JP2881161B2 - エンジン吸気制御弁装置 - Google Patents

エンジン吸気制御弁装置

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JP2881161B2
JP2881161B2 JP1299361A JP29936189A JP2881161B2 JP 2881161 B2 JP2881161 B2 JP 2881161B2 JP 1299361 A JP1299361 A JP 1299361A JP 29936189 A JP29936189 A JP 29936189A JP 2881161 B2 JP2881161 B2 JP 2881161B2
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valve
control valve
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shaft
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良成 中矢
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエンジン回転速度制御のため吸気管路に設け
られた絞り弁、またはエンジン燃焼室のスワール制御の
ため吸気マニホルドの補助通路に設けられた開閉弁な
ど、エンジン吸気を制御するための制御弁装置に関する
ものである。
[従来の技術] エンジン回転速度制御のための絞り弁、スワール制御
のための開閉弁、その他エンジンの吸気系に設けられて
エンジン吸気の流量、流路を制御する制御弁は、第6図
に示すように吸気系の一部を構成する胴体31に軸受孔32
を対向形成してそこへ弁軸33を貫入し、胴体31の中心軸
線を直角に横切って配置させた弁軸33に平板状の弁板34
を止ねじ35で固定して組立てた構成となっているのが殆
んどである。
即ち、弁軸33を軸受孔32に一方から差込んで弁板34を
胴体31の吸気路36に一方から嵌込み、次に止ねじ35と締
付工具とを吸気路36に一方から入れて弁軸33に弁板34を
固定する、という作業順序で組立てるので、弁板34を固
定する際に弁軸33を全閉位置附近に固定しておかなけれ
ばならない。止ねじ35や締付工具を入れて作業可能な位
置および形状に弁板34や吸気路36を配置形成しなければ
ならないという制約がある、多数の並行な吸気路36に一
本の弁軸33を貫通して多数の弁板34を固定する場合作業
性がよくない、などの問題を避けることができない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は胴体の吸気路に弁軸を貫通させて弁板を固定
することによって組立てるためきわめて面倒であるとい
う従来の制御弁装置がもっている前記課題を解決しよう
とするものであって、制御弁を胴体にきわめて簡単に組
付けて製造することができ、更に進んで円滑に開閉動作
できるエンジン吸気制御弁装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明によると、胴体が制御弁の弁軸中心軸線を通り
全閉位置における弁板とほぼ平行な平面に沿って分割さ
れこの分割面において対向する半割りの軸受孔を具えた
上流胴部と下流胴部とからなるものとされ、制御弁は弁
板が弁軸の中心軸線に対して偏心している構成とされて
いる。そして、弁軸を分割面で互いに結合された上流胴
部と下流胴部の軸受孔の嵌込み支持させ、弁板を全閉位
置において二つの胴部の吸気路のいずれかの内部に位置
させて制御弁が胴体に取付けられている構成としたこと
をもって、前記課題を解決するための手段とした。
[作 用] 上流胴部と下流胴部とを分離した状態でそのいずれか
の胴部の分割面に完成品の制御弁を当てて半割りの軸受
孔に弁軸を嵌込み、次にもう一方の胴部を結合して組立
てる、制御弁の開閉操作は従来と同様である。二つの胴
部の寸法誤差や組付けの際の狂いによって二つの胴部の
吸気路に径の誤差やずれがあっても、弁板の全閉位置附
近での開閉は一方の吸気路内で行われるので喰付きを生
じることがない。
[実施例] 図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1、2、3図は低圧燃料噴射弁を具えた吸気系にエ
ンジン回転速度制御のため設置された絞り弁と胴体(ス
ロットルボディ)とからなる制御弁装置に本発明を実施
した一例を示している。
胴体1は制御弁(絞り弁)11の弁軸13の中心軸線を通
り吸気路の中心軸線に直角の平面に対し少し傾いた平面
に沿って分割された上流胴部2と下流胴部6とからな
り、これらは互いに連続する吸気路3、7と分割面A−
Aにおいて対向するフランジ4、8と半割りの軸受孔
5、9とを具えている図示しないボルト、ナットおよび
ガスケットにより気密に結合されている。
制御弁11は円板形の弁板12を一つの直径上で弁軸13に
止ねじ14により固定したよく知られている構成である
が、弁板12は弁軸13の中心軸線B−Bに対し偏心した取
付面15で弁軸13に取付けられている。また、胴体1の分
割面A−Aは制御弁11の弁軸中心軸線B−Bを通り且つ
全閉位置における弁板12とほぼ平行であるように傾いた
平面上に形成されている。
そして、この制御弁11は弁板12が全閉であるアイドル
位置で上流胴体2の吸気路3の中に位置し弁軸13が軸受
孔5、9に支持されて胴体1に取付けられている。
このような構成の制御弁装置は、上流胴部2と下流胴
部6とを分離した状態で例えば上流胴体2の分割面A−
Aに露出した軸受孔5に弁軸13の半周部分を嵌込む。こ
のとき、全閉位置で所定のアイドル開度となるように、
必要があれば吸気路3または弁板12に修正を施す。次に
下流胴部6を重ねてその軸受孔9に弁軸13の残りの半周
部分を嵌込んでフランジ4、8をボルト、ナットで締付
け結合することによって組立てられるのである。
弁軸13は運転者のアクセル操作により、またはアクチ
ュエータにより回転させられ弁板12をアイドル位置から
全開まで回動して吸気路3、7を流れる吸入空気量を制
御するのである。このとき、弁板12の第1図に符号12a
で示す端縁部は上流胴部2の吸気路3の内部で回動する
が、組付け時に前述のように調整しておくことにより喰
付きを生じたり或いはアイドル開度を必要以上に大きく
したりすることがない。また、符号12bで示す反対側の
端縁部はアイドル位置で上流胴部2の吸気路3の内部に
位置しており、同様に喰付きを生じ或いは過大アイドル
開度とすることがなく、これより開弁方向へ回動すると
き吸気路壁から離れるので、下流胴部6の吸気路壁が寸
法誤差や組付け狂いによって内側へ張出していても喰付
く心配がない。
第4図は制御弁11の弁板12を全閉位置で下流胴部6の
吸気路7の中に位置させた実施例であって、この構成の
ものも前記同様に喰付きなどを解消することができる。
第5図は制御弁の異なる実施例であって、符号21で示
される制御弁は丸棒を鍛造加工して形成した弁板22の両
側方に弁軸23を一体に突設させた一体成形品であり、弁
板22は弁軸23の中心軸線C−Cに対し偏心して形成され
ている。この実施例の制御弁21によると弁板22に沿って
弁軸が存在しないので全開時における通路抵抗が少なく
エンジンの出力向上を計ることができる。
尚、軸受孔5、9に半割り状のメタル軸受を予め設置
しておくか、または弁軸13、23に円筒形のメタル軸受を
予め嵌装しておくとよい。また、本発明によってスワー
ル制御を行なわせるときは、複数の互いに平行な吸気路
を有する一個の胴体とその軸受孔に支持された弁軸の複
数の弁板を設けた制御弁とを具えた制御弁装置とし、吸
気マニホルドの各補助通路を一斉に開閉するようにす
る。この場合も胴体は上流胴部と下流胴部とに分割さ
れ、制御弁の弁体は全閉位置で分割面の上流側または下
流側に位置させられる。
[発明の効果] 本発明によると、胴体を上流胴部と下流胴部とに分割
し予め製造された完成品の制御弁を挟んで結合した構成
であるので、多数の吸気路を一斉に開閉させるため多数
の弁板を具えた場合でもきわめて簡単迅速に且つ吸気路
の形状などに制約されずに制御弁を胴体に組付けること
ができる。
また、胴体の分割面を弁軸中心軸線を通って全閉位置
の弁板とほぼ平行な平面上に形成し、弁板は全閉時に分
割面の上流側または下流側のいずれかの吸気路内部に位
置させたので、組付け時にアイドル位置や閉止位置を適
正に調整できるとともに、もう一方の胴部の吸気路がず
れていても弁板が喰付くことがなく、円滑に開閉動作を
行なわせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図のX−X線に沿う断面図、第3図は第1図の分割面A
−Aに沿う平面図、第4図は本発明の異なる実施例を示
す縦断面部分図、第5図は制御弁の異なる実施例を示す
一部切截した正面図、第6図は従来例の断面図である。 1……胴体、2……上流胴部、3、7……吸気路、5、
9……軸受孔、6……下流胴部、11、21……制御弁、1
2、22……弁板、13、23……弁軸、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴体が制御弁の弁軸中心軸線を通り全閉位
    置における弁板とほぼ平行な平面に沿って分割されてい
    るとともに、分割面において対向する半割りの軸受孔を
    具えている上流胴部と下流胴部とからなり; 前記制御弁は前記弁板が前記弁軸の中心軸線に対して偏
    心している構成とされており; 前記制御弁は前記弁軸が前記分割面で互いに結合された
    前記上流胴部と下流胴部の軸受孔に嵌込み支持され、前
    記弁板が全閉位置において前記二つの胴部の吸気路のい
    ずれかの内部に位置させられて前記胴体に取付けられて
    いる; ことを特徴とするエンジン吸気制御弁装置。
JP1299361A 1989-11-17 1989-11-17 エンジン吸気制御弁装置 Expired - Lifetime JP2881161B2 (ja)

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JPH03160124A JPH03160124A (ja) 1991-07-10
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