JP2871378B2 - 弁体を有するシースイントロデューサ - Google Patents

弁体を有するシースイントロデューサ

Info

Publication number
JP2871378B2
JP2871378B2 JP5066756A JP6675693A JP2871378B2 JP 2871378 B2 JP2871378 B2 JP 2871378B2 JP 5066756 A JP5066756 A JP 5066756A JP 6675693 A JP6675693 A JP 6675693A JP 2871378 B2 JP2871378 B2 JP 2871378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
sheath introducer
opening
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5066756A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06277295A (ja
Inventor
久行 向井
之生 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURINIKARU SAPURAI KK
Original Assignee
KURINIKARU SAPURAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURINIKARU SAPURAI KK filed Critical KURINIKARU SAPURAI KK
Priority to JP5066756A priority Critical patent/JP2871378B2/ja
Publication of JPH06277295A publication Critical patent/JPH06277295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2871378B2 publication Critical patent/JP2871378B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シースイントロデュー
サに関し、特に、血管造影による診断、治療などに使用
されるカテーテルなどを血管に導入するのに好適な弁体
を有するシースイントロデューサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば血管造影用カテーテルなど
を血管内に導入する手段としてシースイントロデューサ
が用いられている。このシースイントロデューサを用い
たカテーテルの血管中への挿入方法においては、まず、
メスで皮膚が小さく切開され、次に穿刺針(留置針)が
皮膚を貫通して血管内に導入され、その後留置針を抜い
てガイドワイヤのみを残留させる。次いで、ダイレータ
(拡張器)を挿入されたシースイントロデューサがガイ
ドワイヤを通って血管内へ進められた後、ダイレータを
抜去り、カテーテルをシースイントロデューサの通路に
案内して血管中に挿入可能としている。上記のようなシ
ースイントロデューサにおいては、血管内に留置されて
いるシースイントロデューサの通路から外部への流血を
防止するため、その通路に弁体を設ける必要がある。
【0003】そして、この弁体にはカテーテル、ダイレ
ータあるいはガイドワイヤなどの棒状体の挿通の際また
は抜去の際に血液の漏れがないことおよび棒状体の出入
れが円滑で軽く操作性が良好であることが要求される。
【0004】従来この種の弁体としては、例えば図17に
示すように、弾性物質からなる円盤状の弁体を2個積層
してなる弁体1があり、この弁体1は円形開口2を有す
る第1弁体3とY字状の切込み4を有する第2弁体5と
を積層してなるものである。しかしながら、この弁体1
は、第1の弁体3と第2の弁体5の2個からなり、構造
が複雑でコスト的にも高価になるという問題点を有して
いる。
【0005】そこで、この問題点を解消する目的で、例
えば、特開昭59ー131363号公報に記載されかつ
図18および図19に示すように、弾性物質からなる円盤状
の弁体6が提案されており、この弁体6は一方の端面に
のみ開口する第1の切込み7と他方の端面にのみ開口す
る第2の切込み8とが設けられ、第1の切込み7と第2
の切込み8とが内部において交差してなるものである。
【0006】あるいは、実開平1ー87746号公報に
記載されかつ図20および図21に示すように、弾性物質か
らなる円盤状の弁体9が提案されており、この弁体9は
片面側に摺鉢状の刳削部10を有し、中心に細孔11を設
け、切込み12を細孔11の中心を通るように設けてなるも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の図17に示す
弁体1では切込み4が両端面に開口し、特開昭59ー1
31363号公報に記載の弁体6では第1の切込み7と
第2の切込み8が両端面に開口し、また実開平1ー87
746号公報に記載の弁体9では切込み12が一端面に開
口しているので、例えばガイドワイヤを残留させた状態
でカテーテルを抜去する際、止血性が十分でなく、ガイ
ドワイヤが傾くと、この傾いたガイドワイヤにより切込
み4,7,8,12がその長手方向に垂直に拡張されて開
口され、血液の漏れが生じる場合があるという問題点を
有している。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、止血性が高く、カテーテルなどの棒状体の挿通、抜
