JP2854291B2 - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ

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JP2854291B2 JP8284923A JP28492396A JP2854291B2 JP 2854291 B2 JP2854291 B2 JP 2854291B2 JP 8284923 A JP8284923 A JP 8284923A JP 28492396 A JP28492396 A JP 28492396A JP 2854291 B2 JP2854291 B2 JP 2854291B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波の送受信に
より検出対象物までの距離を検出する超音波センサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波レベルセンサ、超音波レベルリレ
ー等の超音波センサは、化学装置等をはじめとして種々
の分野において使用されている。超音波センサの一般的
な動作原理は、検出対象物に向けて超音波を発射すると
共に、この検出対象物からの反射波を受信し、超音波の
発射時点から反射波の受信時点までの時間を測定し、こ
の測定時間に基づいてセンサから検出対象物までの距離
を演算しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、超音
波センサは種々の分野において使用されているが、この
ことは検出対象物も多岐に亙っていることを意味してい
る。そして、検出対象物の相違によって反射波の強さも
異なったものとなり、場合によっては検出対象物の超音
波振動面に振動遅れが発生して検出距離に誤差が生じる
結果となる。
【0004】このよう誤差は、通常、それほど問題とな
ることはないが、位置検出について一定レベル以上の精
度が要求されるような分野においては無視し得ないもの
となる。従来の超音波センサにおいて、このような超音
波振動面の振動遅れに起因する検出距離の誤差を問題と
したものは存在しておらず、そのため位置検出の精度を
一定レベル以上向上させることが不可能であった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、超音波振動面の振動遅れに起因する検出距離の誤
差をなくし、位置検出の精度を向上させることが可能な
超音波センサを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、検出対象物に向
けて超音波を送波すると共にその反射波を検出し、この
超音波送波時点から反射波検出時点までの時間を測定す
ることにより検出対象物の位置を検出する超音波センサ
において、前記超音波送波時点から反射波検出時点まで
の時間の測定に基づき前記検出対象物の位置を演算する
位置演算手段と、前記反射波の波形の幅を検出する波形
幅検出手段と、 前記検出対象物の位置及び前記反射波
の波形の幅が複数段階に区分され、各区分に応じた補正
係数が記憶されている補正係数記憶手段と、前記位置演
算手段及び前記波形幅検出手段の各検出結果を入力し、
前記補正係数記憶手段からこの検出結果に対応する補正
係数を選択する補正係数選択手段と、前記補正係数選択
手段が選択した補正係数に基づき、前記位置演算手段が
演算した検出対象物の位置を補正する検出位置補正手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記位置・波形幅検出手段は、前記反射波
の波高値を検出可能なものであり、前記補正係数選択手
段は、前記位置・波形幅検出手段が検出した波高値が所
定値以上の場合にのみ前記補正係数の選択を行うもので
ある、ことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の超音波センサにおいて、前記検出位置補正手段
は、所定回数にわたって前記検出対象物の位置の補正を
行った後、この所定回数の補正値の平均値を演算し、こ
の平均値を最終的な補正値とするものである、ことを特
徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明において、前記補正係数記憶手段
に記憶されている補正係数は、メンバシップ関数により
示されるものであり、前記補正係数選択手段は、このメ
ンバシップ関数を補正係数として選択するものであり、
前記検出位置補正手段は、この選択されたメンバシップ
関数に基づくファジイ演算により前記位置の補正を行う
ものである、ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づき説明する。図1は、本実施形態に係る超音波センサ
の要部の構成を示すブロック図である。この超音波セン
サのCPU内には、検出動作の総合的な制御を行う検出
動作制御回路1が設けられている。この超音波センサは
送受信兼用型のものであり、超音波送受信部2から発射
された超音波は検出対象物に反射し、その反射波がA/
D変換回路3でA/D変換されて検出動作制御回路1に
入力されるようになっている。
【0011】検出動作制御回路1には、位置演算手段
4、波形幅検出手段5、フィルタ手段6、補正係数選択
手段7、及び検出位置補正手段8が設けられている。
【0012】A/D変換回路3でA/D変換された反射
波は位置演算手段4に送られる。位置演算手段4は、超
音波を発射した時点から反射波を受信した時点までの時
間を測定し、この測定した時間に基づき検出対象物の位
置(距離)を演算している。A/D変換回路3でA/D
変換された反射波は、また、波形幅検出手段5にも送ら
れる。波形幅検出手段5は、この送られてきた反射波の
波形幅を検出する。なお、本実施形態の波形幅検出手段
5は、波形幅の他に波高値も検出するようになってい
る。フィルタ手段6は、波形幅検出手段5が検出した波
形幅及び波高値のうち一定値以下のものをカットしてノ
イズの影響を排除するようにしている。
【0013】補正係数選択手段7は、位置演算手段4か
らの検出距離と、波形幅検出手段5からの波形幅及び波
高値とを入力し、波高値が所定値以上の場合に、検出距
離及び波形幅に応じた補正係数を補正係数記憶手段から
選択して取り出し、これを検出位置補正手段8に送るよ
うになっている。
【0014】検出位置補正手段8は、補正係数選択手段
7からの補正係数に基づき演算を行い、位置演算手段4
が演算した検出距離を補正するようになっている。な
お、動作特性設定器10は、超音波発射パルスの速度や
パルス幅を、ユーザが検出対象物の種類に応じて設定し
直すためのものである。
【0015】ところで、検出動作制御回路1は、低感度
モード及び高感度モードの2つの制御モードを有してお
り、超音波のワンショットの送波毎に両モードを切り換
えて超音波による検出制御を行うようになっている。こ
こで、低感度モードとは近距離の検出のためのものであ
り、高感度モードとは遠距離の検出のためのものであ
る。感度切換回路(図示せず)は、このような低感度モ
ードと高感度モードとの切換を行うものであり、パルス
変調器及び増幅回路(図示せず)を制御して、超音波送
波の際のパルス幅及び超音波受信の際の増幅度を切り換
えるようになっている。なお、この低感度モードと高感
度モードとを切り換えながら検出を行う技術について
は、例えば、特願平7−155294号において出願人
により既に呈示されている。
【0016】図2及び図3は、補正係数記憶手段9に記
憶されている低感度モード及び高感度モードの補正係数
である。低感度モードでは、図2に示すように、検出距
離が40cm〜100cmまでの7段階に区分されてお
り、パルス幅が60cm〜1cmまでの10段階に区分
されている。また、高感度モードでは、図3に示すよう
に、検出距離が80cm〜310cmまでの24段階に
区分されており、パルス幅が60cm〜1cmまでの1
0段階に区分されている。なお、パルス幅の単位として
通常用いられるmsec等の単位ではなくcmを用いて
いるが、これは距離に相当するパルスの幅を示してい
る。
【0017】図4は、本実施形態の概略動作を示すフロ
ーチャートである。まず、初期設定が行われ(ステップ
51)、パルス発射の際のパルス幅や、検出位置補正を
行うか否かの判別基準となる波高値等の値を設定する。
そして、超音波送受信部2から超音波が発射され、検出
対象物で反射した反射波がA/D変換回路3によりA/
D変換され検出動作制御回路1に入力される。
【0018】次いで、波形幅検出手段5は、波高値を検
出し(ステップ52)、パルス幅を検出する(ステップ
53)。この波高値及びパルス幅は、フィルタ手段6に
より一定値以下のものがカットされ、補正係数選択手段
7に入力される。そして、補正係数選択手段7は、パル
ス幅が予め設定されている設定値以上である場合に、補
正係数記憶手段9から補正係数を取り出すようにする
(ステップ54)。補正係数記憶手段9は、この場合の
補正係数の選択を、位置演算手段4からの検出距離とフ
ィルタ手段6からのパルス幅とに基づいて行う。検出位
置補正手段8は、この補正係数記憶手段9が選択した補
正係数を用いて、位置演算手段4が検出した検出距離の
補正についての演算を行う(ステップ55)。
【0019】図5は、補正係数選択手段7が補正係数記
憶手段9から補正係数を選択して取り出す場合の動作を
示すフローチャートである。補正係数選択手段7は、ま
ず、フィルタ手段6から入力した波高値が設定値以上で
あるか否かを判別する(ステップ1)。補正係数選択手
段7は、設定値以上でなければ補正係数の選択は行わな
いが、設定値以上であれば次に、今回の反射波検出が低
感度モードに基づくものであるのか高感度モードに基づ
くものであるのかを判別する(ステップ2)。高感度モ
ードであれば、図示を省略してある高感度モード用の処
理(H)に移行するが、いまの場合は低感度モードであ
るものとする。
【0020】補正係数選択手段7は、次に、位置演算手
段4による検出距離が110cmを超えているか否かを
判別し(ステップ3)、超えていれば補正係数の選択を
行わないが、超えていなければ100cmを超えている
か否かを判別する(ステップ4)。そして、100cm
を超えていれば、処理A以降の流れに移行し、まず、パ
ルス幅が60cmを超えているか否かを判別する(ステ
ップ11)。パルス幅が60cmを超えていれば、補正
係数選択手段7は、補正係数記憶手段9に記憶されてい
る低感度モード用テーブル(図2の表)から補正係数U
L7,1 を選択する(ステップ21)。
【0021】ステップ11での判別がNOであれば、補
正係数選択手段7は次に、パルス幅が25cmを超えて
いるか否かを判別し(ステップ12)、パルス幅が25
cmを超えていれば、補正係数記憶手段9から補正係数
UL7,2 を選択する(ステップ22)。
【0022】ステップ12での判別がNOであれば、補
正係数選択手段7は次に、パルス幅が20cmを超えて
いるか否かを判別し(ステップ13)、パルス幅が20
cmを超えていれば、補正係数記憶手段9から補正係数
UL7,3 を選択する(ステップ23)。以下、同様にし
て、補正係数選択手段7はステップ14〜20及びステ
ップ24〜30までの動作に基づき、補正係数記憶手段
9から補正係数を選択する。
【0023】ステップ4での判別がNOであれば、補正
係数選択手段7は次に、検出距離が90cmを超えてい
るか否かを判別し(ステップ5)、超えていれば処理B
以降の流れに移行する。ステップ5での判別がNOであ
れば、補正係数選択手段7は次に、検出距離が80cm
を超えているか否かを判別し(ステップ6)、超えてい
れば処理C以降の流れに移行する。以下、同様にして、
補正係数選択手段7はステップ7〜10までの動作に基
づき処理D〜G以降の流れに移行する。
【0024】なお、図5では低感度モードにおける補正
係数の選択動作のみを示したが、高感度モードにおける
補正係数の選択動作も上記した内容とほぼ同様である。
また、処理B〜G以降の流れについても図示を省略して
いるが、これらも処理A以降の流れとほぼ同様である。
すなわち、処理B以降では、補正係数UL6,1 ,UL6,
2 ,…,UL6,10 のいずれかが選択され、処理C以降
では、補正係数UL5,1 ,UL5,2 ,…,UL5,10のい
ずれかが選択される。
【0025】検出位置補正手段8は、上記のように補正
係数選択手段7が選択した補正係数を用いて、位置演算
手段4が検出した検出距離を補正する。例えば、高感度
モードにおいて、検出距離が200cmで、パルス幅が
70cmであったとすると、補正係数選択手段7は、図
3における補正係数UH13,2を補正係数記憶手段9から
選択する。UH13,2の値を、例えば、0.9732とす
ると、 〔補正距離〕=〔検出距離〕×UH13,2 =200×0.9732 =194.64(cm) となる。本実施形態の超音波センサは、この補正距離1
94.64cmを最終的な検出距離として採用し、この
距離に基づいて図示を省略している外部機器の制御がお
こなわれ、また、この距離が表示画面に表示される。
【0026】上記実施形態では、1回分の距離検出に対
する補正値を直ちに最終的な検出距離として採用する例
を示したが、所定回数の距離検出に対する各補正値の平
均値を最終的な検出距離として採用するようにしてもよ
い。例えば、10回の距離検出を行うこととし、その時
の各検出距離をx1,x2,…,x10、各パルス幅を
p1,p2,…,p10とする。
【0027】いま、 x1=50(cm)、 p1=70(cm) x2=52(cm)、 p2=22(cm) x3=53(cm)、 p3=18(cm) x4=50(cm)、 p4=60(cm) x5=54(cm)、 p5=11(cm) x6=52(cm)、 p6=23(cm) x7=55(cm)、 p7=8 (cm) x8=48(cm)、 p8=70(cm) x9=49(cm)、 p9=100(cm) x10=50(cm)、p10=90(cm) であるとすると、これらの各検出距離及び各パルス幅に
対応する補正係数は、図2から、それぞれ、次の通りに
なる。
【0028】UL2,1 =0.9636 UL2,3 =0.9273 UL2,4 =0.9091 UL2,1 =0.9636 UL2,5 =0.8909 UL2,3 =0.9273 UL2,6 =0.8727 UL2,1 =0.9636 UL2,1 =0.9636 UL2,1 =0.9636 そして、各補正距離をs1,s2,…,s10とする
と、 s1=x1×UL2,1 =50×0.9636=48.1
8(cm) s2=x2×UL2,3 =52×0.9273=48.2
1(cm) s3=x3×UL2,4 =53×0.9091=48.1
823(cm) s4=x4×UL2,1 =50×0.9636=48.1
8(cm) s5=x5×UL2,5 =54×0.8909=48.1
0(cm) s6=x6×UL2,3 =52×0.9273=48.2
196(cm) s7=x7×UL2,6 =55×0.8727=47.9
985(cm) s8=x8×UL2,1 =48×0.9636=46.2
528(cm) s9=x9×UL2,1 =49×0.9636=47.2
164(cm) s10=x10×UL2,1 =50×0.9639=4
8.18(cm) となる。ここで、これら10個の補正距離のうち最小値
(s8)及び最大値(s6)をカットする。したがっ
て、これらの平均値をSmとすると、 Sm=(s1+s2+s3+s4+s5+s7+s9+s10)/8 =48.03(cm) となる。この平均値Smが最終的な検出距離として採用
される。
【0029】上記した実施形態では、補正係数記憶手段
9が図2及び図3に示すようなテーブルを記憶している
場合につき説明したが、補正係数記憶手段9にメンバシ
ップ関数を記憶させておき、補正係数選択手段7がこの
メンバシップ関数を選択し、検出位置補正手段8がこの
選択されたメンバシップ関数に基づいてファジー演算を
行うことにより、検出位置の補正を行うようにしてもよ
い。
【0030】図6は、補正係数記憶手段9に記憶されて
いるこのようなファジー演算についてのメンバシップ関
数を示したものである。図6では代表例として、ルール
1,2,4,5における前件部及び後件部のメンバシッ
プ関数を示してある。前件部は検出距離及びパルス幅で
あり、後件部は検出距離の補正量である。ファジールー
ルは下記の9通りである。
【0031】ルール1:検出距離が小さく、パルス幅が
大きいならば、補正量を小さくする。ルール2:検出距
離が小さく、パルス幅が中ぐらいならば、補正量をやや
小さくする。
【0032】ルール3:検出距離が小さく、パルス幅が
小さいならば、補正量を中ぐらいにする。
【0033】ルール4:検出距離が中ぐらいで、パルス
幅が大きいならば、補正量をやや小さくする。
【0034】ルール5:検出距離が中ぐらいで、パルス
幅が中ぐらいならば、補正量を中ぐらいにする。
【0035】ルール6:検出距離が中ぐらいで、パルス
幅が小さいならば、補正量をやや大きくする。
【0036】ルール7:検出距離が大きく、パルス幅が
大きいならば、補正量を中ぐらいにする。
【0037】ルール8:検出距離が大きく、パルス幅が
中ぐらいならば、補正量をやや大きくする。
【0038】ルール9:検出距離が大きく、パルス幅が
小さいならば、補正量を大きくする。補正係数選択手段
7は、位置演算手段4からの検出距離と、フィルタ手段
6からのパルス幅とから、用いるべきメンバシップ関数
及びファジールールを補正係数記憶手段9から選択して
取り出す。検出位置補正手段8は、この選択されたメン
バシップ関数及びファジールールを用いて、例えば、重
心法により検出距離についての補正量を演算する。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、超音波
振動面の振動遅れに起因する検出距離の誤差をなくし、
位置検出の精度を向上させることが可能な超音波センサ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る超音波センサの要部の
構成を示すブロック図。
【図2】図1における補正係数記憶手段9に記憶されて
いる低感度モードの補正係数の配列を示す図表。
【図3】図1における補正係数記憶手段9に記憶されて
いる高感度モードの補正係数の配列を示す図表。
【図4】本発明の実施形態の概略動作を示すフローチャ
ート。
【図5】図1における補正係数選択手段7が補正係数記
憶手段9から補正係数を選択して取り出す場合の動作を
示すフローチャート。
【図6】本発明の他の実施形態に係る補正係数記憶手段
9に記憶されているファジー演算についてのメンバシッ
プ関数を示す説明図。
【符号の説明】
1 検出動作制御回路 2 超音波送受信部 3 A/D変換回路 4 位置演算手段 5 波形幅検出手段 6 フィルタ手段 7 補正係数選択手段 8 検出位置補正手段 9 補正係数記憶手段 10 動作特性設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 5/18 - 5/30 G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出対象物に向けて超音波を送波すると共
    にその反射波を検出し、この超音波送波時点から反射波
    検出時点までの時間を測定することにより検出対象物の
    位置を検出する超音波センサにおいて、 前記超音波送波時点から反射波検出時点までの時間の測
    定に基づき前記検出対象物の位置を演算する位置演算手
    段と、 前記反射波の波形の幅を検出する波形幅検出手段と、 前記検出対象物の位置及び前記反射波の波形の幅が複数
    段階に区分され、各区分に応じた補正係数が記憶されて
    いる補正係数記憶手段と、 前記位置演算手段及び前記波形幅検出手段の各検出結果
    を入力し、前記補正係数記憶手段からこの検出結果に対
    応する補正係数を選択する補正係数選択手段と、 前記補正係数選択手段が選択した補正係数に基づき、前
    記位置演算手段が演算した検出対象物の位置を補正する
    検出位置補正手段と、 を備えたことを特徴とする超音波センサ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の超音波センサにおいて、 前記位置・波形幅検出手段は、前記反射波の波高値を検
    出可能なものであり、 前記補正係数選択手段は、前記位置・波形幅検出手段が
    検出した波高値が所定値以上の場合にのみ前記補正係数
    の選択を行うものである、 ことを特徴とする超音波センサ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の超音波センサにおい
    て、 前記検出位置補正手段は、所定回数にわたって前記検出
    対象物の位置の補正を行った後、この所定回数の補正値
    の平均値を演算し、この平均値を最終的な補正値とする
    ものである、 ことを特徴とする超音波センサ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の超音波
    センサにおいて、 前記補正係数記憶手段に記憶されている補正係数は、メ
    ンバシップ関数により示されるものであり、 前記補正係数選択手段は、このメンバシップ関数を補正
    係数として選択するものであり、 前記検出位置補正手段は、この選択されたメンバシップ
    関数に基づくファジイ演算により前記位置の補正を行う
    ものである、 ことを特徴とする超音波センサ。
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