JP2890965B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2890965B2
JP2890965B2 JP4064316A JP6431692A JP2890965B2 JP 2890965 B2 JP2890965 B2 JP 2890965B2 JP 4064316 A JP4064316 A JP 4064316A JP 6431692 A JP6431692 A JP 6431692A JP 2890965 B2 JP2890965 B2 JP 2890965B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関し、特に人
工衛星や航空機等の移動体に搭載され上空から地表等に
おける目標領域を帯状に撮像する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の撮像装置は、移動体の飛行経路
すなわち軌道に沿った目標領域をリモートセンシング)
するために用いられるものであり、例えば、米国航空宇
宙局(National Aeronautics a
nd Space Adoministration:
NASA)のリモートセンシング用の人工衛星の一つで
あるランドサットに搭載される代表的な撮像装置である
マルチスペクトラルスキャナ(MSS)や、セマチック
マッパ(TM)が良く知られている。また、最近のもの
としては、例えば、1984年東京で発行されたプロシ
ーデイングス・オブ・ザ・フオーティーンス・インター
ナショナル・シンポジウム・オン・スペース・テクノロ
ジ・アンド・サイエンス(PROCEEDINGSOF
THE FOURTEENTH INTERNATI
ONAL SYMPOSIUM ON SPACE T
ECHNOLOGY AND SCIENCE)第13
13頁〜第1319頁に所載の論文「ザ・デベロープメ
ント・オブ・マルチスペクトラル・セルフスキャンニン
グ・ラジオメータ・フオア・MOS−1」(THE D
EVELOPMENT OF MULTI−SPECT
ORAL SELFSCANNING RADIOME
TER FOR MOS−1)に記載されているMUL
TI−SPECTORAL SELFSCANNING
RADIOMETER(MESSR)がある。上記ME
SSRは、光電検出素子としてリニアアレイCCDを用
いたこの種の撮像装置である。
【0003】これらの撮像装置は地球表面の撮像対象領
域すなわち目標領域から放射あるいは反射される可視光
あるいは赤外光の強度、すなわち、放射輝度(radianc
e)を観測する。周知のように、この種の上記撮像装置
に入射する放射束Pと上記目標領域から放射される光等
の強度を示す放射輝度Nとは次式の関係がある。
【0004】 N=P/(ωS)………………………………………………………………(1) ここでωは撮像装置の視野の立体角、Sは上記撮像装置
の上記光学系の受光面の面積である。(1)式のωS
は、撮像装置固有の定数であるから上記入射放射束Pは
上記放射輝度Nに比例することになる。上記撮像装置の
検出器は、上記光学系で受光した上記Pを電気信号Aに
変換する光電管やCCD等の光電素子を用いて構成され
る。このようにして、上記入射放射束Pを検出した上記
電気信号Aの振幅を測定することにより上記目標領域の
上記放射輝度Nを知ることができる。上記放射輝度のデ
ータの一例としては、陸域の平地における標準的な放射
輝度を0dBとすると、山岳等のように明るく、すなわ
ち高放射輝度の領域から湿地等のように暗い、すなわち
低放射輝度の領域まで±10dB程度の変動があり、ま
た、海域の標準的な放射輝度は−10dB程度であると
いわれている。また、雲は極めて明るく放射輝度が+2
0dBを越えることも珍らしくない。さらに、上記放射
輝度は季節や天候や時刻等の撮像条件により変化する。
したがって、上記撮像装置がこれらの放射輝度データを
精度よく観測するためには、適切な感度設定を必要とす
る。また、一般に、この種の撮像装置では、上記移動体
上で収集した多量の上記放射輝度データを地上局に伝送
するために、通信品質の点で有利なデジィタル伝送方式
の無線データリンクを用いている。このときのディジタ
ル化データを6ビットとすれば、有効ダイナミックレン
ジは36dBとなる。上記適切な感度設定とは、上記目
標領域の最大および最小放射輝度のデータが歪なく収集
可能なように増幅器等のアナログ回路に対し入力信号に
より飽和しないように直線性を保証し、かつ、ディジタ
ル化データの有効ダイナミックレンジに十分収まるよう
にレベルを設定することである。例えば、上記放射輝度
データの例では、海域に対して上記感度を0dBに設定
し、陸域に対してこれを−10dBに設定すれば、最大
のダイナミックレンジが得られる。上記撮像装置を搭載
