JP2871642B2 - 電子機器のセキュリティー構造 - Google Patents

電子機器のセキュリティー構造

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JP2871642B2
JP2871642B2 JP8342564A JP34256496A JP2871642B2 JP 2871642 B2 JP2871642 B2 JP 2871642B2 JP 8342564 A JP8342564 A JP 8342564A JP 34256496 A JP34256496 A JP 34256496A JP 2871642 B2 JP2871642 B2 JP 2871642B2
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秀男 須江
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のセキュ
リティー構造に関し、特に、コンピュータ等情報処理装
置のファイル用デバイスのセキュリティー構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのサーバー製品等に内蔵さ
れるデバイスには、ディスク(ハードディスク)、DA
T(ディジタルオーディオテープレコーダ)、CD−R
OM、フロッピーディスク(FD)等があり、ディスク
等のファイル用デバイスは、例えばユーザーの重要な機
密情報が格納されている。近時、特に、ファイル装置の
セキュリティー管理が重要になってきた。
【0003】また、機器がパワーオン状態でディスク等
の保守交換を可能とさせるホットスワップ機能を実装す
ることも重要となってきている。このため、簡単に保守
交換が可能で、かつセキュリティーが確保できる機能が
求められてきた。
【0004】セキュリティー実現のための従来方式とし
て、例えば外部からの侵入者により、ファイル用デバイ
ス等の盗難防止を目的として、ファイル用デバイスを保
護するプロテクトカバーを設け、このプロテクトカバー
に鍵を設け、外部侵入者から保護する構造をとってい
た。
【0005】また、例えば特開昭61−8377号公報
には、装置の各々デバイス近傍に鍵を設け、複数個の鍵
によりデバイスを保護する方法が提案されている。なお
同公報には、複数個の錠を具備し、これらの開閉に複数
個の鍵を必要とする装置において、複数個の錠に対応す
る鍵と同一色を呈している装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術は下記記載の問題点を有している。
【0007】第1の問題点は、プロテクトカバーに鍵を
掛けると、複数個のデバイスを保護することになり、デ
バイスを操作したい時に、操作性の点から非常に不便で
ある、ということである。
【0008】その理由は、セキュリティー管理の面から
鍵を掛けておきたいが、操作したい時には、毎回、鍵の
解除とロックが必要となり、操作性、利便性の点で不都
合であることによる。
【0009】第2の問題点は、機器のデバイス各々に対
応した複数個の鍵を設けた場合、原価が高いことや、機
器の構造も複雑となり、操作が煩雑となる、ということ
である。
【0010】その理由は、複数個のデバイス分の鍵が必
要となるため、原価高となること、及びデバイス毎に施
錠することが必要とされるため、鍵の掛け忘れや時間を
要する、ためである。そして一つのデバイスでもその施
錠を忘れた場合、確実なセキュリティーが保証されない
ことになる。
【0011】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、情報のセキュリ
ティー管理の向上を達成すると共に、操作性の向上を図
る、電子機器のセキュリティー構造を提供することにあ
る。
【0012】また、本発明は、コンピュータのファイル
用デバイスを簡単に保守交換でき、セキュリティー管理
を容易とし、かつ管理方法が選択できるようにした電子
機器のセキュリティー構造を提供することをその目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、電子機器のセキュリティー構造におい
て、ファイル用デバイスの実装面にプロテクトカバーを
有し、該プロテクトカバーは第1の鍵により開閉する構
造を有し、前記プロテクトカバーの内側には、第2の鍵
を有し、前記ファイル用デバイスの取出し可否を前記第
2の鍵でロック及び解除する、ように構成されてなるこ
とを特徴とする。
【0014】また、本発明は、前記第2の鍵により、複
数個の前記ファイル用デバイスを連動させてロック及び
解除可能とする手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて以下に説明する。本発明は、その好ましい実施の形
態において、電子機器の正面側全体を被うフロントカバ
ー(図1の2)を設ける。このフロントカバーは、特殊
な工具でのみ装置から取外せるようにする。従って限定
された保守員でないと開けることができない。
【0016】フロントカバーには、各々のファイル用デ
バイス(図2の4)が操作あるいは視認できるようにフ
ァイル用デバイスのサイズに係合した窓(図2の6)を
設ける。
【0017】そして、これらのファイル用デバイスが実
装された場所に、デバイスを保護するプロテクトカバー
(図2の3)を設け、第1の鍵a(図1の5−1)によ
り開閉可能にする。
【0018】さらに、プロテクトカバー内のファイル用
デバイス近傍に第2の鍵b(図2の5−2)を設け、こ
の第2の鍵bにより、各々のファイル用デバイスに連動
してロック・解除できるようにし、ファイル用デバイス
の取外しを可能にした。
【0019】電子機器のプロテクトカバーに第1の鍵a
を掛けておけば、特定のオペレータのみが機器の操作可
能となり、一方第1の鍵aを解除しておけば、不特定多
数の人が操作可能となる。
【0020】また、プロテクトカバー内の第2の鍵bの
みを掛けておけば、機密情報の入ったデバイスは、不特
定多数の者は取出し不可となる。このため、操作は、誰
でも可能であるが、外部侵入者からの盗難防止が可能で
あるという使用状態を設定できる。
【0021】以上のように、本発明の実施の形態におい
ては、電子機器の操作性を維持しながらセキュリティー
管理を向上させるものである。
【0022】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例の外観を示す斜
視図である。図2は、本発明の一実施例においてプロテ
クトカバーを開いた状態の正面図である。また図3は、
図2のA−A線の断面を示す図である。
【0024】図1、図2及び図3を参照すると、本実施
例は、電子機器1の正面側にフロントカバー2を設け
る。本実施例において、好ましくはフロントカバー2
は、特殊な工具(公知の所定の工具とする)のみにより
取付及び取外しが可能な構成とされており、保守者のみ
が開けられるようにする。
【0025】このフロントカバー2には、機器の正面側
に内蔵されたファイル用デバイス4の実装位置に係合す
る窓6を設け、ファイル用デバイス4の実装表面に、プ
ロテクトカバー3を設ける。
【0026】このプロテクトカバー3は、ヒンジで開閉
できる構造とし、プロテクトカバー3の近傍に設けた鍵
(a)5−1によりロックできるようにする。図1にお
いて、鍵(a)5−1のロック時及びロック解除状態が
破線にて示されている。
【0027】図2を参照すると、プロテクトカバー3を
開けた状態において、ファイル用デバイス4の近傍に鍵
(b)5−2を設け、この鍵(b)5−2をロックする
ことにより、ファイル用デバイス4は、予め定められた
特定の管理者のみが取出し可能となる。
【0028】図3を参照すると、鍵(b)5−2のキー
7を廻すことにより、鍵(b)5−2の端部に設けられ
た回転プレート8が回転し、各ファイル用デバイス4に
連動する、くの字形の連動ストッパ9が、矢印方向に作
動する。
【0029】連動ストッパ9は、各デバイスシャーシ1
0側面に設けられた長形穴11に入り、これによりファ
イル用デバイス4の取出しがロックされる。
【0030】なお、本実施例において、鍵(a)5−1
および鍵(b)5−2のキーを、同一にするか異種にす
るかにより、セキュリティーの管理方法を変えることが
できる。
【0031】例えば異種のキーにした場合、オペレータ
とファイル用デバイスをそれぞれ別々の管理者が管理で
きることになる。
【0032】本実施例においては、セキュリティー管理
方法として、鍵(a)5−1および鍵(b)5−2をロ
ック状態にしておく第1の管理方法、あるいは鍵(a)
5−1を解除しておき、鍵(b)5−2をロック状態で
管理する第2の管理方法のうち、セキュリティー管理の
方法を選択ですることができる。第1の管理方法では、
関係者以外デバイスの操作および管理ができず、特定の
管理者のみが操作および管理可能なセキュリティー管理
となる。また第2の管理方法では、プロテクトカバーが
開いた状態において、オペレータは常に操作可能で操作
性に優れ、かつ、デバイス自身は特定の管理者のみ取出
し可能となるセキュリティー管理となる。
【0033】そして本実施例において、鍵(b)5−2
は機械的なロック機能だけに限定されるものでなく、電
気的スイッチ機能を持たせた鍵を使うことにより、装置
のパワーオン状態にてデバイス交換するホットスワップ
機能を持たせる時に、各デバイスの電源系や信号系をス
イッチ回路により切り離すことにより、突入電流を防ぎ
機器の誤動作を防止して保守交換することが可能とな
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0035】本発明の第1の効果は、ユーザーがセキュ
リティー管理の方法を選択できる、ということである。
すなわち、セキュリティー管理方法として、通常は、鍵
aおよび鍵bをロック状態にしておく第1の管理方法
と、鍵aを解除しておき、鍵bをロック状態で管理する
第2の管理方法である。
【0036】その理由は、第1の管理方法では、関係者
以外デバイスの操作および管理ができず、特定の管理者
のみが操作および管理可能なセキュリティー管理とな
る。第2の管理方法では、プロテクトカバーが開いた状
態において、オペレータは常に操作可能で操作性に優
れ、かつ、デバイス自身は特定の管理者のみ取出し可能
となるセキュリティー管理となる。
【0037】本発明の第2の効果は、複数のファイル用
デバイスを鍵bで同時にロックできることにより、簡単
かつ短時間の操作でファイル用デバイスにロックが掛け
られセキュリティー管理が可能で比較的安価で機器の操
作も簡単である。
【0038】その理由は、本発明においては、キーの操
作により複数のファイル用デバイスを連動してロック及
び解除することができる、ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一実施例の外観を示す斜視
図である。
【図2】図1の電子機器のプロテクトカバーを開いた状
態を示す正面図である。
【図3】図2をA−A線で切断したときの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電子機器 2 フロントカバー 3 プロテクトカバー 4 ファイル用デバイス 5−1 鍵a 5−2 鍵b 6 窓 7 キー 8 回転プレート 9 連動ストッパ 10 デバイスシャーシ 11 長形穴

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器のセキュリティー構造において、 ファイル用デバイスの実装面にプロテクトカバーを有
    し、 該プロテクトカバーは第1の鍵により開閉する構造を有
    し、 前記プロテクトカバーを開けた状態で操作可能とされる
    第2の鍵を有し、 前記ファイル用デバイスの取出しの可否を前記第2の鍵
    でロック及び解除するように構成されてなることを特徴
    とする、電子機器のセキュリティー構造。
  2. 【請求項2】前記第2の鍵により、複数個の前記ファイ
    ル用デバイスを連動させてロック及び解除可能とする手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子機器の
    セキュリティー構造。
  3. 【請求項3】前記第1、第2の鍵を異種のものとし、操
    作のみ可能な管理と、前記ファイル用デバイスそのもの
    の機密情報の管理と、を区分して管理可能とした、こと
    を特徴とする請求項1記載の電子機器のセキュリティー
    構造。
  4. 【請求項4】前記第1、第2の鍵を同一のものとし、操
    作のみ可能な管理と、ファイル用デバイスそのものの機
    密情報の管理とが同一管理者にて管理可能とした、こと
    を特徴とする請求項1記載の電子機器のセキュリティー
    構造。
JP8342564A 1996-12-06 1996-12-06 電子機器のセキュリティー構造 Expired - Lifetime JP2871642B2 (ja)

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