JP2887264B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2887264B2
JP2887264B2 JP2266875A JP26687590A JP2887264B2 JP 2887264 B2 JP2887264 B2 JP 2887264B2 JP 2266875 A JP2266875 A JP 2266875A JP 26687590 A JP26687590 A JP 26687590A JP 2887264 B2 JP2887264 B2 JP 2887264B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、現像装置にトナーを供給するために用いら
れるリザーブタンクとこのリザーブタンクの下に配設さ
れた現像剤撹拌手段の筒状部材とを備えている画像形成
装置に関し、特にリザーブタンクが本体外と本体内との
間で移動可能となっている画像形成装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 複写機においては、従来、このトナーを現像装置に供
給するためのトナー供給装置としては、複写機本体にト
ナーボックスが設けられ、このトナーボックスから現像
装置にオーガ等によって搬送供給するようになってい
る。そして、トナーボックスにトナーがなくなると、ト
ナーボックスをトナー補給位置に引き出して、予備のト
ナーボルトに充填されているトナーをトナーボックスに
補給するようにしている。このトナー補給にあたって
は、複写機の機種によってトナーの種類が異なるので、
ユーザが行うことは難しく、トナーの誤補給を防止する
ために、通常はサービスマンが行っている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようにトナー補給をサービスマン
が行うようにしたのでは、ユーザはトナーがなくなる度
にサービスマンに連絡しなければならなく、きわめて煩
わしい。しかも、サービスマン等の都合により連絡して
もすぐにトナーが補給されるとは限らなく、時間がかか
るばかりでなく、その間ほとんどコピーをすることがで
きなくなり、効率よくコピーをすることができない。
また、トナー補給の際にトナーが床にこぼれてしまっ
たり、衣服等が汚れてしまったりするという問題があ
る。この問題に対処するために、トナーボルトに代えて
トナーが充填されているカートリッジを用い、トナー補
給時にこのカートリッジをトナーボックスに装着した
後、カートリッジのキャップを外すことによりトナー補
給を行うと共に、補給が終了するとカートリッジを取り
去るようにしたものが提案されている。このカートリッ
ジを用いたトナー補給方法によれば、トナーがこぼれた
り、こぼれたトナーにより衣服等が汚れることが低減す
る。
しかしながら、このカートリッジによるトナー補給方
法では、カートリッジの装着動作、トナー補給動作及び
カートリッジの取外し動作の三つの動作を行わなければ
ならなく、操作が面倒である。しかも、この補給方法で
もサービスマンが補給作業を行わなければならないの
で、やはり前述と同様にサービスマンに連絡しなければ
ならなかったり、サービスマンが来てトナー補給を行う
までに時間がかかったりするという問題がある。更に、
トナー補給後にカートリッジの取外しを行うにあたっ
て、トナーがこぼれて衣服等を汚してしまうこともあ
る。
そこで、このような問題に対処するために、本出願人
は先に以下に述べるような画像形成装置を提案してい
る。すなわち、この画像形成装置は、本体内と本体外と
の間で移動可能であり、トナーを収納するとともに現像
剤撹拌手段にこのトナーを供給するリザーブタンクを設
けるとともに、このリザーブタンクを本体外に移動し、
そのリザーブタンクの上にトナーを収納したトナーカー
トリッジを装着した状態でリザーブタンクを本体内に移
動かつセットするようにした画像形成装置である。この
画像形成装置によれば、トナーカートリッジをリザーブ
タンクに単にセットし、その状態でリザーブタンクを本
体にセットするので、トナーカートリッジが本体に装着
したままとなるので、簡単にかつトナーこぼれを生じる
ことなくトナーを補給することができる。
ところで、このような画像形成装置においては、使用
状態にセットされたリザーブタンクの下に現像剤撹拌手
段の筒状部材が位置するようになっているとともに、リ
ザーブタンクの補給口と筒状部材のトナー導入口とがほ
ぼ整合するようになっている。その場合、リザーブタン
クと筒状部材との間からトナーが漏れて本体内を汚して
しまうことが考えられる。そこで、筒状部材のトナー導
入口周縁部にシール材を貼付して、トナーの漏れを防止
している。
しかし、リザーブタンクが本体外から本体内に移動す
るので、その移動の際リザーブタンクがシール材の端縁
にあたってしまい、シール材を剥してしまうことが考え
られる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、トナー補給時にリザーブタンクを移
動させた際、筒状部材のトナー導入口周縁部のシール材
の剥がれを確実に防止することのできる画像形成装置を
提供することである。
[課題を解決するための手段およびその作用] 前述の課題を解決するために、本発明においては、現
像剤撹拌手段の筒状部材のトナー導入口周縁部にシール
材が貼付されているとともに、この筒状部材に、リザー
ブタンクが本体外から本体内へ移動してくる側のシール
材の端縁よりも高く、かつリザーブタンクが本体外から
本体内へ移動してきたとき、リザーブタンクが載置され
る膨出部が形成されており、リザーブタンクが本体外か
ら本体内へ移動してきたときこの膨出部に載置されて、
シール材の端縁に当接することなくシール材の中途部に
当接するようになっている。
したがって、リザーブタンクが本体外から本体内へ移
動してくると、リザーブタンクは膨出部に載置されるの
で、リザーブタンクがシール材の端縁に当たることが阻
止される。このため、リザーブタンクの移動によるシー
ル材が剥されることは確実に防止される。
特に、前記膨出部にガイド面を形成することにより、
前記リザーブタンクが本体外から本体内へ移動してきた
とき、そのリザーブタンクはこのガイド面により案内さ
れるので、リザーブタンクが前記シール材の端縁に直接
当接することはなく、前記シール材の中途部に当接する
ようになる。したがって、シール材の剥がれがより一層
確実に防止されるとともに、リザーブタンクがガイド面
に案内されるので、リザーブタンクをスムーズに移動さ
せることができる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明の一実施例が適用されるカラー複写機
の概略断面図である。
第1図に示すように、カラー複写機1は、本体2と、
この本体2の上面側に設けられ、図示しない原稿が載置
されるプラテン3と、このプラテン3の下方に設けら
れ、原稿の画像情報を読み取る画像情報読取部4と、こ
の画像情報読取部4からの信号を受けて所定の画像を形
成する画像形成装置5と、この画像形成装置5に形成さ
れた画像を転写媒体である用紙6に転写する転写部7
と、用紙6を供給及び搬送する用紙供給部8及び用紙搬
送部9とから構成されている。
画像形成装置5は、感光ドラム51と、この感光ドラム
51に隣接して配設された第1現像手段52及び第2現像手
段53を備えている。第1現像手段52はカラー用の二成分
系現像剤を有するものであり、また第2現像手段53は黒
の二成分系現像剤を有する現像器である。
これらの両現像手段52,53は、それぞれに対応して配
設されたリトラクト機構(不図示)により、感光ドラム
51に対して接離する方向に移動されるようになってい
る。
次に本実施例のトナー供給装置におけるトナーカート
リッジが配設される第2現像手段53について更に詳述す
る。
第2図に示すように、第2現像手段53は感光ドラム51
上に形成された第2潜像を現像するものであり、大きく
は、ハウジング1001内の一端に配設された開口部から外
周面の一部をハウジング1001外に露出させた現像ロール
1002(現像剤担持体)と、現像ロール1002の背面側のハ
ウジング1001内に配設された現像剤撹拌手段1003と、現
像ロール1002の上方のハウジング1001天板に取り付けら
れ、現像ロール1002上に形成された現像剤の磁気ブラシ
の穂立高さを規制するトリマープレート1004(トリマ
ー)とから構成されている。現像ロール1002の両端外側
にはトラッキングロール(不図示)が回動自在に設けら
れており、このトラッキングロールが感光ドラム51に当
接することにより現像ロール1002と感光ドラム51との間
隙が維持されるようになっている。
一方、撹拌手段1003は、現像ロール1002と軸方向を一
致させて配設された第1オーガ1005及び第2オーガ1006
と、これらの2本のオーガ間を隔てるようにハウジング
1001に立設された仕切板1007とから構成されている。第
1オーガ1005及び第2オーガ1006は現像剤搬送方向が相
反するようにそれぞれの回動方向が決定されている。ま
た、仕切板1007の両端には第1オーガ1005が配設された
領域(以下第1撹拌路1008という)と第2オーガ1006が
配設された領域(以下第2撹拌器1009という)とを連通
する開口部が設けられており、これによって第1撹拌路
1008→第2撹拌路1009→第1撹拌路1008のように現像剤
が循環されるようになっている。
更に、現像ロール1002と撹拌手段1003との間には、軸
方向に平行な複数の羽根を備えたパドルホイール1010が
設けられている。このパドルホイール1010の回動に伴
い、現像ロール1002から剥離された現像剤を強制的に撹
拌手段1003の方へ搬送すると共に撹拌手段1003によって
混合撹拌された現像剤を連続的に現像ロール1002へ供給
するようになっている。
ハウジング1001内の第1オーガ1005の上方には、トナ
ー供給装置1011が配設されている。第3図および第4図
に示すように、このトナー供給装置1011は、トナーが充
填、収納されているトナーカートリッジ1012と、このト
ナーカートリッジ1012の下に配設されたリザーブタンク
1013とを備えている。
カートリッジ1012は紙から形成された円筒状部1014a
と樹脂から形成された両側壁部1014bとからなる筒状の
ケース本体1014、金属線をコイル状に巻くことによって
形成されたスパイラルアジテータ1015及びこのスパイラ
ルアジテータ1015が連結されるカップリング1016から構
成されている。
ケース本体1014の一端側の円筒状部1014aには、リザ
ーブタンク1013にトナーを供給するためのトナー補給口
1014cが設けられている。トナー補給口1014cは後述する
リザーブタンク1013のタンク部1017の一方のトナー収容
部1017aに開口するようになっている。
また、第3図に示すように、カートリッジ1012には、
非装着時にトナー補給口1014cを閉じるシャッタ1018が
周方向に摺動自在に設けられている。すなわち、本体10
14の円筒状部1014aの外周面には、トナー補給口1014cの
周方向に沿ってガイド部材1014dが設けられており、シ
ャッタ1018はこのガイド部材1014dにガイドされて周方
向に移動されるようになっている。
このトナーカートリッジ1012は複写機本体2に設けら
れたカートリッジ設置部1021の所定位置に着脱可能に装
着される。
第3図、第4図及び第5図に示すように、リザーブタ
ンク1013は、前述のように二つのトナー収納部1017a,10
17bからなるタンク部1017と、これらのトナー収納部101
7a,1017bの間に配設され、現像手段53にトナーを供給す
るトナー供給部1024とから構成されている。これらトナ
ー収容部1017a,1017b及びトナー供給部1024の間には、
それぞれ仕切り壁1025,1026が配設されている。これら
仕切り壁1025,1026は第5図において左端側がリザーブ
タンク1013の本体1013aの左側1013bまで延設されていな
く、したがって左側壁1013bと仕切り壁1025,1026左端と
の間には、それぞれ開口部1027,1028が形成されてい
る。また、仕切り壁1025,1026にも、それらの右端から
所定量左方寄りに開口部1029,1030が同様に設けられて
いる。これらの開口部1027,1028,1029,1030により、ト
ナー収容部1017a,1017b及びトナー供給部1024が互いに
連通するようになる。
トナー収容部1017a,1017bには、それぞれ螺旋状に巻
かれた針金等の金属線からなるスパイラルアジテータ10
31,1032が互いに平行に配設されている。一方のスパイ
アルアジテータ1031の右端1031aは歯車軸1033に連結さ
れていると供に左端1031bは左側壁1013bに回転可能に支
持されている。このスパイラルアジテータ1031の巻方向
は一方向となっており、左端寄りで開口部1027に対向す
る位置には羽根1034が取り付けられている。他方のスパ
イラルアジテータ1032の両端も同様にして支持されてい
る。このスパイラルアジテータ1032の巻方向は、開口部
1030を境にして逆向きに巻かれている。すなわち、スパ
イラルアジテータ1032は開口部1030より左方ではスパイ
ラルアジテータ1031と同じ巻方向で巻かれているが、開
口部1030より右方ではスパイラルアジテータ1031と逆の
巻方向で巻かれている。スパイラルアジテータ1032の巻
方向が変わる位置、すなわち開口部1030に対向する位置
には、羽根1035が取り付けられている。
更にトナー収容部1017aの開口部1029よりも右端側
は、トナー導入部1017cとされている。また、カートリ
ッジ1012のトナー補給口1014cが対向する位置より第5
図においてやや左側の本体1013aの側壁には、空検知セ
ンサ1036が設けられている。この空検知センサ1036は、
カートリッジ1012内のトナー有無を検知するようになっ
ている。
一方、トナー供給部1024の底部の所定位置には、現像
手段53にトナーを供給する供給孔1037が穿設されてい
る。また、トナー供給部1024内には、オーガ1038が2本
のスパイラルアジテータ1031,1032と平行に配設されて
いる。このオーガ1038もスパイラルアジテータ1031,103
2と同様に回動可能に本体1013aに支持されている。オー
ガ1038の螺旋状に巻かれた羽根は供給孔1037を境にして
その巻方向が逆となっている。
このように構成されたリザーブタンク1013において
は、カートリッジ1012がカートリッジ設置部1021に使用
状態にセットされると、シャッタ1018,1023が摺動する
ので、トナー補給口1014cが自動的に開く。このため、
カートリッジ1012内のトナーは、トナー補給口1014c及
び開口1022cを通してリザーブタンク1013内のトナー導
入部1017cに導入される。導入されたトナーはスパイラ
ルアジテータ1031の回転により左方へ送られると供に、
空検知センサ1036によって検知される。トナーが左方へ
送られるとトナー導入部1036には、更にカートリッジ10
12から新たなトナーが導入される。トナーがトナー収容
部1017aの左端に来ると、そのトナーは羽根1034により
開口部1027を通してトナー供給部1024の方へ送られる。
トナー供給部1024に送られたトナーはその一部がオーガ
1038によって供給孔1037の方へ送られ、その供給孔1037
を通して現像手段53の方へ供給される。その場合、トナ
ーが供給孔1037を通り過ぎてもオーガ1038の羽根が逆向
きとなっているので、通り過ぎたトナーは供給孔1037の
方へ戻され、その供給孔1037を通して現像手段53の方へ
確実に送られる。
一方、トナー供給部1024に送られたトナーの残部は、
羽根1034によって送られて来る新たなトナーに押される
ので、開口部1028を通してトナー収容部1017bに流入す
る。トナー収容部1017bに流入したトナーは、スパイラ
ルアジテータ1032により右方の開口部1030の方へ送られ
る。開口部1030に来たトナーは、羽根1035により開口部
1030,1029を通してトナー収容部1017aに送られる。この
場合にも、トナーが開口部1030を通り過ぎても逆向きの
スパイラルアジテータ1032により、トナーは開口部1030
に戻される。
トナー収容部1017aに流入したトナーは、スパイラル
アジテータ1031によって再び左方へ送られる。その場
合、スパイラルアジテータ1031により確実に左方へ送ら
れるようになるので、開口部1029から流入したトナー
は、右方とトナー導入部1017cの方へは流動しない。し
たがって、トナー導入部1017にはカートリッジ1012から
のトナーしか導入されない。
このようにして、リザーブタンク1013内のトナーは、
その所定量が供給孔1037から現像手段53に送られ、残り
がトナー収容部1017a,1017bの間を循環するようにな
る。この循環により、トナー収容部1017a,1017b内のト
ナーが固まることを防止している。
また、トナー収容部1017a,1017bの容積は、カートリ
ッジ1012のトナーが空になっても、新しいカートリッジ
がセットされるまでの間に2000枚〜3000枚のコピーが可
能となる大きさに設定されている。
更に第3図および第4図に示すように、リザーブタン
ク1013におけるトナー供給部1024の底部外周面には、供
給孔1037を覆うようにしてシャッタ1042が設けられてい
る。第6図に示すように、このシャッタ1042は扇形形状
をした平板1042aから形成されており、その扇形形状の
中心部端側がリザーブタンク1013の底部外壁面に軸1042
bにより回動自在に設けられている。そして、このシャ
ッタ1042は図示しない例えばばね等により一側に付勢さ
れている。また、この扇形平板1042aにはリザーブタン
ク1013のトナー供給孔1037とほぼ同形の開口1042cが設
けられている。そして、トナーカートリッジ1012の交換
のために後述するようにリザーブタンク1013を本体2か
ら外に飛び出したときには、シャッタ1042がばねの付勢
力により回動して供給孔1037を閉塞するとともに、第3
図および第4図に示すリザーブタンク1013が本体2に装
着された状態では、シャッタ1042が撹拌手段53の筒状部
材1044に設けられた係合部に係合し、かつばねの付勢力
に抗して回動することにより、その開口1042cがリザー
ブタンク1013のトナー供給孔1037と整合する位置となる
ようにされている。すなわち、このリザーブタンク1013
の装着状態ではトナー供給孔1037が解放される。このシ
ャッタ1042は、トナーカートリッジ交換時にリザーブタ
ンク1013内のトナーがこぼれ落ちるのを防止している。
更にリザーブタンク1013の底部外面には、カバー部材
1043が一体的に設けられている。このカバー部材1043の
底部1043aはリザーブタンク1013の下方に位置して設け
られており、この底部1043aによりトナーカートリッジ1
012の交換時リザーブタンク1013からこぼれ落ちたトナ
ーを受け止め、本体2内や複写機1が置かれている床等
がトナーにより汚れるのを防止している。
第7図に示すように、カートリッジ1012、カートリッ
ジ設置部1021、リザーブタンク1013、動力伝達機構1039
及びモータ駆動手段1040からなるディスペンサ部1041
が、破線で示す本体2の左右方向のカートリッジ1012使
用位置Aと、実線で示す本体2の前後方向でその本体2
から外に飛び出したカートリッジ1012交換位置Bとの間
で回動可能に本体2に支持されている。したがって、カ
ートリッジ1012を交換するには、ディスペンサ部1041を
交換位置Bに回動し、使い終わったカートリッジ1012を
取り除くと共に、新しいカートリッジ1012をカートリッ
ジ設置部1021にセットする。その後、ディスペンサ部10
41を使用位置Aまで回動してその使用位置Aに固定す
る。
リザーブタンク1013が使用位置Aに装着されたとき、
このリザーブタンク1013は撹拌手段1003の筒状部材1044
の真上に位置するようになる。第8図および第9図に示
すように、この筒状部材1044の上部には、第1オーガ10
05が収容されている撹拌部に開口するトナー導入口1044
aが設けられている。このトナー導入口1044aの周縁に
は、リザーブタンク1013との密着性をよくするために発
泡ウレタンからなるシール部材1045が設けられている。
また筒状部材1044の上面には、シール部材1045を囲むよ
うにしてコ字形の膨出部1044bが形成されている。この
膨出部1044bの第9図において左端、すなわちリザーブ
タンク1013がトナーカートリッジ交換位置Bから使用位
置Aに移動してくる側の端面は傾斜したガイド面1044c
とされている。
更に、このシール部材1045およびトナー導入口1044a
の周縁部を覆うようにしてシール材であるマイラ1046が
筒状部材1044の上面に接着剤等により貼り付けられてい
る。その場合、第8図においてマイラ1046の左端部1046
aは一対のガイド面1044cの間に位置される。
そして、第9図において新カートリッジ1012の装着
後、リザーブタンク1013が交換位置Bから使用位置Aの
方へ回動するとシャッタ1042も一緒に回動し、まずシャ
ッタ1042の端縁が一対のガイド面1044cに当接する。更
にリザーブタンク1013が使用位置Aの方へ回動すると、
シャッタ1042はこれらのガイド面1044cに案内されて右
の方へ移動し、膨出部1044bの上面に載置された状態と
なる。この状態で、更にリザーブタンク1013が使用位置
Aの方へ回動すると、シャッタ1042はマイラ1046の中途
部に当接するとともに、このマイラ1046の表面に沿って
移動する。このように、シャッタ1042はマイラ1046の左
端縁1046aに当接することはない。
更にリザーブタンク1013が回動すると、シャッタ1042
はマイラ1046の上面に位置するようになる。そして、シ
ャッタ1042の開口1042cが筒状部材1044のトナー導入口1
044aとほぼ整合する位置になると、シャッタ1042の端縁
が筒状部材1044の係合部1044dに係合する。このため、
更にリザーブタンク1013が回動しても、シャッタ1042は
それ以上は回動しない。そして、リザーブタンク1013が
更に回動して、第3図および第4図に示す使用位置Aに
セットされる。リザーブタンク1013が使用位置Aにセッ
トされた状態では、リザーブタンク1013のトナー供給孔
1037がシャッタ1042の開口1042cと筒状部材1044のトナ
ー導入口1044aとにほぼ整合する位置になり、この結果
リザーブタンク1013のトナー供給部1024は筒状部材1044
の第1オーガ1005が配設されている部分に連通し、トナ
ーが供給可能となる。
逆に、トナーカートリッジ1012を交換するために、リ
ザーブタンク1013が交換位置Bの方へ回動すると、ばね
の付勢力によりシャッタ1042は回動しないので、リザー
ブタンク1013のみが回動する。リザーブタンク1013のト
ナー供給孔1037がシャッタ1042により完全に閉塞される
と、ばねの付勢力が消滅し、シャッタ1042もリザーブタ
ンク1013とともに交換位置Bへ回動するようになる。
このように、新しいトナーカートリッジ1012を交換
後、リザーブタンク1013を使用位置Aの方へ回動させた
とき、まずシャッタ1042がガイド面1044cに当接する。
その後、シャッタ1042はガイド面1044cに案内されるの
でマイラ1046の中途部に当接し、マイラ1046の左端縁10
46aに当接することはない。したがって、トナーカート
リッジ交換時に、リザーブタンク1013が回動することに
より、マイラ1046が剥されることは確実に防止されるよ
うになる。これにより、筒状部材1044のトナー導入口10
44aの周辺のシール性がきわめて良好なものとなる。
また、シャッタ1042がガイド面1044cに案内されるこ
とにより、リザーブタンク1013は使用位置Aの方へスム
ーズに回動するようになる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、現
像剤撹拌手段の筒状部材に形成された膨出部に、リザー
ブタンクが装置されてシール材の端縁に当たることはな
いので、リザーブタンクの移動によりシール材が剥され
ることは確実に防止される。
特に、前記膨出部にガイド面を形成することにより、
シール材の剥がれがより一層確実に防止されるととも
に、リザーブタンクをスムーズに移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるトナーカートリッジの一実施例
が適用されるカラー複写機の概略断面図、第2図はこの
カラー複写機の現像手段の拡大断面図、第3図はトナー
供給装置の横断面図、第4図はトナー供給装置の縦断面
図、第5図はリザーブタンクの水平断面図、第6図はリ
ザーブタンクの部分下面図、第7図はトナーカートリッ
ジ装着の説明図、第8図は現像剤撹拌手段の筒状部材の
平面図、第9図はその筒状部材の縦断面図である。 1……カラー複写機、5……画像形成装置、51……感光
ドラム、52……第1現像手段、53……第2現像手段、10
03……撹拌手段、1011……トナー供給装置、1012……ト
ナーカートリッジ、1013……リザーブタンク、1037……
トナー供給孔、1042……シャッタ、1042c……開口、104
4……筒状部材、1044a……トナー導入口、1044b……膨
出部、1044c……ガイド面、1045……シール部材、1046
……マイラ(シール材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 優 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−127962(JP,A) 特開 昭60−229068(JP,A) 特開 昭62−283365(JP,A) 実開 昭53−100254(JP,U) 実開 昭62−129562(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 - 15/095

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内と本体外との間で移動可能であり、
    トナーを収納するとともに現像剤撹拌手段にこのトナー
    を供給するリザーブタンクと、このリザーブタンクの下
    に配設され、前記リザーブタンクからのトナーが導入さ
    れるトナー導入口を備えるとともに現像剤を撹拌移動す
    る現像剤撹拌手段の筒状部材とを少なくとも備えている
    画像形成装置であって、前記筒状部材のトナー導入口周
    縁部にシール材が貼付されているとともに、前記筒状部
    材に、前記リザーブタンクが本体外から本体内へ移動し
    てくる側の前記シール材の端縁よりも高く、かつ前記リ
    ザーブタンクが本体外から本体内へ移動してきたとき、
    前記リザーブタンクが載置される膨出部が形成されてお
    り、前記リザーブタンクが本対外から本体内へ移動して
    きたとき前記膨出部に載置されて、前記シール材の端縁
    に当接することなく前記シール材の中途部に当接するよ
    うになっていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記膨出部に、前記リザーブタンクが本体
    外から本体内へ移動してきたとき、そのリザーブタンク
    を前記シール材の前記端縁に直接当接させることなく前
    記シール材の中途部に当接させるガイド面が形成されて
    いることを請求項1記載の特徴とする画像形成装置。
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