する上記移動体である人工衛星は、地球上の地表のほぼ
全体を高解像度で観測するため、一般に極軌道あるいは
太陽同期準回帰軌道と呼ばれる比較的低高度の軌道を採
用する。上記軌道の一例は、軌道高度が900Km、軌
道傾斜角99°、軌道周期103分である。また、上記
無線データリンクの伝送可能時間は上記地上局からの上
記人工衛星の可視時間に限られる。上記軌道の例では、
上記可視時間、すなわち上記伝送可能時間は1周回当り
約15分である。従来の撮像装置は、上記MSSやTM
やMESSRを含めて、上記目標領域が陸地から海面等
へのように変化するのに伴なって、その明るさすなわち
放射輝度等が変化する場合には、外部からの制御により
感度を切替える方式の撮像装置となっていた。すなわ
ち、自身で感度を調整する機能を備えておらず、地上か
らのコマンドにより感度を制御していた。上記撮像装置
は、地上の管制およびデータ収集局;以下地上局)にお
いて、予め設定されたスケジュールに従った人工衛星の
軌道上の位置情報と、その軌道位置における対象領域の
陸域における山岳地域や平地、あるいは海域等の種類の
情報とから予測される適切な感度の設定を行ない、無線
データリンクを用いてこれらの感度設定データをコマン
ドとして人工衛星に送信し、上記人工衛星では、これを
受信して撮像装置に対する制御信号としていた。
【0005】図7を参照すると、人工衛星10に搭載さ
れた従来の撮像装置11は、地表を帯状に、例えば走査
幅100Kmで観測し目標領域30のデータを収集す
る。収集されたデータは、撮像装置11のデータ処理部
で処理され無線データリンク送信機により、地上局21
に伝送される。また、地上局21からは、予め設定され
たスケジュールに従った人工衛星10の軌道上の位置情
報と、その軌道位置における上記目標領域30の陸域に
おける山岳地域や平地、あるいは海域等の種類の情報と
から、予測される適切な撮像装置11の感度設定を行な
い、無線データリンクを通じこれらの感度設定データを
コマンドとして人工衛星10に供給する。人工衛星10
では、これを受信して撮像装置11に対する制御信号と
している。人工衛星10は、前述のように、太陽同期準
回帰軌道をとるものとし軌道要素として、軌道高度が9
00Km、軌道傾斜角99°、軌道周期103分とす
る。また、上記無線データリンクの伝送可能時間は地上
局21からの人工衛星10の可視時間に限られ、1周回
当り約15分である。
【0006】図8を参照すると、従来の撮像装置11
は、光学系121および検出器122から成るカメラ部
12と、カメラ部12から出力されるデータを地上局2
1に伝送するためにA/D変換等の処理をする信号処理
部13と、地上局21に上記処理データを伝送する無線
データリンク送信機14と、地上局21からのコマンド
を受信するデータリンク受信機15と、データリンク受
信機15から入力されたコマンドにしたがってカメラ部
12と信号処理部13に対する制御を行なう制御部16
とを備えて構成されている。カメラ部12の検出器12
2は、一般的に複数の観測対象バンド例えば1〜4に対
応してそれぞれ十分な地表分解能を与える例えば200
0素子のリニアアレイCCD4個を備えて構成されてい
るが、ここでは、説明の便のためそのうちの1個分につ
いてのみ説明し他は本発明に直接関連するもの以外は説
明を省略する。目標領域30の走査幅100Kmから、
上記2000素子のリニアアレイCCDを用いることに
より、地表分解能は50mとなる。信号処理部13は、
カメラ部12からの信号を増幅するとともに制御部16
の制御により例えば周知の抵抗分圧回路の分圧抵抗を切
替える論理スイッチ回路で構成され+10dB、0dB
および−10dBの3段階で感度を調整するための利得
設定機能付の増幅器131と、この増幅器131で増幅
された信号を例えば6ビットでディジタル化するA/D
変換器132と、上記ディジタル化データに撮像装置YS
TEM 11全体を含む人工衛星10の動作状態等をモニタ
するハウスキーピング用のテレメータ信号等を重畳する
等のフオーマッテイングを行なうフオーマッタ133と
を備えて構成されている。また制御部16は、データリ
ンク受信機15から入力した上記地上局21からのコマ
ンドを信号処理部13に対する制御コマンドと他の人工
衛星10全体の各種制御コマンド等の分離等を行なうデ
フオーマッタ161と、このデフオーマッタ161から
入力した感度制御コマンドの指示により信号処理部13
の増幅器131の利得制御を行なう感度制御部162と
を備えて構成されている。
【0007】地上局21は、図9に示すように、感度設
定コマンドを含む管制コマンドを設定するコンソール2
11と、設定した上記管制コマンドを送信用の信号に生
成する送信プロセッサ212と、送信機213と、上記
送信および受信の重畳および分離(デユープレキシン
