JP2880134B2 - ステレオスライドビューワ及びステレオスライドマウント - Google Patents

ステレオスライドビューワ及びステレオスライドマウント

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JP2880134B2
JP2880134B2 JP8252981A JP25298196A JP2880134B2 JP 2880134 B2 JP2880134 B2 JP 2880134B2 JP 8252981 A JP8252981 A JP 8252981A JP 25298196 A JP25298196 A JP 25298196A JP 2880134 B2 JP2880134 B2 JP 2880134B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステレオスライ
ドビューワ及びステレオスライドマウントに関するもの
であり、特に、ロールフィルムを使用できるようにした
ステレオスライドビューワ及びフィルムの位置決め手段
を設けたステレオスライドマウントに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
ステレオスライドビューワは、一枚のステレオスライド
マウントを装填して両眼視する構造であり、現像したロ
ールフィルムを一コマ毎に切断してステレオスライドマ
ウントに装着した後に鑑賞しているが、長巻きのロール
フィルムの状態で鑑賞できるステレオスライドビューワ
があれば便利である。
【0003】また、最終的に一コマ毎に切断してステレ
オスライドマウントに装着する場合であっても、ロール
フィルムの状態で適切な画面マスク量を検定することが
できればマウント作業の効率向上に有益であると考えら
れる。これは、レンズシフト機構を有しない一般のステ
レオカメラで撮影したスライドをステレオスライドマウ
ントに装着する際は、左右の撮影レンズの視野の差によ
り左画面の左縁部と右画面の右縁部とにそれぞれ生じる
非重複部分をマスクする必要があるためである。マスク
すべき幅は被写体距離によって増減するため、窓の幅が
異なる複数種類のステレオスライドマウントから適切な
窓幅のステレオスライドマウントを選択したり、左右の
フィルムの間隔を調整する作業を要するが、従来、この
マウント作業は手作業で行われ、勘と経験にたよる度合
いが大きく、マウント選択の誤りやフィルムの装着位置
の誤差が生じやすいものである。
【0004】そこで、ロールフィルムの状態で立体画像
を観察できるステレオスライドビューワ、及びロールフ
ィルムの状態でマウント時における画面マスク量を検定
できるステレオスライドビューワと、マウント時の位置
決めを容易化したステレオスライドマウントを提供する
ために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本
発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案せられたものであり、投影レンズと
焦点板と接眼レンズとからなる左右2系統の光学系と、
フィルムの送り方向に沿って前後に一対の窓を有するフ
ィルム送り装置を有し、前記フィルム送り装置に装填さ
れたロールフィルムの前記一対の窓内の画面を、前記左
右の投影レンズによって前記左右の焦点板に個別に投影
することにより、左右の視野を分離しつつ、フィルム上
の倒立画像を焦点板では180度回転した正立像として
両眼で立体画像を鑑賞できるように形成したステレオス
ライドビューワを提供するものである。
【0006】また、前記画像の投影倍率調節機構と、前
記焦点板の間隔調節機構と、前記投影倍率調節機構と焦
点板間隔調節機構との連動機構を設け、前記連動機構に
よって投影拡大率にかかわらず前記左右の焦点板の内側
端縁と焦点板上の投影画面の内側端縁とを一致させるよ
うに形成したステレオスライドビューワを提供するもの
である。
【0007】また、前記フィルム送り装置の一対の窓の
それぞれの上または下にパンチ装置を装着し、前記フィ
ルム送り装置に装填されたフィルムの上縁部または下縁
部にノッチを成形できるように形成したステレオスライ
ドビューワ、及び2個の矩形の窓を並設したベースフレ
ームとカバーフレームとによって構成されるステレオス
ライドマウントであって、ベースフレームのフィルム載
置面に、上記パンチ装置によって成形されたフィルムの
ノッチに係合して二枚のフィルムの画面をそれぞれ窓に
合致させる位置決め部を設けたステレオスライドマウン
トを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に従って詳述する。図1はステレオスライドビューワ1
を示し、テーブル2の後部に長巻きロールフィルムFを
送るフィルム送り装置3を装着し、テーブル2の前後中
間部に左右一対の投影レンズホルダ4L,4Rを設けて
投影レンズホルダ4L,4Rに投影レンズ5L,5Rを
装着してある。投影レンズホルダ4L,4Rにはナット
を成形し、テーブル2に架設した送りネジ6と投影レン
ズホルダ4L,4Rのナットとはボールネジ機構によっ
て結合されている。送りネジ6は中間部から左右へ対称
的に左ネジと右ネジが切ってあり、送りネジ6の端部に
取付けたレンズ間隔調節ノブ7を回転することにより、
左右の投影レンズホルダ4L,4Rは光軸と直交する方
向に離反或いは接近し、投影レンズ5L,5Rの光軸間
隔を調節することができる。
【0009】テーブル2の前部には左右一対の焦点板ホ
ルダ8L,8Rを取付け、焦点板ホルダ8L,8Rに全
面マット面の焦点板9L,9Rを装着してある。そし
て、テーブル2の前端部には焦点板9L,9Rに対峙し
て接眼レンズホルダ10L,10Rを固定し、接眼レン
ズホルダ10L,10Rに接眼レンズ11L,11Rを
装着する。接眼レンズ11L,11Rは鏡胴を回転する
ことにより前後移動し、使用者の眼にあわせて視度調節
することができる。尚、焦点板9L,9Rならびに接眼
レンズ11L,11Rの中心ピッチは人間の標準的な両
眼ピッチである63.5mm前後に設定することが望ま
しい。
【0010】テーブル2の後端部には半円形の反射板1
2を固着し、反射板12とフィルム送り装置3とによっ
て形成される内部空間に照明用電球13を設置して散光
光源を構成し、フィルム送り装置3の背面を均一に照射
する。
【0011】図2はフィルム送り装置3を示し、フィル
ムと等しい幅のガイド溝を設けたフィルムガイドテーブ
ル14に開閉自在な押さえカバー15が枢着されてい
る。フィルムガイドテーブル14と押さえカバー15に
は、ステレオカメラの画面配列フォーマットに対応する
寸法及びピッチの窓16L,16Rを左右に設けてい
る。
【0012】図2のフィルム送り装置3は、左右一対の
画面間に他の組の一画面が挿入される画面配列フォーマ
ットのステレオカメラに対応するものであるが、その他
に左右一対の画面が隣接するものや、左右一対の画面間
に他の二組の画面が2コマ配置されるステレオカメラ
等、種々の画面ピッチのステレオカメラがあり、それぞ
れのステレオカメラ用の窓ピッチのフィルム送り装置に
交換することができる。
【0013】フィルム送り装置3を交換した場合は、レ
ンズ間隔調節ノブ7を操作して、図3(a)(b)に示
すように、左右の焦点板9L,9Rとフィルム送り装置
3の窓16L,16Rのそれぞれの中心を結ぶ直線上に
投影レンズ5L,5Rの中心が位置するようにレンズ間
隔を調節することにより、一組の画像を左右の焦点板9
L,9R上に結像させることができる。
【0014】尚、フィルム送り装置に電気接点や種類識
別穴等の識別手段を設け、ステレオスライドビューワ本
体に電気的、或いは磁気式または光学式のセンサを設け
てフィルム送り装置識別機構を構成するとともに、投影
レンズ5L,5Rの間隔調節機構にモータを介装し、制
御部によりフィルム送り装置の種類に応じて投影レンズ
5L,5Rの間隔を自動調節するように構成してもよ
い。
【0015】図2に示すフィルム送り装置3は135フ
ィルム用のものであり、135フィルムのパーフォレー
ションに係合するスプロケットホイール17がフィルム
ガイドテーブル14に装着されており、スプロケットホ
イール17の軸の端部に固着した送りノブ18を回転す
ることによりロールフィルムFを送ることができる。
【0016】また、図示は省略するが、フィルムガイド
テーブル14の両端部にフィルム供給スプールとフィル
ム巻取りスプールとを装着できるように構成して、一般
のカメラと同様な巻上げ・巻戻し機構を設け、フィルム
供給スプールからフィルム巻取りスプールへロールフィ
ルムを巻取り、鑑賞後はフィルム供給スプールへ巻戻せ
るようにしてもよい。また、スプロケットホイール17
による送り機構に代えて、ピンチローラによる送り機構
や巻取りスプール駆動機構を用いることにより120ロ
ールフィルム等のパーフォレーションのないフィルムを
送ることができる。
【0017】図4はステレオカメラの画面配列フォーマ
ットの一例を示し、135ロールフィルムの先頭から1
R,2R,1L,2L,3R,4R,3L,4L,‥の
順で画面が配置され、各画面には上下左右反転画像が露
光される。ロールフィルムF上の上下左右反転画像は、
ステレオスライドビューワ1の投影レンズ5L,5Rに
よって反転されて焦点板9L,9Rに正立像として結像
し、左右の接眼レンズ11L,11Rを通じて正立立体
像を鑑賞することができる。
【0018】本願出願人は、図4に示すように、撮影時
にフィルムFの画面間に切断の目標となるカッティング
マークCMとフレーム番号nL,nRを露光するステレ
オカメラ(特願平7−172453号)を提案している
が、図2に示すように、フィルムガイドテーブル14と
押さえカバー15にカッティングマーク投影窓19とフ
レーム番号投影窓20を設け、焦点板9Rにカッティン
グマーク投影部21とフレーム番号投影部22とを設け
ることによってフィルムFの画面と窓16L,16Rと
の正確な位置合わせ及びフレーム番号の視認が可能であ
る。
【0019】図5に示すように、焦点板9Rのカッティ
ングマーク投影部21にはカッティングマークCMと相
似の指標線LREF が印刷されており、指標線LREF と焦
点板9Rの画面領域との相対的な位置関係は、ロールフ
ィルムF上の撮影画面とカッティングマークCMの位置
関係と等しくなっている。従って、カッティングマーク
投影部21に投影されたカッティングマークCMを指標
線LREF に一致させれば窓16L,16RとフィルムF
の画面の位置が一致する。
【0020】また、このカッティングマークCMを利用
してフィルム送りを自動化することができる。図6に示
すように、モータ駆動形フィルム送り装置31の押さえ
カバー32のカッティングマーク投影窓33に光学式セ
ンサ34を設け、光学式センサ34のカッティングマー
ク検出信号によって巻上げモータ35の制御を行う送り
制御部(図示せず)を設ける。
【0021】ロールフィルムFの先頭部を巻取りスプー
ル36に係止し、フィルムガイドテーブル37へ押さえ
カバー32を重ねて送りボタン等の操作手段により送り
制御部へ送り実行信号を入力すると、巻上げモータ35
が回転駆動されてロールフィルムFが巻上げられる。そ
して、第1画面のカッティングマークCMを光学式セン
サ34が検出した時点で巻上げを停止し、第1組の画面
が窓38L,38Rに位置する。
【0022】そして、ボタンの操作に応じて送り制御部
によりコマ送り、或いは1コマ巻戻しが実行され、該当
するカッティングマークを光学式センサ34が検出した
位置で停止し、ボタンの操作のみで連続的にステレオ画
面を鑑賞することができる。
【0023】また、図4に示す画面配列フォーマットの
ステレオカメラで撮影したロールフィルムにおいては、
1R,1Lの組を鑑賞後はフィルムを1コマ送ると2
R,2Lが窓に表れ、次に3R,3Lを観るためには3
コマ送る必要がある。このように、1コマ送りと3コマ
送りとを交互に行う手間がかかるが、この手間を解消す
るためにはモータによる巻上げ機構を送り制御部により
ステレオカメラの画面配列フォーマットに基づいて自動
制御する手段が有効である。
【0024】また、図示は省略するが、巻き上げの自動
制御手段としては、ロールフィルムの縁部に磁気記録材
料をコーティングして位置情報とフレーム番号情報を記
録し、フィルムガイドテーブルに磁気ヘッドを設けてデ
ータを読み出す手段がある。この場合は、フィルムガイ
ドテーブルに磁気ヘッドを設け、データ記録/再生回路
によりロールフィルムに位置情報とフレーム番号情報を
記録するか、またはステレオカメラに磁気ヘッドとデー
タ記録回路を設けて撮影時に情報をフィルムに記録す
る。
【0025】フィルム送り装置によって情報を記録する
場合は、最初にロールフィルムをフィルム送り装置に装
着し、手動或いはモータによりフィルムを送って画面を
窓に位置合わせし、その位置でデータ記録/再生回路を
操作して情報を各画面毎に記録する。
【0026】磁気記録情報を利用する場合は、位置情報
とフレーム番号情報以外に種々の情報を記録することが
可能であり、例えば、1本のロールフィルム中の撮影に
失敗した画面等にはジャンプ情報を記録することによ
り、送り操作時に不要画面を自動的に飛越して次の画面
へスキップさせることもできる。
【0027】上記のステレオスライドビューワ1は、左
右の画面の視野率が固定であり、本願出願人が提案して
いる撮影レンズの光軸間距離調節機構を設けたステレオ
カメラ(特願平6−252229号)で、撮影距離に応
じてパララックスを補正して撮影したフィルムに対して
は全ての画面において最適なステレオ効果が得られる。
しかし、前述したように光軸間距離調節機構を有しない
ステレオカメラで撮影したフィルムにおいては被写体の
撮影距離によってステレオ効果が不自然になる場合もあ
る。これを解消するためには、図1に示すように、左右
の焦点板9L,9Rのそれぞれ外側を遮蔽する画面マス
クシャッタ39L,39Rを設けるか、或いはフィルム
送り装置3の左右の窓のそれぞれ内側を遮蔽するシャッ
タを設け、撮影状態に応じて正立画面の外側領域を適宜
マスクすることにより最適なステレオ効果で鑑賞するこ
とができる。画面マスクシャッタ39L,39Rは送り
ネジ等によって左右対称に連動する調節機構を設け、手
動または電動で調節すればよい。また、テスト鑑賞によ
って各画面毎のマスク量を決定し、マスク量を前述した
磁気記録情報としてフィルムFに記録し、制御部により
シャッタ駆動モータを自動制御するように構成すれば手
動操作が不要になる。
【0028】図7に示すステレオスライドビューワ41
は、スライドガイドテーブル42の後部に、前述した手
動または電動のフィルム送り装置31を装着し、その前
方に投影レンズベース43を装着して、フィルム送り装
置31及び投影レンズベース43は光軸方向へ摺動自在
となっている。投影レンズベース43には左右一対の投
影レンズホルダ44L,44Rを装着し、投影レンズホ
ルダ44L,44Rには、前述したボールネジによるレ
ンズ間隔調節機構を設けて投影レンズ45L,45Rの
光軸間隔を調節可能な構造となっている。
【0029】スライドガイドテーブル42の前部には左
右一対の焦点板ホルダ46L,46Rを取付けてあり、
焦点板ホルダ46L,46Rの焦点板47L,47Rは
交換可能である。そして、図1のステレオスライドビュ
ーワ1と同様に、スライドガイドテーブル42の前端部
には焦点板47L,47Rに対峙して接眼レンズホルダ
10L,10Rを固定し、接眼レンズホルダ10L,1
0Rの接眼レンズ11L,11Rの鏡胴を回転すること
により視度を調節することができる。また、スライドガ
イドテーブル42の後端部に、半円形反射板12と照明
用電球13とによる散光光源装置が設けられている。
【0030】焦点板ホルダ46L,46Rは投影レンズ
ホルダ44L,44Rと同様にボールネジ機構に装着さ
れ、ボールネジ機構の送りネジ48は左側が右ネジで右
側が左ネジとなっており、送りネジ48の端部に装着し
た焦点板間隔調節ノブ49を回転することにより、左右
の焦点板ホルダ46L,46Rは光軸と直交する方向に
離反或いは接近し、焦点板47L,47Rのピッチを基
準ピッチから相互に接近する方向へ一定の範囲で間隔を
調節することができる。
【0031】また、送りネジ48の中間部位にはフィル
ム送り装置31と投影レンズベース43とを別個に前後
移動させるための2枚のカム板50,51を装着してあ
る。フィルム送り装置31とカム板50との間、並びに
投影レンズベース43とカム板51との間にはそれぞれ
タペットロッド52,53を介装し、フィルム送り装置
31と投影レンズベース43は引張コイルバネ54,5
5に付勢されてタペットロッド52,53を介してカム
板50,51へ圧接している。従って、焦点板間隔調節
ノブ49を回転することにより、カム板50,51の回
転にフィルム送り装置31と投影レンズベース43が連
動し、像倍率1:1の最前位置と後方の拡大投影位置と
の範囲で前後に移動する。2枚のカム板50,51は、
フィルム送り装置31と投影レンズベース43の移動範
囲内で焦点板47L,47R上の投影像が常時合焦状態
を維持する移動比率となるように形成され、投影画面を
任意の倍率に拡大することができる。
【0032】フィルム送り装置31並びに投影レンズベ
ース43を、投影画面が拡大する方向へ移動すると、焦
点板ホルダ46L,46Rが連動してその間隔が接近
し、左右の焦点板47L,47R上の正立画像は焦点板
47L,47Rの画面枠によってそれぞれ外側がマスク
される。
【0033】ここで、ステレオスライドの実画面幅及び
焦点板47L,47Rの画面幅が30mmであると仮定
すると、例えば、スライドの画面を30/29に拡大投
影したときに投影画面幅は、30×30/29=31.
034(mm)となり、焦点板47L,47Rの画面幅
30mmとの差は、31.034−30=1.034
(mm)である。即ち、焦点板47L,47Rが図7に
示す初期位置にあれば、拡大投影画面は、焦点板47
L,47Rの左右外側へそれぞれ1.034/2=0.
517(mm)超過することになる。
【0034】そして、送りネジ48のピッチは、例えば
30/29の投影拡大率のときに、左右の焦点板ホルダ
46L,46Rがそれぞれ内側へ0.517mmシフト
するピッチであり、投影拡大率に係わらず焦点板47
L,47Rの画面領域の内側端縁とスライド投影画面の
内側端縁とを一致させて、投影画面の外側領域が焦点板
の外側へ超過してマスクされ、投影拡大率に応じてマス
ク面積が連続的に変化する。このため、光軸間距離調節
機構を有しないステレオカメラで撮影したロールフィル
ムを鑑賞する際は撮影状態に応じて投影拡大率を調整
し、適宜画面の外側領域をマスクすることにより最適な
ステレオ効果で鑑賞することができる。
【0035】また、このステレオスライドビューワ41
は、全面マット面の焦点板47L,47Rを、図8に示
すように、縦線を主体とした視準パターンCPを設けた
マスク量検定用焦点板56に交換することによってフィ
ルムをステレオスライドマウントにマウントする際のマ
スク量ガイド装置として使用できる。
【0036】マスク量ガイド装置として使用する場合
は、焦点板間隔調節ノブ49を回転しつつ立体画像を観
察し、近景被写体の前後位置が左右のマスク量検定用焦
点板56L,56Rの視準パターンCPとほぼ等しい位
置か、あるいは視準パターンCPの奥に見える状態とな
ったときのマスク量が適正マスク量となり、この条件に
合う窓幅のステレオスライドマウントにフィルムを装着
することにより正確なステレオイメージを再現すること
ができる。
【0037】また、図7に示すように、焦点板間隔調節
ノブ49のダイアル57には、本願出願人が提案してい
るステレオスライドマウントまたはフレーミングマスク
(フィルム位置決めピンを有し、窓幅が相違する複数種
類のステレオスライドマウントまたはフレーミングマス
ク)(特願平8−29177号)の番号(#0,#1,
#2,#3,‥‥)のそれぞれの画面遮蔽率に対応する
回転位置にマウント番号と同一数字を表示してある。従
って、焦点板間隔調節ノブ49を回して、近景被写体が
マスク量検定用焦点板56L,56Rの視準パターンC
Pとほぼ等しい前後位置か、あるいは視準パターンCP
の奥に見える状態となったときにダイアル57の数字を
みれば、適切なステレオスライドマウントまたはフレー
ミングマスクの番号が認識でき、マウントが容易且つ正
確に行える。
【0038】また、120フィルム等のパーフォレーシ
ョンがないフィルムに対しては、図7に示すようにフィ
ルム送り装置31にパンチ装置61L,61Rを設ける
ことによって、135フィルムと同様にマウント作業を
容易化することができる。
【0039】図9に示すように、パンチ装置61のダイ
62はフィルム送り装置31のフィルムガイドテーブル
37に連結され、ダイ62にパンチホルダ63とフィル
ム押さえアーム64を上下回動自在に枢着してある。ダ
イ62とフィルム押さえアーム64、並びにフィルム押
さえアーム64とパンチホルダ63とにはそれぞれ圧縮
コイルバネ65,66を介装し、ダイ62からパンチホ
ルダ63とフィルム押さえアーム64が浮上している。
パンチホルダ63の上方にはカム67を配置し、カム軸
に固着した操作レバー68を回動することにより、パン
チホルダ63とフィルム押さえアーム64が下降する。
【0040】カム67がパンチホルダ63の上面を押圧
すると、パンチホルダ63とフィルム押さえアーム64
とが一体的に下降し、フィルム押さえアーム64とダイ
62によってフィルムが挟圧されて固定される。続い
て、更に操作レバー68を回動するとパンチホルダ63
が圧縮コイルバネ66を圧縮して下降し、パンチホルダ
63の先端に装着したパンチ69がダイ62に嵌合して
フィルムFの縁部をパンチし、ノッチが成形される。
【0041】また、ステレオスライドは、1コマ毎に切
断した場合に左側フィルムと右側フィルムとの識別が容
易でないものであるが、左右のパンチ装置61L,61
Rのパンチ並びにダイの形状を相違させて、図10に示
すように左側フィルムFLと右側フィルムFRのノッチ
NL,NRの形状を相違させることによって、左側フィ
ルムFLと右側フィルムFRとを判別することができ
る。
【0042】図11は(a)のカバーフレーム71と
(b)のベースフレーム72とによって構成される12
0フィルム用ステレオスライドマウントを示し、ベース
フレーム72に形成された凹面のフィルム載置部73の
上縁に、フィルムのノッチに係合する形状の凸部74
L,74Rが設けられており、凸部74L,74Rはそ
れぞれ左右の窓の中心線上に位置している。そして、ベ
ースフレーム72に嵌着されるカバーフレーム71には
ベースフレーム72のフィルム載置部73に嵌合する凸
面のフィルム押さえ部75が形成されており、フィルム
押さえ部75はベースフレーム72の凸部74L,74
Rに対応する凹部76L,76Rを有する対称形状とな
っている。
【0043】このステレオスライドマウントは、前述し
た本願出願人が提案しているステレオスライドマウント
またはフレーミングマスク(特願平8−29177号)
と同様に、ベースフレーム72の左右の窓77L,77
RのピッチP1 を人間の両眼のピッチに近似のほぼ6
3.5mm前後に設定することが望ましい。また、窓7
7L,77Rの縦横寸法は、スライドフィルムFの画面
寸法と同一、またはやや大きく、フィルムFの画面全体
がみえるようになっている。そして、一コマ毎に切断し
た一組のスライドフィルムFをフィルム載置部73に載
せてノッチNL,NRを凸部74L,74Rに係合させ
れば、窓77L,77Rの中心とスライドフィルムFの
画面の中心が一致する。
【0044】また、図12に示すように、ベースフレー
ム72へ嵌着するカバーフレーム71は、左右の窓78
L,78Rの間隔並びに窓の幅が、ベースフレーム72
の窓間隔C1 並びに窓の幅W0 と等しいもの(#0)か
ら、窓の間隔C1 は同一で窓幅Wが漸次段階的に縮小す
る複数種類のもの(#1,#2,#3,‥‥)が用意さ
れている。
【0045】そして、ステレオスライドビューワ41を
用いたマスク量検定作業によって求められた番号のカバ
ーフレーム71をベースフレーム72に接合すれば、撮
影状態に応じて適切な画面マスク量のステレオスライド
を作成することができる。
【0046】図13に示すステレオスライドビューワ8
1には投影倍率調節機構は無く、投影レンズ45L,4
5Rの間隔調節機構と焦点板47L,47Rの間隔調節
機構は、図7のステレオスライドビューワ41と同一の
ものを搭載している。また、パンチ装置61L,61R
はフィルム送り装置31のフィルムガイドテーブル37
に沿って移動自在に装着されている。
【0047】左右の投影レンズホルダ44L,44Rに
はそれぞれレバー82L,82Rを水平方向回動自在に
枢着し、レバー82L,82Rの回動支点は投影レンズ
45L,45Rの光学的中心と等しい位置にある。図1
4に示すように、レバー82L,82Rの一端は焦点板
ホルダ46L,46Rに係合し、他端はパンチ装置61
L,61Rに係合している。焦点板間隔調節ノブ49を
回転して焦点板ホルダ46L,46Rを接近方向へ移動
すると、対称的にパンチ装置61L,61Rの間隔が増
大し、フィルムFに成形されるノッチNL,NRの位置
も上下左右反転画面の中心から外側、即ち正立画面の内
側へオフセットする。
【0048】従って、このようにノッチを成形したフィ
ルムを1コマ毎に切断し、ステレオスライドマウントに
装着すれば、被写体距離の近いフィルムほど画面ピッチ
が拡大されて正立画面の外側領域がステレオスライドマ
ウントによってマスクされるとともに近距離被写体の視
差が補正され、撮影状態に応じて適切な画面マスク量の
ステレオスライドを作成できる。
【0049】このステレオスライドビューワ81により
フィルムFにノッチNL,NRを成形する場合は、ステ
レオスライドマウントの画面ピッチよりもフィルムの画
面ピッチが拡大されて装着される場合が多いため、画面
の内側の画面周縁部がマウントの窓内に露出しないよう
にステレオスライドマウントの窓幅を幾分狭く成形する
必要が生じるが、ノッチ位置固定のステレオスライドビ
ューワ41とは異なり、マスク量を検定して適合するカ
バーフレーム71の番号を記録したり、種々の窓幅のカ
バーフレーム71を用意する必要はなく、一定の窓幅の
ステレオスライドマウントに画一的にマウントすること
ができるのでマウント作業が容易となる利点がある。
【0050】尚、投影倍率可変機構及び焦点板間隔調節
機構としては、図示した手動式のものに代えて、各可動
部をサーボモータによって駆動し、各可動部に電気的、
或いは磁気式や光学式の位置センサを介装して位置制御
部によってフィードバック制御するように構成してもよ
い。また、各部の構成は本発明の技術的範囲内において
種々の改変ができ、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のステレオ
スライドビューワは、長巻ロールフィルムをそのまま鑑
賞できるのでステレオスライドマウントを1枚づつ交換
する手間が不要となり、連続的に1本のフィルムを鑑賞
できる。
【0052】また、フィルムをステレオスライドマウン
トに装着する場合であっても、1コマ毎に切断する以前
に適切なマスク量を検定でき、マウント処理の効率が著
しく向上する。
【0053】また、パンチ装置を装備したステレオスラ
イドビューワにて120フィルム等パーフォレーション
のないフィルムにノッチを形成して本発明のステレオス
ライドマウントにフィルムを装着すれば、フィルムが正
確に位置決めされてステレオ写真の立体視覚効果を十分
に発揮させることができ、従来のステレオスライドのマ
ウント作業の煩雑さ並びに不正確さが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載のステレオスライドビューワの平
面図。
【図2】手動フィルム送り装置の斜視図。
【図3】(a)(b)はそれぞれ投影レンズの光軸間隔
調節の状態を示す解説図である。
【図4】ステレオカメラの画面配列の一例を示し、撮影
済135ロールフィルムの正面図。
【図5】焦点板のカッティングマーク投影部の正面図。
【図6】電動フィルム送り装置の斜視図。
【図7】請求項2記載のステレオスライドビューワの平
面図。
【図8】マスク量検定用焦点板の正面図。
【図9】パンチ装置の斜視図。
【図10】(a)(b)はそれぞれパンチ装置によりノ
ッチを成形したフィルムの正面図である。
【図11】請求項14記載のステレオスライドマウント
を示し、(a)はカバーフレームの上下反転背面図、
(b)はベースフレームの正面図、(c)は(a)の断
面図、(d)は(b)の断面図である。
【図12】(a)(b)(c)(d)はそれぞれ請求項
15記載のステレオスライドマウントのカバーフレーム
の上下反転背面図である。
【図13】請求項12記載のステレオスライドビューワ
の平面図。
【図14】請求項12記載のステレオスライドビューワ
のパンチ装置と焦点板との連動機構の解説図である。
【符号の説明】
1 ステレオスライドビューワ 3 フィルム送り装置 4 投影レンズホルダ 5 投影レンズ 6 送りネジ 7 レンズ間隔調節ノブ 8 焦点板ホルダ 9 焦点板 11 接眼レンズ 12 反射板 13 照明用電球 14 フィルムガイドテーブル 15 押さえカバー 16 窓 31 フィルム送り装置 34 光学式センサ 39 画面マスクシャッタ 41 ステレオスライドビューワ 42 スライドガイドテーブル 43 投影レンズベース 44 投影レンズホルダ 45 投影レンズ 46 焦点板ホルダ 47 焦点板 49 焦点板間隔調節ノブ 50,51 カム 56 マスク量検定用焦点板 57 ダイアル 61 パンチ装置 62 ダイ 63 パンチホルダ 64 フィルム押さえアーム 68 操作レバー 69 パンチ 71 カバーフレーム 72 ベースフレーム 73 フィルム載置部 74 凸部 75 フィルム押さえ部 76 凹部 77,78 窓 81 ステレオスライドビューワ 82 レバー

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影レンズと焦点板と接眼レンズとから
    なる左右2系統の光学系と、フィルムの送り方向に沿っ
    て前後に一対の窓を有するフィルム送り装置を有し、前
    記フィルム送り装置に装填されたロールフィルムの前記
    一対の窓内の画面を、前記左右の投影レンズによって
    記左右の焦点板に個別に投影することにより、左右の視
    野を分離しつつ、フィルム上の倒立画像を焦点板では1
    80度回転した正立像として両眼で立体画像を鑑賞でき
    るように形成したステレオスライドビューワ。
  2. 【請求項2】 投影レンズと焦点板と接眼レンズとから
    なる左右2系統の光学系と、フィルムの送り方向に沿っ
    て前後に一対の窓を有するフィルム送り装置を有し、前
    記フィルム送り装置に装填されたロールフィルムの前記
    一対の窓内の画面を、前記左右の焦点板に個別に投影す
    るとともに、画像の投影倍率調節機構と、前記焦点板の
    間隔調節機構と、前記投影倍率調節機構と焦点板間隔調
    節機構との連動機構を設け、前記連動機構によって投影
    拡大率にかかわらず前記左右の焦点板の内側端縁と焦点
    板上の投影画面の内側端縁とを一致させるように形成し
    たステレオスライドビューワ。
  3. 【請求項3】 前記左右の焦点板の外側から画面領域内
    へ進出自在な画面マスクシャッタを設け、左右の画面の
    外側領域のマスク量を可変に形成した請求項1記載のス
    テレオスライドビューワ。
  4. 【請求項4】 前記焦点板の間隔調節機構を設け、左右
    の画面の外側領域のマスク量を可変に形成した請求項1
    記載のステレオスライドビューワ。
  5. 【請求項5】 前記左右一対の投影レンズの光軸間距離
    調節機構を設けた請求項1または2記載のステレオスラ
    イドビューワ。
  6. 【請求項6】 前記左右の焦点板に投影したステレオ写
    真に対する最適なマスク率を判定し、判定したマスク率
    に適合する画面マスク率のステレオスライドマウントを
    指示するためのステレオスライドビューワであって、前
    記焦点板を視準パターンを設けた焦点板に交換可能に形
    成するとともに、前記投影倍率調節機構と焦点板間隔調
    節機構の連動機構の操作ノブ、または前記画面マスク量
    調節機構の操作ノブ、または、前記投影レンズの光軸間
    距離調節機構の操作ノブに、操作量を表示するダイアル
    を設け、各種の画面窓幅のステレオスライドマウントの
    識別番号と前記ダイアルの操作量指標とを対応させて、
    前記指標が投影画面の画面マスク率と等しい画面マスク
    率のステレオスライドマウントの識別番号を表示するよ
    うに形成した請求項2,3,4または5記載のステレオ
    スライドビューワ。
  7. 【請求項7】 前記フィルム送り装置を交換可能に形成
    した請求項1または2記載のステレオスライドビュー
    ワ。
  8. 【請求項8】 前記フィルム送り装置にモータによる電
    動フィルム送り機構を介装した請求項1または2記載の
    ステレオスライドビューワ。
  9. 【請求項9】 前記フィルム送り装置にモータによる電
    動フィルム送り機構を介装するとともに、前記フィルム
    送り装置に磁気ヘッドを設け、磁性体をコーティングし
    たフィルムへデータ記録・再生回路並びに前記磁気ヘッ
    ドを介して画面位置情報並びにフレーム番号情報を記録
    し、記録された情報に基づいて前記電動送り機構を制御
    する制御部を設けた請求項1または2記載のステレオス
    ライドビューワ。
  10. 【請求項10】 前記フィルム送り装置にモータによる
    電動送り機構を介装するとともに、前記フィルム送り装
    置に磁気ヘッドを設け、磁性体をコーティングしたフィ
    ルムへデータ記録・再生回路並びに前記磁気ヘッドを介
    して画面位置情報並びにフレーム番号情報及び画面マス
    ク量情報を記録し、記録された情報に基づいて電動送り
    機構と、画面マスクシャッタ機構或いは焦点板間隔調節
    機構、または前記投影倍率調節機構並びに焦点板間隔調
    節機構を制御する制御部を設けた請求項2,3または4
    記載のステレオスライドビューワ。
  11. 【請求項11】 前記フィルム送り装置の一対の窓のそ
    れぞれの上または下にパンチ装置を装着し、前記フィル
    ム送り装置に装填されたフィルムの上縁部または下縁部
    の定位置にノッチを成形できるように形成した請求項1
    または2記載のステレオスライドビューワ。
  12. 【請求項12】 前記焦点板の間隔調節機構を設け、左
    右の画面の外側領域のマスク量を可変に形成し、前記フ
    ィルム送り装置の一対の窓のそれぞれの上または下にパ
    ンチ装置を左右移動自在に装着し、前記フィルム送り装
    置に装填されたフィルムの上縁部または下縁部にノッチ
    を成形可能にするとともに、焦点板の間隔調節機構とパ
    ンチ装置の間隔調節機構との連動機構を設け、前記連動
    機構は左焦点板と左パンチ装置とが左投影レンズの光学
    的中心を対称軸とし、右焦点板と右パンチ装置とが右投
    影レンズの光学的中心を対称軸として対称的に移動する
    構造である請求項1または2記載のステレオスライドビ
    ューワ。
  13. 【請求項13】 前記一対のパンチ装置のパンチ形状を
    それぞれ相違させたことを特徴とする請求項11または
    12記載のステレオスライドビューワ。
  14. 【請求項14】 2個の矩形の窓を並設したベースフレ
    ームとカバーフレームとによって構成されるステレオス
    ライドマウントであって、ベースフレームのフィルム載
    置面に、上記パンチ装置によって成形されたフィルムの
    ノッチに係合して二枚のフィルムの画面をそれぞれ前記
    窓に合致させる位置決め部を設けたステレオスライドマ
    ウント。
  15. 【請求項15】 前記カバーフレームの左右の窓間の幅
    が、前記ベースフレームの窓間の幅と同一で、且つ、窓
    幅がフィルムの画面幅に対して順次縮小する複数種類の
    カバーフレームを作成し、前記カバーフレームを選択し
    てベースフレームに装着することによりステレオスライ
    ドフィルムの左右外側の遮蔽面積を調整できるようにし
    た請求項14記載のステレオスライドマウント。
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