JP2860165B2 - 5,6−ジヒドロキシインドールまたはその誘導体を使用するケラチン繊維の染色方法,これらの化合物を使用する方法および組成物 - Google Patents

5,6−ジヒドロキシインドールまたはその誘導体を使用するケラチン繊維の染色方法,これらの化合物を使用する方法および組成物

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JP2860165B2 JP6515759A JP51575994A JP2860165B2 JP 2860165 B2 JP2860165 B2 JP 2860165B2 JP 6515759 A JP6515759 A JP 6515759A JP 51575994 A JP51575994 A JP 51575994A JP 2860165 B2 JP2860165 B2 JP 2860165B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は5,6−ジヒドロキシインドールまたはその誘
導体を使用するケラチン繊維の染色方法におけるマグネ
シウム塩の使用、マグネシウム塩と5,6−ジヒドロキシ
インドール族の染料とを使用することからなるケラチン
繊維特にヒトの毛髪の染色方法ならびにこれに使用する
染色組成物に関する。
毛髪、皮膚および毛髪以外の毛の着色は、特にこれら
がヒトのものである場合、メラニン細胞が分泌するメラ
ニン色素によって主としてもたらされる。天然由来のこ
の色素は特にユーメラニンを含有する。この色素の生合
成はアミノ酸、チロシンの酸化生成物の重合により複数
段階を経て行なわれ、この酸化生成物の一つは5,6−ジ
ヒドロキシインドールであり、一方これはユーメラニン
へと重合する。
これまで、ヒトの毛髪を5,6−ジヒドロキシインドー
ルによって再染色することが提案されてきた。5,6−ジ
ヒドロキシインドールは、ケラチン繊維特に毛髪を染色
することできる水性組成物中で一般に使用され、この染
色は空気中の酸素以外の酸化剤は用いずに数回かけてま
たは漸進的に行うことができる。このようにして、この
化合物の適用による比較的明るい色から始めて、適用を
重ねることにより色が次第に濃くなるまで毛髪を何度も
染色することができる。
5,6−ジヒドロキシインドールまたはその誘導体によ
るケラチン繊維、特に毛髪を染色する際、特に光に曝露
し、汗に触れまたは繰り返し洗浄する時に、時間の経過
に従って変化しない暗い色および中位の色を得ることが
試みられている。
L、a、b表示システムでの「中位の色」は、パラメ
ータaおよびbの値が低い。
本出願者は、5,6−ジヒドロキシインドールまたはそ
の誘導体を使用することによってケラチン繊維特に毛髪
を染色する方法においてマグネシウム塩を使用すると、
光線に対する耐久性が改良された染色を行うことが可能
なことを見出しており、このことが本発明の目的をな
す。この染色は反復的な洗浄および発汗に対する良好な
抵抗力も示す。
従って、本発明は5,6−ジヒドロキシインドールまた
はその誘導体を使用してケラチン繊維特に毛髪を染色す
る方法にマグネシウム塩を使用することを目的とする。
本発明の別な目的は5,6−ジヒドロキシインドールま
たはその誘導体とマグネシウム塩とを使用する染色方法
からなる。
本発明はまた5,6−ジヒドロキシインドールまたはそ
の誘導体の一つとマグネシウム塩とをベースとする染色
組成物も目的とする。
本発明の他の目的は本記載おおび後記する実施例を閲
読すれば明らかとなろう。
本発明においては、式: (式中、同一であるか異なるR1、R2、R3、R4は水素また
はC1〜C4の低級アルキル基を表わし、R4が低級アルキル
基を表わす時、R1、R2、R3は水素を表わす)に相当する
少くとも一つの5,6−ジヒドロキシインドールおよび
(または)その誘導体の一つを染色に適する媒体中に含
有する組成物によってケラチン繊維、特にヒトの毛髪を
染色する方法に、ケラチン繊維に適用するのに使用する
媒体中に可溶である無機または有機のマグネシウムの単
純な塩またはポリマー塩あるいはその混合物が使用され
る。
式(I)において低級アルキル基はメチルまたはエチ
ル基を表わすのが好ましくまたR1、R2およびR3が低級ア
ルキル基を同時に表わすことはない。
式(I)の好ましい化合物は、5,6−ジヒドロキシイ
ンドール、2−メチル−5,6−ジヒドロキシインドー
ル、3−メチル−5,6−ジヒドロキシインドール、1−
メチル−5,6−ジヒドロキシインドール、2,3−ジメチル
−5,6−ジヒドロキシインドール、5−メトキシ−6−
ジヒドロキシインドールのうちから選択される。特に好
ましい化合物は5,6−ジヒドロキシインドールである。
式(I)の化合物は一般に繊維特に毛髪を再染色する
のに十分な割合で使用される。この割合は組成物の全重
量の0.01〜5重量%、望ましくは0.2〜3重量%からな
る。
本発明で使用できるマグネシウム塩は亜硝酸塩でも過
沃素酸塩でないのが好ましい。
このマグネシウム塩は特にハロゲン化水素酸、硫黄か
ら誘導されるオキシ酸、8個より少ない炭素原子を含み
必要に応じてヒドロキシル化されているモノー、ジ−ま
たはトリカルボン酸、8個より少ない炭素原子を含む有
機スルホン酸のうちから選択される酸のマグネシウム塩
である。
好ましいマグネシウム塩は一層詳細には、塩化マグネ
シウム、酢酸マグネシウムおよび硫酸マグネシウムであ
る。
マグネシウム塩は、5,6−ジヒドロキシインドールお
よび(または)その誘導体の一つを含有する組成物を適
用する前に、この適用と同時にもしくは5,6−ジヒドロ
キシインドールまたはその誘導体の一つを含有する組成
物中にあって、あるいは5,6−ジヒドロキシインドール
またはその誘導体の一つを含有する組成物の適用以後
に、ケラチン繊維、特にヒトの毛髪に使用されてよくま
た適用されてよい。
式(I)の5,6−ジヒドロキシインドールおよび(ま
たは)その誘導体および(または)マグネシウムを含有
する組成物は、水性組成物であり、あるいは組成物がヒ
トの毛髪に適用される場合に香粧品として許容できる溶
媒と水との混合物が媒体である組成物である。
マグネシウム塩は、組成物の全重量に対して0.05〜20
重量%、望ましくは0.2〜10重量%の割合で一般に使用
される。
マグネシウム塩および(または)5,6−ジヒドロキシ
インドールおよび(または)その誘導体の一つを含有す
る組成物は3〜10、望ましくは6〜9のpHを有してよ
い。pHはそれ自体知られた酸性剤および(または)アル
カリ剤によって調整する。
式(I)の5,6−ジヒドロキシインドールおよび(ま
たは)その誘導体を含有する組成物そしてまた同様にマ
グネシウム塩を含有する組成物が水と溶媒との混合物を
含む場合、この溶媒はエチルアルコール、プロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、第三ブチルアルコー
ルのようなC1〜C4の低級アルコール;エチレングリコー
ル、プロピレングリコールのようなグリコール;エチレ
ングリコールのモノメチル、モノエチルまたはモノブチ
ルエーテルのようなグリコールエーテル、プロピレング
リコールのおよびジプロピレングリコールのモノメチル
エーテル、メチルラクテートおよびエチレングリコール
のモノエチルエーテルのアセテートのような低級エステ
ルのうちから選択される。
特に好ましい溶媒はエチルアルコールおよびプロピレ
ングリコールのうちから選択される。
溶媒は組成物の重量に対して0.5〜50重量%、望まし
くは2〜20重量%の割合で存在する。
本発明で用いる組成物は増粘されているまたはされて
いないローション、ゲル、シャンプー、エマルジョン例
えば乳液およびクリームの形をとってよく、あるいはエ
アゾルムースの形で噴射されてよい。
式(I)の5,6−ジヒドロキシインドールおよび(ま
たは)その誘導体を含有する組成物は、pHの値を3〜1
0、望ましくは5〜7に調整することのできる香粧品と
して許容できるアルカリ剤または酸性剤を含有してよ
い。
特に好ましい実施態様は、例えば燐酸水素二カリウム
/燐酸二水素カリウムあるいはトリエタノールアミン/
酒石酸といった組合せのような二成分からなるpH調整剤
を使用することからなる。
式(I)の5,6−ジヒドロキシインドールおよび(ま
たは)その誘導体および(または)マグネシウム塩を含
有する組成物は、組成物の全重量に対して0.1〜5重量
%、特に0.5〜3重量%の割合で使用するのが好ましい
増粘剤によって増粘することができる。
増粘剤は、アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、グ
アーガム、ヘテロバイオサッカライド例えばキサンタン
ガム、スクレログルカン、メチルセルロース、ヒトロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ールのようなセルロース誘導体、カルボキシメチルセル
ロースのナトリウム塩、アクリル酸のポリマー、例えば
C16/C18セチルステアリルアルコール/ポリオキシエチ
レン化C16/C18セチルステアリルアルコールの混合物の
ようなろう、あるいはまたベントナイトのような無機増
粘剤のうちから特に選択される。
本発明の組成物は陰イオン、陽イオン、非イオン、両
性界面活性剤またはこれらの混合物もまた含んでよい。
これらの界面活性剤のうち特定的には、アルキルベン
ゼンスルホネート、アルキルナフタレンスルホネート、
脂肪族アルコールのサルフェート、エーテルサルフェー
トおよびスルホネート、第4級アンモニウム塩例えばト
リメチルセチルアンモニウムの臭化物、セチルピリジニ
ウムの臭化物、必要ならオキシエチレン化されている脂
肪酸のエタノールアミド、ポリオキシエチレン化された
酸、アルコールまたはアミン、ポリグリセロール化アル
コール、ポリオキシエチレン化またはポリグリセロール
化されたアルキルフェノール、ポリオキシエチレン化ア
ルキルサルフェート、アルキルポリグリコシドをあげる
ことができる。
マグネシウム塩および(または)5,6−ジヒドロキシ
インドールおよび(または)その誘導体を含有する組成
物は、陰イオン、陽イオン、非イオンおよび(または)
両性ポリマーもまた含有してよい。
一つの実施態様は、式(I)の5,6−ジヒドロキシイ
ンドールおよび(または)その誘導体を必要に応じてマ
グネシウム塩の存在で含有する組成物をムースの形で使
用することである。この実施態様においては、染色組成
物は標準的な推進剤の存在下でエアロゾル容器内に入れ
ることができる。
この組成物は界面活性剤のようなムース発生剤または
ムース化するポリマーあるいはこれらの混合物を含有し
てよい。
本発明の組成物は、それを毛髪に適用する場合に香粧
品として許容できるケラチン繊維用の染色組成物中に通
常使用する他のあらゆる添加剤、例えば浸透剤、膨潤
剤、金属イオン封鎖剤、膜形成剤、酸化防止剤、電解
質、香料、真珠光沢剤もまた含有してよい。
本組成物をムースの形で使用する場合、これらの補助
添加剤が、エアロゾル容器から加圧下で製品を分散した
後にムースが生成されるのを妨げるべきでないことは明
らかである。
本発明の方法は、ケラチン繊維特にヒトの毛髪に、少
くとも一つのマグネシウム塩と式(I)に相当する少く
とも一つの5,6−ジヒドロキシインドールおよび(また
は)その誘導体の一つを適用することからなり、マグネ
シウム塩は式(I)の5,6−ジヒドロキシインドールお
よび(または)その誘導体を適用する以前に適用され、
あるいは式(I)の5,6−ジヒドロキシインドールおよ
び(または)その誘導体の一つを含有する組成物の適用
と同時に、またはこの適用の後に適用され、マグネシウ
ム塩と5,6−ジヒドロキシインドールおよび(または)
その誘導体は上記に規定したような染色に適する媒体中
にこれらを含有する組成物によって適用される。
本方法の実施に際して使用する組成物は上記に規定し
たものである。
本発明の別の主題は、ケラチン繊維特にヒトの毛髪の
ための染色組成物からなり、この組成物はそれが上記に
規定する少くとも一つのマグネシウム塩と上記に規定す
る式(I)に相当する少くとも一つの5,6−ジヒドロキ
シインドールおよび(または)その誘導体の一つとを染
色に適する媒体中に含有することを特徴とする。
本組成物はその全重量に対して0.05〜20重量%、望ま
しくは0.2〜10重量%のマグネシウム塩と、全重量に対
して、0.01〜5重量%、望ましくは0.2〜3重量%の割
合の式(I)の5,6−ジヒドロキシインドールおよび
(または)その誘導体を含有するのが好ましい。
本発明の染色方法は、空気中の酸素以外の酸化剤を利
用せずに実施するのが好ましい。
以下の実施例は限定的な性格を何らもつことなく本発
明を説明するためのものである。
前処理ローションを毛髪1.5gにつき1gの割合で、白髪
が90%である自然のままの灰色の毛髪に適用する。
毛髪に含浸の後、中間的なリンスは行なわずに、染色
ゲル5gを毛髪に適用する。
10分間放置の後、毛髪をリンスしそして乾燥する。
再び適用を行う。
毛髪は灰色に均一に染まり、光線に対する良好な耐久
性を示し、色彩は中位の色調のままに保たれる。
染色組成物を、毛髪1.5gにつき5gの割合で、白髪が90
%である自然のままの灰色の毛髪に適用する。
10分間放置の後、毛髪をリンスしそして乾燥する。
次に後処理ローション1gを毛髪に分散する。5分間の
放置の後、最終的なリンスはしないで毛髪を乾燥する。
2回の適用の後、毛髪は均一に灰色に染まり、そして
光線に対する良好な耐久力を示す。
染色組成物を、毛髪3gにつき10gの割合で、白髪が90
%である自然のままの灰色の毛髪に適用する。
10分間放置の後、毛髪をリンスしそして乾燥する。
2回の適用の後、毛髪は均一に灰色に染まり、そして
光線に対する良好な耐久力を示す。
前処理ローションを毛髪3gにつき2gの割合で、白髪が
90%である自然のままの灰色の毛髪に適用する。
毛髪に含浸の後、中間的なリンスは行なわずに、染色
ゲル10gを毛髪に適用する。
10分間放置の後、毛髪をリンスしそして乾燥する。
2回の適用の後、毛髪は灰色に均一に染まり、そして
光線に対して良好な耐久力を示す。
前処理ローションを毛髪3gにつき2gの割合で、白髪が
90%である自然のままの灰色の毛髪に適用する。
毛髪に含浸の後、中間的なリンスは行なわずに、染色
ゲル10gを毛髪に適用する。
10分間放置の後、毛髪をリンスしそして乾燥する。
2回の適用の後、毛髪は灰色に均一に染まり、そして
光線に対して良好な耐久力を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マロ,ローラン フランス国 エフ ― 93190 リブリ ィ ― ガルガン,リュ ジャン モネ 2 (56)参考文献 特開 平2−53973(JP,A) 特開 平1−254617(JP,A) 特開 平4−227974(JP,A) 特開 昭59−144712(JP,A) 特表 平7−505153(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/13

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) (式中、同一であるか異なるR1、R2、R3、R4は水素また
    はC1〜C4の低級アルキル基を表わし、R4がC1〜C4アルキ
    ル基を表わす時、R1、R2、R3は水素を表わす)に相当す
    る5,6−ジヒドロキシインドールおよび(または)その
    誘導体を染色剤として使用するケラチン繊維特にヒトの
    毛髪を染色する方法において、適用するために使用する
    媒体中に可溶な、亜硝酸塩または過沃素酸塩以外の無機
    または有機マグネシウム塩を使用する方法。
  2. 【請求項2】マグネシウム塩が、ハロゲン化水素酸、硫
    黄から誘導されるオキシ酸、8個より少ない炭素原子を
    含み必要に応じてヒドロキシル化されているモノ、ジ−
    またはトリカルボン酸、あるいは8個より少ない炭素原
    子を含む有機スルホン酸のうちから選択される酸の塩で
    ある、請求の範囲第1項記載の使用方法。
  3. 【請求項3】マグネシウム塩は塩化マグネシウム、酢酸
    マグネシウムまたは硫酸マグネシウムである、請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の使用方法。
  4. 【請求項4】(A)その適用のために使用する媒体中に
    可溶な、亜硝酸塩または過沃素酸塩以外の少くとも一つ
    の無機または有機マグネシウム塩、(B)式(I) (式中、同一であるか異なるR1、R2、R3、R4は水素また
    はC1〜C4の低級アルキル基を表わし、R4がC1〜C4低級ア
    ルキル基を表わす時、R1、R2、R3は水素を表わす)に相
    当する少くとも一つの5,6−ジヒドロキシインドールお
    よび(または)その誘導体を、ケラチン繊維特にヒトの
    毛髪に適用することを特徴とし、マグネシウム塩は式
    (I)の5,6−ジヒドロキシインドールおよび(また
    は)その誘導体を適用する以前に適用され、あるいは、
    同時にまたは上記の適用後に適用され、マグネシウム塩
    と式(I)の5,6−ジヒドロキシインドールおよび(ま
    たは)その誘導体とはケラチン繊維特にヒトの毛髪の染
    色に適する媒体中にこれらを含有する組成物によって適
    用される、ケラチン繊維特にヒトの毛髪の染色方法。
  5. 【請求項5】マグネシウム塩はハロゲン化水素酸、硫黄
    から誘導されるオキシ酸、8個より少ない炭素原子を含
    み必要に応じてヒドロキシル化されているモノ、ジ−ま
    たはトリカルボン酸、あるいは8個より少ない炭素原子
    を含む有機スルホン酸のうちから選択される酸の塩であ
    る、請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 【請求項6】式(I)の5,6−ジヒドロキシインドール
    および(または)その誘導体は、組成物の全重量に対し
    て0.01〜5重量%、望ましくは0.2〜3重量%の割合で
    含有する組成物中に存在する、請求の範囲第4項又は第
    5項に記載の方法。
  7. 【請求項7】マグネシウム塩が、組成物の全重量に対し
    て0.05〜20重量%、望ましくは0.2〜10重量%の割合で
    含有する組成物中に存在する、請求の範囲第4項から第
    6項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】染色に適する媒体中に可溶である、亜硝酸
    塩または過沃素酸塩以外の少くとも一つの無機または有
    機マグネシウム塩と、式(I) (式中、同一であるか異なるR1、R2、R3、R4は水素また
    はC1〜C4の低級アルキル基を表わし、R4が低級アルキル
    基を表わす時、R1、R2、R3は水素を表わす)に相当する
    少くとも一つの5,6−ジヒドロキシインドール誘導体と
    を、ケラチン繊維特にヒトの毛髪を染色するのに適する
    媒体中に含有することを特徴とする、ケラチン繊維特に
    ヒトの毛髪用の染色組成物。
  9. 【請求項9】マグネシウム塩が、ハロゲン化水素酸、硫
    黄から誘導されるオキシ酸、8個より少ない炭素原子を
    含み必要に応じてヒドロキシル化されているモノ、ジ−
    またはトリカルボン酸、あるいは8個より少ない炭素原
    子を含む有機スルホン酸のうちから選択される酸の塩で
    ある、請求の範囲第8項記載の組成物。
JP6515759A 1993-01-11 1994-01-10 5,6−ジヒドロキシインドールまたはその誘導体を使用するケラチン繊維の染色方法,これらの化合物を使用する方法および組成物 Expired - Lifetime JP2860165B2 (ja)

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