JP2859323B2 - 足形識別装置 - Google Patents
足形識別装置Info
- Publication number
- JP2859323B2 JP2859323B2 JP1263916A JP26391689A JP2859323B2 JP 2859323 B2 JP2859323 B2 JP 2859323B2 JP 1263916 A JP1263916 A JP 1263916A JP 26391689 A JP26391689 A JP 26391689A JP 2859323 B2 JP2859323 B2 JP 2859323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat
- footprint
- pressure
- sensitive elements
- sensitive element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、交通機関の乗客数調査または人が通過す
る場所の人数調査等に用いて好適な、人の足形識別装置
に関する。
る場所の人数調査等に用いて好適な、人の足形識別装置
に関する。
従来、人の足形を識別するものとしては、例えばパタ
ーン認識技術等の高度の情報処理技術を駆使した精密な
ものが知られている。
ーン認識技術等の高度の情報処理技術を駆使した精密な
ものが知られている。
しかしながら、このような装置は一般に高価となるの
が難点である。
が難点である。
したがって、この発明の課題は簡単で安価な足形識別
装置を提供することにある。
装置を提供することにある。
内部に複数の微小感圧素子が敷きつめられ人が通過す
る所定個所に２枚設置されるマット状センサと、前記微
小感圧素子の出力を順次検出し、最初に出力が存在した
微小感圧素子を基準として所定領域をサーチ対象範囲と
して設定する設定手段と、このマット状センサの人の足
による荷重にて応動する前記各微小感圧素子からの出力
が所定領域内に所定数以上存在するとき１つの足形と判
別する処理を各マット状センサの全領域についてそれぞ
れ行なう処理手段とを設ける。
る所定個所に２枚設置されるマット状センサと、前記微
小感圧素子の出力を順次検出し、最初に出力が存在した
微小感圧素子を基準として所定領域をサーチ対象範囲と
して設定する設定手段と、このマット状センサの人の足
による荷重にて応動する前記各微小感圧素子からの出力
が所定領域内に所定数以上存在するとき１つの足形と判
別する処理を各マット状センサの全領域についてそれぞ
れ行なう処理手段とを設ける。
マット状センサと処理手段とにより、パターン認識技
術等の高度の情報処理技術を用いることなく、人の足形
を簡単かつ安価に識別できるようにする。
術等の高度の情報処理技術を用いることなく、人の足形
を簡単かつ安価に識別できるようにする。
第１図はこの発明の実施例を示す概要図である。
同図からも明らかなように、足形識別装置はここでは
マット状センサ（単にマットともいう）1A,1B、信号ケ
ーブル２、処理装置３および外部記憶装置４等から構成
される。なお、同図には処理装置3Aが示されているが、
これは足形識別装置の処理装置３にて処理された結果を
記憶するフロッピーディスク等の外部記憶装置４からの
情報を解析し、人数を把握するためのものである。な
お、５は処理装置3Aの処理結果を出力する出力装置であ
る。
マット状センサ（単にマットともいう）1A,1B、信号ケ
ーブル２、処理装置３および外部記憶装置４等から構成
される。なお、同図には処理装置3Aが示されているが、
これは足形識別装置の処理装置３にて処理された結果を
記憶するフロッピーディスク等の外部記憶装置４からの
情報を解析し、人数を把握するためのものである。な
お、５は処理装置3Aの処理結果を出力する出力装置であ
る。
マット1A,1Bは第２図に示すように人の進行方向に対
して２枚設置され、その内部には感圧ダイヤフラム等の
微小感圧素子が等間隔で敷きつめられている。したがっ
て、このマットを靴等により踏むと、対応する感圧素子
が例えば“ON"で反応し、荷重の掛からない感圧素子は
“OFF"で反応することになる。第２図では感圧素子を符
号６で示し、その中の靴等で踏まれた感圧素子を符号７
で示している。
して２枚設置され、その内部には感圧ダイヤフラム等の
微小感圧素子が等間隔で敷きつめられている。したがっ
て、このマットを靴等により踏むと、対応する感圧素子
が例えば“ON"で反応し、荷重の掛からない感圧素子は
“OFF"で反応することになる。第２図では感圧素子を符
号６で示し、その中の靴等で踏まれた感圧素子を符号７
で示している。
第３図はこの発明による足形判別ロジックを説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
足形を判別するために、各マットの感圧素子からON,O
FF情報を図示されないバッファメモリに時々刻々取り込
み、これをサーチする。いま、マット上のON,OFF情報が
第３図の如くであるとすると、そのサーチ開始点をP1と
し、ここからサーチ方向（Ｘ方向，−Ｘ方向）に感圧素
子の中“ON"で反応しているものを検出する。最初に検
出された地点を先頭“ON"地点P2とし、この先頭“ON"地
点P2を基点としてＸ方向，−Ｘ方向にｎ点、Ｙ方向にｍ
点の範囲をサーチ対象範囲８として設定する。そして、
このサーチ対象範囲８に“ON"として反応している感圧
素子がｌ個以上存在する場合に１足（足形１つ）とカウ
ントし、カウント終了後はサーチ対象範囲を“サーチ
済”とする。その後はサーチ済でない地点をサーチ方向
に検出し、次サーチ開始点P3とする。次サーチ開始点P3
より上記と同様の処理を行ない、サーチ対象範囲８に
“ON"で反応している感圧素子がｌ個以上存在する場
合、さらに１足（足形１つ）をカウントする。この動作
を２枚のマットのそれぞれについて行ない、２枚のマッ
トにおける足数を１組のデータとして記憶する。以上の
処理を所定の周期で繰り返し、データを時系列に収集
し、第１図の外部記憶装置４に記憶する。これにより、
