JP2868612B2 - 配糖体繊維 - Google Patents
配糖体繊維Info
- Publication number
- JP2868612B2 JP2868612B2 JP31794890A JP31794890A JP2868612B2 JP 2868612 B2 JP2868612 B2 JP 2868612B2 JP 31794890 A JP31794890 A JP 31794890A JP 31794890 A JP31794890 A JP 31794890A JP 2868612 B2 JP2868612 B2 JP 2868612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- glycoside
- present
- copolymer
- ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はグリコシルエチルメタクリレートとビニルモ
ノマーとの共重合体から形成されてなる繊維及びその製
造方法に関する。さらに詳しくは良好な吸湿性を有し、
接着性に優れ、また生体適合性に優れ、かつ取り扱い性
の良好な配糖体繊維及びその製造方法に関する。
ノマーとの共重合体から形成されてなる繊維及びその製
造方法に関する。さらに詳しくは良好な吸湿性を有し、
接着性に優れ、また生体適合性に優れ、かつ取り扱い性
の良好な配糖体繊維及びその製造方法に関する。
<従来技術> 配糖体は生物界に広く存在し、無害、安定、親水性を
示す。しかし、従来配糖体を含むポリマーから成る人工
的な繊維は全く提案されていない。
示す。しかし、従来配糖体を含むポリマーから成る人工
的な繊維は全く提案されていない。
なお、本発明者らの一部は、独自の配糖体合成技術を
駆使して糖残基を持ったアクリル酸誘導体を作る方法、
及びかかる誘導体を共重合してなる重合体を既に提案し
ている。(WO 90/04598号)。
駆使して糖残基を持ったアクリル酸誘導体を作る方法、
及びかかる誘導体を共重合してなる重合体を既に提案し
ている。(WO 90/04598号)。
<発明の目的> 本発明の目的は、従来存在していなかった、配糖体を
含むポリマーとからなり、取扱い性の良好な新規な配糖
体繊維を提供することにある。
含むポリマーとからなり、取扱い性の良好な新規な配糖
体繊維を提供することにある。
<発明の構成> 本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を行った
結果、グリコシルエチルメタクリレートとビニルモノマ
ーとからなる共重合体溶液を特定の凝固浴中に押出す湿
式紡糸法により繊維化が可能であることを見出し本発明
に到達した。
結果、グリコシルエチルメタクリレートとビニルモノマ
ーとからなる共重合体溶液を特定の凝固浴中に押出す湿
式紡糸法により繊維化が可能であることを見出し本発明
に到達した。
即ち本発明は、グリコシルエチルメタクリレート成分
を20〜95wt%とビニルモノマー成分80〜5wt%とからな
る重量平均分子量MWが10万以上である共重合体から形成
された、破断強度が0.5g/de以上であることを特徴とす
る配糖体繊維である。
を20〜95wt%とビニルモノマー成分80〜5wt%とからな
る重量平均分子量MWが10万以上である共重合体から形成
された、破断強度が0.5g/de以上であることを特徴とす
る配糖体繊維である。
本発明で用いられるグリコシルエチルメタクリレート
成分とビニルモノマー成分からなる共重合体は、グリコ
シルエチルメタクリレート成分が20〜95wt%好ましくは
30〜90wt%、更に好ましくは40〜80wt%からなる必要が
ある。グリコシルエチルメタクリレート成分が20wt%未
満では吸湿性、接着性、生体適合性、血液適合性等に劣
ったものとなり、一方95wt%を越えると繊維形成能や形
態保持性に非常に劣ったものとなり、好ましくない。本
発明に用いられるビニルモノマーとしては特に限定する
必要はなく、従来周知のビニルモノマー、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、スチレン、
アクリロニトリル、アクリルアミド等を用いることがで
きる。なかでもアクリロニトリルが好ましい。これら
は、本発明の目的を損なわない範囲であれは単独で用い
ても2種以上を併用しても良い。
成分とビニルモノマー成分からなる共重合体は、グリコ
シルエチルメタクリレート成分が20〜95wt%好ましくは
30〜90wt%、更に好ましくは40〜80wt%からなる必要が
ある。グリコシルエチルメタクリレート成分が20wt%未
満では吸湿性、接着性、生体適合性、血液適合性等に劣
ったものとなり、一方95wt%を越えると繊維形成能や形
態保持性に非常に劣ったものとなり、好ましくない。本
発明に用いられるビニルモノマーとしては特に限定する
必要はなく、従来周知のビニルモノマー、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、スチレン、
アクリロニトリル、アクリルアミド等を用いることがで
きる。なかでもアクリロニトリルが好ましい。これら
