JP2875632B2 - サイマルカスト無線通信システムにおいて送信機を識別するための方法および装置 - Google Patents
サイマルカスト無線通信システムにおいて送信機を識別するための方法および装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は一般的には無線通信システムに関しかつよ
り特定的にはサイマルカスト無線通信システムにおいて
送信機を識別するための方法および装置に関する。
り特定的にはサイマルカスト無線通信システムにおいて
送信機を識別するための方法および装置に関する。
発明の背景 サイマルカスト送信を使用する通信システムがよく知
られている。典型的な例は無線ページングシステムであ
る。単一の情報信号が同時に複数の地理的に分散された
送信機から送信されて広い地理的領域にわたり無線カバ
レージを提供する、サイマルカスト送信は大部分の広領
域無線ページングシステムにおいて使用されている。
られている。典型的な例は無線ページングシステムであ
る。単一の情報信号が同時に複数の地理的に分散された
送信機から送信されて広い地理的領域にわたり無線カバ
レージを提供する、サイマルカスト送信は大部分の広領
域無線ページングシステムにおいて使用されている。
前記地理的カバレージ領域かつしたがってサイマルカ
スト無線通信システムのユーザの数が増大した場合に
は、通信トラフィックはシステムの容量限界に到達する
可能性があり、かつ付加的な領域およびユーザが収容で
きるようになる前にシステムのトラフィック容量を増大
するためのステップをとらなければならない。しばしば
行なわれる1つのステップはシステムに他の無線チャネ
ルを加えることである。このステップはいくらよく見て
も比較的費用がかかり、かつ全ての利用可能なチャネル
が占有されているいくつかのロケーションでは不可能で
あろう。
スト無線通信システムのユーザの数が増大した場合に
は、通信トラフィックはシステムの容量限界に到達する
可能性があり、かつ付加的な領域およびユーザが収容で
きるようになる前にシステムのトラフィック容量を増大
するためのステップをとらなければならない。しばしば
行なわれる1つのステップはシステムに他の無線チャネ
ルを加えることである。このステップはいくらよく見て
も比較的費用がかかり、かつ全ての利用可能なチャネル
が占有されているいくつかのロケーションでは不可能で
あろう。
したがって、付加的な無線チャネルを必要としない方
法でサイマルカスト無線通信システムの容量限界を増大
するための方法および装置が必要である。
法でサイマルカスト無線通信システムの容量限界を増大
するための方法および装置が必要である。
発明の概要 本発明の1つの態様では、サイマルカスト無線通信シ
ステムにおいてあるカバレージ領域にわたり実質的に連
続した無線カバレージを提供するために地理的に分散し
たロケーションに配置された複数の通信セル内で通信セ
ルを識別するための装置が提供される。該装置は複数の
通信セル、および該複数の通信セルに結合され該複数の
通信セルを制御するための中央コントローラを具備す
る。該装置はさらに前記複数の通信セルの内の少なくと
も1つを識別するために前記複数の通信セルのうちの少
なくとも1つと無線により通信する携帯用通信ユニット
を具備する。さらに、前記装置は識別(identificatio
n)ビットパターンを複数の通信セルに割当てるための
前記複数の通信セルに結合された中央コントローラ内に
割当て要素(assignment element)を具備する。前記識
別ビットパターンは前記識別ビットパターンの送信が互
いに隣接する複数の通信セルの内のあるものから同時に
受信され、これによって受信された妨害ビットパターン
(interference bit pattern)を生成する場合に、前記
受信された複数の通信セルの内のあるものの識別子(id
entities)が携帯用通信ユニットにより受信された妨害
ビットパターンの分析によって前記複数の通信セルの部
分集合またはサブセット(subset)へと解明することが
できる。前記部分集合は受信された複数の通信セルの内
の前記あるものを含む。
ステムにおいてあるカバレージ領域にわたり実質的に連
続した無線カバレージを提供するために地理的に分散し
たロケーションに配置された複数の通信セル内で通信セ
ルを識別するための装置が提供される。該装置は複数の
通信セル、および該複数の通信セルに結合され該複数の
通信セルを制御するための中央コントローラを具備す
る。該装置はさらに前記複数の通信セルの内の少なくと
も1つを識別するために前記複数の通信セルのうちの少
なくとも1つと無線により通信する携帯用通信ユニット
を具備する。さらに、前記装置は識別(identificatio
n)ビットパターンを複数の通信セルに割当てるための
前記複数の通信セルに結合された中央コントローラ内に
割当て要素(assignment element)を具備する。前記識
別ビットパターンは前記識別ビットパターンの送信が互
いに隣接する複数の通信セルの内のあるものから同時に
受信され、これによって受信された妨害ビットパターン
(interference bit pattern)を生成する場合に、前記
受信された複数の通信セルの内のあるものの識別子(id
entities)が携帯用通信ユニットにより受信された妨害
ビットパターンの分析によって前記複数の通信セルの部
分集合またはサブセット(subset)へと解明することが
できる。前記部分集合は受信された複数の通信セルの内
の前記あるものを含む。
本発明の別の態様では、複数の通信セルを備えたサイ
マルカスト無線通信システムにおいてあるカバレージ領
域にわたり実質的に連続した無線カバレージを提供する
ために地理的に分散したロケーションに配置された複数
の通信セル内で通信セルを識別するための携帯用通信ユ
ニットが提供される。該携帯用通信ユニットは複数の通
信セルの内の1つより多くのものからのサイマルカスト
送信を受信することによって受信妨害ビットパターンを
復調する受信機要素、および前記受信機要素に結合され
前記受信された妨害ビットパターンの分析により前記複
数の通信セルの内のある部分集合を識別する識別要素を
備えている。前記部分集合は受信された複数の通信セル
のうちの前記1つより多くのものを含む。前記携帯用通
信ユニットはさらに前記受信機要素に結合され携帯用ユ
ニットが割当てられたサービス領域において予期される
受信妨害ビットパターンを規定する前記複数の通信セル
の内の少なくとも1つから受信されたプロセッサ情報を
格納するための記憶要素を備えている。前記サービスエ
リアは前記カバレージ領域の内の選択された部分からな
る。さらに、前記携帯用通信ユニットは、前記メモリ要
素に結合され前記プログラム情報から前記サービス領域
において予期されるべきものと規定された妨害ビットパ
ターンを受信したことに応じて前記携帯用通信ユニット
が前記サービスエリア内にあることを判定し、かつさら
に前記サービスエリア内に予期されるものと規定されて
いない妨害ビットパターンを受信したことに応じて前記
携帯用通信ユニットが前記サービスエリア内にないこと
を判定するプログラムを含んでいる。
マルカスト無線通信システムにおいてあるカバレージ領
域にわたり実質的に連続した無線カバレージを提供する
ために地理的に分散したロケーションに配置された複数
の通信セル内で通信セルを識別するための携帯用通信ユ
ニットが提供される。該携帯用通信ユニットは複数の通
信セルの内の1つより多くのものからのサイマルカスト
送信を受信することによって受信妨害ビットパターンを
復調する受信機要素、および前記受信機要素に結合され
前記受信された妨害ビットパターンの分析により前記複
数の通信セルの内のある部分集合を識別する識別要素を
備えている。前記部分集合は受信された複数の通信セル
のうちの前記1つより多くのものを含む。前記携帯用通
信ユニットはさらに前記受信機要素に結合され携帯用ユ
ニットが割当てられたサービス領域において予期される
受信妨害ビットパターンを規定する前記複数の通信セル
の内の少なくとも1つから受信されたプロセッサ情報を
格納するための記憶要素を備えている。前記サービスエ
リアは前記カバレージ領域の内の選択された部分からな
る。さらに、前記携帯用通信ユニットは、前記メモリ要
素に結合され前記プログラム情報から前記サービス領域
において予期されるべきものと規定された妨害ビットパ
ターンを受信したことに応じて前記携帯用通信ユニット
が前記サービスエリア内にあることを判定し、かつさら
に前記サービスエリア内に予期されるものと規定されて
いない妨害ビットパターンを受信したことに応じて前記
携帯用通信ユニットが前記サービスエリア内にないこと
を判定するプログラムを含んでいる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい実施形態に係わるサイマル
カスト無線通信システムの電気的ブロック図である。
カスト無線通信システムの電気的ブロック図である。
図2は、本発明の好ましい実施形態に係わる携帯用通
信ユニットの電気的ブロック図である。
信ユニットの電気的ブロック図である。
図3は、本発明の好ましい実施形態に係わる固定通信
ユニットにおける受信機の電気的ブロック図である。
ユニットにおける受信機の電気的ブロック図である。
図4は、本発明の好ましい実施形態に係わる中央コン
トローラの電気的ブロック図である。
トローラの電気的ブロック図である。
図5は、本発明の好ましい実施形態に係わるサイマル
カスト無線通信システムの通信セルを示すマップ図であ
る。
カスト無線通信システムの通信セルを示すマップ図であ
る。
図6は、本発明の好ましい実施形態に係わる通信セル
に割当てられた識別ビットパターンを示すマップ図であ
る。
に割当てられた識別ビットパターンを示すマップ図であ
る。
図7は、本発明の好ましい実施形態に係わる受信妨害
ビットパターンを示す説明図表である。
ビットパターンを示す説明図表である。
図8は、本発明の好ましい実施形態に係わるサイマル
カスト無線通信システムの動作を示すフローチャートで
ある。
カスト無線通信システムの動作を示すフローチャートで
ある。
図9は、本発明の好ましい実施形態に係わるサイマル
カスト無線通信システムの携帯用通信ユニットに送られ
るデータを示すシグナリングリング図である。
カスト無線通信システムの携帯用通信ユニットに送られ
るデータを示すシグナリングリング図である。
図10は、本発明の好ましい実施形態に係わるサイマル
カスト無線通信システムの通信セル内の受信機に携帯用
通信ユニットから送信されるデータを示すシグナリング
リング図である。
カスト無線通信システムの通信セル内の受信機に携帯用
通信ユニットから送信されるデータを示すシグナリング
リング図である。
好ましい実施形態の説明 アクノレッジバック(Acknowledge-back)通信システ
ムはポール(poll)を受信した後に通信システムにアク
ノレッジメント応答を送信するために低電力、狭帯域送
信機を使用する携帯用選択呼出し受信機を備えている。
このようなシステムは「アクノレッジバックページャ
(Acknowledge Back Pager)」と題する、ムーア(Moor
e)に対する米国特許第5,124,697号、「ページング信号
に対し肯定応答しかつ応答するための方法および装置
(Method and Apparatus for Acknowledging and Answe
ring a Paging Signal)」と題するデイビス(Davis)
への米国特許第5,153,582号、そして「周波数分割多重
アクノレッジバックページングシステム(Frequency Di
vision Multiplexed Acknowledge Back Paging Syste
m)」と題するシウィアク(Siwiak)他への米国特許第
4,875,038号に開示されている。上に示した米国特許は
参照のため本明細書に導入される。
ムはポール(poll)を受信した後に通信システムにアク
ノレッジメント応答を送信するために低電力、狭帯域送
信機を使用する携帯用選択呼出し受信機を備えている。
このようなシステムは「アクノレッジバックページャ
(Acknowledge Back Pager)」と題する、ムーア(Moor
e)に対する米国特許第5,124,697号、「ページング信号
に対し肯定応答しかつ応答するための方法および装置
(Method and Apparatus for Acknowledging and Answe
ring a Paging Signal)」と題するデイビス(Davis)
への米国特許第5,153,582号、そして「周波数分割多重
アクノレッジバックページングシステム(Frequency Di
vision Multiplexed Acknowledge Back Paging Syste
m)」と題するシウィアク(Siwiak)他への米国特許第
4,875,038号に開示されている。上に示した米国特許は
参照のため本明細書に導入される。
アクノレッジバック通信システムを含む、伝統的な無
線ページングシステムは遍在的に(ubiquitously)動作
する、即ちシステムの実質的にそれぞれの固定送信機か
ら実質的にそれぞれの固定−携帯通信をサイマルカスト
送信するサイマルカスト固定−携帯無線送信を使用して
いる。しかしながら、もし携帯用通信ユニットをそれら
がシステムにわたり移動する際にそれらの位置を突き止
める方法が発見できれば、いずれか1つの個々の携帯用
通信ユニットと通信するために使用されるベース送信機
および受信機の数は各々の携帯用通信ユニットの近くの
固定送信機および受信機へと分離することができる。こ
のアイソレーションはベース送信機、受信機および通信
スペクトルをシステムの地理的カバレージ領域の他の部
分において他の携帯用通信ユニットとの付加的な通信の
ために再使用できるようにする。
線ページングシステムは遍在的に(ubiquitously)動作
する、即ちシステムの実質的にそれぞれの固定送信機か
ら実質的にそれぞれの固定−携帯通信をサイマルカスト
送信するサイマルカスト固定−携帯無線送信を使用して
いる。しかしながら、もし携帯用通信ユニットをそれら
がシステムにわたり移動する際にそれらの位置を突き止
める方法が発見できれば、いずれか1つの個々の携帯用
通信ユニットと通信するために使用されるベース送信機
および受信機の数は各々の携帯用通信ユニットの近くの
固定送信機および受信機へと分離することができる。こ
のアイソレーションはベース送信機、受信機および通信
スペクトルをシステムの地理的カバレージ領域の他の部
分において他の携帯用通信ユニットとの付加的な通信の
ために再使用できるようにする。
本発明の好ましい実施形態に従って、サイマルカスト
無線通信システム内で通信セルを識別するための方法お
よび装置を以下に説明する。該方法および装置は、上に
述べたように、送信機、受信機およびスペクトルの再使
用の利点を達成するために携帯用通信ユニットの位置を
突き止めるために使用できる。該方法および装置はまた
ある携帯用通信ユニットが割り当てられた無線カバレー
ジ領域の範囲外に移動したことを検出するために使用で
きる。
無線通信システム内で通信セルを識別するための方法お
よび装置を以下に説明する。該方法および装置は、上に
述べたように、送信機、受信機およびスペクトルの再使
用の利点を達成するために携帯用通信ユニットの位置を
突き止めるために使用できる。該方法および装置はまた
ある携帯用通信ユニットが割り当てられた無線カバレー
ジ領域の範囲外に移動したことを検出するために使用で
きる。
図1を参照すると、本発明の好ましい実施形態に係わ
るサイマルカスト無線通信システム100の電気的ブロッ
ク図は技術的に良く知られた方法で公衆交換電話ネット
ワークとインタフェースするための電話入力110を有す
る中央コントローラ102を含んでいる。好ましくは、該
中央コントローラ102は、アメリカ合衆国、イリノイ州
シャンバーグのモトローラ・インコーポレイテッドによ
り製造されたE09PED0552型「ページブリッジ」(PageBr
idge)(登録商標)と同様のものであり、後に説明する
ように本発明の好ましい実施形態に従って特別のファー
ムウェア要素によって修正されたものとされる。他の同
様の機器も中央コントローラ102として同様に使用でき
ることが理解されるであろう。
るサイマルカスト無線通信システム100の電気的ブロッ
ク図は技術的に良く知られた方法で公衆交換電話ネット
ワークとインタフェースするための電話入力110を有す
る中央コントローラ102を含んでいる。好ましくは、該
中央コントローラ102は、アメリカ合衆国、イリノイ州
シャンバーグのモトローラ・インコーポレイテッドによ
り製造されたE09PED0552型「ページブリッジ」(PageBr
idge)(登録商標)と同様のものであり、後に説明する
ように本発明の好ましい実施形態に従って特別のファー
ムウェア要素によって修正されたものとされる。他の同
様の機器も中央コントローラ102として同様に使用でき
ることが理解されるであろう。
中央コントローラ102は複数の通信ユニット101に対
し、好ましくは複数の電話線106によって、結合されて
いる。中央コントローラ102を固定通信ユニット101と結
合するために無線リンクも同様に使用できることが理解
されるであろう。固定通信ユニット101の各々は、後に
さらに説明するように、サイマルカスト無線通信システ
ム100の複数の通信セル500(図5)の1つの中で無線カ
バレージを提供する。
し、好ましくは複数の電話線106によって、結合されて
いる。中央コントローラ102を固定通信ユニット101と結
合するために無線リンクも同様に使用できることが理解
されるであろう。固定通信ユニット101の各々は、後に
さらに説明するように、サイマルカスト無線通信システ
ム100の複数の通信セル500(図5)の1つの中で無線カ
バレージを提供する。
固定通信ユニット101は好ましくは各々地理的に分散
されたロケーションに配置された複数の受信機103、お
よびセル送信機104を具備する。セル送信機104および複
数の受信機は無線リンクによって複数の携帯用通信ユニ
ット108、好ましくはアクノレッジバック能力を有する
無線ページャ、と結合され携帯用通信ユニット108にか
つ携帯用通信ユニット108から情報を送信および受信す
る。好ましくは、セル送信機104はアメリカ合衆国、イ
リノイ州、シャンバーグのモトローラ・インコーポレイ
テッドによって製造されたC73 PURC 5000型(登録商
標)送信機と同様のものである。他の類似の送信機もセ
ル送信機104として同様に使用できる。前記複数の送信
機103および携帯用通信ユニット108は後にさらに詳細に
説明する。
されたロケーションに配置された複数の受信機103、お
よびセル送信機104を具備する。セル送信機104および複
数の受信機は無線リンクによって複数の携帯用通信ユニ
ット108、好ましくはアクノレッジバック能力を有する
無線ページャ、と結合され携帯用通信ユニット108にか
つ携帯用通信ユニット108から情報を送信および受信す
る。好ましくは、セル送信機104はアメリカ合衆国、イ
リノイ州、シャンバーグのモトローラ・インコーポレイ
テッドによって製造されたC73 PURC 5000型(登録商
標)送信機と同様のものである。他の類似の送信機もセ
ル送信機104として同様に使用できる。前記複数の送信
機103および携帯用通信ユニット108は後にさらに詳細に
説明する。
サイマルカスト無線通信システム100の初期セットア
ップの間に、中央コントローラ102は好ましくは本発明
に従って通信セル500の各々に対し識別ビットパターン
を規定しかつ割り当てる。サイマルカスト無線通信シス
テム100のその後の動作の間に、発呼者は携帯用通信ユ
ニット108の内の特定のものが信号を受けあるいは通知
される(signaled)ことを要求するために電話入力110
へ電話呼を入力し、それによって通信されるべき携帯用
通信ユニット108の任意のグループ(random group)を
形成する。好ましくは、前記発呼者は適切な入力装置例
えば、トーンダイヤル電話または英数字ページ入力装置
を使用し、それによってメッセージ、例えば、コールバ
ック番号、が同様に入力されるようにする。中央コント
ローラ102は好ましくはその後の送信のために前記任意
のグループに対応する複数の選択呼出しアドレスを形成
し(formats)およびキューイングする。
ップの間に、中央コントローラ102は好ましくは本発明
に従って通信セル500の各々に対し識別ビットパターン
を規定しかつ割り当てる。サイマルカスト無線通信シス
テム100のその後の動作の間に、発呼者は携帯用通信ユ
ニット108の内の特定のものが信号を受けあるいは通知
される(signaled)ことを要求するために電話入力110
へ電話呼を入力し、それによって通信されるべき携帯用
通信ユニット108の任意のグループ(random group)を
形成する。好ましくは、前記発呼者は適切な入力装置例
えば、トーンダイヤル電話または英数字ページ入力装置
を使用し、それによってメッセージ、例えば、コールバ
ック番号、が同様に入力されるようにする。中央コント
ローラ102は好ましくはその後の送信のために前記任意
のグループに対応する複数の選択呼出しアドレスを形成
し(formats)およびキューイングする。
次に、中央コントローラ102は前記キューイングされ
た選択呼出しアドレスと共に情報を形成またはフォーマ
ットし、該情報は好ましくは前記任意のグループの各々
のメンバーに対する命令を備え、応答のために使用され
るべき時間およびチャネルを指定する。中央コントロー
ラ102は次に選択呼出しアドレスおよび関連する情報を
技術的に良く知られた方法で固定通信ユニット101の送
信機104に送る。送信機104は、ページングチャネルによ
って、ゴーレイ・シーケンシャル・コード(Golay Sequ
ential Code)のような、良く知られたページングプロ
トコルを使用して前記選択呼出しアドレスおよび関連す
る情報を携帯用通信ユニット108にサイマルカスト送信
する。さらに、中央コントローラ102はセル送信機104が
位置する通信セル500に初期セットアップの間に割り当
てられた識別ビットパターンを周期的に送信するよう各
々の送信機104を制御する。
た選択呼出しアドレスと共に情報を形成またはフォーマ
ットし、該情報は好ましくは前記任意のグループの各々
のメンバーに対する命令を備え、応答のために使用され
るべき時間およびチャネルを指定する。中央コントロー
ラ102は次に選択呼出しアドレスおよび関連する情報を
技術的に良く知られた方法で固定通信ユニット101の送
信機104に送る。送信機104は、ページングチャネルによ
って、ゴーレイ・シーケンシャル・コード(Golay Sequ
ential Code)のような、良く知られたページングプロ
トコルを使用して前記選択呼出しアドレスおよび関連す
る情報を携帯用通信ユニット108にサイマルカスト送信
する。さらに、中央コントローラ102はセル送信機104が
位置する通信セル500に初期セットアップの間に割り当
てられた識別ビットパターンを周期的に送信するよう各
々の送信機104を制御する。
携帯用送信ユニット108がページを受信しかつ選択呼
出しアドレスがその中にプログラムされた選択呼出しア
ドレスと整合することを検出したことに応じて、携帯用
通信ユニット108は前記指定されたチャネルによって前
記指定された時間に応答を送信する。該応答は、後にさ
らに説明するように、本発明の好ましい実施形態に従っ
て通信セル500に対する識別ビットパターンの最後に受
信された送信から識別される複数の通信セル500の内の
サブセットまたは部分集合(subset)を規定するレポー
トを含む。
出しアドレスがその中にプログラムされた選択呼出しア
ドレスと整合することを検出したことに応じて、携帯用
通信ユニット108は前記指定されたチャネルによって前
記指定された時間に応答を送信する。該応答は、後にさ
らに説明するように、本発明の好ましい実施形態に従っ
て通信セル500に対する識別ビットパターンの最後に受
信された送信から識別される複数の通信セル500の内の
サブセットまたは部分集合(subset)を規定するレポー
トを含む。
報告する(reporting)携帯用通信ユニット108によっ
て識別される複数の通信セル500の内の部分集合を決定
した後、中央コントローラ102は好ましくは、本発明の
好ましい実施形態に従って、報告する携帯用通信ユニッ
ト108とのさらなる通信のために識別された部分集合を
選択し、一方報告された部分集合の中にないセル500か
らのさらなる通信を終了させる。
て識別される複数の通信セル500の内の部分集合を決定
した後、中央コントローラ102は好ましくは、本発明の
好ましい実施形態に従って、報告する携帯用通信ユニッ
ト108とのさらなる通信のために識別された部分集合を
選択し、一方報告された部分集合の中にないセル500か
らのさらなる通信を終了させる。
別の方法として、携帯用通信ユニット108は携帯用通
信ユニット内にプログラムされた選択呼出しアドレスと
整合する選択呼出しアドレスの受信がない場合でも通信
セル500に対する識別ビットパターンの送信を周期的に
監視することが可能なことが理解されるであろう。携帯
用通信ユニット108は次に前記監視された識別ビットパ
ターンを使用して携帯用通信ユニット108が割り当てら
れたサービスエリア内にあるか否かを判定し、かつユー
ザにそれに応じて通知を行うことができる。
信ユニット内にプログラムされた選択呼出しアドレスと
整合する選択呼出しアドレスの受信がない場合でも通信
セル500に対する識別ビットパターンの送信を周期的に
監視することが可能なことが理解されるであろう。携帯
用通信ユニット108は次に前記監視された識別ビットパ
ターンを使用して携帯用通信ユニット108が割り当てら
れたサービスエリア内にあるか否かを判定し、かつユー
ザにそれに応じて通知を行うことができる。
図2を参照すると、本発明の好ましい実施形態に係わ
る携帯用通信ユニット108の電気的ブロック図はセル送
信機104からのアドレスおよび情報を含む無線信号を捕
捉しかつ応答を複数の受信機103に戻すためのアンテナ2
02を含んでいる。該アンテナ202は送受信機204に結合さ
れ、該送受信機204は前記捕捉された無線信号を復調す
るための受信機208、および応答を送信するための応答
送信機206を具備する。好ましくは、応答送信機206は伝
統的な低電力狭帯域2進FSK送信機であり、かつ受信機2
08はアメリカ合衆国、イリノイ州、シャンバーグのモト
ローラ・インコーポレイテッドにより製造されたA03KLB
5962CA ADVISOR型(登録商標)ページャにおいて使用さ
れている受信機と同様のものとされる。他の類似の受信
機も受信機208として同様に使用できることが理解され
るであろう。
る携帯用通信ユニット108の電気的ブロック図はセル送
信機104からのアドレスおよび情報を含む無線信号を捕
捉しかつ応答を複数の受信機103に戻すためのアンテナ2
02を含んでいる。該アンテナ202は送受信機204に結合さ
れ、該送受信機204は前記捕捉された無線信号を復調す
るための受信機208、および応答を送信するための応答
送信機206を具備する。好ましくは、応答送信機206は伝
統的な低電力狭帯域2進FSK送信機であり、かつ受信機2
08はアメリカ合衆国、イリノイ州、シャンバーグのモト
ローラ・インコーポレイテッドにより製造されたA03KLB
5962CA ADVISOR型(登録商標)ページャにおいて使用さ
れている受信機と同様のものとされる。他の類似の受信
機も受信機208として同様に使用できることが理解され
るであろう。
エンコーダ/デコーダ210が受信されたアドレスをデ
コードするためにかつそれに対する応答をエンコードす
るために送受信機204に結合されている。エンコーダ/
デコーダ210は該エンコーダ/デコーダ210を制御しかつ
その中でデコードされたアドレスに応答するためプロセ
ッサ212に結合されている。プロセッサ212は好ましくは
アメリカ合衆国、イリノイ州、シャンバーグのモトロー
ラ・インコーポレイテッドにより製造されたMC68HC05C8
型またはC11型のシリーズのマイクロコンピュータの1
つとされる。他の類似のプロセッサも同様にプロセッサ
212として使用できることが理解されるであろう。プロ
セッサ212はさらにその制御を行うためおよび受信され
た情報を処理するために送受信機204に結合されてい
る。
コードするためにかつそれに対する応答をエンコードす
るために送受信機204に結合されている。エンコーダ/
デコーダ210は該エンコーダ/デコーダ210を制御しかつ
その中でデコードされたアドレスに応答するためプロセ
ッサ212に結合されている。プロセッサ212は好ましくは
アメリカ合衆国、イリノイ州、シャンバーグのモトロー
ラ・インコーポレイテッドにより製造されたMC68HC05C8
型またはC11型のシリーズのマイクロコンピュータの1
つとされる。他の類似のプロセッサも同様にプロセッサ
212として使用できることが理解されるであろう。プロ
セッサ212はさらにその制御を行うためおよび受信され
た情報を処理するために送受信機204に結合されてい
る。
実時間クロック226もまたプロセッサ212に結合されて
前記応答の実時間制御を提供する。さらに、セル送信機
104からの情報において受信された種々の動作パラメー
タを一時的に格納するためにプロセッサ212にはランダ
ムアクセスメモリ(RAM)214が結合されており、前記動
作パラメータは本発明に従って通信セル500の部分集合
を識別するために受信ビットパターン220を備えてい
る。加えて、前記動作パラメータは好ましくはさらに前
記応答のために使用されるべきチャネルを規定する応答
チャネル部224、および前記応答の開始時間を制御する
ための応答時間部222を備えている。前記応答チャネル
部224の指定は単一の応答チャネルを使用するシステム
では省略することができることが理解されるであろう。
さらに、前記応答時間部222の指定はセル送信機104から
の情報において送信されたマーカの後の固定時間インタ
ーバルに応答を開始することを要求するシステムでは省
略できることが理解されるであろう。
前記応答の実時間制御を提供する。さらに、セル送信機
104からの情報において受信された種々の動作パラメー
タを一時的に格納するためにプロセッサ212にはランダ
ムアクセスメモリ(RAM)214が結合されており、前記動
作パラメータは本発明に従って通信セル500の部分集合
を識別するために受信ビットパターン220を備えてい
る。加えて、前記動作パラメータは好ましくはさらに前
記応答のために使用されるべきチャネルを規定する応答
チャネル部224、および前記応答の開始時間を制御する
ための応答時間部222を備えている。前記応答チャネル
部224の指定は単一の応答チャネルを使用するシステム
では省略することができることが理解されるであろう。
さらに、前記応答時間部222の指定はセル送信機104から
の情報において送信されたマーカの後の固定時間インタ
ーバルに応答を開始することを要求するシステムでは省
略できることが理解されるであろう。
また、プロセッサ212は携帯用通信ユニット108が応答
する少なくとも1つの選択呼出しアドレスを格納するた
めのアドレスロケーション236、および中央コントロー
ラ102によって携帯用通信ユニット108に割り当てられた
サービスエリアに対する予期される受信ビットパターン
および対応する有意マスク(significance masks)を格
納するためのサービスエリアロケーション218を備えた
電気的消去可能プログラム可能リードオンリメモリ(EE
PROM)232が結合されている。前記有意マスクはプロセ
ッサ212によって対応する予期される受信ビットパター
ンにかつ前記受信ビットパターン220に適用されて通信
セル500の受信サブセットまたは部分集合を決定する。
する少なくとも1つの選択呼出しアドレスを格納するた
めのアドレスロケーション236、および中央コントロー
ラ102によって携帯用通信ユニット108に割り当てられた
サービスエリアに対する予期される受信ビットパターン
および対応する有意マスク(significance masks)を格
納するためのサービスエリアロケーション218を備えた
電気的消去可能プログラム可能リードオンリメモリ(EE
PROM)232が結合されている。前記有意マスクはプロセ
ッサ212によって対応する予期される受信ビットパター
ンにかつ前記受信ビットパターン220に適用されて通信
セル500の受信サブセットまたは部分集合を決定する。
前記EEPROM232はさらに、受信ビットパターン220の分
析によって通信セル500の部分集合を識別するための識
別要素234を備えた、携帯用通信ユニット108を制御する
ためのファームウェア要素を備えている。該ファームウ
ェア要素はさらに前記識別された部分集合を前記通信セ
ル500の少なくとも1つに報告するためにレポータ要素
(reporter element)235を備えている。表示装置を備
えた出力要素228が受信メッセージを表示するためにプ
ロセッサ212に結合されている。良く知られたボタンお
よびノブのような、ユーザ制御部230もまたプロセッサ2
12に結合されてユーザによる携帯用通信ユニット108の
制御を提供する。警報装置229がプロセッサ212に結合さ
れてプロセッサ212の制御の下に警報を発生する。
析によって通信セル500の部分集合を識別するための識
別要素234を備えた、携帯用通信ユニット108を制御する
ためのファームウェア要素を備えている。該ファームウ
ェア要素はさらに前記識別された部分集合を前記通信セ
ル500の少なくとも1つに報告するためにレポータ要素
(reporter element)235を備えている。表示装置を備
えた出力要素228が受信メッセージを表示するためにプ
ロセッサ212に結合されている。良く知られたボタンお
よびノブのような、ユーザ制御部230もまたプロセッサ2
12に結合されてユーザによる携帯用通信ユニット108の
制御を提供する。警報装置229がプロセッサ212に結合さ
れてプロセッサ212の制御の下に警報を発生する。
電気的に書換え可能なリードオンリメモリ(EARO
M)、バッテリバックアップ型RAM、および類似の形式の
電気的に再プログラム可能な不揮発性メモリも同様にEE
PROM232の代わりに使用することができる。さらに、RAM
214、EEPROM232、実時間クロック226の一部、エンコー
ダ/デコーダ210、およびプロセッサ212は1つまたはそ
れ以上の連続した(contiguous)集積回路として集積す
ることができる。
M)、バッテリバックアップ型RAM、および類似の形式の
電気的に再プログラム可能な不揮発性メモリも同様にEE
PROM232の代わりに使用することができる。さらに、RAM
214、EEPROM232、実時間クロック226の一部、エンコー
ダ/デコーダ210、およびプロセッサ212は1つまたはそ
れ以上の連続した(contiguous)集積回路として集積す
ることができる。
図3を参照すると、本発明の好ましい実施形態に係わ
る固定通信ユニット101における受信機103の1つの電気
的ブロック図は携帯用通信ユニット108からの応答を捕
捉するためのアンテナ302を具備している。受信機要素3
04がアンテナ302に結合されて捕捉された応答を復調す
る。受信機要素304は好ましくは携帯用通信ユニット108
からの狭帯域応答と両立する通過帯域を有する伝統的な
ダブルコンバージョンRF受信機である。受信機要素304
は受信された復調応答を処理するためにプロセッサ306
に結合されている。プロセッサ306は好ましくはアメリ
カ合衆国、イリノイ州、シャンバーグのモトローラ・イ
ンコーポレイテッドにより製造されるMC68HC05C8型また
はC11型シリーズのマイクロコンピュータの内の1つと
される。他の類似のプロセッサもプロセッサ306として
同様に使用できることは理解されるであろう。
る固定通信ユニット101における受信機103の1つの電気
的ブロック図は携帯用通信ユニット108からの応答を捕
捉するためのアンテナ302を具備している。受信機要素3
04がアンテナ302に結合されて捕捉された応答を復調す
る。受信機要素304は好ましくは携帯用通信ユニット108
からの狭帯域応答と両立する通過帯域を有する伝統的な
ダブルコンバージョンRF受信機である。受信機要素304
は受信された復調応答を処理するためにプロセッサ306
に結合されている。プロセッサ306は好ましくはアメリ
カ合衆国、イリノイ州、シャンバーグのモトローラ・イ
ンコーポレイテッドにより製造されるMC68HC05C8型また
はC11型シリーズのマイクロコンピュータの内の1つと
される。他の類似のプロセッサもプロセッサ306として
同様に使用できることは理解されるであろう。
プロセッサ306は受信機103によって受信された応答を
格納するためのメモリロケーション312を備えたRAM310
に結合されている。プロセッサ306はさらに受信機103が
中央コントローラ102と通信する場合に中央コントロー
ラ102に対して受信機103を識別するための予めプログラ
ムされた受信機識別子(receiver identifier)309を備
えたROM308に結合されている。プロセッサ306はまた伝
統的な通信インタフェース314、例えば、RS-232インタ
フェースおよびモデム、に結合され、電話線106の1つ
によって中央コントローラ102と通信し前記受信機識別
子309と共に前記メモリロケーション312に格納された受
信された応答を報告する。プログラム可能なリードオン
リメモリ(PROM)、EEPROM、EAROM、および他の類似の
形式の不揮発性メモリも同様にROM308と置き換えること
が可能なことは理解されるであろう。さらに、RAM310、
ROM308、およびプロセッサ306は1つまたはそれ以上の
連続した集積回路として集積できることも理解されるで
あろう。
格納するためのメモリロケーション312を備えたRAM310
に結合されている。プロセッサ306はさらに受信機103が
中央コントローラ102と通信する場合に中央コントロー
ラ102に対して受信機103を識別するための予めプログラ
ムされた受信機識別子(receiver identifier)309を備
えたROM308に結合されている。プロセッサ306はまた伝
統的な通信インタフェース314、例えば、RS-232インタ
フェースおよびモデム、に結合され、電話線106の1つ
によって中央コントローラ102と通信し前記受信機識別
子309と共に前記メモリロケーション312に格納された受
信された応答を報告する。プログラム可能なリードオン
リメモリ(PROM)、EEPROM、EAROM、および他の類似の
形式の不揮発性メモリも同様にROM308と置き換えること
が可能なことは理解されるであろう。さらに、RAM310、
ROM308、およびプロセッサ306は1つまたはそれ以上の
連続した集積回路として集積できることも理解されるで
あろう。
図4を参照すると、本発明の好ましい実施形態に係わ
る中央コントローラ102の電気的ブロック図は前記電話
線106の1つによって受信機103の1つと通信するための
通信インタフェース402を備えている。通信インタフェ
ース402はプロセッサ404に結合されて通信インタフェー
ス402に通信される応答を処理する。プロセッサ404は該
応答を記憶するためにRAM408に結合されている。RAM408
は各々報告された応答を送る携帯用通信ユニット108を
識別するための携帯用通信ユニットの識別子ロケーショ
ン412と共に報告された応答を格納するための応答ロケ
ーション410を備えている。前記報告された応答は後に
さらに説明するように、部分集合レポート(subset rep
orts)およびサービス外領域(out-of-service-area:OO
SA)メッセージを備えている。
る中央コントローラ102の電気的ブロック図は前記電話
線106の1つによって受信機103の1つと通信するための
通信インタフェース402を備えている。通信インタフェ
ース402はプロセッサ404に結合されて通信インタフェー
ス402に通信される応答を処理する。プロセッサ404は該
応答を記憶するためにRAM408に結合されている。RAM408
は各々報告された応答を送る携帯用通信ユニット108を
識別するための携帯用通信ユニットの識別子ロケーショ
ン412と共に報告された応答を格納するための応答ロケ
ーション410を備えている。前記報告された応答は後に
さらに説明するように、部分集合レポート(subset rep
orts)およびサービス外領域(out-of-service-area:OO
SA)メッセージを備えている。
RAM408はさらに本発明の好ましい実施形態に従って複
数の選択呼出しアドレスおよび関連する情報をその後送
信するためにキューイングを行うためのページキューロ
ケーション413を備えている。プロセッサ404はさらに加
入者データベース418の不揮発性記憶のためのROM416お
よび中央コントローラ102を制御するためのファームウ
ェア要素に結合されている。PROM、EEPROM、EAROM、お
よび磁気ディスクメモリのような、他の形式の不揮発性
メモリもROM416として使用可能なことは理解されるであ
ろう。
数の選択呼出しアドレスおよび関連する情報をその後送
信するためにキューイングを行うためのページキューロ
ケーション413を備えている。プロセッサ404はさらに加
入者データベース418の不揮発性記憶のためのROM416お
よび中央コントローラ102を制御するためのファームウ
ェア要素に結合されている。PROM、EEPROM、EAROM、お
よび磁気ディスクメモリのような、他の形式の不揮発性
メモリもROM416として使用可能なことは理解されるであ
ろう。
前記ファームウェア要素は通信セル500に識別ビット
パターンを割り当てるための割当て要素420を備えてい
る。識別ビットパターンは、該識別ビットパターンの送
信がお互いに隣接する通信セル500から携帯用通信ユニ
ット108によって同時に受信され、それによって受信妨
害ビットパターンを生成する場合に、受信される通信セ
ル500のアイデンティティまたは身元が携帯用通信ユニ
ット108によって解明または決定できるように割り当て
られる。前記アイデンティティは受信された妨害ビット
パターンの分析により通信セル500の部分集合へと解明
できるものであり、この場合部分集合は受信された通信
セルを含む。前記割当て要素は、好ましくは図6を参照
して後に説明するように、通信セル500のための識別ビ
ットパターンを規定するための規定要素(definition e
lement)426を備えている。
パターンを割り当てるための割当て要素420を備えてい
る。識別ビットパターンは、該識別ビットパターンの送
信がお互いに隣接する通信セル500から携帯用通信ユニ
ット108によって同時に受信され、それによって受信妨
害ビットパターンを生成する場合に、受信される通信セ
ル500のアイデンティティまたは身元が携帯用通信ユニ
ット108によって解明または決定できるように割り当て
られる。前記アイデンティティは受信された妨害ビット
パターンの分析により通信セル500の部分集合へと解明
できるものであり、この場合部分集合は受信された通信
セルを含む。前記割当て要素は、好ましくは図6を参照
して後に説明するように、通信セル500のための識別ビ
ットパターンを規定するための規定要素(definition e
lement)426を備えている。
前記ファームウェア要素はまた、部分集合レポートの
受信の後に、該部分集合レポートを送信する携帯用通信
ユニット108と報告された通信セル500の識別された部分
集合に属さない通信セル500との間の通信の送信を終了
させるために終了要素(terminator element)428を備
えている。前記ファームウェア要素はさらに携帯用通信
ユニット108が割り当てられたサービスエリアにおいて
予期される受信妨害ビットパターンを規定する情報によ
って携帯用通信ユニット108をプログラミングするため
のプログラマ要素430を備えて、この場合前記サービス
エリアは前記カバレージ領域の選択された部分を含んで
いる。
受信の後に、該部分集合レポートを送信する携帯用通信
ユニット108と報告された通信セル500の識別された部分
集合に属さない通信セル500との間の通信の送信を終了
させるために終了要素(terminator element)428を備
えている。前記ファームウェア要素はさらに携帯用通信
ユニット108が割り当てられたサービスエリアにおいて
予期される受信妨害ビットパターンを規定する情報によ
って携帯用通信ユニット108をプログラミングするため
のプログラマ要素430を備えて、この場合前記サービス
エリアは前記カバレージ領域の選択された部分を含んで
いる。
前記ファームウェア要素はまた携帯用通信ユニット10
8が割り当てられるサービスエリアにおいて予期される
受信妨害ビットパターンを再規定する(redefines)新
しい情報によって携帯用通信ユニット108を再プログラ
ミングするためのリプログラマ432を備えており、この
場合前記再プログラミングは少なくとも1つの通信セル
500と携帯用通信ユニット108の間の無線送信によって行
われる。
8が割り当てられるサービスエリアにおいて予期される
受信妨害ビットパターンを再規定する(redefines)新
しい情報によって携帯用通信ユニット108を再プログラ
ミングするためのリプログラマ432を備えており、この
場合前記再プログラミングは少なくとも1つの通信セル
500と携帯用通信ユニット108の間の無線送信によって行
われる。
プロセッサ404はまた電話入力110によってページ要求
を受けるための入力インタフェース406に結合され、か
つさらに携帯用通信ユニット108にページおよびメッセ
ージを送信するために電話線106の1つによってセル通
信機104とインタフェースするためのエンコーダ/送信
機コントローラ414に結合されている。中央コントロー
ラ102のハードウェア要素は伝統的なものでありかつア
メリカ合衆国、イリノイ州、シャンバーグのモトローラ
・インコーポレイテッドにより製造されたE09PED0552
「ページブリッジ」(PageBridge)(登録商標)ページ
ングターミナルのハードウェア要素と同様のものであ
る。ファームウェア要素420,426,428,430,432、および
中央コントローラ102内のRAM408の編成および使用は本
発明の好ましい実施形態に係わる新しい要素を構成す
る。
を受けるための入力インタフェース406に結合され、か
つさらに携帯用通信ユニット108にページおよびメッセ
ージを送信するために電話線106の1つによってセル通
信機104とインタフェースするためのエンコーダ/送信
機コントローラ414に結合されている。中央コントロー
ラ102のハードウェア要素は伝統的なものでありかつア
メリカ合衆国、イリノイ州、シャンバーグのモトローラ
・インコーポレイテッドにより製造されたE09PED0552
「ページブリッジ」(PageBridge)(登録商標)ページ
ングターミナルのハードウェア要素と同様のものであ
る。ファームウェア要素420,426,428,430,432、および
中央コントローラ102内のRAM408の編成および使用は本
発明の好ましい実施形態に係わる新しい要素を構成す
る。
図5を参照すると、マップ図は、25のセルの例につい
て、本発明の好ましい実施形態に係わるサイマルカスト
無線通信システム100の通信セル500を示している。通信
セル500は形状が六角形として示されておりかつ水平行5
02および、ここではほぼ水平行502と直交するものとし
て規定される、ほぼ垂直の左および右斜行線504,506に
配置されている。セル500が最も外側のセル500の境界に
よって規定されるカバレージ領域にわたり実質的に連続
したカバレージを提供するように該セル500は配置され
ている。
て、本発明の好ましい実施形態に係わるサイマルカスト
無線通信システム100の通信セル500を示している。通信
セル500は形状が六角形として示されておりかつ水平行5
02および、ここではほぼ水平行502と直交するものとし
て規定される、ほぼ垂直の左および右斜行線504,506に
配置されている。セル500が最も外側のセル500の境界に
よって規定されるカバレージ領域にわたり実質的に連続
したカバレージを提供するように該セル500は配置され
ている。
図6を参照すると、通信セル500のマップ図は、25の
セルの例に対して、本発明の好ましい実施形態に係わる
通信セル500に割当てられた識別ビットパターン602(2
ビット)、604(2ビット)、606(12ビット)を示して
いる。ビット602は好ましくは通信セル500にわたり左の
斜行線504のいずれか1つに沿った第1の方向で任意の
通信セルから任意の隣接する通信セルへと一定になって
おり、かつ行502の任意の1つに沿った第2の方向で任
意の通信セルから任意の隣接する通信セルへと変化する
パターンで割当てられる。ビット604は好ましくは行502
の任意の1つに沿った第2の方向で任意の通信セルから
任意の隣接通信セルへと一定に留まっており、かつ左の
斜行線504のいずれか1つに沿った第1の方向で任意の
通信セルから任意の隣接する通信セルへと変化するパタ
ーンで通信セル500にわたり割当てられる。ビット606は
好ましくは該ビットがカバレージ領域にわたり通信セル
500の各々の1つを独自的に識別するように割当てられ
る。
セルの例に対して、本発明の好ましい実施形態に係わる
通信セル500に割当てられた識別ビットパターン602(2
ビット)、604(2ビット)、606(12ビット)を示して
いる。ビット602は好ましくは通信セル500にわたり左の
斜行線504のいずれか1つに沿った第1の方向で任意の
通信セルから任意の隣接する通信セルへと一定になって
おり、かつ行502の任意の1つに沿った第2の方向で任
意の通信セルから任意の隣接する通信セルへと変化する
パターンで割当てられる。ビット604は好ましくは行502
の任意の1つに沿った第2の方向で任意の通信セルから
任意の隣接通信セルへと一定に留まっており、かつ左の
斜行線504のいずれか1つに沿った第1の方向で任意の
通信セルから任意の隣接する通信セルへと変化するパタ
ーンで通信セル500にわたり割当てられる。ビット606は
好ましくは該ビットがカバレージ領域にわたり通信セル
500の各々の1つを独自的に識別するように割当てられ
る。
好ましくは、独自的なビット606は上部左側のセル500
において0000 0000 0011でスタートし、第1の水平行50
2に沿って右側に移動する間にパターンを1つの場所だ
け左にシフトするよう割当てられる。好ましくは、1つ
が右の斜行線506の1つに沿って下に移動するときに、
前の行における最上位ビットのすぐ左に付加的な2ビッ
ト11がセットされる。例えば、上部左のセルから右の斜
行線506を下って第2の水平行502に移動する際に、独自
のビット606は0000 0000 0011から0000 0000 1111へと
変化する。
において0000 0000 0011でスタートし、第1の水平行50
2に沿って右側に移動する間にパターンを1つの場所だ
け左にシフトするよう割当てられる。好ましくは、1つ
が右の斜行線506の1つに沿って下に移動するときに、
前の行における最上位ビットのすぐ左に付加的な2ビッ
ト11がセットされる。例えば、上部左のセルから右の斜
行線506を下って第2の水平行502に移動する際に、独自
のビット606は0000 0000 0011から0000 0000 1111へと
変化する。
図6はまた本発明の好ましい実施形態にしたがって識
別ビットパターン602,604,606の適用に関して以下にさ
らに説明する上で使用される4つの特定のセル608,610,
612,614を示している。
別ビットパターン602,604,606の適用に関して以下にさ
らに説明する上で使用される4つの特定のセル608,610,
612,614を示している。
好ましいビット割当て計画は任意の数のセル500を備
えた任意の大きさのカバレージ領域に適用される。一般
的な場合に対する好ましいパターンに対応させるため、
実質的に正方形のセルアレイの各々のセルに対して必要
とされる独自のビット606の数は2×MAX(R,C)+6で
あり、この場合MAX(R,C)は行の数または行(row)に
おけるセルの数のいずれか大きいものを意味する。一般
的な場合、独自のビット606は好ましくは次の計画にし
たがって割当てられる。
えた任意の大きさのカバレージ領域に適用される。一般
的な場合に対する好ましいパターンに対応させるため、
実質的に正方形のセルアレイの各々のセルに対して必要
とされる独自のビット606の数は2×MAX(R,C)+6で
あり、この場合MAX(R,C)は行の数または行(row)に
おけるセルの数のいずれか大きいものを意味する。一般
的な場合、独自のビット606は好ましくは次の計画にし
たがって割当てられる。
1.上部左のセル500で開始して、2つの最下位ビットは
“1"に等しくセットされ、全ての他の独自のビット606
はゼロにされる。
“1"に等しくセットされ、全ての他の独自のビット606
はゼロにされる。
2.上部左のセル500からの右の斜行線506のそれぞれの引
き続くセル500は次の得られる最下位ビット位置で“1"
にセットされた付加的な2つのビットを有する。
き続くセル500は次の得られる最下位ビット位置で“1"
にセットされた付加的な2つのビットを有する。
3.全ての初期斜行線セル500が前記ステップ2を経て完
了したとき、次の得られる最下位の2ビットの位置が
“0"に等しくセットされる。
了したとき、次の得られる最下位の2ビットの位置が
“0"に等しくセットされる。
注釈)もし上の操作においてN行が関連しておれば、
2×N+2ビットが必要であり、それは好ましいビット
割当て計画は独自のビットの内の少なくとも2つがゼロ
にされることを要求するからである。
2×N+2ビットが必要であり、それは好ましいビット
割当て計画は独自のビットの内の少なくとも2つがゼロ
にされることを要求するからである。
4.初期斜行線セル500の右への各行における独自のビッ
ト606はセルの左手の近隣からのビットを1つの位置だ
け左に回転させることによって形成される。
ト606はセルの左手の近隣からのビットを1つの位置だ
け左に回転させることによって形成される。
5.初期斜行線セル500の左への各行における独自のビッ
ト606はセルの右手の近隣からのビットを右側へ1つの
位置だけ回転させることにより形成される。
ト606はセルの右手の近隣からのビットを右側へ1つの
位置だけ回転させることにより形成される。
他の同様のビット割当て計画も識別ビットパターン60
2,604,606として使用することができ、本質的な要求は
該割当て計画が結果として受信された妨害ビットパター
ンが受信されているセル500を含むセル500の部分集合に
帰着され得るようにすることである。
2,604,606として使用することができ、本質的な要求は
該割当て計画が結果として受信された妨害ビットパター
ンが受信されているセル500を含むセル500の部分集合に
帰着され得るようにすることである。
図7を参照すると、チャート700は本発明の好ましい
実施形態に係わる受信妨害ビットパターンのいくつかの
例を示す。チャート700の第1の欄または列702は図6の
特定のセル608,610,612,614に対応する参照数字を示
し、一方第2の欄704における対応する行は図6に示さ
れるセルに割当てられたビットパターンを示す。例え
ば、特定のセル608および610の間に均等に位置する携帯
用通信ユニット108は2つのビットパターン706の1対の
サイマルカスト送信を受ける。3つのセルが合致する頂
点では3つのサイマルカスト送信を受信することが可能
である。例えば、特定のセル608,612,614が合致すると
ころでは、携帯用通信ユニット108は3つのビットパタ
ーン710のサイマルカスト送信の三つ組(triplet)を受
信することになる。
実施形態に係わる受信妨害ビットパターンのいくつかの
例を示す。チャート700の第1の欄または列702は図6の
特定のセル608,610,612,614に対応する参照数字を示
し、一方第2の欄704における対応する行は図6に示さ
れるセルに割当てられたビットパターンを示す。例え
ば、特定のセル608および610の間に均等に位置する携帯
用通信ユニット108は2つのビットパターン706の1対の
サイマルカスト送信を受ける。3つのセルが合致する頂
点では3つのサイマルカスト送信を受信することが可能
である。例えば、特定のセル608,612,614が合致すると
ころでは、携帯用通信ユニット108は3つのビットパタ
ーン710のサイマルカスト送信の三つ組(triplet)を受
信することになる。
前記例のビットパターンのサイマルカストな組合わせ
に対する受信妨害ビットパターン708は前記組合わされ
たビットパターンのすぐ下の「結果(RESULT)」行に示
されている。2つまたはそれ以上のソースからサイマル
カスト送信を受ける受信機は各々のソースから同じ値に
よって送信されるビットを正確に検出するが、それは同
じ値のビットはサイマルカスト送信として受信された場
合にお互いを補強するからである。1つのソースから次
のものへと異なっているビットは不確定になるであろう
が、一方のビット値または他方が受信機を捕捉すること
ができるから、1または0のビット値を生成する。その
ような不確定なビットは前記チャート700において“x"
で示されている。
に対する受信妨害ビットパターン708は前記組合わされ
たビットパターンのすぐ下の「結果(RESULT)」行に示
されている。2つまたはそれ以上のソースからサイマル
カスト送信を受ける受信機は各々のソースから同じ値に
よって送信されるビットを正確に検出するが、それは同
じ値のビットはサイマルカスト送信として受信された場
合にお互いを補強するからである。1つのソースから次
のものへと異なっているビットは不確定になるであろう
が、一方のビット値または他方が受信機を捕捉すること
ができるから、1または0のビット値を生成する。その
ような不確定なビットは前記チャート700において“x"
で示されている。
受信された妨害ビットパターン708の重要な観点は個
々にまたは受信妨害ビットパターンを生成する対のまた
は三つ組の信号の1つとして受信される通信セル500の
いずれかがセル500の部分集合に帰着され得ることであ
る。該部分集合は該セル500それ自身、および妨害を受
けた送信において受信されたいずれか他のセル500を含
む。すなわち、妨害対はセル500の内の2つに帰着さ
れ、かつ妨害三つ組はセル500の内の3つに帰着され得
ることになる。本明細書において上で説明した好ましい
ビットパターン割当て計画によってプログラムされたコ
ンピュータシミュレーションが1024のセル500を有する
理論的なシステムに対して実行された。該コンピュータ
シミュレーションは好ましいビットパターン割当て計画
について上で説明した解明能力(resolution capabilit
ies)を確認した。
々にまたは受信妨害ビットパターンを生成する対のまた
は三つ組の信号の1つとして受信される通信セル500の
いずれかがセル500の部分集合に帰着され得ることであ
る。該部分集合は該セル500それ自身、および妨害を受
けた送信において受信されたいずれか他のセル500を含
む。すなわち、妨害対はセル500の内の2つに帰着さ
れ、かつ妨害三つ組はセル500の内の3つに帰着され得
ることになる。本明細書において上で説明した好ましい
ビットパターン割当て計画によってプログラムされたコ
ンピュータシミュレーションが1024のセル500を有する
理論的なシステムに対して実行された。該コンピュータ
シミュレーションは好ましいビットパターン割当て計画
について上で説明した解明能力(resolution capabilit
ies)を確認した。
通信セル500の各々に対して使用される最小数のセル
送信機104は1であることが理解されるであろう。さら
に、システムの頑丈さ(robustness)のために、各々の
通信セル500に対して2つまたはそれ以上のセル送信機1
04が使用されることが好ましく、かつさらに通信セル50
0の各々の1つにわたり2つまたはそれ以上のセル送信
機104が単一の識別ビットパターンを割当てられること
が好ましい。各セル500において単一の識別ビットパタ
ーンを備えた2つまたはそれ以上の送信機104を使用す
ることにより、セル送信機104の損失は本発明にしたが
って携帯用通信ユニット108によって受信される妨害ビ
ットパターンに対してほとんど影響を与えない。
送信機104は1であることが理解されるであろう。さら
に、システムの頑丈さ(robustness)のために、各々の
通信セル500に対して2つまたはそれ以上のセル送信機1
04が使用されることが好ましく、かつさらに通信セル50
0の各々の1つにわたり2つまたはそれ以上のセル送信
機104が単一の識別ビットパターンを割当てられること
が好ましい。各セル500において単一の識別ビットパタ
ーンを備えた2つまたはそれ以上の送信機104を使用す
ることにより、セル送信機104の損失は本発明にしたが
って携帯用通信ユニット108によって受信される妨害ビ
ットパターンに対してほとんど影響を与えない。
図8を参照すると、本発明の好ましい実施形態に係わ
るサイマルカスト無線通信システム100の動作を示すフ
ローチャート800は、中央コントローラ102のプロセッサ
404が割当て要素(assignment element)420をアクセス
して通信セル500に対し識別ビットパターン602,604,606
を規定しかつ割当てることによって始まる、802。
るサイマルカスト無線通信システム100の動作を示すフ
ローチャート800は、中央コントローラ102のプロセッサ
404が割当て要素(assignment element)420をアクセス
して通信セル500に対し識別ビットパターン602,604,606
を規定しかつ割当てることによって始まる、802。
通信セル500の識別ビットパターン602,604,606は識別
ビットパターン602,604,606の各々の第1の部分602が第
1の方向で任意の通信セルから任意の隣接する通信セル
へと一定に留まっており、かつ第2の方向の任意の通信
セルから任意の隣接する通信セルへと変化するようなパ
ターンとなるよう規定され、前記第2の方向は実質的に
前記第1の方向に対し直交する。通信セル500の識別ビ
ットパターン602,604,606はさらに識別ビットパターン6
02,604,606の各々の第2の部分604が前記第2の方向で
任意の通信セルから任意の隣接する通信セルへと一定に
留まっており、かつ前記第1の方向で任意の通信セルか
ら任意の隣接する通信セルへと変化するようなパターン
を具備するようさらに規定される。通信セル500の識別
ビットパターン602,604,606はさらに前記識別ビットパ
ターンの各々の第3の部分606がカバレージ領域におけ
る前記複数の通信セルの内の1つを独自的に識別するよ
うなパターンを具備するように規定される。
ビットパターン602,604,606の各々の第1の部分602が第
1の方向で任意の通信セルから任意の隣接する通信セル
へと一定に留まっており、かつ第2の方向の任意の通信
セルから任意の隣接する通信セルへと変化するようなパ
ターンとなるよう規定され、前記第2の方向は実質的に
前記第1の方向に対し直交する。通信セル500の識別ビ
ットパターン602,604,606はさらに識別ビットパターン6
02,604,606の各々の第2の部分604が前記第2の方向で
任意の通信セルから任意の隣接する通信セルへと一定に
留まっており、かつ前記第1の方向で任意の通信セルか
ら任意の隣接する通信セルへと変化するようなパターン
を具備するようさらに規定される。通信セル500の識別
ビットパターン602,604,606はさらに前記識別ビットパ
ターンの各々の第3の部分606がカバレージ領域におけ
る前記複数の通信セルの内の1つを独自的に識別するよ
うなパターンを具備するように規定される。
該規定された識別ビットパターン602,604,606は前記
識別ビットパターン602,604,606の送信が同時に互いに
隣接する複数の通信セル500の内のあるものから携帯用
通信ユニット108に受信され、それによって受信妨害ビ
ットパターン708を生成する場合に、前記複数の通信セ
ル500の内のあるもののアイデンティティが携帯用通信
ユニット108によって受信妨害ビットパターン708の分析
により複数の通信セル500の部分集合に帰着または解明
でき、この場合該部分集合は受信された前記複数の通信
セル500の内のあるものを含んでいる。例えば、図6の
特定のセル608,612,614から妨害ビットパターンを受信
する携帯用通信受信機108は受信された妨害ビットパタ
ーンを特定のセル608,612,614へと帰着させることがで
きる。
識別ビットパターン602,604,606の送信が同時に互いに
隣接する複数の通信セル500の内のあるものから携帯用
通信ユニット108に受信され、それによって受信妨害ビ
ットパターン708を生成する場合に、前記複数の通信セ
ル500の内のあるもののアイデンティティが携帯用通信
ユニット108によって受信妨害ビットパターン708の分析
により複数の通信セル500の部分集合に帰着または解明
でき、この場合該部分集合は受信された前記複数の通信
セル500の内のあるものを含んでいる。例えば、図6の
特定のセル608,612,614から妨害ビットパターンを受信
する携帯用通信受信機108は受信された妨害ビットパタ
ーンを特定のセル608,612,614へと帰着させることがで
きる。
次に、中央コントローラ102のプロセッサ404はプログ
ラム装置(programmer)430にアクセスしてエンコーダ
/送信機コントローラ414をサイマルカスト無線通信シ
ステム100に割当てられた携帯用通信ユニット108にメッ
セージを送るよう制御し携帯用通信ユニット108の各々
に割当てられたサービスエリアに対応する予期される受
信ビットパターン708によって携帯用通信ユニット108を
プログラミングする、804。その後、中央コントローラ1
02のプロセッサ404はエンコーダ/送信機コントローラ4
14を制御して各々のセル送信機104からセル送信機104に
割当てられた識別ビットパターン602,604,606を、例え
ば、ページのそれぞれのバッチ毎に、周期的にサイマル
カスト送信させる、806。
ラム装置(programmer)430にアクセスしてエンコーダ
/送信機コントローラ414をサイマルカスト無線通信シ
ステム100に割当てられた携帯用通信ユニット108にメッ
セージを送るよう制御し携帯用通信ユニット108の各々
に割当てられたサービスエリアに対応する予期される受
信ビットパターン708によって携帯用通信ユニット108を
プログラミングする、804。その後、中央コントローラ1
02のプロセッサ404はエンコーダ/送信機コントローラ4
14を制御して各々のセル送信機104からセル送信機104に
割当てられた識別ビットパターン602,604,606を、例え
ば、ページのそれぞれのバッチ毎に、周期的にサイマル
カスト送信させる、806。
次に、携帯用通信ユニット108の内の1つが少なくと
も1つのセル送信機104から無線ページを受信し、808、
該受信された無線ページは携帯用通信ユニット108のア
ドレスロケーション236へプログラムされた選択呼出し
アドレスと整合する選択呼出しアドレス、ならびに単一
のセル送信機104から完全に(intact)受信された識別
ビットパターン602,604,606、あるいは複数のセル送信
機104からの複数の受信信号から生じる妨害ビットパタ
ーン708の内の1つを備えている。いずれの場合も、携
帯用通信ユニット108のプロセッサ212は前記受信ビット
パターンを記憶し、810、かつ識別要素234およびサービ
スエリアロケーション218をアクセスして受信ビットパ
ターンを分析しかつ該受信ビットパターンに関連する通
信セル500の部分集合を識別する。次に、携帯用通信ユ
ニット108のプロセッサ212はエンコーダ/デコーダ210
および応答送信機206を制御して前記識別された部分集
合を少なくとも1つのセル500に、かつそこから中央コ
ントローラ102に報告する。
も1つのセル送信機104から無線ページを受信し、808、
該受信された無線ページは携帯用通信ユニット108のア
ドレスロケーション236へプログラムされた選択呼出し
アドレスと整合する選択呼出しアドレス、ならびに単一
のセル送信機104から完全に(intact)受信された識別
ビットパターン602,604,606、あるいは複数のセル送信
機104からの複数の受信信号から生じる妨害ビットパタ
ーン708の内の1つを備えている。いずれの場合も、携
帯用通信ユニット108のプロセッサ212は前記受信ビット
パターンを記憶し、810、かつ識別要素234およびサービ
スエリアロケーション218をアクセスして受信ビットパ
ターンを分析しかつ該受信ビットパターンに関連する通
信セル500の部分集合を識別する。次に、携帯用通信ユ
ニット108のプロセッサ212はエンコーダ/デコーダ210
および応答送信機206を制御して前記識別された部分集
合を少なくとも1つのセル500に、かつそこから中央コ
ントローラ102に報告する。
これに応じて、中央コントローラ102のプロセッサ404
はターミネータまたは終了エレメント(terminator ele
ment)428にアクセスしかつ前記報告された部分集合に
属さないセル500に位置するセル送信機104からのその後
の送信を終了し、812、該送信の終了は無線ページに関
連するさらなるメッセージに適用される。この動作は好
適にその送信が終了したセル500におけるセルの送信機1
04を解放し、それによって他の通信活動のために使用で
きるようにする。
はターミネータまたは終了エレメント(terminator ele
ment)428にアクセスしかつ前記報告された部分集合に
属さないセル500に位置するセル送信機104からのその後
の送信を終了し、812、該送信の終了は無線ページに関
連するさらなるメッセージに適用される。この動作は好
適にその送信が終了したセル500におけるセルの送信機1
04を解放し、それによって他の通信活動のために使用で
きるようにする。
あるいは、前記携帯用通信ユニット108は単に受信ビ
ットパターンを中央コントローラ102に報告するのみと
することができ、その後中央コントローラ102は報告さ
れた受信ビットパターンを分析して受信ビットパターン
に関連する通信セル500の部分集合を徹底することがで
きる。この別の動作方法は携帯用通信ユニット108にお
けるメモリおよび処理要求を低減し、一方中央コントロ
ーラ102におけるメモリおよび処理要求を増大する。
ットパターンを中央コントローラ102に報告するのみと
することができ、その後中央コントローラ102は報告さ
れた受信ビットパターンを分析して受信ビットパターン
に関連する通信セル500の部分集合を徹底することがで
きる。この別の動作方法は携帯用通信ユニット108にお
けるメモリおよび処理要求を低減し、一方中央コントロ
ーラ102におけるメモリおよび処理要求を増大する。
いずれの場合も、携帯用通信ユニット108のプロセッ
サ212はサービスエリアロケーション218にアクセスして
携帯用通信ユニット108が該携帯用通信ユニット108に割
当てられたサービスエリア内にあるか否かを判定する、
814,816。もし携帯用通信ユニット108が前記サービスエ
リア内にあれば、携帯用通信ユニット108は次のバッチ
のページの受信を待機し、818、かつ次にステップ806に
戻る。もし携帯用通信ユニット108が前記サービスエリ
ア内になければ、携帯用通信ユニット108のプロセッサ2
12は警報装置(alerter)229を制御して、820、ユーザ
に対し携帯用通信ユニット108がもはや該携帯用通信ユ
ニット108に割当てられたサービスエリア内にないこと
を通知するため警報を発生する、820。携帯用通信ユニ
ット108のプロセッサ212はさらにエンコーダ/デコーダ
210を制御して通信セル500の内の少なくとも1つにメッ
セージを送信し、かつ次に中央コントローラ102に送信
し、中央コントローラ102に対し携帯用通信ユニット108
が割当てられたサービスエリア内にないことを通知す
る。
サ212はサービスエリアロケーション218にアクセスして
携帯用通信ユニット108が該携帯用通信ユニット108に割
当てられたサービスエリア内にあるか否かを判定する、
814,816。もし携帯用通信ユニット108が前記サービスエ
リア内にあれば、携帯用通信ユニット108は次のバッチ
のページの受信を待機し、818、かつ次にステップ806に
戻る。もし携帯用通信ユニット108が前記サービスエリ
ア内になければ、携帯用通信ユニット108のプロセッサ2
12は警報装置(alerter)229を制御して、820、ユーザ
に対し携帯用通信ユニット108がもはや該携帯用通信ユ
ニット108に割当てられたサービスエリア内にないこと
を通知するため警報を発生する、820。携帯用通信ユニ
ット108のプロセッサ212はさらにエンコーダ/デコーダ
210を制御して通信セル500の内の少なくとも1つにメッ
セージを送信し、かつ次に中央コントローラ102に送信
し、中央コントローラ102に対し携帯用通信ユニット108
が割当てられたサービスエリア内にないことを通知す
る。
これに応じて、中央コントローラ102はリプログラマ
または再プログラム装置(reprogrammer)432にアクセ
スしてエンコーダ/送信機コントロール414が携帯用通
信ユニット108を新しいサービスエリアに対する新しい
予期される受信ビットパターンによってプログラムす
る、822、よう制御し、該新しいサービスエリアは前記
ステップ810において報告されたセル500の部分集合に関
連する受信ビットパターンを含む。ステップ822に続い
て、フローはステップ818に移り、次のバッチのページ
の受信を待機する。
または再プログラム装置(reprogrammer)432にアクセ
スしてエンコーダ/送信機コントロール414が携帯用通
信ユニット108を新しいサービスエリアに対する新しい
予期される受信ビットパターンによってプログラムす
る、822、よう制御し、該新しいサービスエリアは前記
ステップ810において報告されたセル500の部分集合に関
連する受信ビットパターンを含む。ステップ822に続い
て、フローはステップ818に移り、次のバッチのページ
の受信を待機する。
別の方法として、中央コントローラ102は報告された
受信ビットパターンからあるいは報告されたセル500の
識別された部分集合から直接報告している携帯用通信ユ
ニット108が該携帯用通信ユニット108に割当てられたサ
ービスエリア内にないことを決定することができる。こ
の別の動作方法は携帯用通信ユニット108におけるメモ
リおよび処理要求を低減し、一方中央コントローラ102
におけるメモリおよび処理要求を増大させる。
受信ビットパターンからあるいは報告されたセル500の
識別された部分集合から直接報告している携帯用通信ユ
ニット108が該携帯用通信ユニット108に割当てられたサ
ービスエリア内にないことを決定することができる。こ
の別の動作方法は携帯用通信ユニット108におけるメモ
リおよび処理要求を低減し、一方中央コントローラ102
におけるメモリおよび処理要求を増大させる。
図9を参照すると、シグナリング図900は本発明の好
ましい実施形態に係わるサイマルカスト無線通信システ
ム100の携帯用通信ユニット108に送信されるページバッ
チを備えたデータを示している。該データは携帯用通信
ユニット108をセル送信機104と同期させるための同期信
号902によって始まる。これに続き各々の通信セル500に
独自的に割当てられた識別ビットパターン602,604,606
を備えたセル識別子(cell identifier)904がある。次
に数多くのページ906,908,910が続く。各々のページ90
6,908,910はページが向けられている携帯用通信ユニッ
ト108を選択するための選択呼出しアドレス912を備えて
いる。各々のページはさらに応答のための指定された時
間914、応答のための指定されたチャネル916、そして携
帯用通信ユニット108からのサービスエリア外メッセー
ジ(out-of-service-area message)の後に必要とされ
る、割当てられたサービスエリアに対する予期される受
信ビットパターン918を備えている。
ましい実施形態に係わるサイマルカスト無線通信システ
ム100の携帯用通信ユニット108に送信されるページバッ
チを備えたデータを示している。該データは携帯用通信
ユニット108をセル送信機104と同期させるための同期信
号902によって始まる。これに続き各々の通信セル500に
独自的に割当てられた識別ビットパターン602,604,606
を備えたセル識別子(cell identifier)904がある。次
に数多くのページ906,908,910が続く。各々のページ90
6,908,910はページが向けられている携帯用通信ユニッ
ト108を選択するための選択呼出しアドレス912を備えて
いる。各々のページはさらに応答のための指定された時
間914、応答のための指定されたチャネル916、そして携
帯用通信ユニット108からのサービスエリア外メッセー
ジ(out-of-service-area message)の後に必要とされ
る、割当てられたサービスエリアに対する予期される受
信ビットパターン918を備えている。
別のシステムでは前記シグナリング図900において示
されたデータのある部分を省略できることが理解される
であろう。例えば、単一の応答チャネルを使用する第1
の別のシステムは単一の応答チャネルを携帯用通信ユニ
ット108に予めプログラミングすることにより指定され
たチャネル916を送ることを省略できる。第2の別のシ
ステムは、例えば、携帯用通信ユニット108をマーカの
後の固定された時間インターバルに、例えば、特定のリ
ザーブされたビットパターンの受信の後100ミリセカン
ドに、応答するよう予めプログラミングすることにより
指定された時間914の送信を省略することができる。第
3の別のシステムはそれぞれのページバッチと共にセル
の識別子914を送信せず、代わりにセルの識別子904を周
期的に、例えば、5分ごとに送信することを選択でき
る。
されたデータのある部分を省略できることが理解される
であろう。例えば、単一の応答チャネルを使用する第1
の別のシステムは単一の応答チャネルを携帯用通信ユニ
ット108に予めプログラミングすることにより指定され
たチャネル916を送ることを省略できる。第2の別のシ
ステムは、例えば、携帯用通信ユニット108をマーカの
後の固定された時間インターバルに、例えば、特定のリ
ザーブされたビットパターンの受信の後100ミリセカン
ドに、応答するよう予めプログラミングすることにより
指定された時間914の送信を省略することができる。第
3の別のシステムはそれぞれのページバッチと共にセル
の識別子914を送信せず、代わりにセルの識別子904を周
期的に、例えば、5分ごとに送信することを選択でき
る。
図10を参照すると、シグナリング図1000は本発明の好
ましい実施形態にしたがって携帯用通信ユニット108か
らサイマルカスト無線通信システム100の通信セル500内
の受信機103に送信される応答を含むデータを示してい
る。外応答はガードバンドおよび携帯用通信ユニット10
8の送信と受信機103を同期させるための同期信号1002を
備えている。該応答はさらに受信されたビットパターン
から識別されるセル500の部分集合を報告するための部
分集合報告部(subset report)1004を備えている。該
応答はさらに携帯用通信ユニットが前記受信ビットパタ
ーンがプログラムされた予期される受信ビットパターン
のいずれとも整合しないことを判定したことに応じて送
信されるサービスエリア外メッセージ1006を備えてい
る。
ましい実施形態にしたがって携帯用通信ユニット108か
らサイマルカスト無線通信システム100の通信セル500内
の受信機103に送信される応答を含むデータを示してい
る。外応答はガードバンドおよび携帯用通信ユニット10
8の送信と受信機103を同期させるための同期信号1002を
備えている。該応答はさらに受信されたビットパターン
から識別されるセル500の部分集合を報告するための部
分集合報告部(subset report)1004を備えている。該
応答はさらに携帯用通信ユニットが前記受信ビットパタ
ーンがプログラムされた予期される受信ビットパターン
のいずれとも整合しないことを判定したことに応じて送
信されるサービスエリア外メッセージ1006を備えてい
る。
別のシステムはシグナリング図1000に示されたデータ
のある部分を省略できることが理解されるであろう。例
えば、第1の別のシステムはそれぞれの応答より少な
く、例えば、中央コントローラ102によってそうするこ
とを要求された場合にのみ、前記部分集合報告部1004を
送信することを選択できる。単一のサービスエリアのみ
を使用する第2の別のシステムはもちろん前記サービス
エリア外メッセージ1006を省略できる。
のある部分を省略できることが理解されるであろう。例
えば、第1の別のシステムはそれぞれの応答より少な
く、例えば、中央コントローラ102によってそうするこ
とを要求された場合にのみ、前記部分集合報告部1004を
送信することを選択できる。単一のサービスエリアのみ
を使用する第2の別のシステムはもちろん前記サービス
エリア外メッセージ1006を省略できる。
さらに、例えば、アクノレッジバック能力を持たない
サイマルカスト無線通信システムにおいては全応答を省
略できることが理解されるであろう。そのようなシステ
ムはもちろん携帯用通信ユニットの報告されたロケーシ
ョンにしたがって無線カバレージを調整することはでき
ず、それはロケーションの報告がないからである。携帯
用通信ユニットがそれがもはや割当てられたサービスエ
リア内にないことを検出する能力は、しかしながら、携
帯用通信ユニットが割当てられたサービスエリアを去っ
たことをユーザに警告する能力として行なわれるように
残しておくことができる。
サイマルカスト無線通信システムにおいては全応答を省
略できることが理解されるであろう。そのようなシステ
ムはもちろん携帯用通信ユニットの報告されたロケーシ
ョンにしたがって無線カバレージを調整することはでき
ず、それはロケーションの報告がないからである。携帯
用通信ユニットがそれがもはや割当てられたサービスエ
リア内にないことを検出する能力は、しかしながら、携
帯用通信ユニットが割当てられたサービスエリアを去っ
たことをユーザに警告する能力として行なわれるように
残しておくことができる。
したがって、本発明は付加的な無線チャネルを必要と
しない方法でサイマルカスト無線送信システムの容量限
界を増大する方法および装置を提供する。従来のシステ
ムとことなり、本発明の好ましい実施形態は携帯用通信
ユニットが好適に受信されたサイマルカスト通信セルの
部分集合を識別しかつシステムコントローラに報告する
ことができ、前記識別は通信セルから同時に受信される
1つまたはそれ以上のサイマルカスト送信から行なわれ
る。本発明はまたサイマルカスト無線通信システムにお
ける無線チャネルの再使用を可能にすることによって好
適に無線スペクトルの利用の大きな効率を提供すること
ができる。さらに、本発明は、ユーザの変化する要求に
したがって、移動に応じてユーザに割当てられる無線カ
バレージの自動的な再定義を提供することができる。
しない方法でサイマルカスト無線送信システムの容量限
界を増大する方法および装置を提供する。従来のシステ
ムとことなり、本発明の好ましい実施形態は携帯用通信
ユニットが好適に受信されたサイマルカスト通信セルの
部分集合を識別しかつシステムコントローラに報告する
ことができ、前記識別は通信セルから同時に受信される
1つまたはそれ以上のサイマルカスト送信から行なわれ
る。本発明はまたサイマルカスト無線通信システムにお
ける無線チャネルの再使用を可能にすることによって好
適に無線スペクトルの利用の大きな効率を提供すること
ができる。さらに、本発明は、ユーザの変化する要求に
したがって、移動に応じてユーザに割当てられる無線カ
バレージの自動的な再定義を提供することができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−256332(JP,A) 特開 平1−218138(JP,A) 特表 平4−501195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (14)
- 【請求項1】サイマルカスト無線通信システムにおける
あるカバレージ領域にわたり実質的に連続した無線カバ
レージを提供するために地理的に分散された位置に配置
された複数の通信セル内で通信セルを識別するための装
置であって、 前記複数の通信セル、 前記複数の通信セルに結合され前記複数の通信セルを制
御するための中央コントロール手段、 前記複数の通信セルの内の少なくとも1つを識別するた
めに前記複数の通信セルの内の少なくとも1つと無線に
より通信する携帯用通信ユニット、そして 前記複数の通信セルに結合され前記複数の通信セルに対
し識別ビットパターンを、前記識別ビットパターンの送
信が互いに隣接する複数の通信セルの内のあるものから
同時に受信され、それによって受信妨害ビットパターン
を生成している場合に、前記受信された複数の通信セル
のあるもののアイデンティティが前記受信された妨害ビ
ットパターンの分析により前記携帯用通信ユニットによ
って前記複数の通信セルの内の部分集合に帰着できるよ
うに割り当てるための割当て手段であって、前記部分集
合は前記受信された複数の通信セルのあるものを含んで
いるもの、 を具備する通信セルを識別するための装置。 - 【請求項2】前記割当て手段は前記識別ビットパターン
の各々の第1の部分が第1の方向で任意の通信セルから
任意の隣接する通信セルへと一定に留まっており、かつ
第2の方向で任意の通信セルから任意の隣接する通信セ
ルへと変化するパターンからなるよう規定する規定手段
を具備し、前記第2の方向は実質的前記第1の方向と直
交し、かつ前記規定手段はさらに前記識別ビットパター
ンの各々の第2の部分が前記第2の方向で任意の通信セ
ルから任意の隣接する通信セルへと一定に留まり、かつ
前記第1の方向で任意の通信セルから任意の隣接する通
信セルへと変化するパターンからなるよう規定し、かつ
前記規定手段はさらに前記識別ビットパターンの各々の
第3の部分が前記カバレージ領域における前記複数の通
信セルの内の1つを独自的に識別するパターンからなる
よう規定する、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】さらに、 前記割当て手段に結合されその後周期的に前記割当てら
れた識別ビットパターンを前記複数の通信セルからサイ
マルカスト送信として送信するためのセル送信手段、 前記セル送信手段に結合され前記携帯用通信ユニットに
よって前記複数の通信セルの内の1つより多くから前記
サイマルカスト送信を受信し、それによって受信された
妨害ビットパターンを復調する前記携帯用通信ユニット
内の受信機手段、そして 前記受信機手段に結合され前記携帯用通信ユニットによ
って前記受信された妨害ビットパターンの分析により前
記複数の通信セルの部分集合を識別するための識別手段
であって、前記部分集合は前記受信された複数の通信セ
ルの内の1つより多くを含むもの、 を具備する、請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】さらに、前記識別手段に結合され前記複数
の通信セルの識別された部分集合を前記携帯用通信ユニ
ットから前記複数の通信セルの内の少なくとも1つへと
かつさらに前記中央制御手段へと報告するための前記携
帯用通信ユニット内の報告手段を具備する、請求項3に
記載の装置。 - 【請求項5】さらに、前記報告手段に結合され前記複数
の通信セルの内の報告された識別部分集合に属さない前
記複数の通信セルの内のあるものから前記携帯用通信ユ
ニットへの通信の送信を終了させるための前記中央制御
手段内の終了手段を具備する、請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】さらに、 前記複数の通信セルに結合され前記携帯用通信ユニット
を前記携帯用通信ユニットが割当てられたサービスエリ
アにおいて予期される受信された妨害ビットパターンを
規定する情報によってプログラムするための前記複数の
通信セルに結合された前記中央制御手段内のプログラム
手段であって、前記サービスエリアは前記カバレージ領
域の選択された部分からなるもの、そして 前記携帯用通信ユニット内にありかつ前記プログラム手
段に結合され前記携帯用通信ユニットによって前記プロ
グラムされた情報から前記サービスエリア内に予期され
るべきものと規定された妨害ビットパターンを受信した
ことに応じて前記携帯用通信ユニットが前記サービスエ
リア内にあることを判定し、かつさらに前記サービスエ
リアにおいて予期されるものと規定されていない妨害ビ
ットパターンを受信したことに応じて前記携帯用通信ユ
ニットが前記サービスエリア内にないことを判定するた
めのプロセッサ手段、 を具備する、請求項3に記載の装置。 - 【請求項7】さらに、前記複数の通信セルに結合され前
記携帯用通信ユニットを前記携帯用通信ユニットが割当
てられたサービスエリアにおいて予期される受信妨害ビ
ットパターンを再定義する新しい情報により再プログラ
ムするための前記中央制御手段内の再プログラム手段を
具備し、前記再プログラムは前記複数の通信セルの内の
少なくとも1つと前記携帯用通信ユニットとの間の無線
送信により行なわれる、請求項6に記載の装置。 - 【請求項8】さらに、前記プロセッサ手段に結合され前
記携帯用通信ユニットが現在規定されているサービスエ
リア内にないことを前記プロセッサ手段が判定したこと
に応じて携帯用通信ユニットのユーザに通知するための
警報を発生するための前記携帯用通信ユニット内の警報
手段を具備する、請求項6に記載の装置。 - 【請求項9】さらに、前記プロセッサ手段に結合され前
記プロセッサ手段によって前記携帯用通信ユニットが現
在規定されているサービスエリア内にないことを判定し
たことに応じて前記携帯用通信ユニットからのメッセー
ジを前記複数の通信セルの内の少なくとも1つにかつ次
に前記中央制御手段に送信するための前記携帯用通信ユ
ニット内の応答送信機手段を具備する、請求項6に記載
の装置。 - 【請求項10】さらに、前記応答送信機手段に結合され
かつさらに前記複数の通信セルに結合されて前記携帯用
通信ユニットを前記サービスエリアにおいて予期される
受信された妨害ビットパターンを再規定する新しい情報
により前記携帯用通信ユニットを再プログラムするため
の前記中央制御手段内の再プログラム手段であって、前
記再プログラムは前記応答送信機手段から送信されるメ
ッセージに応じて行なわれるもの、を具備し、 前記再規定された受信妨害ビットパターンは現在規定さ
れているサービスエリア内にない前記識別手段によって
識別された複数の通信セルの部分集合に関連するものを
含み、そして 前記再プログラムは前記複数の通信セルの内の少なくと
も1つと前記携帯用通信ユニットとの間の無線送信によ
って行なわれる、請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】複数の通信セルを備えたサイマルカスト
無線通信システムにおけるあるカバレージ領域にわたり
実質的に連続した無線カバレージを提供するための地理
的に分散した位置に配置された複数の通信セル内の通信
セルを識別するための携帯用通信ユニットであって、 前記複数の通信セルの内の1つより多くからサイマルカ
スト送信を受信し、それによって受信妨害ビットパター
ンを復調するための受信機要素、 前記受信機要素に結合され前記受信された妨害ビットパ
ターンの分析により前記複数の通信セルの部分集合を識
別するための識別要素であって、前記部分集合は前記受
信された複数の通信セルの内の1つより多くを含むも
の、 前記受信機要素に結合され前記携帯用通信ユニットが割
当てられたサービスエリアにおいて予期される受信妨害
ビットパターンを規定する前記複数の通信セルの内の少
なくとも1つから受信されたプログラムされた情報を格
納するためのメモリ要素であって、前記サービスエリア
は前記カバレージ領域のある選択された部分からなるも
の、そして 前記メモリ要素に結合され前記プログラムされた情報か
ら前記サービスエリアにおいて予期されるべきものと規
定された妨害ビットパターンを受信したことに応じて前
記携帯用通信ユニットが前記サービスエリア内にあるこ
とを判定し、かつさらに前記サービスエリア内において
予期されるべきものと規定されていない妨害ビットパタ
ーンを受信したことに応じて前記携帯用通信ユニットが
前記サービスエリア内にないことを判定するためのプロ
セッサ、 を具備する携帯用通信ユニット。 - 【請求項12】さらに、前記識別要素に結合され前記複
数の通信セルの内の前記識別された部分集合を前記複数
の通信セルの内の少なくとも1つに報告するための報告
要素を具備する、請求項11に記載の携帯用通信ユニッ
ト。 - 【請求項13】さらに、前記プロセッサに結合され前記
プロセッサによって前記携帯用通信ユニットが現在規定
されているサービスエリア内にないことが判定されたこ
とに応じて携帯用通信ユニットのユーザに通知するため
の警報を発生するための警報要素を具備する、請求項11
に記載の携帯用通信ユニット。 - 【請求項14】さらに、前記プロセッサに結合され前記
プロセッサによって前記携帯用通信ユニットが現在規定
されているサービスエリア内にないことが判定されたこ
とに応じて前記携帯用通信ユニットからのメッセージを
前記複数の通信セルの内の少なくとも1つに送信するた
めの応答送信機を具備する、請求項11に記載の携帯用通
信ユニット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP52041896A JP2875632B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | サイマルカスト無線通信システムにおいて送信機を識別するための方法および装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52041896A JP2875632B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | サイマルカスト無線通信システムにおいて送信機を識別するための方法および装置 |
Publications (2)
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---|---|
JPH10508449A JPH10508449A (ja) | 1998-08-18 |
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JP52041896A Expired - Fee Related JP2875632B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | サイマルカスト無線通信システムにおいて送信機を識別するための方法および装置 |
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AU2008292946B2 (en) | 2007-08-24 | 2014-06-05 | Fuso Pharmaceutical Industries, Ltd. | Detection of bacteria belonging to the genus Campylobacter by targeting cytolethal distending toxin |
KR101588065B1 (ko) | 2007-08-31 | 2016-01-22 | 고리츠다이가쿠호징 오사카후리츠다이가쿠 | 세포팽창화 치사독을 표적으로 한 캄필로박터속 세균의 검출 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP52041896A patent/JP2875632B2/ja not_active Expired - Fee Related
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