JP2857950B2 - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents
内燃機関の吸気制御装置Info
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- F02B29/083—Cyclically operated valves disposed upstream of the cylinder intake valve, controlled by external means
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の吸気制御装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】吸気弁を介して燃焼室内に通ずる機関吸
気通路内に吸気制御弁を配置し、機関低負荷運転時には
吸気弁開弁後に吸気制御弁を開弁せしめると共に吸気弁
閉弁前に吸気制御弁を閉弁せしめるようにした内燃機関
が公知である(特開昭62−294719号公報参
照)。このように機関低負荷運転時に吸気制御弁の閉弁
時期を吸気弁の閉弁時期よりも早めると機関のポンピン
グ損失を低減することができる。
気通路内に吸気制御弁を配置し、機関低負荷運転時には
吸気弁開弁後に吸気制御弁を開弁せしめると共に吸気弁
閉弁前に吸気制御弁を閉弁せしめるようにした内燃機関
が公知である(特開昭62−294719号公報参
照)。このように機関低負荷運転時に吸気制御弁の閉弁
時期を吸気弁の閉弁時期よりも早めると機関のポンピン
グ損失を低減することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで内燃機関では
燃焼室内に流入する吸入空気流によって燃焼室内に乱れ
が発生せしめられ、この乱れが圧縮行程末期まで持続す
るとこの乱れによって燃焼速度が速められるために良好
な燃焼を得ることができる。ところが上述のように吸気
制御弁の閉弁時期を早めると燃焼室内への吸入空気の流
入が停止してから圧縮行程末期までの時間が長くなるた
めに吸入空気流によって燃焼室内に発生した乱れが圧縮
行程末期までにかなり減衰してしまい、斯くして良好な
燃焼が得られなくなるという問題を生ずる。
燃焼室内に流入する吸入空気流によって燃焼室内に乱れ
が発生せしめられ、この乱れが圧縮行程末期まで持続す
るとこの乱れによって燃焼速度が速められるために良好
な燃焼を得ることができる。ところが上述のように吸気
制御弁の閉弁時期を早めると燃焼室内への吸入空気の流
入が停止してから圧縮行程末期までの時間が長くなるた
めに吸入空気流によって燃焼室内に発生した乱れが圧縮
行程末期までにかなり減衰してしまい、斯くして良好な
燃焼が得られなくなるという問題を生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明によれば、吸気弁を介して燃焼室内に通ずる
機関吸気通路内に吸気制御弁を配置して吸気弁が開弁す
る前に吸気制御弁を開弁させると共に吸気弁の開弁期間
中における吸気制御弁の開弁期間を制御して燃焼室内に
供給される吸入空気量を制御するようにした内燃機関の
吸気制御装置において、機関高負荷運転時には吸気制御
弁の開弁時に吸気制御弁を全開させ、機関低負荷運転時
には吸気制御弁下流の吸気通路面積を減少させるか又は
吸気制御弁の開弁時に吸気制御弁を部分開状態に保持す
ると共に、吸気制御弁下流の吸気通路面積を減少させず
かつ吸気制御弁の開弁時に吸気制御弁を全開状態に保持
した場合に比べて吸気制御弁の閉弁時期を遅らせるよう
にしている。
めに本発明によれば、吸気弁を介して燃焼室内に通ずる
機関吸気通路内に吸気制御弁を配置して吸気弁が開弁す
る前に吸気制御弁を開弁させると共に吸気弁の開弁期間
中における吸気制御弁の開弁期間を制御して燃焼室内に
供給される吸入空気量を制御するようにした内燃機関の
吸気制御装置において、機関高負荷運転時には吸気制御
弁の開弁時に吸気制御弁を全開させ、機関低負荷運転時
には吸気制御弁下流の吸気通路面積を減少させるか又は
吸気制御弁の開弁時に吸気制御弁を部分開状態に保持す
ると共に、吸気制御弁下流の吸気通路面積を減少させず
かつ吸気制御弁の開弁時に吸気制御弁を全開状態に保持
した場合に比べて吸気制御弁の閉弁時期を遅らせるよう
にしている。
【0005】
【作用】機関低負荷運転時には吸気制御弁の閉弁時期が
遅らされ、斯くして吸入空気の流入作用によって燃焼室
内に発生せしめられた乱れがさほど減衰することなく圧
縮行程末期まで持続せしめられる。
遅らされ、斯くして吸入空気の流入作用によって燃焼室
内に発生せしめられた乱れがさほど減衰することなく圧
縮行程末期まで持続せしめられる。
【0006】
【実施例】図1および図2を参照すると、1はシリンダ
ブロック、2はピストン、3はシリンダヘッド、4は燃
焼室、5は吸気弁、6は吸気ポート、7は排気弁を夫々
示す。各吸気ポート6は対応する吸気枝管8を介して共
通のサージタンク9に接続され、サージタンク9はエア
フローメータ10を介してエアクリーナ11に連結され
る。各吸気枝管8内にはアクチュエータ12によって開
閉制御される吸気制御弁13が配置され、このアクチュ
エータ12は電子制御ユニット20の出力信号により制
御される。更に吸気制御弁13下流の吸気枝管8内には
吸気ポート6内に向けて燃料を噴射するための燃料噴射
弁14が配置される。なお、図1からわかるように本発
明による実施例では機関吸気通路にアクセルペダル15
に連結されたスロットル弁は配置されていない。
ブロック、2はピストン、3はシリンダヘッド、4は燃
焼室、5は吸気弁、6は吸気ポート、7は排気弁を夫々
示す。各吸気ポート6は対応する吸気枝管8を介して共
通のサージタンク9に接続され、サージタンク9はエア
フローメータ10を介してエアクリーナ11に連結され
る。各吸気枝管8内にはアクチュエータ12によって開
閉制御される吸気制御弁13が配置され、このアクチュ
エータ12は電子制御ユニット20の出力信号により制
御される。更に吸気制御弁13下流の吸気枝管8内には
吸気ポート6内に向けて燃料を噴射するための燃料噴射
弁14が配置される。なお、図1からわかるように本発
明による実施例では機関吸気通路にアクセルペダル15
に連結されたスロットル弁は配置されていない。
【0007】電子制御ユニット20はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス21によって相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)22、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)23、CPU(マイクロプロセ
ッサ)24、入力ポート25および出力ポート26を具
備する。エアフローメータ10は吸入空気量に比例した
出力電圧を発生し、この出力電圧はAD変換器27を介
して入力ポート25に入力される。また、アクセルペダ
ル15にはアクセルペダル15の踏込み量に比例した出
力電圧を発生する負荷センサ28が取付けられ、この負
荷センサ28の出力電圧はAD変換器29を介して入力
ポート25に入力される。更に入力ポート25には機関
回転数を表わす出力パルスを発生する回転数センサ30
が接続される。一方、出力ポート26は駆動回路31を
介して吸気制御弁13のアクチュエータ12に接続され
る。
ュータからなり、双方向性バス21によって相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)22、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)23、CPU(マイクロプロセ
ッサ)24、入力ポート25および出力ポート26を具
備する。エアフローメータ10は吸入空気量に比例した
出力電圧を発生し、この出力電圧はAD変換器27を介
して入力ポート25に入力される。また、アクセルペダ
ル15にはアクセルペダル15の踏込み量に比例した出
力電圧を発生する負荷センサ28が取付けられ、この負
荷センサ28の出力電圧はAD変換器29を介して入力
ポート25に入力される。更に入力ポート25には機関
回転数を表わす出力パルスを発生する回転数センサ30
が接続される。一方、出力ポート26は駆動回路31を
介して吸気制御弁13のアクチュエータ12に接続され
る。
【0008】図3(A)および(B)にアクチュエータ
12および駆動回路31を概略的に示す。図1および図
2に示されるように吸気制御弁13の弁軸40の下端部
には円筒状の永久磁石41が固定されており、図3
(A)および(B)に示すようにこの永久磁石41には
弁軸40の軸線に対して互いに反対側にN極とS極が形
成される。永久磁石41の周囲には90度の角度間隔を
隔てて永久磁石42、電磁石43、永久磁石44,電磁
石45が順次配列されている。永久磁石42には永久磁
石41の外周面に対面する側にS極が形成されており、
永久磁石44には永久磁石41の外周面に対面する側に
N極が形成されている。
12および駆動回路31を概略的に示す。図1および図
2に示されるように吸気制御弁13の弁軸40の下端部
には円筒状の永久磁石41が固定されており、図3
(A)および(B)に示すようにこの永久磁石41には
弁軸40の軸線に対して互いに反対側にN極とS極が形
成される。永久磁石41の周囲には90度の角度間隔を
隔てて永久磁石42、電磁石43、永久磁石44,電磁
石45が順次配列されている。永久磁石42には永久磁
石41の外周面に対面する側にS極が形成されており、
永久磁石44には永久磁石41の外周面に対面する側に
N極が形成されている。
【0009】電磁石43の励磁コイル46の一端および
電磁石45の励磁コイル47の一端は互いに接続され、
励磁コイル46の他端および励磁コイル47の他端は夫
々駆動回路31の可動接点48,49に接続される。駆
動回路31は実際には電子回路からなるが図3(A)お
よび(B)ではこれを簡略化して可動接点48,49で
表わしている。これら可動接点48,49の切換え作用
は電子制御ユニット20の出力信号に基いて行われる。
電磁石45の励磁コイル47の一端は互いに接続され、
励磁コイル46の他端および励磁コイル47の他端は夫
々駆動回路31の可動接点48,49に接続される。駆
動回路31は実際には電子回路からなるが図3(A)お
よび(B)ではこれを簡略化して可動接点48,49で
表わしている。これら可動接点48,49の切換え作用
は電子制御ユニット20の出力信号に基いて行われる。
【0010】図3(A)に示されるように可動接点48
が電源に接続され、可動接点49が接地されると電磁石
43は永久磁石41の外周面に対面する側がN極とな
り、電磁石45は永久磁石41の外周面に対面する側が
S極となる。このとき吸気制御弁13は図2において破
線で示されるように全開する。これに対して図3(B)
に示されるように可動接点48が接地され、可動接点4
9が電源に接続されると電磁石43は永久磁石41の外
周面に対面する側がS極となり、電磁石45は永久磁石
41に対面する側がN極となる。従ってこのときには吸
気制御弁13が90度回転し、吸気制御弁13は図2に
おいて実線で示されるように吸気枝管8内の通路を全閉
する。
が電源に接続され、可動接点49が接地されると電磁石
43は永久磁石41の外周面に対面する側がN極とな
り、電磁石45は永久磁石41の外周面に対面する側が
S極となる。このとき吸気制御弁13は図2において破
線で示されるように全開する。これに対して図3(B)
に示されるように可動接点48が接地され、可動接点4
9が電源に接続されると電磁石43は永久磁石41の外
周面に対面する側がS極となり、電磁石45は永久磁石
41に対面する側がN極となる。従ってこのときには吸
気制御弁13が90度回転し、吸気制御弁13は図2に
おいて実線で示されるように吸気枝管8内の通路を全閉
する。
【0011】ところで例えば図3(A)において各励磁
コイル46,47を流れる電流を減少させていくと吸気
制御弁13は反時計回りに回動し、各励磁コイル46,
47への通電を停止すると吸気制御弁13は半開状態と
なる。一方、図3(B)において各励磁コイル46,4
7を流れる電流を減少させていくと吸気制御弁13は時
計回りに回動し、各励磁コイル46,47への通電を停
止すると吸気制御弁13は半開状態となる。従って各励
磁コイル46,47を流れる電流値および電流の向きを
制御することによって吸気制御弁13の開度を全閉から
全開の間の任意の開度に制御できることになる。
コイル46,47を流れる電流を減少させていくと吸気
制御弁13は反時計回りに回動し、各励磁コイル46,
47への通電を停止すると吸気制御弁13は半開状態と
なる。一方、図3(B)において各励磁コイル46,4
7を流れる電流を減少させていくと吸気制御弁13は時
計回りに回動し、各励磁コイル46,47への通電を停
止すると吸気制御弁13は半開状態となる。従って各励
磁コイル46,47を流れる電流値および電流の向きを
制御することによって吸気制御弁13の開度を全閉から
全開の間の任意の開度に制御できることになる。
【0012】図3(A)および(B)に示される実施例
では各可動接点48,49を電源或いは接地側に間欠的
に接続し、各可動接点48,49を電源或いは接地側に
接続している時間割合、即ちデューティー比を変えるこ
とによって各励磁コイル46,47を流れる電流値を制
御するようにしている。図4は図3(B)に示すように
可動接点48,49を夫々接地側および電源に接続して
いる時間割合を表わすデューティー比D1と、図3
(A)に示すように可動接点48,49を夫々電源およ
び接地側に接続している時間割合を表わすデューティー
比D2と、吸気制御弁13の開度Sとの関係を示してい
る。図4からわかるようにデューティー比D2を零にし
た状態でデューティー比D1を小さくしていけば吸気制
御弁13が全閉状態から半開状態に向けて開弁し、デュ
ーティー比D1を零にした状態でデューティー比D2を
大きくしていけば吸気制御弁13が半開状態から全開状
態に向けて開弁する。
では各可動接点48,49を電源或いは接地側に間欠的
に接続し、各可動接点48,49を電源或いは接地側に
接続している時間割合、即ちデューティー比を変えるこ
とによって各励磁コイル46,47を流れる電流値を制
御するようにしている。図4は図3(B)に示すように
可動接点48,49を夫々接地側および電源に接続して
いる時間割合を表わすデューティー比D1と、図3
(A)に示すように可動接点48,49を夫々電源およ
び接地側に接続している時間割合を表わすデューティー
比D2と、吸気制御弁13の開度Sとの関係を示してい
る。図4からわかるようにデューティー比D2を零にし
た状態でデューティー比D1を小さくしていけば吸気制
御弁13が全閉状態から半開状態に向けて開弁し、デュ
ーティー比D1を零にした状態でデューティー比D2を
大きくしていけば吸気制御弁13が半開状態から全開状
態に向けて開弁する。
【0013】本発明では基本的には図5に示されるよう
に吸気制御弁13は吸気弁5が開弁せしめられる前に全
開せしめられ、吸気弁5が閉弁する前に閉弁せしめられ
る。更に、吸気弁5の開弁期間および吸気制御弁13の
開弁時期ΘOは固定されており、吸気制御弁13の閉弁
時期ΘCが制御される。なお、吸気制御弁13の開弁時
期ΘOは吸気弁5の開弁時期よりも早い時期であれば任
意に設定することができる。燃焼室4内に吸入空気が供
給されるのは吸気弁5および吸気制御弁13が共に開弁
している期間だけであり、従って吸気制御弁13の閉弁
期間ΘCを制御することによって燃焼室4内に供給され
る吸入空気量が制御されることになる。
に吸気制御弁13は吸気弁5が開弁せしめられる前に全
開せしめられ、吸気弁5が閉弁する前に閉弁せしめられ
る。更に、吸気弁5の開弁期間および吸気制御弁13の
開弁時期ΘOは固定されており、吸気制御弁13の閉弁
時期ΘCが制御される。なお、吸気制御弁13の開弁時
期ΘOは吸気弁5の開弁時期よりも早い時期であれば任
意に設定することができる。燃焼室4内に吸入空気が供
給されるのは吸気弁5および吸気制御弁13が共に開弁
している期間だけであり、従って吸気制御弁13の閉弁
期間ΘCを制御することによって燃焼室4内に供給され
る吸入空気量が制御されることになる。
【0014】吸気制御弁13の閉弁時期ΘCはアクセル
ペダル15の踏込み量Lおよび機関回転数Nの関数とし
て図7(C)に示すマップの形で予めROM22内に記
憶されている。図7(A)は機関回転数Nを一定とした
場合の、図7(B)はアクセルペダル15の踏込み量L
を一定とした場合の吸気制御弁13の開弁期間ΘCの変
化を示している。図7(A)からわかるようにアクセル
ペダル15の踏込み量Lが大きくなるほど吸気制御弁1
3の閉弁時期ΘCが大きくなり、即ち吸気制御弁13の
閉弁時期ΘCが遅くなり、斯くして燃焼室4内に供給さ
れる吸入空気量が増大せしめられる。一方、アクセルペ
ダル15の踏込み量Lが一定の場合には、即ち吸気制御
弁13の閉弁時期ΘCが一定の場合には機関回転数Nが
高くなるほど吸入空気量が減少する。従って機関回転数
Nが高くなっても吸入空気量が減少しないように、即ち
吸入空気量が機関回転数Nにかかわらずにアクセルペダ
ル15の踏込み量Lによって定まる最適な吸入空気量と
なるように図7(B)に示す如く機関回転数Nが高くな
るにつれて吸気制御弁13の閉弁時期ΘCが遅くされ
る。
ペダル15の踏込み量Lおよび機関回転数Nの関数とし
て図7(C)に示すマップの形で予めROM22内に記
憶されている。図7(A)は機関回転数Nを一定とした
場合の、図7(B)はアクセルペダル15の踏込み量L
を一定とした場合の吸気制御弁13の開弁期間ΘCの変
化を示している。図7(A)からわかるようにアクセル
ペダル15の踏込み量Lが大きくなるほど吸気制御弁1
3の閉弁時期ΘCが大きくなり、即ち吸気制御弁13の
閉弁時期ΘCが遅くなり、斯くして燃焼室4内に供給さ
れる吸入空気量が増大せしめられる。一方、アクセルペ
ダル15の踏込み量Lが一定の場合には、即ち吸気制御
弁13の閉弁時期ΘCが一定の場合には機関回転数Nが
高くなるほど吸入空気量が減少する。従って機関回転数
Nが高くなっても吸入空気量が減少しないように、即ち
吸入空気量が機関回転数Nにかかわらずにアクセルペダ
ル15の踏込み量Lによって定まる最適な吸入空気量と
なるように図7(B)に示す如く機関回転数Nが高くな
るにつれて吸気制御弁13の閉弁時期ΘCが遅くされ
る。
【0015】前述したように本発明による実施例では、
機関吸気通路内にアクセルペダル15に連結されたスロ
ットル弁は設けられておらず、また吸気制御弁13は吸
気弁5が開弁する前に開弁せしめられる。従って吸気弁
5が開弁する直前には吸気ポート6内は大気圧となって
いる。次いで吸気弁5が開弁して燃焼室4内に吸入空気
の流入が開始されても吸気制御弁13は全開しているの
で燃焼室4内は大きな負圧が発生することなくほぼ大気
圧に維持され、斯くしてポンピング損失を低減できるこ
とになる。
機関吸気通路内にアクセルペダル15に連結されたスロ
ットル弁は設けられておらず、また吸気制御弁13は吸
気弁5が開弁する前に開弁せしめられる。従って吸気弁
5が開弁する直前には吸気ポート6内は大気圧となって
いる。次いで吸気弁5が開弁して燃焼室4内に吸入空気
の流入が開始されても吸気制御弁13は全開しているの
で燃焼室4内は大きな負圧が発生することなくほぼ大気
圧に維持され、斯くしてポンピング損失を低減できるこ
とになる。
【0016】一方、アクセルペダル15の踏込み量Lが
小さくなると図6において破線で示すように吸気制御弁
13の閉弁時期ΘCが早められる。ところが吸気制御弁
13の閉弁時期ΘCが早められると燃焼室4内への吸入
空気の流入が停止してから圧縮行程末期までの期間が長
くなる。その結果、燃焼室4内に流入した空気によって
燃焼室4内に発生した乱れが圧縮行程末期までにかなり
減衰し、斯くしてポンピング損失は低減できるものの、
良好な燃焼を得ることができなくなる。図8はこのこと
を示している。即ち、図8(A)において破線はスロッ
トル弁を具えた通常の内燃機関におけるトルク変動を示
しており、吸気制御弁13を用いた場合には図8(A)
において実線で示されるように吸入空気量Qが或る量Q
nlimitよりも少なくなると燃焼が悪化してトルク変動が
大きくなる。なお、Qnlimitは図8(B)に示されるよ
うに機関回転数Nの関数である。
小さくなると図6において破線で示すように吸気制御弁
13の閉弁時期ΘCが早められる。ところが吸気制御弁
13の閉弁時期ΘCが早められると燃焼室4内への吸入
空気の流入が停止してから圧縮行程末期までの期間が長
くなる。その結果、燃焼室4内に流入した空気によって
燃焼室4内に発生した乱れが圧縮行程末期までにかなり
減衰し、斯くしてポンピング損失は低減できるものの、
良好な燃焼を得ることができなくなる。図8はこのこと
を示している。即ち、図8(A)において破線はスロッ
トル弁を具えた通常の内燃機関におけるトルク変動を示
しており、吸気制御弁13を用いた場合には図8(A)
において実線で示されるように吸入空気量Qが或る量Q
nlimitよりも少なくなると燃焼が悪化してトルク変動が
大きくなる。なお、Qnlimitは図8(B)に示されるよ
うに機関回転数Nの関数である。
【0017】そこで本発明による実施例では基本的には
図6において実線で示すように吸入空気量QがQnlimit
よりも少なくなったときには吸気制御弁13の閉弁期間
ΘCを吸気制御弁13全開時(破線)に比べて遅くし、
同時に吸気制御弁13を部分開状態に保持するようにし
ている。即ち、吸気制御弁13全開時と同じ吸入空気量
を得るためには吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを遅くす
れば吸気制御弁13の開度は小さくしなければならず、
斯くして吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを遅くすると共
に吸気制御弁13の開度を小さくするようにしている。
このように吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを遅くすると
吸入空気流により燃焼室4内に発生した乱れはさほど減
衰することなく圧縮行程末期まで持続し、斯くして良好
な燃焼を得られることになる。
図6において実線で示すように吸入空気量QがQnlimit
よりも少なくなったときには吸気制御弁13の閉弁期間
ΘCを吸気制御弁13全開時(破線)に比べて遅くし、
同時に吸気制御弁13を部分開状態に保持するようにし
ている。即ち、吸気制御弁13全開時と同じ吸入空気量
を得るためには吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを遅くす
れば吸気制御弁13の開度は小さくしなければならず、
斯くして吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを遅くすると共
に吸気制御弁13の開度を小さくするようにしている。
このように吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを遅くすると
吸入空気流により燃焼室4内に発生した乱れはさほど減
衰することなく圧縮行程末期まで持続し、斯くして良好
な燃焼を得られることになる。
【0018】ところで吸気行程中において上死点TDC
から一定クランク角以後に、例えば上死点後60°以後
に燃焼室4内への吸入空気の流入を停止すれば吸入空気
流により燃焼室4内に発生した乱れはさほど減衰するこ
となく圧縮行程末期まで持続することが判明している。
従って本発明による実施例では図9に示されるように吸
入空気量QがQnlimitよりも少なくなったときには吸気
制御弁13の閉弁時期ΘCが一定クランク角、例えば上
死点後60°に維持され、吸気制御弁13の閉弁時期Θ
Cが一定に維持されている間、吸入空気量Qが減少する
につれて吸気制御弁13の開度Sが減少せしめられる。
から一定クランク角以後に、例えば上死点後60°以後
に燃焼室4内への吸入空気の流入を停止すれば吸入空気
流により燃焼室4内に発生した乱れはさほど減衰するこ
となく圧縮行程末期まで持続することが判明している。
従って本発明による実施例では図9に示されるように吸
入空気量QがQnlimitよりも少なくなったときには吸気
制御弁13の閉弁時期ΘCが一定クランク角、例えば上
死点後60°に維持され、吸気制御弁13の閉弁時期Θ
Cが一定に維持されている間、吸入空気量Qが減少する
につれて吸気制御弁13の開度Sが減少せしめられる。
【0019】ところで吸気制御弁13の開度Sを小さく
すると吸入空気が燃焼室4内に吸入されているときに燃
焼室4内は負圧となり、従ってポンピング損失が発生す
るようにみえる。しかしながら吸気制御弁13を早く閉
弁すればその後燃焼室4内には長期間に亘って大きな負
圧が発生し、吸気制御弁13を遅く閉弁すればその後燃
焼室4内に発生する負圧は小さくなり、しかも負圧が発
生する期間は短くなる。従って吸気制御弁13の開度S
を小さくしても閉弁時期ΘCを遅くすれば吸気制御弁1
3を全開した場合に比べてポンピング損失が大きくなる
とは限らず、小さくなる場合もある。
すると吸入空気が燃焼室4内に吸入されているときに燃
焼室4内は負圧となり、従ってポンピング損失が発生す
るようにみえる。しかしながら吸気制御弁13を早く閉
弁すればその後燃焼室4内には長期間に亘って大きな負
圧が発生し、吸気制御弁13を遅く閉弁すればその後燃
焼室4内に発生する負圧は小さくなり、しかも負圧が発
生する期間は短くなる。従って吸気制御弁13の開度S
を小さくしても閉弁時期ΘCを遅くすれば吸気制御弁1
3を全開した場合に比べてポンピング損失が大きくなる
とは限らず、小さくなる場合もある。
【0020】図10は吸気制御弁13を図6において破
線で示されるように全開にした場合に発生するポンピン
グ損失と同じポンピング損失を発生する吸気制御弁13
の開度Sと閉弁時期ΘCとの関係を示している。なお、
図10において曲線Aは最も機関負荷が低いときを示し
ており、B,C,Dの順に機関負荷が高くなる。図10
から吸気制御弁13の開度Sが小さくなるにつれて吸気
制御弁13の閉弁時期ΘCを遅くすれば吸気制御弁13
全開時と同じポンピング損失に抑えることができること
がわかる。また、吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを同一
とした場合には吸気制御弁13全開時と同じポンピング
損失が発生する吸気制御弁13の開度Sは機関負荷が低
くなるほど小さくなることがわかる。
線で示されるように全開にした場合に発生するポンピン
グ損失と同じポンピング損失を発生する吸気制御弁13
の開度Sと閉弁時期ΘCとの関係を示している。なお、
図10において曲線Aは最も機関負荷が低いときを示し
ており、B,C,Dの順に機関負荷が高くなる。図10
から吸気制御弁13の開度Sが小さくなるにつれて吸気
制御弁13の閉弁時期ΘCを遅くすれば吸気制御弁13
全開時と同じポンピング損失に抑えることができること
がわかる。また、吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを同一
とした場合には吸気制御弁13全開時と同じポンピング
損失が発生する吸気制御弁13の開度Sは機関負荷が低
くなるほど小さくなることがわかる。
【0021】良好な燃焼を得るために吸気制御弁13を
部分開状態にして閉弁時期ΘCを遅らせてもポンピング
損失が増大したのでは意味がない。従って吸気制御弁1
3を部分開状態にして閉弁時期ΘCを遅らせた場合であ
っても吸気制御弁13全開時に比べて少なくともポンピ
ング損失が増大しないように吸気制御弁13の開度Sお
よび閉弁時期ΘCを定める必要がある。そこで本発明に
よる実施例では吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを例えば
上死点後60°に固定し、図10のA,B,C,Dで示
される各機関負荷に対して吸気制御弁13の開度Sを夫
々a,b,c,dで示される開度に制御するようにして
いる。この吸気制御弁13の開度Sは実際には機関負荷
Q/N(吸入空気量Q/機関回転数N)および機関回転
数Nの関数であり、この吸気制御弁13の開度Sは図1
1(c)に示すようなマップの形で予めROM22内に
記憶されている。この吸気制御弁13の開度Sは図11
(a)に示されるように機関負荷Q/Nが高くなるにつ
れて大きくなり、図11(b)に示されるように機関回
転数Nが高くなるにつれて大きくなる。
部分開状態にして閉弁時期ΘCを遅らせてもポンピング
損失が増大したのでは意味がない。従って吸気制御弁1
3を部分開状態にして閉弁時期ΘCを遅らせた場合であ
っても吸気制御弁13全開時に比べて少なくともポンピ
ング損失が増大しないように吸気制御弁13の開度Sお
よび閉弁時期ΘCを定める必要がある。そこで本発明に
よる実施例では吸気制御弁13の閉弁時期ΘCを例えば
上死点後60°に固定し、図10のA,B,C,Dで示
される各機関負荷に対して吸気制御弁13の開度Sを夫
々a,b,c,dで示される開度に制御するようにして
いる。この吸気制御弁13の開度Sは実際には機関負荷
Q/N(吸入空気量Q/機関回転数N)および機関回転
数Nの関数であり、この吸気制御弁13の開度Sは図1
1(c)に示すようなマップの形で予めROM22内に
記憶されている。この吸気制御弁13の開度Sは図11
(a)に示されるように機関負荷Q/Nが高くなるにつ
れて大きくなり、図11(b)に示されるように機関回
転数Nが高くなるにつれて大きくなる。
【0022】図12は吸気制御弁13の制御ルーチンを
示しており、このルーチンは例えば一定クランク角度毎
の割込みによって実行される。図12を参照するとまず
初めにステップ60において吸入空気量Q、機関回転数
Nおよびアクセルペダル踏込み量Lが読込まれる。次い
でステップ61では図8(B)に示す関係に基いて機関
回転数NからQnlimitが算出される。次いでステップ6
2では吸入空気量QがQnlimitよりも小さいか否かが判
別される。Q<Qnlimitのときにはステップ63に進ん
で吸気制御弁13の開弁時期ΘOが読込まれる。この開
弁時期ΘOは固定値である。次いでステップ64では吸
気制御弁13の閉弁時期ΘCが読込まれる。この閉弁時
期ΘCは固定値、例えば上死点後60°である。次いで
ステップ65では図11(c)に示すマップから機関負
荷Q/Nおよび機関回転数Nに応じた吸気制御弁13の
開度Sが算出される。
示しており、このルーチンは例えば一定クランク角度毎
の割込みによって実行される。図12を参照するとまず
初めにステップ60において吸入空気量Q、機関回転数
Nおよびアクセルペダル踏込み量Lが読込まれる。次い
でステップ61では図8(B)に示す関係に基いて機関
回転数NからQnlimitが算出される。次いでステップ6
2では吸入空気量QがQnlimitよりも小さいか否かが判
別される。Q<Qnlimitのときにはステップ63に進ん
で吸気制御弁13の開弁時期ΘOが読込まれる。この開
弁時期ΘOは固定値である。次いでステップ64では吸
気制御弁13の閉弁時期ΘCが読込まれる。この閉弁時
期ΘCは固定値、例えば上死点後60°である。次いで
ステップ65では図11(c)に示すマップから機関負
荷Q/Nおよび機関回転数Nに応じた吸気制御弁13の
開度Sが算出される。
【0023】次いでステップ66では吸気制御弁13の
駆動処理が行われる。即ち、吸気制御弁13の開度Sに
対応したデューティー比D1およびD2が図4に基づい
て算出され、開弁時期ΘOから閉弁時期ΘCまでの間、
各励磁コイル46,47がこれらデューティー比D1,
D2に従って励磁される。一方、ステップ62において
Q>Qnlimitであると判別されたときにはステップ67
に進んで吸気制御弁13の開弁時期ΘOが読込まれる。
この開弁時期ΘOは前述したように固定値である。次い
でステップ68では図7(c)に示すマップに基づいて
アクセルペダル踏込み量Lおよび機関回転数Nに応じた
吸気制御弁13の閉弁時期ΘCが算出される。次いでス
テップ69では吸気制御弁13の開度Sが読込まれる。
この開度Sは全開である。次いでステップ66では開弁
時期ΘOから閉弁時期ΘCまでの間、吸気制御弁13が
全開せしめられる。
駆動処理が行われる。即ち、吸気制御弁13の開度Sに
対応したデューティー比D1およびD2が図4に基づい
て算出され、開弁時期ΘOから閉弁時期ΘCまでの間、
各励磁コイル46,47がこれらデューティー比D1,
D2に従って励磁される。一方、ステップ62において
Q>Qnlimitであると判別されたときにはステップ67
に進んで吸気制御弁13の開弁時期ΘOが読込まれる。
この開弁時期ΘOは前述したように固定値である。次い
でステップ68では図7(c)に示すマップに基づいて
アクセルペダル踏込み量Lおよび機関回転数Nに応じた
吸気制御弁13の閉弁時期ΘCが算出される。次いでス
テップ69では吸気制御弁13の開度Sが読込まれる。
この開度Sは全開である。次いでステップ66では開弁
時期ΘOから閉弁時期ΘCまでの間、吸気制御弁13が
全開せしめられる。
【0024】なお、吸気制御弁13下流の吸気枝管8内
に吸気枝管内の通路面積を制御するための流量制御弁を
設け、吸入空気量QがQnlimitよりも少なくなったとき
に吸気制御弁13の開度を小さくする代わりにこの流量
制御弁の開度を小さくし、吸気制御弁13を全開させる
こともできる。ただし、この場合には吸気制御弁13の
閉弁時期ΘCは図6において実線で示される閉弁時期ま
で遅らされる。
に吸気枝管内の通路面積を制御するための流量制御弁を
設け、吸入空気量QがQnlimitよりも少なくなったとき
に吸気制御弁13の開度を小さくする代わりにこの流量
制御弁の開度を小さくし、吸気制御弁13を全開させる
こともできる。ただし、この場合には吸気制御弁13の
閉弁時期ΘCは図6において実線で示される閉弁時期ま
で遅らされる。
【0025】
【発明の効果】機関の全運転領域に亘ってポンピング損
失を低減しつつ良好な燃焼を得ることができる。
失を低減しつつ良好な燃焼を得ることができる。
【図1】内燃機関の全体図である。
【図2】図1に示す内燃機関の平面断面図である。
【図3】アクチュエータおよび駆動回路を概略的に示す
図である。
図である。
【図4】吸気制御弁の開度とデューティー比との関係を
示す図である。
示す図である。
【図5】機関高負荷運転時における吸気制御弁の開度変
化を示す線図である。
化を示す線図である。
【図6】機関低負荷運転時における吸気制御弁の開度変
化を示す線図である。
化を示す線図である。
【図7】吸気制御弁の閉弁時期を示す線図である。
【図8】トルク変動を示す線図である。
【図9】吸気制御弁の開弁期間と開度とを示す線図であ
る。
る。
【図10】吸気制御弁の開度と閉弁時期との関係を示す
線図である。
線図である。
【図11】吸気制御弁の開度を示す線図である。
【図12】吸気制御弁を制御するためのフローチャート
である。
である。
5…吸気弁 8…吸気枝管 12…アクチュエータ 13…吸気制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−294719(JP,A) 特開 昭62−288320(JP,A) 特開 昭62−233418(JP,A) 特開 昭62−101848(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02B 29/08 F02D 13/02
Claims (1)
- 【請求項1】 吸気弁を介して燃焼室内に通ずる機関吸
気通路内に吸気制御弁を配置して吸気弁が開弁する前に
吸気制御弁を開弁させると共に吸気弁の開弁期間中にお
ける吸気制御弁の開弁期間を制御して燃焼室内に供給さ
れる吸入空気量を制御するようにした内燃機関の吸気制
御装置において、機関高負荷運転時には吸気制御弁の開
弁時に吸気制御弁を全開させ、機関低負荷運転時には吸
気制御弁下流の吸気通路面積を減少させるか又は吸気制
御弁の開弁時に吸気制御弁を部分開状態に保持すると共
に、吸気制御弁下流の吸気通路面積を減少させずかつ吸
気制御弁の開弁時に吸気制御弁を全開状態に保持した場
合に比べて吸気制御弁の閉弁時期を遅らせるようにした
内燃機関の吸気制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321844A JP2857950B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 内燃機関の吸気制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321844A JP2857950B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 内燃機関の吸気制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05156950A JPH05156950A (ja) | 1993-06-22 |
JP2857950B2 true JP2857950B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=18137061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3321844A Expired - Fee Related JP2857950B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 内燃機関の吸気制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857950B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6622695B2 (en) | 2001-11-20 | 2003-09-23 | Denso Corporation | Intake control system of internal combustion engine |
JP4480733B2 (ja) * | 2006-06-20 | 2010-06-16 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関用制御装置 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP3321844A patent/JP2857950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05156950A (ja) | 1993-06-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |