JP2848601B2 - アレイアンテナ装置 - Google Patents

アレイアンテナ装置

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JP2848601B2
JP2848601B2 JP62504672A JP50467287A JP2848601B2 JP 2848601 B2 JP2848601 B2 JP 2848601B2 JP 62504672 A JP62504672 A JP 62504672A JP 50467287 A JP50467287 A JP 50467287A JP 2848601 B2 JP2848601 B2 JP 2848601B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、モジュール式アレイアンテナ装置に関す
る。特に、本発明は翼の端部に取り付られて、受信用ま
たは送信/受信用組立体として使用できる共通形状のモ
ジュールからなるアレイアンテナ装置に関する。 背景技術 過去において、飛行レーダ或は電子戦争用機器に好適
なアンテナは、しばしば飛行機の航空力学的な機体骨組
の外に取り付けられていた。このような構造は、飛行中
の航空力学的力に耐えるためにかなり重たいものであっ
た。かなり大きい重量及びこのような構造が空気流に与
える作用の結果として、飛行機全体の軽量化と飛行性能
の向上が抑制されていた。 そこで最近では、アンテナシステムを胴体構造に組み
込んで一体化することも行われている。このような形態
のアンテナの一例が、ガンツ(Ganz)氏等に対して発行
され、本出願人に譲渡された米国特許第4,336,543号の
「ヤギ素子の線形アレイを備えた電気的に走査される飛
行機のアンテナシステム」に開示されている。この発明
では、翼の前縁に複数のエンドファイヤ型ヤギ素子を配
列し、各素子に共通の反射器を設けたものである。ま
た、各素子の励振器の前方には複数の導波器がそれぞれ
配置されている。 また、これと同様に取り付けられる他のアンテナシス
テムの例が、セルミニャーニ氏(Cermignani)及びガン
ツ氏に対してそれぞれ発行され、本出願人にいずれも譲
渡された米国特許第4,186,400号の「内部素子隔離器を
持つ飛行機の走査アンテナシステム」、及び米国特許第
4,514,734号の「低結合素子を持つアレイアンテナシス
テム」に開示されている。 これらのアレイアンテナ装置は、通常満足のゆくもの
であるが、翼に取り付けられた場合には、翼に取付られ
たアレイアンテナ装置を保守・修理する際に、翼の前縁
を構成する全てのレドームを外したうえ、アンテナ励振
器に接続されて翼の箱構造の内部に収容された受信器或
は受信/発信器を通路穴から取り外さなければならな
い。また、保守・修理の際には、故障した部品だけを交
換することがかなり困難である。さらに、これらアレイ
では、多くのアンテナ素子、関連する受信器や受信/発
信器、及び結合器などを支持するための支持構造を個別
に設けなければならないから、重量が相当大きくなる。
さらにまた、翼の前縁に配置された多数のアンテナを、
翼の箱構造内に配置された受信器或は受信/送信ユニッ
トに接続するために、広範囲にわたって導体のネットワ
ーク(配線網)を形成しなければならなかった。 発明の開示 本発明に係るアレイアンテナ装置は、同一線上に配列
された複数の給電アンテナ励振器と、アレイ用の接地面
の役割をする導体部材とを備えている。各アンテナ支持
用の各エネルギ導体手段は、導体部材に対して平行な関
係で間隔を開けてアンテナ励振器を支持し、アンテナ励
振器に対して電磁的に結合されている。各アンテナ励振
器には、各エネルギ変換手段が形成され、固定手段が各
エネルギ変換手段を導体部材に着脱自在に固定してい
る。各支持手段及びエネルギ導体手段は、各々1つの励
振器から1つのエネルギ変換手段に延長している。追加
的に、導体部材は、各励振器毎に各スロットを有するよ
うな形状を有し、アンテナ励振器及びスロットは、アン
テナ励振器がスロットを通って導体部材との第1側か
ら、この第1の反対の導体部材及び第2側に通過できる
ような寸法にされている。 各アンテナ励振器は、受信器或は相互に給電組立体を
形成する受信/送信兼用器のようなエネルギ変換手段に
結合されている。アンテナ部材(無給電及び給電)は、
近接の部材に対して平行面に電気的に配置され、各アン
テナ素子毎に少なくとも1個の無給電導波器を含んでい
る。これらアンテナ素子は、モジュール毎に配列され、
モジュールのアンテナ素子の数、好ましくは4個でモジ
ュールの全長を構成する。モジュール毎のアンテナ素子
の数は、取扱い及び操作に適したモジュール寸法となる
ように選択されている。 アレイアンテナ装置は、飛行機のレドーム内に取り付
け可能な外形にされている。レドームは飛行機の翼の縁
として形成されてもよく、各々1モジュールを構成する
部品に分割されていてもよい。このレドーム部品もしく
はモジュール部品は、ヒンジ(蝶番)を介して翼の一端
に取付られ、保守点検ができるように、翼に対し回動可
能とされていてもよい。 導体部材(接地部材)は、各アンテナ給電組立体毎に
1つのスロットを有し、このスロットを通して、無給電
導波器に対応した組立体のアンテナ励振器が延長されて
いてもよい。スロット及びアンテナ給電組立体は、アン
テナ励振部がスロットを通って導体部材の第1側から、
この第1側の反対側の導体部材の第2側に貫通できるよ
うな寸法である。これにより、このアレイの給電組立体
を保守・点検することが容易にされている。 本発明の第2の実施態様によれば、アレイアンテナ装
置が複数のレドーム部品(モジュール)を備えている。
各レドーム部品は飛行機の外面を構成するように外形が
定められている。アンテナ素子を構成するアンテナ給電
及び無給電構成部品は、アレイアンテナ装置の放射パタ
ーンが飛行機から外部に広がるように、各レドーム部品
の内面に取付られている。各レドーム部品は、取付手段
を介して飛行機に着脱自在に固定され、アンテナ構成部
品の少なくとも一部が露出可能とされている。 本発明の第3の実施態様によれば、アレイアンテナ装
置が絶縁製の細長部材と、アンテナ給電励振成分に対し
て平行に前記細長部材を支持する支持手段とを含んでい
る。前記細長部材には導体が各々取付られ、アンテナ素
子用の導波器として作用する。これら導体は、絶縁性の
スペーサを介して、チューブの内部に沿って間隔を開け
て配置されたロッドであってもよい。これらロッドは、
チューブ内に配置されてもよいし、或は、絶縁性のチュ
ーブの選択された領域に導電物質が被覆されることによ
り前記ロッドが形成されていてもよい。 本発明では、復数の結合器が給電アンテナ組立体から
各モジュール内の信号を結合するために使用される。モ
ジュールの外形は、結合器と受信器または受信/送信兼
用器とが近接配置され、両者を短い同軸ケーブルで接続
できるように設計されている。 本発明を容易に実行できるようにするために、添付図
面を参照して以下に記載する。 図面の簡単な説明 第1図は翼の前縁のレドームに配置された本発明に係
るモジュール式アレイアンテナ装置の概念的斜視図、第
2図は飛行機の翼の前縁に取付られた第1図による複数
のモジュールを含む飛行機の概念的平面図、第3図は第
2図のIII−III線断面図、第4図はレドームが開いた状
態を示す第3図に類似した断面図、第5図は第1図のV
−V線断面図、第6図は受信アンテナがアレイモジュー
ルに挿入され或は取り外される方法を示す第5図に類似
する断面図である。 発明を実施するための最良の形態 本発明に係るアレイアンテナ装置は、モジュールを共
通化しない形式のアレイアンテナ装置や、送信または/
および受信に好適なアレイアンテナ装置にも適用できる
が、以下の実施形態では、飛行機の翼の前縁に共通化し
たモジュールを取り付けたアレイアンテナ装置を例に挙
げて説明する。 第1図において、本発明によるモジュール10Aは、ア
レイアンテナユニットを具備しており、そのアレイアン
テナユニットは非金属性構造物であるレドーム12に収容
されている。レドーム12は翼の前縁部分として機能する
形状をなしている。このレドーム12は、約5インチの間
隔でレドーム12の長さ方向に沿って間隔を空けて配置さ
れた補強リブ100(第3図参照)を有することが好まし
い。リブ100の間隔は翼の仕様負荷に従って決定され
る。もし、本発明に係るアレイアンテナ装置を、既に存
在する翼に取り付けるのであれば、リブ100の配置を元
の翼の前縁構造に合わせてもよい。特に、レドーム12
は、ケブラー49/エポキシ181のような非金属材料からな
る織布スキンと、この織布スキンに局部的に固定され
た、S−ガラス/エポキシテープからなるリブ部材とに
よって構成してもよい。この場合、スキンとリブは一体
的に固化される。その他、レドーム12としては、代表的
なサンドウィッチ構造のレドームを使用してもよい。い
ずれの仕様においても、重量を優先して考慮すべきであ
る。 レドーム12には、シート状アルミニウムのような平坦
な金属部材から接地部材14が取付られている。レドーム
12内へ接地部材14を取付ける正確な方法が第3図を参照
して詳述される。 接地部材14には、4個のアンテナ励振/受信組立体
(アレイアンテナユニット)16が取付られている。この
アンテナ励振/受信組立体16は、各々が受信器18と、こ
の受信器18の前方に支持された給電励振器22とを含んで
いる。給電励振器22は、前述の米国特許第4,514,734号
に開示された形式であり、内側へ向けて対向する先端部
を有する「フック」型のダイポールである。ここで、
「励振器」という用語は、無給電反射器または導波器で
はなく、給電されるもの、すなわちアレイアンテナのヤ
ギ素子の給電ダイポールを指している。この用語は、ア
レイが受動型アレイとして受信専用とされるか、また
は、送信受信兼用とされるか否かに拘わらない。換言す
れば、給電励振器22は、反射器或は導波器でなく、受信
器18に接続された主要動作要素であり、励振器22によっ
て受信した適切な周波数の電磁エネルギを受信器18に送
ることもできるし、アレイアンテナ装置が送信用に使用
された場合には、各励振器22が受信/送信モジュールか
らの電力を伝達される励振要素となることもできる。励
振器22は各バルン20に直接に相互接続されており、各受
信器18(或は受信/送信兼用器)への配線の必要性が省
かれている(米国特許第4,514,734号に記載された形式
である)。そして、励振器22は全て接地部材14に平行に
配置され、さらに、好ましくは全ての励振器22が一直線
状に並ぶ、すなわち共直線になるように配置されてい
る。 接地部材14は、後述されるように、各々が各励振器22
を固定するためのものであり、ユニット化された受信器
18、対応するバルン20、及び励振器22を含むアンテナ励
振/受信組立体16の交換を容易にするため、接地部材14
には、十分な大きさのスロット24が形成されている。 レドーム12内には、レドーム12の長手方向に平行、従
って接地部材14及び励振器22に平行な方向に向けて、非
金属性指向支持チューブ26が取付られている。この指向
支持チューブ26には、各励振器22と対面するそれぞれの
位置に、導体からなる中実のロッド、もしくは重量削減
のために肉薄中空のチューブ28が配置され、これらが導
波器として作用するようになっている。また、チューブ
26内には、チューブ28の間に絶縁性スペーサ30がそれぞ
れ配置され、チューブ28が励振器22の導波器として作用
する最適位置から移動しないように位置規制している。
なお、導波器28は、チューブ26の内外面いずれかの励振
器22と対面する位置に、導電性被覆を塗布して形成され
てもよい。 以上の接地部材14、励振器22及び導波器28がアンテナ
素子を形成する。前述の米国特許第4,514,734号には、
導波器28及びそれと対応する励振器22間の間隔、並び
に、励振器22と接地部材14間の間隔(第2間隔)が各々
特定されている。第2間隔は、各バルン20の長手方向に
沿って励振器22の位置を調整することにより、幾分か変
化させることも可能である。そして、接地部材14、励振
器22の反射器として作用する。 モジュール10Aは、好ましくは、このような単純なア
ンテナ素子を偶数含んでいる。アンテナ素子は、かなり
広い周波数帯域に亘ってある程度の指向性を有するよう
にデザインされており、これによりモジュール10A全体
としてかなり広い周波数帯域の受信アンテナとして機能
することが好ましい。しかし、モジュール10Aが主に受
信用のアレイアンテナ装置に使用されるのであれば、レ
ドーム12内に、チューブ26と平行に追加のチューブ(図
示略)用の空間を形成し、この追加のチューブ内に、チ
ューブ26と同様の支持方法で追加の導波器(図示略)を
収容して支持してもよい。このような追加の導波器を設
けると、アレイアンテナ装置の指向性は狭くなり、指向
性の強い電波を放射することができる。しかし、その場
合には結果として周波数帯域も狭くなるので、そのよう
な用途に適合する。レーダ送信をする応用例において、
受信器18の代わりに、励振器22に対して送信可能に結合
された最適な送信器が使用される。 励振器22が受信した受信信号は受信器18で処理され
る。各受信器18からの出力は、3個の整合部34A,34B,34
Cを有する信号整合器32で合計される。より詳細には、
受信器18はそれぞれ3つの出力信号を発し、これらの出
力信号がそれぞれ整合部34A,34B,34Cに伝達される。従
って、この例では、各整合部34A,34B,34Cがそれぞれ4
つの入力を持ち、これら入力のひとつひとつが各受信器
18の出力に対応している。したがって、この例では、全
ての受信器18の出力を整合器32の整合部34A,34B,34Cに
接続するために、計12組のケーブル(図示略)が使用さ
れている。これら12組のケーブルは同一の電気的特性を
有する。すなわち、整合部34A,34B,34Cの入力に到達し
た全信号が、各受信器18から整合部34A,34B,34Cまでの
ケーブルに沿って伝搬する間に、同じ位相遅延を受ける
ように設定されている。 整合部34A,34B,34Cの出力は、ケーブル36A,36B,36Cに
各々接続されており、これらの出力信号に最適な処理が
施されるように、飛行機胴体内に配置された電子システ
ムに伝達される。整合器32は、当業者に公知な方法で特
定用途に従って変形された種々の市販装置のいずれかで
よい。 第2図に示すように、アレイアンテナ装置38は、飛行
翼44の前縁42における窪み40内に収容された、本発明に
係る4個のモジュール10A、10B、10C及び10Dから形成さ
れている。各モジュール10A、10B、10C及び10Dは、図示
略のケーブルによって飛行機50の胴体48内に配置された
電気パッケージ(装置)に接続されている。 この電子パッケージは、ケーブルからの入力信号の振
幅及び相対位相の少なくとも1つの変化させるための、
当業者にとって公知な形式のドライブ回路を一般に含ん
でいる。当業者に公知であるように、モジュール10A,10
B,10C,10Dにおける励振器22の相対位相及び振幅にこの
ような変化を生じさせることにより、アレイアンテナ装
置38の感度が最大となる方向を変化させることができ
る。 図示されていない他方の翼にも、アレイアンテナ装置
38と同一のアレイアンテナ装置が設けられている。この
例のアレイアンテナ装置38は、翼の前縁42に取付られて
いたが、翼44の後縁52、或は飛行機50の外面の他の位置
に取り付けることも可能である。 窪み40の形状は、モジュール10A,10B,10C,10Dの接地
部材14が単一平面に沿って配置されるように、かつ、接
地部材14のエッジが単一線に沿って配置されるように、
設定されている。 アレイアンテナ装置38の形状は、翼の前縁部としての
役割を果たすように設定されており、既存の飛行機の翼
前縁部と交換する場合にも、あるいは新設の飛行機の翼
前端部に設置される場合にも、理想的な翼形状が得られ
るように配慮されている。 翼の前端部を本発明に係るレドームに交換することに
より、翼の形状及び重量がある程度変化するから、翼の
航空力学特性が変化する。したがって、飛行性能上の要
求を満たすには、最適な解析及び飛行試験が必要であ
る。しかし、飛行機の胴体に大きいドームのような構造
のアレイアンテナ装置を取り付ける場合に比較すれば、
飛行性能に対する影響は小さい。 第3図及び第4図は、翼44の前梁56に取付られたモジ
ュール10Cの断面が示されている。既存の機体に取り付
ける場合には、既存の翼の前端部よりも前方側に、モジ
ュール10Cの前端を位置させてもよい。既存の翼の輪郭
を延長させてもよい。 新たな翼部分は、既存の翼部分とは異なる形状を有し
ており、新たな翼部分の上面が、既存の翼部分の前梁の
上面と接していることが好ましい。このような場合に
は、既存の翼の前端部分の付属構造が、本発明に係るレ
ドーム12用の取付構造として使用できるからである。 既存の飛行機の翼に取り付ける場合には、新たな翼構
造が、既存の構造における前端部の負荷を支える経路と
同じ経路で負荷を支えるように設定されるべきである。
これらの負荷は、一般に、前梁56でズレ及び弦方向の曲
げモーメントとして翼の箱型の梁に導入される。翼の前
縁を4個のモジュール10A,10B,10C,10Dに区分すること
により、翼44を曲げた場合の翼長方向の負荷が最小化さ
れ、後述するように保守が容易になる。特に、前梁56の
上端に形成された上部取付部の上面には平坦面が形成さ
れ、この平坦面には、レドーム12の上部取付部分66に形
成された穴を通って内側へ貫通された複数の締め具64が
固定されるようになっている。 レドーム12の第2の取付部70には、レドーム12の下端
72に平行な線に沿って並ぶ複数の穴が形成されている。
これら穴には、ヒンジ78の第1平坦部76に固定された複
数の締め具74が固定され、これによりレドーム12の第2
取付部70がヒンジ78に取り付けられている。一方、ヒン
ジ78の第2平坦部80は、翼44の下部面88に取付られた整
形支持体86の平坦部84に一連の締め具82によって固定さ
れている。整形支持体86は、変形された翼形状を構成
し、円滑な翼の下面を構成する整形面90と同様に、レド
ーム12用の取付材を形成している。このような例によれ
ば、翼尾部分の形状は元のままに維持されるので、翼の
揚力特性は変化しない。 受信器18は取付タブ92を有し、これら取付タブ92は締
め具94を介して接地部材14へ着脱容易に取り付けられて
いる。各受信器18の各垂直辺側には接地部材を補強する
ための補強材96が設けられている。これら補強材96のそ
れぞれは断面L字状部分を有し、これら断面L字状部分
は、接地部材14に対して複数の締め具(図示略)によっ
て固定される第1平坦部と、レドーム12の長手方向およ
び接地部材14の双方に対して垂直に延びる第2平坦部と
を備えている。補強材96は、受信器を支持するだけでな
く、僅かな重量の増加で接地部材14の強度を増加させる
役割を果たしている。 導波器支持チューブ26は、レドーム12のリブ100に一
直線上に形成された穴98を通され、レドーム12内の所定
位置に支持されている。 接地部材14は、上記フランジ102及び下部フランジ104
を有し、これらフランジ102,104はレドーム12の内面に
接触して、複数の締め具(図示略)により固定されてい
る。これら締め具は、レドーム12の上端縁および下端縁
のそれぞれに沿ってレドーム12に形成されな穴(図示
略)を貫通している。アンテナ素子の角度及び位置は、
アレイアンテナ装置38が翼基準面106に対して下方に傾
斜した角度になるように翼の輪郭(等高線)に合わせて
選択される。こうすることにより、アレイアンテナ装置
38が使用されるサーチモード中に、胴体基準線(図示
略)に対して飛行機の攻撃角を調整することにより、飛
行機の飛行経路に対するアレイアンテナ装置38の傾斜角
度を調整することが可能となる。 受信器18及び関連する励振器22を合むアンテナ励振/
受信組立体16を保守のために取り外す場合には、まず、
いずれのモジュール10A、10B、10C、10Dが故障している
かを決定する。その目的のために、検査システムを組み
込んでもよい。 モジュール10A、10B、10C、10Dのいずれかに欠陥があ
ると決定された場合には、締め具64を取り外して、レド
ーム12の上部取付部66を上部取付構造60の平坦部62から
外す。最後の締め具64が取り外されると、モジュール10
A〜Dは第3図に示す閉塞位置から第4図に示す開口位
置まで回動できるから、受信器18の背後の部分にアクセ
スすることが可能となる。この状態で、電力供給線、及
び受信器18を整合部34A〜Cに接続した各種ケーブルな
どを含む、受信器18をシステム本体に接合した各種ワイ
ヤ(図示略)を、受信器18から外す。さらに、受信器18
を接地部材14に固定している締め具94を外す。 第5図及び第6図に示すように、締め具94が外される
と、励振器22がスロット24から取出し可能となるから、
単純な操作によって、受信器18、バルン20及び励振器22
を備えたアンテナ励振/受信組立体16を、接地部材14か
ら外すことができる。スロット24はこのような取出を可
能とする寸法に設定されている。 受信器18、バルン20及び励振器22を備えたアンテナ励
振/受信組立体16を修理した後、アンテナ励振/受信組
立体16は、前述した手順と逆の手順により再び取り付け
られる。あるいは、その代わりに、欠陥品であるアンテ
ナ励振/受信組立体16を、動作確認された良品の組立体
と交換して、取り外した組立体16を別途、検査機器が整
った便利な場所で修理してもよい。従って、モジュール
10A、10B、10C、10Dは、高度な訓練がされていない保守
要員によっても、最小の努力のみで交換または修理を行
うことができる。 各モジュール10A、10B、10C及び10Dは、小規模(ベン
チ)検査を行うために、アンテナ励振/受信組立体16を
持つ翼44から外してもよい。この場合、まず第4図に示
した開口状態として、信号整合器32から翼内に到る配線
インタフェースを外し、さらに締め具82を外すことによ
り、モジュール10A、10B、10C及び10Dを翼44から分離す
る。ヒンジ78のピン(ワイヤ)を取り外すことによって
も、モジュールを取り外すことは可能である。 モジュール10A、10B、10C及び10Dが翼44から取外さ
れ、或は第4図に示す開口位置にある時には、チューブ
26を取り外すことにより、導波器28及びスペーサ30を取
り外すことができる。そして、必要であれば保守或は交
換が行える。導波器28は無給電であるので、ワイヤ接続
がなく、取り外す必要はめったに生じない。 再度、第3図及び第4図を参照すると、レドーム12の
外周には、膨張除氷ブーツ108が設けられている。この
ブーツ108は、ゴム或はポリウレタンのような非電導材
料から作られる。 各モジュール10A、10B、10C、10Dは、独立した除氷ブ
ーツ108をそれぞれ有し、これら除氷ブーツ108は、飛行
機50の圧縮空気源(図示略)に、供給ラインおよび付属
部品(図示略)を介して、接続されている。これら供給
ラインおよび付属部品は、接地部材14の前方のどの位置
においても非電導材料で形成されている。各モジュール
10A、10B、10C、10Dへの空気供給ラインは、翼44からの
取り外しが容易に行えるように構成されている。 本発明の種々の変形が当業者にとって明白である。例
えば、本発明のアレイアンテナ装置は、ある種の飛行機
に見られるような、胴体に取付られた条板にも設置でき
る。 勿論、当業者にとって、本明細書を読んだ後、受信器
或は受信/送信兼用器を翼内よりむしろレドーム内に配
置することによって、翼内に収容しなければならない電
子部品への配線を簡略化し、従って構造が単純となり、
新規な翼の強度を低下させることが無く、従来の飛行機
にも容易に設置できるようになることが明白である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.同一直線に沿って配置された複数の給電型のアンテ
    ナ励振器(22)と、 アレイアンテナ装置の接地面の役割をする導体部材(1
    4)と、 前記導体部材(14)に対して平行かつ間隔を空けて前記
    アンテナ励振器(22)のそれぞれを支持するとともに、
    前記アンテナ励振器(22)に電磁結合されたエネルギ導
    体手段(20)と、 前記各エネルギ導体手段(20)を介して前記各アンテナ
    励振器(22)に接続されたエネルギ変換手段(18)と、 前記各エネルギ変換手段(18)を前記導体部材(14)に
    対して着脱自在に固定する固定手段(92)とを備え、 前記導体部材(14)は、前記各アンテナ励振器(22)の
    それぞれに対応するスロット(24)を有し、これらスロ
    ット(24)は、前記各アンテナ励振器(22)がこれらス
    ロット(24)を通して前記導体部材(14)の一面側から
    他面側へ通過可能な寸法とされ、前記スロット(24)を
    通すことにより前記各アンテナ励振器(22)が前記導体
    部材(14)から取り外し可能とされていることを特徴と
    するアレイアンテナ装置。 2.前記各エネルギ導体手段(20)は、前記アンテナ励
    振器(22)のそれぞれと前記エネルギ変換手段(18)の
    それぞれとを個別に接続していることを特徴とする請求
    の範囲第1項記載のアレイアンテナ装置。 3.前記導体部材(14)は、同一平面上に配列された複
    数の部分を備え、これら部分のそれぞれに選択された数
    の各エネルギ変換手段(18)が取付られていることを特
    徴とする請求の範囲第1項から第2項までのいずれかに
    記載のアレイアンテナ装置。 4.飛行機の翼(44)の端部を構成するレドーム(12)
    を有し、このレドーム(12)の内部に、前記アンテナ励
    振器(22)が、アレイアンテナ装置の指向性パターンが
    前記翼(44)から飛行方向前方に延びるように取り付け
    られていることを特徴とする請求の範囲第1項から第3
    項までのいずれかに記載のアレイアンテナ装置。 5.前記レドーム(12)を前記翼(44)に固定する取付
    手段(60,70)を備え、前記取付手段(60,70)は、前記
    レドーム(12)の第1長手端部を前記翼(44)の第1部
    分に回動可能に連結するヒンジ手段(78)と、前記レド
    ーム(12)の第2長手端部を前記翼(44)の第2部分に
    着脱可能に固定する固定手段(64)とを含み、前記固定
    手段(64)を取り外して前記レドーム(12)を前記翼
    (44)に対して回動させることにより保守点検ができる
    ことを特徴とする請求の範囲第1項から第4項までのい
    ずれかに記載のアレイアンテナ装置。 6.前記導体部材(14)には前記励振器(22)毎に前記
    スロット(24)が形成され、前記エネルギ導体手段(2
    0)は、前記スロット(24)を通過して前記エネルギ変
    換手段(18)に達していることを特徴とする請求の範囲
    第1項から第5項のいずれかに記載のアレイアンテナ装
    置。 7.前記エネルギ導体手段(20)は、前記アンテナ励振
    器(22)を前記導体部材(14)から一定距離離して支持
    し、前記導体部材(14)は、前記アンテナ励振器(22)
    用の反射器として作用することを特徴とする請求の範囲
    第1項から第6項のいずれかに記載のアレイアンテナ装
    置。 8.前記エネルギ変換手段(18)は、レーダー受信器お
    よび受信/送信兼用器のいずれかであり、さらに、前記
    レーダー受信器が受信した信号を結合させる複数の結合
    手段(32)を備えていることを特徴とする請求の範囲第
    1項から第7項のいずれかに記載のアレイアンテナ装
    置。 9.前記アンテナ励振器(22)毎に設けられた導波器
    (28)と、これら導波器(28)を前記各アンテナ励振器
    (22)に対して平行に間隔を空けて支持する導波器支持
    手段(26)とを更に備えていることを特徴とする請求の
    範囲第1項から第8項のいずれかに記載のアレイアンテ
    ナ装置。 10.前記各アンテナ励振器(22)毎に前記エネルギ変
    換手段(18)が設けられ、前記エネルギ変換手段(18)
    を前記導体部材(14)に着脱自在に固定する固定手段
    (92)を備えた請求の範囲第3項記載のアレイアンテナ
    装置。 11.前記導波器支持手段(26)は、絶縁性細長部材
    と、前記アンテナ励振器(22)に対して平行に間隔を空
    けて前記細長部材(26)を支持する支持手段(98,100)
    とを備えていることを特徴とする請求の範囲第9項記載
    のアレイアンテナ装置。 12.前記絶縁性細長部材(26)がチューブであり、前
    記導波器(28)が前記チューブ(26)の内部に沿って間
    隔おいて配置された導体ロッドであることを特徴とする
    請求の範囲第11項記載のアレイアンテナ装置。 13.前記チューブ(26)の内部には、該チューブに沿
    って前記ロッド(28)を位置させる絶縁性スペーサ手段
    (30)が形成されたことを特徴とする請求の範囲第12項
    記載のアレイアンテナ装置。 14.前記各導波器(28)は、前記チューブ(26)の表
    面の選択部分に形成された導電性被覆を備えたことを特
    徴とする請求の範囲第11項、第12項または第13項記載の
    アレイアンテナ装置。 15.飛行機の機体の一部を構成するレドーム部分(1
    2)と、 アンテナ指向性パターンが前記飛行機から広がるように
    前記レドーム部分(12)の内面に一体的に取り付けられ
    たアレイアンテナユニット(16)と、 前記アレイアンテナユニット(16)が一体的に取り付け
    られている前記レドーム部分(12)を、前記飛行機に対
    して、前記アレイアンテナユニット(16)の少なくとも
    一部を露出させることができるように移動可能に固定す
    る取付手段(60,70)とを備えており、 前記アレイアンテナユニット(16)は、 前記レドーム部分(12)の内面に取付られて、前記アレ
    イアンテナユニット用の接地面となる導体部材(14)
    と、 前記導体部材(14)と前記レドーム部分の前記外面の間
    で、同一直線に沿って前記導体部材(14)の一面側に配
    置された複数の給電型のアンテナ励振器(22)と、 前記アンテナ励振器(22)毎にエネルギを変換するため
    に前記アンテナ励振器(2)に結合され、かつ、前記導
    体部材(14)の他面側に配置されたエネルギ変換手段
    (18)と、 前記各エネルギ変換手段(18)を前記導体部材(14)に
    着脱自在に固定する固定手段(92)とを備え、 前記エネルギ変換手段(18)は、前記レドーム部分の端
    部が前記飛行機から取り外されることにより露出され、
    前記レドーム部分(12)から取り外し可能となることを
    特徴とするアレイアンテナモジュール。 16.前記レドーム部分(12)は、前記飛行機の翼の縁
    部を構成していることを特徴とする請求の範囲第15項記
    載のアレイアンテナモジュール。 17.前記取付手段(60,70)は、前記レドーム部分(1
    2)の第1端部を前記飛行機の第1部分に回動可能に連
    結するヒンジ手段(78)と、前記レドーム部分(12)の
    第2端部を前記飛行機の第2部分に着脱可能に固定する
    固定手段(64)とを含み、前記固定手段(64)を取り外
    すことにより、前記レドーム部分(12)が前記飛行機に
    対して傾動可能とされていることを特徴とする請求の範
    囲第15項または第16項記載のアレイアンテナモジュー
    ル。 18.前記アレイアンテナユニットは、前記エネルギ変
    換手段(18)に対して前記アンテナ励振器(22)を支持
    しかつ前記アンテナ励振器(22)及び前記エネルギ変換
    手段(18)間でエネルギーを伝達するエネルギ導体手段
    (20)を有し、 前記固定手段(92)が前記アレイアンテナユニット(1
    6)内の前記エネルギ変換手段(18)を固定することに
    より、前記アレイアンテナユニット(16)の構成部品と
    して、前記アンテナ励振器(22)、前記エネルギ変換手
    段(18)及び前記エネルギ導体手段(20)が着脱自在に
    支持されていることを特徴とする請求の範囲第15項から
    第17項のいずれかに記載のアレイアンテナモジュール。
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