JP2860568B2 - 硬化性ポリウレタン注型用系及びそのためのアミン硬化剤 - Google Patents

硬化性ポリウレタン注型用系及びそのためのアミン硬化剤

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JP2860568B2
JP2860568B2 JP1303021A JP30302189A JP2860568B2 JP 2860568 B2 JP2860568 B2 JP 2860568B2 JP 1303021 A JP1303021 A JP 1303021A JP 30302189 A JP30302189 A JP 30302189A JP 2860568 B2 JP2860568 B2 JP 2860568B2
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    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
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    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬化性ポリウレタン注型用系(casting syst
em)及びそのためのアミン硬化剤に関する。
〔従来の技術〕
ポリイソシアネートとポリオールを配合してプレポリ
マーを生じさせる化学、及びそのプレポリマーを活性水
素原子含有化合物で硬化させる化学はよく知られてい
る。結果として生じるポリウレタン系は注型樹脂、塗
料、被覆材のような種々の適用のために及び一般的なポ
リウレタン弾性用途のために使用されてきた。あいに
く、先存する系は、これらの或る用途のためには、特に
注型目的のためには、発癌物質と考えられている4,4′
−メチレン ジ−アニリンの使用なしには最適性質を示
さなかった。とりわけ、上記アニリン誘導体を存在させ
ずに回転成形適正(rote−moldability)及び表面成形
適性(surface castability)を得る硬化性ポリウレタ
ン系が必要とされている。上述のことに加えてこれらの
系は、最少色(minimum color)、耐熱性、最小収縮、
硬さ、耐衝撃性、及び系の混合と注入を容易にする低粘
度を含めた特別の必要性質を示さなければならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
それ故、本発明の第一の目的は、4,4′−メチレンジ
アニリンの存在しない硬化性ポリウレタン注型用系及び
そのためのアミン硬化剤系を提供することである。
本発明の他の目的は、充填剤を添加していない(unfi
lled)室温硬化性の注型用系を提供し、そして回転成形
(rote−molding)及びサーフェスキャスティング(sur
face casting)に適した硬く丈夫なポリウレタン−ポリ
尿素エラストマーを製造することである。
本明細書中で用いられている語句“サーフェスキャス
ティング”は芯材、例えばブロック又はブロック組付品
の表面又は表面部分を中型操作手段により樹脂で被覆す
る方法を意味する。この目的のために、上記芯材、通常
充填材は型の中に配置され、次いで注型樹脂が上記芯材
の表面又は少なくとも表面の一部を被覆するために上記
型に注がれる。
本発明の更に別の目的は、本発明の硬化性ポリウレタ
ン注型用系を用いる改良された回転成形及びサーフェス
キャスティング方法を提供することである。
本発明の様々な目的及び利点は、以下のその詳細な記
述から容易に明らかとなるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
驚ろくべきことに今になって、A)ジエチルトルエン
ジアミンと、B)4,4′−メチレン−ビス−オルト−エ
チルアニリンとを配合することにより、硬化性ポリウレ
タン注型用系に用いられた時に回転成形適正及び表面成
形適正を示すポリウレタン系を生じさせる改良非毒性ア
ミン硬化剤が得られることが見い出された。かように、
該アミン硬化剤とイソシアネート樹脂との反応は、優れ
た性質を示すポリウレタン系を提供する。これらの系は
このように耐熱性、低収縮、高硬度、耐衝撃性及び充分
な高熱撓み温度を示す。この注型用系の成分は、それら
の混合及び注入の容易さを促進する相対的に低い混合粘
度を示す。
本発明の硬化剤は、ジエチルトルエンジアミンと4,
4′−メチレン−ビス−オルト−エチレアニリン〔ジエ
チルトルエンジアミンと4,4′−メチレン−ビス−オル
ト−エチルアニリンのモル比は99:1ないし1:99、好まし
くは50:50ないし95:5、特に好ましくは1:9である〕を含
む。
本発明の硬化剤組成物の一部分として用いられるジエ
チルトルエンジアミンは好ましくは相違する異性体の混
合物である。純粋な異性体もまた本発明の硬化剤組成物
の一成分として用いられ得ることに注意すべきである。
好ましい異性体は次式 で表わされるジアミンである。
この異性体は一般的に異性体混合物中で優勢なジアミ
ン成分として存在する。他の好ましい位置異性体(posi
tional isomer)は3,5−ジエチル−トルエン−2,6−ジ
アミンである。市販のジアミンは一般的に3,5−ジエチ
ル−2,4−ジアミン異性体75重量%及び3,5−ジエチル−
2,6−ジアミン異性体20重量%を、他の関連成分からな
る残分とともに含む。
硬化剤は更に、ジアルキルフタレート例えばジブチル
フタレート;アルキル ベンジル フタレートのような
フタレート類、ジアルキル アジペートのようなアジペ
ート類;ジアルキレングリコール ベンゾエート類、グ
ルタレート類;エポキシ化植物油;アルキル ジアリー
ルホスフェート及びトリアリールホスフェートのような
ホスフェート類;N−置換ピロリドン類、及び同類物を含
めた可塑剤を含有することができる。
本発明の硬化性ポリウレタン注型用系は上記硬化剤と
イソシアネート樹脂を含む。アミン硬化剤とイソサネー
ト樹脂は約32:68ないし約40:60重量%、好ましくは約3
5:65ないし39:61重量%そして最も好ましくは約37:63な
いし約38:62重量%の割合で存在する。イソシアネート
樹脂は、ポリイソシアネートとポリオールの、イソシア
ネート基を基端部とするポリマーである。
一般的に、ポリイソシアネート化合物は液体の脂肪
族、環式脂肪族又は芳香脂肪族ポリイソシアネートであ
る。そのようなポリイソシアネート化合物の典型例は3
−イソシアナトメチル3,5,5−トリメチル−シクロヘキ
シル イソシアネート(イソホロン ジイソシアネー
ト)、4,4′−メチレンビス−(シクロヘキシルイソシ
アネート)、ヘキサメチレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネートのビウレット、1,3−シクロ
ヘキサンビス(メチルイソシアネート)、2,2,4−トリ
メチルヘキサメチレンジイソシアネート及びそれらの配
合物、並びに反応の過程で逆影響を与えない他の有機基
又は無機基で置換されていてもよい関連の脂肪族及び環
式脂肪族ポリイソシアネートである。4,4−メチレンビ
ス(シクロヘキシルイソシアネート)、メタキリレンジ
イソシアネート及びイソホロンジイソシアネートが好ま
しい。
ここで使用されている語句“脂肪族”は実質的にどこ
にも芳香性を有しないような炭素鎖を含む。それらは配
置において飽和又は不飽和、非枝分れ、枝分れ又は環式
であってよく、また種々の置換基を有していてよい。そ
のような脂肪族イソシアネートは一般的に60ないし160
の当量と、25℃で1.0ないし1500.0センチポアズの粘度
を有する。液体の長鎖脂肪族ポリイソシアネートの典型
例はドデカメチレン−α,ω−ジイソシアネート、トリ
デカメチレン−α,ω−ジイソシアネート、及び同類物
である。
イソシアネート基を末端基とするプロポリマーは例え
ば4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)を末端基として持つポリテトラメチレンエーテルグ
リコールの及びイソホロンジイソシアートを末端基とし
て持つポリテトラメチレンエーテルグリコールの配合物
である。
本発明において有用なポリオールには、ポリエーテル
ジオール、ポリエーテルトリオール、ポリエーテルテト
ロール、ポリエステルポリオール例えばカプロラクトン
ポリオール等が含まれる。
適当なポリエーテルポリオールには少なくとも2個の
炭素原子からなるアルキレン単位を有する脂肪族アルキ
レングリコールポリマーが含まれる。これらの脂肪族ア
ルキレングリコールポリマーとしては例えばポリオキシ
プロピレングリコール及びポリテトラメチレンエーテル
グリコールが挙げられる。ジ−,トリ−及びテトラ官能
化合物は、グリセロール又はトリメチロールプロパンと
プロピレンオキシドとの反応生成物がよい例であるトリ
官能化合物で間に合う。典型的なポリエーテルポリオー
ルはユニオンカーバイド(Union Carbide)社からNIAX
−PPG−425という商品名で入手できる。ジ官能性化合物
が好ましい。適当なポリエーテルポリオールは一般的
に、ジオールが60〜4000、トリオールが400〜7000そし
てテトロールが400〜600の範囲にわたる60〜7000の分子
量を有する。最も好ましい約250ないし約2900の分子量
を示すポリテトラメチレンエーテルグリコール、約425
ないし約2000の分子量範囲を示すポリプロピレンエーテ
ルグリコール、約650ないし約2000の分子量範囲を示す
エチレンオキシドを末端基に持つポリプロピレンエーテ
ルグリコール及びそれらの混合物が用いられる。
イソシアネートとポリオールのモル比は所望する特性
によって決定され、そして当業者により容易に決定され
得る。
本発明に使用されるイソシアネート樹脂の製造方法
は、イソシアネートとポリオールとの混合物に、有機水
銀塩、有機錫化合物、ビスマスネオデカノエート、第三
アミン等よりなる群から選択される触媒を加えることか
らなる。触媒としてジブチル錫ジラウレートが好ましく
用いられる。上記触媒の使用は結果として約80℃ないし
約100℃、好ましくは約80℃の温度での反応時間を約1
時間にする。
本発明の硬化性注型用系に所望により使用される添加
剤は、消泡剤例えばグリセリン、エチルアクリレート
2−エチルアクリレート コポリマー、ジメチルシロキ
サンコポリマー及びシリコン;酸化防止剤例えばβ−
(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−
プロピオン酸と一価又は多価アルコール例えばメタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエ
リスリトール、トリス−ヒドロキシエチルイソシアヌレ
ートとのエステル、及びジヒドロキシエチル蓚酸ジアミ
ド;紫外線吸収剤及び光安定剤、例えば2−(2′−ヒ
ドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール及び立体障害ア
ミン例えばビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)
−セバケート、ビス−(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジル)−セバケート、n−ブチル−3,5−ジ第三ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル マロン酸 ビス−(1,2,
2,6,6−ペンタメチルピペリジル)エステル、1−ヒド
ロキシエチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンとコ
ハク酸との縮合生成、N,N′−(2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジル)−ヘキサメチレンジアミンと4−第三オク
チルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−トリアジンと
の縮合生成物、トリス−(2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジル)−ニトリロトリアセテート、テトラキス−(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブ
タン−テトラカルボン酸及び1,1′(1,2−エタンジイ
ル)−ビス−(3,3,5,5−テトラメチルピペラジノ
ン);上記例示の可塑剤;殺菌剤;顔料;染料;反応染
料、感湿掃去剤;酸クロライド及び塩化水素のような安
定剤等である。
本発明は更に、 i)イソシアネート樹脂と本発明のアミン硬化剤を混合
し、 ii)混合物を型内へ注ぎ、そして iii)樹脂混合物をセットし注型品を形成させる温度好
ましくは室温及び充分な時間で上記注型樹脂を保つ工程
からなる硬化ポリウレタン注型品の製造方法に関する。
硬化生産物も又本発明の主題である。
本発明の改良された回転成形方法は、 a) イソシアネート樹脂及び本発明のアミン硬化剤
を、それらの混合の容易さを促進するために混合前に加
熱し、 b) 上記イソシアネート樹脂および上記アミン硬化剤
を混合し、 c) 該混合物で型を部分的に充填し、 d) 該型を閉じ、 e) 上記混合物がポリウレタン注型品にセット成形さ
れるまで少なくとも一つの回転軸の周りで上記型を回転
させ、 f) 該型から上記ポリウレタン注型品を取りはずす 工程からなる。
本発明方法を用いて製造された注型品は、脱型され及
び取扱われるのに充分な衝撃強さを示す。
本発明の改良されたサーフェスキャスティング方法
は、 a) イソシアネート樹脂と本発明のアミン硬化剤を混
合し、 b) 混合物を脱気し、 c) サーフェスキャスティング型に上記混合物を注
ぎ、 d) ポリウレタン注型品を形成させるのに充分な時
間、約室温で上記混合物を硬化させ、そして e) 上記ポリウレタン注型品を脱型する 工程からなる。
それにより製造されたサーフェスキャスティング型は
びび割れ又は亀裂を示さない。
〔実施例及び発明の効果〕
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1:イソシアネート樹脂の製造成 分 重量部 エチレンオキシドをキャップした (ethylen oxide capped)ポリプロ ピレンエーテルグリコール(分子 量650) 880 成 分 重量部 ポリテトラメチレングリ コール(分子量650) 440 ポリテトラメチレングリ コール(分子量100) 622.24 メチレンビス(4−シクロヘキシ ルイソシアネート 1776 イソホロンジイソシアネート 280 ジブチル錫ジラウレート 0.12 シリコン 1.20 ベンゾイルクロライド 0.44 四ツ首フラスコヘッドを備えた5丸底反応フラスコ
に、機械的撹拌機、温度計、窒素ガス導入口、減圧用連
結管(vacuvm connection)、及び温度調整器を接続し
た加熱マントルを取り付ける。
3種のポリオールを入れ、真空下80℃で1時間撹拌す
る。2種のイソシアネート及びジブチル錫ジラウレート
を加え、その反応混合物を窒素ガス下80℃〜100℃で1
時間撹拌する。反応終了は%NCOを測定して調べる。シ
リコンを加え、そして混合物を50℃に冷却する一方、真
空下で脱気する。ベンゾイルクロライドを加え、生成物
が室温に冷却されるまで脱気を続ける。最終%NCOを測
定する。
実施例2:硬化剤の製造成 分 重量部 4,4′−メチレン−ビス−オル ト−エチルアニリン 1188.0 ジエチルトルエンジアミン 91.2 ジブチル フタレート 1120.8 四ツ首フラスコヘッドを備えた3丸底反応フラスコ
に、機械的撹拌機、温度計、減圧用連結管、及び温度調
整器を接続した加熱マントルを取り付ける。全成分を入
れ、真空下80℃で1時間撹拌する。含水率を測定する。
(0.05%以下に維持される必要がある)。混合物を、そ
れが室温に冷却するまで真空下で撹拌する。
実施例3:性質 樹脂(実施例1)及び硬化剤(実施例2)を100/60の
重量比で混合し、脱気し、そして試験片を製造するため
に注型する。得られた優れた特性を第1表にまとめて示
す。
実施例4:サーフェスキャスティング 軽量充填エポキシブロック(1−6/8″×9−6/8′=
3.2−19mm×9.5−19mm×28.5−19mm)を、離型剤で分か
れる密閉スチール型(内寸2″×4″×10″=5.1cm×1
0.2cm×25.4cm)内に、スクリュー(screws)で吊り下
げ、ブロックの全周にポリウレタンで充填されるべき1/
8インチ(3.2mm)のスペースができるようにする。
樹脂(実施例1)270g及び硬化剤(実施例2)162gを
乾燥ガロン容器(gallon container)中で混合し、空気
を除くために真空チャンバ内で3〜5分間脱気し、そし
てスチール型内へその頂部にある開き穴(opening)を
通じて、ベントホールから流出が始まるまで注入する。
その系を室温で16〜24時間硬化させる。そのブロックを
脱型した時、それは、ひび割れや亀裂のない1/8インチ
(3.2mm)の厚さのポリウレタン層で被覆されている。
実施例5:回転成形 樹脂(実施例1)及び硬化剤(実施例2)の両方を混
合前に38℃に加熱する。型はその混合物で中途半ぱに充
填され、閉じられ、そして回転成形装置上に置かれる。
樹脂がセットするまで(45〜60分)、型に水平スピン回
転(horizontal spinning)と垂直ロータリー回転(ver
tical rotation)を同時に受けさせる。スピン回転及び
ロータリー回転の速度は注型される形状に依存して変わ
る。
型を開けると、均一な壁厚を持つ中空注型品が形成さ
れている。その部品は脱型され取扱われるのに充分な衝
撃強さを示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−190518(JP,A) 特開 平2−113020(JP,A) 特開 昭55−155016(JP,A) 特開 昭63−230722(JP,A) 特開 昭63−17919(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 18/00 - 18/87 B29C 39/00 WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A) ジエチルトルエンジアミン、および B) 4,4′−メチレン−ビス−オルト−エチルアニリ
    ン を99:1ないし1:99のA)/B)モル比で含むイソシアネー
    ト樹脂のためのアミン硬化剤
  2. 【請求項2】請求項1記載のアミン硬化剤およびイソシ
    アネート基を末端基とするポリイソシアネートとポリオ
    ールのポリマーを含む硬化性ポリウレタン注型用系。
  3. 【請求項3】I) 請求項2記載のイソシアネート樹脂
    とアミン硬化剤を混合し、 II) 該混合物を型内へ注ぎ、そして III) 樹脂混合物が固まり注型品を形成しうる温度で
    かつ充分な時間の間上記注型樹脂を保つ工程からなる硬
    化ポリウレタン注型品の製造方法。
  4. 【請求項4】a) 請求項2記載のイソシアネート樹脂
    およびアミン硬化剤を、それらの混合の容易さを促進す
    るために混合前に加熱し、 b) 上記イソシアネート樹脂および上記アミン硬化剤
    を混合し、 c) 該混合物で型を部分的に充填し、 d) 該型を閉じ、 e) 上記混合物が固まりポリウレタン注型品を成形す
    るまで少なくとも一つの回転軸の周りで上記型を回転さ
    せ、 f) 該型から上記ポリウレタン注型品を取りはずす 工程からなるポリウレタン注型品の製造のための改良さ
    れた回転成形方法。
  5. 【請求項5】a) 請求項2記載のイソシアネート樹脂
    とアミン硬化剤を混合し、 b) 該混合物を脱気し、 c) サーフェスキャスティング型に上記混合物を注
    ぎ、 d) ポリウレタン注型品を形成させるのに充分な時
    間、室温で上記混合物を硬化させ、そして e) 上記ポリウレタン注型品を脱型する 工程からなるポリウレタン注型品を製造するための改良
    されたサーフェスキャスティング方法。
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US274,081 1988-11-21

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