JP2883623B2 - 改善された寿命及び静止接点配置の広い公差を有する圧力応答スイッチ装置 - Google Patents

改善された寿命及び静止接点配置の広い公差を有する圧力応答スイッチ装置

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JP2883623B2 JP1059505A JP5950589A JP2883623B2 JP 2883623 B2 JP2883623 B2 JP 2883623B2 JP 1059505 A JP1059505 A JP 1059505A JP 5950589 A JP5950589 A JP 5950589A JP 2883623 B2 JP2883623 B2 JP 2883623B2
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    • H01H35/24Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧力スイツチに関し、且つ更に詳しくは、
数百万回のスイツチサイクルに対する装置寿命を必要と
する、コンピユータ化された制御装置と共に使用するに
特に適するスイツチに関する。
(従来の技術) 自動車産業では、性能、燃料経済及び放出のかなりの
改善を得るために、マイクロプロセツサ基本機関制御モ
ジユール(ECM)によつて空気−燃料混合のような種々
の機能を制御することが一般化してきている。最近、こ
れらの機能は、機関及び伝動装置制御を一体にする伝動
システムの作動を含むように拡張されている。これは、
伝動装置がECMと融和可能であり、且つ入力及び出力に
電子的に接近し得ることを必要とする。変速を行うため
にソレノイド弁を使用する1つのアプローチは、ソレノ
イド弁の作動及び非作動が起こつたことを確認する方法
として圧力スイツチをソレノイド弁組立体に使用する。
即ち、作動時にソレノイド弁の出力に液圧流体圧力の変
化、典型的には11.6kg/cm2(ゲージ)(165psig)のオ
ーダーの変化がある。この圧力変化は、選択された圧力
レベルの発生時に電気回路を閉じ又は開き得る在来式の
スナツプ作用圧力応答スイツチを用いて容易に感知され
得る。そのようなスイッチは、大きさ及びコストに関す
る多様なパッケージ要求に容易に合うようにされ得る。
しかしながら、伝動装置の制御に使用する時、二千五百
万サイクル又はそれ以上のオーダーの寿命期待値が要求
されるが、在来式のスナツプ作用圧力スイツチは、最高
でもそれよりもかなり低いせいぜい百万サイクルのオー
ダーの寿命期待値しかもたない。
1986年9月3日に出願された且つ本出願の譲受人へ譲
渡された未決の出願第06/903,328号において、従来技術
の装置と比較してかなり改善された寿命を有する金属ダ
イヤフラムを使用する自動車伝動装置制御システムが開
示されている。そのような改善された寿命を有するダイ
ヤフラムは、中心皿状部分を有し、該中心皿状部分は、
ダイヤフラムが比較的剛く、且つ比較的狭い範囲の設定
点までおよびそれより上へ増加する撓みと圧力の位置係
数を有し、又はダイヤフラムの有効ばね率が比較的柔軟
であつて少ない圧力増加がダイヤフラムの中心の比較的
大きな移動を生じる設定範囲内の較正された圧力を有す
る。また、ダイヤフラムは、ダイヤフラムの寿命を制限
する作用をする応力がダイヤフラムに発生するのを最小
限にするために、在来式のスナツプ作用円板よりもかな
り少ないヒステリシスを有することを特徴とする。実施
例において、ダイヤフラムが環状の平らな縁部分を形成
しており、該縁部分が、その頂部に配置されたO−リン
グを有する電気接点部材に受けられ且つそれに対して偏
圧され、液圧流体圧力源と連通する管状スリーブによつ
て流体圧力シールを形成するようにされたスイツチが開
示されている。別の実施例では、スリーブがO−リング
を間に挟んだ2つのセグメントで形成され、それにより
スリーブ自体が縁部分に係合するようにしたスリーブを
備えている。
電気接点リベツトは、中心皿状部分の下に配置され、
且つ適当な電気コネクタへ連結される。縁部分はダイヤ
フラムを取付け且つシールする通常の手段を備えるが、
平らな縁部分と中心皿部分との間の一体の相互連結がダ
イヤフラムの寿命を制限する結果を生じる。他の実施例
では、ダイヤフラム全体が皿状にされ、且つスイツチの
シールを提供する薄い可撓性膜によつて電気接点部材上
に維持される。しかしながら、ダイヤフラムをそれらの
それぞれの座に保持する膜の使用により、ダイヤフラム
の低圧力側に対する静止中心接点(圧力の増加時に回路
を閉じるため)の位置決めが制限される。即ち、膜はこ
のダイヤフラムの高圧力側での固定接点(選択された圧
力の増加時に回路を開くため)の使用を妨げる。
(発明が解決しようとする課題) それ故、改善された非常に長い寿命期待値を有するス
イツチを提供することが本発明の目的である。別の目的
は材料及び組立体の両方を作るに経済的なスイツチを提
供することである。更に別の目的は、組立体としての較
正を必要とせず、スイツチの較正が静止接点の配置の比
較的広い公差を有するダイヤフラムの構成によつて固有
に制御されるスイツチを提供することである。更に別の
目的は、二千五百万サイクルを越える寿命期待値と、−
40〜149℃(−40〜300°F)の作動温度と、50Hzまでの
サイクル応答能力とを有する圧力応答スイツチを提供す
ることである。本発明の別の目的は、最小設定点差即ち
ヒステリシスを有し、且つ±0.35Kg/cm2(±5psi)内の
与えられた圧力レベルで作動するように作られ得るスイ
ツチ機構を提供することである。更に別の目的は、正常
作動中に選択された比較的低い圧力レベル、例えば1.54
Kg/cm2(ゲージ)(22psig)で作動するが、有害な作用
なく約11.6Kg/cm2(ゲージ)165psig)までの圧力レベ
ルに耐えるダイヤフラムを提供することである。本発明
の他の目的、特徴及び利点は添付図面と関連した以下の
詳細な説明から明らかとなる。図面において同じ参照符
号は同様な部分を示す。
(課題を解決するための手段) 簡単に説明すると、これらの及び他の目的は、圧力を
0Kg/cm2(ゲージ)(0psig)からd1及びd2の間の撓み範
囲を有するプラトーまで及びそれを越えて増加させるた
めに、ダイヤフラムが実質的に同じ圧力レベルd1及びd2
の間の中心撓みを有する比較的剛い有効ばね率を有し且
つまたはダイヤフラムがダイヤフラムの中心が圧力増加
時にd1及びd2の間で撓む圧力とそれが圧力減少時にd2
びd1の間で撓む圧力とのあいだに比較的狭い差を有する
ように圧力対撓み関係を有するダイヤフラムの中心を有
する皿状の形状にダイヤフラムの全表面を形成すること
によつて達成される。
本発明の特徴によれば、ダイヤフラムは、スイツチハ
ウジング中で電気接点部部材上に、その上に配置された
円筒状スリーブによつて保持される。スリーブは、その
一端にダイヤフラムの外方周囲を捕捉するようになつて
いる凹部を形成される。凹部の深さは、ダイヤフラムが
その座の上にゆるく保持されるように、ダイヤフラムの
厚さよりも大きい。
本発明の別の特徴によれば、静止接点はダイヤフラム
の中心の下に配置され、且つダイヤフラムの下方のハウ
ジングの底壁にさらに穴埋めされた円形フランジ付ヘツ
ドを形成して底壁で平滑な指示表面を形成し、且つダイ
ヤフラムに対して配置されて付随した応力によるダイヤ
フラムの過大移動及び座屈を制限する。静止接点は比較
的小さい半径を有する上向き凸表面を形成し、信頼性あ
る電気的整流のための比較的高い単位力を提供する目的
のためにダイヤフラムとの最初の小さい接点領域を提供
する。静止接点のこの小さい半径の中心部分はダイヤフ
ラムとの最初の接触を保証するに充分なだけ高く接点の
平らな縁部分より上方へ突出し、保護は0.0381mm(0.00
15インチ)のオーダーであり、ダイヤフラムの追加移動
は接点の平らな縁部分によつて支持されてダイヤフラム
の付随する増加された応力による過剰な過大移動を制限
する。
本発明の特徴によれば、静止接点はダイヤフラムがあ
る平面に対してd1及びd2の間のどの位置にも配置される
ことができ、且つd1及びd2の間に存在する圧力対撓み曲
線のプラトーのために同じ圧力でダイヤフラムにより回
路を閉じる作用をする。好ましくは、静止接点はd1によ
り近づいて配置されて接点摩耗を許し、且つ同じ圧力で
スイツチ作用するためのより大きなサイクル寿命を提供
する。
(実施例) 提案した伝動装置制御組立体を示す図面の第1図を参
照すると、符号1は摩擦要素6,7,8及び9をそれぞれ制
御するためにソレノイド作動弁2,3,4および5へ連結さ
れた液圧流体圧力源を示す。圧力感知スイツチ18,20及
び22はそれぞれのソレノイド作動弁2,3及び4の出力ラ
インと連通状態で配置される。弁は通常の通気され、且
つ/又は通常は加圧されることができ、作動状態は圧力
スイツチによつて感知れる。例えば、1つの弁が作動さ
れてその出力ラインを液圧流体圧力源1と連通状態にさ
れると、圧力感知器の圧力は約0Kg/cm2(ゲージ)(0ps
ig)から11.6Kg/cm2(ゲージ)(165psig)まで立ち上
がる。この圧力変化は、以下に説明するように、電気信
号へ変換され、この電気信号は、それぞれの弁の作動又
は非作動が起こつたことを確認するためにマイクロプロ
セツサへ入力され得る。
第2図〜第8図を特に参照すると、符号10はスイツチ
組立体を全体的に示し、該スイツチ組立体は成形可能な
ガラス充填熱可塑性材料のような適当な電気絶縁材料の
ハウジング12を具備し、該ハウジングは後板14とそれか
ら吊下がつて浅い凹部を画成する側壁16とを有し、該凹
部中に3つの圧力スイツチステーシヨン18,20及び22が
配置される。ハウジング12は好ましくはそこに成形によ
り所望の導電体が形成される。第5図に示すように、断
面で形成された平面24はその上に選択されたパターンで
配置された導電経路25を示す。該パターンは便宜的には
横銅のような適当な金属板からスタンプ加工され、パタ
ーンの部分はそれぞれの回路を絶縁する目的で後板14に
形成された穴(図示せず)を通しての成形作業後にブラ
ンク加工される。また、ハウジングは導電経路25を間に
挟んで有する2つの板状部材で作られることができ、又
は所望により経路を板部材の一方の上い塗布されること
ができる。経路25はスイツチステーシヨンに配置された
環状部分18a,20a及び22aを含み、該環状部分は後述する
目的でそれぞれのプラツトフオーム部分18e,20e及び22e
を含み、線部分18b,20b及び22bがそれぞれの環状部分か
らそれぞれのピンP6,P8及びP7まで延びる。ピンP2,P4,P
6及びP8は第5図に図示されていないが、それらはハウ
ジングの前半分に配置されているので鎖線の引出線で示
される。第4図はピンP1〜P8の配置を示す。ピンP5は複
数個のばねコネクタC5〜C8まで延びる導電性線部分26へ
連結されている。ピンP3はばねコネクタC4まで伸び、ピ
ンP4はばねコネクタC2まで延び、ピンP1はばねコネクタ
C3まで伸び且つ最後にピンP2はばねコネクタC1まで延び
る。
各環状導電性層18a,20a及び22aによつて画成された空
間内に、中心接点穴18c、20cおよび22cがそれぞれあ
り、且つ第8図に関して後でより詳細に説明される複数
個の通気穴18d,20d及び22dがある。
第2図に戻つて、後板14は、接点ばねC1〜C8、環状導
電性部分18a,20a及び22a並びにプラツトフオーム部分18
e,20e及び22e及び各プラットフォームと対向する線部分
26を露出するための切除部分を形成している。選択され
た抵抗体R1,R2及びR3は、それぞれのプラツトフオーム
部分18e,20e及び22eと対向する線部分26との間に溶接さ
れ又はろう付けされる。
後板14は、スイツチ作用空所を形成するためにそれぞ
れの環状導電体18a,20a及び22aと整合される各それぞれ
のスイツチステーシヨン用円筒状壁18f,20f及び22fを形
成している。側壁16は、ハウジングの周囲にパツキン溝
30を形成し、且つ後板33(第3図)を取付けるため且つ
ハウジングをソレノイド弁組立体34(第3図)へ固定す
るための複数個のボルト穴32を形成している。穴36が後
板14を貫通して材料を維持し且つ溜めへの通気を行う。
シユラウド38はピンP1〜P8の周りに延びてピンを周囲か
ら絶縁する。ねじ付穴40がハウジング中でシュラウド38
内に形成されて雌形コネクタ(図示せず)を固定する。
第6図はハウジング12の後面図であつて、シユラウド
38の部分が便宜上取外され且つ抵抗体R1〜R3を取つて図
示されている。パツキン溝42は第2図に示す溝30と同様
にプラツトフオーム24の周囲に形成される。
特に第8図及び第9図を参照して、スイッチステーシ
ョンの1つを説明する。導電性リベット44が穴18cの中
に入れられ、該リベットの一端46を導電体18aの環状部
分の上面(第8図に示される)から長手軸線方向に所定
距離だけ離して配置し、スイッチの中心接点として作用
せしめる。後述するように、圧力対撓み曲線のd1とd2
間にプラットフォーム部分があるために、所定の圧力レ
ベルでスイッチを閉じるための一端46の正確な位置はこ
れ等の点d1点d2の間にあることだけを必要とし、このた
め上記リベットの一端46の位置を決定するために、さら
に穴部分48を都合よく円形フランジ付ヘッド50と組合せ
て使用することができる。即ちスイッチの較正を完全な
ものとするために、リベット44の一端46を導電体18aの
環状部分の上面に対し所望の撓み曲線上の特定の点まで
下に下げてリベット44の他端52のヘッドと取り付ける。
また、リベツト44の端52は、通常の良好な導電性材料
で作られた母線54と電気的及び物理的に係合するように
頭付けされる。
ステンレス鋼のような良好なばね特性を有する導電性
金属で作られた概ね円形のダイヤフラム60が導電体18a
の環状部分の内径よりも僅かに大きい直径をもつて形成
され、それにより該ダイヤフラムは該導電体の上に着座
され得る。ダイヤフラムは、ダイヤフラムの中心を変化
させながらその弾性限界を越えて変形され、それにより
ダイヤフラムは僅かい皿状の形状を有し且つ後述する圧
力対撓み関係を有する。ダイヤフラムは、導電対18a上
に配置され、リベツト44から離れた側に凸面形状を有す
る面を有する。
ダイヤフラム60は、円筒状壁18f内に入れ子式に滑動
可能に受入れられた円筒状スリーブ組立体64によつてそ
の座に保持される。スリーブ組立体64は、好ましくは横
銅又は他の適当な材料で作られた第1及び第2のセグメ
ント66,68を具備し、「O」リング70がそれらの間に挟
まれている。スリーブセグメント68は、セグメント66に
加えられる横方向力がダイヤフラムへ伝達されるのを回
避すると共に、「O」リング70はセグメント66をダイヤ
フラムから電気的に絶縁する。第8図では、スリーブは
僅かな量だけ壁16を越えて延びている。ソレノイドモジ
ユールが第3図に示すようにハウジング12に取付けられ
る時、力がスリーブに加えられてそれを「O」リングの
方へ確実に偏圧する。ハウジング12に取付けられたソレ
ノイドによつて、スイツチ作用ステーシヨンのスリーブ
64は伝動装置ソレノイド弁を作動するために使用される
圧力源と連通される。スイツチ作用ステーシヨン20及び
22は、同様に他の伝動装置ソレノイド弁へ結合される。
スリーブセグメント68の底端は、スリーブの内部と連
通している環状凹部を形成しており、該凹部は、ダイヤ
フラムの厚さよりもやや大きい深さをスリーブの長手方
向軸線に沿つて有する。凹部はダイヤフラムをゆるく受
けるに充分なだけ大きい直径を有し、それによりダイヤ
フラムは凹部内を上下に自由に動くが、横方向運動を拘
束され且つ中心をリベツト44の上に正確に維持する。こ
のためダイヤフラムをその座に取付ける際にダイヤフラ
ムに応力が加わらない。
ハウジングの底即ち後板14は、さら穴埋め部50から導
電体18aの環状部分の内径部まで延びるテーパ付凹部72
を形成しており、該凹部72は円形フランジ付ヘツド50と
共に平滑な連続支持表面を形成し、応力をダイヤフラム
に誘起し且つその有効寿命を制限するダイヤフラムの過
剰な移動及びダイヤフラムの中心部分の座屈を阻止す
る。穴18dはダイヤフラムの外周部に近接して配置さ
れ、且つ穴が座屈をダイヤフラムに生じさせないだけ充
分に小さい直径を有する。
ヘツド46は中心半径部を形成しており且つ縁部分を取
囲んでおり、初期係合面積を減少し且つ応力をダイヤフ
ラムに均等に分散する。ダイヤフラムの中心部分のため
の成形された連続支持表面の必要は、ダイヤフラムが通
常の作動中に作用を受ける高圧力の故に強調される。即
ち、ダイヤフラムは、それが1.54Kg/cm2(ゲージ)(22
psig)のオーダーの圧力レベルでリベツトと係合するよ
うに移動し、且つ前述したようにその圧力が約11.6Kg/c
m2(ゲージ)(165psig)まで急速に立ち上がり、且つ
ダイヤフラムが二千八百万サイクルを越える寿命期待値
をもつシステム要求に合うように形成される。
比較的大きいポンプ出力を有する説明した形式の液圧
システムでは、システムの圧力変化を感知し且つ応動す
るようにシステムの性能又はダイヤフラムの能力に及ぼ
す実質的な影響なく、小量の漏洩がスイツチユニツトに
許容され得る。ダイヤフラム60が0Kg/cm2(ゲージ)(0
psig)で円筒状保持体68によつて導電体上の所定の位置
にゆるく保持される第8図の構成では、矢印74で示され
る流体圧力はダイヤフラムを導電体18aに対して押付け
る。ダイヤフラム60及び導電体18aの間を漏洩し得る流
体は極めて少なく、且つシステムの圧力増加率即ちダイ
ヤフラムが静止接点即ちリベツト44と係合するように移
動する場合の圧力レベルに実質的に影響しない。
この構成は、ダイヤフラムを所定に位置にシールし、
配置し且つ保持するために可撓性膜の必要を排除する。
更に、膜がないので、ダイヤフラムの凸状面は、常閉ス
イツチ作用(それが所望されるならば)のためにダイヤ
フラムの高圧力側に配置された静止接点と電気的に係合
するために使用され得る。
上述したように、ダイヤフラム60を皿状の形状に形成
することは非線形圧力対ダイヤフラム中心点変位を得
る。ダイヤフラムが皿状にされる程度を制御することに
よつて、増加する圧力で徐々に撓む間に中心はd1からd2
までの特定の圧力で加速され、且つ次にそれ以上の圧力
増加で徐々に撓むように戻り、且つこれが狭い差で達成
され得るように圧力対撓み関係を得ることが可能であ
る。差又はヒステリシスは、作動圧力(増加する圧力)
と非作動圧力(減少する圧力)との間の差を言う。加速
を生じるためにダイヤフラムに発生する応力の量は、在
来式のスナツプ作用円板において圧力対撓み関係にかな
りの負の傾斜を有し、且つ該円板を数百万サイクルの最
低寿命期待値を求める応用に不当にする在来式のスナツ
プ作用円板で発生する応力の量よりもはるかに少ない。
本発明により作られた典型的なダイヤフラムの圧力対
変位についての実験の軌跡を示す第10図にみられるよう
に、ダイヤフラムはOKg/cm2(ゲージ)(0psig)からd1
及びd2の間の撓み範囲を有するプラトーまでの又はそれ
を越える増加する圧力に対して、比較的剛い有効ばね率
を有し、中心は実質的に同じ圧力レベルにおいてd1及び
d2の間で撓む。また、ダイヤフラムは、ダイヤフラムの
中心が増加する圧力の際にd1及びd2の間で撓む圧力と、
それが減少する圧力の際にd2及びd1の間で撓む圧力との
間の比較的狭い差を有する。第10図をその軌跡を示すダ
イヤフラムは、直径10.16mm(0.400インチ)、厚さ0.12
7mm(0.0050インチ)を有し、自由状態、即ちリベツト4
4のような運動制限装置が存在しない状態でのダイヤフ
ラムの全変位量が約0.304mm(0.012インチ)であり、且
つd1及びd2の間の撓みが0.127mm(0.005インチ)であ
る。
そのようなダイヤフラムを使用することが提供する利
点の1つは、ダイヤフラム60の外周部が撓みd1及びd
2内、即ち第10図を示すように0.127mm(0.005インチ)
内にある平面から図られるダイヤフラム60の中心を横切
るリベツト44の長手方向軸線上の場所にだけ接点表面46
を配置する必要があるので、接点表面46の配置が選択さ
れた圧力レベルでの作動を得るためにはるかに重要にな
ることでらう。しかしなら、較正された圧力レベルでの
連続的な作動の最大利益を得るために、d1〜d2範囲のd1
側に接点を配置して接点摩耗を許容することは好まし
い。
作動圧力差20%又はそれ以下、好ましくは5%又はそ
れ以下を有する適当なダイヤフラムが二千五百万サイク
ルを上回ることが判明している。従つて、約1.54Kg/cm2
(ゲージ)(22psig)の圧力で作動するようになつてい
るダイヤフラムについて、0.28Kg/cm2(4psi)、好まし
くは0.07Kg/cm2(1psi)くらい小さい差が多くの応用例
で充分な寿命を得ることができる。
本発明により作られるスイツチ作用組立体のために作
られるダイヤフラムは、厚さ0.127mm(0.0050イン
チ)、直径10.16mm(0.400インチ)のステンレス鋼のシ
ートで作られた。ダイヤフラムは、中心部分60の変位
「d」が0.304mm(0.012インチ)であるように作られ
た。これは、中心接点により制限されなければ圧力1.54
Kg/cm2(ゲージ)(22psig)においてd1〜d2の撓み0.12
7Kg/cm2(0.005インチ)を得た。リベツト44の凸状表面
の半径は3.302mm(0.130インチ)であり、該表面は円形
ヘツド48上で高さ0.0381mm(0.0015インチ)に達した。
設定点圧力のことなる値(その圧力はd1およびd2に対
応する)は、ダイヤフラム54の異なる厚さ、異なる熱処
理、異なる材料を用いることによつて、又は中心部分の
成形に使用するダイ組の形を修正することによつて得る
ことができる。
開示した実施例の種々の修正が特許請求された発明の
範囲内で可能であることは認識されよう。例えば、本発
明に従つて作られるダイヤフラムは力並びに圧力を感知
するために使用されることができ、且つ所望により温度
変化を感知するためにバイメタルで構成され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つて作られた圧力スイツチを使用す
る伝動装置制御組立体の概略図であり、第2図は本発明
に従い作られた圧力スイツチ組立体の前面図であつて、
3つのスイツチステーシヨンを示すが例示のために圧力
感知ダイヤフラムを取外して示す図であり、第3図は第
2図の組立体の側面図であつて、コネクタ部分を断面で
示し且つ後板を取外けたソレノイド組立体に取付けて示
す図であり、第4図はスイツチ組立体のコネクタ部分の
上面図であり、第5図は第7図の線5−5に沿つた断面
図であつて、組立体ハウジング中に成形された導電性経
路のパターンを示す図であり、第6図はスイツチ組立体
ハウジングの後面図であり、第7図は第2図の線7−7
に沿つた拡大断面図であり、第8図はスイツチ作用ステ
ーシヨンの拡大断面図であつて、ダイヤフラムを導電性
部材上の座に保持して示す図であり、第9図は導電性中
心接点として使用するためのリベツトの、スイツチハウ
ジングへの挿入前の、拡大側面図であり、第10図は本発
明に従い作られたダイヤフラムの圧力対変位線図であ
る。 1…液圧流体圧力源、2,3,4,5…ソレノイド作動弁、10
…スイツチ組立体、12…ハウジング、14…後板、16…側
壁、18,20,22…圧力感知スイツチ、25…導電経路、18a,
20a,22a…環状導電性部分、44…導電性リベツト、46…
接点表面、50…円形フランジ付ヘツド、60…ダイヤフラ
ム、64…スリーブ組立体、68…保持体、70…「O」リン
グ、72…テーパ付凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 35/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底壁及び該底壁から延びる側壁を有しスイ
    ッチ室を画定する電気絶縁性基部と、 前記基部上に配置され前記スイッチ室内に少なくとも一
    部分を有する電気接点部材と、 静止時に凸形状の面と前記電気接点部材と係合する平坦
    な円形外周縁とを備え、前記凸形状の面は前記底壁から
    離れ、凸凹形状間で変位可能な皿状の金属ダイヤフラム
    と、 内側及び外側の端部とそれらの端部間を延びる通路とを
    含む保持部材を備え、前記保持部材は前記内側の端部に
    形成されたダイヤフラムの前記円形外周縁を受容する受
    容窪みを有し、前記窪みは前記ダイヤフラムの厚さより
    も大きい深さを有し、これによって前記保持部材は前記
    ダイヤフラムを前記電気接点部材上に保持する保持手段
    と、 前記基部上に前記ダイヤフラムの中心部分と整合するよ
    うに取り付けられ、前記通路に導入された増加する流体
    圧力が前記ダイヤフラムをバイアスして前記ダイヤフラ
    ムを前記電気接点部材に封止させかつ電気的に接続させ
    ることによって回路が閉じるように適合された導電性中
    心接点部材と、を有することを特徴とする電気スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】前記側壁は円柱状の穴を形成し、前記保持
    部材は該穴に滑動可能に受容されたスリーブで、前記保
    持手段は前記穴に配置されるオーリングを有し、該オー
    リングは穴にしっかりと取付けられるように選択された
    外径を有する請求項1に記載された電気スイッチ。
  3. 【請求項3】前記金属ダイヤフラムの中心は、ダイヤフ
    ラムが増加する圧力に対して0kg/cm2からd1とd2間の範
    囲まで及びその範囲以上で比較的剛性の高い有功ばね率
    を有するとともに、d1とd2間の範囲でほぼ等しい圧力で
    中心が変位し、かつ増加する圧力時におけるd1とd2間で
    変位する圧力と減少する圧力時におけるd1とd2間で変位
    する圧力との間で比較的小さな差を有するような圧力対
    変位の関係を有する請求項1に記載された電気スイッ
    チ。
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