グ)を行なうデユープレクサ214と、人工衛星10を
追跡し上記管制コマンドの送信を行なうとともに上記デ
ータの受信を行なうアンテナ215と、受信機216
と、受信データを処理し画像データを出力するするデー
タ処理装置217と、画像データを画像化して出力する
画像出力装置218とを備えて構成されている。
【0008】次に、図7〜図9および図10を参照して
動作を説明すると、まず、地上局21では、コンソール
211により、目標領域30の撮像スケジュール(ステ
ップP1)に基ずき、人工衛星10の軌道上の位置情報
と、その軌道位置における目標領域30の陸域における
山岳地域や平地、あるいは海域等の種類の情報とから予
測される適切な撮像装置11の感度の設定(ステップP
2)を行なう。上記感度設定は、増幅器131の利得設
定機能に対応して+10dB、0dBおよび−10dB
のいずれか一つを選択することにより行なわれる。ここ
では、一例として感度を0dBに設定したとする。上記
感度設定データは、送信プロセッサ212において、感
度設定コマンドCSとして人工衛星10の他の制御コマ
ンドと統合され、データ伝送用にフオーマッテイングさ
れた管制コマンドとして送信機213に入力される。送
信機213は上記管制コマンドをデユープレクサ21
3,アンテナ215を経由して人工衛星10に送信する
(ステップP3)。人工衛星10のデータリンク受信機
15では、これを受信して制御部16に対する制御信号
CSAとして入力する(ステップP4)。制御部16
は、デフオーマッタ161において、信号処理部13に
対する制御コマンドを抽出し、このうちの感度設定コマ
ンドCSが感度制御部162に入力する。感度制御部1
62は、感度設定コマンドCSをデコードして感度制御
信号SSとして増幅器131に入力する。増幅器131
は上述のように感度0dBを指定する感度信号SSによ
り感度0dBに対応する利得Hに設定される(ステップ
P5)。次に、カメラ部12の検出器122からのアナ
ログデータAは、信号処理部13の感度0dBに利得設
定された増幅器131で増幅される(ステップP6)。
増幅器131の出力はA/D変換部132においてA/
D変換され、6ビットのディジタルデータDとなる。次
に、このディジタルデータDは上記フオーマッタ133
においてパラレルシリアル変換され、さらに、上記ハウ
スキーピング用の各部の動作状況や各部電圧や姿勢デー
タ等の上記テレメータ信号を重畳されて伝送用にフオー
マッテイングされる。フオーマッテイングされたデータ
は、データリンク送信機14により、地上局21に伝送
される(ステップP7)。
【0009】地上局21では、アンテナ215,デユー
プレクサ213を経由してデータ受信機216で受信さ
れた受信データは、データ処理装置217に入力され処
理される。データ処理装置217は、受信データを走査
歪や検出器等の感度ばらつき等所定の補正を行なって画
像データを生成する。データ処理装置217からの出力
データは高密度フィルムレコーダ等を用いた画像出力装
置218により画像化される(ステップP8)。この出
力画像により、画像全体の放射輝度、雲等の分布状況、
陸域あるいは海域の目標分布状況等が予測範囲内であ
り、画像に明部の飽和や暗部の切捨て等の非直線歪が発
生していないか等を評価する(ステップP9)。この評
価結果NOの場合、例えば明るすぎて明部の飽和が認め
られ感度を低減する必要がある場合には、ステップP2
に戻り、コンソール211にて感度設定コマンドCSを
再設定する。この例では、再設定値は−10dBであ
る。再設定された感度設定コマンドCSは再度送信プロ
セッサ212,送信機213,デユープレクサ213,
アンテナ215を経由して人工衛星10に送信する。ス
テップP5により、増幅器131は感度−10dBに対
応する利得Lに設定される。以下同様にステップP6〜
P9のフローで進行する。ステップP9の評価結果YE
Sの場合、感度設定は終了する。なお、上述の管制デー
タの送信および撮像データの受信は上記無線データリン
クの約15分の伝送可能時間に行れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の撮像装
置は、自身で感度を調整する機能を備えておらず外部か
らの制御データにより設定された感度に固定されている
ので、撮像対象が海域から陸域、あるいは、天候が晴天
から雨天等と大幅に変化する場合には、その放射輝度変
化に対応するダイナミックレンジが大きくなり、従って
データの伝送のため量子化した場合のビット長が大きく
なる。すなわち、データ伝送量が多くなるという欠点が
あった。
【0011】また、上記ビット長を固定、すなわちデー
タ伝送量を固定した場合には、撮像領域の放射輝度変化
に対応する実効的なダイナミックレンジが小さくなり、
明部では飽和し、暗部は切捨てられる等の非直線歪を発
