JP2868208B1 - ヒートパイプ - Google Patents

ヒートパイプ

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JP2868208B1
JP2868208B1 JP10036621A JP3662198A JP2868208B1 JP 2868208 B1 JP2868208 B1 JP 2868208B1 JP 10036621 A JP10036621 A JP 10036621A JP 3662198 A JP3662198 A JP 3662198A JP 2868208 B1 JP2868208 B1 JP 2868208B1
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Abstract

【要約】 【課題】 作動流体の伝熱性能を向上させることの可能
なヒートパイプを提供する。 【解決手段】 作動流体が封入された円筒形状のコンテ
ナ2と、コンテナ2の内部に配置され、かつ、微小間隙
を有するウィック3とを備えたヒートパイプ1におい
て、コンテナ2の蒸発部A1の外周に所定間隔おきに熱
伝達抑制部材5が取り付けられて、熱抵抗の異なる複数
の領域A2,A3が相互に隣接して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱輸送装置、加
熱装置、冷却装置、温度・熱流の制御装置などに用いら
れるヒートパイプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ヒートパイプは、密閉された金
属パイプ等のコンテナの内部に、真空脱気した状態で水
やアルコールなどの凝縮性の流体を作動流体として封入
して構成されている。このヒートパイプは、その作動領
域に対応して蒸発部(加熱部)と断熱部と凝縮部(冷却
部)とに区分されている。
【0003】そして、蒸発部が加熱されてヒートパイプ
の内部に温度差が生じると、蒸発部で蒸発した作動流体
が凝縮部に流動して放熱・凝縮することにより、作動流
体の潜熱として熱輸送が行われる。さらに、凝縮した作
動流体は、蒸発部に還流されて作動流体のサイクルが完
結し、以後、上記の作用を繰り返して継続的な熱輸送が
行われる。
【0004】ところで、凝縮した作動流体を蒸発部に還
流させる方法の一つとして毛細管圧力を利用する方法が
ある。具体的には、コンテナの内部にメッシュなどの多
孔質材からなるウィックが配置され、コンテナの内周面
とウィックとの間に隙間が形成されている。そして、蒸
発部で凝縮した作動流体が隙間に保持され、毛細管圧力
によって作動流体が蒸発部に戻される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウィッ
クを用いたヒートパイプにおいては、蒸発部に存在する
作動流体が飽和温度に達すると沸騰気泡を生じるように
なる。すると、気泡の成長または気泡数によってはウィ
ックの目詰まりが起き、熱流束の限界に到達しやすくヒ
ートパイプの熱輸送機能が低下する可能性があった。
【0006】この発明は、上記事情を背景としてなされ
たもので、作動流体の伝熱性能を向上させることの可能
なヒートパイプを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するためこの発明は、作動流体が封入されたコ
ンテナと、このコンテナの内部に配置され、かつ、微小
間隙を有するたウィックとを備えたヒートパイプにおい
て、前記コンテナの蒸発部の外周に、熱抵抗の異なる複
数の領域が相互に隣接して形成されていることを特徴と
する。
【0008】この発明によれば、コンテナに熱抵抗の異
なる複数の領域が相互に隣接して形成されているため、
コンテナを介して作動流体に熱伝達が行われる場合に、
作動流体に対する実質的な熱流束に強弱が生じる。この
ため、蒸発部が加熱されると、コンテナの熱抵抗が低い
領域に対応する箇所では、作動流体の沸騰気泡が発生し
やすく、熱抵抗が高い領域に対応する箇所では、作動流
体の沸騰気泡の発生が抑制される。したがって、コンテ
ナ内面とウィックとの隙間での気泡の大きさが複雑に変
化している状態になり、圧力バランスの変化などによっ
て全体として作動流体の気泡の運動が活発になりヒート
パイプの熱輸送が促進される。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明のヒートパイプ
を添付図面に基づいて説明する。この発明で対象とする
ヒートパイプは、熱輸送装置、加熱装置、冷却装置、温
度・熱流の制御装置などに適用される。図1はこの発明
の一実施例に係る円筒形状のヒートパイプ1の一部を破
断した正面図である。
【0010】このヒートパイプ1は、長手方向の両端が
封止された円筒形状のコンテナ2を備えている。このコ
ンテナ2を構成する材料としては、銅、アルミニウム、
鋼、ステンレス鋼、ニッケル、チタン、インコネルなど
が例示される。また、コンテナ2の内部には、非凝縮性
ガスを脱気した状態で水、アルコール、メタノール、ア
セトン、アンモニア、ヘリウム、ナトリウム、窒素など
の凝縮性の流体が作動流体として封入されている。
【0011】さらに、コンテナ2の内部には、作動流体
の還流を促進するウィック3が設けられている。このウ
ィック3は微小間隙を有し、図1に示されたウィック3
はメッシュなどの多孔質材を表している。なお、ウィッ
ク3として焼結金属、メタルウール、グラス繊維、炭素
繊維、セラミックス繊維のいずれか一つ、あるいはこれ
らの複合材料を用いることも可能である。そして、ウィ
ック3とコンテナ2の内周面との間に隙間が形成されて
いる。
【0012】上記のヒートパイプ1をその長手方向に作
動領域で区分すると、熱を吸収する蒸発部(加熱部)A
1と、熱の出入りのない断熱部B1と、熱を放出する凝
縮部(冷却部)C1とに区分される。そして、蒸発部A
1におけるコンテナ2の外周には、コンテナ2の長手方
向に所定の間隔をおいて環状の熱伝達抑制部材5が複数
取り付けられている。すなわち、コンテナ2と各熱伝達
抑制部材5とは別々に形成されており、コンテナ2の外
周に各熱伝達抑制部材5が接合されている。
【0013】ここで、ヒートパイプ1が高温用である場
合は、後述する複数の領域の相互の熱抵抗の差を大きく
するため、各熱伝達抑制部材5として、断熱材または耐
火材が用いられる。断熱材または耐火材の材料として
は、例えばポーラスセラミックス、ケイなどが挙げられ
る。また、ヒートパイプ1が低温用である場合は、熱伝
達抑制部材5として耐熱テープが用いられる。この耐熱
テープの材料としては、例えばマイカ、四ふっ化エチレ
ン樹脂などが挙げられる。
【0014】上記熱伝達抑制部材5により、コンテナ2
の長手方向に、熱抵抗の異なる複数の領域A2,A3が
相互に隣接して交互に形成されている。すなわち、熱伝
達抑制部材5が取り付けられた領域A3の熱抵抗は、熱
伝達抑制部材5が取り付けられていない領域A2の熱抵
抗よりも高い。
【0015】上記構成のヒートパイプ1によれば、ガス
などにより蒸発部A1が加熱されると、ヒートパイプ1
はその内部に温度差が生じることにより動作し、蒸発部
A1で蒸発した作動流体が凝縮部C1に流動して放熱・
凝縮することにより、作動流体の潜熱として熱輸送が行
われる。このヒートパイプ1の見かけ上の熱伝導率は、
銅やアルミ等の金属と比較して数十倍ないし数百倍程度
優れている。
【0016】一方、凝縮した作動流体は、コンテナ2の
内周面とウィック3との間の隙間に保持され、毛細管圧
力によって作動流体が蒸発部A1に還流される。このよ
うにして、作動流体のサイクルが完結し、上記作用の繰
り返しにより継続的な熱輸送が行われる。
【0017】そして、ヒートパイプ1の作動中に、蒸発
部A1に存在する作動流体が飽和温度に到達して沸騰気
泡を生じる可能性がある。ところが、図1の実施例で
は、蒸発部A1に熱抵抗の低い領域A2と、領域A2よ
りも熱抵抗の高い領域A3とが交互に形成されている。
つまり、コンテナ2を介して作動流体に熱伝達が行われ
る場合に、作動流体に対する実質的な熱流束に強弱が生
じる。このため、領域A2に対応する箇所では、作動流
体の沸騰気泡が発生しやすく、領域A3に対応する箇所
では、作動流体の沸騰気泡の発生が抑制される。つま
り、コンテナ2の内面とウィック3との間での気泡の大
きさが複雑に変化している状態になる。その結果、圧力
バランスの変化などによって全体として作動流体の気泡
の運動が活発になり、ヒートパイプ1の熱輸送機能が良
好に維持される。
【0018】図2は、この発明の他の実施例に係るヒー
トパイプ1Aを、パソコンの冷却装置として用いた場合
を示す一部破断正面図である。図2に示されたヒートパ
イプ1Aは平板形状に構成されている。ヒートパイプ1
Aのコンテナ2Aの内部構成は、図1に示されたコンテ
ナ2の内部構成と同様である。また、ヒートパイプ1A
をコンテナ2Aの平面方向に作動領域で区分すると、熱
を吸収する蒸発部(加熱部)A1と、熱の出入りのない
断熱部B1と、熱を放出する凝縮部(冷却部)C1とに
区分される。
【0019】そして、蒸発部A1におけるコンテナ2A
の外周に、コンテナ2Aの平面方向に所定の間隔をおい
て環状の熱伝導部材7が複数取り付けられている。各熱
伝導部材7は幅方向の断面形状がほぼ方形に構成されて
いる。各熱伝導部材7の材料としては、例えば銅、アル
ミニウム、鉄などが挙げられる。
【0020】さらに、コンテナ2Aの外周における熱伝
導部材7同士の間には、熱伝導材料により構成された蛇
腹6がそれぞれ配置されている。蛇腹6の材料として
は、例えばステンレスなどが挙げられる。ここで、蛇腹
6の屈曲幅と、熱伝導部材7の厚さとがほぼ同一に設定
されている。なお、コンテナ2Aと、熱伝導部材7およ
び蛇腹6とは別個に形成されており、コンテナ2Aの外
周に熱伝導部材7および蛇腹6が接合固定されている。
【0021】このようにして、上記各熱伝導部材7およ
び蛇腹6により、熱コンテナ2Aの平面方向に、熱抵抗
の異なる複数の領域A2,A3が相互に隣接して交互に
形成されている。すなわち、熱伝導部材7が取り付けら
れた領域A2と、蛇腹6が取り付けられた領域A3とに
区分されている。そして、各熱伝導部材7の外周面が、
発熱源である演算処理装置8に面接触し、各熱伝導部材
7の内周面がコンテナ2Aに面接触している。また、各
蛇腹6の外周の屈曲部が演算処理装置8に線接触し、各
蛇腹6の内周の屈曲部がコンテナ2Aに線接触してい
る。つまり、演算処理装置8およびコンテナ2Aに対す
る熱伝導部材7の接触面積の方が、演算処理装置8およ
びコンテナ2Aに対する蛇腹6の接触面積よりも広く、
領域A2の熱抵抗の方が領域A3の熱抵抗よりも低い。
【0022】上記構成のヒートパイプ1Aによれば、演
算処理装置8の熱が、熱伝導部材7および蛇腹6を介し
てコンテナ2Aに伝達され、図1の実施例と同様の作用
が生じて演算処理装置8の過熱が防止される。そして、
図2の実施例では、領域A3の熱抵抗よりも領域A2の
熱抵抗の方が低い。つまり、コンテナ2を介して作動流
体に熱伝達が行われる場合に、作動流体に対する実質的
な熱流束に強弱が生じる。このため、領域A2に対応す
るコンテナ2の内部の温度よりも、領域A3に対応する
コンテナ2の内部の温度の方が低くなり、領域A3に対
応するコンテナ2の内部での沸騰気泡の発生が抑制され
る。したがって、図1の実施例と同様の効果を得られ
る。
【0023】図3は、この発明のさらに他の実施例に係
るヒートパイプ1Bを示す一部破断正面図である。この
ヒートパイプ1Bは密封された中空のコンテナ2Bを備
えており、コンテナ2Bの材料は、図1の実施例に例示
された材料と同様である。また、コンテナ2Bの内部構
成は、図1の実施例のコンテナ2の内部構成と同様であ
る。
【0024】上記のヒートパイプ1Bを作動領域で区分
すると、熱を吸収する蒸発部(加熱部)A1と、熱の出
入りのない断熱部B1と、熱を放出する凝縮部(冷却
部)C1とに区分される。そして、蒸発部A1における
コンテナ2Bの外周には、所定の間隔をおいて環状のリ
ブ9が複数形成されている。各リブ9はコンテナ2Bと
一体成形されており、各リブ9同士の間に環状の溝10
が形成されている。
【0025】このようにして、ヒートパイプ1Bの蒸発
部A1に、熱抵抗の異なる複数の領域A2,A3が相互
に隣接して交互に形成されている。具体的には、リブ9
により領域A2が形成され、溝10により領域A3が形
成されている。つまり、領域A2の半径方向の厚さの方
が、領域A3の半径方向の厚さよりも厚く設定されてい
る。したがって、領域A2の熱抵抗と、領域A3の熱抵
抗とが異なる値になる。
【0026】上記構成のヒートパイプ1Bによれば、蒸
発部A1が加熱されると、図1の実施例と同様の作用に
より熱輸送が行われる。ここで、発熱源がガスである場
合は、このガスがコンテナ2Bの領域A2,A3に同時
に接触する。すると、領域A2の方が領域A3よりも厚
肉に設定されているため、領域A2の熱抵抗の方が領域
A3の熱抵抗よりも高くなる。つまり、コンテナ2を介
して作動流体に熱伝達が行われる場合に、作動流体に対
する実質的な熱流束に強弱が生じる。その結果、領域A
2に対応するコンテナ2Bの内部での沸騰気泡の発生が
抑制され、図1の実施例と同様の効果を得られる。
【0027】一方、発熱源が固体であり、その表面が平
坦である場合は、領域A2が発熱源に接触し、領域A3
は発熱源に接触しない。このため、領域A2における熱
抵抗よりも、領域A3の熱抵抗方が低くなる。つまり、
コンテナ2を介して作動流体に熱伝達が行われる場合
に、作動流体に対する実質的な熱流束に強弱が生じる。
すると、領域A3に対応するコンテナ2Bの内部での沸
騰気泡の発生が抑制され、図1の実施例と同様の効果を
得られる。なお、図3の実施例では、コンテナ2Bと複
数のリブ9とが一体成形されているが、コンテナと複数
の環状体とを別々に形成し、複数の環状体をコンテナの
外周に接合したヒートパイプを採用することも可能であ
る。また、この発明は、相変化を伴う対象物の加熱装置
として用いることも可能である。
【0028】ここで、上記の実施例に開示されたこの発
明の特徴的な構成を列挙すれば以下の通りである。すな
わち、作動流体が封入されたコンテナと、このコンテナ
の内部に配置され、かつ、微小間隙を有するウィックと
を備えたヒートパイプにおいて、前記コンテナの蒸発部
に対応する箇所の外周に、所定間隔おきに熱伝達抑制部
材を複数配置することにより、熱抵抗の異なる複数の領
域が相互に隣接して形成されていることを特徴とする。
【0029】また、作動流体が封入されたコンテナと、
このコンテナの内部に配置され、かつ、微小間隙を有す
るウィックとを備えたヒートパイプにおいて、前記コン
テナの蒸発部に対応する箇所の外周に、発熱源に面接触
する熱伝導部材と、前記発熱源に線接触する蛇腹とを交
互に配置することにより、熱抵抗の異なる複数の領域が
相互に隣接して形成されていることを特徴とする。
【0030】さらに、作動流体が封入されたコンテナ
と、このコンテナの内部に配置され、かつ、微小間隙を
有するウィックとを備えたヒートパイプにおいて、前記
コンテナの蒸発部に対応する箇所の外周に、複数のリブ
と複数の溝とを交互に配置することにより、熱抵抗の異
なる複数の領域が相互に隣接して形成されていることを
特徴とする。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、コン
テナに熱抵抗の異なる複数の領域が相互に隣接して形成
されているため、コンテナを介して作動流体に熱伝達が
行われる場合に、作動流体に対する実質的な熱流束に強
弱が生じる。このため、蒸発部が加熱されると、コンテ
ナの熱抵抗が低い領域に対応する箇所では、作動流体の
沸騰気泡が発生しやすく、熱抵抗が高い領域に対応する
箇所では、作動流体の沸騰気泡の発生が抑制される。し
たがって、コンテナ内面とウィックとの隙間での気泡の
大きさが複雑に変化している状態になり、圧力バランス
の変化などによって全体として作動流体の気泡の運動が
活発になりヒートパイプの熱輸送が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るヒートパイプの一実施例を示
す一部破断正面図である。
【図2】 この発明に係るヒートパイプの他の実施例を
示す一部破断正面図である。
【図3】 この発明に係るヒートパイプのさらに他の実
施例を示す一部破断正面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B…ヒートパイプ、 2,2A,2B…コ
ンテナ、 3…ウィック、 A1…蒸発部、 A2,A
3…領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝田 正文 東京都新宿区大久保3−4−1 早稲田 大学理工学部機械工学科内 審査官 千壽 哲郎 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28D 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動流体が封入されたコンテナと、この
    コンテナの内部に配置され、かつ、微小間隙を有するウ
    ィックとを備えたヒートパイプにおいて、 前記コンテナの蒸発部の外周に、熱抵抗の異なる複数の
    領域が相互に隣接して形成されていることを特徴とする
    ヒートパイプ。
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