実施例２においては、突起（３）と貫通孔（４）と
の配置状態を図６に示すように千鳥状とした他は、実施
例１と同じなので、同一部分に同一符号を付すだけで詳
細な説明は省略する。
（３）及び貫通孔（４）を対称的に配列した場合を示し
たが、中空孔（１Ａ）の断面形状の縦横比が１に近い場
合は下記のような実施態様とされる。即ち、図６は実施
例２の正面図、図７は同実施例の平面図を示す。この発
明の実施例２においては、突起（３）と貫通孔（４）と
の配置状態を図６に示すように千鳥状とした他は、実施
例１と同じなので、同一部分に同一符号を付すだけで詳
細な説明は省略する。
【００１５】上記実施例１あるいは実施例２における壁
板用潜熱蓄熱カプセルを無機質壁板（１）の中空孔（１
Ａ）内に挿入する場合、順次潜熱蓄熱剤（６）を密封し
た中空カプセル（２）を、係合突起（５Ａ）（５Ｂ）が
嵌合する向きに挿入していく。このとき、中空カプセル
（２）の長さは、中空孔（１Ａ）に対し短尺とされてい
るので、仮に中空孔（１Ａ）が途中で湾曲していても、
無理な応力が加わること無く、各中空カプセル（２）を
挿入していくことができる。また、各中空カプセル
（２）はそれぞれ周囲の突起（３）…（３）を中空孔
（１Ａ）内面に接して挿入されていくので、この摩擦に
より支持され、最下段に位置する中空カプセル（２）に
全重量が集中することも防げる。
板用潜熱蓄熱カプセルを無機質壁板（１）の中空孔（１
Ａ）内に挿入する場合、順次潜熱蓄熱剤（６）を密封し
た中空カプセル（２）を、係合突起（５Ａ）（５Ｂ）が
嵌合する向きに挿入していく。このとき、中空カプセル
（２）の長さは、中空孔（１Ａ）に対し短尺とされてい
るので、仮に中空孔（１Ａ）が途中で湾曲していても、
無理な応力が加わること無く、各中空カプセル（２）を
挿入していくことができる。また、各中空カプセル
（２）はそれぞれ周囲の突起（３）…（３）を中空孔
（１Ａ）内面に接して挿入されていくので、この摩擦に
より支持され、最下段に位置する中空カプセル（２）に
全重量が集中することも防げる。
【００１６】なお、中空カプセル（２）の長さは、中空
孔（１Ａ）の有効長さの整数分の一とされているので、
必ず整数本の中空カプセル（２）が中空孔（１Ａ）に収
納され、半端なものがでることもない。
孔（１Ａ）の有効長さの整数分の一とされているので、
必ず整数本の中空カプセル（２）が中空孔（１Ａ）に収
納され、半端なものがでることもない。
【００１７】各中空カプセル（２）は互いに係合突起
（５Ａ）（５Ｂ）で連結されて中空孔（１Ａ）内に配置
された後は、中空カプセル（２）の突起（３）及び貫通
孔（４）により複雑に曲折する経路が中空カプセル
（２）外周と中空孔（１Ａ）内壁との間に形成されるた
め、ここに熱気あるいは冷気を流通させればそれぞれ中
空カプセル（２）内の潜熱蓄熱剤（６）と効率良く熱交
換がされる。
（５Ａ）（５Ｂ）で連結されて中空孔（１Ａ）内に配置
された後は、中空カプセル（２）の突起（３）及び貫通
孔（４）により複雑に曲折する経路が中空カプセル
（２）外周と中空孔（１Ａ）内壁との間に形成されるた
め、ここに熱気あるいは冷気を流通させればそれぞれ中
空カプセル（２）内の潜熱蓄熱剤（６）と効率良く熱交
換がされる。
【００１８】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、無機質
壁板内に収納される潜熱蓄熱カプセルを、無機質壁板内
に設けられる中空孔の整数分の一の長さとし、順次送り
込むようにして配置する構成としたので潜熱蓄熱カプセ
ルの挿入が非常に容易となり、また、中空孔（１Ａ）内
において各中空カプセル（２）は周囲の突起（３）…
（３）で分散支持されているので、壁板を垂直に立てて
も最下段のものに総重量が加わることも防げ、破裂事故
などの恐れもない。さらに、小さな断面の中空孔（１
Ａ）であっても中空カプセル（２）外周に設けた突起
（３）及び貫通孔（４）により熱媒流通経路が確実に確
保されるので、壁板の中空孔内に特に熱媒経路を設ける
設計も不要となり、省エネルギ壁板の製造が非常に容易
となると共に、その熱効率の改良も図れるなど種々の効
果を有する。
壁板内に収納される潜熱蓄熱カプセルを、無機質壁板内
に設けられる中空孔の整数分の一の長さとし、順次送り
込むようにして配置する構成としたので潜熱蓄熱カプセ
ルの挿入が非常に容易となり、また、中空孔（１Ａ）内
において各中空カプセル（２）は周囲の突起（３）…
（３）で分散支持されているので、壁板を垂直に立てて
も最下段のものに総重量が加わることも防げ、破裂事故
などの恐れもない。さらに、小さな断面の中空孔（１
Ａ）であっても中空カプセル（２）外周に設けた突起
（３）及び貫通孔（４）により熱媒流通経路が確実に確
保されるので、壁板の中空孔内に特に熱媒経路を設ける
設計も不要となり、省エネルギ壁板の製造が非常に容易
となると共に、その熱効率の改良も図れるなど種々の効
果を有する。
【図１】実施例１の側面図である。
【図２】実施例１の正面図である。
【図３】実施例１の拡大側面図である。
【図４】図１のＸ−Ｘ線断面図である。
【図５】図１のＹ−Ｙ線断面図である。
【図６】実施例２の正面図である。
【図７】同実施例の平面図である。
（１）…無機質壁板 （１Ａ）…肉厚内を長さ方向に貫通する中空孔 （２）…細長状の中空カプセル （３）…突起 （４）…貫通孔 （５Ａ）…係合突起 （５Ｂ）…係合突起 （６）…潜熱蓄熱剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F28D 20/00 E04B 1/74 F24F 5/00 102
Claims (1)
- 【請求項１】 肉厚内を長さ方向に貫通する中空孔（１
Ａ）を有する無機質壁板（１）の、前記中空孔（１Ａ）
内に挿入可能な断面形状を有し、かつ前記中空孔（１
Ａ）の有効長さの整数分の１の長さとされた細長状の中
空カプセル（２）であって、該カプセル（２）の側面に
前記中空孔内壁に接する突起（３）…（３）と前記中空
カプセル（２）を横断する貫通孔（４）…（４）が複数
個均一分散状態に規則的に配列されて一体に設けられて
いると共に前記中空カプセル（２）の両端部には、互い
に雌雄関係をなして嵌合する係合突起（５Ａ）（５Ｂ）
が設けられ、内部には潜熱蓄熱剤（６）を密封してなる
ことを特徴とする壁板用潜熱蓄熱カプセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6142676A JP2891283B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 壁板用潜熱蓄熱カプセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6142676A JP2891283B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 壁板用潜熱蓄熱カプセル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324892A JPH07324892A (ja) | 1995-12-12 |
| JP2891283B2 true JP2891283B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=15320925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6142676A Expired - Fee Related JP2891283B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 壁板用潜熱蓄熱カプセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2891283B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013057226A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-28 | Masaru Hiyamizu | 外壁材、屋根材の省エネルギ−材 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6142676A patent/JP2891283B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07324892A (ja) | 1995-12-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |