JP2876281B2 - 埋設管探査装置 - Google Patents
埋設管探査装置Info
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- JP2876281B2 JP2876281B2 JP4597694A JP4597694A JP2876281B2 JP 2876281 B2 JP2876281 B2 JP 2876281B2 JP 4597694 A JP4597694 A JP 4597694A JP 4597694 A JP4597694 A JP 4597694A JP 2876281 B2 JP2876281 B2 JP 2876281B2
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Description
を探査する埋設管探査装置に関する。
て、誘導法と直接法とがある。誘導法は、非接触方式で
埋設管に接することなく、発振器のアンテナを利用して
高周波電磁波を発振し、埋設管に誘導された高周波電流
による二次磁界をサーチコイルによりピックアップして
探査するものである。直接法は、接触方式であり、埋設
管の一点とアースとの間に通電した一種類(発振周波数
数十KHZ )の交流電流によって埋設管の近傍に形成さ
れる交番磁界を検出することにより、埋設管を探査する
ものである。
路接続発信ポイント数により、一点法、二点法、三点法
等がある。このような直接法により埋設管を探査する方
法として、たとえば特公昭54−41422号公報に
は、三点法によって埋設金属管を探査する埋設金属管の
探査装置が開示されている。
りリード線2a,2bを介して探査対象ガス管1の露出
部二点a,bに2KHZ 程度の低周波電流を印加する
と、各リード線2a,2c,2bの接続点A−a−c−
COM.と、B−b−c−COM.とには各々互いに相
反する向きの信号電流IA ,IB が流れて相反する二つ
のループ回路を形成し、両端の接続点a,b間に位置す
る探査対象ガス管1部分周りには磁界が形成される。
間接続点cを挟む形で電気的閉ループを形成して存在し
ていると、この非探査金属管Tには、各々I3′ ,I
3″ なる信号電流が互いに逆向きに流れようとするが、
その両端には同位相の同電圧がかけられているので、信
号電流I3´ ,I3″ は互いに打ち消し合い、この非探
査金属管Tには殆ど電流が流れなくなることから、微弱
な磁界しか形成されないため、ピックアップ4を走査す
ると、磁界が強く形成されている探査対象ガス管1のみ
が区別して検出されるようになっている。
来の埋設金属管の探査装置では、三点法によって埋設金
属管を探査する場合について示しているが、通常、この
ような探査装置では、一点法や二点法によって埋設金属
管を探査する機能も備わっており、三点法に限らず、一
点法や二点法によって埋設金属管を探査する場合、それ
ぞれの発信方法に合わせた操作が必要となることから操
作の複雑化を招いてしまい、探査作業に熟練を要してし
まうばかりか、取扱いを誤ると、誤判定を招いてしまう
という問題があった。
ェックする場合や、非探査金属管の探査作業の行う場
合、それぞれの作業に対応した操作ボタンが設けられて
おり、それぞれの作業毎にそれぞれ対応したボタンを操
作する必要があることから、探査作業が困難なものとな
っている。
応させた回路構成とされているため、大容量の電力を必
要とすることから容量の大きいバッテリが必要となり、
必然的に装置自体の重量が増してしまうことによって持
ち運びに不便を感じるという問題もあった。
れたもので、簡単な操作で埋設管の探査を確実に行うこ
とができ、しかも小型軽量化を図ることができる埋設管
探査装置を提供することを目的とする。
成するために、埋設配管路の露出部と大地間に発信器か
らの信号電流を供給することによって埋設管の表面から
磁界を発生させ、この発生した磁界を検出器によって検
出するとともに、この検出した信号を受信器によって受
信することにより前記埋設管の位置を探査する埋設管探
査装置において、前記発信器の発信器本体には、バッテ
リ残量を所定の期間及び所定の表示動作によって表示す
る発信器側表示手段と、所定の周波数で発振する発振手
段と、前記発信器本体の電源スイッチがオンされたと
き、前記発信器側表示手段に対してバッテリ残量の表示
動作を行わせた後、前記発振手段に対して所定の発振周
波数での発振動作を行わせる発信器側制御手段とが具備
され、前記受信器の受信器本体には、バッテリ残量を所
定の期間及び所定の表示動作によって表示可能な受信器
側表示手段と、感度調整を行う際に操作される感度ボリ
ュームと、前記受信器本体の電源スイッチがオンされた
とき、前記受信器側表示手段に対して前記バッテリ残量
の表示を行わせるとともに、前記検出器からの検出信号
の大きさを表示させ、更にこの状態から前記感度ボリュ
ームを操作して前記検出信号の最大位置を固定し、この
固定位置から前記検出器を左右に振らせた際に得られる
検出信号の大きさを表示させることにより、前記埋設管
の位置、延長方向及び埋設の深さを表示させる受信器側
制御手段とが具備されていることを特徴とする。
能を具備した構成をとるものであり、発信器側において
は、まず電源スイッチがオンされるとバッテリ残量が発
信器側表示手段によって表示され、その後発振手段が所
定の周波数で発振を開始する。一方、受信器側において
は、まず電源スイッチがオンされるとバッテリ残量が受
信器側表示手段にて表示され、その後検出器からの検出
信号が取り込まれると、その検出信号の大きさが表示さ
れ、更にこの状態から感度ボリュームを操作して検出信
号の最大位置を固定し、この固定位置から検出器を左右
に振らせた際に得られる検出信号の大きさが表示される
ことにより、埋設管の位置、延長方向及び埋設の深さが
表示される。
に、単純化された機能に応じる回路構成をとることがで
きるので、大容量の電力を必要としない。
て説明する。図1は、本発明の埋設管探査装置の一実施
例に係る発信器を示すものである。同図に示す発信器5
0の発信器本体51は、プラスチック製によって構成さ
れている。発信器50の発信器本体51のフロント面上
段側には、バッテリチェック時に点滅表示を行う発光ダ
イオードからなる表示部52及びコード80のプラグ8
1が接続されるパイプ端子53が設けられている。フロ
ント面下段側には、電源スイッチ54及びアースコード
82のプラグ83が接続されるアース端子55が設けら
れている。
とにより、表示部52が数秒間点滅表示を行うことで、
バッテリチェックが完了するようになっているため、電
源オン時のバッテリチェックの視認性が良好となるばか
りか、バッテリチェックスイッチやバッテリチェックメ
ータが不要となる。
源スイッチ54を切忘れた場合であってもプラグ83を
アース端子55から抜いておくことにより電源オフとな
るので、無駄な電力消費がさけられ、電池の消耗が抑制
されるようになっている。
あり、制御部56が電源スイッチ54からのオン信号を
受けとると、上記のように表示部52の表示動作を行わ
せた後、発振器57に対して発振動作を行わせるように
なっている。また、制御部56にアース端子55にアー
スコード82のプラグ83が接続された際のセンス信号
が取り込まれない場合、バッテリからの電力供給を遮断
するようになっている。
チック製よりなる受信器60の受信器本体61のフロン
ト面左半分側には、電源スイッチ62、受信感度に合わ
せて操作される強弱スイッチ63及び感度ボリューム6
4が設けられている。フロント面右半分側には、メータ
65が設けられている。
ンセント66が設けられている。ここで、電源スイッチ
62がオンされると、メータ針がバッテリ指示領域側ま
で振れ、バッテリチェックを行うことができる。また、
受信器60の使用後においては、電源スイッチ62を切
忘れた場合であってもコンセント66から後述のメタル
コンセント76を抜いておくことにより電源オフとなる
ので、無駄な電力消費がさけられ、電池の消耗が抑制さ
れるようになっている。
あり、制御部67が電源スイッチ62からのオン信号、
強弱スイッチ63からの強弱指示信号及び感度ボリュー
ム64からの感度指示信号が取り込まれると、上記のよ
うにメータ65の指示動作をコントロールするようにな
っている。
検出器70には、ロックリング72によって伸縮自在と
された支持棒73が設けられている。支持棒73の一端
部には、内部にコイルとコンデンサの共振回路を有する
とともに、楕円形状とされた検出部71が設けられてい
る。支持棒73の他端部には、取っ手74が設けられて
いる。取っ手74の端部には、メタルコンセント76が
設けられているカールコード75が取付けられている。
の使用方法について説明する。まず、図6に示すよう
に、コード80の他端部側をメータやバルブ等の露出部
に接続するとともに、一端部側のプラグ81を発信器5
0のパイプ端子53に接続する。また、大地に突き刺し
たアース棒85にアースコード82の他端部側を接続
し、一端部側のプラグ83を発信器50のアース端子5
5に接続する。
終えた後、電源スイッチ54をオンすると、表示部52
が数秒間点滅表示を行うため、これを確認することによ
ってバッテリチェックを行うことができる。
プラグ83が発信器50のアース端子55に接続されて
いないとき、電源スイッチ54をオンした場合であって
も電源オンにならないため、アース端子55に対するプ
ラグ83の接続状態を確認する。
タルコンセント76をコンセント66に差し込んだ後、
電源スイッチ62をオンする。電源スイッチ62がオン
されると、メータ65のメータ針がバッテリ指示領域側
まで振れるので、バッテリ指示領域内でのメータ針の位
置を確認することによりバッテリチェックが可能とな
る。
ント76が接続されない限り、電源オンにならないた
め、コンセント66に対するメタルコンセント76の接
続状態を確認する。
後、検出器70の検出部71を地表面に押し当て、受信
器60側のメータ65のメータ針の最大地点を捜し、最
大地点が得られた箇所の地表面にマーキングを行う。こ
こで、楕円形状の検出部71の長軸方向が埋設管86の
延長方向となっている。
部71を固定し、この状態で受信器60の感度ボリュー
ム64を回して感度を上げ、図7(a)に示すように、
メータ針をSET位置に合せる。メータ針をSET位置
に合せた後、同図(b)に示すように、検出器70を埋
設管86の延長方向に対して直交する方向に振り、メー
タ針がDの位置になったら検出器70の振りを止めその
位置にマーキングを行う。これを、同図(c)に示すよ
うに、埋設管86の延長方向の直交する方向の左右方向
に対して行うことで、埋設管86の深さd=l+l´が
求められる。
の電源スイッチ54をオンすると、表示部52の数秒間
点滅表示によってバッテリチェックを行うことができ、
続いて発振器57による発振動作が行われる。しかも、
プラグ83がアース端子55に接続されていなければ、
電源スイッチ54をオンした場合であっても電源オンに
ならないため、アース端子55に対するプラグ83の接
続状態の確認を行うことができるばかりか、受信器60
の使用後においては、コンセント66からメタルコンセ
ント76を抜いておくことにより電源オフとなるので、
無駄な電力消費がさけられ、電池の消耗が抑制される。
2をオンすると、メータ65のメータ針がバッテリ指示
領域側まで振れるので、バッテリ指示領域内でのメータ
針の位置を確認することによりバッテリチェックが可能
となる。また、検出器70を用いての探査時において
は、メータ針の最大地点にて感度ボリューム64を回し
て感度を上げ、メータ針をSET位置に合せ、メータ針
がDの位置になるまで検出器70を埋設管86の延長方
向に対して直交する方向に振ることにより、埋設管86
の深さd=l+l´を求めることができる。
側にあっては、電源スイッチ54,62および感度ボリ
ューム64の操作によって埋設管86の探査作業が可能
とされるので、熟練を要することなくきわめて簡単且つ
確実に探査作業を行うことができる。
能は、一点法のみの機能としているため、複雑な回路構
成を必要とせず、消費電力も少ないため、容量の小さい
バッテリを搭載することが可能となるため、それぞれの
重量を軽くすることができるので、取扱いがきわめて良
好となる。
査装置では、一点法のみの機能を具備した構成をとるも
のであり、発信器側においては、まず電源スイッチがオ
ンされるとバッテリ残量が発信器側表示手段によって表
示され、その後発振手段が所定の周波数で発振を開始す
る。一方、受信器側においては、まず電源スイッチがオ
ンされるとバッテリ残量が受信器側表示手段にて表示さ
れ、その後検出器からの検出信号が取り込まれると、そ
の検出信号の大きさが表示され、更にこの状態から感度
ボリュームを操作して検出信号の最大位置を固定し、こ
の固定位置から検出器を左右に振らせた際に得られる検
出信号の大きさが表示されることにより、埋設管の位
置、延長方向及び埋設の深さが表示される。
に、単純化された機能に応じる回路構成をとることがで
き、大容量の電力を必要としないので、簡単な操作で埋
設管の探査を確実に行うことができ、しかも小型軽量化
を図ることができる。
器を示す図である。
である。
図である。
である。
れる検出器を示す図である。
ための図である。
る。
の概念図を示すものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 埋設配管路の露出部と大地間に発信器か
らの信号電流を供給することによって埋設管の表面から
磁界を発生させ、この発生した磁界を検出器によって検
出するとともに、この検出した信号を受信器によって受
信することにより前記埋設管の位置を探査する埋設管探
査装置において、 前記発信器の発信器本体には、 バッテリ残量を所定の期間及び所定の表示動作によって
表示する発信器側表示手段と、 所定の周波数で発振する発振手段と、 前記発信器本体の電源スイッチがオンされたとき、前記
発信器側表示手段に対してバッテリ残量の表示動作を行
わせた後、前記発振手段に対して所定の発振周波数での
発振動作を行わせる発信器側制御手段とが具備され、 前記受信器の受信器本体には、 バッテリ残量を所定の期間及び所定の表示動作によって
表示可能な受信器側表示手段と、 感度調整を行う際に操作される感度ボリュームと、 前記受信器本体の電源スイッチがオンされたとき、前記
受信器側表示手段に対して前記バッテリ残量の表示を行
わせるとともに、前記検出器からの検出信号の大きさを
表示させ、更にこの状態から前記感度ボリュームを操作
して前記検出信号の最大位置を固定し、この固定位置か
ら前記検出器を左右に振らせた際に得られる検出信号の
大きさを表示させることにより、前記埋設管の位置、延
長方向及び埋設の深さを表示させる受信器側制御手段と
が具備されていることを特徴とする埋設管探査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4597694A JP2876281B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 埋設管探査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4597694A JP2876281B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 埋設管探査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07253475A JPH07253475A (ja) | 1995-10-03 |
JP2876281B2 true JP2876281B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=12734244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4597694A Expired - Lifetime JP2876281B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 埋設管探査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2876281B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2458120B (en) * | 2008-03-03 | 2012-07-25 | Radiodetection Ltd | A detector for calculating the depth of a buried conductor |
JP2014202656A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 日本無線株式会社 | 埋設物探査装置 |
KR102175996B1 (ko) * | 2020-08-04 | 2020-11-06 | (주)동광지엔티 | 관로 탐사 작업용 착용형 보조 기구 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP4597694A patent/JP2876281B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07253475A (ja) | 1995-10-03 |
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Legal Events
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