生することにより上記撮像領域の識別度が低下する等の
欠点があった。
【0012】また、地上から感度を制御する場合には、
上記撮像領域の放射輝度とその継続時間とを事前に予測
する必要があり、さらに、上記感度の制御は限られた伝
送可能時間内に行なうので、制御結果の確認および評価
を実時間で行なうことが困難であるため、精度よく適切
に制御できないという欠点があった。
【0013】本発明の目的は、自己感度制御機能として
撮像領域の放射輝度の分布を事前に検出する制御用撮像
装置を備える撮像装置を提供することである。本発明の
他の目的は、自蔵する制御用撮像装置にて、撮像条件を
常に最適に自律制御することにより、人工衛星から地上
局へのデータ伝送量を増加させることなく良好なデータ
を送出できる撮像装置を提供することである。
【0014】本発明のさらに他の目的は、制御用撮像装
置にて実時間で撮像領域の放射輝度とその継続時間とを
観測することにより事前に撮像条件を予測する必要がな
く、精度よく適切に制御できる撮像装置を提供すること
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、撮
像対象領域の上にありその領域と所定の位置関係にある
軌道に沿って航行する移動体に搭載され前記撮像対象領
域の予め定めた観測幅と前記移動体進行方向距離とで定
義される単位撮像領域を順次撮像する主撮像装置と、前
記移動体の進行にともない前記主撮像装置の視野に順次
入る前記単位撮像領域の前方の放射輝度の分布をその単
位撮像領域の前記視野への入来の前に検出する制御用撮
像装置とを備えて構成されている。
【0016】
【実施例】次に、図1、図2、図3、図4及び図5を参
照して本発明の第1の実施例を説明する。図1を参照す
ると、本実施例の撮像装置61は、人工衛星10に搭載
され、目標領域30における人工衛星10の直下領域3
1を撮像する主撮像装置17と、目標領域30における
人工衛星10の進行方向前方の前方領域32を撮像する
制御用撮像装置18と、地上局21に撮像データを伝送
する無線データリンク送信機14と、地上局21からの
コマンドを受信するデータリンク受信機15とを備えて
構成されている。制御用撮像装置18は、一例として主
撮像装置17に対して25°前方を撮像するように設定
されている。
【0017】図2を参照すると、主撮像装置17は、図
8に示す従来例の撮像装置11と同様の光学系121と
検出器122とから成るカメラ部71と、カメラ部71
から出力されるデータを地上局21に伝送するためにA
/D変換等の処理をする信号処理部72と、制御用撮像
装置18からの制御信号およびデータリンク受信機14
からの制御コマンドによりカメラ部71および信号処理
部73を制御する制御部73とを備えて構成されてい
る。したがって、走査幅は従来例と同様に100Kmで
ある。制御用撮像装置18は、光学系811および検出
器812から成るカメラ部81と、カメラ部81から出
力されるデータを処理し主撮像装置17に対する制御信
号を生成するデータ処理部82とを備えて構成されてい
る。主撮像装置17のカメラ部71の検出器121は、
複数の観測対象バンド例えば1〜4に対応してそれぞれ
十分な地表分解能を与える例えば2000素子のリニア
アレイCCD4個を備えて構成されているが、ここで
は、前述の従来例と同様に、説明の便のためそのうちの
1個分についてのみ説明し他は本発明に直接関連するも
の以外は説明を省略する。また、分解能も従来例と同様
50mである。
【0018】制御用撮像装置18は、観測対象物の放射
輝度を観測することが主目的であるので、放射輝度を代
表する単一の観測バンドとする。地表分解能について
は、当然主撮像装置17と同一が理想的であるが、その
場合はカメラ部81の規模も当然主撮像装置17と同一
のものが必要になる。また、データ処理も大がかりとな
る。また、地表分解能が非常に低い場合は、その分解能
の範囲の地表の放射輝度が平均化され直下領域31の放
射輝度のピークレベルの検出が困難になる。したがっ
て、ここでは両者のトレードオフとして主撮像装置17
の約1/2の地表分解能としている。また、撮像対象の
直下領域31を十分余裕を持ってカバーするよう走査幅
を30%程広くしている。したがって、カメラ部81の
検出器812は、約1300素子のリニアアレイCCD
1個を用いる。この場合光学系811の口径は、主撮像
装置17の光学系121の約1/2となる。
【0019】図3を参照すると、主撮像装置17の信号
処理部72は、カメラ部12からの信号を増幅するとと
もに制御部73の制御により例えば周知の抵抗分圧回路
の分圧抵抗を切替る論理スイッチ回路で構成され+12
dB〜0dB〜−12dBを3dBステップで感度を調
整するための利得設定機能付の増幅器721と、従来例
と同様の振幅サンプル当り6ビットのA/D変換器13
2と、フオーマッタ133とを備えて構成されている。
制御部73は、従来例と同様のデフオーマッタ161
と、このデフオーマッタ161から入力した感度設定コ
マンドと制御用撮像装置18のデータ処理部82からの
感度制御信号とを切替えるマルチプレクサ732と、こ
のマルチプレクサ732の出力により信号処理部72の
増幅器721の利得制御を行なう感度制御器733とを
備えて構成されている。カメラ制御部73は、データリ
ンク受信機15から入力されたコマンドおよびデータ処
理部82からの制御信号にしたがってカメラ部71とデ
ータ処理部72に対する制御を行なう。制御用撮像装置
18のデータ処理部82は、カメラ部81からの信号を
増幅する増幅器821と、増幅器821で増幅された信
号を例えば振幅サンプル当り6ビットでディジタル化す
るA/D変換器822と、A/D変換器822からの出
力データを処理し主撮像装置17に対する制御信号を出
力するオンボードコンピュータ83とを備えて構成され
ている。オンボードコンピュータ83は、処理速度1M
IPS(1M Instructions Per S
econd)で32ビットのCPU831と、A/D変
換器822出力データおよびデータ処理に必要な参照デ
ータ等を格納する15Mビットの容量のデータメモリ8
32と、プログラム実行に必要な命令等を格納したプロ
グラムメモリ823と、コンピュータ外部と内部のイン
タフエース用のI/Oユニット834とを含んで構成さ
れている。地上局21は、図9に示す従来例と共通のも
のである。
【0020】図4を参照すると、本実施例の撮像装置6
1は、基板612の取付け面に平行に主撮像装置17の
カメラ部71が取付けられ、上記取付け面と25°の角
度を成すように制御用撮像装置18のカメラ部81が取
付けられている。さらに、主および制御用撮像装置1
7,18の電子回路部分である信号処理部72と、制御
部73と、データ処理部82とが基板612に取付けら
れている。基板612は人工衛星10の構体の前方側に
カメラ部71の開口が地球、すなわち直下方向を指向す
るように取付けられる。この結果、制御用撮像装置18
は、前述のように、主撮像装置17の指向方向に対して
25°前方を指向することになる。
【0021】次に、図9,図1〜図4および図5を参照
して本実施例の動作を説明すると、まず、制御用撮像装
置18のオンボードコンピュータ83の上記プログラム
メモリに感度制御プログラムを入力する(ステップS
1)。この感度制御プログラムは、一例として、撮像対
象の標準的な放射輝度N0に対する制御用撮像装置18
の出力ACのレベルac0により設定される主撮像装置
17の適正感度S0を0dBとし、この放射輝度Nの変
化に対応する制御用撮像装置18の出力ACのレベル変
化の3dB毎に、主撮像装置17の感度を−12dBか
ら+12dBの範囲で切替えるというものである。さら
に、画素単位の上記放射輝度データの最大値NMおよび
最小値NNを検出し、対応する撮像装置のダイナミック
レンジに許容される上限値DMおよび下限値DNを設定
し、処理画像内の一定数の画素の上記放射輝度データが
これらの上下限値を越えた場合にその越えた分を補償す
るように上記切替を行なう。例えば、ある処理画像内の
100画素で放射輝度が上記最大値NMを3dB越えた
場合、制御用撮像装置の撮像画像全体の平均値では制御
不要の場合でも、利得を3dB低下させるように制御す
る。次に、上記制御の基準値を設定し、この基準値関連
データをデータメモリ832に格納する。(ステップS
2)。この基準値は標準値である制御用撮像装置18の
出力ACのレベルac0、上記最大値NMおよび最小値
NNを用いる。次に、制御用撮像装置18で収集したア
ナログデータ出力ACは(ステップS3)、データ処理
部82の増幅器821で増幅されA/D変換器822で
ディジタルデータDCに変換される(ステップS4)。
このディジタルデータDCは、オンボードコンピュータ
83のCPU831でデータ処理され画像データIC0
となりデータメモリ832に一旦格納される(ステップ
S5)。例えば、海域から陸域に移行途中の場合には、
アナログデータACのレベルが増大し始め上記画像デー
タIC0の平均的なレベルが上昇してくる。CPU83
1はこの画像データIC0と上記基準値とを比較する
(ステップS6)。比較の結果(ステップS7)両者間
に±3dB以上の差がある場合は、NOとなり、その差
に対応する感度制御信号CSIをI/Oユニット834
を経由して主撮像装置17の制御部73に出力する(ス
テップS8)。制御部73の感度制御器733は、感度
制御信号CSIの指定する感度に信号処理部72の増幅
器721の利得を設定する(ステップS9)。ステップ
S7の比較結果両者が±3dB以内で一致していればY
ESとなり、感度設定を終了する。
【0022】ここで、制御用撮像装置18の出力データ
を画像化することにより、その画像の画素単位、すなわ
ち、制御用撮像装置18の地表分解能単位での放射輝度
の観測が可能となる。したがって、適切な感度設定プロ
グラムにより、その画像データ内の放射輝度の最大およ
び最小値が十分上記ダイナミックレンジ内に収まるよう
に、上記感度を設定することができる。
【0023】また、撮像対象領域の大部分が雲に覆われ
るような場合は、一般的にその領域の撮像データは無効
になるので、主撮像装置17による撮像を中止した方が
望ましい。本実施例によれば、このような場合には、制
御用撮像装置18の出力画像は雲による太陽光の反射に
より極めて明るく、すなわち放射輝度が極めて大きく例
えば+20dB以上になり、予め設定した上記最小の感
度を越えるレベルが検出される。上記レベルが検出され
た場合、オンボードコンピュータ83は主撮像装置17
に対する撮像停止信号CSSを出力し、制御部73のマ
ルチプレクサ732を経由して、信号処理部72のフオ
ーマッタ723の撮像データ出力動作を停止させる。
【0024】また、上記放射輝度Nが上記N0である場
合には陸域と判別でき、上記放射輝度NがN0−10d
Bの場合は海域と判別できる。さらに、上記放射輝度N
がN0+20dBの場合は雲であると判別して、対応す
る適切な感度を設定することもできる。
【0025】ここで、オンボードコンピュータ83の性
能について説明する。オンボードコンピュータ83の入
力データは1分解能セル、すなわち1画素当り6ビット
であり、これが衛星10が100m進行する毎に100
0画素分入力する。衛星の軌道速度は約7Km/Sであ
るから、70×1000×6=420000(0.42
M)ビット/Sのデータレートとなる。また、画面1フ
レームの範囲を100Km×100Km、すなわち、1
000×1000画素とすると、1フレーム分のデータ
量は6000000(6M)ビットとなる。このデータ
収集には上述の諸元から約7秒要する。一方、制御用撮
像装置18は、前述のように25°前方を指向している
から、地表を平面と仮定すれば直下点より軌道高度90
0Kmにtan25°を乗じた距離、すなわち、約42
0Km前方を撮像していることなになる。すなわち、主
撮像装置17の視野に対し約60秒先行している。した
がって、オンボードコンピュータ83は、上記データ収
集後の残り53秒以内に制御用撮像データの画像化を行
ない、上記基準値と比較し、必要な制御を行なえばよ
い。このうち、制御用撮像データの画像化が処理時間の
大半を占めるので、たとえば50秒以内に画像化を完了
すればよい。画像処理の内容はデータの配列変更が主で
あり、乗加算は定数の乗算等全データに対し数回のオー
ダである。したがって、CPU831の命令実行数、す
なわち、インストラクションは上記1フレーム分のデー
タ6Mビットをたとえば5回一様に、すなわち、30M
ビットを32ビットでアクセスすると仮定すれば十分で
ある。したがって、画像処理に要するインストラクショ
ンの総数は約937500となる。これは、1MIPS
程度のCPUならば、1秒以内に画像処理が可能である
ことになる。
【0026】データメモリ832は少なくとも基準用と
収集した制御用との2フレーム分のデータを格納する必
要があるので、12Mビット以上の容量があればよく前
述のように15Mビットとしている。
【0027】次に、図6を参照して本発明の第二の実施
例について説明する。本実施例の撮像装置19は、第1
の実施例において主撮像装置17と制御用撮像装置18
とにそれぞれ別々のカメラ部71,81を備えたのに対
し、主撮像用および制御用および立体視用に共用する光
学系911と、主撮像用の検出素子921と前方撮像用
の検出素子922と後方視用の検出素子923とを有す
る検出器92とから成る単一のカメラ部91とを有する
ものである。さらに、前方撮像用の検出素子922から
の信号を処理する前述の第一の実施例と同様のオンボー
ドコンピュータ83を含むデータ処理部82と、前述の
第一の実施例と同様の上記主撮像用の検出素子921か
らの信号を処理する信号処理部72と、データ処理部8
2からの制御信号により信号処理部72を制御する制御
部73とを備えて構成されている。
【0028】撮像装置19は、米国特許第461389
9号に記載されている立体視用撮像装置における前方撮
像系を制御用撮像系として用いるものである。ここで
は、上記文献の図10に示す実施例のように光学系を共
用し、検出器は主撮像系を中央に前方および後方撮像系
の3組の検出素子を配列して構成しているものである。
【0029】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、カメラ部91の光学部911を主撮像用
および制御用および立体視用に共用しているため、前方
視の指向方向は第一の実施例より小さくする必要があ
り、例えば、約5°とする。他のパラメータを上記第一
の実施例と同一とすると、上記制御用撮像系は軌道直下
点より約80Km前方を撮像することになる。すなわ
ち、約11.4秒の処理時間がある。このうち、撮像に
7秒必要であるので、オンボードコンピュータ83の処
理は、残りの約4.5秒以内に実行する必要がある。前
述のように、オンボードコンピュータ83のCPU83
1の処理速度は1MIPSであるのでこの場合も十分対
応可能である。本実施例は、制御用撮像装置を立体視等
他の機能と共用することにより、光学系や信号処理部等
の規模を大きくすることなく実現できるという利点があ
る。なお、本実施例において、主および立体視および制
御用に光学系を共用していたが、それぞれ個別に光学系
を有するものでも勿論良い。
【0030】以上、感度の制御を例に、本発明の実施例
を説明したが、本発明は上記実施例に限られることなく
種々の変形が可能である。たとえば、上記オンボードコ
ンピュータのプログラムを上記感度制御のほかに、バン
ド切替や解像度切替やモノクロームカラーの切替等に設
定することによりこれらの制御を行なうこともできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮像装置
は、移動体の進行にともない主撮像装置の視野に順次入
る撮像領域の前方に位置する前方領域の放射輝度の分布
を事前に検出する好ましくは画像処理を行なうオンボー
ドコンピュータを含むデータ処理装置を有する制御用撮
像装置を備えることにより、主撮像装置の感度等の撮像
条件を自律的に最適制御することができるので、人工衛
星から地上局へのデータ伝送量を増加させることなく良
好なデータを送出できるという効果がある。
【0032】また、実時間で撮像領域の放射輝度とその
継続時間とを観測することにより、地上側における事前
の撮像条件の予測が不要となり、主撮像装置を精度良く
適切に制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の第一の実施例を示すシステ
ム概念図である。
【図2】本発明の撮像装置の第一の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2のデータ処理部および制御部の一例を示す
ブロック図である。
【図4】図2の主カメラ部および制御用カメラ部の構造
の一例を示す外観図である。
【図5】第一の実施例における感度切替を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第二の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】従来の撮像装置を用いるリモートセンシングシ
ステムの一例を示す図である。
【図8】従来の撮像装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図9】地上局の構成の一例を示すブロック図である。
【図10】従来の撮像装置の制御および信号処理の一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 人工衛星 11,61 撮像装置 12,71,81,91 カメラ部 13,72 信号処理部 14 データリンク送信機 15 データリンク受信機 16,73 制御部 17 主撮像装置 18 制御用撮像装置 21 地上局 30 目標領域 31 直下領域 32 前方領域 82 データ処理部 83 オンボードコンピュータ 92,122,812 検出器 121,811,911 光学系 131,721,821 増幅器 132,822 A/D変換器 133 フオーマッタ 161 デフオーマッタ 162 感度制御部 211 コンソール 212 送信プロセッサ 213 送信機 214 デユープレクサ 215 アンテナ 216 受信機 217 データ処理装置 218 画像出力装置 612 基板 732 マルチプレクサ 733 感度制御器 831 CPU 832 データメモリ 833 プログラムメモリ 834 I/Oユニット 921〜923 検出素子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 G06F 15/62 385

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像対象領域の上にありその領域と所定
    の位置関係にある軌道に沿って航行する移動体に搭載さ
    れ前記撮像対象領域の予め定めた観測幅と前記移動体進
    行方向距離とで定義される単位撮像領域を順次撮像する
    主撮像装置と、前記移動体の進行にともない前記主撮像
    装置の視野に順次入る前記単位撮像領域の前方の放射輝
    度の分布をその単位撮像領域の前記視野への入来の前に
    検出する制御用撮像装置とを備えることを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御用撮像装置が前記単位撮像領域
    につき予め設定した放射輝度の分布である基準値と、前
    記前方領域の放射輝度の分布の検出値とを比較する手段
    と、この比較結果に応答して前記主撮像装置を制御する
    データ処理部を備えることを特徴とする請求項1記載の
    撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記データ処理部が前記主撮像装置によ
    る前記単位撮像領域の撮像開始までに少なくとも前記単
    位撮像領域と同一の範囲の前記前方領域を撮像した前記
    制御用撮像装置の検出器の出力データを1フレームの画
    像に生成する画像処理装置を備えることを特徴とする請
    求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記主撮像装置が、前記単位撮像領域を
    視野内に有する第一の光学系と前記単位撮像領域が結像
    する前記第一の光学系の第一の焦点面に配置した予め定
    めた光電検出手段から成る第一の検出器とを有する第一
    のカメラ部と、利得制御手段を有し前記第一の検出器の
    出力信号を増幅する増幅器と、制御信号により前記増幅
    器の前記利得制御手段を制御する制御部と備えること
    と、前記制御用撮像装置が、前記前方領域を視野内に有
    する第二の光学系と前記前方領域が結像する前記第二の
    光学系の第二の焦点面に配置した予め定めた光電検出手
    段から成る第二の検出器とを有する第二のカメラ部と、
    前記第二の検出器の出力信号を処理し前記制御部に前記
    制御信号を出力する前記データ処理部とを備えることと
    を特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記制御用撮像装置および前記主撮像装
    置が、前記単位撮像領域と前記前方撮像領域とを同一視
    野内に有する共通の単一光学系と、それぞれ光電検出素
    子から成り前記単位撮像領域が結像するほぼ中央部に配
    置した前記主撮像装置の検出器と前記前方領域が結像す
    る前方領域結像部に配置した前記制御用線像装置の検出
    器とを有する前記単一光学系の焦点面とを備えることを
    特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記主撮像装置に対する前記制御が感度
    の制御であることを特徴とする請求項2記載の撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記感度の制御を行なうための前記デー
    タ処理部の処理が、 標準的な放射輝度に対応する前記制御用撮像装置の第一
    の出力基準値と上限値に対応する第二の出力基準値と下
    限値に対応する第三の出力基準値とを前記撮像領域の予
    め定めた領域につきそれぞれ設定する処理と、 前記前方領域の前記放射輝度データを画像処理して画像
    を出力する処理と、 前記画像を構成する画素における前記放射輝度の平均値
    を前記第一の基準値と比較し前記比較結果により前記主
    撮像装置の第一の感度を設定する処理と、 前記画素の各々の前記放射輝度を前記第二の基準値と比
    較し予め定めた数の前記画素が前記第二の基準値を越え
    ているときは前記第一の感度を低下するよう設定し、前
    記画像の予め定めた数の前記画素が前記第三の基準値未
    満のときは前記第一の感度を上昇するよう設定する処理
    、 から成ることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理装置がCPUと、前記検出
    器の出力データを少なくとも前記1フレーム分格納する
    メモリと、前記データ処理部の制御用プログラムを格納
    したプログラムメモリとを備えることを特徴とする請求
    項3記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記第一の検出器が、第一および第二の
    観測バンドにそれぞれ対応する第一および第二の前記光
    電検出手段を有することを特徴とする請求項記載の撮
    像装置。
  10. 【請求項10】 前記第一および第二の検出器の前記光
    電検出手段がリニアアレイCCDであることを特徴とす
    る請求項4記載の撮像装置。
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