JP2870197B2 - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

Info

Publication number
JP2870197B2
JP2870197B2 JP3003617A JP361791A JP2870197B2 JP 2870197 B2 JP2870197 B2 JP 2870197B2 JP 3003617 A JP3003617 A JP 3003617A JP 361791 A JP361791 A JP 361791A JP 2870197 B2 JP2870197 B2 JP 2870197B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
keyboard
computer
pressing
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3003617A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04242414A (ja
Inventor
明 陣崎
正総 新家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3003617A priority Critical patent/JP2870197B2/ja
Publication of JPH04242414A publication Critical patent/JPH04242414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2870197B2 publication Critical patent/JP2870197B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータのキーボー
ド装置など、コンピュータ制御機器の入力用キーボード
に関するもので、特にキーボードのキーを押すに要する
圧力(押圧)を、キーボード使用中にコンピュータの制
御によって変化させることができるようなキーボード装
置、並びにこのようなキーボード装置を利用した応用装
置に関するものである。
【0002】コンピュータ装置にキーボードからコマン
ドを入力したり、コンピュータからオペレータに対する
処理の選択指示や実行確認に対してキーボードから指示
を行うような場合において、オペレータが誤ったキー入
力を行うことを防止する方法が必要である。具体的な場
合としてはキー入力による指示の結果、回復不能な処理
を行う場合、例えばシステムを停止させる場合やファイ
ルを削除する場合などがある。またコンピュータの操作
性をよくするため、ある状況において入力可能なキーを
オペレータに通知するような機構が必要な場合がある。
【0003】
【従来の技術】従来の技術ではコンピュータからの指示
により運用中にキー個々の押圧を可変とするものはな
い。また押圧可変キー装置として、半固定(オペレータ
がキー押圧を調整可能としたもの)として以下の公知技
術がある。
【0004】特開昭59-052532 キーボードスイッチ (富
士通) 特開昭59-171419 タブレット入力装置 (日立製作所) 特開昭61-080718 キーボード付電子機器 (キャノン) 特開昭63-119119 情報入力装置 (キャノン) キースイッチではないが、構造的に押圧可変キー装置に
適用可能と考えられる公知技術として次のものがある。
【0005】特開昭63-317788 検査装置 (東京エレクト
ロン) 上記公知技術において、特開昭59-052532 はピストン板
を空気出入口の調整により押圧力を調節するスイッチ機
構であり、特開昭59-171419 は入力時の押圧力を絶縁突
起物により部分的に変化させるワードプロセッサ等のタ
ブレット入力装置であり、特開昭61-080718 は調節部材
によりキーストロークを調節可能とするキーボード付薄
型電卓であり、特開昭63-119119 はプリント回路基板上
の固定電極の調節によりキータッチ調整を行うものであ
り、特開昭63-317788 は流体圧力制御手段により押圧力
の過少過多による検査物体の破損を防止するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術による
押圧可変キー装置は、いずれもコンピュータからの指示
により運用中にキー個々の押圧を可変とするキーボード
装置に適用するものでなく、本発明による押圧可変機構
も従来技術に抵触しない機構を提供しようとすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の原理構成図を図
1に示す。図において、1はキーボード入力装置を備え
たコンピュータ、2はキーボードのキーの押圧をコンピ
ュータからの制御信号により任意の強さに可変とする制
御機構を設けたキーボード装置、3はコンピュータの中
央演算処理装置、4は該キーポード装置からの押下され
たキーを中央演算処理装置に通知するキーボード制御装
置、5は中央演算処理装置からのキーボード制御ブログ
ラムを蓄積するメモリ、6は中央演算処理装置からの指
示によりキーボード装置の各キーの制御機構を起動する
キーボード押圧制御機構を示す。
【0008】該キーボード装置2で押下されたキースイ
ッチの指示に従ってコンピュータ1により次の各キーの
押圧を決め、指示されたキースイッチの押圧をコンピュ
ータの制御により変化させるように構成する。該キーボ
ード装置2の制御機構は押圧可変キースイッチを空気圧
方式その他により構成し、コンピュータ1の制御により
押圧を可変とするように構成する。
【0009】
【作用】本発明の処理フローチャートを図2に示す。図
は、オペレータがキーボード装置2のキースイッチを押
下することにより、コンピュータ1の制御により指示さ
れたキーの押圧を変化させる処理フローを示す。
【0010】キーボート装置2からのキースイッチ押下
情報をキーボード制御装置4が受信する(11)。キーボー
ド制御装置4は中央演算処理装置3に押下されたキーが
どのキーであるかを通知する(12)。中央演算処理装置3
はキーボード制御プログラムに格納されたメモリ5よ
り、押下されたキースイッチにより次の押圧制御すべき
キーを選択して決める(13)。中央演算処理装置3からの
キー情報によりキーボード押圧制御機構6がキーボート
装置2の指示された各キーの制御機構を起動し、各キー
スイッチの押圧を変化させる(14)。
【0011】上記中央演算処理装置3からのキー情報
は、 (1) キーボード入力装置のブラインドタッチ (キーを見
ないで入力する方法) を練習するため、練習者が次に押
すべきキーよりも他のキーの押圧を強くし、練習者が指
でキーを軽く押してキーの押圧を確認することにより、
正しいキーの位置を確認可能とするキー情報。 (2) コンピュータ装置1の処理の続行、中断などをオペ
レータに指示させるため、オペレータが指示に用いるべ
きキー以外のキーの押圧を強くすることにより、誤った
キー入力を禁止することを可能とするキー情報。 (3) コンピュータ装置1の処理の続行、中断などの指示
をオペレータに選択させるため、選択項目の中でより重
大な結果を発生するような選択を指示するキーの押圧を
強くすることにより、誤ったキー入力を禁止することを
可能とするキー情報。 (4) コンピュータ装置1の処理過程において、オペレー
タがコンピュータ1に単語を入力させるため、過去に入
力したキーに依存して次に入力可能なキー以外のキーの
押圧を強くすることにより、誤ったキー入力を禁止する
ことを可能とするキー情報。
【0012】上記キーボート装置2の各押圧可変キース
イッチの制御機構は、 (1)'空気圧方式;キー内部を密閉にしキー内部の空気圧
をコンピュータにより制御可能とする機構。キー内部の
空気を排出する穴を一個設け、穴の大きさをコンピュー
タにより制御可能とすることにより、キー内部からの空
気排出速度を可変とする機構。キー内部の空気を排出す
る穴を複数設け、適当な穴をコンピュータ制御によりふ
さぐことにより、キー内部からの空気排出速度を可変と
する機構。 (2)'緩衝装置形状変更方式;キー内部に緩衝装置を設
け、この緩衝装置の形状をコンピュータ制御により変更
する押圧可変機構。 (3)'磁石反発方式;キー内部の磁石とこれに反発する磁
石を設け、反発する磁石の強度をコンピュータ制御によ
り可変とする押圧可変機構。 (4)'間隔可変方式;可動接点とキー固定電極の間の距離
をコンピュータ指示により可変とする押圧可変機構。 (5)'バイメタル方式;キーの押圧を発生するバネとして
パイメタルを用い、コンピュータの指示によりパイメタ
ルの温度を調整することにより、バイメタルの反りを変
更しキー押圧を可変とする押圧可変機構。 (6)'しめつけ方式;キーに棒とこの棒をしめつける穴を
設け、コンピュータの指示により穴のしめつけ力を可変
とする押圧可変機構。
【0013】
【実施例】本発明の押圧可変キースイッチの実施例を図
3と図4と図5に示す。図3は空気圧方式の実施例、図
4と図5はその他の方式の実施例を示す。 (a) 空気圧方式 (その1) 図に示すように、ゴム膜でできた風船をバネとして用
い、押圧を上げたい時にはピストンによって風船の中に
空気を注入してバネの弾力を高めるようなキーボードス
イッチ機構。接点はリング状で、ピストン制御機構をコ
ンピュータ制御する。 (b) 空気圧方式 (その2) 図に示すように、押圧を上げたい時にはゴム栓によって
空気穴の1つを塞ぎ、キー押下時の空気圧抵抗を増やす
ようなキーボードスイッチ機構。接点はリング状で、ゴ
ム栓の上下制御機構をコンピュータ制御する。 (c) 空気圧方式 (その3) 図に示すように、押圧を上げたい時には電磁石によって
弁を閉じ、空気穴を半分にすることによって、押下時の
空気抵抗を上げるようなキーボードスイッチ機構。接点
はリング状で、磁石でできた弁の開閉は電磁石の電流を
コンピュータにより制御することにより行う。 (d) 緩衝装置形状変更方式 図に示すように、空気の入ったゴムまりをバネとして用
い、押圧を上げたい時にはひもを引くことによってゴム
まりを締めつけ、ゴムまりを縦長に変形させて押下時の
圧力抵抗を上げるようなキーボードスイッチ機構。接点
はゴムまりの支柱に沿い、ひもの上下制御機構をコンピ
ュータ制御する。 (e) 磁石反発方式 図に示すように、押圧を上げたい時には電磁石を動作さ
せ、キー側の永久磁石を反発させることにより、押下時
のバネの圧力抵抗を上げるようなキーボードスイッチ機
構。接点は永久磁石と電磁石との間に設けて導線により
引出し、電磁石はコンピュータにより電流制御する。 (f) 間隔変更方式 図に示すように、電磁石と永久磁石の反発力を利用し、
スペーサの高さを変えてバネ圧を強め、押圧を可変にす
るようなキーボードスイッチ機構。接点はリング状で、
電磁石の電流制御をコンピュータから行う。なおキーの
飛び出し抑え機構により反発時の飛び出しを制御する。 (g) バイメタル方式 図に示すように、バイメタルをバネとして用い、ニクロ
ム線に制御電流を流してバイメタルを変形させることに
より、バイメタルのバネとしての強さを変えて押圧を変
化させるようなキーボードスイッチ機構。接点は中央部
に設け、ニクロム線への制御電流をコンピュータ制御す
る。キーの飛び出し抑え具を持つ。 (h) しめつけ方式 (その1) 図に示すように、押圧を上げる時にはひもによって柔ら
かいリング状のゴムを締めつけ、キャップの支柱を抑え
て押下時の抵抗を上げるようなキーボードスイッチ機
構。接点はキャップの支柱と基礎板間に設け、ひもの制
御機構をコンピュータで制御し、リング状のゴムはリン
グ状の支柱の上に設けられる。 (i) しめつけ方式 (その2) 図に示すように、押圧を上げたい時にはひもによってピ
ンジャックを締めつけ、押下時の支柱の押圧抵抗を大き
くするようなキーボードスイッチ機構。接点は支柱と基
礎板間に設け、ひもの上下駆動機構はコンピュータ制御
による。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータ処理の過
程において入力可能なキーや、入力することにより重大
な結果(例えばシステム停止やファイル削除)を生じる
ようなキーの押圧をそれ以外のキーの押圧と変えること
により、オペレータがキーを押そうとする時に押圧を感
ずることによって上記の状況を検出し、誤入力を防止す
ることができる。またキーの押圧を指で感ずることによ
ってキーの状況を検出できるので操作性を増すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 本発明の処理フローチャート
【図3】 実施例の押圧可変キースイッチ機構(その
1)
【図4】 実施例の押圧可変キースイッチ機構(その
2)
【図5】 実施例の押圧可変キースイッチ機構(その
3)
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 キーボード装置 3 中央演算処理装置 4 キーボード制御装置 5 メモリ 6 キーボード押圧制御機構 (11)〜(14) フローチャートのステップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボード入力装置を備えたコンピュー
    タ装置において、キーボード装置(2)にキーボードの
    キーの押圧をコンピュータからの制御信号により任意の
    強さに可変とする制御機構を設け、コンピュータ(1)
    に該キーポード装置からの押下されたキー情報を中央演
    算処理装置(3)に通知するキーボード制御装置(4)
    と、中央演算処理装置からのキーボード制御ブログラム
    を蓄積するメモリ(5)と、中央演算処理装置からの指
    示によりキーボード装置の各キーの制御機構を起動する
    キーボード押下制御機構(6)を有し、該キーボード装
    置(2)で押下されたキースイッチの指示に従ってコン
    ピュータで指示された次の各キーの押圧を決め、指示さ
    れたキースイッチの押圧をコンピュータ(1)の制御に
    より変化させることを特徴とするキーボード装置。
  2. 【請求項2】 該キーボード装置(2)の制御機構は押
    圧可変キースイッチを空気圧方式により構成し、コンピ
    ュータ(1)の制御により押圧を可変とすることを特徴
    とする請求項1記載のキーボード装置。
JP3003617A 1991-01-17 1991-01-17 キーボード装置 Expired - Fee Related JP2870197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3003617A JP2870197B2 (ja) 1991-01-17 1991-01-17 キーボード装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3003617A JP2870197B2 (ja) 1991-01-17 1991-01-17 キーボード装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04242414A JPH04242414A (ja) 1992-08-31
JP2870197B2 true JP2870197B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=11562458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3003617A Expired - Fee Related JP2870197B2 (ja) 1991-01-17 1991-01-17 キーボード装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2870197B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5351715B2 (ja) * 2009-11-13 2013-11-27 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド キーボード装置
CN111897438B (zh) * 2020-07-24 2023-06-23 深圳市米神科技有限公司 自动控压供暖键盘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04242414A (ja) 1992-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4201489A (en) Keyboard actuatable with the aid of the fingers of at least one hand
US4081068A (en) Keyboard actuable with the aid of the fingers of at least one hand
US3617660A (en) Keyboard actuating mechanism for diaphragm electric switch contact array
US4313113A (en) Cursor control
US3382338A (en) Pushbutton actuator for elastomeric switch
KR101022477B1 (ko) 자기력을 이용하는 키 입력장치와 그의 동작방법 및컴퓨터 프로그램을 저장하는 컴퓨터로 읽을 수 있는기록매체
KR101450995B1 (ko) 전자기계 액츄에이터의 가동에 필요한 힘을 제어하기 위한 모듈
US10840038B2 (en) Keyswitch mechanism with horizontal motion return mechanism
US6563923B2 (en) Portable telephone and character input method
US20080018592A1 (en) Apparatus and method for haptic support in portable terminal
KR20100026077A (ko) 키 캡 없는 자판의 키 영역 조절 장치 및 방법
JP2870197B2 (ja) キーボード装置
WO1982001852A1 (en) A keyboard
EP0121866A2 (en) Keyboard joyswitch
US6428416B1 (en) Manipulating device for an entertainment system and an entertainment system having the same manipulating device
JP3994242B2 (ja) キーボード
JP2001216070A (ja) キーボード
WO2020044633A1 (ja) 疑似触感を発生させるキー入力装置
JP2000259321A (ja) エアダンパー付きキーボードスイッチ
JPH05182559A (ja) スイッチ装置
JP2023543816A (ja) 電子デバイス、キーボード、及び電子デバイスアセンブリ
JPH05119888A (ja) 複数キー押下防止装置
JPH0471126A (ja) キーボード機構
JP2579450Y2 (ja) キーボードスイッチ用のスプリング部材
JPH09190250A (ja) キー入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981201

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees