JP2888644B2 - 飲料ディスペンサ及びその流量調節装置 - Google Patents

飲料ディスペンサ及びその流量調節装置

Info

Publication number
JP2888644B2
JP2888644B2 JP7527615A JP52761595A JP2888644B2 JP 2888644 B2 JP2888644 B2 JP 2888644B2 JP 7527615 A JP7527615 A JP 7527615A JP 52761595 A JP52761595 A JP 52761595A JP 2888644 B2 JP2888644 B2 JP 2888644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage
tube
bottle
flow control
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7527615A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09512767A (ja
Inventor
ネルソン,ピーター,ケナード
ケリン,ブライアン,デビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH09512767A publication Critical patent/JPH09512767A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2888644B2 publication Critical patent/JP2888644B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
    • B67D1/08Details
    • B67D1/12Flow or pressure control devices or systems, e.g. valves, gas pressure control, level control in storage containers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/2931Diverse fluid containing pressure systems
    • Y10T137/2984Foam control in gas charged liquids

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、炭酸飲料用の流量調節装置に関し、得に注
ぎだされる際の炭酸飲料のガス放出及びボトル内に残っ
ている炭酸飲料のガス放出を最小限に抑えるための流量
調節装置に関する。
背景技術 壜詰め会社から入手する炭酸飲料は、水中に溶解した
かなりの量の二酸化炭素を含んでおり、水と二酸化炭素
は、全ての炭酸入り清涼飲料(ソフトドリンク)の2つ
の基本的な成分である。飲料をグラスに注いだあとの最
小限の泡立ち(effervescence)を確保するために多量
の二酸化炭素を清涼飲料中に溶解させている(以下、こ
の泡立ちのことを特に「注いだ後の飲料の泡立ち」とい
う)。炭酸飲料を注ぎだす(小出しする)と、通常は
「泡立ち(foaming)」として現れる二酸化炭素のかな
りの逃散が生じる。「クリアー」な飲料、即ちノンコー
ラ飲料はコーラ飲料よりも泡立ちが少なく、ルートビア
は泡が出つづけるよう配合されている。
泡立ちと炭酸の逃散は、同一問題の択一的説明として
ではなく、量及び品質として関係付けられる。泡立ち
は、飲料をどれほど迅速にグラス又は他の容器に注げる
かに関連している。もし多量の泡が生じると、注げる飲
料の量は比較的少なく、泡が消散するのに時間がかかる
ので、グラスを満たすのに長い時間がかかる。別法は、
泡をこぼし捨てながらグラスを満たすことであるが、飲
料が無駄になる。
炭酸ガスの逃散が注いだ飲料中及びボトル内に残って
いる飲料中で生じる。いずれの場合でも、飲料は「気が
抜け」、大抵の人に対して魅力のある味ではなくなる。
実際、「注いだ後の飲料の泡立ち」が少ないと、飲料の
香りが落ちるが、これは味覚又は風味が無くなると判断
される。実際に起きていることが何であるかは別とし
て、飲料業界は、消費者が何を感じるかをあてにしてお
り、その感覚は飲料の風味が無くなったということであ
る。
2“ペット”(PET:ポリエチレンテレフタレート)
ボトルが人気を博している情況に鑑みて、中身の減った
ボトル内の飲料の気が抜けないようにすることは良好な
風味を味わう上で不可欠のことである。壜詰め業界は、
多量の二酸化炭素を飲料中に溶解させ、不安定な過飽和
溶液をつくることによりその問題に取り組んでいる。
ボトルを開栓してドリンクを注いだ場合、2つの態様
で「注いだ後の飲料の泡立ち」が減少する。ボトルを開
栓又は開封すると、貯蔵中に飲料から出たCO2が逃散す
る。注ぐという行為によって飲料がかき回されるように
なり、注がれている最中の飲料とボトル内に残っている
飲料の双方から溶解状態の二酸化炭素が放出される。二
酸化炭素はいったん放出されると、再び溶解することは
ない。多量の二酸化炭素を飲料中に溶解させることによ
り、壜詰め業者は、ボトルの残りを注ぐときでも幾分か
は溶解状態のままであるようにしようとしている。
従来技術は、種々のディスペンサを用いることにより
炭酸の逃散問題に取り組んでいる。米国特許第3,976,22
1号(発明者:マーティン氏等)は、CO2カートリッジを
利用するが、互いに異なるサイズのテフロン製ボールで
構成される2つの絞り部を収納した通路を含む泡発生防
止部分が付加されたディスペンサを開示している。米国
特許第5,022,565号(発明者:スターマン氏等)は、CO2
カートリッジ及びボトル内の圧力を維持すると共にボト
ル内部での泡立ちを防止する圧力調整装置を利用したデ
ィスペンサを開示している。スターマン氏等の米国特許
は又、用いる流量調整装置の形態によっては、泡立ちの
問題が更にひどくなるだけであることを教示している。
上記のいずれの米国特許においても、グラス又は他の容
器の充填時間を最短にするよう飲料の最適流量をもたら
す課題は取り組まれていない。
当該技術分野では、可撓性を得るためだけでなく、そ
れに加えて炭酸飲料の流量を調節するための飲料用の波
形管、例えば波形部分を備えたストローが知られてい
る。
発明の開示 本発明の本質的な特徴は、第1の端部、第2の端部、
及び第1の端部と第2の端部との間に位置していて、管
の横断面積が減少した少なくとも3つの絞り部を含む長
さ部分を有する流量調節装置にある。本発明の一実施例
では、絞り部は直径の減少した管部分であり、絞り部の
中心間距離は管の内径の少なくとも4.5倍であり、絞り
部の内径は管の内径の0.6〜0.8倍である。
本発明の変形例では、管は、管の横断面積を減少させ
るよう大きな直径又は小さな直径の部分を備えたインサ
ートを含む。インサートの外径は管の内径よりも小さ
く、インサートは管の内部に係合する長手方向ウェブに
より定位置に保持されている。流れ空間(インサートの
大径部分と管の内径部分との間の流れ空間)の横断面積
は、インサートの小径部分のところの流れ空間の横断面
積の0.36〜0.64倍である。
絞り部は流量を調節し、多量の飲料の通過を可能にし
ながら泡立ちを防止するよう管の長さに沿って圧力勾配
を生じさせる。
したがって、本発明の飲料ディスペンサは、泡立ちを
最小限に抑えると共に注がれた飲料からの炭酸の放出を
最小限に抑えた状態で、多量の炭酸飲料を迅速に送りだ
すことができる。本発明の改良型流量調節装置を外詰め
ディスペンサに付加しても良く、或いは、ボトル内の圧
力の増大により炭酸飲料を注ぎだすボトルに対して密封
しても良い。
図面の簡単な説明 本発明の内容は、添付の図面を参照して以下の詳細な
説明を読むとより完全に理解できる。
図1は、本発明の好ましい実施例に従って構成された
流量調節装置を含むボトルを示す分解斜視図である。
図2は、本発明の絞り部を備えた管の一部を示す詳細
断面図である。
図3は、本発明に従って構成された流量調節装置の寸
法形状を示す略図である。
図4は、管直径に対する絞り部直径の種々の比較につ
いて、代表的なコーラの泡立ち量又は泡立ちのスケール
と絞り部の個数とを比較したグラフ図である。
図5は、注ぎだされた飲料内の残存圧力と流量調節部
分の個数とを比較したグラフ図である。
図6は、所定量の飲料の注出し時間と流量調節部分を
比較したグラフ図である。
図7は、本発明の変形例に従って構成された流量調節
装置の概略断面図である。
発明の最適実施態様 以下の説明では、明細書及び図面全体にわたって同一
の部分はそれぞれ同一の参照符号で示されている。図面
は必ずしも同一縮尺になっておらず、発明の細部をより
適切に図示するために或る部分の比率は誇張してある。
明細書中で使用する「ボトル」という用語は飲料源を
意味するものとなる。なお、この源は実際にボトルであ
るか、或いは管、樽その他の容器であるかを問わない。
炭酸飲料は金属、プラスチック、ガラス又は他の材料で
できた容器に入れられるので、「ボトル」は特定の材料
を意味しない。
図1では、ボトル11は、これを密封するキャップ14に
係合するネジ山付きの首を有する。キャップ14は、ボト
ル11から飲料を小出し又は注ぎ出すための適当な注ぎ口
付きバルブ(図示せず)を含む。キャップ14とボトル11
内の飲料との間には、飲料をキャップ14に運ぶ流量調節
装置が設けられている。流量調節装置は、管16及び複数
の絞り部、例えば絞り部17,19を有する。管16は、ガス
ケット21によって定位置に保持され、このガスケット21
は飲料から泡となって出てくるガスを保持するようボト
ルを密封する。ガスの放出が生じると、密閉されたボト
ル内の圧力が高くなり、この圧力は、キャップ14内のバ
ルブ(図示せず)を開くと、飲料を流量調節装置中へ送
り込み、そしてボトルから送り出すのに利用される。
管16は図2に詳細に示されており、この図2には、本
発明により構成された流量調節部分が示されている。管
16は剛性または可撓性の材料で作るのがよく、絞り部は
管に恒久的に形成され、或いは、摩擦力又は適当な接着
剤によって定位置に保持された外側リング、例えばリン
グ25,27によって一時的に形成される。本発明の好まし
い実施例では、管16は、熱硬化性プラスチックで作ら
れ、絞り部が管に恒久的に形成されたものである。
流量調節部分は、所定距離だけ離隔した2つの絞り部
を含む。絞り部の直径と共に管の長さ方向軸栓に沿う絞
り部の長さは、管を通る飲料の流量調節の要因である。
図2では、絞り部の長さはL1で示され、管の絞り部から
外周部への移行部は長さL2で示され、絞り部間の距離は
L3で示されている。
炭酸飲料の注ぎ出しに関する問題については2つの側
面があり、一つは量であり、もう一つは品質である。開
封したボトルから注ぎ出すと、最大量の飲料が出てくる
ことは明らかであるが、飲料の無秩序な乱流状態及びグ
ラス又は他の容器への飲料の衝突速度によっては、過度
の泡立ち及びガス放出の生じる場合がある。非常にゆっ
くりと注ぐと、グラスを満たすのに要する時間が長くな
り、ボトルを開けるたびに蓄積CO2を放出するという問
題を解決することができない。
特定直径の管を用いるだけでは、最大量の飲料を最小
時間で、しかもガス放出を最小限に抑えて注ぎ出すこと
はできないことが分かった。本発明では、流量を調節
し、そしてボトルの内部圧力とボトルの外側の圧力、即
ち周囲圧力又は大気圧との間の圧力降下又は圧力勾配を
調節する多数の絞り部が管に設けられる。本明細書に記
載した特定の寸法形状は、温度が30゜F〜50゜F(約−1
℃〜10℃)であって、ボトル内の圧力が周囲圧力よりも
約10〜40psi(約0.07kg/cm2〜2.8kg/cm2)高い状態の炭
酸飲料を注ぎ出す場合に関する。圧力と温度は相関関係
をもつが、線形ではない。所与の温度範囲は、飲料につ
いての代表的な飲み頃の温度である。それよりも高い温
度では、ガス放出の度合いは一層激しく、圧力は一層高
い。本明細書においてより詳しく説明するように、圧力
は、絞り部の好ましい形成個数に影響を及ぼす。
図3は、本発明の絞り部の寸法形状を示している。絞
り部の個数及びその寸法形状により飲料の流量調節がで
きる。圧力勾配(ボトルと周囲圧力又は大気圧との間の
圧力勾配)を管の長さに全体に亘って(即ち、最初の絞
り部の初めと最後の絞り部の終りとの間の距離に亘っ
て)分散させ、それにより飲料の著しいガス放出を引き
起こすほどの乱流状態を防止することにより、本発明が
うまく働くと考えられる。同時に、管を通って流れる飲
料の量は、できるだけ多く、しかしその速度はグラスに
当たる際、飲料のガスが著しくは放出しないほど低いも
のである。
図3に示す絞り部の寸法形状の概要を以下の表に示
す。この表において、D1は管の内径、D2は絞り部の内径
であり、L1、L2、L3は上述した通りである。
0.2インチ(0.5cm)≧D1≧0.1inch(0.25cm) 0.8×D1≧D2≧0.6×D1 2×D1≧L1≧D1 1.5×D1≧L2≧0.5×D1 8×D1≧L3≧3×D1 絞り部の中心間距離は、L1+L2+L3、又は管の内径の
4.5〜11.5倍である。
図4は、流量調節部分の数と泡立ちの量との関係を示
している。最少数の流量調節部分が必要とされ、流量調
節部分の最大数は、圧力勾配の大きさにより定まること
が分かった。流量調節部分一つあたりの圧力降下を約1
〜4psi(約0.1kg/cm2〜約0.3kg/cm2)に保つためには、
圧力勾配が大きければ流量調節部分の数を多くするのが
好ましい。
図4に示すように、2つの絞り部及びこれらの間の距
離、即ち、一つの流量調節部分は、図4の横軸31に示す
過度の泡立ちを減少させるには充分ではない。横軸31上
の尺度は泡立ちの主観的な度合いである。泡立ちの量
は、試験対象の飲料の種類で決まる。上述のように、ク
リアーな飲料の泡立ちは最少量であり、これに対し、コ
ーラ類及びルートビアの泡立ちは最大量である。濃いコ
ーラについては、絞り部を5〜8個(流量調節部分を4
〜7つ)にすると、泡立ちが許容レベルまで減少すると
共に短時間当たり最大量の飲料を注げることが判明し
た。15〜31psi(約1kg/cm2〜約2kg/cm2)で貯蔵された
コーラに関しては、18〜12の絞り部を形成することが好
ましい。
図4はまた、泡立ちの際における管の内径に対する絞
り部の内径の比率の影響を示している。0.69という比率
が0.6〜0.8の範囲内において最大限の効果を上げている
ことが判明した。
図5は、注ぎ出された飲料中のCO2の残存圧力を、飲
料を注ぎ出すのに用いられた流量調節部分の数と比較し
て示している。注ぎ出された飲料中のCO2の残存圧力
は、8オンスの飲料をサンプルボトル内へ入れ、次に、
即座にこのサンプルボトルを密閉することにより求めら
れた。次に、サンプルボトルをよく振って残存CO2を飲
料から追い出した。次に、ボトルを最小限1分間の間、
40゜F(約4℃)の浴中に浸漬し、圧力をサンプルボト
ルに取り付けた圧力計で測定した。圧力が高ければ高い
ほどそれだけ一層注ぎ出された飲料の泡立ちレベルが大
きかった。圧力が7psi(約5kg/cm2)以下であれば、注
ぎ出された飲料は「気の抜けた」状態であると考えられ
る。
試験を、異なる個数の絞り部を有する流量調節装置に
つき繰り返し行った。図5に示すように、飲料中に残存
する炭酸の量を示す残存圧力は、5〜10濃の流量調節部
分の場合に関して著しく増大した。
試験の一部として、液体(液体+泡の状態ではない)
が8オンス(0.24)の印のところに達するのに要する
時間を測定した。図6に示すように、8オンス(0.24
)の飲料を注ぎ出す時間は、本発明によって構成され
た流量調節装置を用いると著しく短くなった。特に、5
〜10個の流量調節部分の場合、8オンス(0.24)グラ
スを満たすのに要した時間は、約240秒から約18秒に減
少した。これらの所要時間は、複数の流量調節部分を有
する単一の管についてのものである。2本以上の管を並
列に用いることにより、グラスを満たすのに要する時間
をさらに短縮できることが明らかである。例えば、管を
2本用いると流量は2倍になる。
本発明に従って構成された流量調節装置は、ボトル内
部圧力と周囲圧力又は大気圧との間の圧力勾配を分け、
それにより流れの乱流及びその結果生じるガス放出を減
少させる。管の外周部から絞り部までの間の移行部(L
2)は、ガス放出及び管中の局所圧力の大幅な変化を生
じさせる渦流を減少させると考えられる。
図7は、管が一定の内径を有し、流れ空間、即ち飲料
の流通できる横断面積を変化させるインサートが設けら
れた流量調節装置を示いている。図7では、流量調節装
置は、管41及びインサート43を有する。インサート43
は、複数の大径部分、例えば部分45,46及び複数の小径
部分、例えば部分47を有し、これらの部分45,46,47は滑
らかな移行部で連結されている。インサート43の各端を
定位置に保持してもよく、或いはインサートをその長さ
に沿って長さ方向ウェブ、例えばウェブ52,53は出位置
に保持してもよい。ウェブ52,53はインサート43の長さ
にわたって延びてもよく、或いは図7に示すようにセグ
メント状になっていてもよい。
上述の寸法L1、L2、L3は、インサート43に当てはま
る。直径で表わした上述の比率は、インサート43に当て
はまるが、この場合、横断面積で表わされる。部分47の
周りの流れ空間をA1とし、部分45の周りの絞り部又は流
れ空間をA2とすると、次の表はこれら横断面積の関係を
示している。
0.031平方インチ(0.2cm2)≧A1≧0.008平方インチ
(0.05cm2) 0.64A1≧A2≧0.36A1 0.4インチ(1cm)≧L1≧0.1インチ(0.25cm) 0.3インチ(0.7cm)≧L2≧0.05インチ(0.13cm) 0.6インチ(4cm)≧L3≧0.3インチ(0.76cm) かくして本発明は、最少量の泡立ち及び最大量の「注
いだ後の飲料の泡立ち」で、飲料の最大の流れを生じさ
せる炭酸飲料のための流量調節装置を提供する。この流
量調節装置を既存のディスペンサに取り付けるのがよい
が、この流量調節装置は新しいディスペンサーの一体部
分として形成してもよい。流量調節装置はボトルに対し
て封止され、抜け出たガスの逃散を防止すると共にボト
ル中に残存する飲料中のガスを最大限に保持する。
産業上の利用性 当業者であれば、工業、商業及び家庭用途に合わせて
種々の設計変更を想到できることは明らかであろう。例
えば、飲料をボトル11から追い出すための手動ポンプ又
はCO2カートリッジを設けることにより流量調節装置を
家庭用に改造できる。特定の寸法形状は、本発明の他の
用途、例えば、飲料が38゜F(約3℃)以下の温度の状
態の壜(ボトル)詰めプラントにおいてはボトル充填に
ついて変わるが、その目的はCO2の溶解性を増大させる
ことにある。特に、管の内径は、より低温の温度の状態
にある飲料に合わせて大きくするのがよい。比率はほぼ
同一のままである。本発明に従って構成された一又は二
本以上の管を、炭酸飲料をある圧力状態の源から別の圧
力状態の目的地に運ぶために、例えば居酒屋又はレスト
ランのビヤ樽に充填し、或いはこれら注ぎ出すために用
いることができる。
円形の横断面をもつ管として図示説明したが、流量調
節装置としての管の横断面は任意所望でよい。ただし、
コーナーをもつ各種形状に合わせて曲線であることが好
ましい。絞り部の最大離隔距離(L3)は主として、流量
調節装置に利用できる長さ全体で決まる。2ボトルに
ついては、流量調節装置に使える全長は、12インチ(約
30cm)以下である。ビヤ樽と本発明に従って構成された
流量調節装置を備えた口を連結することにより、L3を上
記の所与の最大寸法よりも大きくすることができる。上
述の最小離隔距離を越えて、任意所望の距離だけ絞り部
を離すことができる。但し、これは流量調節装置を不必
要に長くするかもしれない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケリン,ブライアン,デビッド アメリカ合衆国,アリゾナ州 85044, フィーニックス,イースト・バノック・ ストリート 5157 (56)参考文献 特開 平5−32293(JP,A) 特開 昭51−18599(JP,A) 実開 平5−10298(JP,U) 実開 昭58−21573(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67D 1/04

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料ディスペンサにおいて、飲料を入れる
    ためのボトルと、ボトルに取り付けられていて、ボトル
    を密閉するキャップとを有し、キャップがボトルから出
    る飲料の流量を調節するバルブを含み、前記飲料ディス
    ペンサは更に、キャップに連結された第1の端部及びボ
    トル内に位置した第2の端部を有していて、飲料をキャ
    ップまで運ぶ管を有し、前記管の第1の端部と第2の端
    部の間の長さ部分は少なくとも3つの絞り部を含み、絞
    り部は、管の内径の4.5〜11.5倍の中心間距離を有する
    ことを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 【請求項2】絞り部の内径は、管の内径の0.6〜0.8倍で
    あることを特徴とする請求項1記載の飲料ディスペン
    サ。
  3. 【請求項3】絞り部の内径は、管の内径の0.69倍である
    ことを特徴とする請求項2記載の飲料ディスペンサ。
  4. 【請求項4】管は、少なくとも5〜10個の絞り部を有す
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の飲料ディ
    スペンサ。
  5. 【請求項5】管は、少なくとも8〜12個の絞り部を有す
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の飲料ディ
    スペンサ。
  6. 【請求項6】各絞り部の長さは、管の内径の1〜2部で
    あることを特徴とする請求項1、2又は3記載の飲料デ
    ィスペンサ。
  7. 【請求項7】管の内径をD1、各絞り部の内径、長さ、絞
    り部間の距離をそれぞれD2、L1、L3とし、L3には移行部
    長さL2が含まれないとし、以下の式、即ち、 0.8×D1≧D2≧0.6×D1 2×D1≧L1≧D1 1.5×D1≧L2≧0.5×D1 8×D1≧L3≧3×D1 が成り立つことを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    飲料ディスペンサ。
  8. 【請求項8】炭酸飲料を第1の圧力状態にある源から第
    2の圧力状態にある行き先まで運ぶための流量調節装置
    において、第1の端部、第2の端部、及び第1の端部と
    第2の端部との間の長さ部分を備えた管を有し、該管
    は、内径を有すると共にその長さに沿って設けられた少
    なくとも3つの絞り部を有し、絞り部の中心間距離は、
    管の内径の4.5〜11.5倍であることを特徴とする流量調
    節装置。
  9. 【請求項9】絞り部の内径は、管の内径の0.6〜0.8倍で
    あること特徴とする請求項8記載の流量調節装置。
  10. 【請求項10】管は、少なくとも5〜10個の絞り部を有
    することを特徴とする請求項8記載の流量調節装置。
  11. 【請求項11】管は、少なくとも8〜12個の絞り部を有
    することを特徴とする請求項8記載の流量調節装置。
  12. 【請求項12】各絞り部の長さは、管の内径の1〜2倍
    であることを特徴とする請求項8記載の流量調節装置。
  13. 【請求項13】管の内径をD1、各絞り部の内径、長さ、
    絞り部間の距離をそれぞれD2、L1、L3とし、L3には移行
    部長さL2が含まれないとし、以下の式、即ち、 0.8×D1≧D2≧0.6×D1 2×D1>L1≧D1 1.5×D1≧L2≧0.5×D1 8×D1≧L3≧3×D1 が成り立つことを特徴とする請求項8記載の流量調節装
    置。
  14. 【請求項14】炭酸飲料用のディスペンサにおいて、飲
    料を入れるためのボトルと、ボトルに取り付けられてい
    て、ボトルを密閉するキャップとを有し、キャップがボ
    トルから出る飲料の流量を調節するバルブを含み、前記
    ディスペンサは更に、キャップに連結された第1の端部
    及びボトル内に位置した第2の端部を有すると共に内径
    及び第1の端部と第2の端部との間の長さとを有してい
    て、飲料をキャップまで運ぶ管と、管内に設けられたイ
    ンサートとを有し、インサートは、第1の直径の複数の
    第1の部分と、これらの間に位置した第2の直径の複数
    の第2の部分とを有し、第1の直径は第2の直径よりも
    大きく、インサートの前記部分は、前記長さに沿って少
    なくとも3つの絞り部を形成し、各絞り部内の流れ空間
    は広さが絞り部間の流れ空間の0.36〜0.64倍であること
    を特徴とするディスペンサ。
JP7527615A 1994-04-25 1994-12-02 飲料ディスペンサ及びその流量調節装置 Expired - Lifetime JP2888644B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/231,792 US5370283A (en) 1994-04-25 1994-04-25 Flow controller for carbonated beverages
US231,792 1994-04-25
US08/231,792 1994-04-25
PCT/US1994/013936 WO1995029123A1 (en) 1994-04-25 1994-12-02 Flow controller for carbonated beverages

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09512767A JPH09512767A (ja) 1997-12-22
JP2888644B2 true JP2888644B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=22870665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7527615A Expired - Lifetime JP2888644B2 (ja) 1994-04-25 1994-12-02 飲料ディスペンサ及びその流量調節装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5370283A (ja)
EP (1) EP0754162B1 (ja)
JP (1) JP2888644B2 (ja)
AU (1) AU678683B2 (ja)
CA (1) CA2134151A1 (ja)
GB (1) GB2288794B (ja)
WO (1) WO1995029123A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5505345A (en) * 1994-06-10 1996-04-09 Zeid; Waleed A. Gas saving dispensing cap for a bottle
NO324516B1 (no) * 2004-04-05 2007-11-05 Smartseal As Dispenseranordning for a redusere tap av opplost gass i en vaeske
US7861740B2 (en) 2005-12-15 2011-01-04 Niagara Dispensing Technologies, Inc. Digital flow control
US20070193653A1 (en) * 2005-12-15 2007-08-23 Thomas Gagliano Beverage dispenser
AU2006330641A1 (en) 2005-12-15 2007-07-05 Niagara Dispensing Technologies, Inc. Beverage dispensing
US7823411B2 (en) 2006-12-15 2010-11-02 Niagara Dispensing Technologies, Inc. Beverage cooling system
BR102014018459B1 (pt) * 2014-07-28 2022-02-01 Whirlpool S.A. Torre de carbonatação para aparelhos dispensadores de bebidas
US20180194609A1 (en) * 2017-01-12 2018-07-12 Pub Pour, Inc. Beverage serving apparatus
BR102020015801A2 (pt) * 2020-08-03 2022-02-15 Luciano Fabris Garrafa de bebidas gaseificadas que minimiza o estufamento causado pelo gás
US11498724B1 (en) * 2021-08-18 2022-11-15 Michael B. Christian, Sr. System and method for self releasing champagne cork

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2570366A (en) * 1949-12-01 1951-10-09 Lexie E Mitchell Multiple inlet drinking straw
US3195788A (en) * 1962-06-27 1965-07-20 Reynolds Metals Co Container dispensing means and parts therefor or the like
US3307751A (en) * 1966-01-19 1967-03-07 Dole Valve Co Anti-foaming flow restrictor
US3469745A (en) * 1967-12-04 1969-09-30 Reynolds Metals Co Siphon tube and method of making the same
AT333940B (de) * 1972-07-25 1976-12-27 Hoffmann Albert Sauerstoff-beatmungsgerat und sauerstoff-versorgnungsgerat
NL166439C (nl) * 1974-06-05 1981-08-17 Waterlomat Sa Inrichting voor het beperken van schuimvorming bij het aftappen van koolzuurhoudende dranken.
US3976221A (en) * 1974-06-28 1976-08-24 Gmf Inc. Carbonator and dispenser for carbonated liquid or the like
US3927801A (en) * 1974-06-28 1975-12-23 Gmf Inc Dispenser for carbonated beverage or the like
JPS5550939U (ja) * 1978-09-28 1980-04-03
GB2136057A (en) * 1983-03-12 1984-09-12 Thomas John Smrt Aerosol spray can with flexible dip tube
GB2151002B (en) * 1983-12-07 1987-10-14 Gerhard Esser Riser for drawing off liquids
US4694975A (en) * 1984-05-10 1987-09-22 Mckesson Corporation Method and apparatus for storing and dispensing fluids containered under gas pressure
US4861165A (en) * 1986-08-20 1989-08-29 Beloit Corporation Method of and means for hydrodynamic mixing
DE3640190C2 (de) * 1986-11-25 1997-05-22 Joachim Mogler Vorrichtung zum Zapfen von Bier aus Behältern, insbesondere Dosen
US5022565A (en) * 1988-06-22 1991-06-11 Kineret Engineering Soft drink dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
WO1995029123A1 (en) 1995-11-02
EP0754162B1 (en) 1999-07-07
GB9421167D0 (en) 1994-12-07
AU678683B2 (en) 1997-06-05
CA2134151A1 (en) 1995-10-26
US5370283A (en) 1994-12-06
EP0754162A1 (en) 1997-01-22
GB2288794B (en) 1998-09-23
GB2288794A (en) 1995-11-01
EP0754162A4 (en) 1998-04-15
AU1511495A (en) 1995-11-16
JPH09512767A (ja) 1997-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3233779A (en) Method and apparatus for dispensing carbonated beverages
US5390832A (en) Apparatus for dispensing a pressurized liquid
RU2294875C2 (ru) Раздаточное устройство со вспененным напитком и способ создания вспененного напитка
US5980959A (en) Methods and apparatus for enhancing beverages
JP2888644B2 (ja) 飲料ディスペンサ及びその流量調節装置
AU731341B2 (en) Method of producing a frothed liquid
US4279938A (en) Preparation of beverages containing a head of froth
CA1100809A (en) Preparation of beverages containing gas in solution
AU2005202150A1 (en) An Apparatus for Inerting the Headspace of a Container
EP0447104A1 (en) Dissolving a gas in a liquid
EP0489589A1 (en) Dissolving a gas in a liquid
GB2330761A (en) Treatment of wine with argon
EP0833788B1 (en) Container for pressurized liquids with foam generating device
EP0683223A2 (en) Improvements in and relating to beer and other beverages and a method of dispensing beer and other beverages, particularly lager
EP0197732A2 (en) Manufacture of small containers of carbonated liquids
GB2340812A (en) Carbonated drinks dispenser
EP0447103A1 (en) Dissolving gas in a liquid
JP2006335413A (ja) 炭酸ガス含有飲料注出装置及び炭酸ガス含有飲料の泡付方法
GB2289477A (en) Alcoholic beverage with high nitrogen content and method of dispensing it
JP3083107B2 (ja) 瓶詰飲料の製造方法及びそれに用いる装置
JPS61259999A (ja) ビ−ルまたはその類似物のデイスペンサ−
WO1995021109A1 (en) Device for use in a container with one or more similar pouring necks, to eliminate air in the container and restore back pressure lost on pouring
ZA200305613B (en) Dispenser with effervescent beverage product.