は、本発明の目的を損なわない範囲であれは単独で用い
ても2種以上を併用しても良い。
本発明で用いられるグリコシルエチルメタクリレート
成分とビニルモノマー成分との共重合体は、例えばAIBN
が過硫酸アンモニウムを開始剤としたラジカル重合方法
により容易に得ることができる。溶媒としてはジメチル
ホルムアミド(DMF),ジメチルスルホキシド(DMS
O),水/イソプロパノール(IPA)/ジオキサン混合溶
媒系を用いることができる。共重合比は原料の仕込み割
合と関連しており、仕込み割合を調整することによ所望
の共重合組成の重合体を得ることができる。なおビニル
モノマーの種類によ共重合の状態は異なり、メタクリル
酸メチルとグリコシルエチルメタクリレートとは理想共
重合に近い重合挙動を示し、アクリルアミド、アクリロ
ニトリル、スチレンとは交互重合性が大きい。しかし、
本発明においては、いずれの共重合体をも使用し得る。
得られた共重合体は、さらに再沈澱法などの方法を用い
て精製してから使用に供するのが好ましい。かくして得
られる共重合体の分子量は、繊維形成能を有する必要が
あり、平均分子量は10万以上、好ましくは15万以上とす
る必要がある。
成分とビニルモノマー成分との共重合体は、例えばAIBN
が過硫酸アンモニウムを開始剤としたラジカル重合方法
により容易に得ることができる。溶媒としてはジメチル
ホルムアミド(DMF),ジメチルスルホキシド(DMS
O),水/イソプロパノール(IPA)/ジオキサン混合溶
媒系を用いることができる。共重合比は原料の仕込み割
合と関連しており、仕込み割合を調整することによ所望
の共重合組成の重合体を得ることができる。なおビニル
モノマーの種類によ共重合の状態は異なり、メタクリル
酸メチルとグリコシルエチルメタクリレートとは理想共
重合に近い重合挙動を示し、アクリルアミド、アクリロ
ニトリル、スチレンとは交互重合性が大きい。しかし、
本発明においては、いずれの共重合体をも使用し得る。
得られた共重合体は、さらに再沈澱法などの方法を用い
て精製してから使用に供するのが好ましい。かくして得
られる共重合体の分子量は、繊維形成能を有する必要が
あり、平均分子量は10万以上、好ましくは15万以上とす
る必要がある。
次に、本発明においては、かくして得られた共重合体
を湿式紡糸法により繊維となす。溶媒としては重合時の
溶媒が好適例としてあげることができ、これらは、単独
で使用してもよいし、2種類以上を混合して用いても良
い。溶液のポリマー濃度は5〜40wt%の範囲が適当であ
り、10〜30wt%の範囲が好ましく、15〜25wt%の範囲が
特に好ましい。
を湿式紡糸法により繊維となす。溶媒としては重合時の
溶媒が好適例としてあげることができ、これらは、単独
で使用してもよいし、2種類以上を混合して用いても良
い。溶液のポリマー濃度は5〜40wt%の範囲が適当であ
り、10〜30wt%の範囲が好ましく、15〜25wt%の範囲が
特に好ましい。
凝固液としては低級アルコールと芳香族炭化水素との
混合系が用いられる。芳香族炭化水素としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等があげられる。好ましくは、
トルエンである。低級アルコールとしては、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等
があげられ、好ましくは、メチルアルコールである。該
混合系の組成は、低級アルコール/芳香族炭化水素で40
/60vol%〜80/20vol%が好ましい。該湿式紡糸により得
られた繊維は、35℃〜65℃の加熱雰囲気中で配向延伸に
より強度を向上せしめることができる。
混合系が用いられる。芳香族炭化水素としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等があげられる。好ましくは、
トルエンである。低級アルコールとしては、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等
があげられ、好ましくは、メチルアルコールである。該
混合系の組成は、低級アルコール/芳香族炭化水素で40
/60vol%〜80/20vol%が好ましい。該湿式紡糸により得
られた繊維は、35℃〜65℃の加熱雰囲気中で配向延伸に
より強度を向上せしめることができる。
本発明の配糖体繊維は、フィラメント状、ステープル
ファイバー状、不織布状、織編状等任意の形態で使用に
供することができる。例えばステープルファイバーで使
用する場合、押し込み捲縮法、ギア捲縮等従来公知の方
法で5〜25ケ/mmの捲縮を付与し、20〜100mmの繊維長と
するのが好適である。このステープルファイバーは、通
常の紡糸工程を通して紡績糸となし、製編織して織物、
編み物の形態に加工するか、あるいは、ウェブ、乾式不
織布、湿式不織布の任意の形態に加工して使用に供する
ことができる。また、フィラメントの場合では織編物、
組み紐等の形態に加工できる。また本発明における配糖
体繊維は、上述の繊維状成形物に限定されることなく、
任意の形態に加工された繊維状成形物で使用に供するこ
とができる。なお、本発明の繊維の断面形態においても
特に限定する必要はなく、丸断面、異型断面いずれであ
っても良い。また、中実のみならず中空であっても良
い。
ファイバー状、不織布状、織編状等任意の形態で使用に
供することができる。例えばステープルファイバーで使
用する場合、押し込み捲縮法、ギア捲縮等従来公知の方
法で5〜25ケ/mmの捲縮を付与し、20〜100mmの繊維長と
するのが好適である。このステープルファイバーは、通
常の紡糸工程を通して紡績糸となし、製編織して織物、
編み物の形態に加工するか、あるいは、ウェブ、乾式不
織布、湿式不織布の任意の形態に加工して使用に供する
ことができる。また、フィラメントの場合では織編物、
組み紐等の形態に加工できる。また本発明における配糖
体繊維は、上述の繊維状成形物に限定されることなく、
任意の形態に加工された繊維状成形物で使用に供するこ
とができる。なお、本発明の繊維の断面形態においても
特に限定する必要はなく、丸断面、異型断面いずれであ
っても良い。また、中実のみならず中空であっても良
い。
かくして得られる繊維の吸湿率は、相対湿度65%で少
なくとも4%以上を示し、場合によっては6%以上と極
めて良好な性能を示す。なお、ここでいう吸湿率は下記
の方法により測定したものである。
なくとも4%以上を示し、場合によっては6%以上と極
めて良好な性能を示す。なお、ここでいう吸湿率は下記
の方法により測定したものである。
本発明の繊維を約1gサンプリングし秤量ビンに入れ解
放状態で予備的に真空乾燥を行う。その際の温度は50
℃、時間は3時間である。
放状態で予備的に真空乾燥を行う。その際の温度は50
℃、時間は3時間である。
該秤量ビンに入れた繊維全体を相対湿度65%(温度20
℃)のデシケーター中へ入れ3日間放置する。その際秤
量ビンのフタは解放状態とする。その後秤量ビン、プラ
ス繊維全体の重量(W1)及び秤量ビンのみの重量(W2)
を測定する。
℃)のデシケーター中へ入れ3日間放置する。その際秤
量ビンのフタは解放状態とする。その後秤量ビン、プラ
ス繊維全体の重量(W1)及び秤量ビンのみの重量(W2)
を測定する。
次に該サンプル全体を105℃で2時間真空乾燥を行
い、室温まで冷却した後直ちに秤量ビン、プラス繊維全
体の重量(W3)及び秤量ビンのみの重量(W4)を測定し
次式によって求めた。
い、室温まで冷却した後直ちに秤量ビン、プラス繊維全
体の重量(W3)及び秤量ビンのみの重量(W4)を測定し
次式によって求めた。
<本発明の効果> 本発明の繊維は、側鎖にブドウ糖が結合された共重合
体から形成されており、従来の重合体とは全く異なった
性能、例えば吸湿性に優れ、同時に接着性や生体適合
性、血液適合性にも優れているといった性能が期待され
る。したがって、繊維形態の特徴を生かした、上記性能
の利用分野、例えば医療用材料の分野に展開が可能とな
る。
体から形成されており、従来の重合体とは全く異なった
性能、例えば吸湿性に優れ、同時に接着性や生体適合
性、血液適合性にも優れているといった性能が期待され
る。したがって、繊維形態の特徴を生かした、上記性能
の利用分野、例えば医療用材料の分野に展開が可能とな
る。
<実施例> 以下実施例をあげて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに何等限定を受けるものではない。
本発明はこれらに何等限定を受けるものではない。
実施例1 DMF中に、グリコシルエチルメタクリレートとアクリ
ロニトリルの組成比40/60wt比、重量平均分子量MWが20
万の共重合体を溶解させ、濃度20%のドープを調整し
た。該ドープを0.3mmφXIH、L/D=2.5の口金からメタノ
ール/トルエン(70/30vol比)の凝固液中に連続に押し
出し、直ちに延伸温度60℃で、延伸倍率3.5倍で延伸
し、モノフィラメントを得た。得られたモノフィラメン
トの物性は、単糸デニール=20de、強度=1.2g/de、伸
度=30%であった。該繊維の相対湿度65%での吸湿率は
9.0%であった。
ロニトリルの組成比40/60wt比、重量平均分子量MWが20
万の共重合体を溶解させ、濃度20%のドープを調整し
た。該ドープを0.3mmφXIH、L/D=2.5の口金からメタノ
ール/トルエン(70/30vol比)の凝固液中に連続に押し
出し、直ちに延伸温度60℃で、延伸倍率3.5倍で延伸
し、モノフィラメントを得た。得られたモノフィラメン
トの物性は、単糸デニール=20de、強度=1.2g/de、伸
度=30%であった。該繊維の相対湿度65%での吸湿率は
9.0%であった。
実施例2 ビニルモノマーとしてメタクル酸メチルを用いる以外
実施例1と同様の操作を行いグルコシルエチルメタクリ
レートとメタクリル酸メチルの40/60wt比共重合体(MW1
5万)からなる繊維を得た。その際延伸倍率は2.8倍とし
た。該繊維の物性は単糸デニール=25de,強度=1.0g/d
e,伸度=25%であった。又相対湿度65%での吸湿性7.8
%であった。
実施例1と同様の操作を行いグルコシルエチルメタクリ
レートとメタクリル酸メチルの40/60wt比共重合体(MW1
5万)からなる繊維を得た。その際延伸倍率は2.8倍とし
た。該繊維の物性は単糸デニール=25de,強度=1.0g/d
e,伸度=25%であった。又相対湿度65%での吸湿性7.8
%であった。
実施例3 マルチフィラメント用口金(0.3mmφ×5ホール)を
用いる以外実施例1と同様の操作を行い、グルコシルエ
チルメタクリレートとアクリロニトリルの40/60wt比共
重合体(MW20万)からなるマルチフィラメントを得た。
延伸倍率は3.2倍とした。得られた繊維の物性は、単糸
デニール5.5de,強度デニール=1.0g/de,伸度=25%であ
った。又相対湿度65%での吸湿性9.3%であった。
用いる以外実施例1と同様の操作を行い、グルコシルエ
チルメタクリレートとアクリロニトリルの40/60wt比共
重合体(MW20万)からなるマルチフィラメントを得た。
延伸倍率は3.2倍とした。得られた繊維の物性は、単糸
デニール5.5de,強度デニール=1.0g/de,伸度=25%であ
った。又相対湿度65%での吸湿性9.3%であった。
実施例4 グルコシルエチルメタクリレートとアクリロニトリル
の組成比が30/70wt比、MWが20万の共重合体をDMFに溶解
させ、濃度19%ドープを調整した。以後は実施例1と同
様の操作を行い、モノフィラメントを得た。延伸倍率は
3.8倍とした。得られたモノフィラメントの物性は、単
糸デニール=18de,強度=1.4g/de,伸度=32%であっ
た。また相対湿度65%での吸湿性8.3%であった。
の組成比が30/70wt比、MWが20万の共重合体をDMFに溶解
させ、濃度19%ドープを調整した。以後は実施例1と同
様の操作を行い、モノフィラメントを得た。延伸倍率は
3.8倍とした。得られたモノフィラメントの物性は、単
糸デニール=18de,強度=1.4g/de,伸度=32%であっ
た。また相対湿度65%での吸湿性8.3%であった。
実施例5 グルコシルエチルメタクリレートとアクリロニトリル
の組成比が70/30wt比、MWが22万の共重合体をDMFに溶解
させ、濃度20%ドープを得た。以後は実施例1と同様の
操作により、モノフィラメントを得た。延伸倍率は2.6
倍とした。得られたモノフィラメントの物性は、単糸デ
ニール=27de,強度=0.8g/de,伸度=18%であった。相
対湿度65%での吸湿性10.3%であった。
の組成比が70/30wt比、MWが22万の共重合体をDMFに溶解
させ、濃度20%ドープを得た。以後は実施例1と同様の
操作により、モノフィラメントを得た。延伸倍率は2.6
倍とした。得られたモノフィラメントの物性は、単糸デ
ニール=27de,強度=0.8g/de,伸度=18%であった。相
対湿度65%での吸湿性10.3%であった。
比較例1 実施例1において用いたドープをメタノールの凝固液
中に押し出し、直ちに延伸を行なおうとしたが、ほとん
ど延伸は出来なかった。得られたモノフィラメントの物
性は、単糸デニール=55de,強度=0.1g/de,伸度=5%
であった。
中に押し出し、直ちに延伸を行なおうとしたが、ほとん
ど延伸は出来なかった。得られたモノフィラメントの物
性は、単糸デニール=55de,強度=0.1g/de,伸度=5%
であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01F 6/36 D01F 6/40
Claims (2)
- 【請求項1】グリコシルエチルメタクリレート成分を20
〜95wt%とビニルモノマー成分80〜5wt%とからなる、
重量平均分子量MWが10万以上である共重合体から形成さ
れた、破断強度が0.5g/de以上であることを特徴とする
配糖体繊維。 - 【請求項2】請求項(1)記載の共重合体を湿式紡糸し
て配糖体繊維を製造するに際し、凝固液として低級アル
コールと芳香族炭化水素との混合系を用いることを特徴
とする、配糖体繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31794890A JP2868612B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 配糖体繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31794890A JP2868612B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 配糖体繊維 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04194016A JPH04194016A (ja) | 1992-07-14 |
JP2868612B2 true JP2868612B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=18093805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31794890A Expired - Lifetime JP2868612B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 配糖体繊維 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2868612B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP31794890A patent/JP2868612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04194016A (ja) | 1992-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1082382A (en) | Fluid absorbent cellulose fibers containing alkaline salts of polymers of acrylic acid, methacrylic acid or an acryloamidoalkane sulfonic acid with aliphatic esters of acrylic acid or methacrylic acid | |
US3954721A (en) | Absorbent fibers and process for their preparation | |
US3983095A (en) | Absorbent fibers and process for their preparation | |
Li et al. | Synthesis and properties of clay-based superabsorbent composite | |
CA1081891A (en) | Materials for self-reinforcing hydrogels | |
US4443515A (en) | Antistatic fabrics incorporating specialty textile fibers having high moisture regain and articles produced therefrom | |
US3104154A (en) | Graft copolymer containing spinnable solution and method for preparing and spinning thereof | |
IE48680B1 (en) | Acrylonitrile polymer fiber and process for preparing same | |
JP2868612B2 (ja) | 配糖体繊維 | |
CN1616506A (zh) | 羧甲基壳聚糖接聚丙烯酸高吸水性树脂的制备方法 | |
US4124673A (en) | Process for the production of bifilar acrylic fibres | |
US4484926A (en) | Antistatic fabrics incorporating specialty textile fibers having high moisture regain | |
CA1082866A (en) | Regenerated cellulose matrix fibres containing n- vinyl amide polymer | |
Zhou et al. | Effect of PVA content on morphology, swelling and mechanical property of crosslinked chitosan/PVA nanofibre | |
JP3728862B2 (ja) | 吸水性アクリル繊維 | |
US4179416A (en) | Alloy rayon fibers having dispersed therein an amide polymer and a polyacrylic acid salt | |
JP3105225B2 (ja) | 延伸ロープの製造方法 | |
KR910009697B1 (ko) | 고강력, 고탄성율의 폴리아크릴로니트릴 섬유의 제조방법 | |
US4296175A (en) | Hollow acrylonitrile polymer fiber | |
JPH05148709A (ja) | アクリル系異形断面繊維及びその製造方法 | |
JP2837408B2 (ja) | アクリル系繊維の処理方法 | |
JPS5917224B2 (ja) | キユウシツセイポリエステルセンイノ セイゾウホウ | |
JP3897390B2 (ja) | 紡績糸を用いた繊維製品 | |
JPH0457911A (ja) | 保水性の良好な多孔性アクリル系繊維およびその製造方法 | |
JPH0299609A (ja) | 新規なアクリル系合成繊維の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071225 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091225 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101225 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |