JP2848085B2 - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JP2848085B2
JP2848085B2 JP4051023A JP5102392A JP2848085B2 JP 2848085 B2 JP2848085 B2 JP 2848085B2 JP 4051023 A JP4051023 A JP 4051023A JP 5102392 A JP5102392 A JP 5102392A JP 2848085 B2 JP2848085 B2 JP 2848085B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売時点情報管理(Poi
nt Of Sales:以下POSという)システム等に用いられ
るバーコードスキャナ等の読取装置に係り、特に片面に
マスクカバーを取り付けた読取窓を表裏いずれの方向か
らも装着することができる読取装置に関するものであ
る。
【0002】近来、百貨店やスーパーマーケット等にお
いて、POSシステムが普及し、販売管理と販売商品の
登録入力作業の効率化が進行している。このPOSシス
テムの商品価格等のデータ入力にバーコードスキャナが
広く利用されている。バーコードスキャナは、読取窓に
2種類あって、主にヨーロッパの市場ではオペレータが
座り操作により、商品をガラスで形成された読取窓の上
面に滑らせて読み取るために面が平坦な読取窓が要求さ
れる。
【0003】また主に米国や国内市場ではオペレータが
立ち操作により、水平にした読取窓の上方、または垂直
にした読取窓の前方の所定空間領域を通過するように商
品を移動させて読み取っている。この場合、読取窓に硬
いものが当たってガラスに傷が付くことを嫌って、読取
窓のガラスを保護するために走査パターンの通過部分以
外の範囲を覆ったマスクカバーを使用している。
【0004】従来の装置では、この2種類の読取窓を別
々に用意しておき、夫々の市場やユーザの要求に合わせ
て添付しており、ユーザによっては要求により2種類の
読取窓を添付する場合もあった。
【0005】従って2種類の読取窓を準備しておく必要
があり、読取窓のコストが高くなるので、装置仕様を一
本化できる方法が望まれていた。
【0006】
【従来の技術】図4(a) 及び(b) は定置式スキャナの内
部を示す透視斜視図及び側面図で、図に示すように、薄
型に形成されたスキャナ1は、光学ユニット2とデータ
処理部3及び読取制御部4で構成され、光学ユニット2
は、例えばレーザ・ダイオードで構成された光源6及び
ビーム整形用のレンズ7から成る出射部8からの出射光
がミラー9a,9b で反射して、回転するポリゴンミラー10
によって走査ビームを放射して、走査パターン形成ミラ
ー11a〜11fで反射して異なる角度方向の走査ビームを
読取窓12aから上方空間の商品5のバーコード50を走査
するビーム走査機能、及び商品5のバーコード50を走査
した反射光を読取窓12a、走査パターン形成ミラー11a
〜11f、ポリゴンミラー10、集光レンズ13を経て受光セ
ンサ14で読み取って電気信号に変換する受光変換機能を
有する。
【0007】バーコード50は、太線と細線及びその間隔
の大小の組み合わせで構成され、これらの所定本数の順
列によって文字,数字または記号等が表示され、商品5
の包装や容器に直接印刷されるか、ラベル等に印刷され
て商品5に貼付される。
【0008】ポリゴンミラー10は、例えば反射面が6面
でモータM1によって回転して1回転で6回の走査が行わ
れ、夫々の面が垂直方向に対して異なる角度で設けられ
ていて、異なる方向に光を反射して走査ビームが放射さ
れる。モータM1及び光源6は読取制御部4に接続され、
受光センサ14はデータ処理部3を経由して読取制御部4
に接続されている。読取制御部4は図示省略した電子レ
ジスタに接続されている。また光学ユニット2、データ
処理部3及び読取制御部4は筺体15aに収容されてい
る。
【0009】走査パターン形成ミラー11a〜11fは、回
転するポリゴンミラー10で反射されて形成された走査ビ
ームを夫々反射して複数の走査パターンを形成する。デ
ータ処理部3は、受光センサ14によって受光変換された
電気信号を、図示省略したセンサアンプ、アナログ/デ
ィジタル (A/D) 変換回路及び2値化回路を経てバー
コード信号として認識する。
【0010】従ってスキャナ1は、読取制御部4による
各部の制御によって、読取窓12aから夫々所定方向に走
査ビームが放射され、オペレータが読取窓12aの上方空
間領域を所定方向に移動させた商品5のバーコード50を
走査し、その反射光によってバーコード50が読み取られ
てデータが認識される。
【0011】以下、読取窓12aを図5及び図6により詳
細に説明する。図5に示すように、読取窓には2種類あ
り、これを読取窓12a,12b とすると、読取窓12aは、ガ
ラス板16aに走査ビームが通過する範囲を切り抜いた厚
さが厚いマスクカバー17aが取り付けられ、走査ビーム
が通過する位置以外の範囲が覆われている。
【0012】マスクカバー17aは弾性を有する材料、例
えばゴム或いは合成樹脂で形成されている。また読取窓
12bは、ガラス板16bにほぼ正方形の角孔18を切り抜い
た厚さの薄いマスクカバー17bが貼付されている。
【0013】図6(a) 及び(b) は図5の読取窓12aのA
−A′線に沿う断面図及び読取窓12bのB−B′線に沿
う断面図(但し、窓枠19aは下記の凹部21a,21b 、凹部
21c,21d の位置での断面) を示している。
【0014】図に示すように、マスクカバー17a,17b の
端部に下方に曲げた先端外側に凸部20a,20b 及び凸部20
c,20d が設けられ、一方、窓枠19aの対応する位置に凹
部21a,21b が設けられており、読取窓12a,12b を図5で
矢印で示すように上方から窓枠19aに装着した時に、マ
スクカバー17a,17b の弾力によって凸部20a,20b 或いは
凸部20c,20d が凹部21a,21b に係合して嵌め込まれる。
【0015】このようにして、図5のごとく読取窓12a,
12b は夫々スキャナ1の上面の窓枠19aに装着して使用
される。読取窓12a,12b を取り外す時は、マスクカバー
17a,17b の端部と、窓枠19aの凹部21a,21b に近い位置
に設けられた図示省略した逃げ溝との隙間の双方又は一
方にコイン状の薄板を挿入してこじって取り外す。
【0016】読取窓12aは、商品5を読取窓12aの上方
空間領域を所定方向に移動させてバーコード50を読み取
る場合に使用され、読取窓12bは、商品5を読取窓12b
の上面を滑らせてバーコード50を読み取る場合に使用さ
れる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、読取窓に2種類あって、オペレータが立ち操作の場
合にはガラス板の走査ビームの通過位置以外の範囲をマ
スクカバーで覆った読取窓を使用しており、またオペレ
ータが座り操作の場合にはガラス板の広い範囲が露出し
た読取窓を使用しているので、2種類の読取窓を別々に
用意しておき、ユーザの要求によって夫々の市場やユー
ザの要求に合わせて添付しており、ユーザによっては要
求により2種類の読取窓を添付する場合もある。
【0018】従って2種類の読取窓を準備しておく必要
があり、コストの改善を図ることが困難であり、また管
理が面倒であるという問題点がある。本発明は、使用目
的に応じて読取窓の表裏を使い分けることができ、コス
トの改善を図ることができる読取装置を提供することを
目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図
で、(a) は読取窓の構成を示す斜視図、(b) 及び(c) は
装着時の側断面図を示す。図において、19は窓枠、12は
窓板16及びマスクカバー17を有し、複数の走査ビームが
外部へ照射される読取窓、16は読取窓12に設けられ、透
光性を有する材料で形成された窓板、17は読取窓12に設
けられ、窓板16の片面に貼付されて、窓板16の一部分を
カバーするマスクカバーである。
【0020】従って読取窓12を表裏いずれの方向からも
装置筺体の窓枠19に装着可能に構成されている。
【0021】
【作用】読取窓12の上方或いは前方の所定空間領域を物
体を移動させてコードを読み取る時は、図1(b) に示す
ように、マスクカバー17を外側に向けて読取窓12を窓枠
19に装着し、読取窓12の上面に物体を滑らせてコードを
読み取る時は、図1(c)に示すように、マスクカバー17
を内側に向けて読取窓12を窓枠19に装着することによ
り、1つの読取窓12で2種類の使用方法を行うことがで
き、読取窓を2種類用意する必要がなくなり、装置仕様
を一本化することができるので、コストの改善を図るこ
とができる。
【0022】
【実施例】図2及び図3により本発明の一実施例を説明
する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。図2
は従来例で説明したスキャナに本発明を適用した斜視
図、図3は要部側断面図である。
【0023】図2の筺体15b及びガラス板16cは、図1
の装置筺体15及び窓板16に対応している。図2に示すよ
うに、読取窓12A は、ガラス板16cの一方の面Aの走査
ビームが通過する位置以外の範囲をマスクカバー17cが
覆い、図3に示すように、マスクカバー17cはガラス板
16cの対向する両側面から裏側の面Bにかけて、面A及
び両側面では厚く、面Bでは薄く僅か掛かるように、ガ
ラス板16cに取り付けられている。従って面Bは表面形
状が平面になっている。
【0024】マスクカバー17cは従来例で説明したマス
クカバー17aと同じ材料で形成されている。ガラス板16
cの両側面の厚さ方向のほぼ中心のマスクカバー17cの
所定位置に、山形状の凸部20A,20B が設けられ、凸部20
A,20B に対応する内部に空間を設けるためにスリット24
a,24b が設けられ、凸部20A,20B に内側方向への圧力が
加えられた時に、マスクカバー17cの弾性により凸部20
A,20B がスリット24a,24b の方向に逃げる。
【0025】また凸部20A,20B が設けられた両面に対し
て直角方向の一方の側面の厚さ方向のほぼ中心の所定位
置に、抜け止め用の突起22a,22b が設けられている。一
方、筺体15bに読取窓12A の厚さだけの深さを有するよ
うに設けられた窓枠19bの内側面に凹部21A,21B 及び係
合部23a,23b が夫々設けられ、その位置はマスクカバー
17cの凸部20A,20B 及び突起22a,22b の位置に対応して
いる。
【0026】このような構成を有するので、読取窓12A
を面A或いは面Bのいずれを上側にしても、図2で矢印
で示すように、上方向から窓枠19bの係合部23a,23b に
読取窓12A の突起22a,22b を合わせて挿入しながら凸部
20A,20B を下げて嵌め込むと、窓枠19bの両側の縁に凸
部20A,20B が押されて内側に逃げて挿入され、凸部20A,
20B が凹部21A,21B の位置にくると弾力により復元す
る。かくて凸部20A,20B及び突起22a,22b が凹部21A,21B
及び係合部23a,23b に夫々係合して固定することがで
きる。
【0027】この時、筺体15bの上面に読取窓12A の上
面がほぼ一致して装着される。また読取窓12A を取り外
す時は、従来例で説明した方法と同様に、マスクカバー
17cの端部と窓枠19bの凹部21A,21B に近い位置に設け
られた図示省略した逃げ溝との隙間の双方又は一方にコ
イン状の薄板を挿入してこじって取り外す。
【0028】従って読取窓12bの上方或いは前方の所定
空間領域を商品5を移動させてバーコード50を読み取る
時は、図3(a) に示すように、マスクカバー17cを外側
に向けて読取窓12A を窓枠19bに装着し、読取窓12A の
上面に商品5を滑らせてバーコード50を読み取る時は、
図3(b) に示すように、マスクカバー17cを内側に向け
て読取窓12A を窓枠19bに装着することにより、1つの
読取窓12A で2種類の使用方法を行うことができ、装置
仕様を一本化することができるので、2種類用意する必
要がなくなり、コストの改善を図ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、透
光性を有する窓板の一方の面にマスクカバーを取り付け
て、読取窓を表裏いずれの方向からも装置筺体の窓枠に
装着可能に構成することにより、装置仕様を一本化する
ことができるので、2種類の読取窓を用意する必要がな
くなり、コストの改善を図ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例を示す斜視図
【図3】 実施例を説明する側断面図
【図4】 本発明が適用される定置式スキャナを示す構
成図
【図5】 従来例を示す斜視図
【図6】 従来例の説明図
【符号の説明】 1,1a はスキャナ、 12,12a,12b,12Aは
読取窓、16は窓板、 16a〜16
cはガラス板、17,17a〜17c はマスクカバー、 1
9,19a,19bは窓枠、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取窓(12)から外部へ複数パターンの走
    査ビームを照射して、物体に記されたコードを読み取る
    読取装置であって、 前記読取窓(12)は、窓板(16)及びマスクカバー(17)を有
    し、 該窓板(16)は、透光性を有する材料で形成されたもので
    あり、 該マスクカバー(17)は、該窓板(16)の一方の面に貼付さ
    れて、該窓板(16)の一部分をカバーするものであり、 該読取窓(12)を表裏いずれの方向からも装置筺体の窓枠
    (19)に装着可能に構成したことを特徴とする読取装置。
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