JP2855158B2 - Ground improvement material and its application - Google Patents
Ground improvement material and its applicationInfo
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Description
本発明は、地盤内での止水壁の構築、注入による地盤
強化、土木・建築構造体の空隙部の充填等用に使用され
る地盤改良材料、山留め壁付近の地盤に掘削形成された
地盤改良材料充填溝を有する変位吸収地盤構造、止水性
が良好で流出性のない地盤改良材料を充填した裏込め工
法及び地中に地盤改良材料を充填することにより地面上
の構築物の不同沈下防止工法に関する。The present invention relates to a ground improvement material used for construction of a water blocking wall in the ground, reinforcement of the ground by injection, filling of voids in civil engineering and building structures, and ground excavated and formed in the ground near the retaining wall. Displacement absorbing ground structure with improvement material filling groove, backfilling method filled with soil improvement material with good waterproofness and no outflow, and method of preventing uneven settlement of structures on the ground by filling the ground improvement material with ground About.
振動、気候の寒暑変化等により地盤に大きな変形が生
じると、それにクラツクが発生し、その結果止水性の低
下、地盤の移動等により災害発生に至ることがある。 そこでこれらの対策として、薬液注入工法や充填材充
填工法等が提案されている。 まず、薬液注入工法において、水ガラス系、アクリル
アミド系、尿素系等の薬液を注入して止水構造体を構築
するには、薬液のゲルタイムの関係から注入ピッチを短
くして、多数箇所に注入しないと、連続性に優れる止水
構築体が構築できなく、作業性に手数がかかり、薬液の
取扱いに注意を要し、公害問題もあり、かつ高価な薬液
のためコストが高くなる等の問題がある。 そして例えば、水ガラス系の注入剤では化学反応によ
ってゲル化するため、地下水の水質や薬剤の混合状態な
どによってゲルタイムや固化強度などが影響を受け、所
定どおりの注入効果が得られない場合があった。 また、充填材充填工法においては、粘土、フライアッ
シュ等の充填材を細部まで充填することは困難であり、
さらに充填した材料に強度がないため充填後に、再度地
盤に変形を生じ、亀裂が発生する危険があった。 そしてまた、コンクリートやモルタルなどによる充填
工法では、材料に柔軟性がないため、地盤に大きな変形
が生じた際に充填部が変形し得ない(充填部に柔軟性が
ないため)ので、再度地盤に変形要因に加わった時には
該部に亀裂が生じる等の問題があった。 また、地盤の支持力増加を目的として当該地盤上に盛
土したり、化学的な地盤改良を施す場合がある。 こうした場合に施工時の荷重によって側方に圧力を生
じ、当該地盤を側方に変位させ、周囲の構造物に影響を
及ぼすことがあった。こうした側方への変位を吸収させ
る目的で、変位を吸収させるための柔軟な地中構造体を
あらかじめ構築する場合がある。例えば、溝に泥水あ
るいは静水を入れておくか、溝に安定液の入った特殊
なゴム袋を入れておく。 しかしながら、の方法では、地盤変位に伴い、溝そ
のものが崩壊する危険があるとともに、工事用重機の通
行等に支障を生じ、またの方法は、特殊な用具を用い
るため、工事の状況に合わせて変位吸収溝形状を決める
のは難しく、汎用性に乏しい。 さらに、親杭横矢板の背面やトンネル等のシールドの
背面などに生じる空隙部には、砂質土やセメントペース
トや原位置土混合材を詰めたりすることが行われてい
た。 しかしながら、親杭横矢板背面に充填された砂質土裏
込め材は裏込め後に流失することが多く、セメントペー
ストや原位置土による裏込めは連続性が悪く、漏水する
を招くことがしばしばあった。 また、地盤沈下地帯に構築物を設置する場合は、その
地中に深部の強固地盤に達するまでの杭を多数本打ち込
み、その上に構築物を支持するようにして構築するが、
その後周囲地盤の沈下により、構築物下面と地盤面との
間に杭のみが露出した状態で空隙部が生じる。この露出
杭は露出状態であってその外周が地盤等で支持されてな
いため、横からの力、すなわち水平力に弱くなり、横揺
れ地震等により折損して構築物が倒壊するに至る危険が
生じる。しかしながら従来、この杭の有効な補強方法は
なかった。 他方、軟弱地盤面上に設置された構造物は、その重量
が部分的に異なるため、すなわち不等分布荷重のため、
構築物のある部位はたの部分よりも沈下が大きくなり、
構築物が傾斜を伴って沈下するに至ることがある。ま
た、構築物の荷重分布が均一で、かつ支持層地盤が水平
な場合であっても、その載置地盤の平面中央部は端面部
に比べて大きな地盤沈下が生じるものである。 こうした沈下に対する対策としては、通常は多数の支
持杭を打ち込むことによって対処するが、支持層地盤が
深い場合は長尺の杭が多数必要となり、コスト高とな
る。If the ground undergoes large deformation due to vibrations, changes in the temperature, etc., cracks will occur, which may result in a loss of water stoppage, ground movement, or the like, resulting in disasters. Therefore, as a countermeasure against these problems, a chemical liquid injection method, a filler filling method, and the like have been proposed. First, in the chemical injection method, in order to construct a water-stop structure by injecting water glass, acrylamide, urea, or other chemicals, the injection pitch is shortened due to the gel time of the chemical, and injection is performed at many locations. Otherwise, a water-stop construction with excellent continuity cannot be constructed, the workability is troublesome, the handling of chemicals requires attention, there are pollution problems, and the cost is high due to expensive chemicals. There is. For example, since a water glass-based injectant gels due to a chemical reaction, gel time, solidification strength, and the like are affected by the quality of groundwater and the mixing state of chemicals, and the injectable effect as prescribed may not be obtained. Was. Also, in the filler filling method, it is difficult to fill the filler such as clay, fly ash, etc.