去の際の血液の漏れを確実に防止できる弁体を有するシ
ースイントロデューサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の弁体を有
するシースイントロデューサは、棒状体を挿通可能とす
る通路が貫通して形成されている略円筒状の本体と、こ
の本体の一端部に嵌着され前記通路に連通する開口が貫
通して形成されている蓋体と、前記本体と前記蓋体との
間に挟持される弁体とを備え、この弁体は、柔軟弾性物
質にて形成され、両端面外周側から中央部に向かって中
心がほぼ接点となるように曲面状に膨出しかつ中央部に
前記両端面側に貫通された開閉自在の開口部を形成した
弁部を形成するとともに、外周面の前記開口部に対応す
る位置に凹溝を形成したものである。
【0010】請求項2記載の弁体を有するシースイント
ロデューサは、請求項1記載の弁体を有するシースイン
トロデューサにおいて、本体の一端部と蓋体とに互いに
螺合するねじ部を軸方向に設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、弁体を、柔軟弾性物
質にて形成し、立体状に、すなわち、両端面外周側から
中央部に向かって中心がほぼ接点となるように曲面状に
膨出した弁部を形成しかつ外周面の前記開口部に対応す
る位置に凹溝を形成しているため変形能が大となり、中
央部に設けられ両端面側に貫通された弁部の開口部が、
挿通されるカテーテルなどの棒状体の外径に応じて自在
に開閉されるので、広範囲の多種外径の棒状体を弁部の
開口部に挿通維持できる。
【0012】そして、棒状体の挿通時には弁部の開口部
が棒状体の周面全体に強く密着されて液密状態となり、
棒状体の抜去時には弁部の開口部の中心近傍が適度に閉
鎖されて液密状態が維持され、血液の漏れが確実に防止
される。
【0013】請求項2記載の発明では、蓋体をねじ部に
沿って回転させ、弁体を本体側に締付調節することが可
能となり、この締付・圧縮により弁体の開口部に指向す
る応力を大にし得るので、血液の漏れを一層確実に防止
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0015】図1において、21はシースイントロデュー
サで、このシースイントロデューサ21は、略円筒状の本
体22と、この本体22の一方の端部に形成した支持枠部23
の外周面に嵌着され、開口24を備えた蓋体25とを有し、
この本体22の他方の端部には可撓性のシースチューブ41
が一体的に接続されている。また、この本体22には軸方
向に貫通する通路26が形成され、この通路26にはカテー
テルなどの棒状体(図示せず)が挿通可能とされてい
る。そして、この本体22の一方の端部には、弁体27が、
本体22の支持枠部23と蓋体25との間に挟持される状態で
配設されている。さらに、本体22には上記通路26に連通
する通路28を形成する接続部29が一体成型されている。
【0016】また、この弁体27は、シリコンゴム、ウレ
タンゴム、フッ素ゴムなどの合成ゴム、天然ゴム、ポリ
アミドエラストマーもしくはその他の柔軟弾性物質から
形成されている。
【0017】そして、図2および図3にも示すように、
この弁体27は上下左右方向にほぼ対称にかつ立体的に一
体成型されたもので、弁体27の弁部31は、両端面32a ,
32b外周側から中央部に向かって中心33がほぼ接点とな
るように曲面状に膨出して形成され、弁部31の中央部に
は両端面32a ,32b 側に貫通された開閉自在の開口部34
が形成されている。また、この弁体27の外周面35の前記
開口部34の中心33に対応する水平位置には断面ほぼ横向
きU字状の凹溝36が環状に形成されている。さらに、弁
部31のうち両端面32a ,32b 側は凹曲面部37a ,37b と
してそれぞれ形成され、中央部の前記開口部34は、中心
33がほぼ接点となるように、中心33を通る中心軸Aに対
して凸曲面状に形成されている。なお、この弁体27の外
径は、装着される本体22の支持枠部23の内径とほぼ同一
に形成される。
【0018】次に、この実施例の作用を説明する。
【0019】なお、弁体27を組み込んだシースイントロ
デューサ21の使用に先立ち、メスにて皮膚が小さく切開
され、中空状の留置針が皮膚を貫通して血管内に導入さ
れ、その後留置針内にガイドワイヤが挿通され、その後
留置針を除去することによってガイドワイヤが残留す
る。次いで、図4に示すように、シースイントロデュー
サ21の通路26に挿通されたダイレータ(拡張器)38がガ
イドワイヤ39を覆って嵌装せしめられる。次いで、ダイ
レータ38の先端部を血管壁に挿入し、血管壁を貫通する
穴を拡張してシースイントロデューサ21のシースチュー
ブ41を血管内に導入する。次に、接続部29に接続される
供給管42を介してヘペリン食塩水を通路26内に供給す
る。
【0020】次に、図1および図5に示すように、カテ
ーテル43が蓋体25の開口24を通して導入され、弁体27と
本体22とを貫通し、シースイントロデューサ21へと案内
され、血管44へと達する。そして、カテーテル43は、適
所に到達すると、カテーテル43を介して、血管造影レン
トゲン撮影などの所期の医療作業が行われる。次いで、
ガイドワイヤ39を抜去しあるいは残留させた状態で、カ
テーテル43がシースイントロデューサ21から抜去され
る。例えば、血管造影後に他の医療作業を行い、その後
血管造影を再び開始する場合などにガイドワイヤ39を残
留させた状態でカテーテル43が抜去される。
【0021】上記図4および図5に示すように、シース
イントロデューサ21の使用時においては、シースイント
ロデューサ21が留置状態となって内部に血液が導入され
た状態となり、シースイントロデューサ21に組み込まれ
た弁体27の両端面32a ,32b(図3)のうちいずれか一
方の側は常に血液と接触する状態になる。
【0022】そして、弁体27に棒状体として例えばカテ
ーテル43を挿通する際には、図6に示すように、弁体27
が柔軟弾性物質にて立体状に形成されており、かつ外周
面35の中間部に凹溝36が形成されているため変形能が大
となるため、弁体27の開口部34が端面32a または端面32
b 方向に沿って(図6の左右方向に)大きく開口され、
開口部34がカテーテル43の周囲全体に密着されるととも
に外周面35が本体22の支持枠部23の内周面に密着され、
液密状態となり、血液の漏れが防止される。
【0023】一方、図7に示すように、カテーテル43を
抜去する際には、弁体27の変形能が大で復元力が大きい
ので挿通前の状態に直ちに戻り、弁部31の開口部34の中
心33近傍が適度に閉塞され、液密状態となり、血液の漏
れが防止される。
【0024】また、弁体27は変形能が大でかつ弁部31の
開口部34は中心33がほぼ接点となるように、中心33を通
る中心軸Aに対して凸曲面状に形成されているので、カ
テーテル43の出し入れの際の操作性が良好になるととも
に、広範囲にわたる多種外径のカテーテル43などの棒状
体を液密状態で挿通保持できる。したがって、上記カテ
ーテル43とほぼ同じ外径のダイレータ38(図4)、外径
のかなり小なるガイドワイヤ39(図4および図5)も、
上記カテーテル43の場合と同様に弁体27に液密状態で挿
通保持できる。
【0025】さらに、ガイドワイヤ39を残留させた状態
でカテーテル43を抜去する際に、図8に示すように、ガ
イドワイヤ39が本体22の軸方向すなわち通常の弁体27に
対する挿通方向から傾く場合があっても、開口部34のう
ち中心33がガイドワイヤ39の周囲に確実に密着され、血
液の漏れが確実に防止される。
【0026】次に、本発明の他の実施例を説明する。
【0027】図9において、蓋体25の内周面の基端部に
切欠部45が設けられ、この切欠部45を含む蓋体25の内周
面と本体22の支持枠部23の外周面とに、互いに螺合され
るねじ部46,47が軸方向にそれぞれ設けられている。
【0028】そうして、図10に示すように、必要に応じ
て、蓋体25のねじ部46を回転して弁体27を本体22側に締
付調整することが可能となる。すなわち、弁体27を本体
22側に締付けて圧縮すると、弁部31の凹曲面部37a が圧
縮され、開口部34に指向する応力が大となるため、弁体
27の液密状態が強化され、血液の漏れを一層確実に防止
することができる。
【0029】なお、本発明のシースイントロデューサ21
に組み込まれる弁体の形状は、図1ないし図3および図
6ないし図10に示す弁体27に限られるものではなく、弁
体の材質、使用目的に応じて、例えば図11ないし図14に
示す弁体27a ,27b ,27c ,27d など、種々の形状にす
ることができる。ここで、弁体27a (図11)および弁体
27b (図12)では、弁部31のうち両端面32a ,32b 側に
位置する部分37a ,37b が、凹曲面状に形成されている
のに対して、弁体27c (図13)および弁体27d(図14)
では凸曲面状に形成されている。
【0030】また、上記各実施例では、弁体を上下ほぼ
対称に形成したものについて説明したが、本発明はこれ
に限られるものではなく、上下非対称に形成することが
できる。
【0031】次に、本発明を具体的実施例に基づいて説
明する。
【0032】実施例1 弁体の液漏れ試験を図15に示す装置を用いて行った。
【0033】弁体として、図1ないし図3に示す弁体27
(外径8mm、厚さ3mm)、図11ないし図14に示す弁体27
a ,27b ,27c ,27d (外径8mm、厚さ5mm)をシリコ
ンゴムにて作製して用いた。
【0034】そして、各弁体に金属管52の一端部52a に
嵌装し、金属管52内に20%デキストラーゼ水溶液を注入
し、金属管52の他端に連通接続した加圧装置53にて弁体
27の端面を0.4kg/cm2 程度に加圧した。
【0035】次に、弁体にガイドワイヤ39(外径0.035
インチ)を挿通した後、ガイドワイヤ39を覆うように図
示しないカテーテル{外径5フレンチ(1.6 mm)}を挿
通し、このカテーテルを10回出入れし、ガイドワイヤ39
を残留させた状態でカテーテルを抜去し、その後、弁体
への加圧状態を30分間維持し、液漏れの有無を検査し
た。その結果、弁体27,27a ,27b ,27c ,27d のいず
れにも液漏れはなかった。
【0036】次に、弁体に引き続きガイドワイヤ39を残
留させたまま、ガイドワイヤ39を上方に20°程度傾け、
傾けた状態で弁体への加圧状態を30分間維持し、液漏れ
の有無を検査した結果、弁体27,27a ,27b ,27c ,27
d のいずれにも液漏れはなかった。
【0037】また、比較のために、従来の図17に示す弁
体1(外径8mm、弁体3の厚さ0.8mm 、円形開口2の径
0.7mm 、弁体3の厚さ0.8mm 、切込み4の長さ0.8mm
)、図18および図19に示す弁体6(外径8mm、厚さ1.5
mm、切込み7,8の長さ3mm)、および図20および図2
1に示す弁体9(外径8mm、厚さ1.4mm 、刳削部10の径
5mm、細孔の径0.8mm )について、上記と同様に液漏れ
試験を行った。その結果、カテーテル43の出入れ、抜去
の際に弁体1,6,9の液漏れはなかったが、ガイドワ
イヤ39を傾けた際に弁体1,6,9の全てに液漏が生じ
た。
【0038】実施例2 弁体の操作性試験を図16に示す引張・押圧試験機(商品
名RTM250、東洋ボールドウィン社製)を用いて行
った。
【0039】弁体として、実施例1で使用した図1ない
し図3に示す弁体27および図12に示す弁体27b をシリコ
ンゴムにて作製して用いた。
【0040】そして、図16に示すように、各弁体を所定
位置54に配設し、弁体にカテーテル43{外径7フレンチ
(2.3 mm)}を挿通して引張・押圧試験機のホルダー55
に固定し、上下方向に動かした場合の抵抗値を5分毎に
数回測定した。結果を表1に示す。
【0041】また、比較のために、実施例1で使用した
従来の図17に示す弁体1、図18および図21に示す弁体
6、および図21および図22に示す弁体9について、上記
と同様に操作性試験を行った。結果を表1に示す。
【0042】
【表1】 上記表1より、実施例の弁体27,27b の抵抗値は従来例
の弁体1,6,9に比して顕著に低く、実施例の弁体は
従来例の弁体よりも操作性が優れていることが分かる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、弁体を、
柔軟弾性物質にて形成し、立体状に、すなわち、両端面
外周側から中央部に向かって中心がほぼ接点となるよう
に曲面状に膨出した弁部を形成しかつ外周面の前記開口
部に対応する位置に凹溝を形成しているため変形能が大
となり、中央部に両端面側に貫通された弁部の開口部
が、挿通されるカテーテルなどの棒状体の外径に応じて
自在に開閉されるので、広範囲の多種外径の棒状体を開
口部に挿通維持できる。
【0044】そして、棒状体の挿通時には弁部の開口部
が棒状体の周面全体に強く密着されて液密状態となり、
棒状体の抜去時には弁部の開口部の中心近傍が適度に閉
塞されて液密状態を維持でき、血液の漏れを確実に防止
できる。したがって、比較的外径の小さなガイドワイヤ
などの挿通時にその挿通方向が傾いても、血液の漏れを
確実に防止できる。また、弁部は中心がほぼ接点となる
ように曲面状に形成されているので、棒状体の出し入れ
が円滑で操作性が良好となる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、蓋体をねじ
部に沿って回転させ、弁体を本体側に締付調節すること
が可能となり、この締付・圧縮により弁体の開口部に指
向する応力を大にし得るので、血液の漏れを一層確実に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弁体を有するシースイントロデューサ
の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の弁体を示す平面図である。
【図3】図1の弁体を示す断面図である。
【図4】シースイントロデューサとガイドワイヤおよび
ダイレータとの挿通状態を示す説明図である。
【図5】シースイントロデューサの使用状態を示す説明
図である。
【図6】カテーテルの挿通時の状態を示す説明図であ
る。
【図7】カテーテルの抜去時の状態を示す説明図であ
る。
【図8】ガイドワイヤの挿通時の状態を示す説明図であ
る。
【図9】本発明の弁体を有するシースイントロデューサ
の他の実施例を示す断面図である。
【図10】図9の弁体の締付状態を示す断面図である。
【図11】本発明における弁体の形状例を示す断面図で
ある。
【図12】本発明における弁体の形状例を示す断面図で
ある。
【図13】本発明における弁体の形状例を示す断面図で
ある。
【図14】本発明における弁体の形状例を示す断面図で
ある。
【図15】実施例1の液漏れ試験の装置を示す説明図で
ある。
【図16】実施例2の操作性試験の装置を示す説明図で
ある。
【図17】従来の弁体を示す斜視図である。
【図18】従来の他の弁体を示す斜視図である。
【図19】図18の弁体の平面図である。
【図20】従来の他の弁体を示す平面図である。
【図21】図20の弁体の断面図である。
【符号の説明】
21 シースイントロデューサ 22 本体 24 開口 25 蓋体 26 通路 27 弁体 32a ,32b 両端面 31 弁部 33 中心 34 開口部 35 外周面 36 凹溝 43 棒状体としてのカテーテル 46,47 ねじ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状体を挿通可能とする通路が貫通して
    形成されている略円筒状の本体と、この本体の一端部に
    嵌着され前記通路に連通する開口が貫通して形成されて
    いる蓋体と、前記本体と前記蓋体との間に挟持される弁
    体とを備え、 この弁体は、柔軟弾性物質にて形成され、両端面外周側
    から中央部に向かって中心がほぼ接点となるように曲面
    状に膨出しかつ中央部に前記両端面側に貫通された開閉
    自在の開口部を形成した弁部を形成するとともに、外周
    面の前記開口部に対応する位置に凹溝を形成したことを
    特徴とする弁体を有するシースイントロデューサ。
  2. 【請求項2】 本体の一端部と蓋体とに互いに螺合する
    ねじ部を軸方向に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の弁体を有するシースイントロデューサ。
JP5066756A 1993-03-25 1993-03-25 弁体を有するシースイントロデューサ Expired - Fee Related JP2871378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5066756A JP2871378B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 弁体を有するシースイントロデューサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5066756A JP2871378B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 弁体を有するシースイントロデューサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06277295A JPH06277295A (ja) 1994-10-04
JP2871378B2 true JP2871378B2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=13325053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5066756A Expired - Fee Related JP2871378B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 弁体を有するシースイントロデューサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2871378B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003045470A1 (fr) * 2001-11-29 2003-06-05 Sumitomo Bakelite Company Limited Outil d'evacuation pour soins medicaux

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6331176B1 (en) * 1999-03-11 2001-12-18 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Bleed back control assembly and method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003045470A1 (fr) * 2001-11-29 2003-06-05 Sumitomo Bakelite Company Limited Outil d'evacuation pour soins medicaux
KR100818843B1 (ko) 2001-11-29 2008-04-01 스미토모 베이클리트 컴퍼니 리미티드 의료용 배출용구
CN100408117C (zh) * 2001-11-29 2008-08-06 住友电木株式会社 医疗用排出器具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06277295A (ja) 1994-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5755727A (en) Method device for locating and sealing a blood vessel
US4946133A (en) Hemostasis valve
US20190274722A1 (en) Valved Sheath Introducer For Venous Cannulation
US5053046A (en) Dural sealing needle and method of use
US4731055A (en) Blood flow conduit
US4840690A (en) Method of constructing a blood flow conduit
EP1113837B1 (en) Catheter introducer with clamping wings
CN1190170C (zh) 气密的剖腹接入器具
US5536261A (en) Method and closed tip effect catheter apparatus for use in angiography
US4184489A (en) Infusion tube access site
US4714461A (en) Catheter assembly with air purging feature
EP0797953A2 (en) Hemostatic puncture closure system
JPH01155863A (ja) 万能型止血カニューレ
EP0371051A4 (en) Combination catheter and duct clamp apparatus and method
JPH07163666A (ja) コネクタ
US5263936A (en) Continuous local anesthetization set
JPH0399653A (ja) 穿刺針
JP2001224693A (ja) 血管内留置カテーテル
JPH02949B2 (ja)
US20200029946A1 (en) Suction closure devices and methods
JP2007190428A (ja) 止血カニューレ
JPH0434416B2 (ja)
JP2871378B2 (ja) 弁体を有するシースイントロデューサ
EP0332943B1 (de) Implantierbare Kathetervorrichtung
JPH0528635B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees