JP2851072B2 - 車両用定速走行装置 - Google Patents

車両用定速走行装置

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JP2851072B2 JP1241549A JP24154989A JP2851072B2 JP 2851072 B2 JP2851072 B2 JP 2851072B2 JP 1241549 A JP1241549 A JP 1241549A JP 24154989 A JP24154989 A JP 24154989A JP 2851072 B2 JP2851072 B2 JP 2851072B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両に設けられ、所定の条件のもとで車両
に一定の走行速度を維持する走行状態をとらせる動作を
行う車両用定速走行装置に関する。
(従来の技術) 車両においては、その走行時に任意に設定し得るもの
とされた設定走行速度が自動的に維持されるようになす
制御を行う定速走行装置が装備されたものが知られてい
る。斯かる定速走行装置は、例えば、特開昭60−56637
号公報にも示されている如くに、一般に、車両の走行速
度を検出する車速検出手段と、定速走行セットスイッチ
と、車速検出手段から走行速度をあらわす検出出力が供
給される制御ユニットと、制御ユニットに接続された定
速制御部とを含んで構成され、制御ユニットに内蔵され
たメモリに、定速走行セットスイッチがオン状態とされ
た時点における車速検出手段からの検出出力があらわす
走行速度が設定走行速度として記憶されるとともに、定
速制御部により、車両に搭載されたエンジンに配設され
たスロットル弁の開度を調整するアクチュエータが、制
御ユニットに記憶された設定走行速度と車速検出手段か
ら供給される検出出力があらわす走行速度との差に応じ
て作動せしめられて、車両の実際の走行速度が記憶され
た設定走行速度に維持されるようになすものとされる。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如くにして車両に設定走行速度を維持する走行
状態をとらせる定速走行装置について、例えば、国によ
っては、車両の実際の走行速度が所定値以上となってい
るもとでは、定速走行セットスイッチがオン状態とされ
ても、定速制御部による設定走行速度維持動作が行われ
ないものとされることを要求する規制が設けられてい
る。従って、斯かる規制が設けられた国等を仕向地とさ
れる車両と斯かる規制が設けられていない国等を仕向地
とされる車両とが生産される場合には、夫々の車両に装
備される定速走行装置は、相互に異なった仕様に基づく
ものとされることが必要とされ、斯かる異なった仕様
は、例えば、定速走行装置を構成する制御ユニット異な
らしめられることにより設定される。
しかしながら、車両の生産にあたり、その仕向地に応
じて異なるものとされた制御ユニットを備える定速走行
装置が装備されるようになされる場合には、制御ユニッ
トが少なくとも2種用意されなければならず、また、そ
れらが組み込まれる定速走行装置の組立態様も異なるも
のとされて、製造コストの上昇及び信頼性の低下等の不
都合がまねかれる虞がある。
斯かる点に鑑み、本発明は、車両に設定走行速度を維
持する走行状態とらせる定速走行装置であって、車両の
実際の走行速度が所定値以上となっているもとでは設定
走行速度維持動作が行われないものとされることを定速
走行装置に要求する規制が設けられている国等を仕向地
とする車両、及び、斯かる規制が設けられていない国等
を仕向地とする車両のいずれに装備される場合にも、そ
の構成要素である制御ユニットの共通化が図られるよう
にされたものを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項1に記載された発明に係る車両用定速走行装
置は、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、車両
に一定の走行速度を維持する走行状態をとらせるべく操
作される定速走行スイッチ部と、車両に定速走行スイッ
チ部が操作された時点において車速検出手段により検出
された走行速度を維持させるべく、車両の走行速度を増
減調整する定速走行制御を行う定速制御手段と、車速検
出手段により検出された走行速度が所定値以上であるも
とで定速走行スイッチ部が操作されたとき、定速制御手
段に定速走行制御を行わせないようになす定速走行制御
禁止手段を含む動作制御部とが備えられ、さらに、動作
制御部に、定速走行制御禁止手段の作動にかかわらず、
定速走行スイッチ部の操作に応じて定速制御手段に定速
走行制御を行わせる状態をとり得るものとされた動作状
態切換手段が設けられて、構成される。
また、本願の特許請求の範囲における請求項2に記載
された発明に係る車両用定速走行装置は、本願の特許請
求の範囲における請求項1に記載された発明に係る車両
用定速走行装置に備えられたと同様の車速検出手段,定
速走行スイッチ部多び定速制御手段に加えて、さらに、
車速検出手段により検出された走行速度が所定値以上で
あるもとでの定速制御手段による定速走行制御を、定速
走行スイッチ部の操作に応じて行える状態もしくは行え
ない状態となす動作状態切換手段が備えられて、構成さ
れる。
(作 用) 上述の如くの構成を有する本発明に係る車両用定速走
行スイッチ部が操作された時点において車速検出手段に
より検出された走行速度が設定走行速度として設定さ
れ、その設定走行速度が維持されるべく、定速制御手段
により車両の走行速度を増減調整する定速走行制御が行
われる。そして、斯かる車両の走行速度を増減調整して
設定走行速度を維持するための定速制御手段による定速
走行制御が、車両の実際の走行速度が所定値以上とされ
るもとでは、動作制御部に設けられた定速走行制御禁止
手段により規制される状態、及び、車両の実際の走行速
度が所定値以上とされるもとでも、動作制御部に配され
た動作状態切換手段の作用により規制されない状態と
が、選択的にとられるようにされる、あるいは、車両の
走行速度を増減調整して設定走行速度を維持するための
定速制御手段による定速走行制御が、動作状態切換手段
によって、車両の実際の走行速度が所定値以上であるも
とでも行える状態、及び、車両の実際の走行速度が所定
値以上であるもとでは行えない状態が、選択的にとられ
るようににされる。従って、本発明に係る車両用定速走
行装置にあっては、定速制御手段による定速走行制御、
即ち、設定走行速度維持動作が、車両の実際の走行速度
が所定値以上であるとき規制される状態と規制されない
状態とが、共通の動作制御部あるいは共通の動作状態切
換手段によって実現され、例えば、車両の実際の走行速
度が所定値以上となっているもとでは設定走行速度維持
動作が行われないものとされることを定速走行装置に要
求する規制が設けられている国等を仕向地とする車両、
及び、斯かる規制が設けられていない国等を仕向地とす
る車両のいずれに装備される場合にも、その構成要素で
ある動作制御部もしくは動作状態切換手段の共通化が図
られることになる。
(実施例) 第1図は、本発明に係る車両用定速走行装置の一例
を、それが適用された車両に装備されるパワープラント
と共に示す。
第1図において示されるパワープラントは、エンジン
本体1と自動変速機2とによって構成され、エンジン本
体1における吸気通路3には、アクチュエータ4によっ
て駆動されるスロットル弁5が配設されている。スロッ
トル弁5はアクチュエータ4によって駆動されることに
よってその開度が変化せしめられ、それにより、エンジ
ン本体1に内蔵された複数の気筒に吸入される空気量が
調整される。また、自動変速機2は、トルクコンバータ
及び多段ギア式の変速機溝を含むものとされており、そ
れらの動作制御に用いられる油圧が油圧回路部6から供
給されるものとされ、その出力軸8の回転数に基づいて
車両の走行速度に応じた検出出力信号Saを発生する車速
センサ9が配されている。車速センサ9が発生する車両
の走行速度をあらわす検出出力信号Saは、制御ユニット
10及びアクチュエータ4を駆動する定速制御部15に供給
される。
制御ユニット10は、車両の走行速度をあらわす検出出
力信号Saの他に、エンジン回転数やスロットル弁5の開
度等の状態をあらわす種々の検出出力信号(図示省略)
が供給されるものとされ、制御ユニット10はそれら供給
される各種検出出力信号に基づいて、各種の駆動信号を
選択的に油圧回路部6に供給する。それにより、自動変
速機2の変速機構に内蔵された複数のブレーキやクラッ
チ等の摩擦係合要素が締結もしくは解放せしめられて、
自動変速機2における変速制御が行われる。
斯かる制御ユニット10は、定速走行制御禁止手段を構
成する走行速度判別部11及びスイッチ12を内蔵するもの
とされ、走行速度判別部11は、スイッチ12の制御端に、
例えば、車速センサ9から得られる検出出力信号Saがあ
らわす車両の走行速度が所定値以上であるとき高レベル
の駆動信号Kaを、また、車速センサ9から得られる検出
出力信号Saがあらわす車両の走行速度が所定値未満であ
るとき低レベルの駆動信号Kaを送出する。スイッチ12
は、制御ユニット10に設けられた端子13Aと13Bとの間に
接続されており、その制御端に走行速度判別部11から高
レベルの駆動信号Kaが供給されるときオフ状態をとり、
また、低レベルの駆動信号Kaが供給されるときオン状態
をとるものとされている。
制御ユニット10に設けられた端子13Aと接地電位点と
の間には、定速走行セットスイッチ20Aと抵抗器20aとの
直列接続,加速スイッチ20Bと抵抗器20bとの直列接続、
及び、減速スイッチ20Cと抵抗器20cとの直列接続が、並
列に接続されている。定速走行セットスイッチ20A,加速
スイッチ20B及び減速スイッチ20Cは、定速走行制御スイ
ッチ部20を構成するものとされており、夫々における抵
抗器20a,20b及び20cは、相互に異なる抵抗値を有するも
のとされている。一方、制御ユニット10に設けられた端
子13Bには、定速制御部15が接続されている。定速制御
部15は、メインスイッチ16、及び、例えば、ブレーキペ
ダルが踏み込まれたときオン状態とされる解除スイッチ
17が接続されており、メインスイッチ16がオン状態とさ
れたとき、作動状態とされ、解除スイッチ17がオン状態
とされたとき、非作動状態におかれるものとされる。
斯かる定速制御部15は、メインスイッチ16がオン状態
とされて作動状態におかれたもとで、制御ユニット10に
内蔵されたスイッチ12が、走行速度判別部11から車両の
走行速度が所定値未満であることをあらわす低レベルの
駆動信号Kaが供給されて、オン状態をとるとき、定速走
行制御スイッチ部20における定速走行セットスイッチ20
A,加速スイッチ20B、もしくは、減速スイッチ20Cがオン
状態とされると、車両に一定の走行速度を維持させる走
行状態をとらせる定速走行制御を行う。斯かる際、定速
走行制御スイッチ部20における定速走行セットスイッチ
20A,加速スイッチ20B、及び、減速スイッチ20Cのうちい
ずれがオン状態にされたかは、それらスイッチ20A,20B
及び20Cが夫々異なる抵抗値を有する抵抗器20a,20b及び
20cに接続されていることにより判別される。定速制御
部15における定速走行制御においては、制御ユニット10
に内蔵されたスイッチ12がオン状態とされたもとで、定
速走行制御スイッチ部20における定速走行セットスイッ
チ20Aがオン状態にされると、定速走行セットスイッチ2
0Aがオン状態にされた時点において得られた検出出力信
号Saに基づいて設定走行速度が記憶され、記憶された設
定走行速度と車速センサ9から得られる検出出力信号Sa
があらわす走行速度の差に応じた駆動信号Kbが形成され
てそれがアクチュエータ4に供給され、それにより、ス
ロットル弁5の開度が、車両の実際の走行速度が定速制
御部15において記憶された設定走行速度となるように調
整されて、即ち、車両の実際の走行速度が増大もしくは
低減されて、車両が設定走行速度を維持する走行状態に
おかれる。
また、このようにして車両が設定走行速度が維持する
走行状態において、定速走行制御スイッチ部20における
加速スイッチ20Bがオン状態とされた場合には、加速ス
イッチ20Bがオン状態に維持される間車両の走行速度が
上昇せしめられ、その後、加速スイッチ20Bがオフ状態
とされると、そのとき得られた検出出力信号Saに基づい
て上昇せしめられた設定走行速度が記憶され、車両が上
昇せしめられた設定走行速度を維持する走行状態におか
れる。それに対して、車両が設定走行速度を維持する走
行状態において、定速走行制御スイッチ部20における減
速スイッチ20Cがオン状態とされた場合には、減速スイ
ッチ20Cがオン状態に維持される間車両の走行速度が低
下せしめられ、その後、減速スイッチ20Cがオフ状態と
されると、そのとき得られた検出出力信号Saが基づいて
低下せしめられた設定走行速度が記憶され、車両が低下
せしめられた設定走行速度を維持する走行状態におかれ
る。さらに、車両が設定走行速度を維持する走行状態に
おかれたもとで、解除スイッチ17がオン状態とされたと
きには、定速走行制御が解除される。
また、定速制御部15においては、メインスイッチ16が
オン状態とされて作動状態におかれたもとで、制御ユニ
ット10に内蔵されたスイッチ12が、走行速度判別部11か
ら車両の走行速度が所定値以上であることをあらわす高
レベルの駆動信号Kaが供給されて、オフ状態をとるとき
には、定速走行制御スイッチ部20における定速走行セッ
トスイッチ20A,加速スイッチ20B及び減速スイッチ20Cの
いずれがオン状態とされても、定速走行制御は行われな
い。
一方、制御ユニット10に設けられた端子13A及び13B
が、第1図において一端鎖線Rによりあらわされる如く
に接続されて、定速制御部15と定速走行制御スイッチ部
20とが、制御ユニット10に内蔵されたスイッチ12を介す
ことなく、直接接続される状態がとられると、制御ユニ
ット10に内蔵されたスイッチ12が、走行速度判別部11か
ら車両の走行速度が所定値以上であることをあらわす高
レベルの駆動信号Kaが供給されてオフ状態をとるもとに
おいても、上述の如くの定速制御部15による定速走行制
御が行われるようにされる。即ち、制御ユニット10に設
けられた端子13A及び13Bは、走行速度判別部11及びスイ
ッチ12の作動にかかわらず、定速走行制御スイッチ部20
における操作に応じて定速制御部15に定速走行制御を行
わせる状態をとり得るものとされた動作状態切換手段を
形成しているのである。従って、制御ユニット10もしく
は定速制御部15の構成を変更することなく、制御ユニッ
ト10に設けられた端子13A及び13Bをスイッチ12を介して
接続させるか、スイッチ12を介さずに直接接続させるか
という比較的簡単な作業により、定速制御部15が、車両
の走行速度が所定値以上になった場合には、定速走行制
御スイッチ部20の操作にかかわらず定速走行制御を行わ
ない状態が、選択的にとられるようにされる、あるい
は、定速走行制御が、動作状態切換手段によって、車両
の実際の走行速度が所定値以上であるもとでも行える状
態、及び、車両の実際の走行速度が所定値以上であるも
とでは行えない状態が、選択的にとられるようにされ
て、の操作に応じて定速走行制御を行う状態とを選択的
にとることが可能とされる。
上述の如くの動作を行う定速制御部15は、例えば、マ
イクロコンピュータが用いられて構成されるが、斯かる
マイクロコンピュータが実行する定速走行制御を行うに
際してのプログラムの一例を、第2図のフローチャート
を参照して説明する。
第2図のフローチャートにより示されるプログラムに
おいては、スタート後、ステップ30において、検出出力
信号Saを取り込み、続くステップ31において、設定走行
速度Vrを記憶する。そして、ステップ32において、設定
走行速度Vrと検出出力信号Saがあらわす車両の実際の走
行速度(実走行速度)Vaとの差が零であるか否かを判断
し、設定走行速度Vrと実走行速度Vaとの差が零であると
きには、ステップ30に戻り、設定走行速度Vrと実走行速
度Vaとの差が零でないときには、ステップ33に進む。
ステップ33においては、設定走行速度Vrが実走行速度
Vaより大であるか否かを判断し、設定走行速度Vrが実走
行速度Vaより大であるときには、ステップ34において、
スロットル弁5の開度を、設定走行速度Vrとの実走行速
度Vaとの差に応じて増大させる駆動信号Kbを形成して、
それをアクチュエータ4に供給して、ステップ30に戻
る。また、ステップ33における判断の結果、設定走行速
度Vrが実走行速度Vaより小であるときには、ステップ35
において、スロットル弁5の開度を、実走行速度Vaと設
定走行速度Vrとの差に応じて減少させる駆動信号Kbを形
成して、それをアクチュエータ4に供給して、ステップ
30に戻る。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明に係る車両用
定速走行装置によれば、定速制御手段による定速走行ス
イッチ部の操作に応じて車両の走行速度を一定に維持す
る定速走行制御が、車両の実際の走行速度が所定値以上
とされるもとでも、動作制御部に設けられた定速走行制
御禁止手段により規制される状態、及び、動作制御部に
配された動作状態切換手段の作用により規制されない状
態が、選択的にとられるようにされる、あるいは、定速
走行制御が、動作状態切換手段によって、車両の実際の
走行速度が所定値以上であるもとでも行える状態、及
び、車両の実際の走行速度が所定値以上であるもとでは
行えない状態が、選択的にとられるようにされて、定速
制御手段による定速走行制御、即ち、設定走行速度維持
動作が、車両の実際の走行速度が設定値以上であるとき
規制される状態と規制されない状態とを、共通の動作制
御部あるいは共通の動作状態切換手段を用いて実現する
ことができる。従って、本発明に係る車両用定速走行装
置が、例えば、車両の実際の走行速度が所定値以上とな
っているもとでは設定走行速度維持動作が行われないも
のとされることを定速走行装置に要求する規制が設けら
れている国等を仕向地とする車両、及び、斯かる規制が
設けられていない国等を仕向地とする車両のいずれに装
備される場合にも、その構成要素である動作制御部もし
くは動作状態切換手段の共通化が図られることになり、
製造コスト低減及び信頼性の向上等が図られることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両用定速走行装置の一例を、そ
れが適用された車両に装備されたパワープラントと共に
示す図、第2図は第1図に示される例における定速制御
部にマイクロコンピュータが用いられた場合における、
斯かるマイクロコンピュータが実行するプログラムの一
例を示すフローチャートである。 図中、4はアクチュエータ、5はスロットル弁、9は車
速センサ、10は制御ユニット、11は走行速度判別部、12
はスイッチ、13A及び13Bは端子、15は定速制御部、20は
定速走行制御スイッチ部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−65724(JP,U) 実公 平1−14500(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 31/00 - 31/18 F02D 29/00 - 29/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の走行速度を検出する車速検出手段
    と、 上記車両に一定の走行速度を維持する走行状態をとらせ
    るべく操作される定速走行スイッチ部と、 上記車両に上記定速走行スイッチ部が操作された時点に
    おいて上記車速検出手段により検出された走行速度を維
    持させるべく、上記車両の走行速度を増減調整する定速
    走行制御を行う定速制御手段と、 上記車速検出手段により検出された走行速度が所定値以
    上であるもとで上記定速走行スイッチ部が操作されたと
    き、上記定速制御手段に上記定速走行制御を行わせない
    ようになす定速走行制御禁止手段を含む動作制御部と、 該動作制御部に設けられ、上記定速走行制御禁止手段の
    作動にかかわらず、上記定速走行スイッチ部の操作に応
    じて上記定速制御手段に上記定速走行制御を行わせる状
    態をとり得るものとされた動作状態切換手段と、 を備えて構成される車両用定速走行装置。
  2. 【請求項2】車両の走行速度を検出する車速検出手段
    と、 上記車両に一定の走行速度を維持する走行状態をとらせ
    るべく操作される定速走行スイッチ部と、 上記車両に上記定速走行スイッチ部が操作された時点に
    おい上記車速検出手段により検出された走行速度を維持
    させるべく、上記車両の走行速度を増減調整する定速走
    行制御を行う定速制御手段と、 上記車速検出手段により検出された走行速度が所定値以
    上であるもとでの上記定速制御手段による上記定速走行
    制御を、上記定速走行スイッチ部の操作に応じて行える
    状態もしくは行えない状態となす動作状態切換手段と、 を備えて構成される車両用定速走行装置。
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