Further, since the filled material has no strength, the ground may be deformed again after the filling, and there is a risk that cracks may occur. In addition, in the filling method using concrete or mortar, since the material is not flexible, when a large deformation occurs in the ground, the filling portion cannot be deformed (because the filling portion has no flexibility). In addition, there is a problem that a crack is generated in the portion when added to the deformation factor. In addition, embankment may be laid on the ground or chemical ground improvement may be performed in order to increase the bearing capacity of the ground. In such a case, the load at the time of construction generates pressure on the side, displacing the ground to the side, and may affect surrounding structures. In order to absorb such lateral displacement, a flexible underground structure for absorbing the displacement may be constructed in advance. For example, muddy water or still water is put in the groove, or a special rubber bag containing a stabilizing liquid is put in the groove. However, in the above method, there is a risk that the trench itself may collapse due to ground displacement, and there will be a problem with the passage of heavy construction equipment, etc. It is difficult to determine the shape of the displacement absorption groove, and the versatility is poor. Further, voids formed on the back of the parent pile horizontal sheet pile or on the back of a shield such as a tunnel have been filled with sandy soil, cement paste, or an in-situ soil mixture. However, sandy soil backfilling material filled on the back of the parent pile horizontal sheet pile often runs off after backfilling, and backfilling with cement paste or in situ soil is poor in continuity and often leads to water leakage. Was. In addition, when installing a structure in the ground subsidence zone, many piles are driven into the ground until it reaches the deep solid ground, and it is built to support the structure on it,
Subsequent subsidence of the ground causes voids in the state where only the piles are exposed between the lower surface of the building and the ground surface. Since this exposed pile is in an exposed state and its outer periphery is not supported by the ground or the like, it becomes weak to a lateral force, that is, a horizontal force, and there is a danger that the structure will collapse due to a rolling earthquake or the like and collapse. . However, heretofore, there has been no effective method of reinforcing this pile. On the other hand, the structure installed on the soft ground surface has a partially different weight, that is, because of uneven load,
Some parts of the construct have more subsidence than others,
The structure may settle with a slope. Further, even when the load distribution of the building is uniform and the ground of the supporting layer is horizontal, a large subsidence occurs at the center of the mounting ground in the plane compared to the end face. As a countermeasure against such settlement, usually, a large number of support piles are driven in. However, when the support layer ground is deep, a large number of long piles are required, which increases the cost.
本発明者らは上記従来技術の問題点に鑑み、鋭意研究
の結果、充填性がよく、止水性が優れ、柔軟性があっ
て、かつ無公害性の止水部を構築できる本発明の地盤改
良材料を開発した。 また、充填性がよく、変位吸収性が優れた前記地盤改
良材料よりなる変位吸収材を充填してなる変位地盤構造
を開発した。 そしてまた、止水性が良好で、かつ砂地等裏込め材料
の流出を完全に防止し得る地盤改良材料を充填した裏込
め工法を開発した。 さらに、地面上の構築物の不同沈下を容易に防止する
工法を開発した。 すなわち本発明は、常温ないし100℃程度の温度範
囲における温度変化により融解、凝固する寒天、ゼラチ
ン等の親水性材料の水溶液に、繊維を添加・混合してな
ることを特徴とする地盤改良材料、同材料に土、ベント
ナイト、砂等を添加混合してなることを特徴とする地盤
改良材料、同材料を土留め壁、山留め壁、地中壁等の
地盤壁の近くの地盤に垂設された変位吸収溝に充填せし
めて構成したことを特徴とする変位吸収地盤構造、同
材料を矢板背面空隙部、シールド壁背面空隙部等に充填
することを特徴とする裏込め工法、及び同材料を地中
に充填することにより地面上の構築物の不同沈下を防止
することを特徴とする不同沈下防止工法である。 本発明の地盤改良材料においては、上記親水性材料の
水溶液に繊維と更に土、粘土、ベントナイト等の無機系
材料微粉末を添加・混合することはその強度増大、比重
調整等の点から好ましく、またアルファ澱粉、CMC、蛋
白質等の有機糊料を添加・混合することも強度向上に役
立つために好ましい。 さらに、防腐剤を添加することも上記地盤改良材料の
細菌による腐食劣化を防止し得る点で好ましい。 なお、本発明の地盤改良材料中の親水性材料は常温な
いし100℃程度の温度範囲における温度変化により融
解、凝固するものを使用するが、これは100℃程度まで
の温度に加熱することは沸騰水、温風等によって容易に
かつ作業にも特に危険を伴うことなく実施できるためで
ある。 該親水性材料の単位体積重量は、通常1.0〜1.3t/m3で
ある。 親水性材料が寒天の場合は、その0.2〜4%の水溶液
が好ましく、その場合、融解温度(ゲル状態からゾル状
態になる温度)は80〜90℃、凝固温度(ゾル状態からゲ
ル状態になる温度)は30〜40℃である。 そうした寒天地盤改良材料は、温度低下により凝固し
た時にその透水係数が1×10-6〜1×10-8cm/secとな
る。 なお、他の親水性材料としては、例えばゼラチンがあ
り、その水溶液も温度変化によるゲル−ゾル変換が生じ
るので、寒天水溶液と同様に本発明の地盤改良材料に使
用できるが、腐敗による劣化が生じやすいため、寒天の
方が好ましい。 本発明の地盤改良材料は、温度変化によりその形態変
化をする、すなわちゾル−ゲル形態変化するため、これ
を地盤中に注入して改良地盤を形成できるが、例えば寒
天によって注入された改良は地盤は変形係数が少なく、
また破壊に到る歪が大きいため、そこに例えば地震等に
よる大きな変形が周囲から作用したとしても、容易に追
従するため、従来技術の薬液注入あるいは充填材充填に
よる止水部のように亀裂を生じる問題はない。 第1図に寒天ゲル(寒天1〜4%水溶液)の1軸圧縮
試験結果を示すが、破壊歪は10%以上と非常に大きく、
柔軟性に富むことが判る。 また、本発明の地盤改良材料は、加温状態ではゾル状
態で浸透性がよいため、加温状態での地盤内への充填性
は極めて良好で容易である。 よって充填時に、地盤又は親水性材料水溶液を加温し
てやれば良好な充填性が確保されるが、特に地盤をあら
かじめ加温する方式が好ましい。 地盤の加温方法としては、地盤に掘られた孔に熱風、
温水を供給する方法や、電気ヒータを挿入して通電加熱
する方法等が採用できる。 本発明の地盤改良材料は、目詰まりを起こさせたり、
より高い強度を得る目的で例えばCMC、PVA等の糊料、短
繊維、ベントナイトのごとき非水溶性無機質微粉末、ポ
リメタクリレート樹脂のごとき有機質微粉末を添加する
ことができる。 本発明の地盤改良材料は、寒天水溶液の場合、その単
位体積重量が、1.0ton/m3程度と通常の土に比較して軽
いが、その比重を土に近付ける必要がある場合には、フ
ライアッシュやけい砂粉等の無機質微粉末を添加混合
し、適宜比重のものとすることができる。 なお、本発明の地盤改良材料の基材である親水性材料
の水溶液の凝固物(寒天ゲル)の強度は第2図図示のよ
うに寒天の濃度を変化させることによって調節できる。 さらに、第3図に示すように、例えばCMCを0.2%添加
するだけで、強度を約2倍とすることができる。 また、本発明の地盤改良材料は、砂、一般地盤等に比
較して止水性が高く、例えば、基材である凝固した寒天
水溶液は1×10-6〜1×10-8cm/sec程度の透水係数をも
っており、止水壁として十分な性能を有している。In view of the problems of the prior art described above, the present inventors have conducted intensive studies and found that the ground of the present invention is capable of constructing a well-filled, excellent water-blocking, flexible, and pollution-free water-blocking section. Improved materials have been developed. In addition, a displacement ground structure which is filled with a displacement absorbing material made of the above ground improvement material having a good filling property and an excellent displacement absorbing property was developed. In addition, a backfilling method was developed in which a ground improvement material having good water stopping properties and capable of completely preventing the backfilling material such as sand from flowing out was filled. In addition, a method was developed to easily prevent uneven settlement of structures on the ground. That is, the present invention is a ground improvement material characterized by adding and mixing fibers to an aqueous solution of a hydrophilic material such as agar, gelatin, which melts and solidifies due to a temperature change in a temperature range from room temperature to about 100 ° C., A soil improvement material characterized by adding and mixing soil, bentonite, sand, etc. to the same material, and the material is suspended on a ground near a ground wall such as a soil retaining wall, a mountain retaining wall, an underground wall, etc. A displacement absorbing ground structure characterized by being filled in a displacement absorbing groove, a backfilling method characterized by filling the same material into a sheet pile back gap, a shield wall back gap, etc., and a ground filling method using the same material. This is a method for preventing uneven settlement of structures on the ground by filling the inside. In the ground improvement material of the present invention, it is preferable to add and mix fibers and an inorganic material fine powder such as soil, clay and bentonite to the aqueous solution of the hydrophilic material from the viewpoint of increasing strength, adjusting specific gravity, and the like. It is also preferable to add and mix an organic paste such as alpha starch, CMC, protein, etc., because it helps to improve the strength. Furthermore, it is also preferable to add a preservative in that it can prevent the above soil improvement material from being corroded and deteriorated by bacteria. The hydrophilic material in the ground improvement material of the present invention melts and solidifies due to a temperature change in a temperature range from room temperature to about 100 ° C. However, heating to a temperature of about 100 ° C is a boiling point. This is because it can be carried out easily by water, hot air or the like and without any particular danger in the work. The unit weight of the hydrophilic material is usually 1.0 to 1.3 t / m 3 . When the hydrophilic material is agar, an aqueous solution of 0.2 to 4% is preferable. In this case, the melting temperature (the temperature at which a gel state changes to a sol state) is 80 to 90 ° C., and the solidification temperature (the sol state changes to a gel state). Temperature) is 30-40 ° C. Such agar ground improvement material has a water permeability of 1 × 10 −6 to 1 × 10 −8 cm / sec when it solidifies due to a decrease in temperature. As another hydrophilic material, there is, for example, gelatin, and an aqueous solution thereof undergoes gel-sol conversion due to a change in temperature, so that it can be used for the ground improvement material of the present invention similarly to the agar aqueous solution, but deterioration due to decay occurs. Agar is preferred because of its ease. Since the soil improvement material of the present invention changes its form due to temperature change, that is, changes its sol-gel form, it can be injected into the ground to form an improved ground. Has a small deformation coefficient,
Also, since the strain leading to destruction is large, even if a large deformation due to an earthquake or the like acts on it from the surroundings, it easily follows, so cracks like the water stop part by the injection of the chemical solution or the filling of the filler in the conventional technology. No problems arise. FIG. 1 shows the results of a uniaxial compression test of agar gel (agar agar solution of 1 to 4%).
It turns out that it is rich in flexibility. Further, the ground improvement material of the present invention has good permeability in a sol state in a heated state, so that the ground filling material in a heated state is extremely good and easy. Therefore, when the ground or the aqueous solution of the hydrophilic material is heated at the time of filling, good filling properties are ensured, but a method of preheating the ground is particularly preferable. As a method of heating the ground, hot air is applied to the hole dug in the ground,
A method of supplying hot water, a method of inserting an electric heater to heat the electric current, and the like can be adopted. The ground improvement material of the present invention causes clogging,
For the purpose of obtaining higher strength, for example, pastes such as CMC and PVA, short fibers, water-insoluble inorganic fine powder such as bentonite, and organic fine powder such as polymethacrylate resin can be added. The soil improvement material of the present invention has a unit volume weight of about 1.0 ton / m 3 in the case of an aqueous agar solution, which is lighter than that of ordinary soil. An inorganic fine powder such as ash or silica sand powder can be added and mixed to obtain a specific gravity as appropriate. The strength of the coagulated product (agar gel) of the aqueous solution of the hydrophilic material which is the base material of the soil improvement material of the present invention can be adjusted by changing the concentration of agar as shown in FIG. Further, as shown in FIG. 3, the strength can be approximately doubled only by adding, for example, 0.2% of CMC. Further, the ground improvement material of the present invention has a higher water stopping property than sand, general ground, and the like. For example, the solidified agar aqueous solution as a base material is about 1 × 10 −6 to 1 × 10 −8 cm / sec. And has sufficient performance as a water stop wall.
次に本発明を実施例によって具体的に説明する。 第1実施例;(地盤改良材料の例1) (1)まず、水に重量比1%の寒天を分散させ、85℃に
加熱して寒天水溶液を調製する。 (2)次いで該寒天水溶液に少量の短繊維とカルボキシ
メチルセルロース(CMC)を0.2%添加して溶解させる。
これは、必要量のCMCが溶解している水溶液を寒天溶液
に添加することによって行ってもよい。 (3)その後、上記(2)の寒天水溶液の温度を凝固点
(30〜40℃)以上に保ちながら注入用ポンプまで移送し
た後、地盤中に圧入する。 (4)そこで、地盤の温度が15℃程度であることを利用
して、注入寒天水溶液を自然冷却し、凝固させ、止水壁
を構築する。 (5)上記(3)〜(4)工程を繰り返し遂行すること
によって、連続性のある止水壁を地盤中に構築すること
もできる。 第2実施例:(地盤改良材料の例2) (1)まず、水に重量比1%の寒天を分散させ、加熱し
て寒天水溶液を調製する。 (2)該寒天水溶液に少量の短繊維と砂20〜30%を添加
し、徐々に冷却する。温度が凝固点付近となったら、溶
液全体を撹拌して砂を懸濁・浮遊させる。 (3)寒天水溶液−砂スラリーの温度を一定(40℃程
度)に保ちながら、事前に構築した地盤掘削孔まで圧送
ポンプによって、移送し打設する。(この場合、温度が
高すぎると寒天液の粘性が低すぎ、砂分が沈降・分離す
るので、適度の粘性を得るまで温度を下げる必要があ
る。この温度は砂の粒度、寒天の種類などによって異な
る。) (4)地盤の温度が15℃程度であることを利用して、前
記スラリーを自然冷却し、凝固させて止水壁を構築す
る。 (5)(3)〜(4)工程を繰り返し遂行することによ
って、連続性のある止水壁を構築する。 実施例3:(地盤改良材料の例3) まず、(1)水に重量比1%の寒天を分散させ、加熱
して寒天水溶液を調製する。 (2)該寒天水溶液に少量の短繊維とベントナイトを3
%添加し、寒天水溶液−ベントナイトスラリーとする。 (3)該スラリー温度を凝固点(30〜40℃)以上に保ち
ながら注入ポンプまで移送した後、地盤中に圧入する。 (4)地盤の温度が15℃程度であることを利用して、該
スラリーを自然冷却し、凝固させて、止水壁を構築す
る。 (5)(3)〜(4)を繰り返し遂行することによっ
て、連続性のある止水壁を地盤中に構築する。 第4実施例;(地盤吸収構造の例) 本例は、変位吸収地盤構造を構築した例である。 (1)まず、第4図(a)に示す断面図のごとく、地盤
1を掘削し、次いで掘削面に地中壁2を設け、さらに、
その近くに溝3を掘削して垂設する。 (2)次に、水に重量比1%の寒天を分散させ、85℃に
加熱して寒天水溶液を調製し、さらにこの寒天水溶液に
少量の短繊維とカルボキシメチルセルロース(CMC)を
0.2%添加して溶解させて、変位吸収材料水溶液を調製
用意する。 これは、必要量のCMCが溶解している水溶液を寒天溶
液に添加する方法によって行ってもよい。 (3)その後、前記(2)で得られた変位吸収材料水溶
液の温度を凝固点(30〜40℃)以上に保ちながら注入用
ポンプまで移送した後、地盤溝3に注入する。 (4)そこで、地盤溝3付近の地盤温度が15℃程度であ
ることを利用して、前記注入水溶液を自然冷却し、凝固
させて変位吸収体4となし、本実施例の変位吸収地盤構
造を形成する。 (5)なお、(3)〜(4)工程を繰り返し遂行するこ
とによって、連続性のある変位吸収地盤構造を地盤壁中
に構築することもできる。 上記変位吸収材料としては、実施例2、実施例3にお
いて調製された砂混合のもの、あるいはベントナイト混
合のものを使用してもよいことは言うまでもない。 本例の変位吸収体4の作用効果は次のようなものであ
る。 例えば、第4図(a)の地盤壁2の右側に砂杭5を打
ち詰めた場合は、 第5図(b)のように、地盤壁2に側方から押圧力f1が
加わって、地盤壁2′が変形し、更に変位吸収体4にも
押圧力f2が加わって、変形した変位吸収体4′となる。 しかしながら、砂杭5の打ち詰めによる側方からの押
圧力は変位吸収体4′とによりすべて吸収され、その結
果、砂杭5の左側の地盤(例えば、隣家地盤)には何等
の変位も与えることはない。 実施例5:(裏込め工法の例1) 本例は、裏込め材料に上記地盤改良材料を用いた裏込
め工法の例である。 第5図に示す断面図のごとく、地盤1を掘削し、次い
で掘削端面に、複数の親杭6・・を垂設した後、親杭6
・・間に横矢板7・・を上方から差し込む。その後、以
下のごとくして寒天基質の地盤改良材料8を横矢板7・
・と地盤1との間隙部9に充填する。 (1)まず、水に重量比1%の寒天を分散させ、85℃に
加熱して寒天水溶液を調製し、さらにこの寒天水溶液に
少量の短繊維とカルボキシメチルセルロース(CMC)を
0.2%添加して溶解させて、地盤改良材料水溶液を調製
用意する。 これは、必要量のCMCが溶解している水溶液を寒天溶
液に添加する方法によって調製してもよい。 (2)その後、前記地盤改良材料水溶液の温度を凝固点
(30〜40℃)以上に保ちながら注入用ポンプまで移送し
た後、間隙部9に注入する。 (4)そこで、間隙部9付近の地盤温度が15℃程度であ
ることを利用して、前記注入水溶液を自然冷却し、凝固
させることにより止水性裏込め材層8′となす。 (5)なお、(3)〜(4)工程を繰り返し遂行するこ
とによって、横矢板7背面に沿って連続性のある裏込め
材層8′を形成することができる。 上記地盤改良材料7としては、実施例2、実施例3に
おいて調製された砂混合のもの、あるいはベントナイト
混合のものを使用してもよいことは言うまでもない。 また、地盤改良材料8の充填の際には、間隙部9内で
充填用パイプを前後左右に動かしながら引き上げること
により、原位置土の地盤1と混合した状態で止水性裏込
め材層8′を形成することも好ましい。 実施例6(裏込め工法の例2) 本例は第6図にその概説断面図を示すごとく、シール
ド工法における裏込めの例である。 施工後において、シールド壁10の上部背面の間隙部
9′に上記地盤改良材料7を充填する。 地盤改良材料としては、寒天水溶液に砂を添加混合し
た強度の高いものを使用した。 この強度の高い地盤改良材料により、上方からの地盤
1が崩れないようにして土圧を支えている。 実施例7(裏込め工法の例3) 本例は第7図にその概説断面図を示すごときもので、
強固な支持層地盤13上に植設されたコンクリート杭12の
上部に構造物11が載置されている。 地盤1の沈下に伴い、構造物11と地盤1間に間隙部
9″が生じた。この間隙部11に砂を含む強度の高い地盤
改良材料7を充填し、コンクリート杭12の露出部を包囲
保護する。これによって、コンクリート杭12の露出部が
水平方向の振動等により折損するのを防止した。 実施例8:(不同沈下防止工法の例1) 本例は第8図にその概説断面図を示すごとく、まず強
固な支持層地盤13の中途部に本発明の地盤改良材料より
なる沈下防止材層14を充填形成し、その上にコンクリー
ト杭12を植設した後、その上部に構造物11を設置する。 地盤1に部分的な不同沈下が生じても、本発明の地盤
改良材料7が柔軟性を有するために、部分的な不同沈下
を吸収し、その結果、構造物11は不同沈下することがな
い。 なお、本例においても地盤改良材料としては、砂等を
含有する強度の高いものを使用することが好ましい。 実施例9:(不同沈下防止工法の例2) 本例は第9図にその概説断面図を示すごとく、まず強
固な支持層地盤13の中途部に本発明の地盤改良材料より
なる沈下防止材層14を充填形成し、その上に本発明の地
盤改良材料よりなる杭様体12′を多数本、充填植設した
後、その上部に構造物11を設置する。 なお、杭様体12′としては、砂の多い地盤改良材料を
使用し、砂杭のようにして構成した。 地盤1に部分的な不同沈下が生じても、本発明の地盤
改良材料7が柔軟性を有するために、部分的な不同沈下
を吸収し、その結果、構造物11は不同沈下することがな
い。 なお、本例においても地盤改良材料としては、砂等を
含有する強度の高いものを使用することが好ましい。 実施例10:(不同沈下防止工法の例3) 地盤上の構造物は、その重量の平面的な不均一(荷重
分布の不均一)や支持地盤の傾斜等により、地盤の不同
沈下と共に構造物も変形したり、傾斜したりして不同沈
下する。 そして、第10図にその概説断面図を示すごとく、地盤
1上の構造物11に対しては、仮に構造物11の荷重が均一
であり、支持層が水平であっても、構造物の平面中央部
は端部に比べて大きな沈下が生じ、不同沈下が生じるこ
ととなる。 第10図において、構造物11には、当初は点線指示状態
の形状であったものが、湾曲した実験指示状態の形状に
変形した不同沈下状態となる。 すなわち、最大沈下分Gのうち、G′が中央部の不同
沈下分となる。 この不同沈下防止のため、第11図ないし第16図図示の
各種対策を施す。 第11図の例 本例は、強固な支持層地盤13の上に本発明の地盤改良
材料よりなる不同沈下防止材層15を充填し半球状に形成
し、かつその球体を球面の中央部を強固な地盤13面に接
触した状態で形成し、その上方の地盤1面上に構造物11
を設置する。 こうした配置により、構造物11の不同沈下を防止する
ことができる。 なお、本例においても、砂の多い地盤改良材料を使用
して不同沈下材層15を形成することが好ましい。 第12図の例 本例は、第11図の例において、半球状の不同沈下防止
材層を反対にし、強固な地盤13面にかぶせた状態のもの
15′を設置したもので、作用効果は第11図例と同様であ
る。 第13図の例 本例は、第10図の構造物11の荷重分布状態に対応させ
て、地盤改良材料7からなる砂杭様体16を強固な地盤13
上で、中央部に高く形成し、端部に行くにしたがって低
く形成したものである。 なお、砂杭様体16の代わりに、地盤改良材料をリング
形状に形成し、中央部には高いリング形状体を端部には
低くいリング形状体を形状してもよい。 第14図の例 本例は、第10図の構造物11の荷重分布状態に対応させ
て、地盤改良材料7からなる砂杭様体16を強固な地盤13
上で、均等高さに形成し、その上に半球形状の沈下防止
材層15′を載置したものである。 なお、この場合も砂杭様体16の代わりに、地盤改良材
料をリング形状に形成し、中央部には高いリング形状体
を端部には低くいリング形状体を形状してもよい。 第15図の例 本例は、構造物11の荷重を、地盤改良材料7からなる
砂杭様体16の多数で総てを支持し、不同沈下に対処する
ようにしたものである。 第16図の例 本例は、第10図の構造物11の荷重分布状態に対応させ
て、地盤改良材料7からなる砂杭様体16を強固な地盤13
上で、中央部を低くし、端部を高くする状態で配置し、
その上に半球形状の不同沈下防止材層15を載置し、かつ
その上に構造物11を設置したものである。 なお、この場合も砂杭様体16の代わりに、地盤改良材
料をリング形状に形成し、中央部には低いリング形状体
を端部には高いリング形状体を形状してもよい。 第17図の例 本例は、図示のごとく強固な支持地盤が地中で傾斜し
た状態のもので、図面左方が強固な地盤13までの距離が
長く、右方が短い。そのため、不同沈下防止材層を左方
が高く右方が低い変形球形状体15″として形成し、荷重
分布に対応させる。Next, the present invention will be specifically described with reference to examples. First Example; (Example 1 of ground improvement material) (1) First, agar having a weight ratio of 1% is dispersed in water and heated to 85 ° C. to prepare an agar aqueous solution. (2) Next, a small amount of short fibers and carboxymethylcellulose (CMC) are added and dissolved in the agar aqueous solution in a small amount of 0.2%.
This may be done by adding an aqueous solution in which the required amount of CMC is dissolved to the agar solution. (3) Thereafter, the solution is transferred to an injection pump while maintaining the temperature of the aqueous solution of agar of the above (2) at a solidification point (30 to 40 ° C.) or higher, and then pressed into the ground. (4) Therefore, utilizing the fact that the temperature of the ground is about 15 ° C., the injected agar aqueous solution is naturally cooled and solidified to construct a water blocking wall. (5) By repeating the above steps (3) and (4), a continuous water stop wall can be constructed in the ground. Second Example: (Example 2 of ground improvement material) (1) First, agar having a weight ratio of 1% is dispersed in water and heated to prepare an agar aqueous solution. (2) A small amount of short fibers and 20 to 30% of sand are added to the aqueous agar solution, and the mixture is gradually cooled. When the temperature approaches the freezing point, the whole solution is stirred to suspend and suspend the sand. (3) While maintaining the temperature of the agar aqueous solution-sand slurry at a constant value (about 40 ° C.), the slurry is transferred to a pre-constructed ground excavation hole by a pressure pump and poured. (In this case, if the temperature is too high, the viscosity of the agar liquid will be too low and the sand will settle and separate, so it is necessary to lower the temperature until a suitable viscosity is obtained. This temperature depends on the particle size of the sand, the type of agar, etc. (4) By utilizing the fact that the temperature of the ground is about 15 ° C., the slurry is naturally cooled and solidified to construct a water blocking wall. (5) A continuous water blocking wall is constructed by repeatedly performing the steps (3) and (4). Example 3: (Example 3 of ground improvement material) First, (1) agar having a weight ratio of 1% is dispersed in water and heated to prepare an agar aqueous solution. (2) Add a small amount of short fibers and bentonite to the aqueous agar solution.
% To give an aqueous agar-bentonite slurry. (3) The slurry is transferred to an injection pump while maintaining the slurry temperature at or above the freezing point (30 to 40 ° C.), and then pressed into the ground. (4) By utilizing the fact that the temperature of the ground is about 15 ° C., the slurry is naturally cooled and solidified to construct a water blocking wall. (5) By repeating (3) and (4), a continuous water stop wall is constructed in the ground. Fourth Embodiment (Example of Ground Absorbing Structure) This example is an example in which a displacement absorbing ground structure is constructed. (1) First, as shown in the sectional view of FIG. 4 (a), the ground 1 is excavated, and then the underground wall 2 is provided on the excavated surface.
The trench 3 is excavated near it and erected. (2) Next, agar at a weight ratio of 1% is dispersed in water and heated to 85 ° C. to prepare an agar aqueous solution, and a small amount of short fibers and carboxymethyl cellulose (CMC) are further added to the agar aqueous solution.
Dissolve by adding 0.2% to prepare a displacement absorbing material aqueous solution. This may be done by adding an aqueous solution in which the required amount of CMC is dissolved to the agar solution. (3) Thereafter, the displacement absorbing material aqueous solution obtained in (2) is transferred to an injection pump while maintaining the temperature of the aqueous solution of the displacement absorbing material at a solidification point (30 to 40 ° C.) or higher, and then injected into the ground groove 3. (4) Therefore, utilizing the fact that the ground temperature in the vicinity of the ground groove 3 is about 15 ° C., the injected aqueous solution is naturally cooled and solidified to form the displacement absorber 4, and the displacement absorbing ground structure of this embodiment is used. To form (5) By repeating the steps (3) and (4), a continuous displacement absorbing ground structure can be constructed in the ground wall. Needless to say, the displacement absorbing material may be a mixture of sand prepared in Examples 2 and 3 or a mixture of bentonite. The operation and effect of the displacement absorber 4 of this embodiment are as follows. For example, when the packed hit the Sunakui 5 on the right side of the ground wall 2 of 4 (a), as in the FIG. 5 (b), subjected to any pressing force f 1 from the side to the ground wall 2, ground wall 2 'is deformed, even if applied pressing force f 2, were deformed displacement absorbing member 4 further displacement absorber 4' becomes. However, the pressing force from the side due to the compaction of the sand pile 5 is all absorbed by the displacement absorber 4 ', and as a result, any displacement is applied to the ground on the left side of the sand pile 5 (for example, the neighboring ground). Never. Example 5: (Example 1 of backfill method) This example is an example of the backfill method using the above ground improvement material as the backfill material. As shown in the cross-sectional view of FIG. 5, the ground 1 is excavated, and a plurality of parent piles 6...
・ ・ Insert the horizontal sheet pile 7 ・ ・ from above. After that, the ground improvement material 8 of the agar substrate was
And the gap 9 between the ground and the ground 1 is filled. (1) First, agar at a weight ratio of 1% is dispersed in water and heated to 85 ° C. to prepare an agar aqueous solution, and a small amount of short fibers and carboxymethyl cellulose (CMC) are further added to the agar aqueous solution.
Add 0.2% and dissolve to prepare and prepare an aqueous solution of soil improvement material. This may be prepared by adding an aqueous solution in which the required amount of CMC is dissolved to the agar solution. (2) Thereafter, the aqueous solution of the soil improvement material is transferred to an injection pump while maintaining the temperature of the aqueous solution for soil improvement at a solidification point (30 to 40 ° C.) or higher, and then injected into the gap 9. (4) Then, utilizing the fact that the ground temperature near the gap 9 is about 15 ° C., the injected aqueous solution is naturally cooled and solidified to form the water-stopping backing material layer 8 ′. (5) By repeating the steps (3) and (4), a continuous backfill material layer 8 'can be formed along the back surface of the horizontal sheet pile 7. Needless to say, the ground improvement material 7 may be a mixture of sand prepared in Examples 2 and 3 or a mixture of bentonite. When the ground improvement material 8 is filled, the filling pipe is pulled up and down in the gap 9 while moving back and forth and right and left, so that the water-impermeable backing material layer 8 ′ is mixed with the in-situ soil 1. It is also preferred to form Example 6 (Example 2 of backfilling method) This example is an example of backfilling in the shield method, as shown in a schematic sectional view of FIG. After the construction, the ground improvement material 7 is filled in the gap 9 'on the upper rear surface of the shield wall 10. As the ground improvement material, a high strength material obtained by adding sand to an agar aqueous solution and mixing was used. This high ground improvement material supports the earth pressure so that the ground 1 from above does not collapse. Example 7 (Example 3 of backfilling method) This example shows a schematic cross-sectional view of FIG.
The structure 11 is mounted on a concrete pile 12 planted on a solid support layer ground 13. As the ground 1 subsided, a gap 9 ″ was formed between the structure 11 and the ground 1. The gap 11 was filled with a high-grade soil improvement material 7 including sand and surrounded the exposed portion of the concrete pile 12. This prevents the exposed portion of the concrete pile 12 from being broken due to horizontal vibrations, etc. Example 8: (Example 1 of uneven settlement prevention method) This example is shown in FIG. As shown in the figure, first, the middle part of the solid support layer ground 13 is filled with the anti-sinking material layer 14 made of the ground improvement material of the present invention, and the concrete pile 12 is planted thereon, and then the structure Install 11. Even if partial uneven settlement occurs in the ground 1, since the ground improvement material 7 of the present invention has flexibility, the partial uneven settlement is absorbed, and as a result, the structure 11 is unevenly deformed. In this example, the ground improvement material was sand or the like. Example 9: (Example 2 of the method of preventing uneven settlement) In this example, as shown in a schematic cross-sectional view of FIG. Part is filled with the anti-sinking material layer 14 made of the ground improvement material of the present invention, and a number of pile-like bodies 12 ′ made of the ground improvement material of the present invention are filled thereon and filled and implanted. The object 11 is set up.The pile-like body 12 'is made of a sandy pile using a sandy soil improvement material, and the present invention is applied to the case where partial uneven settlement occurs in the ground 1. Since the ground improvement material 7 has flexibility, it absorbs partial uneven settlement, and as a result, the structure 11 does not settle unevenly. Example 10: (Prevention of differential settlement) Example 3) The structure on the ground deforms or tilts with uneven settlement of the ground due to uneven weight of the ground (uneven distribution of load), inclination of the supporting ground, etc. As shown in a schematic sectional view of FIG. 10, the load of the structure 11 on the ground 1 is supposed to be uniform and the support layer is horizontal. In FIG. 10, the center of the plane of the structure has a larger settlement than the end, resulting in uneven settlement.In FIG. 10, the structure 11 initially has the shape indicated by the dotted line. In this case, an irregular settlement state deformed into the shape of the curved experimental instruction state, that is, of the maximum settlement G, G ′ is an irregular settlement in the center portion. 16 Take various measures as shown in the figure. Example of FIG. 11 In this example, a solid anti-settling material layer 15 made of the soil improvement material of the present invention is filled on a solid support layer ground 13 to form a hemisphere, and the sphere is formed in the center of the spherical surface. Formed in contact with the solid ground 13 surface, and the structure 11
Is installed. With such an arrangement, uneven settlement of the structure 11 can be prevented. Also in this example, it is preferable to form the uneven settlement material layer 15 by using a ground improvement material having a lot of sand. Example of FIG. 12 This example is the same as the example of FIG. 11, except that the hemispherical anti-settlement material layer is reversed and is covered on the solid ground 13 surface.
15 'is provided, and the operation and effect are the same as those in the example of FIG. Example of FIG. 13 In this example, the sand pile-like body 16 made of the soil improvement material 7 is fixed to the solid ground 13 in accordance with the load distribution state of the structure 11 of FIG.
Above, it is formed higher in the center and lower toward the end. Instead of the sand pile-like body 16, the ground improvement material may be formed in a ring shape, and a high ring-shaped body may be formed at the center and a low ring-shaped body may be formed at the end. Example of FIG. 14 In this example, a sand pile-like body 16 made of the ground improvement material 7 is fixed to the solid ground 13 in accordance with the load distribution state of the structure 11 of FIG.
The anti-sinking material layer 15 'having a hemispherical shape is placed thereon. Also in this case, instead of the sand pile-like body 16, the ground improvement material may be formed in a ring shape, and a high ring-shaped body may be formed at the center and a low ring-shaped body may be formed at the end. Example of FIG. 15 In this example, all the loads of the structure 11 are supported by a large number of sand pile-like bodies 16 made of the ground improvement material 7 to cope with uneven settlement. Example of FIG. 16 In this example, a sand pile-like body 16 made of the ground improvement material 7 is fixed to the solid ground 13 in accordance with the load distribution state of the structure 11 of FIG.
Above, arrange with the center part lower and the ends higher.
A hemispherical non-uniform settlement preventing material layer 15 is placed thereon, and the structure 11 is placed thereon. Also in this case, instead of the sand pile-like body 16, the ground improvement material may be formed in a ring shape, and a low ring-shaped body may be formed at the center and a high ring-shaped body may be formed at the end. Example of FIG. 17 In this example, the solid support ground is inclined in the ground as shown in the figure, and the distance to the solid ground 13 is long on the left side of the drawing and short on the right side. Therefore, the uneven settlement preventing material layer is formed as a deformed spherical body 15 ″ that is higher on the left and lower on the right to correspond to the load distribution.
本発明は上記のとおりであるから、 (1)本発明の地盤改良材料は、地盤中への充填性が極
めて良好であり、加温充填後、自然放置することによっ
て、温度降下により柔軟性のある高い強度の凝固物とな
る。 そのため、柔軟性があり、止水性の優れた地盤を形成
することができる。そしてその材料は無公害性のもので
あり、動植物繁殖の自然環境を損なうことがない。 本発明の地盤改良材料は、地盤中止水壁の構築、裏込
めの構築等に有効に使用される。 (2)本発明の変位吸収構造に係る材料は、地盤溝中へ
容易に充填でき、かつ加温充填後、自然放置することに
よって、温度降下により柔軟性のある凝固物の変位吸収
体となる。 そのため、柔軟性があり、変位吸収が充分に達成でき
る優れた変位吸収地盤構造を形成することができ、近く
の地盤工事、地震等の要因でその奥部地盤から地盤壁に
側方圧がかかっても、地盤壁が変位、変形するに至らな
い。 その結果、地盤壁崩壊による道路災害や地下室壁が破
壊する危険を大幅に低減できる。 (3)本発明裏込め工法によれば、上記地盤改良材料よ
りなる裏込め材が、充填性がよくかつ止水性の優れたも
のであるため、容易な作業で裏込め部付近の地盤が崩れ
るようなことを防止できる。 (4)本発明の不同沈下防止工法によれば、地中に本発
明の地盤改良材料よりなる不同沈下防止材を各種形態で
充填することにより、すなわち地面上の構造物の荷重分
布や地盤の荷重分布に対応して不同沈下材層を充填形成
することにより、構造物の不同沈下を容易に防止するこ
とができる。The present invention is as described above. (1) The ground improvement material of the present invention has an extremely good filling property into the ground, and after being heated and filled, is left to stand naturally, so that it becomes more flexible due to a temperature drop. It results in certain high strength solids. Therefore, it is possible to form a ground that is flexible and has excellent water stopping properties. The material is non-polluting and does not impair the natural environment for animal and plant propagation. The ground improvement material of the present invention is effectively used for construction of a ground suspension water wall, construction of backfill, and the like. (2) The material relating to the displacement absorbing structure of the present invention can be easily filled into the ground groove, and becomes a flexible solid displacement absorber due to a temperature drop by being left naturally after heating and filling. . Therefore, it is possible to form an excellent displacement absorbing ground structure that is flexible and can sufficiently achieve displacement absorption, and lateral pressure is applied from the deep ground to the ground wall due to factors such as nearby ground construction and earthquake. However, the ground wall is not displaced or deformed. As a result, the risk of road disasters and basement wall destruction due to ground wall collapse can be significantly reduced. (3) According to the backfilling method of the present invention, since the backfilling material made of the above ground improvement material has a good filling property and an excellent water stopping property, the ground near the backfilling portion collapses by an easy operation. This can be prevented. (4) According to the uneven settlement prevention method of the present invention, the ground is filled with the uneven settlement preventive material made of the ground improvement material of the present invention in various forms, that is, the load distribution of the structure on the ground and the ground By filling and forming the uneven settlement material layer corresponding to the load distribution, the uneven settlement of the structure can be easily prevented.
第1図は寒天ゲル(寒天1〜4%水溶液)の1軸圧縮試
験結果を示すクラブ図、第2図は寒天ゲルのせん断強度
と寒天の濃度との関係を示すグラフ図、第3図は添加剤
の種類、添加量と寒天ゲルのせん断強度との関係図を表
す。 第4図(a)は本発明実施例の変位吸収地盤構造の概説
断面図、第4図(b)はその作用効果試験説明断面図、
第5図は横矢板背面の裏込め工法の概説一部断面斜視
図、第6図はシールド壁背面の裏込め工法の概説断面
図、第7図はコンクリート杭上の構造物と地盤との間に
生じた間隙部に本裏込め工法による裏込め材を充填した
概説図、第8図ないし第9図は、各種構造物の不同沈下
防止工法の概説断面図、第10図は構造物に係る荷重分布
の説明図、第11図ないし第16図は各種構造物の不同沈下
防止工法の概説断面図、第17図は強固な地盤が傾斜した
状態の場合の構造物の不同沈下防止工法の概説断面図を
各々示す。 1:地盤,2,2′:地盤壁,3:溝, 4,4′:変位吸収体,5:砂杭, 6:親杭,7:横矢板,8:地盤改良材料, 8′:裏込め材層,9、9′、9″:間隙部, 10:シールド壁,11:構造物, 12:コンクリート杭,12′:杭様体, 13、13′:支持層地盤,14:沈下防止材層, 15、15′、15″:不同沈下防止材層, 16・・:不同沈下防止杭様体FIG. 1 is a club diagram showing the results of a uniaxial compression test of agar gel (agar aqueous solution of 1 to 4%), FIG. 2 is a graph showing the relationship between the shear strength of agar gel and the concentration of agar, and FIG. FIG. 2 is a diagram showing the relationship between the types and amounts of additives and the shear strength of agar gel. FIG. 4 (a) is a schematic cross-sectional view of the displacement absorbing ground structure according to the embodiment of the present invention, FIG.
Fig. 5 is a schematic cross-sectional perspective view of the backfilling method on the back of the horizontal sheet pile, Fig. 6 is a schematic cross-sectional view of the backfilling method on the back of the shield wall, and Fig. 7 is between the structure on the concrete pile and the ground. Figure 8 is a schematic view of filling the gap created with the backfill material by this backfill method, FIG. 8 and FIG. 9 are schematic cross-sectional views of the method for preventing uneven settlement of various structures, and FIG. Explanatory diagram of load distribution, Fig. 11 to Fig. 16 are schematic cross-sectional views of methods for preventing uneven settlement of various structures, and Fig. 17 is an outline of methods for preventing uneven settlement of structures when the solid ground is inclined. The sectional views are respectively shown. 1: ground, 2, 2 ': ground wall, 3: groove, 4, 4': displacement absorber, 5: sand pile, 6: parent pile, 7: horizontal sheet pile, 8: ground improvement material, 8 ': back Filling material layer, 9, 9 ', 9 ": gap, 10: shield wall, 11: structure, 12: concrete pile, 12': pile-like body, 13, 13 ': ground of support layer, 14: prevention of settlement Material layer, 15, 15 ', 15 ": Differential settlement prevention material layer, 16 ...: Differential settlement prevention pile-like body
フロントページの続き (72)発明者 平野 文昭 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−240446(JP,A) 特開 平2−232412(JP,A) 特開 平1−127713(JP,A) 特開 平2−55786(JP,A) 特開 昭63−308111(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 3/00 C09K 17/14Continuation of front page (72) Inventor Fumiaki Hirano 2-16-1 Kyobashi, Chuo-ku, Tokyo Shimizu Construction Co., Ltd. (56) References JP-A-60-240446 (JP, A) JP-A-2-232412 ( JP, A) JP-A-1-127713 (JP, A) JP-A-2-55786 (JP, A) JP-A-63-308111 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 6 , (DB name) E02D 3/00 C09K 17/14
Claims (11)
温度変化により融解、凝固する寒天、ゼラチン等の親水
性材料の水溶液に、繊維を添加・混合してなることを特
徴とする地盤改良材料。1. A ground improvement material obtained by adding and mixing fibers to an aqueous solution of a hydrophilic material such as agar or gelatin which melts and solidifies due to a temperature change in a temperature range from room temperature to about 100 ° C.
土、ベントナイト、砂等の無機系材料微粉末を添加・混
合してなることを特徴とする請求項1記載の地盤改良材
料。2. The ground improvement material according to claim 1, wherein a fiber and an inorganic material fine powder such as soil, clay, bentonite and sand are added to and mixed with the aqueous solution of the hydrophilic material.
ァ澱粉、CMC、蛋白質等の有機糊料を添加・混合してな
ることを特徴とする請求項1又は2記載の地盤改良材
料。3. The ground improvement material according to claim 1, wherein a fiber and an organic paste such as alpha starch, CMC, protein and the like are added to and mixed with an aqueous solution of the hydrophilic material.
なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項
に記載の地盤改良材料。4. The ground improvement material according to claim 1, wherein a preservative is added to an aqueous solution of the hydrophilic material.
を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
地盤改良材料。5. The ground improvement material according to claim 1, wherein the material is an aqueous solution having an agar concentration of 0.2 to 4%.
を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の
地盤改良材料。6. The ground improvement material according to claim 1, wherein the weight per unit volume is 1.0 to 1.3 t / m 3 .
90℃、凝固温度が30〜40℃であることを特徴とする請求
項1ないし6のいずれか1項に記載の地盤改良材料。7. The hydrophilic material is agar, and has a melting temperature of 80-80.
The ground improvement material according to any one of claims 1 to 6, wherein the solidification temperature is 90 ° C and the solidification temperature is 30 to 40 ° C.
含み、温度低下により凝固した時にその透水係数が1×
10-6〜1×10-8cm/secであることを特徴とする請求項1
ないし7のいずれか1項に記載の地盤改良材料。8. The soil improvement material contains agar as a hydrophilic material, and has a water permeability of 1 × when solidified due to a decrease in temperature.
2. The method according to claim 1, wherein the pressure is 10 -6 to 1 × 10 -8 cm / sec.
8. The ground improvement material according to any one of items 7 to 7.
近くの地盤に垂設された変位吸収溝に、上記請求項1な
いし8のいずれか1項に記載の地盤改良材料を充填せし
めて構成したことを特徴とする変位吸収地盤構造。9. The ground improvement material according to claim 1, wherein a displacement absorption groove vertically provided on the ground near the ground wall such as an earth retaining wall, a mountain retaining wall, an underground wall, or the like. Displacement absorbing ground structure, characterized by being filled with water.
に、上記請求項1ないし8のいずれか1項に記載の地盤
改良材料を充填せしめることを特徴とする裏込め工法。10. A backfill method comprising filling a ground improvement material according to any one of claims 1 to 8 on a back surface of a parent pile horizontal sheet pile or a back surface of a shield wall.
の不等荷重分布に対応した厚み分布で上記請求項1ない
し8のいずれか1項に記載の地盤改良材料を充填すめこ
とを特徴とする地面上に設置された構築物の不同沈下防
止工法。11. The ground improvement material according to any one of claims 1 to 8, wherein the ground improvement material according to any one of claims 1 to 8 is filled in the ground below the above-ground structure with a thickness distribution corresponding to an uneven load distribution of the above-ground structure. A unique method of preventing the settlement of structures installed on the ground.
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JP6826914B2 (en) * | 2017-03-03 | 2021-02-10 | 鹿島建設株式会社 | Inclination suppression method when caisson is sunk |
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