JP2888163B2 - 伸縮式真空吸着装置 - Google Patents

伸縮式真空吸着装置

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JP2888163B2
JP2888163B2 JP7068946A JP6894695A JP2888163B2 JP 2888163 B2 JP2888163 B2 JP 2888163B2 JP 7068946 A JP7068946 A JP 7068946A JP 6894695 A JP6894695 A JP 6894695A JP 2888163 B2 JP2888163 B2 JP 2888163B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バランサ、簡易型ク
レーン装置等に装着して使用されるアタッチメントであ
る真空吸着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】理解を容易にするために、先ず図1によ
りピッキング作業の一例について説明する。このピッキ
ング例は、物品棚の最下段に収納されたパレットP上
に、複数列かつ複数段に積み上げられた重量物であるダ
ンボール箱Dを、フォークリフト等で搬送される別のパ
レットP’に移載する例を示す。
【0003】物品棚の最下段に収納されたパレットP上
のダンボール箱Dの全部を一括して移送するのであれ
ば、フォークリフト等によりパレットP毎移送可能であ
るが、オーダーに基づき任意個数の移送を行うときは、
作業者が人手によってダンボール箱単位で移載する必要
がある。
【0004】ところが、このピッキング作業には次のよ
うな問題があった。 作業位置が棚の最下段であり、図1(a)に示すよ
うなダンボール箱が満載の状態では特に問題はないが、
図1(b)に示すようにダンボール箱が残り少ない状態
では、作業姿勢が低くなり、作業者は腰を曲げて作業せ
ざるを得ず、腰の負担が増加する。
【0005】 また、図1(c)に示すように、棚の
奥に収納されたダンボールDを取り出す状態では、作業
者の姿勢が伸びた状態となり、力が入り難いため、やは
り腰などに対する負担が増加する。
【0006】このような問題を抱え、1個当たり15〜
20kgのダンボール箱を移載する作業を毎日継続する
と、労働条件が悪化するばかりでなく、作業者の健康に
悪影響を及ぼすことになる。
【0007】上記した人手によるピッキング作業の問題
点を解消するため、補力装置としてバランサ、簡易クレ
ーン等にアタッチメントとして真空吸着装置を取り付け
た荷役装置が一般的に用いられている。
【0008】図2および図3により、その概要について
説明すると、1はバランサと呼ばれる荷役装置であっ
て、昇降および水平移動可能なリンク機構1aを備え、
該リンク機構1aは、機台の軸Aを中心として旋回可能
となっている。
【0009】ここで、上昇,下降は電気または空気圧等
のアクチュエータにより作動し、前後方向の水平移動お
よび旋回は手動で移動させるものが一般的である。
【0010】リンク機構1aの先端には、基端部に直立
接続部3aを有し先端部に真空吸着ハンド2を備えたア
ーム3が、直立接続部3aの軸Bを中心として旋回可能
に枢着され、前記真空吸着ハンド2は、下端に真空圧に
より運搬物を吸着する吸着パッド2aを有し、上端は前
記アーム3の先端に縦軸2bを介して軸Cを中心として
旋回自在に取り付けられている。
【0011】2cはグリップ、2dは操作レバーであっ
て、作業者はグリップ2cを把持しつつ、操作レバー2
dの操作によりバランサ1の上下動用アクチュエータを
作動させ、真空吸着ハンド2の上下動はアクチュエータ
により、前後方向の水平移動および旋回は手動により行
うようになっている。
【0012】4は真空配管であって、可撓性ホースから
成り、真空ポンプ等の真空源(図示せず)から、バラン
サ1,リンク機構1a,アーム3の外周に沿って配管さ
れ、真空吸着ハンド2の吸着パッド2aに連結されてい
る。
【0013】この真空吸着ハンド2,アーム3,真空配
管4からなるアタッチメントによれば、図1の(a)や
(b)に示す作業条件下でも、真空吸着により荷物の取
り出し作業ができるので、人力作業による労働問題は解
消されるが、次のような新たな問題点が生じる。
【0014】すなわち、図3に示すように、棚の奥
(イ)から荷物を取り出して、任意の位置(ロ)まで移
動させる場合、一旦、水平方向に引き込んで、アーム3
の先端を棚の外まで引き出した後、リンク機構1aを旋
回させれば移動可能ではあるが、水平移動のためには、
リンク機構1aの重量という負荷がかかるので軽快な作
業が困難であるという問題点がある。
【0015】一方、負荷の軽いアーム3を軸Bを中心と
して旋回させてアーム3の先端を棚の外まで移動させよ
うとすると、アーム3の長さが一定であり軸Bを中心と
する旋回半径が一定なので、そのまま旋回させると棚の
支柱や壁面7aと干渉が生じることになる。
【0016】そこで、実際の作業としては、図3に2点
鎖線で示すように、一旦、リンク機構1aを目的の方向
と反対の方向(図示反時計方向)に旋回させながら、壁
面との干渉を回避しつつアーム3を目的の方向(図示時
計方向)に旋回させなければならず、作業動作が大きく
なるばかりでなく、慣性負荷の大きいリンク機構1aを
一旦反対方向に振り、続いて目的の方向に旋回させなけ
ればならず、軽快な作業が困難であるという問題点が残
る。
【0017】また、アーム3を旋回させると、同時に吸
着ハンド2が軸Cを中心として旋回するので、真空配管
4に捩じれが発生するが、これを吸収するため配管に十
分な長さを与える必要がある。そのため、吸着ハンド2
の取付高さhが高くなり、棚板7bと荷物の上面とのク
リヤランスsを大きくしなければならず、棚の保管効率
が著しく低下するばかりでなく、真空配管4がアーム3
の外周に沿って露出しているため荷物や棚板との接触に
よって痛み易いという問題点もある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点のすべてを解決することを課題とするものであって、
慣性負荷の大きいリンク機構1aの水平方向の引込み
や、反対方向への旋回という重作業を伴うことなく、ア
ーム3自体を伸縮自在とすることにより、軽快な作業に
より物品棚から荷物を取り出すことができ、しかも、吸
着ハンドの取付高さを低くして物品棚の保管効率を向上
させることができ、真空配管の損傷を防止できるアタッ
チメントを提供しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題解
決の手段を提供するものであって、直立接続部30aを
備えた基端アーム31と、少なくとも1つの中間アーム
32と、先端アーム33とを、順次テレスコープ式に伸
縮自在に結合し、かつ、基端アーム31と中間アーム3
2との摺動抵抗より、中間アーム32と先端アーム33
との摺動抵抗を小としてなる伸縮アーム30の先端に、
中空縦軸20aを介して真空吸着ハンド20を旋回自在
に吊下すると共に、前記基端アーム31,中間アーム3
2,先端アーム33を全て中空とし、その内部に可撓性
ホースからなる真空配管40を挿通し、該真空配管40
の先端を回転式エルボ40aを介して前記中空縦軸20
aの上端に接続し、同じく基端を前記直立接続部30a
の上部に取り付けられた回転式エルボ40bを介して真
空源に接続してなることを特徴とする真空吸着装置を発
明要旨とするものである。
【0020】
【作用】本発明の真空吸着装置は、図2,図3に示した
従来例と同様に、バランサ1のリンク機構1aの先端に
アタッチメトとして取り付け、荷物の棚内への収納およ
び取り出しに使用されるものであるが、真空吸着ハンド
20により荷物を吸着した状態で、伸縮アーム30を伸
縮させることができるので、慣性負荷の大きいバランサ
1のリンク機構1aを前後方向に水平移動させることな
く、伸縮アーム30自体を伸縮させて荷物の収納・取り
出しができるので軽快な荷役作業が可能となる。
【0021】伸縮アーム30を短縮するときは、先ず摺
動抵抗の小さな先端アーム33が中間アーム32内に引
き込まれ、続いて、中間アーム32が基端アーム31内
に引き込まれる。また、伸縮アーム30を伸張するとき
にも、先ず摺動抵抗の小さな先端アーム33が中間アー
ム32から引き出され、続いて、中間アーム32が基端
アーム31から引き出される。したがって、最も力を要
する作業開始時の負荷が軽く、軽快に作業を開始するこ
とができる。
【0022】伸縮アーム30を短縮した状態で旋回させ
ることができるので、アーム30の旋回半径を小さくす
ることができ、棚の支柱や壁面等障害物との接触を容易
に回避することができる。また、真空配管40が伸縮ア
ーム30内に挿通され、外部に露出していないので、そ
の損傷を防止することができる。
【0023】
【実施例】図4ないし図10に本発明の実施の一例を示
す。図4は要部の側面図、図5はその平面図、図6は背
面図である。図において、31は基端アーム、32は中
間アーム、33は先端アームであって、何れも断面略四
角形の中空の筒体で順次テレスコープ式に伸縮自在に結
合され、全体として伸縮アーム30が形成されている。
図示の実施例においては、説明を容易にするため中間ア
ーム32を1本としたが、2本以上として多段伸縮させ
るようにしても差し支えない。
【0024】基端アーム31と中間アーム32との間の
伸縮手段および中間アーム32と先端アーム33との間
の伸縮手段は任意であって、レールとローラの転動によ
る伸縮手段や、事務用機器等に多用されているスライド
レールあるいはスライドユニットと呼ばれる摺動手段等
公知の伸縮手段を採用できるが、前者(基端アーム31
と中間アーム32との間)の摺動抵抗は、後者(中間ア
ーム32と先端アーム33との間)の摺動抵抗より大と
なっている。
【0025】基端アーム31の上部には直立接続部30
aが立設され、その上端は縦軸30bを介してバランサ
1のリンク機構1aの先端に旋回自在に連結され、伸縮
アーム30は軸Bを中心として旋回可能となっている。
また、先端アーム33の先端には、中空縦軸20aを介
して真空吸着ハンド20が旋回自在に吊下され、軸Cを
中心として旋回可能となっている。
【0026】基端アーム31,中間アーム32,先端ア
ーム33は、前記のとおり全て中空の筒体であって、そ
の内部には可撓性ホースからなる真空配管40が挿通さ
れ、該真空配管40の先端は回転式エルボ40aを介し
て前記中空縦軸20aの上端に接続され、同じく基端は
前記直立接続部30aの上部に取り付けられた回転式エ
ルボ40bを介して真空配管4を経て真空源(図示せ
ず)に接続されている。
【0027】図7に真空吸着ハンド20取付部分の断面
を示す。前記中空縦軸20aは、先端アーム33の先端
部下面にボルト等の固定手段により着脱自在に固定され
たベアリング20bによって回動自在に支持され、グリ
ップ20cを備えた真空吸着ハンド20と一体に回転で
きるようになっている。
【0028】真空吸着ハンド20には、複数個の真空吸
着パッド20dが吊下され、該真空吸着パッド20d
は、接続ホース20eおよび空圧継手20fを介して中
空縦軸20aの下端に接続され、該中空縦軸20aの上
端に接続された回転式エルボ40aを経て真空配管40
に連通している。
【0029】なお、図中5はグリップ20cの適所に取
り付けられたバランサ1の上下操作用のジョイスティッ
クで、グリップ20cを片手で把持した作業者が指先で
操作できるようになっている。5aは該ジョイスティッ
ク5のカバーである。また、6は直立接続部30aの下
部側面に取り付けられたサブグリップである。
【0030】作業者は、片手でサブグリップ6を握って
姿勢の安定を図り、他の片手でグリップ20cを握り伸
縮アーム30の伸縮および旋回動作と真空吸着ハンド2
0の旋回動作を行い、ジョイスティック5を指先操作し
て、バランサ1すなわち真空吸着ハンド20の上下操作
を行う。
【0031】図8は伸縮アーム30の動作状況を示し、
(a)は最伸張時、(b)は引込み時の中間動作、
(c)は最縮長時、(d)は押し出し時の中間動作の状
態を表すものである。
【0032】すなわち、(a)の最伸張状態から伸縮ア
ーム30を短縮するときは、先ず摺動抵抗の小さな先端
アーム33が中間アーム32内に引き込まれて(b)の
状態となり、続いて、中間アーム32が基端アーム31
内に引き込まれて(c)の最縮長状態となる。また、伸
縮アーム30を伸張するときには、先ず摺動抵抗の小さ
な先端アーム33が中間アーム32から引き出されて
(d)の状態となり、続いて、中間アーム32が基端ア
ーム31から引き出されて(a)の最伸張状態となる。
【0033】したがって、最も力を必要とする引込み時
の最初の状態(a)→(b)および押し出し時の最初の
状態(c)→(d)における移動部分の重量を小さくす
ることができ、作業開始時の負荷が軽く、軽快に作業を
開始することができる。
【0034】図9および図10は、本発明の真空吸着装
置をバランサ1のリンク機構1aの先端にアタッチメン
トとして取り付けて作業を行うときの作動状況を示し、
図9は側面図、図10は平面図である。
【0035】棚7の奥(イ)から荷物を取り出し、位置
(ロ)の地点まで運搬する場合、まず、真空吸着ハンド
20により棚奥の荷物を吸着した後、伸縮アーム30を
引き込んでその長さを短縮し、棚奥から作業者の手元ま
で真っ直ぐに荷物を引き寄せながら、該アーム30を旋
回させれば、旋回軸Bを中心とする旋回半径を小さくす
ることができるので、棚7の支柱や壁面7aとの干渉を
回避できる。
【0036】したがって、慣性負荷の大きいリンク機構
1aの水平方向の引込みや、図3に示すような反対方向
への旋回という作業動作を伴うことなく、アーム30自
体を伸縮自在とすることにより、軽快な作業により物品
棚から荷物を取り出すことができ、その後は旋回軸Aを
中心としてバランサ1のリンク機構1aを旋回させるこ
とにより、目的地点(ロ)に荷物を運搬することができ
る。
【0037】
【効果】この発明によれば、直立接続部30aを備えた
基端アーム31と、少なくとも1つの中間アーム32
と、先端アーム33とを、順次テレスコープ式に伸縮自
在に結合し、かつ、基端アーム31と中間アーム32と
の摺動抵抗より、中間アーム32と先端アーム33との
摺動抵抗を小としてなる伸縮アーム30の先端に、中空
縦軸20aを介して真空吸着ハンド20を旋回自在に吊
下すると共に、前記基端アーム31,中間アーム32,
先端アーム33を全て中空とし、その内部に可撓性ホー
スからなる真空配管40を挿通し、該真空配管40の先
端を回転式エルボ40aを介して前記中空縦軸20aの
上端に接続し、同じく基端を前記直立接続部30aの上
部に取り付けられた回転式エルボ40bを介して真空源
に接続してなることにより、次の効果を奏するものであ
る。
【0038】真空吸着ハンド20により荷物を吸着した
状態で、伸縮アーム30を伸縮させることができるの
で、慣性負荷の大きいバランサ1のリンク機構1aを前
後方向に水平移動させることなく、伸縮アーム30自体
を伸縮させて荷物の収納・取り出しができるので軽快な
荷役作業が可能となる。
【0039】基端アーム31と中間アーム32との摺動
抵抗より、中間アーム32と先端アーム33との摺動抵
抗が小であるから、伸縮アーム30の伸縮に際しては、
先ず摺動抵抗の小さな先端アーム33が伸縮し、続い
て、中間アーム32が伸縮するので、最も力を要する作
業開始時の負荷が軽く、軽快に作業を開始することがで
きる。
【0040】伸縮アーム30を短縮した状態で旋回させ
ることができるので、アーム30の旋回半径を小さくす
ることができ、棚7の支柱7aなどの障害物との接触を
容易に回避することができる。
【0041】真空配管40が伸縮アーム30内に挿通さ
れ外部に露出していないので、棚板7bや搬送荷物と接
触することがなく、その損傷を防止することができ、該
真空配管40の先端は回転式エルボ40aを介して中空
縦軸20aに、同じく基端は回転式エルボ40bを介し
て真空源に接続されているので、真空吸着ハンド20や
アーム30の旋回に際し真空配管40に捩じれが生ずる
ことなく、真空吸着ハンド20の取付高さhを低くする
ことができ、棚板と荷物との間のクリヤランスsが小さ
くても荷物の収納および取り出しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピッキング作業の説明図である。
【図2】従来例の作業状態を示す側面図である。
【図3】従来例の作業状態を示す平面図である。
【図4】本発明の実施例の側面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】同じく背面図である。
【図7】真空吸着ハンドの取付状態を示す拡大断面図で
ある。
【図8】伸縮アームの伸縮状況を示す説明図である。
【図9】本発明の作業状態を示す側面図である。
【図10】同じく平面図である。
【符号の説明】
1 バランサ 1a リンク機構 2 真空吸着ハンド(従来例) 3 アーム(従来例) 4 真空配管 5 ジョイスティック 6 サブグリップ 7 棚 7a 棚の支柱(壁面) 7b 棚板 20 真空吸着ハンド 20a 中空縦軸 20b ベアリング 20c グリップ 20d 真空吸着パッド 20e 接続ホース 20f 空圧継手 30 伸縮アーム 30a 直立接続部 31 基端アーム 32 中間アーム 33 先端アーム 40 真空配管 40a 回転式エルボ 40b 回転式エルボ A リンク機構1aの旋回軸 B 伸縮アーム30の旋回軸 C 真空吸着ハンド20の旋回軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B66C 23/04 B66C 23/04 C (72)発明者 鎌田 宣次 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (72)発明者 吉本 和彦 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (72)発明者 伊藤 明光 愛知県名古屋市中区錦1丁目5番11号 伊藤忠産機メックス株式会社名古屋支店 内 (56)参考文献 実開 平6−39900(JP,U) 実開 昭62−164291(JP,U) 実開 平5−19293(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 19/00 B66C 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直立接続部30aを備えた基端アーム3
    1と、少なくとも1つの中間アーム32と、先端アーム
    33とを、順次テレスコープ式に伸縮自在に結合し、か
    つ、基端アーム31と中間アーム32との摺動抵抗よ
    り、中間アーム32と先端アーム33との摺動抵抗を小
    としてなる伸縮アーム30の先端に、中空縦軸20aを
    介して真空吸着ハンド20を旋回自在に吊下してなるこ
    とを特徴とする真空吸着装置。
  2. 【請求項2】 直立接続部30aを備えた基端アーム3
    1と、少なくとも1つの中間アーム32と、先端アーム
    33とを、順次テレスコープ式に伸縮自在に結合し、か
    つ、基端アーム31と中間アーム32との摺動抵抗よ
    り、中間アーム32と先端アーム33との摺動抵抗を小
    としてなる伸縮アーム30の先端に、中空縦軸20aを
    介して真空吸着ハンド20を旋回自在に吊下すると共
    に、前記基端アーム31,中間アーム32,先端アーム
    33を全て中空とし、その内部に可撓性ホースからなる
    真空配管40を挿通し、該真空配管40の先端を回転式
    エルボ40aを介して前記中空縦軸20aの上端に接続
    し、同じく基端を前記直立接続部30aの上部に取り付
    けられた回転式エルボ40bを介して真空源に接続して
    なることを特徴とする真空吸着装置。
  3. 【請求項3】 側面にサブグリップ6を有する直立接続
    部30aを備えた基端アーム31と、少なくとも1つの
    中間アーム32と、先端アーム33とを、順次テレスコ
    ープ式に伸縮自在に結合し、かつ、基端アーム31と中
    間アーム32との摺動抵抗より、中間アーム32と先端
    アーム33との摺動抵抗を小としてなる伸縮アーム30
    の先端に、中空縦軸20aを介してグリップ20cを備
    えた真空吸着ハンド20を旋回自在に吊下すると共に、
    前記基端アーム31,中間アーム32,先端アーム33
    を全て中空とし、その内部に可撓性ホースからなる真空
    配管40を挿通し、該真空配管40の先端を回転式エル
    ボ40aを介して前記中空縦軸20aの上端に接続し、
    同じく基端を前記直立接続部30aの上部に取り付けら
    れた回転式エルボ40bを介して真空源に接続してな
    り、前記真空吸着ハンド20は、複数個の真空吸着パッ
    ド20dを有し、該真空吸着パッド20dは、接続ホー
    ス20eおよび空圧継手20fを介して中空縦軸20a
    の下端に接続され、該中空縦軸20aの上端に接続され
    た回転式エルボ40aを介して前記真空配管40に連通
    していることを特徴とする真空吸着装置。
  4. 【請求項4】 側面にサブグリップ6を有する直立接続
    部30aを備えた基端アーム31と、少なくとも1つの
    中間アーム32と、先端アーム33とを、順次テレスコ
    ープ式に伸縮自在に結合し、かつ、基端アーム31と中
    間アーム32との摺動抵抗より、中間アーム32と先端
    アーム33との摺動抵抗を小としてなる伸縮アーム30
    の先端下面に、ボルト等の固定手段により着脱自在に固
    定されたベアリング20bによって中空縦軸20aを回
    動自在に支持し、該中空縦軸20aをグリップ20cを
    備えた真空吸着ハンド20と一体に回転できるようにな
    し、前記基端アーム31,中間アーム32,先端アーム
    33を全て中空とし、その内部に可撓性ホースからなる
    真空配管40を挿通し、該真空配管40の先端を回転式
    エルボ40aを介して前記中空縦軸20aの上端に接続
    し、同じく基端を前記直立接続部30aの上部に取り付
    けられた回転式エルボ40bを介して真空源に接続して
    なり、前記真空吸着ハンド20は、複数個の真空吸着パ
    ッド20dを有し、該真空吸着パッド20dは、接続ホ
    ース20eおよび空圧継手20fを介して中空縦軸20
    aの下端に接続され、該中空縦軸20aの上端に接続さ
    れた回転式エルボ40aを介して前記真空配管40に連
    通していることを特徴とする真空吸着装置。
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