JP2879529B2 - シャックル - Google Patents

シャックル

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JP2879529B2 JP6153086A JP15308694A JP2879529B2 JP 2879529 B2 JP2879529 B2 JP 2879529B2 JP 6153086 A JP6153086 A JP 6153086A JP 15308694 A JP15308694 A JP 15308694A JP 2879529 B2 JP2879529 B2 JP 2879529B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築現場において被吊
物(梁材等の鉄骨材、消波ブロック等)をクレーンで吊
し上げる場合にクレーンワイヤの先端と、被吊物の被吊
部(鉄骨のフランジ部やボルト孔、テトラポットのフッ
ク等)の間に介在させて使用するシャックルの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシャックルとして、内部
に環状の第1の案内溝が形成され、被吊物の被吊部を受
嵌する受嵌用スリットを備えたシャックル本体と、シャ
ックル本体に収容され、受嵌用スリットに出没して受嵌
用スリットの閉鎖、開放を行ない、被吊物の被吊部と係
合するセットピンと、一端がセットピンに取付けられ、
他端がシャックル本体外に導出されてセットピンを牽引
するセットピン用牽引線と、セットピンとバネ用受片と
の間に配設したセットピン付勢用の第1のバネと、第1
のバネによって付勢されたセットピンの動きを制止する
ストッパとを配備し、第1の案内溝にセットピン、第1
のバネ、バネ用受片、ストッパを収容したシャックルが
提案されている(特公平5−81518号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのシャックル
にあっては、シャックルを被吊物に連結しセットピン
が受嵌用スリットを閉鎖した状態にあるときに、過度の
力でセットピン用牽引線が引っ張られると、セットピン
が移動して受嵌用スリットが開放し、被吊物における被
吊部とシャックルの連結が解かれ被吊物が落下する危険
がある;セットピンの動きを停止させるセットピン停
止手段が外部に露出しているため、不測の外力を受ける
と、セットピン停止手段がセットピンから外れたりある
いはセットピン停止手段自体が破損してシャックルとし
て用をなさなくなる;夜間時にシャックルを被吊物に
連結する作業を行う際に、セットピンと被吊物との連結
状態が十分であるか否かの確認ができない;等の問題点
があった。
【0004】従って、本発明の目的は、シャックルを被
吊物に連結しセットピンが受嵌用スリットを完全に閉鎖
した状態にあるときに、不意に過度な力でセットピン用
牽引線が引っ張られることがあってもセットピンが移動
することがなく作業安全性の高いシャックルを提供する
ことにある。
【0005】本発明の他の目的は、セットピン用ロック
手段の主要部をシャックル本体内に収容し、ロック手段
がセットピンをロックしているときにシャックルに不測
の外力が加わることがあってもロック手段がセットピン
から外れたりあるいはロック手段の主要部が破損したり
することがないため寿命が永く信頼性の高いシャックル
を提供することにある。
【0006】本発明のもう一つ他の目的は、セットピン
と被吊物との連結状態の確認を夜間でも迅速かつ適確に
行なえるシャックルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載さ
れた発明は、内部に環状の第1の案内溝と一端が前記第
1の案内溝に臨む第2の案内溝が形成され、被吊物の被
吊部を受嵌する受嵌用スリットを備えたシャックル本体
と、該シャックル本体に収容され、前記受嵌用スリット
に出没して前記受嵌用スリットの閉鎖、開放を行ない、
被吊物の被吊部と係合するセットピンと、一端が前記セ
ットピンに取付けられ、他端が前記シャックル本体外に
導出されて前記セットピンを牽引するセットピン用牽引
線と、前記セットピンとバネ用受片との間に配設した前
記セットピン付勢用の第1のバネと、該第1のバネによ
って付勢された前記セットピンの動きを制止するストッ
パとを配備し、前記第1の案内溝に前記セットピン、第
1のバネ、バネ用受片、ストッパを収容したシャックル
であって、前記第2の案内溝に収容されるとともに前記
第1の案内溝に出現し、前記セットピンが前記ストッパ
に当接して前記受嵌用スリットを閉鎖した際に前記セッ
トピンに係合して前記セットピンをロックするセットピ
ン用ロック手段と、前記シャックル本体に穿設したセッ
トピン位置確認用の覗窓と、前記セットピンが前記スト
ッパに当接しかつ前記セットピンロック手段により前記
セットピンがロックされたときの前記セットピンの位置
を前記覗窓より確認するため、前記セットピンにおける
前記覗窓に対応する位置に配設した発光体を含んでなる
セットピン位置確認手段とを備えたシャックルである。
【0008】本願の請求項2に記載された発明は、上記
セットピンロック手段が、 上記第2の案内溝に収容さ
れ、上記第1の案内溝に出現して上記セットピンに形成
された係合受部に係合し上記セットピンをロックするロ
ックピンと、一端が前記ロックピンに取り付けられ、他
端が上記シャックル本体外に導出されて前記ロックピン
を牽引するロックピン用牽引線と、前記ロックピンと上
記第2の案内溝に形成された段部との間に配設した前記
ロックピン付勢用の第2のバネとを備え、上記セットピ
ンが上記ストッパに当接しているときに前記ロックピン
と上記セットピンの係合受部とが係合するシャックルで
ある。
【0009】
【作 用】使用前の状態ではセットピンはストッパに当
接して受嵌用スリットを閉鎖している。このときは、セ
ットピン用ロック手段を構成するロックピンはセットピ
ンの係合受部に係合した状態にある。セットピン用ロッ
ク手段によるセットピンのロックを解除し、セットピン
用牽引線を牽引すると、シャックル本体内に大部分が収
容されているセットピン(使用前においてはセットピン
は受嵌用スリットを閉鎖している部分のみが外部に現れ
て見える)は、同じくシャックル本体内に収容されてい
る第1のバネの付勢力に抗しながら引張られ、セットピ
ンはシャックル本体内の環状の第1の案内溝に案内され
て、シャックル本体内に完全に没する。従って、このと
き受嵌用スリットは開放され、セットピンは外部から見
えない。この状態から更にセットピン用牽引線を牽引し
セットピンの先端部がロックピンの配設位置を通過する
と、第2のバネに付勢されているロックピンの先端は第
1の案内溝に出現する。このときセットピン用牽引線の
牽引を解除すると、セットピンはロックピンに係止され
る(セットピンはバネに付勢されたままの状態で復帰動
作は停止する。この状態では、シャックルの受嵌用スリ
ットにはセットピンは存在せず開放状態にある)。受嵌
用スリットを被吊物の被吊部で閉鎖し、その後、ロック
ピン用牽引線を牽引しセットピン用ロック手段によるセ
ットピンのロック(停止)を解除すると、セットピンは
第1のバネに付勢されているので、原状に復帰するよう
動作し、シャックル内の第1の案内溝に案内されながら
セットピン先端部がシャックルの受嵌用スリットに出現
して、被吊物の被吊部に係合(連結)し、更に第1のバ
ネに付勢されたセットピンは、シャックルの他方側の第
1の案内溝に収容され、ストッパに当接する。このと
き、第2のバネに付勢されたロックピンの先端はセット
ピンの係合受部に係合する。セットピンがストッパに当
接しかつロックピンによりセットピンがロックされたと
きに覗窓よりシャックル本体内を覗くと、セットピンに
おける覗窓に対応する位置に配設した発光体の発光が視
認され、被吊物をクレーン等で吊下げる前にセットピン
が被吊物の被吊部に完全に連結していることの確認を行
う。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1乃至図6において、シャックル1は、内部に
環状の第1の案内溝11と一端が前記第1の案内溝11
に臨む第2の案内溝17を有し、被吊物90の被吊部9
1が受嵌する受嵌用スリット12を備えたシャックル本
体10と、このシャックル本体10に収容され、前記受
嵌用スリット12に出没して前記受嵌用スリット12の
閉鎖、開放を行ない、被吊物90の被吊部91と係脱を
はかるセットピン20と、一端が前記セットピン20に
取付けられ、他端が前記シャックル本体10外に導出さ
れて前記セットピン20を牽引するセットピン用牽引線
30と、前記セットピン20とバネ用受片50との間に
配設した前記セットピン20付勢用の第1のバネ45
と、該第1のバネ45によって付勢された前記セットピ
ン20の動きを制止するストッパ51を含んで構成され
ている。
【0011】このうち、シャックル本体10は、一対の
挟着体3、4を組立てることによって構成され、該挟着
体3、4に穿設した多数のボルト挿通孔81,81‥‥
に配したボルトとナットにより螺着し一体的に形成され
ている。前記挟着体3、4の合わせ面はインロー式に形
成され、しかして組立てボルトの剪断もない。更にシャ
ックル本体10は、前記第2の案内溝17に収容される
とともに前記第1の案内溝11に出現し、前記セットピ
ン20が前記ストッパ51に当接して前記受嵌用スリッ
ト12を閉鎖した際に前記セットピン20に係合して前
記セットピン20をロックするセットピン用ロック手段
60と、セットピン位置確認手段14を具備している。
そして、前記第1の案内溝11に、前記セットピン2
0、第1のバネ45、バネ用受片50、ストッパ51を
収容し、前記セットピン用牽引線30を牽引することに
より、前記セットピン20をピン受部である前記第1の
案内溝11において前記第1のバネ45に抗しながらス
ライドせしめて前記受嵌用スリット12に出没させ、被
吊物90の被吊部91への係脱を行う。
【0012】前記第1の案内溝11を囲成する両側壁に
は、前記バネ用受片50が嵌合する一対の縦溝13Aと
13Bが刻設してある。この縦溝13A,13Bは、前
記ロックピン用牽引線70を引き出すために設けた引出
し孔76,77よりも上方に刻設してあり、前記第1の
バネ45と前記ロックピン用牽引線70が接触しないよ
うに配置される(図2参照)。又この実施例では、前記
セットピン用牽引線30を引出す引出し孔35、36、
37を3ケ所設け前記セットピン用牽引線30の牽引位
置を移動し得るようになっている(図11参照)。更に
前記ロックピン用牽引線70を引き出すための引出し孔
76,77を前記第2の案内溝17に連通させて2ケ所
設け、前記ロックピン用牽引線70の牽引位置を移動さ
せ得る構成ともなっている(図11参照)。符号79は
遊動ローラであり、前記セットピン用牽引線30を上方
の引出し孔37や、側部の引出し孔36、あるいは下方
の引出し孔35から牽引する場合に、その牽引を円滑に
行なうのに寄与する。この遊動ローラ79は、シャック
ル本体10における引出し孔37に隣接する凹所に収容
され、前記セットピン用牽引線30が接触する接触部7
9Aと、フランジ部79Bと、前記シャックル本体10
に穿設した軸承孔19に支承される短軸79Cとを備え
ている(図9参照)。
【0013】前記セットピン20は円弧状に形成され、
かつ前記案内溝11にスライド自在に嵌装されている。
また前記セットピン20は、可動前は図4の一点鎖線L
より上方部分の自重によってストッパ51に当接してお
り安定した状態にある。前記バネ用受片50は、面板に
よって形成され、その中央には、前記牽引線30を導出
するための導出孔(図示せず)が穿設されている。
【0014】更に、前記セットピンロック手段60は、
既述の通り一端が前記第1の案内溝11に臨み、他端が
段部18として形成された第2の案内溝17に収容さ
れ、前記第1の案内溝11に出現して前記セットピン2
0に形成された係合受部21に係合し前記セットピン2
0をロックするロックピン61と、一端が前記ロックピ
ン61に取り付けられ、他端が前記シャックル本体10
外に導出されて前記ロックピン61を牽引するロックピ
ン用牽引線70と、前記ロックピン61と前記第2の案
内溝17に形成された段部18との間に配設した前記ロ
ックピン付勢用の第2のバネ65とを備えている。前記
ロックピン61は、上方側に前記ロックピン用牽引線7
0を取付けるための取付孔61Bを貫通して設け、先端
側にはセットピン20の係合受部21に係合し易い係合
部61Aを形成している。かくして、前記セットピン2
0が前記ストッパ51に当接しているときに前記ロック
ピン61と係合受部21とが係合する。符号22はセッ
トピン用牽引線70を連結するリングである(図7参
照)。
【0015】又、前記セットピン位置確認手段14は、
外部より前記セットピン20の位置を確認するため、前
記シャックル本体10に穿設した覗窓15と、前記セッ
トピン20が前記ストッパ51に当接しかつ前記セット
ピンロック手段60により前記セットピン20がロック
されたときの前記セットピン20の位置を前記覗窓15
より確認するため、前記セットピン20における前記覗
窓15に対応する位置に配設した発光体16を含んで構
成されている。前記発光体16は、発光ダイオードある
いは蛍光塗料によるマーキング等により形成される。符
号5は、シャックル本体10に形成された、クレーン先
端部を連結するための取付孔である。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、次に記載される効果を奏する。セットピン
がストッパに当接し受嵌用スリットが閉鎖しているとき
にセットピンをロックするセットピン用ロック手段を具
備し、セットピンがストッパに当接したときにはセット
ピンの動きは完全に停止するので、被吊物の被吊部に連
結した状態でセットピン用牽引線が過度の力で引っ張ら
れることがあってもセットピンの移動がなく受嵌用スリ
ットの開放による被吊物の落下がなくなり安全性の高い
シャックルを提供できる。セットピン用ロック手段を
構成するロックピンをバネにより付勢するとともに第1
の案内溝に臨む第2の案内溝に収容し、このロックピン
を第1の案内溝に出現してセットピンに係合する構成と
したので、ロックピンが直接外力を受けることがなく
(常態ではロックピン用牽引線の牽引操作以外でロック
ピンがセットピンから外れることがない)、またシャッ
クルに外力が加えられることがあってもロック手段が破
損しないため信頼性の高いシャックルを提供できる。
セットピンがストッパに当接しロックピンがセットピン
に係合していることを確認できるセットピン位置確認手
段を具備しているので、夜間でも被吊物をクレーン等で
吊下げる前にセットピンが被吊物の被吊部に完全に連結
しているか否かの確認が容易なため、迅速かつ適確に、
しかも安心して吊下げ作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係るシャックルの斜視図である。
【図 2】シャックル本体を構成している一対の挟着体
を分離し、一方の挟着体の内部構造を示す正面図であ
る。
【図 3】シャックル本体を構成している一対の挟着体
を分離し、他方の挟着体の内部構造を示す正面図であ
る。
【図 4】シャックル本体を構成している一対の挟着体
を分離し、セットピンの移動前の状態を示す挟着体の内
部構成を示す正面図である。
【図 5】シャックル本体を構成している一対の挟着体
を分離し、セットピンの移動途中の状態を示す挟着体の
内部構成を示す正面図である。
【図 6】シャックル本体を構成している一対の挟着体
を分離し、セットピンが移動してロックピンによりセッ
トピンが係止され、セットピンが停止しているときの挟
着体の内部構成を示す正面図である。
【図 7】セットピンの拡大正面図である。
【図 8】ロックピンの拡大正面図である。
【図 9】遊動ローラの正面図である。
【図10】図4におけるA−A断面拡大略図である。
【図11】シャックル本体を構成している一対の挟着体
を分離し、セットピン用牽引線とロックピン用牽引線の
牽引位置を移動させた状態を示す挟着体の内部構成を示
す正面図である。
【図12】使用状態を示す斜視図である。
【図13】他の使用状態を示す正面図である。
【図14】もう一つ他の使用状態を示す正面図である。
【符合の説明】
1 シャックル 3 挟着体 4 挟着体 5 取付孔 10 シャックル本体 11 第1の案内溝 12 受嵌用スリット 14 セットピン位置確認手段 15 覗窓 16 発光体 17 第2の案内溝 18 段部 20 セットピン 21 係合凹部 30 セットピン用牽引線 45 第1のバネ 50 バネ用受片 51 ストッパ 60 セットピン用ロック手段 61 ロックピン 65 第2のバネ 70 ロックピン用牽引線 90 被吊物 91 被吊部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に環状の第1の案内溝(11)と一端
    が前記第1の案内溝(11)に臨む第2の案内溝(1
    7)が形成され、被吊物(90)の被吊部(91)を受
    嵌する受嵌用スリット(12)を備えたシャックル本体
    (10)と、 該シャックル本体(10)に収容され、前記受嵌用スリ
    ット(12)に出没して前記受嵌用スリット(12)の
    閉鎖、開放を行ない、被吊物(90)の被吊部(91)
    と係合するセットピン(20)と、 一端が前記セットピン(20)に取付けられ、他端が前
    記シャックル本体(10)外に導出されて前記セットピ
    ン(20)を牽引するセットピン用牽引線(30)と、 前記セットピン(20)とバネ用受片(50)との間に
    配設した前記セットピン付勢用の第1のバネ(45)
    と、 該第1のバネ(45)によって付勢された前記セットピ
    ン(20)の動きを制止するストッパ(51)とを配備
    し、 前記第1の案内溝(11)に前記セットピン(20)、
    第1のバネ(45)、バネ用受片(50)、ストッパ
    (51)を収容したシャックルであって、 前記第2の案内溝(17)に収容されるとともに前記第
    1の案内溝(11)に出現し、前記セットピン(20)
    が前記ストッパ(51)に当接して前記受嵌用スリット
    (12)を閉鎖した際に前記セットピン(20)に係合
    して前記セットピン(20)をロックするセットピン用
    ロック手段(60)と、 前記シャックル本体(10)に穿設したセットピン位置
    確認用の覗窓(15)と、前記セットピン(20)が前
    記ストッパ(51)に当接しかつ前記セットピンロック
    手段(60)により前記セットピン(20)がロックさ
    れたときの前記セットピン(20)の位置を前記覗窓
    (15)より確認するため、前記セットピン(20)に
    おける前記覗窓(15)に対応する位置に配設した発光
    体(16)を含んでなるセットピン位置確認手段(1
    4)とを備えたシャックル。
  2. 【請求項2】 前記セットピンロック手段(60)が、 前記第2の案内溝(17)に収容され、前記第1の案内
    溝(11)に出現して前記セットピン(20)に形成さ
    れた係合受部(21)に係合し前記セットピン(20)
    をロックするロックピン(61)と、 一端が前記ロックピン(61)に取り付けられ、他端が
    前記シャックル本体(10)外に導出されて前記ロック
    ピン(61)を牽引するロックピン用牽引線(70)
    と、 前記ロックピン(61)と前記第2の案内溝(17)に
    形成された段部(18)との間に配設した前記ロックピ
    ン付勢用の第2のバネ(65)とを備え、 前記セットピン(20)が前記ストッパ(51)に当接
    しているときに前記ロックピン(61)と前記セットピ
    ン(20)の係合受部(21)とが係合する請求項1に
    記載のシャックル。
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