時間の推移に対応したマット上の足数の推移をパターン
化する。
FF情報を図示されないバッファメモリに時々刻々取り込
み、これをサーチする。いま、マット上のON,OFF情報が
第３図の如くであるとすると、そのサーチ開始点をP1と
し、ここからサーチ方向（Ｘ方向，−Ｘ方向）に感圧素
子の中“ON"で反応しているものを検出する。最初に検
出された地点を先頭“ON"地点P2とし、この先頭“ON"地
点P2を基点としてＸ方向，−Ｘ方向にｎ点、Ｙ方向にｍ
点の範囲をサーチ対象範囲８として設定する。そして、
このサーチ対象範囲８に“ON"として反応している感圧
素子がｌ個以上存在する場合に１足（足形１つ）とカウ
ントし、カウント終了後はサーチ対象範囲を“サーチ
済”とする。その後はサーチ済でない地点をサーチ方向
に検出し、次サーチ開始点P3とする。次サーチ開始点P3
より上記と同様の処理を行ない、サーチ対象範囲８に
“ON"で反応している感圧素子がｌ個以上存在する場
合、さらに１足（足形１つ）をカウントする。この動作
を２枚のマットのそれぞれについて行ない、２枚のマッ
トにおける足数を１組のデータとして記憶する。以上の
処理を所定の周期で繰り返し、データを時系列に収集
し、第１図の外部記憶装置４に記憶する。これにより、
時間の推移に対応したマット上の足数の推移をパターン
化する。
第４図に足数パターンの推移を示す。これは、人の進
行方向に対して２枚のマット1A,1Bをこの順番に配置
し、そのとき通過した人の足形が〜の如く変化した
場合の例を示している。つまり、の時点では足形がな
く、，の時点ではマット1Aに足形が存在し、，
の時点ではマット1A,1Bの両方に足形が存在し、の時
点ではマット1Aの足形がなくなり、の時点では足形が
なくなっているが、第１図の処理装置３はこのような足
形の有無を時々刻々判別して、その結果を外部記憶装置
４に出力する。
行方向に対して２枚のマット1A,1Bをこの順番に配置
し、そのとき通過した人の足形が〜の如く変化した
場合の例を示している。つまり、の時点では足形がな
く、，の時点ではマット1Aに足形が存在し、，
の時点ではマット1A,1Bの両方に足形が存在し、の時
点ではマット1Aの足形がなくなり、の時点では足形が
なくなっているが、第１図の処理装置３はこのような足
形の有無を時々刻々判別して、その結果を外部記憶装置
４に出力する。
なお、第４図の如き一連の推移によって人が１人通過
したことが分かり、その解析は第１図の処理装置3Aによ
る所定の判別アルゴリズムにて行なわれるが、ここでは
直接関係がないので、詳細は省略する。
したことが分かり、その解析は第１図の処理装置3Aによ
る所定の判別アルゴリズムにて行なわれるが、ここでは
直接関係がないので、詳細は省略する。
この発明によれば、マット状センサのON,OFF情報を利
用した簡単なロジックにより足形が判別できるので、従
来の如く高度なパターン認識技術を用いることなく簡単
かつ安価に足形を判別し得る利点が得られる。
用した簡単なロジックにより足形が判別できるので、従
来の如く高度なパターン認識技術を用いることなく簡単
かつ安価に足形を判別し得る利点が得られる。
第１図はこの発明の実施例を示す概要図、第２図はマッ
トの概要を示す構成図、第３図はこの発明によるサーチ
方法を説明するための説明図、第４図は足形の時間的な
推移を説明するための説明図である。 符号説明 1A,1B……マット状センサ（マット）、２……信号ケー
ブル、3,3A……処理装置、４……外部記憶装置、５……
出力装置、６……感圧素子、７……ONになっている感圧
素子、８……サーチ対象範囲。
トの概要を示す構成図、第３図はこの発明によるサーチ
方法を説明するための説明図、第４図は足形の時間的な
推移を説明するための説明図である。 符号説明 1A,1B……マット状センサ（マット）、２……信号ケー
ブル、3,3A……処理装置、４……外部記憶装置、５……
出力装置、６……感圧素子、７……ONになっている感圧
素子、８……サーチ対象範囲。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 館 隆二 東京都日野市富士町１番地 富士ファコ ムソフトウエア開発株式会社内 (72)発明者 木村 裕恒 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−108033（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−191743（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−43783（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06T 7/00 A61B 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】内部に複数の微小感圧素子が敷きつめられ
人が通過する所定個所に２枚設置されるマット状センサ
と、 前記微小感圧素子の出力を順次検出し、最初に出力が存
在した微小感圧素子を基準として所定領域をサーチ対象
範囲として設定する設定手段と、 このマット状センサの人の足による荷重にて応動する前
記各微小感圧素子からの出力が前記所定領域内に所定数
以上存在するとき１つの足形と判別する処理を各マット
状センサの全領域についてそれぞれ行う処理手段と、 を備えてなる足形識別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1263916A JP2859323B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 足形識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1263916A JP2859323B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 足形識別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126179A JPH03126179A (ja) | 1991-05-29 |
| JP2859323B2 true JP2859323B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=17396051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1263916A Expired - Lifetime JP2859323B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 足形識別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2859323B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT235746Y1 (it) * | 1995-12-21 | 2000-07-12 | Galasso Piero | Apparecchiatura per la rilevazione e la visualizzazione dellepressioni plantari in stato di quiete e di moto |
| CN104434128B (zh) * | 2014-12-25 | 2016-08-24 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种基于足底压力分布信息的左右脚动态识别方法 |
| JP7124692B2 (ja) * | 2018-12-27 | 2022-08-24 | 東洋インキＳｃホールディングス株式会社 | 足裏形状推定方法、及び感圧センサ装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5226073B2 (ja) * | 1973-08-20 | 1977-07-12 | ||
| JPS60108033A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-13 | 広川 俊二 | スイッチ方式による足底接地状態と時間因子の自動計測用歩行路システム |
-
1989
- 1989-10-12 JP JP1263916A patent/JP2859323B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126179A (ja) | 1991-05-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9819677B2 (en) | Supplementing biometric identification with device identification | |
| Cai et al. | Vision-based fall detection with multi-task hourglass convolutional auto-encoder | |
| US5000188A (en) | Physiological age measuring apparatus | |
| Boutellaa et al. | Covariance matrix based fall detection from multiple wearable sensors | |
| JP2004508623A (ja) | 画像シーケンスにおける線状構造に従う連続点を抽出する画像処理方法およびシステム | |
| WO2005006164A3 (en) | Sensing device | |
| CN105268171B (zh) | 步态监测方法、装置及可穿戴设备 | |
| RU2006136875A (ru) | Электронное устройство для измерения артериального давления, способное осуществлять сохранение результатов измерения | |
| JP2697676B2 (ja) | 人体認識装置 | |
| CN108107086B (zh) | 一种基于阵列气体传感器的气体检测方法及气体传感器 | |
| JP2004096501A (ja) | 移動体の位置検出システム、移動体の位置検出方法、及びプログラム | |
| CN111920391B (zh) | 一种测温方法及设备 | |
| CN107951470B (zh) | 睡眠信号处理方法及装置 | |
| JP2859323B2 (ja) | 足形識別装置 | |
| JPH0546771A (ja) | 運動物体検出装置 | |
| GB2039043A (en) | Device for determining the position of a sound source | |
| CN110969138A (zh) | 人体姿态估计方法及设备 | |
| CN113069088B (zh) | 一种人工智能交互装置 | |
| JP3600477B2 (ja) | 圧力分布分析装置および圧力分布分析プログラムを記録した記録媒体 | |
| Madarshahian et al. | Evaluation of a time reversal method with dynamic time warping matching function for human fall detection using structural vibrations | |
| JPH05189638A (ja) | 移動体解析装置 | |
| JP2001256500A (ja) | 目標判定システム及び判定方法 | |
| JPH09231343A (ja) | 人数カウンタ | |
| JP3521072B2 (ja) | 移動体の車速及び車輌長測定方法 | |
| JP2000193520A (ja) | 動物の個体識別装置 |