JP2886689B2 - 蓄電池用の液補充用およびガス排気用装置 - Google Patents

蓄電池用の液補充用およびガス排気用装置

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JP2886689B2 JP8511414A JP51141496A JP2886689B2 JP 2886689 B2 JP2886689 B2 JP 2886689B2 JP 8511414 A JP8511414 A JP 8511414A JP 51141496 A JP51141496 A JP 51141496A JP 2886689 B2 JP2886689 B2 JP 2886689B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、蓄電池における電解液の自動補充用及びガ
ス排気用装置に関する。
従来の技術 蓄電池に対する電解液の補充は、同蓄電池の蓋に取り
付けられて電解液の自動充填を行う適当な装置によって
遂行されることは周知である。
市場で手に入る自動電解液補充用の装置は、種々の態
様で製造されており、基本的には蓄電池の蓋の孔に封止
的に挿入されて補充液の導入用の通路を1以上供すると
共にガス排出用の通路を1つ供する本体部と、電解液が
所定の液レベルに達したときに、それ以上の液補充を阻
止するように、封止手段と一体にしたフロートとから形
成されている。
然しながら、上述の公知技術に属する自動液補充装置
には、幾つかの不都合がある。その種の不都合の一つ
は、補充液の入口開口にフロートが封止要素を押圧して
所定の補充レベルになったときに開口を閉鎖するための
力が、補充作用中の振動による液漏れを阻止するのに十
分な力になっていない点である。
このために、フロートは広い面積を有するように形成
されて封止要素に十分な閉鎖力を付与し得るようにして
いる。一般的には直径が30mmより小さくないように形成
される。そのとき、このような形成方法とると、更に1
以上の不都合が発生する。その理由は、蓄電池の蓋に補
充装置を挿入するために開設しなければならない孔が、
少なくともフロートの直径に等しい直径を有しなければ
ならないからである。
ドイツ公報第3539167号は、補充装置として液入口
が、フロートと磁石との加算作用に基づいて弁を介して
自動的に閉鎖されるようにした装置を開示している。然
しながら、この装置では、計量装置を挿入することがで
きない。
本発明の目的を成す装置は、これらの不便を克服する
ことを目的とするものである。
発明の開示 よって、本発明の目的は、蓄電池の内部に電解液を自
動補充し、電解液の液レベルが所望値に達すると、蓋の
入口孔を封止的に確実に閉鎖することが可能な装置を提
供することである。
本発明による装置の他の目的は、液レベルが復帰した
後、補充液の導入開口を封止する封止手段の封止能力が
電池の使用中や補充工程の間に、偶発的に振動が発生し
た際にも保証されるようにすることである。
本発明による装置の更に他の目的は、従来技術及びそ
れに相当する装置に用いられるフロートと比較してより
小さな寸法を有したフロートを具備するようにすること
である。
上述した諸目的は、電解液の自動補充と蓄電池内部に
蓄積するガスの排出とに適した装置により達成され、同
装置は、主請求項に記載の特徴によると、 蓄電池の蓋に封止的に取着でき、有底の室を供するこ
とが可能な主体部であってガス排出用の第1のダクトに
連通した1個以上の第1の孔と、補充液の入口用の第2
のダクトに連通する1個以上の第2の孔とを供する主体
部と、 上記の主体部の上記室に適合する外部管状部と上記外
部管状部内部と同軸的に円筒を成す案内要素とを供する
管状要素であって、該管状要素はその内部であってかつ
貫通孔を形成する横断表面の中間位置と側部の円筒壁と
に少なくとも1つの貫通開口を有し、該開口は少なくと
も1つの上記主体部に属する1つ以上の第2の孔に連通
するように形成された管状要素と、 上記の横断表面の貫通孔を通して摺動可能に結合され
る管状の桿とを、 備えてなり、上記管状の桿と一端に蓄電池内に受納され
た液と協動するフロート体を備え、他端には第一の封止
性のロック手段を介して上記管状桿に結合し、かつ、該
管状桿の横側面に第二の封止性のロック手段を介して結
合した可撓膜を備え、上記管状桿はほぼ中間位置に上記
の横断表面の貫通孔と協動して該孔を封止するのに適す
るように設けられた閉鎖手段を供して補充液が上記1つ
以上の孔を通って流動するのを許容し、かつ阻止し、上
記の可撓膜は上記の管状要素の室内部において膜の片側
に上記の1つ以上の第1の孔および上記管状桿の端部と
連通する排出室を形成し、また膜の他の片側には補充液
の蓄積用の室であって上記1つ以上の第2の孔と連通
し、また内部に受納された液の圧力が上記の膜の変形を
生起させる室を形成し、以て上記の閉鎖手段に対してフ
ロートにより発生される押圧力を増倍させる力を上記の
管状桿に生ぜしめるようにしたことを特徴とする電解液
の自動補充と累積ガスの排出とに適した蓄電池用の装置
が提供される。
好ましい実施形態による有利な点としては、ガスを排
気するための上記の1つ以上の第1の孔と補充液を導入
するための上記の1つ以上の第2の孔とはそれぞれがガ
ス排気用および補充液導入用に上記の蓋に形成された通
路に設けられ、該蓋に装置が取着される構成となってい
る。
本発明の他の実施形態によると、上記の1つ以上の第
1の孔又は上記の1つ以上の第2の孔と連通している上
記の導入用通路は、夫々が上記装置き主部に付属してお
り、該主部に対して横方向に突出すると共にホース接続
コネクタと一体に形成される。
本発明の更に他の実施態様によると、上記の1つ以上
の第1孔は上記装置の主体部の底に穿設される単一個の
孔により置換することが可能であり、該単一個の孔を通
して補充過程にガスの排気と電解液の濃度を計測するた
めの液体比重計の挿入とを行うことができる。
本発明の更なる応用範囲は、以下に記載する詳細な説
明から明らかになる。然しながら、以下の詳細な説明と
特定な例は、本発明の実施態様を説明するのみであって
説明の便宜により示したものであることを理解すべきで
ある。そして、本発明の思想と範囲の内で種々の変更と
改変とが可能であることは、以下の記載と図示とから当
業者なら容易に成し得ることは言うまでもない。
図面の簡単な説明 図1は、自動補充装置の断面図である。
図2は、図1に示す装置の分解組立図である。
図3は、図1に図示した本発明の装置の分解組立断面
図であると共に蓄電池の蓋に設けてそれを通して装置が
挿着される孔の断面図である。
図4は、本発明の装置と図3に図示の蓄電池の対応蓋
に設けた対応孔に適合させた状態を示す断面図である。
図5は本発明の他の実施形態による装置を対応の蓋に
取着した状態を示す断面図である。
図6は、本発明による複数の補充装置と同装置が挿着
される蓄電池の蓋の示した分解断面図である。
図7は、図6に示した蓄電池の蓋に、本発明による補
充装置を係合させた状態を示す断面図である。
図8は、補充過程における本発明の補充装置を示す拡
大断面図である。
図9は、補充完了状態における本発明による補充装置
の拡大断面図である。
図10は、本発明による自動補充装置の他の実施形態を
示す断面図である。
発明を実施するための最良の態様 さて、本発明の目的を成す蓄電池に対する電解液の自
動補充用及び同蓄電器からのガス排気用の装置が図1に
組立てられた状態で図示され、また図2に、その装置を
構成する部品類の分解状態が図示されている。
図示から明らかなように、同装置は主体部10を具備
し、この主体部は、図3及び図4に明示されるように、
蓄電池の蓋1の孔2中に封止的に係合することが可能で
あり、底101によって制限される室11を構成している。
上記の主体部10は、側面領域に互いに対向して配設され
ると共にほぼ同一面内に配置される1つ以上の第1の孔
12を提供し、また1つ以上の第2の孔13が、同じように
互いに対向して配設され同一面内に配置され、かつ上記
の第1孔12が配置された面より下方の面内に配設されて
いる。これらの孔はダクト管と接続され、同ダクト管が
ガスを蓄電池から排気し、かつ蓄電池に補充液を導入さ
せるものである。
管状要素20は、上記の主体部10に取着される。同管状
要素20は、外側管状部24と円筒状の案内要素25とを具備
し、外側管状部24は上記の主体部10の室11内に挿着さ
れ、上記の円筒状の案内要素25は外側管状部24内に同軸
に設けられている。
横断表面部21は切頭円錐の形状を有して貫通孔22を形
成し、かつ上記の管状要素20の内側に、しかも同要素20
に対して交叉するような関係で配設されており、更に上
記の円筒状案内要素25と上記管状要素20の胴部とに対し
て強固に結合されている。
更に、上記の管状要素20は、その側面側の円筒壁上に
1つ以上の貫通開口23を備え、これらの貫通開口の各々
は、上記の管状要素20が主体部10に係合された時に、上
記の主体部10に設けられた1つ以上の第2の孔13の少な
くとも1つの孔に連通する。
本発明による装置はまた管状の桿30を具備しており、
この桿30は上記の横断表面部21の貫通孔22内に摺動可能
に挿設される。この桿30は一端側にフロート体31を備
え、このフロート体31は蓄電池内に包含された同電池の
蓋と協動する。また、桿30の他端には可撓膜40が設けら
れ、同膜40は管状桿30に第1の封止ロック手段32によっ
て結合され、かつ又、第2の封止ロック手段132によっ
て上記管状要素20の側方内面に結合さている。
上記の封止ロック手段は図2に図示のように、環状の
切り込み232、332から成り、これらは上記管状桿30と上
記管状要素20とに形成されている。
更に、上記管状桿30は、そのほぼ中間部位に切頭円錐
形をした閉鎖シャッター33から成る閉鎖手段を設けてあ
り、上記横断表面21に形成された上記貫通孔22を遮断す
るのに適するように設けられている。上記の管状桿30が
管状要素20に挿入されたときに、その管状要素内の中心
位置に確実に来るように、同桿は案内要素35と一体であ
り、同案内要素は上記の案内要素25の内面に摺動可能に
係合している。そして同案内要素25は、管状要素20に設
けられている。
図3、図4に図示するように、蓄電池の蓋1と自動補
充装置とを係合させるために、同装置の主体部10の雄ね
じ14が、蓋1に穿設された孔2に刻設された雌ねじ140
に締結されるが、このとき、締結前段でOリング60が主
体部10の外側部分に確保された環状座61に挿設されてお
り、同環状座は、上記第1孔12と第2孔13との間に形成
されている。更に、ねじ条140と対応して封止表面200が
設けられ、該封止表面は装置3の主体部10の壁300に対
して当接したとき、密封状態を完成させる。
他の実施態様では、上記のねじ条は加圧挿着手段によ
って置換しても良い。
係合がなされると、図4に明示されるように、上記の
1つ以上の第1孔12の各孔が蓋1に形成された第1ガス
排気ダクト通路112と連通し、同じように、上記の1つ
以上の第2孔13が補充液の導入用の第2ダクト通路113
に連通し、該第2ダクト通路も蓋1に設けられている。
上記のダクト通路は蓋1に、そのモールド成形過程の
間に直接、形成されるものであり、蓄電池から排気され
たガスを通路を介して搬出する意図で必ず設けられてお
り、補充作業を遂行する場所から離れた領域にガスの排
気を行うことができる構成となっているものである。
図6、図7に図示のように、蓄電池の蓋1に穿設され
た複数の孔2の各孔に1つの補充装置が結合されること
は明らかであり、第1のダクト通路112は排気ガスを搬
送し、他方、第2のダクト通路113は補充液を搬送して
同液を蓄電池内の要素の部位へ搬入する。
補充装置3が蓋1に取着されるた後、補充工程が開始
される。すなわち、図4に図示のように、補充液が矢印
413に沿って第2ダクト通路113を介して導入される。同
補充液は図7に示すように該ダクト通路113に沿って流
れ、接続されて互いに並列配置された全ての補充装置に
行き渡る。
図1に示すように、可撓膜40が本発明に係る装置主体
部10の室11内に排気室150を形成し、この室が上記1つ
以上の第1孔12に連通し、かつ管状桿30の端部130と一
方端で結合し、かつ他方端では補充液の堆積用の室50に
連通し、同室50は上記の1つ以上の第2孔13に連通して
いる。従って、図8に詳示するように、補充工程が開始
されるとき、フロート胴31電解液231の上面131には接触
することはなく、その結果、シャッター33は、桿30およ
びフロート胴31の重量によって横断表面部21の貫通孔22
を開口状態にする。従って、補充液が第2ダクト通路11
3から堆積室50内に流動し、更にそこから貫通孔22を通
って矢印313に沿って蓄電池内に入る。
図9に示すように、補充液の導入は、電解液231の上
面131がフロート胴31を浮動させて縦方向に力331で上昇
して貫通孔22を閉鎖する位置にシャッター33を到達させ
る。
このような閉鎖状態が発生すると、第2ダクト通路11
3を通る補充液の流動が遮断され、堆積室50内に可撓膜4
0に対抗する圧力250を生ぜしめて該可撓膜40を図9に図
示のように変形させる。
ここで、特に、上記の圧力250は上記の膜に力332を及
ぼし、その力はもし、液の圧力か電池の使用中に遮断さ
れなければ、上記のフロート胴31の総重量よりも小さい
点が注目を要する点である。反対に、もし液の圧力が遮
断されると、上記の膜40に付与される圧力はより大きな
圧力となる。
膜40の表面に作用することにより上記の圧力250は、
力332を発生し、その力は浮動圧による力331と同じ方向
を向いている。かくして、貫通孔22を閉鎖するための総
力333が桿30に得られる。そして、その結果、同棹に設
けられたシャッター33においては、浮動作用だけによっ
て発生する力331よりも強い力333が得られる。そして、
室50内の補充液の圧力により生ずる膜40の変形によって
形成される上記の追加力332は、蓄電池が補充中に振動
を受けても孔22をシャッター33によって完全に閉鎖す
る。故に、突然に振動が起きても液漏れを生ずる危惧は
無くなるのである。そのような危惧は従来の技術による
補充装置ては発生していたが、本発明の装置で回避てき
るのである。
上述した膜40の変形により加算される力332は、シャ
ッター33に上述のような閉鎖圧力を生ぜしめるから従来
技術の自動補充装置に用いたフロート装置よりも小さい
直径を有するフロート胴31を用いてさえも確実な閉鎖作
用力を確保するものである。
補充工程の間に、フロート胴31の上方位置において管
状桿30の側面部に設けられた貫通孔34はガスを排気さ
せ、ガスは同孔を通過して矢印134の方向に流動し、上
記第1孔12および上記第1排気ダクト通路112を通過し
て出口に達する。図5には本発明による自動補充装置の
別の実施形態が図示され、この実施形態では、装置全体
を参照番号4で示してある。そして、この実施形態では
上記のガス排気用第1孔120と補充液の導入用の上記第
2の孔とはガス排気用の上記の第1ダクト212と装置4
の主体部100に設けられた補充液の導入用の第2ダクト
通路213とにそれぞれ連通している。
該両ダクト通路はホース接続コネクタ312、313を備
え、これらのホース接続コネクタ312、313は排気ガスを
流動させるホースと補充液を流動させるホースを受承す
るように設けられている。
装置の主体部100の底141には又貫通孔242を具備し
て、該孔242が電解液用の流量計を挿着可能にしてい
る。
本発明の他の実施形態による自動補充装置が図10に図
示されている。この実施形態では、装置は全体的に参照
番号7で表示されている。この実施形態では、可撓膜74
0が第1の封止ロック手段732を介して管状桿730に結合
されており、同封止ロック手段は、互いに対向配置で設
けられた1対のリング741、742より成り、これらのリン
グは管状桿730に同軸配置で設けられている。
そして上記の封止ロック手段は1対のリングの間に可
撓膜740の縁部、つまりリムを保持している。更に、上
記の可撓膜740は、第2の封止ロック手段832を介して管
状要素720に図示のように結合されており、該封止ロッ
ク手段は、該管状要素720に設けられた傾斜面723と、同
自動補充装置7の主体部300に形成された対応の肩部724
とによって形成されている。そして、上記の傾斜面723
と肩部724との間に膜740のリムが保持されている。
この実施形態では、管状要素720に穿設された貫通孔7
22が傾斜受座721を備え、その傾斜受座721に下記の閉鎖
手段が当接する。すなわち、該閉鎖手段は唇状ガスケッ
トからなり、同ガスケットは切頭円錐部821として形成
されており、該切頭円錐部821が上記管状桿730に対して
基本的に中央位置に配設された支持リング822に対して
押圧されるように構成されている。
なお、フロート同731と管状桿730との間にはカップ90
0が設けられており、このカップ900は上記フロート胴、
管状桿の両者に対して同軸に設けられており、該カップ
900の内部空所に補充液910を貯留する構成となってい
る。このような構成にすると、蓄電池の内部に対する流
体シールを形成し、蓄電池内に蓄積したガスが装置から
補充装置7中に漏洩して来るのを阻止する。
フロート胴731は、その大きさ寸法は自在であること
は自明である。主体部300は又、封止要素600とガス排気
用の孔760を閉止する蓋750とを備えている。
なお図示されていない実施形態として補充装置の主体
部100の底部141に穿設された既述の貫通孔242をガス排
気用の孔として使用する構成とすることも可能であるこ
とは自明であろう。この場合、装置4の主体部100は、
補充液の導入用の既述の第2ダクト通路213と連通する
既述の第2孔130だけを具備していれば良いことにな
る。
以上の記載から、本発明による装置は、種々の実施形
態が全て目的を達成することが理解できよう。
事実、全ての実施形態が、可撓膜を備え、フロート胴
の浮動状態により発生する押圧力に加えて加算力を発生
することにより、補充作用の間に蓄電池に振動が有って
も補充液用の孔を確実に閉鎖する。
また、このような閉鎖用の加算力を発生することが可
能であることが従来技術による補充装置に使用されてい
たフロート胴に比較してより小さな直径のフロート胴を
使用することが可能となるものであり、これは本発明の
係る自動補充装置のフロート胴の方か従来のフロート胴
より大きな閉鎖力を発生するからである。
更に、本発明に係る補充装置は、その実施形態とし
て、蓋を有して該蓋に設けた通路を通して排気ガスの流
出と、補充液の流入とを可能にする蓄電池と、補充装置
がホース接続コネクタを介して該装置に接続される可撓
性のホースを介して補充液の供給を受け、ガス排気を行
う構成の蓄電池用の蓋にも共に適用することが可能であ
ることは理解できよう。
更に、本発明による補充装置の既述した種々の実施形
態介して電解液の濃度を計測する流体比重計等の計測装
置を挿着することを可能にする孔が設けられており、該
孔は補充作用の間にガスの排気に用いることも可能にす
ることが理解できるであろう。
なお、本発明による電解液の自動補充およびガス排気
用の装置は、その製造工程の間に構造や形状を種々、改
変することが可能であるが、それらは全て本発明の技術
的範囲に属するものであることは言うまでもない。

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄電池の蓋(1)の孔(2)に封止的に挿
    着することができると共に蓄電池に対する電解液の自動
    補充と蓄電池内に蓄積したガスの排気とに適した装置
    (3,4,7)であって、該装置は、 天井部(101,141)を有した室(11)を形成する主体部
    (10,100,300)であって、該主体部がガスの排気用の第
    1のダクト通路(112,212)と連通する1つ以上の第1
    の孔(12,120)と、補充液の導入用の第2のダクト通路
    (113,213)と連通する1つ以上の第2の孔(13,130)
    とを具備する主体部(10,100,300)と、 前記主体部の前記室(11)中に係合する外側管状部(2
    4)と、該外側管状部(24)の内部に同軸の円筒形状を
    有して設けられる案内要素(25)とを設ける管状要素
    (20,720)であって、該管状要素(20,720)は、内部の
    中間位置に貫通孔(22,522)を形成する横断表面(21)
    を有し、また側面の円筒壁には少なくとも1つ以上の開
    口(23)を前記主体部(10,100,300)の少なくとも前記
    1つ以上の第2の孔(13)を連通させて備えた管状要素
    (20,720)と、 前記貫通孔(22,722)に摺動可能に結合されて前記横断
    表面(21)を透過して延設される管状桿(30,730)であ
    って、該桿の一端には蓄電池に受納された電解液(23
    1)と協動せしめれるフロート胴(31、731)を備え、ま
    た他端には第一の封止ロック手段(32,732)を介して該
    管状桿(30,730)に結合されると共に第二の封止ロック
    手段(132,832)を介して前記管状要素(20,720)の内
    部側面に結合した可撓膜(40,740)を備えた管状桿(3
    0,730)と、 を具備してなり、前記管状桿(30,730)はほぼ中間位置
    に前記横断表面(21)の前記貫通孔(22,722)と協動し
    て該孔(22,722)を封止する閉鎖手段(33,821)を備え
    て前記1つ以上の第2の孔(13,130)から補充液を流
    動、通過させたり、通過を阻止したりするように構成さ
    れ、 前記可撓膜は、前記主体部(10,100,300)の前記室(1
    1)内において該膜の片側に前記1つ以上の第1孔(12,
    120)と連通した排気室(150)を形成すると共に該膜の
    他方の側には前記1つ以上の第2の孔(13,130)と連通
    する補充液の蓄積用の室(50)を形成し、該室(50)内
    に受容される前記補充液の圧力(250)が前記可撓膜の
    変形を生ぜしめ、以て前記管状桿(30,730)に力(33
    2)を発生させ、該力によって前記フロート胴(31,73
    1)により発生されて前記閉鎖手段(33)に及ぶ押圧力
    (331)を増強させる構成を具備したことを特徴とする
    自動電解液補充およびガス排気用装置(3,4,7)。
  2. 【請求項2】前記蓄積用室(50)内に蓄積した液の圧力
    (250)は、前記可撓膜(40,740)に対して前記フロー
    ト胴(31,731)と該フロート胴を支持する前記管状桿
    (30,730)との総重量よりも小さい力(332)を付与す
    るように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    自動電解液補充およびガス排気用装置(3,4,7)。
  3. 【請求項3】前記フロート胴(31,731)を支持する前記
    管状桿(30,730)は、ガスを排気するための1つ以上の
    貫通孔(34)を備え、該貫通孔は、前記フロート胴(3
    1,731)の上方位置に配設されている請求項1に記載の
    自動電解液補充およびガス排気用装置(3,4,7)。
  4. 【請求項4】前記管状桿(30,730)は、外側に案内フィ
    ン(35)を備え、該案内フィン(35)は、前記案内要素
    (25)の内面に摺動、係合している構成を具備したこと
    を特徴とする請求項1に記載の自動電解液補充およびガ
    ス排気用装置(3,4,7)。
  5. 【請求項5】前記主体部(10)は外ねじ条(14)を具備
    し、該外ねじ条は前記蓋(1)に設けられた前記孔
    (2)の端部に設けられた対応の内ねじ条(140)に螺
    合する構成を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    自動電解液補充およびガス排気用装置(3,7)。
  6. 【請求項6】ガス排気用の前記1つ以上の第1の孔(1
    2)は、互いにほぼ向き合った配置で、かつほぼ同一の
    水平面内に2つ設けられ、また、前記補充液の導入用の
    前記第2孔(13)は、互いにほぼ向き合った配置で、か
    つ前記第1孔(12)が配設される水平面と平行なほぼ同
    一の水平面内に2つ設けられ、以て前記第1の孔(12)
    と前記第2に孔(13)とは各々の孔が前記蓋(1)に設
    けられたガスの排気用通路(112)および補充液の導入
    用の通路(113)と連通することを特徴とする請求項1
    に記載の自動電解液補充およびガス排気用装置(3,
    7)。
  7. 【請求項7】前記ガス排気用の1つ以上の第1の孔(12
    0)は、互いにほぼ対向して配置され、かつ同一のほぼ
    水平な面内に配設された2つの孔から成り、また前記電
    解液の導入用の第2の孔(130)は、前記第1の孔(12
    0)が配設された水平面と平行なほぼ水平な面内に配設
    されて成り、以て前記第1、第2の孔は夫々が前記装置
    (4)の前記主体部(100)に設けられたガス排気用の
    通路(212)と補充液の導入用の通路(213)とに対応し
    て連通し、該第1、第2の孔は、ホース接続部(312、3
    13)を一体に形成、具備している請求項1に記載の自動
    電解液補充およびガス排気用装置(4)。
  8. 【請求項8】前記閉鎖手段は、切頭円錐形をしたシャッ
    ター(33)から成り、該シャッターは、同じく切頭円錐
    形を有し、前記横断表面(21)に穿設された貫通孔(2
    2)内に干渉衝合するように構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の自動電解液補充およびガス排気
    用装置(3,4)。
  9. 【請求項9】請求項1から4に記載の自動補充装置(3,
    7)を受承し得る蓄電池の蓋(1)であって、該蓋
    (1)は、複数の孔(2)を備え、該複数の孔の各孔が
    前記装置(3,7)を受承するように設けられ、かつ該各
    孔(2)は、自動補充装置(3,7)に設けられた第1の
    孔(12)を通してバッテリー要素から排気されるガスを
    排気するための第1のダクト通路(112)と連通するよ
    うに設けられており、かつ前記自動補充装置(3,7)に
    設けられた第2の孔(13)を通して補充液を供給するた
    めめの第2のダクト通路(113)に連通するように設け
    られ、該第1、第2のダクト通路(112,113)は、前記
    蓋(1)をプラスチック材料で成形する際に該蓋の厚味
    中に形成されることを特徴とする蓄電池の蓋(1)。
  10. 【請求項10】前記ガス排気用の1つ以上の第1孔は、
    前記主体部(100,300)の底部(141)に穿設された単一
    の貫通孔(242,760)から成ることを特徴とする請求項
    1に記載の自動電解液補充およびガス排気用装置(3,4,
    7)。
  11. 【請求項11】前記横断表面(21)は、前記蓄電池の内
    部に向けて縮小する切頭円錐形を有するように形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の自動電解液補
    充およびガス排気用装置(3,4,7)。
  12. 【請求項12】前記第1の封止ロック手段(32)は、前
    記管状桿(30)に設けられた少なくとも1つの環状切欠
    (232)から成り、前記可撓膜(40)に対応して設けら
    れたリムを受承するように形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の自動電解液補充およびガス排気用
    装置(3)。
  13. 【請求項13】前記第2の封止ロック手段(132)は、
    前記管状要素(20)に設けられた少なくとも1つの環状
    切欠(332)から成り、前記可撓膜(40)に対応して設
    けられたリムを受承するように形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の自動電解液補充およびガス排
    気用装置(3)。
  14. 【請求項14】前記閉鎖手段は、切頭円錐形に成形され
    た封止リップ要素(821)から成り、前記管状要素(72
    0)に穿設された前記貫通孔(722)に封止、嵌合するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動
    電解液補充およびガス排気用装置(7)。
  15. 【請求項15】前記第1の封止ロック手段(732)は、
    互いに対向配置されると共に前記管状桿(730)と同軸
    に設けられた1対のリング(741,742)から成り、該両
    リングは間に形成された前記可撓膜(740)を保持して
    いることを特徴とする請求項1に記載の自動電解液補充
    およびガス排気用装置(7)。
  16. 【請求項16】前記第2の封止ロック手段(832)は、
    前記管状要素(720)に設けられた傾斜面(723)と、前
    記自動補充装置(7)の前記主体部(300)に設けられ
    た対応する肩部(724)とから成り、該傾斜面と肩部と
    の間に前記可撓膜(740)に対応して設けられたリムを
    保持していることを特徴とする請求項1に記載の自動電
    解液補充およびガス排気用装置(7)。
  17. 【請求項17】前記装置(7)の前記主体部(300)は
    前記ガス排気用の前記単一の貫通孔(760)を閉鎖して
    前記電解液の液面高さと濃度とを点検する蓋(750)を
    具備していることを特徴とする請求項10に記載の自動電
    解液補充およびガス排気用装置(7)。
  18. 【請求項18】前記フロート胴(731)と前記管状桿(7
    30)との間にカップ体(900)が設けられ、該カップ体
    (900)は、該フロート胴と該管状桿との両者と同軸に
    配設され、かつ、内部室中に、前記蓄電池の内部に対し
    て流体封止状態を形成するために必要なだけの補充液
    (910)を保持するように形成されている請求項1に記
    載の自動電解液補充およびガス排気用装置(7)。
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