JP2881552B2 - 自動閉鎖装置つきドアクローザー - Google Patents
自動閉鎖装置つきドアクローザーInfo
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- JP2881552B2 JP2881552B2 JP30130894A JP30130894A JP2881552B2 JP 2881552 B2 JP2881552 B2 JP 2881552B2 JP 30130894 A JP30130894 A JP 30130894A JP 30130894 A JP30130894 A JP 30130894A JP 2881552 B2 JP2881552 B2 JP 2881552B2
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- door closer
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動閉鎖装置つきドア
クローザーに関する。さらに詳しくは、平時は一般の扉
と同様に手動で開閉するが、火災発生による緊急時には
昼夜の別なく火災用感知機による発信によって自動的に
回動扉を閉鎖し、有毒煙の室外流出による拡散を未然に
阻止する防災機器として扉側のドアクローザーに付設す
る。
クローザーに関する。さらに詳しくは、平時は一般の扉
と同様に手動で開閉するが、火災発生による緊急時には
昼夜の別なく火災用感知機による発信によって自動的に
回動扉を閉鎖し、有毒煙の室外流出による拡散を未然に
阻止する防災機器として扉側のドアクローザーに付設す
る。
【0002】
【従来 技術】従来、建築基準法で発令された施行令第
112条第14項第3号の規定では、ドアクローザーに
温度ヒューズ機構を設け、火災発生時高温でヒューズが
溶解して扉を自動閉鎖する様式の防火用ドアクローザー
が適用されているが、この方法では火炎よりも先に発生
する最も危険な有毒煙の室外流出は阻止できない問題点
をかかえている。
112条第14項第3号の規定では、ドアクローザーに
温度ヒューズ機構を設け、火災発生時高温でヒューズが
溶解して扉を自動閉鎖する様式の防火用ドアクローザー
が適用されているが、この方法では火炎よりも先に発生
する最も危険な有毒煙の室外流出は阻止できない問題点
をかかえている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】火災発生時、火炎や怪
我による被災よりも、煙による窒息死の方が遙かに高率
であることは多言を要しないが、その防止対策として消
防法規では開窓によって排煙する装置の設定を義務づけ
てはいるが、室内側の出入口に設けられた扉も一早く閉
鎖しないと流出する有毒煙による危険は解消されず、完
全な防災対策とは云えない未解決の緊要課題となってい
る。
我による被災よりも、煙による窒息死の方が遙かに高率
であることは多言を要しないが、その防止対策として消
防法規では開窓によって排煙する装置の設定を義務づけ
てはいるが、室内側の出入口に設けられた扉も一早く閉
鎖しないと流出する有毒煙による危険は解消されず、完
全な防災対策とは云えない未解決の緊要課題となってい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による自動閉鎖装
置つきドアクローザーは、回動扉の上縁側で腕杆を屈伸
して扉を開閉するドアクローザーの下面一側に設けた折
曲台に、感知器と連動する偏芯カム付直流モーターを取
着し、かつ他側に載設した支持台の横孔とその側壁の一
部を削除した欠切部に、別の段軸を外端部に突設し、か
つ端口より離脱しないように挿入した球体を弾機付勢し
て、上記腕杆枢着軸の下端に設けた閉止カムの凹所に嵌
脱できるようにした支持筒を摺動自在に挿嵌し、さら
に、前記段軸に枢着したAリンクと、他方捩りばねで右
俯下方向に付勢された支持台に枢着のBリンクをともに
連結ピンで枢支すると共に、該連結ピンと直流モーター
側の偏芯カムの双方にシーソー状に当接するレバーを回
動扉に枢着してなるものである。
置つきドアクローザーは、回動扉の上縁側で腕杆を屈伸
して扉を開閉するドアクローザーの下面一側に設けた折
曲台に、感知器と連動する偏芯カム付直流モーターを取
着し、かつ他側に載設した支持台の横孔とその側壁の一
部を削除した欠切部に、別の段軸を外端部に突設し、か
つ端口より離脱しないように挿入した球体を弾機付勢し
て、上記腕杆枢着軸の下端に設けた閉止カムの凹所に嵌
脱できるようにした支持筒を摺動自在に挿嵌し、さら
に、前記段軸に枢着したAリンクと、他方捩りばねで右
俯下方向に付勢された支持台に枢着のBリンクをともに
連結ピンで枢支すると共に、該連結ピンと直流モーター
側の偏芯カムの双方にシーソー状に当接するレバーを回
動扉に枢着してなるものである。
【0005】
【作 用】本発明による自動閉鎖装置(以下自閉装
置という)つきドアクローザーは、平時は一般の扉と同
様の取扱いによって開閉が行われるが、直角解放時には
扉は強制的に停止するため、この開口箇所における頻繁
な通過ではドアの下部に楔やストッパーを挿入する必要
もなく好都合である。しかし、火災や地震などの発生
時、室内無人のため扉が開放した儘になっている場合、
或いは脱出者が閉っている扉を思いきり開放して避難す
る際、動転の余り扉を閉める余裕もなく開放状態になっ
ている場合などには、有毒煙は室外に流出して拡散し、
これまでに報道された幾多の悲惨な実例のように被害は
増大することになる。本発明では如上の人災事故を防止
するため、特に火災用感知器が煙を感知すれば直ちに電
波発信によって受信機がリミットスイッチを作動して直
流モーターを回転させるから、該直流モーターの軸端に
一体的に固着された偏芯カムは回転し、軸芯から長長距
離となる偏芯カムの端面は、回動扉側に略々中央部が枢
着されたシーソー状のレバーにおける一端を押圧するた
め、レバーは枢着部を支点として一側が降下する反面、
該レバーの他端は上昇するから、支持台に枢着したBリ
ンクと、他方支持台の横孔とその側壁の一部を破って形
成した欠切部の双方に、摺動自在に挿嵌した支持筒の端
部に突設され、前記欠切部より外方に突出した段軸に枢
着したAリンクをともに枢支した連結ピンを持ち上げる
ため、両リンクは夫々端部の枢着部を支点として上方に
傾動し、それまでの略々直列状から図4の如くへの字形
の(山形状)に移行する。 かかる際Aリンクは段軸
を欠切部内で、同じく該段軸と一体の支持筒も支持台の
横孔内でBリンク側に後退する。したがって、支持筒の
先端でドアクローザー上部で腕杆を枢着した枢着軸の下
端に設けた閉止カムの先端凹所に嵌入して、腕杆枢着軸
の回転を制止(扉停止状態)している球体も該凹所から
離反するため、枢着軸と球体によるロックは無くなり爾
後はドアクローザーの弾機による緩衝トルクによって腕
杆枢着軸は、閉止カムと共に時計針(正)回転方向に回
転し、上部の腕杆を屈曲させながら、該閉止カムが約9
0度回った位置で回動扉は閉鎖する。したがって、回動
扉が閉鎖時、リンクBは捩りばねによって絶えず右(俯
下)方向に付勢されているので、連結ピンを押し下げる
から該連結ピンの下側に当接しているレバーも降下し、
シーソー状にその反対側を上昇させるから直流モーター
軸側の偏芯カムの当接による上述したロック解除に間に
合うように態勢を整えることになる。 そしてBリン
クと連結ピンの夫々傾動・降下に従ってAリンクも左方
向に傾動しながら支持筒および段軸を閉止カム側に摺動
(前進)させるから、該支持筒先端の球体の位置は最も
右寄りとなって支持台の端面より突出し、扉開放時(約
90度)における閉止カムの凹所との係合に備えること
になる。すなわち、回動扉が閉鎖時は図4のとおりAリ
ンクとBリンクの双方は略々直列状であり、かつ両リン
クを連結ピンを介して傾動させるレバーも直流モーター
側では浮上しているので、例えば扉を手動で開放してい
くと、ドアクローザー上部の腕杆も追動して枢着軸を時
計針(正)方向に回転させるから、該枢着軸の最下端に
固設された閉止カムおよびその凹所における端部は、図
3の矢印側(時計針逆回転方向)に回転して約90度傾
動したとき支持筒先端の球体を押圧して若干後退させな
がら凹所に嵌入して係合(ロック)するから、枢着軸は
ドアクローザーの弾機付勢に抗して完全に制止するた
め、回動扉は一旦停止することになる。本発明による自
閉装置つきドアクローザーは、扉の開放はすべて手動で
行い、略々直角開放で停止が維持されるが、開放中の扉
を閉鎖方向に素手で僅か引張れば、球体は弾機を押して
後退し閉止カムの凹所より離れて両者の係合(ロック)
は解消するため、閉止カムと一体の枢着軸はドアクロー
ザー側の弾機作用により、上端側の腕杆を屈折しながら
扉は緩衝されつつ閉鎖するので、前述した感知器作用に
よる自動閉鎖作用と併せ、24時間室内における有人・
無人に関係なく扉の閉鎖を確実に履行し、有毒煙が室内
で不測に発生しても拡散を防止できる。
置という)つきドアクローザーは、平時は一般の扉と同
様の取扱いによって開閉が行われるが、直角解放時には
扉は強制的に停止するため、この開口箇所における頻繁
な通過ではドアの下部に楔やストッパーを挿入する必要
もなく好都合である。しかし、火災や地震などの発生
時、室内無人のため扉が開放した儘になっている場合、
或いは脱出者が閉っている扉を思いきり開放して避難す
る際、動転の余り扉を閉める余裕もなく開放状態になっ
ている場合などには、有毒煙は室外に流出して拡散し、
これまでに報道された幾多の悲惨な実例のように被害は
増大することになる。本発明では如上の人災事故を防止
するため、特に火災用感知器が煙を感知すれば直ちに電
波発信によって受信機がリミットスイッチを作動して直
流モーターを回転させるから、該直流モーターの軸端に
一体的に固着された偏芯カムは回転し、軸芯から長長距
離となる偏芯カムの端面は、回動扉側に略々中央部が枢
着されたシーソー状のレバーにおける一端を押圧するた
め、レバーは枢着部を支点として一側が降下する反面、
該レバーの他端は上昇するから、支持台に枢着したBリ
ンクと、他方支持台の横孔とその側壁の一部を破って形
成した欠切部の双方に、摺動自在に挿嵌した支持筒の端
部に突設され、前記欠切部より外方に突出した段軸に枢
着したAリンクをともに枢支した連結ピンを持ち上げる
ため、両リンクは夫々端部の枢着部を支点として上方に
傾動し、それまでの略々直列状から図4の如くへの字形
の(山形状)に移行する。 かかる際Aリンクは段軸
を欠切部内で、同じく該段軸と一体の支持筒も支持台の
横孔内でBリンク側に後退する。したがって、支持筒の
先端でドアクローザー上部で腕杆を枢着した枢着軸の下
端に設けた閉止カムの先端凹所に嵌入して、腕杆枢着軸
の回転を制止(扉停止状態)している球体も該凹所から
離反するため、枢着軸と球体によるロックは無くなり爾
後はドアクローザーの弾機による緩衝トルクによって腕
杆枢着軸は、閉止カムと共に時計針(正)回転方向に回
転し、上部の腕杆を屈曲させながら、該閉止カムが約9
0度回った位置で回動扉は閉鎖する。したがって、回動
扉が閉鎖時、リンクBは捩りばねによって絶えず右(俯
下)方向に付勢されているので、連結ピンを押し下げる
から該連結ピンの下側に当接しているレバーも降下し、
シーソー状にその反対側を上昇させるから直流モーター
軸側の偏芯カムの当接による上述したロック解除に間に
合うように態勢を整えることになる。 そしてBリン
クと連結ピンの夫々傾動・降下に従ってAリンクも左方
向に傾動しながら支持筒および段軸を閉止カム側に摺動
(前進)させるから、該支持筒先端の球体の位置は最も
右寄りとなって支持台の端面より突出し、扉開放時(約
90度)における閉止カムの凹所との係合に備えること
になる。すなわち、回動扉が閉鎖時は図4のとおりAリ
ンクとBリンクの双方は略々直列状であり、かつ両リン
クを連結ピンを介して傾動させるレバーも直流モーター
側では浮上しているので、例えば扉を手動で開放してい
くと、ドアクローザー上部の腕杆も追動して枢着軸を時
計針(正)方向に回転させるから、該枢着軸の最下端に
固設された閉止カムおよびその凹所における端部は、図
3の矢印側(時計針逆回転方向)に回転して約90度傾
動したとき支持筒先端の球体を押圧して若干後退させな
がら凹所に嵌入して係合(ロック)するから、枢着軸は
ドアクローザーの弾機付勢に抗して完全に制止するた
め、回動扉は一旦停止することになる。本発明による自
閉装置つきドアクローザーは、扉の開放はすべて手動で
行い、略々直角開放で停止が維持されるが、開放中の扉
を閉鎖方向に素手で僅か引張れば、球体は弾機を押して
後退し閉止カムの凹所より離れて両者の係合(ロック)
は解消するため、閉止カムと一体の枢着軸はドアクロー
ザー側の弾機作用により、上端側の腕杆を屈折しながら
扉は緩衝されつつ閉鎖するので、前述した感知器作用に
よる自動閉鎖作用と併せ、24時間室内における有人・
無人に関係なく扉の閉鎖を確実に履行し、有毒煙が室内
で不測に発生しても拡散を防止できる。
【0006】
【実 施 例】以下、本発明の実施例について説明す
る。回動扉Dの上縁側に付設され、上部の腕杆Aを屈伸
させながら扉を蝶番軸側に開放する周知のドアクローザ
ーCの下面Bの一側に設けた折曲台5に直流モーター1
およびリミットスイッチ3などを取着し、通常天井など
の高所に設置された火災用感知器(図示せず)の発信電
波を捕捉する受信機(図示せず)により、リミットスイ
ッチ3を介して作動する直流モーター1の軸端側には、
円板中心より隔てた位置に軸芯がある偏芯カム2を一体
的に固着する。また、前記下面Bの他側に載設した支持
台6には貫通した横孔7から外表面までの側壁14を端
口13より適宜の幅と距離をもった部分を抉るように削
除した欠切部8を形成し、前記横孔7との双方に、別の
外端部近傍に段軸10を突設した支持筒9を摺動自在に
挿嵌する。 該支持筒9には弾機11で付勢された球
体12が端口13より離脱せぬよう、予め端口13を若
干内方に曲折して球体12の直径より稍細径にしぼり、
球体が弾機11で押圧されても、稍細径の端口からは脱
落せず球体12の一部が該端口より突出した状態におか
れる。そして、支持筒9内の弾機11による球体12付
勢力を調節するため、螺栓18を支持筒の後端側に形成
した螺孔19に螺嵌しておけば、該螺栓を進退させて弾
機の球体圧接を容易に変えて付勢力の強弱を調節でき
る。球体12は、腕杆Aの回動支点である枢着軸15の
下端に固着された閉止カム16の先端に形成された半円
形の凹所17に、回動扉Dが略々90度開放時に嵌入し
て係合し、該回動扉のドアクローザーによる自動閉鎖を
制止する。つぎに、支持台6の横孔7と欠切部8に挿嵌
された支持筒9の段軸10に枢着したAリンク20と、
他方捩りばね25で絶えず右俯下方向(時計針正回転方
向)に付勢された支持台の側壁14側に枢着したBリン
ク21をともに連結ピン22で枢支すると共に、この連
結ピンと直流モーター1軸の偏芯カム2の双方にシーソ
ー状に当接するレバー23の中間部を回動扉D側に枢着
する。以上詳述した如く直流モーターから支持台のリン
ク機構に至る扉の自閉装置は、ドアクローザーの下面に
配設するも、室内美観上目障りであり、かつ塵埃付着に
よる作動不良を防ぐためにも着脱容易な外装カバー(図
示せず)をドアクローザーに併装するのが好ましい。
る。回動扉Dの上縁側に付設され、上部の腕杆Aを屈伸
させながら扉を蝶番軸側に開放する周知のドアクローザ
ーCの下面Bの一側に設けた折曲台5に直流モーター1
およびリミットスイッチ3などを取着し、通常天井など
の高所に設置された火災用感知器(図示せず)の発信電
波を捕捉する受信機(図示せず)により、リミットスイ
ッチ3を介して作動する直流モーター1の軸端側には、
円板中心より隔てた位置に軸芯がある偏芯カム2を一体
的に固着する。また、前記下面Bの他側に載設した支持
台6には貫通した横孔7から外表面までの側壁14を端
口13より適宜の幅と距離をもった部分を抉るように削
除した欠切部8を形成し、前記横孔7との双方に、別の
外端部近傍に段軸10を突設した支持筒9を摺動自在に
挿嵌する。 該支持筒9には弾機11で付勢された球
体12が端口13より離脱せぬよう、予め端口13を若
干内方に曲折して球体12の直径より稍細径にしぼり、
球体が弾機11で押圧されても、稍細径の端口からは脱
落せず球体12の一部が該端口より突出した状態におか
れる。そして、支持筒9内の弾機11による球体12付
勢力を調節するため、螺栓18を支持筒の後端側に形成
した螺孔19に螺嵌しておけば、該螺栓を進退させて弾
機の球体圧接を容易に変えて付勢力の強弱を調節でき
る。球体12は、腕杆Aの回動支点である枢着軸15の
下端に固着された閉止カム16の先端に形成された半円
形の凹所17に、回動扉Dが略々90度開放時に嵌入し
て係合し、該回動扉のドアクローザーによる自動閉鎖を
制止する。つぎに、支持台6の横孔7と欠切部8に挿嵌
された支持筒9の段軸10に枢着したAリンク20と、
他方捩りばね25で絶えず右俯下方向(時計針正回転方
向)に付勢された支持台の側壁14側に枢着したBリン
ク21をともに連結ピン22で枢支すると共に、この連
結ピンと直流モーター1軸の偏芯カム2の双方にシーソ
ー状に当接するレバー23の中間部を回動扉D側に枢着
する。以上詳述した如く直流モーターから支持台のリン
ク機構に至る扉の自閉装置は、ドアクローザーの下面に
配設するも、室内美観上目障りであり、かつ塵埃付着に
よる作動不良を防ぐためにも着脱容易な外装カバー(図
示せず)をドアクローザーに併装するのが好ましい。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、新設・既設に関係なく
ドアクローザーに併設する感知器連動の自閉装置によ
り、扉が常に開放されている場合や、扉を閉められない
程人心が動転している不測の場合でも、特に火災発生に
伴う最も危険でかつ拡散速度の早い有毒煙の室外流出を
昼夜の別なく、人の在、不在に関係なく素早く扉を閉鎖
して阻止することができるうえ、平時は一般の回動扉と
同様従来の慣習操作でも使用できるので、操作面でも至
便であると共に、煙害防止にも人手を煩わすことなく卓
効が得られる。
ドアクローザーに併設する感知器連動の自閉装置によ
り、扉が常に開放されている場合や、扉を閉められない
程人心が動転している不測の場合でも、特に火災発生に
伴う最も危険でかつ拡散速度の早い有毒煙の室外流出を
昼夜の別なく、人の在、不在に関係なく素早く扉を閉鎖
して阻止することができるうえ、平時は一般の回動扉と
同様従来の慣習操作でも使用できるので、操作面でも至
便であると共に、煙害防止にも人手を煩わすことなく卓
効が得られる。
【図 1】回動扉が閉鎖中の全体の配置を示した概略の
正面図。
正面図。
【図 2】同上のA−A端面図。
【図 3】下方から見た一部欠切した自閉装置の拡大配
置図。
置図。
【図 4】同上のB−B視側面図。
【図 5】要部支持筒の中央截断図。
【図 6】回動扉が開放時の要部支持筒と閉止カムの作
動状態図。
動状態図。
1 直流モーター 2 偏芯カム 3 リミットスイッチ 5 折曲台 6 支持台 7 横孔 8 欠切部 9 支持筒 10 段軸 11 弾機 12 球体 13 端口 14 側壁 15 枢着軸 16 閉止カム 17 凹所 18 螺栓 19 螺孔 20 Aリンク 21 Bリンク 22 連結ピン 23 レバー 25 捩りばね A 腕杆 B 下面 C ドアクローザー D 回動扉
Claims (1)
- 【請求項 1】回動扉の上縁側で腕杆を屈伸して扉を開
閉するドアクローザーの下面一側に設けた折曲台に,感
知器と連動する偏芯カム付直流モーターを取着し、かつ
他側に載設した支持台の横孔とその側壁の一部を削除し
た欠切部に,別の段軸を外端部に突設し、かつ端口より
離脱しないように挿入した球体を弾機付勢して、上記腕
杆枢着軸の下端に設けた閉止カムの凹所に嵌脱できるよ
うにした支持筒を摺動自在に挿嵌し、さらに、前記段軸
に枢着したAリンクと、他方捩りばねで右倍下方向に付
勢された支持台に枢着のBリンクをともに連結ピンで枢
支すると共に、該連結ピンと直流モーター側の偏芯カム
の双方にシーソー状に当接するレバーを回動扉に枢着し
てなる自動閉鎖装置つきドアクローザー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30130894A JP2881552B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 自動閉鎖装置つきドアクローザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30130894A JP2881552B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 自動閉鎖装置つきドアクローザー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126714A JPH08126714A (ja) | 1996-05-21 |
JP2881552B2 true JP2881552B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=17895290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30130894A Expired - Fee Related JP2881552B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 自動閉鎖装置つきドアクローザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2881552B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014088274A1 (ko) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | (주)다원에스디에스 | 도어 폐쇄력을 부가하는 유닛을 구비한 도어 클로저 |
US9410353B2 (en) | 2012-12-03 | 2016-08-09 | Dawon Sds Co., Ltd | Door closer |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100823139B1 (ko) * | 2006-12-29 | 2008-04-21 | (주) 아이레보 금강씨에스 | 제연구역 내 방화문의 도어클로저 닫힘보조장치 |
KR100823141B1 (ko) * | 2007-03-20 | 2008-04-21 | (주) 아이레보 금강씨에스 | 도어 스토퍼 |
KR100888725B1 (ko) * | 2007-08-31 | 2009-03-25 | (주) 아이레보 금강씨에스 | 방화문용 전동식 폐쇄력 완화장치 |
KR100981326B1 (ko) * | 2008-03-11 | 2010-09-10 | 김현기 | 방화도어용 도어 스토퍼 장치 |
KR100957791B1 (ko) * | 2008-04-01 | 2010-05-13 | 정주석 | 방화도어용 클로져기구 |
KR100967307B1 (ko) * | 2008-06-11 | 2010-07-01 | 유병규 | 제연구역 출입문 자동폐쇄장치 |
KR101939457B1 (ko) * | 2016-11-15 | 2019-01-17 | 윤정식 | 방화문 자동폐쇄장치 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP30130894A patent/JP2881552B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014088274A1 (ko) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | (주)다원에스디에스 | 도어 폐쇄력을 부가하는 유닛을 구비한 도어 클로저 |
US9410353B2 (en) | 2012-12-03 | 2016-08-09 | Dawon Sds Co., Ltd | Door closer |
US9410352B2 (en) | 2012-12-03 | 2016-08-09 | Dawon Sds Co., Ltd | Door closer provided with unit for adding door-closing force |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08126714A (ja) | 1996-05-21 |
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