JP2848259B2 - トラヒックシェイパ - Google Patents

トラヒックシェイパ

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JP2848259B2
JP2848259B2 JP508995A JP508995A JP2848259B2 JP 2848259 B2 JP2848259 B2 JP 2848259B2 JP 508995 A JP508995 A JP 508995A JP 508995 A JP508995 A JP 508995A JP 2848259 B2 JP2848259 B2 JP 2848259B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期転送モードを扱
う通信網、特にはパケット交換方式の通信網と、前記通
信網の外の装置とのインタフェ−ス点に設置され、送出
しようとするセルの送出時刻を、直前に送出した他のセ
ルの送出時刻および伝送路速度を用いて決定し、通信網
で発生するトラヒックの輻輳制御を行うトラヒックシェ
イパに関する。
【0002】
【従来の技術】ATMでは、網の輻輳を防止し、網の利
用効率を高めることにトラヒックシェイパが有効であ
る。トラヒックシェイパは、網の入り口に設置され、
(論文1)Pierre E. Boyer らにより、IEEE Network 1
992 September における論文“Spacing cells protects
and enhances utilization of ATM network links”で
提案されているようにシェイパに到着したセルに対し、
適当な遅延時間を付加して、送出すべき時刻TATを決
定し、セルを送出する制御を行う一種の遅延回路であ
る。このTATは、例えば、論文1で提案されているよ
うに送出レートがaのときに、シェイパに到着したセル
に対し、直前のセルが送出されるべき時刻TATbより
も理想的には1/a遅らせて、すなわちTATb+1/
aの時刻に、または、1/a以上遅らせて、TATb+
1/aよりも遅い時刻に決定される。このとき、シェイ
パの本来の目的を果たすためには、できるだけ理想的送
出時刻、つまりTATb+1/aに近い時刻に送出する
ことが必要である。なお、このTATは、送出すべき理
想時刻であり、実際に送出した時刻ではない。
【0003】この方式では、セル同期システム、つまり
セル送出の周期が一定で、送るべきセルがない場合にも
ダミーのセルを送出し、とにかくセル送出が一定のタイ
ミングで行われるようなシステムでは、1/aが小数の
場合、TAT=TATb+1/aが小数になるという問
題がある。さらに、TATの時刻に既に他の送出すべき
セルがスケジューリングされている場合には、セルを送
ることができないという問題がある。
【0004】前記論文1では、TATよりも小さくない
最小の整数値を新TATとし、新TATの時刻に既に他
の送出すべきセルがある場合には、該新TATとして他
の送出すべきセルがない最も小さい量子化されたTAT
値にすることが述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来方式では、セ
ルのTAT送出時刻とそれ以降の時刻に他のセルが多く
スケジューリングされている場合には、新TATが元来
の理想的送出時刻TATと大きくかけ離れてしまうとい
う問題点がある。
【0006】本発明は、前記問題を解決し、新TATが
元来の理想的送出時刻TATにできるだけ近くなるよう
に新TATを与えることができるトラヒックシェイパを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のトラヒックシェ
イパは、非同期転送モードを扱う通信網と、前記通信網
の外の装置とのインタフェ−ス点に設置され、当該セル
の送出時刻TATを直前に送出した他のセルの送出時刻
TATbおよび伝送路速度aを用いて下記の式 TAT=TATb+1/a で計算するとともに、計算結果を単位時間で量子化して
実際のセルの送出時刻を決定するトラヒックシェイパに
おいて、上記の式の結果が小数となる場合には、上記の
式の結果よりも小さい整数値のうち、最も大きな整数値
を当該セルの理想的送出時刻と決定する理想的送出時刻
決定手段を有し、この理想的送出時刻決定手段は、当該
セルの理想的送出時刻として決定した理想的送出時刻が
既に他のセルの送出時刻として決定されていた場合に
は、他のセルの送出時刻として決定されていない整数値
であって、かつ、前記決定した理想的送出時刻より小さ
い整数値のうち、最も大きな整数値を当該セルの理想的
送出時刻と決定する。
【0008】
【0009】
【作用】理想的送出時刻TATとそれ以降に既に他のセ
ルを送出することが予定されており、かつ理想送出時刻
の直前には他のセルの送出が予定されていない場合を考
える。本発明のトラヒックシェイパは、従来方式のよう
にTAT以降を探して、送出時刻が理想時刻にかけ離れ
てしまうという問題点を回避でき、TAT直前に新TA
Tを設定できるため、理想送出時刻になるべく近い時刻
にセルを送出することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のトラヒックシェイパの一実
施例を示す図である。図2は図1の実施例のトラヒック
シェイパのアルゴリズムを示す図である。理想的送出時
刻計算アルゴリズム101は、到着したセルに対して理
想的送出時刻TATを決定する(理想的送出時刻TAT
を決定する場合、文献1で示されるアルゴリズムを用い
る。なお、文献1においては、TATは、TRTという
名前で呼ばれている)。リングメモリ104は、セルを
蓄積するバッファメモリであって、論理的にはリング状
になっているため、以下の説明では、読み出し、書き込
みをするときにリングメモリ104の物理的先頭や物理
的最後を意識しなくてよいものとする。ここでは、便宜
上、読み出しポインタが指している(つまり今読み出し
を行いつつある)位置をバッファメモリの先頭とする。
従って、バッファメモリの先頭は、物理的には変わりう
る。
【0011】リングメモリ104には、独立動作の書き
込みポインタ102、読み出しポインタ103によりセ
ルの入出力が行われる。特に、読み出しポインタはシー
ケンシャルに動作し、セルを途切れることなく網へ送出
するようにバッファメモリをシーケンシャルに読み出
す。このとき、バッファメモリにセルがない(バッファ
メモリが空)の場合でも、読み出し動作は行われ、結果
として空セルというものが網に送出される。従って、ひ
とたびバッファメモリ位置が決まれば(バッファメモリ
に書き込めば)、そのバッファメモリ位置から計算し
て、そのバッファメモリが読み出される時刻も決まる。
一方、書き込みポインタは、セルを適当なバッファメモ
リ位置に書き込むためのポインタであり、該適当な位置
は、読み出されるべき時刻、つまり理想送出時刻に従っ
て決められる。この理想送出時刻に関しては、文献1で
示されるアルゴリズムを用いて、理想的送出時刻TAT
を決定する。
【0012】セル書き込みにおいては、図2に示すよう
なアルゴリズム200が適用され、シェイパアルゴリズ
ム101で決められた理想的送出時刻TATを算出する
(S1)。理想的送出時刻TATに相当する時刻に対応
する位置のバッファメモリが空いていれば、そこにセル
を書き込む(S2)。もし、該位置が空いていない、つ
まり他のセルが既に書き込まれている場合には、書き込
もうとした時刻の直前の時刻の位置を見て、空きであれ
ば該バッファメモリ位置に書き込む。空いていなければ
この操作を繰り返し行う(S3)。バッファメモリの先
頭位置まできた場合には、これ以上書き込み場所を探す
ことができなくなったとして、従来方法に切り替えても
よい。
【0013】
【発明の効果】上述したように本発明は、TAT以降を
探して、送出時刻が理想時刻にかけ離れてしまうという
問題点を回避するため、TAT直前に新TATを設定す
ることにより、理想送出時刻になるべく近い時刻にセル
を送出するというシェイパの本来の目的を達成すること
が可能になる。ひいては、そのために、網の利用効率が
向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラヒックシェイパの一実施例のアー
キテクチャを示す図である。
【図2】図1の実施例における理想的送出時刻の決定ア
ルゴリズムを示す図である。
【符号の説明】
101 シェイパアルゴリズム 102 書き込みポインタ 103 読み出しポインタ 104 リングメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−170266(JP,A) 特開 平8−102748(JP,A) Pierre E. Boyer 他 3名,”Spacing Cells Protects and Enhan ces Utilization of ATM Network Link s”,IEEE NETWORK,Se ptember 1992,Vol.6,N o.5,p.38−49 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モードを扱う通信網と、前記
    通信網の外の装置とのインタフェ−ス点に設置され、当
    該セルの送出時刻TATを直前に送出した他のセルの送
    出時刻TATbおよび伝送路速度aを用いて下記の式 TAT=TATb+1/a で計算するとともに、計算結果を単位時間で量子化して
    実際のセルの送出時刻を決定するトラヒックシェイパに
    おいて、 上記の式の結果が小数となる場合には、上記の式の結果
    よりも小さい整数値のうち、最も大きな整数値を当該セ
    ルの理想的送出時刻と決定する理想的送出時刻決定手段
    を有し、 この理想的送出時刻決定手段は、当該セルの理想的送出
    時刻として決定した理想的送出時刻が既に他のセルの送
    出時刻として決定されていた場合には、他のセルの送出
    時刻として決定されていない整数値であって、かつ、前
    記決定した理想的送出時刻より小さい整数値のうち、最
    も大きな整数値を当該セルの理想的送出時刻と決定する
    ことを特徴とする トラヒックシェイパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Pierre E. Boyer 他3名,"Spacing Cells Protects and Enhances Utilization of ATM Network Links",IEEE NETWORK,September 1992,Vol.6,No.5,p.38−49

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