JP2866083B2 - センサ装置 - Google Patents

センサ装置

Info

Publication number
JP2866083B2
JP2866083B2 JP10123420A JP12342098A JP2866083B2 JP 2866083 B2 JP2866083 B2 JP 2866083B2 JP 10123420 A JP10123420 A JP 10123420A JP 12342098 A JP12342098 A JP 12342098A JP 2866083 B2 JP2866083 B2 JP 2866083B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
sensor device
guide element
probe
mounting section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10123420A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10320683A (ja
Inventor
グリーガー ベルント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Endress and Hauser SE and Co KG
Original Assignee
Endress and Hauser SE and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Endress and Hauser SE and Co KG filed Critical Endress and Hauser SE and Co KG
Publication of JPH10320683A publication Critical patent/JPH10320683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2866083B2 publication Critical patent/JP2866083B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/22Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
    • G01F23/28Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring the variations of parameters of electromagnetic or acoustic waves applied directly to the liquid or fluent solid material
    • G01F23/284Electromagnetic waves

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセス変量測定
のために、信号線路を介して容器内外へ電気パルスを伝
送するためのセンサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単線導体形表面波伝送線路(G線路)
は、工業分野でのプロセス変量測定用のセンサ(例えば
レベル測定センサ等)に適している。そのようはデバイ
スは、例えばプロセス及び貯蔵工業分野での使用に対し
て用いられている。
【0003】パルスの下降は、プローブ周辺の電気特性
のなんらかの変化に対してプローブが影響を受けること
によって生じる。容器内部にある物質は例えば物質表面
の電気的インピーダンスに変化を生ぜしめる。パルスの
少なくとも一部は、表面で反射する。容器内部の物質の
レベルは、表面へそして表面から伝播されるパルス毎の
所要時間から検出可能である。
【0004】他のプロセス変量も検出可能である。反射
パルスの振幅は、例えば反射表面でのインピーダンスに
おける変化の測定結果であり、物質の誘電率の検出に用
いることができる。すなわちこれらは、それぞれの複数
のパルスの振幅と飛行時間から容器内にストックされて
いる異なる物質の層厚さ及び/又は誘電率を測定するの
に適している。
【0005】国際研究システムによる最近の研究によれ
ば、今日では低電力パルスとその反転時間の迅速な形成
は非常に低コストな回路を用いて可能である(例えば米
国特許第5345471号明細書及び米国特許明細書第
5361070号明細書(assigned to The Regent of
the University of California)参照)。この新たなテ
クノロジによって形成されるパルスは広帯域であり、方
形波パルスではない。さらにこの形成されたパルスは、
非常に低電力レベルしか有さない。そのようなパルス
は、100MHzないしそれ以上の周波数で、平均電力
レベルは約1ナノワットかそれ以下である。しかしなが
らこのことは、パルスダウン・バック伝送の問題と反射
パルスのプロセスとインタープリテーションの問題を克
服しなければならないという新たな問題を引き起こす。
【0006】機械的に高い安定性が補償され、工業分野
に適すると同時に表面波伝送線路の電気的動作の持続維
持されるセンサ装置を構成することは非常に重要なこと
である。これには信号線路からのパルスのスムーズなイ
ンピーダンス伝送の確保とマウント部を介したプローブ
への伝送及びプローブからの伝送が保証されることも含
まれる。装置中、例えば信号線路、マウント領域、プロ
ーブ内外、マウント区分等における電気的インピーダン
スの変化は避けられなければならない。あらゆる電気的
インピーダンスの不連続性は、パルスエネルギーの不完
全な反射を引き起こし、必然的に信号対雑音比を低下さ
せる。
【0007】米国特許第08/574818号明細書(f
iled on December 19,1996)及び米国特許第08/735
736号明細書(filed on October 23,1996)には、プ
ロセス変量を測定するために、信号線路を介して容器内
外へ電気的パルスを伝送するためのセンサ装置が開示さ
れている。
【0008】このセンサ装置は以下の構成要素を備えて
いる。
【0009】−容器への接続のために構成されたマウン
ト区分 −マウント区分内側に配置された円筒状のガイド要素 −容器に向かう方向でのガイド要素の移動を阻止するた
めの手段 −マウント区分内側に取り付けられ、円筒状ガイド要素
を通って容器内へ延在する導電プローブ −マウント区分内側に配置された金属挿入部 −プローブ素子へ接続され、信号線路とプローブ素子を
接続させるように構成された電気コネクタ 前記挿入部はスレッド部を含み、これは容器に向かう方
向でマウント区分内へねじ込まれる。これはガイド要素
が容器から離れる方向に移動するのを防ぐ。そこでは挿
入部が交互に係合し、スプリング素子と拘束リングによ
ってホールドされる。この挿入部は、空気の満たされた
円錐形の中空部を含んでいる。さらにインピーダンス伝
送素子及び中間接続素子として用いられる円錐状スチー
ルナットが、中空部内に配設されており、また高周波電
気コネクタがテーパー状のピンを介して容器から離れた
側のナット端面に接続している。このピンは、プローブ
素子のいくらかの動きを許容するために円錐部の孔部内
でスライド可能である。そのような移動は、例えばプロ
ーブに張力が作用した場合に生じ得る。このような構成
は、工業分野での適用、例えば容器内の液体のレベル測
定などに適しており、そこでは張力が均等に一定して又
は非常に緩慢に作用している。しかしながらプローブに
張力の不意の変化が生じるような適用例、例えば液体の
レベル測定などではこのような設計仕様は、いくつかの
欠点を伴う。例えば円錐状スチールナットの位置が挿入
部に対して変化した場合には、信号線路からプローブへ
のスムーズなインピーダンス伝送のためのインピーダン
ス整合は実質的に損なわれる。つまりコネクタ内のピン
の移動は、コネクタの電気特性に変化を生じさせ、さら
に信号伝送品質にも影響を及ぼす。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、工業
分野での適用にも十分耐えられ、密閉圧力に対するシー
ル性や機械的安定度が高く、大きな張力にも耐えられる
と同時に効果的にレベル分布、推移が維持されセンサ装
置中のどこにおいても高周波インピーダンスのコントロ
ールが可能なセンサ装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、容器への接続のために構成されたマウント区分と、
前記マウント区分内側に配置された円筒状のガイド要素
と、前記ガイド要素の、容器に向かう方向での移動を阻
止するための手段と、前記マウント区分内側に取り付け
られ、前記円筒状ガイド要素を通って容器内へ延在する
導電プローブ素子と、前記マウント区分内側に配置され
た金属挿入部と、電気コネクタとを有し、前記金属挿入
部は、前記マウント区分内でバネ部材によって容器に向
かう方向に押圧され、この方向で前記ガイド素子に圧力
を加え、前記電気コネクタは、前記金属挿入部に固定さ
れ、信号線路とプローブ素子を直接接続させるように構
成されて解決される。
【0012】本発明の有利な実施例によれば、前記ガイ
ド要素の軸方向の長さは、プローブ素子の外径よりも大
きい。
【0013】本発明の別の有利な実施例によれば、前記
ガイド要素の、容器に向かう方向での移動を阻止する手
段は、前記ガイド要素における外側テーパー状外面であ
り、該外面は前記マウント区分における外側テーパー状
内面に接している。
【0014】また有利には、前記プローブ素子はヘッド
部を有し、該ヘッド部は容器方向に向いた外側テーパー
状表面を含んでおり、該表面は前記ガイド要素の外側テ
ーパー状内面と係合し、該内面はガイド要素の容器から
離れる方向に向いた面に隣接するように配置されてい
る。
【0015】別の有利な実施例によれば、前記マウント
区分内側のガイド要素と金属挿入部の間に誘電挿入部が
配置される。
【0016】別の実施例によれば、前記プローブ素子は
ヘッド部を含み、該ヘッド部は、容器から離れる方向に
向いた内側テーパー状表面を有し、該表面は前記誘電挿
入部の内側テーパー状表面に係合している。
【0017】有利には、前記プローブ素子のヘッド部
に、前記電気コネクタの雄型ピンを支持するように形成
された凹部が配設されている。
【0018】本発明の別の有利な実施例によれば、前記
プローブ素子は、容器から離れる方向で前記コネクタに
向かって延在する中空円筒部を含んでおり、該中空円筒
部を通って前記コネクタの雄型ピンが延在している。
【0019】別の有利な実施例によれば、前記プローブ
素子は、容器内へ延在する延在区分を有している。
【0020】有利には、前記延在区分は、容器側に向い
た中空区分を含んでおり、該中空区分内側にプローブ延
長部の一方の端部が取り付けられている。
【0021】別の有利な実施例によれば、前記金属挿入
部は、アース電位に電気的に接続されている。
【0022】有利には、前記ガイド要素は、誘電材料で
形成されている。
【0023】本発明のさらに別の有利な実施例によれ
ば、第1シール部と第2シール部が設けられており、前
記第1シール部は、詳細にはOリング形状で、前記マウ
ント区分と誘電挿入部の間に設けられており、前記第2
シール部は、前記プローブ素子と誘電挿入部の間に設け
られている。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づき詳細に
説明する。
【0025】図1にはプロセス変量の測定のために、信
号線路を介して容器内外へ電気パルスを伝送するための
センサ装置1の縦断面図が示されている。ここでは容器
は示されていないが、この容器はタンクや貯蔵用容器、
貯蔵ビン等の容器であってもよい。
【0026】センサ装置1は実質的に円筒状のマウント
区分7を含んでいる。このマウント区分7は、容器に接
続できるように構成されている。図1に示されている実
施例では、このマウント区分7は、容器に向いた側の端
部にスレッドを有している。これは図1に示されている
ようにマウント区分7右側のフランジに固定されるか、
又は容器開口部のスレッドへねじ込まれる。センサ装置
1の容器への取り付けはその他の形態、例えば容器とマ
ウント区分7の溶着などによって行われてもよい。
【0027】マウント区分7は、自身を通って延在する
中央孔部を有している。円筒状のガイド要素9は、この
マウント区分7の内部に配置される。このガイド要素
は、誘電材料、例えば化学的耐性の高いポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)からなっている。もちろんそ
の他の材料、たとえばポリフェニレンスルフィド(PP
S)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルエ
ーテルケトン(PEEK)、ポリエチレンテレフタラー
ト(PET)等も可能である。
【0028】ガイド要素9の、容器に向かう方向での移
動を阻止するための手段が設けられている。図1の実施
例では、この手段が、容器に向いた側のマウント区分7
の、外側テーパー状内面7.3を含んでいる。ガイド要
素9は、同じ形状の外側テーパー状外面9.1を有して
おり、この外面9.1は、マウント区分7の外側テーパ
ー状内面7.3に接している。
【0029】本発明においてこの外側テーパー状の面と
は、一方の端部が小さな直径を有し他方の端部が大きな
直径を有し、この大きな直径を有する端部が容器から離
れた側にある円錐面を意味している。これに対して内側
テーパー状の面とは、一方の端部が小さな直径を有し他
方の端部が大きな直径を有し、この大きな直径を有する
端部が容器側にあるものを意味している。
【0030】図2に示されている導電プローブ素子15
は、マウント区分7の内側に取り付けられる。これは機
械的強度の増強のために金属、有利にはステンレススチ
ールからなっている。このプローブ素子15はヘッド部
15.1と、このヘッド部15.1から離れる方向に延在
する導電性の延長部を含んでいる。この延長部は、円筒
状のガイド要素9を通って容器内へ延在する。この延長
部は、シングルリジッドロッド部材の形状でさらに容器
内へ延在されていてもよく、また固定のあるいはフレキ
シブルなプローブ延長部21、詳細にはロッドないしワ
イヤで構成されていてもよい。図1に示された実施例で
は、プローブ素子15の延長部が、容器方向に向いた中
空区分15.7を有しており、さらにフレキシブルなプ
ローブ延長部21がこの中空区分15.7内部に配置さ
れている。この延長部は中空区分15.7内部に例えば
スエージングによって又は1つ又は複数のセットスクリ
ュウによって固定される。このフレキシブルな延長部2
1を真っ直ぐに張って保持するために、容器底部に固定
したり、この延長部21の自由端部にウエイトが付けら
れる。
【0031】プローブ素子15のヘッド部15.1は、
円筒状部分と、外側テーパー状表面15.2と、内側テ
ーパー状表面15.3からなっている。円筒状部分は、
2つのテーパー状表面15.2と15.3の間に配置され
ている。外側テーパー状表面15.2は、容器に向いた
側の円筒状部分側方に配置され、内側テーパー状表面1
5.3は、容器から離れた側の円筒状部分側方に配置さ
れている。
【0032】ガイド要素9は、外側テーパー状内面9.
3を有しており、この内面9.3は、容器から離れた側
のガイド要素9の表面に隣接して配置されている。プロ
ーブ素子15の外側テーパー状表面15.2は、このガ
イド要素9の外側テーパー状内面9.3に係合し、それ
によって容器に向かう方向でのプローブ素子15の移動
を阻止している。有利な実施例においてはこのガイド要
素9の軸方向の長さは、プローブ素子15の外形よりも
長い。そのような構成によれば機械的安定度が高められ
る。これによりプローブ15は、強い張力に対する耐性
のみでなく横方向の移動も阻止される。それにより以下
で詳述する非常に弱い電気的な接続も損なわずに維持さ
れることが保証される。
【0033】誘電挿入部は、マウント区分7内側でガイ
ド要素9の上部に配置される。この挿入部は、単一の素
子からなっていても2つ又はそれ以上の素子からなって
いてもよい。図1に示された実施例では、この挿入部が
2つの素子19,23からなっている。第1の素子23
は、中空円筒状にプローブ素子15のヘッド部15.1
の円筒状部分を取り囲むような形状を有している。この
第1の素子23は、マウント区分7の内側でガイド要素
9と、誘電挿入部の実質的に円錐状の第2の素子19と
の間に配置されている。この第2の素子19は、内側テ
ーパー状表面19.1を備えた中央孔部を含んでおり、
この孔部に、容器から離れた側のプローブ部素子15の
ヘッド部15.1の内側テーパー状表面15.3が係合す
る。
【0034】第1のシール部25、詳細にはOリング
は、マウント区分7と前記誘電挿入部の第1の素子23
との間に設けられている。これは誘電挿入部の第1の素
子23の外側円筒面上に設けられた環状溝に配置され
る。
【0035】第2のシール部27、詳細にはOリング
は、プローブ素子15と前記誘電挿入部の第1の素子1
9との間に設けられる。これはプローブ素子15のヘッ
ド部15.1の円筒状部分の外側円筒面上に設けられた
環状溝15.11内に配置される。
【0036】金属挿入部11は、マウント区分7の内側
で誘電挿入部の第2の素子19に接している。この金属
挿入部11は、有利にはステンレススチールである。こ
れはアース電位におかれる。図示の実施例ではアース電
位に接続されたワイヤ33が金属挿入部11の開口部1
1.5内に配置されている。
【0037】金属挿入部11は、マウント区分7内部で
ばね部材13によって容器に向かう方向に押圧される。
図1の実施例ではばね部材13が、ディスクスプリング
の円筒状パイルからなっており、これは容器から離れた
側の金属挿入部11表面に当接している。保持リング2
9はマウント区分7内の溝の内側に配置されている。前
記ばね部材13は、金属挿入部11の表面と保持リング
29の間で圧縮される。これは金属挿入部11に対して
容器に向かう方向で圧力を加え、金属挿入部11はさら
に誘電挿入部に対して圧力を加える。それにより誘電挿
入部はガイド要素9に対して容器に向かう方向で圧力を
加える。
【0038】スムーズなインピーダンス伝送は、センサ
装置の至る所で行われる。有利にはマウント区分7内側
の電気的なインピーダンスは、ほぼ一定であり、信号線
路の電気的インピーダンスと同じである。これは、金属
挿入部11と、誘電挿入部と、ガイド要素9と、プロー
ブ素子15に使用される材料の選択と、それらの形状
と、それらのパーツの幾何学的設計仕様によって達成さ
れる。例えばテーパー状の表面形状はスムーズなインピ
ーダンス伝送を保証する。構成要素の不意の直径変更
は、どこにおいてもその可能性が防がれなければならな
い。そのような最適化は、低電力高周波パルス信号を用
いて、パルスエネルギの不所望の反射の最小化によるプ
ローブ素子15への最大エネルギの伝送を保証するのに
実質的に重要である。
【0039】図3には金属挿入部11が示されている。
中央孔部は該挿入部11を通って延在している。これは
実質的に3つの区分からなっている。容器に向いた側の
第1の区分は、内側テーパー状内面11.1を有してい
る。この内面11.1は、誘電挿入部の第2の素子19
の内側テーパー状外面19.1に係合する。
【0040】第2の区分は円錐開口部11.2を含んで
おり、これは導電プローブ素子15のヘッド部15.1
の終端部を取り囲む。この場合、高周波パルスの電気的
伝送の改善が望まれるか必要な場合にはこの円錐開口部
11.2は誘電材料で満たされる。この円錐開口部11.
2の形状、設計仕様(場合によっては誘電材料で満たさ
れる)は、所望のインピーダンスを実現するために選択
される。
【0041】容器から離れた側の第3の区分は実質的に
円筒状で、それを通って延在する中央孔部11.3を有
している。高周波電気コネクタ17は、金属挿入部11
の中央孔部11.3内に固定される。このコネクタ17
は、信号線路をプローブ素子15に接続するように構成
されている。
【0042】このコネクタ17は、図4に示されてい
る。これは絶縁材料17.2で取り囲まれた内部導体1
7.1を含んでいる。この内部導体17.1と絶縁材料1
7.2は、金属スリーブ17.3の内側に配置されてい
る。容器から離れる方向に向いたコネクタ17の一方の
側は、信号線路に接続するように構成されている。高周
波パルスが伝送されるべきなので、有利にはこの信号線
路は同軸ケーブル31である。コネクタ17の内部導体
17.1は、同軸ケーブル31の内部導体に接続され、
コネクタ17の外部導体は金属スリープ17.3に接続
される。
【0043】この金属スリーブ17.3は、金属挿入部
11に外れないように例えば溶着などによって固定され
ていてもよく、あるいはスナップフィット式接続で固定
されていてもよい。図3と図4には、スナップフィット
式接続での実施例が示されている。金属挿入部11の中
央孔部11.3は僅かに拡張された内径を有する区分1
1.3.1を含んでおり、容器に向いた側の金属スリーブ
17.3の一方の端部の外径は僅かだけ低減できる。後
者は例えば金属スリープ17.3の前記端部における軸
方向で挿入される延在部のカットによって実現される。
【0044】コネクタ17の取り付けを容易にするため
に、金属挿入部11は、外側テーパー状内面11.3.3
を含んでおり、これは容器から離れた側の金属挿入部1
1の端部近傍に配置されている。それによりコネクタ1
7は、金属挿入部11内へ押圧された場合にスムーズに
センタリングされて押し込まれる。拡張された内径を有
する区分11.3.1の内側に押し込まれたコネクタ17
の端部区分は、そこにおいて直径方向にスムーズに拡張
され、これによってコネクタ17は金属挿入部11の内
側で保持される。金属挿入部11の軸方向の動きの増大
は、コネクタ17の同じような動きの増大を引き起こ
す。
【0045】コネクタ17の内部導体17.1の一方の
端部は、雄型ピン17.4を形成する。プローブ15は
中空円筒部15.9を含んでおり、この中空円筒部15.
9は、内側テーパー状表面15.3に隣接して配置され
ており、容器から離れる方向でコネクタ17の方へ延在
している。円筒状凹部15.5は、プローブ15のヘッ
ド部15.1内に設けられている。コネクタ17の雄型
ピン17.4は、前記中空円筒部15.9を通って延在
し、凹部15.5はそのピンの補助的支持のために形成
されている。
【0046】有利な実施例においては、信号線路がプロ
ーブ素子15に直接接続される。この場合はさらなるイ
ンピーダンス伝送素子や例えば円錐ナットなどの中間接
続素子は何も必要ない。インピーダンス伝送において生
じるエネルギロスは低減される。なぜならわずかなイン
ピーダンス伝送しか必要ないからである。つまり僅かな
構成要素しか必要とされずセンサ装置の構造もシンプル
になる。電気的な接続は、金属挿入部11の取り付けと
この金属挿入部11へのコネクタ17のプラグインによ
って行われる。
【0047】高い張力がプローブ素子15に加えられる
ケースでは、ばね部材13が次のことを保証する。すな
わちマウント区分7内側の全ての挿入部、詳細にはガイ
ド要素9,誘電挿入部の素子19,23、金属挿入部1
1、及びプローブ素子15の軸方向の移動が全くかまた
は増加分だけしか現れないことを保証する。例えば動き
の増加が全ての挿入部において生じた場合には、軸方向
で同じ間隔の変位が正確に生じる。コネクタ17は、金
属挿入部11に固定されている。これにより同じ動きが
金属挿入部11にも生じる。この理由は、プローブ素子
15に関するコネクタ17の動きが何も生じないからで
ある。プローブ素子15の変位の増加に従って、プロー
ブ素子15と電気コネクタ17の間の電気的接続が損な
われることはない。この接続は、張力変化が非常に迅速
に及び/又は非常に頻繁に生じる個所での適用に際して
も損なわれることなく維持される。すなわちインピーダ
ンス整合(これは主要素子相互間の形状、設計仕様、配
置に大きく依存する)は不変のまま存続される。これに
関する構成要素は、金属挿入部11、誘電挿入部の素子
19,23、ガイド要素9、プローブ素子15等であ
る。
【0048】前述したように、円筒状ガイド要素9の拡
張は、プローブ素子15の横方向の移動を阻止する。横
方向の動きが生じる場合には増加分のみである。コネク
タ17の雄型ピン17.4は中空円筒部15.9を通って
プローブ素子15内側の凹部15.5内へ延在している
ので、それはプローブ素子15自身によって支持され、
電気的な接続品質はそのような動きの増加による影響を
受けない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセンサ装置の縦断面図である。
【図2】図1による装置のプローブ素子を示した図であ
る。
【図3】図1による装置の挿入部を示した図である。
【図4】図1による装置のコネクタを示した図である。
【符号の説明】
1 センサ装置 3 信号線路 7 マウント区分 7.3 外側テーパー状内面 9 ガイド要素 9.1 外側テーパー状外面 9.3 外側テーパー状内面 11 金属挿入部 13 ばね部材 15 プローブ素子 19 誘電挿入部 25 第1シール部 27 第2シール部 29 保持リング 31 同軸ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−140365(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08C 19/00 G08C 19/16

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス変量の測定のために、信号線路
    を介して容器内外へ電気パルスを伝送するためのセンサ
    装置(1)において、 容器への接続のために構成されたマウント区分(7)
    と、 前記マウント区分(7)内側に配置された円筒状のガイ
    ド要素(9)と、 前記ガイド要素(9)の、容器に向かう方向での移動を
    阻止するための手段と、 前記マウント区分(7)内側に取り付けられ、前記円筒
    状ガイド要素(9)を通って容器内へ延在する導電プロ
    ーブ素子(15)と、 前記マウント区分(7)内側に配置された金属挿入部
    (11)と、 電気コネクタ(17)とを有し、 前記金属挿入部(11)は、前記マウント区分(7)内
    でバネ部材(13)によって容器に向かう方向に押圧さ
    れ、この方向で前記ガイド素子(9)に圧力を加え、 前記電気コネクタは、前記金属挿入部(11)に固定さ
    れ、信号線路とプローブ素子(15)を直接接続させる
    ように構成されていることを特徴とする、センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド要素(9)の軸方向の長さ
    は、プローブ素子(15)の外径よりも大きい、請求項
    1記載のセンサ装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド要素(9)の、容器に向かう
    方向での移動を阻止する手段は、前記ガイド要素(9)
    の外側テーパー状の外面(9.1)であり、該外面
    (9.1)は前記マウント区分(7)の外側テーパー状
    の内面(7.3)に接している、請求項1記載のセンサ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記プローブ素子(15)は、ヘッド部
    (15.1)を有し、該ヘッド部(15.1)は容器方
    向に向いた外側テーパー状表面(15.2)を含んでお
    り、該表面(15.2)は前記ガイド要素(9)の外側
    テーパー状内面(9.3)と係合し、該内面(9.3)
    はガイド要素(9)の容器から離れる方向に向いた面に
    隣接するように配置されている、請求項1記載のセンサ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記マウント区分(7)内側のガイド要
    素(9)と金属挿入部(11)との間に誘電挿入部(1
    9,23)が配置されている、請求項1記載のセンサ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記プローブ素子(15)はヘッド部
    (15.1)を含み、該ヘッド部(15.1)は、容器
    から離れる方向に向いた内側テーパー状表面(15.
    3)を有し、該表面(15.3)は前記誘電挿入部(1
    9)の内側テーパー状表面(19.1)に係合してい
    る、請求項5記載のセンサ装置。
  7. 【請求項7】 前記プローブ素子(15)のヘッド部
    (15.1)に、前記電気コネクタ(17)の雄型ピン
    (17.1)を支持するように形成された凹部(15.
    5)が配設されている、請求項1記載のセンサ装置。
  8. 【請求項8】 前記プローブ素子(15)は、容器から
    離れる方向で前記コネクタ(17)に向かって延在する
    中空円筒部(15.9)を含んでおり、該中空円筒部
    (15.9)を通って前記コネクタ(17)の雄型ピン
    (17.4)が延在している、請求項1記載のセンサ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記プローブ素子(15)は、容器内へ
    延在する延在区分を有している、請求項1記載のセンサ
    装置。
  10. 【請求項10】 前記延在区分は、容器側に向いた中空
    区分(15.7)を含んでおり、該中空区分(15.7)
    内側にプローブ延長部(21)の一方の端部が取り付け
    られている、請求項9記載のセンサ装置。
  11. 【請求項11】 前記金属挿入部(11)は、アース電
    位に電気的に接続されている、請求項1記載のセンサ装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ガイド要素(9)は、誘電材料で
    形成されている、請求項1記載のセンサ装置。
  13. 【請求項13】 第1シール部(25)と第2シール部
    (27)が設けられており、前記第1シール部(25)
    は、詳細にはOリング形状で、前記マウント区分(7)
    と誘電挿入部(23)の間に設けられており、前記第2
    シール部(27)は、前記プローブ素子(15)と誘電
    挿入部(23)の間に設けられている、請求項5記載の
    センサ装置。
JP10123420A 1997-05-02 1998-05-06 センサ装置 Expired - Fee Related JP2866083B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4399297P 1997-05-02 1997-05-02
US60/043992 1997-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10320683A JPH10320683A (ja) 1998-12-04
JP2866083B2 true JP2866083B2 (ja) 1999-03-08

Family

ID=21929959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10123420A Expired - Fee Related JP2866083B2 (ja) 1997-05-02 1998-05-06 センサ装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0875738B1 (ja)
JP (1) JP2866083B2 (ja)
CA (1) CA2236630C (ja)
DE (1) DE69835786T2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1083414A1 (de) 1999-09-11 2001-03-14 Endress + Hauser GmbH + Co. Füllstandsmessgerät
DE10003941A1 (de) 2000-01-29 2001-08-09 Endress Hauser Gmbh Co Füllstandsmeßgerät
DE10027228B4 (de) 2000-05-31 2007-05-16 Endress & Hauser Gmbh & Co Kg Vorrichtung zur Bestimmung und/oder Überwachung des Füllstandes eines Füllguts in einem Behälter
DE10032775B4 (de) * 2000-07-06 2007-06-14 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Vorrichtung zur Bestimmung und/oder Überwachung des Füllstandes eines Füllguts in einem Behälter
DE10301863B4 (de) * 2003-01-17 2022-03-10 Vega Grieshaber Kg Füllstandsmessgerät zum Einsetzen in einen Behälter
DE102007010468B4 (de) * 2007-03-01 2011-06-09 KROHNE Meßtechnik GmbH & Co. KG Nach dem Radar-Prinzip arbeitendes Füllstandsmeßgerät

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4032868A (en) * 1976-05-05 1977-06-28 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Multimodal high pressure waveguide window
DE19541669C2 (de) * 1995-11-09 2001-01-25 Krohne Ag Durchführung für ein elektrisches Hochfrequenzmeßsignal
US5827985A (en) * 1995-12-19 1998-10-27 Endress + Hauser Gmbh + Co. Sensor apparatus for process measurement

Also Published As

Publication number Publication date
DE69835786D1 (de) 2006-10-19
EP0875738B1 (en) 2006-09-06
EP0875738A1 (en) 1998-11-04
DE69835786T2 (de) 2007-01-11
CA2236630A1 (en) 1998-11-02
JPH10320683A (ja) 1998-12-04
CA2236630C (en) 2002-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2992027B2 (ja) センサ装置
US6118282A (en) Sensor apparatus
JP2911843B2 (ja) センサ装置
US5943908A (en) Probe for sensing fluid level
US6178817B1 (en) Material level sensing
US9151838B2 (en) Ceramic probe rod support assembly
US7401511B2 (en) Coaxial gapless guide-through assembly for a filing level sensor
US6820510B2 (en) Filling level measuring device
JP2866083B2 (ja) センサ装置
US20210382087A1 (en) Probe element and probe unit
AU2002214051B2 (en) System for testing an electric high frequency signal and level measuring device provided with said system
US20020121907A1 (en) Combination of a feedthrough element for an electric high-frequency signal and a probe, and a level meter metering device including a combination of this type
JP2001091337A (ja) 充填レベル測定装置
CN113167814B (zh) 探针单元
US7249504B1 (en) Level meter
US7406865B2 (en) Level measurement arrangement
US5701084A (en) Insulated capacitance probe
US20060022683A1 (en) Probe apparatus for use in a separable connector, and systems including same
US9698456B2 (en) Termination element for fill level measuring device and fill level measuring device
US8549909B2 (en) Vessel probe connector with solid dielectric therein
EP1340095A2 (en) Sensor apparatus
CN113614899A (zh) 接触式探针及信号传送方法
US6889548B2 (en) Probe for sensing a physical quantity
CA2292026C (en) A sensor apparatus for process measurement
CN116636082A (zh) 用于测量介电值的天线

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees