JP2846962B2 - 改善された圧縮型のラッチを備えた折り畳み可能なファスナースライダ - Google Patents
改善された圧縮型のラッチを備えた折り畳み可能なファスナースライダInfo
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- A44B19/26—Sliders
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- B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
- B65D33/25—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners
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- B65D33/2584—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor characterized by the slider
- B65D33/2588—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor characterized by the slider being provided with flexing or moving parts
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチックバッグ等に設けられた再閉止
可能な開閉ファスナー用のプラスチックスライダの改善
に関する。より詳細には、本発明は、プラスチックバッ
グに設けられたプロファイル型（互いにかみ合うリブ要
素及び溝要素を有するファスナーの型式をいう、以下プ
ロファイル型と呼ぶ）の再閉止可能なプラスチックファ
スナー又はジッパー用の「ガルウイング（gull−win
g）」タイプの折り畳み可能なワンピース（一部片）式
のプラスチックスライダのための圧縮型のラッチの改善
に関する。
可能な開閉ファスナー用のプラスチックスライダの改善
に関する。より詳細には、本発明は、プラスチックバッ
グに設けられたプロファイル型（互いにかみ合うリブ要
素及び溝要素を有するファスナーの型式をいう、以下プ
ロファイル型と呼ぶ）の再閉止可能なプラスチックファ
スナー又はジッパー用の「ガルウイング（gull−win
g）」タイプの折り畳み可能なワンピース（一部片）式
のプラスチックスライダのための圧縮型のラッチの改善
に関する。
本発明は、米国特許第5,063,644号（US−Ａ−506364
4）、及び、米国特許第5,067,208号（US−Ａ−506720
8）に開示されている折り畳み可能なファスナースライ
ダ用の圧縮型のラッチの改善である。上述の米国特許
は、プロファイル型の再閉止可能なプラスチックファス
ナーを跨ぐ、ワンピース型の折り畳み可能なプラスチッ
クファスナーのスライダを開示している。プラスチック
ファスナーのスライダには、ヒンジ式のウィングが設け
られており、これらウィングは、ラッチタングによって
適所に掛止される。上記ラッチタングは、下方に屈折さ
れて適所に嵌合し、ファスナーが再び開くのを防止す
る。本発明は、追加の可撓性のラッチウエブ構造を提供
するものであって、該ラッチウエブ構造は、上記ラッチ
タングと協働して追加の力を与え、この追加の力は、ウ
イングが完全に掛止されるように作用する。上記追加の
力はまた、上記ウィングが外れることに対して追加の抵
抗を与える。
4）、及び、米国特許第5,067,208号（US−Ａ−506720
8）に開示されている折り畳み可能なファスナースライ
ダ用の圧縮型のラッチの改善である。上述の米国特許
は、プロファイル型の再閉止可能なプラスチックファス
ナーを跨ぐ、ワンピース型の折り畳み可能なプラスチッ
クファスナーのスライダを開示している。プラスチック
ファスナーのスライダには、ヒンジ式のウィングが設け
られており、これらウィングは、ラッチタングによって
適所に掛止される。上記ラッチタングは、下方に屈折さ
れて適所に嵌合し、ファスナーが再び開くのを防止す
る。本発明は、追加の可撓性のラッチウエブ構造を提供
するものであって、該ラッチウエブ構造は、上記ラッチ
タングと協働して追加の力を与え、この追加の力は、ウ
イングが完全に掛止されるように作用する。上記追加の
力はまた、上記ウィングが外れることに対して追加の抵
抗を与える。
本発明の目的は、改善された圧縮型のラッチを備え
た、ファスナー用の折り畳み可能なワンピースのプラス
チックスライダを提供することである。
た、ファスナー用の折り畳み可能なワンピースのプラス
チックスライダを提供することである。
本発明によれば、プロファイル型のプラスチックファ
スナーを跨ぎ、ファスナーに沿って運動することにより
ファスナーを開閉するための、圧縮型のラッチを備える
折り畳み可能なプラスチックスライダが提供され、この
プラスチックスライダは、その両側部から垂下する一対
の脚部を有する横方向のサポート部材と、対応する脚部
の両側で上記サポート部材の両側にヒンジ止めされた一
対の側壁とを備え、上記側壁は、互いに関して折り畳み
可能であると共に、上記垂下する脚部を収容するための
開口を有しており、当該プラスチックスライダは更に、
上記側壁を上記垂下脚部にかみ合わせるためのインター
ロック手段を備えており、該インターロック手段は、上
記垂下脚部の各々の縁部に沿って伸長する肩部構造と、
上記側壁の各々の対応する縁部に沿って伸長する可撓性
のタング構造と、上記可撓性のタング構造の両端部に設
けられていて、上記両端部をそれぞれの側壁に接続する
と共に、上記可撓性のタング構造を上記側壁と隔置した
関係に保持するための、可撓性のウエブ構造とを備えて
おり、上記可撓性のタング構造及び上記可撓性のウエブ
構造は、上記側璧が折り畳まれた位置に動いた時に、上
記垂下脚部の縁部によって押圧され、また、上記可撓性
のタング構造は、上記脚部の対応する肩部にスナップ式
に係合するようになされており、上記可撓性のウエブ構
造は、押圧された時に、上記可撓性のタング構造を上記
側壁から外方に押圧して、上記脚部の対応する肩部と完
全にロックされた状態にし、これにより、上記側壁を上
記ファスナーの上で折り畳まれた位置にロックするため
の改善された圧縮型のラッチを形成する。
スナーを跨ぎ、ファスナーに沿って運動することにより
ファスナーを開閉するための、圧縮型のラッチを備える
折り畳み可能なプラスチックスライダが提供され、この
プラスチックスライダは、その両側部から垂下する一対
の脚部を有する横方向のサポート部材と、対応する脚部
の両側で上記サポート部材の両側にヒンジ止めされた一
対の側壁とを備え、上記側壁は、互いに関して折り畳み
可能であると共に、上記垂下する脚部を収容するための
開口を有しており、当該プラスチックスライダは更に、
上記側壁を上記垂下脚部にかみ合わせるためのインター
ロック手段を備えており、該インターロック手段は、上
記垂下脚部の各々の縁部に沿って伸長する肩部構造と、
上記側壁の各々の対応する縁部に沿って伸長する可撓性
のタング構造と、上記可撓性のタング構造の両端部に設
けられていて、上記両端部をそれぞれの側壁に接続する
と共に、上記可撓性のタング構造を上記側壁と隔置した
関係に保持するための、可撓性のウエブ構造とを備えて
おり、上記可撓性のタング構造及び上記可撓性のウエブ
構造は、上記側璧が折り畳まれた位置に動いた時に、上
記垂下脚部の縁部によって押圧され、また、上記可撓性
のタング構造は、上記脚部の対応する肩部にスナップ式
に係合するようになされており、上記可撓性のウエブ構
造は、押圧された時に、上記可撓性のタング構造を上記
側壁から外方に押圧して、上記脚部の対応する肩部と完
全にロックされた状態にし、これにより、上記側壁を上
記ファスナーの上で折り畳まれた位置にロックするため
の改善された圧縮型のラッチを形成する。
上記側壁は、その底部に肩部構造を有しているのが好
ましく、該肩部構造は、上記ファスナーの底部と協働し
て、当該スライダが上記ファスナーを跨いでいる間に、
当該スライダが上記ファスナーから浮き上がるのを阻止
し、また、上記可撓性のウエブ構造は、緊張した状態に
おいて、上記可撓性のタング構造をロックされた状態に
保持すると共に、上記側壁がその折り畳まれた状態から
動くのを阻止する、抵抗力を発生する。
ましく、該肩部構造は、上記ファスナーの底部と協働し
て、当該スライダが上記ファスナーを跨いでいる間に、
当該スライダが上記ファスナーから浮き上がるのを阻止
し、また、上記可撓性のウエブ構造は、緊張した状態に
おいて、上記可撓性のタング構造をロックされた状態に
保持すると共に、上記側壁がその折り畳まれた状態から
動くのを阻止する、抵抗力を発生する。
上記肩部構造は、上記各々の垂下脚部の下方端に沿っ
て伸長し、上記可撓性のタング構造は、上記各々の側壁
の上記開口の下方端に沿って伸長しており、上記可撓性
のタング構造及び上記可撓性のウエブ構造は共に、上記
垂下脚部の下方端によって押し下げられるのが望まし
い。
て伸長し、上記可撓性のタング構造は、上記各々の側壁
の上記開口の下方端に沿って伸長しており、上記可撓性
のタング構造及び上記可撓性のウエブ構造は共に、上記
垂下脚部の下方端によって押し下げられるのが望まし
い。
上記横方向のサポート部材から垂下する分離フィンガ
を備えるのが好ましく、この分離フィンガは、上記サポ
ート部材から垂下する上記一対の脚部の間に位置する。
を備えるのが好ましく、この分離フィンガは、上記サポ
ート部材から垂下する上記一対の脚部の間に位置する。
次に、添付図面を参照するが、図面において、 図１は、開放した状態で示されている本発明の折り畳
み可能なプラスチックスライダの斜視図であって、本発
明に従って、折り畳み可能なプラスチックスライダをプ
ロファイル型の再閉止可能なプラスチックファスナーす
なわちジッパーと共に組み立てる方法を示しており、 図２は、プロファイル型の再閉止可能なプラスチック
ファスナーすなわちジッパーに対して組み立てられてい
て、スライダの折り畳み可能なウィングが閉じた状態に
ある、図１の折り畳み可能なプラスチックファスナーの
斜視図であり、 図３は、図１に示す折り畳み可能なプラスチックスラ
イダの平面図であり、 図４は、図３の線４−４に沿って取った断面図であ
り、 図５は、図３の線５−５に沿って取った断面図であ
り、 図6aは、図３の線６−６に沿って取った断面図であ
り、 図6bは、折り畳み可能なウィングが下方に回転して部
分的に組み立てられた状態にあることを示す、図6aと同
様な断面図であり、 図6cは、折り畳み可能なウィングが完全に回転して組
み立てられた状態にあり、圧縮型のラッチが嵌合して閉
じている状態を示す、図6a及び図6bと同様な断面図であ
る。
み可能なプラスチックスライダの斜視図であって、本発
明に従って、折り畳み可能なプラスチックスライダをプ
ロファイル型の再閉止可能なプラスチックファスナーす
なわちジッパーと共に組み立てる方法を示しており、 図２は、プロファイル型の再閉止可能なプラスチック
ファスナーすなわちジッパーに対して組み立てられてい
て、スライダの折り畳み可能なウィングが閉じた状態に
ある、図１の折り畳み可能なプラスチックファスナーの
斜視図であり、 図３は、図１に示す折り畳み可能なプラスチックスラ
イダの平面図であり、 図４は、図３の線４−４に沿って取った断面図であ
り、 図５は、図３の線５−５に沿って取った断面図であ
り、 図6aは、図３の線６−６に沿って取った断面図であ
り、 図6bは、折り畳み可能なウィングが下方に回転して部
分的に組み立てられた状態にあることを示す、図6aと同
様な断面図であり、 図6cは、折り畳み可能なウィングが完全に回転して組
み立てられた状態にあり、圧縮型のラッチが嵌合して閉
じている状態を示す、図6a及び図6bと同様な断面図であ
る。
図１を参照すると、プラスチックスライダ10と、本発
明を具体化するプロファイル型の再閉止可能なプラスチ
ックファスナーすなわちジッパー11とが示されている。
スライダ10及びファスナー11は、熱可塑性樹脂のバッグ
等に特に適しており、スライダ10は、図１及び図２にお
いては、熱可塑性樹脂のバッグＢの頂縁部すなわち口部
にあるファスナー11の上に組み立てられている状態で示
されている。
明を具体化するプロファイル型の再閉止可能なプラスチ
ックファスナーすなわちジッパー11とが示されている。
スライダ10及びファスナー11は、熱可塑性樹脂のバッグ
等に特に適しており、スライダ10は、図１及び図２にお
いては、熱可塑性樹脂のバッグＢの頂縁部すなわち口部
にあるファスナー11の上に組み立てられている状態で示
されている。
バッグＢ（部分的に示されている）は、例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン又は同等な材料の如き適宜な
熱可塑性樹脂フィルムから形成することができる。バッ
グＢは、底部が接合されていて頂縁部を有する、一対の
可撓性のプラスチックシート12、13によって形成されて
いる。バッグは、可撓性の一対のプラスチックストリッ
プ14、15を備えており、これらプラスチックストリップ
は、その長さに沿って伸長する分離可能なプラスチック
手段を有している。このプラスチック手段は、互いにか
み合う雄及び雌の再閉鎖可能なプロファイル要素を備え
ており、これらプロファイル要素は、それぞれのストリ
ップに設けられているリブ要素及び溝要素16、17の形態
をしていてファスナー11を形成している。そのようなバ
ッグ及びファスナーの例は、米国特許第5,063,644号（U
S−Ａ−5063644）、米国特許第5,067,208号（US−Ａ−5
067208）、及び、米国特許第5,007,143号（US−Ａ−500
7143）に、より詳細に記載されている。
エチレン、ポリプロピレン又は同等な材料の如き適宜な
熱可塑性樹脂フィルムから形成することができる。バッ
グＢは、底部が接合されていて頂縁部を有する、一対の
可撓性のプラスチックシート12、13によって形成されて
いる。バッグは、可撓性の一対のプラスチックストリッ
プ14、15を備えており、これらプラスチックストリップ
は、その長さに沿って伸長する分離可能なプラスチック
手段を有している。このプラスチック手段は、互いにか
み合う雄及び雌の再閉鎖可能なプロファイル要素を備え
ており、これらプロファイル要素は、それぞれのストリ
ップに設けられているリブ要素及び溝要素16、17の形態
をしていてファスナー11を形成している。そのようなバ
ッグ及びファスナーの例は、米国特許第5,063,644号（U
S−Ａ−5063644）、米国特許第5,067,208号（US−Ａ−5
067208）、及び、米国特許第5,007,143号（US−Ａ−500
7143）に、より詳細に記載されている。
図１及び図２から分かるように、スライダ10は、バッ
グＢの頂部のファスナー11を跨いでおり、該ファスナー
11の再閉鎖可能なファスナー要素16、17を開閉するよう
になっている。スライダ10は、成型プラスチックの単一
の部片から形成されていて、分離フィンガ９と、補完的
な形状にかみ合い構造体とを備えている。このかみ合い
構造体は、ファスナー11に沿って運動することができ
る。分離フィンガ９は、米国特許第5,067,208号（US−
Ａ−5067208）に、より詳細に説明され且つ請求の範囲
に記載されている。スライダ10は、例えば、ナイロン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、デルリン又はABSの如
き適宜なプラスチックから成型することができる。
グＢの頂部のファスナー11を跨いでおり、該ファスナー
11の再閉鎖可能なファスナー要素16、17を開閉するよう
になっている。スライダ10は、成型プラスチックの単一
の部片から形成されていて、分離フィンガ９と、補完的
な形状にかみ合い構造体とを備えている。このかみ合い
構造体は、ファスナー11に沿って運動することができ
る。分離フィンガ９は、米国特許第5,067,208号（US−
Ａ−5067208）に、より詳細に説明され且つ請求の範囲
に記載されている。スライダ10は、例えば、ナイロン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、デルリン又はABSの如
き適宜なプラスチックから成型することができる。
上記補完的な構造体は、逆Ｕ字形状の部材を備えてお
り、この部材は、横方向のサポート部材すなわちボディ
20を含んでおり、該サポート部材から分離フィンガ９が
垂下している。ボディ20自体がＵ字形状であって、２つ
の一体の垂下脚部20a、20bを備えている。フィンガ９
は、脚部20a、20bの間に位置している。ボディ20は、ト
ラック18、19の縁部に沿って動くようになされており、
脚部20a、20bがそのような要素に跨り、フィンガ９は、
トラック18、19の間に位置している。
り、この部材は、横方向のサポート部材すなわちボディ
20を含んでおり、該サポート部材から分離フィンガ９が
垂下している。ボディ20自体がＵ字形状であって、２つ
の一体の垂下脚部20a、20bを備えている。フィンガ９
は、脚部20a、20bの間に位置している。ボディ20は、ト
ラック18、19の縁部に沿って動くようになされており、
脚部20a、20bがそのような要素に跨り、フィンガ９は、
トラック18、19の間に位置している。
ボディ20は、ヒンジ式の一対の「ウィング」すなわち
側壁21、22を備えており、これらウィングすなわち側壁
は、これらの最終的な状態になるように、折れることが
できる。ウィング21、22は、脚部20a、20bの両端部に位
置するヒンジ構造21a、22aによって、主スライダボディ
20にヒンジ止めされている。ウィング21、22は、中央開
口を有しており、ウィング21、22が後に説明するそれぞ
れの最終的な位置へ折れた時に、上記脚部20a、20bが上
記中央開口の中に伸長する。ヒンジ構造21a、21bは、ウ
ィング21、22の肉厚に比較して、比較的薄いプラスチッ
ク材料の部片であり、そのようなプラスチック材料の可
撓性が、「リビング（living）」ヒンジと呼ばれること
がある一体のヒンジ構造21a、22aを用いることを可能と
している。
側壁21、22を備えており、これらウィングすなわち側壁
は、これらの最終的な状態になるように、折れることが
できる。ウィング21、22は、脚部20a、20bの両端部に位
置するヒンジ構造21a、22aによって、主スライダボディ
20にヒンジ止めされている。ウィング21、22は、中央開
口を有しており、ウィング21、22が後に説明するそれぞ
れの最終的な位置へ折れた時に、上記脚部20a、20bが上
記中央開口の中に伸長する。ヒンジ構造21a、21bは、ウ
ィング21、22の肉厚に比較して、比較的薄いプラスチッ
ク材料の部片であり、そのようなプラスチック材料の可
撓性が、「リビング（living）」ヒンジと呼ばれること
がある一体のヒンジ構造21a、22aを用いることを可能と
している。
ウィング21、22が、図１、図３及び図6aに示す位置か
らそれぞれの最終的な位置へ折れて、図２及び図6cに示
す折り畳んだ側壁の位置になると、側壁21、22は、以下
に示す改善された圧縮型のスライダラッチによって、一
定の位置に保持される。
らそれぞれの最終的な位置へ折れて、図２及び図6cに示
す折り畳んだ側壁の位置になると、側壁21、22は、以下
に示す改善された圧縮型のスライダラッチによって、一
定の位置に保持される。
図１、図３、図４、並びに、図6a乃至図6cから分かる
ように、ウィング22には、その外方端に隣接して、可撓
性のタングすなわち舌状部22bが設けられている。可撓
性のウエブ構造22wが、可撓性のタング構造22b（図４参
照）の両端部に設けられており、上記ウエブ構造は、上
記両端部を側壁22に接続している。脚部20bの下方端に
は、掛止肩部20dに隣接する傾斜面が設けられている。
ウィング22が反時計方向に回転して、図6aに示す位置か
ら図6bに示す位置になると、可撓性のタング22bは、図6
bに示すように、脚部20bの下方端の上記傾斜面によっ
て、下方に撓むことになり、また、ウィング22が図6cに
示す垂直位置にある時には、可撓性のタング22bは、適
所に嵌合して、脚部20bの下方端の肩部20dに係合するこ
とになる。
ように、ウィング22には、その外方端に隣接して、可撓
性のタングすなわち舌状部22bが設けられている。可撓
性のウエブ構造22wが、可撓性のタング構造22b（図４参
照）の両端部に設けられており、上記ウエブ構造は、上
記両端部を側壁22に接続している。脚部20bの下方端に
は、掛止肩部20dに隣接する傾斜面が設けられている。
ウィング22が反時計方向に回転して、図6aに示す位置か
ら図6bに示す位置になると、可撓性のタング22bは、図6
bに示すように、脚部20bの下方端の上記傾斜面によっ
て、下方に撓むことになり、また、ウィング22が図6cに
示す垂直位置にある時には、可撓性のタング22bは、適
所に嵌合して、脚部20bの下方端の肩部20dに係合するこ
とになる。
可撓性のタング22構造ｂが、肩部20dに隣接する傾斜
面に係合すると、可撓性のタング構造22b並びに可撓性
のウエブ構造22wは、可撓性のタング構造22bが肩部20d
にスナップ係合するまで、押し下げられる。可撓性のウ
エブ構造22wは、押し下げられると、圧縮バネと同様に
作用して、可撓性のタング構造22bを側壁から外側に押
圧する（即ち、可撓性のタング構造は、側璧が折り畳ま
れた位置に動いた時に、垂下脚部の縁部によって押圧さ
れるが、この場合、可撓性のウエブ構造もタング構造と
共に押圧されて圧縮される。圧縮されたウエブ構造は圧
縮ばねと同様に作用して、反発力により、タング構造を
押し返して脚部の対応する肩部にスナップ式に係合させ
る。）。従って、タング構造22bは脚部20bの肩部20dと
完全にロックされた状態になる。ウエブ構造22wによっ
て与えられるそのようなバネ作用は、側壁22を完全に掛
止して、側壁が跳ねて開かないようにする。ウエブ構造
22wによって与えられるそのような圧縮力は、スライダ
の側壁をファスナートラックの上に閉じる時に、組み立
て機械で効果的に使用される（即ち、ウエブ構造による
圧縮力は、スライダをファスナーに取り付ける間に、ス
ライダの側壁が組み立て機械により不慮に開放されるの
を防止し、スライダをファスナーに取り付けた状態を確
保する）。このようにして、圧縮型のラッチが形成され
る。
面に係合すると、可撓性のタング構造22b並びに可撓性
のウエブ構造22wは、可撓性のタング構造22bが肩部20d
にスナップ係合するまで、押し下げられる。可撓性のウ
エブ構造22wは、押し下げられると、圧縮バネと同様に
作用して、可撓性のタング構造22bを側壁から外側に押
圧する（即ち、可撓性のタング構造は、側璧が折り畳ま
れた位置に動いた時に、垂下脚部の縁部によって押圧さ
れるが、この場合、可撓性のウエブ構造もタング構造と
共に押圧されて圧縮される。圧縮されたウエブ構造は圧
縮ばねと同様に作用して、反発力により、タング構造を
押し返して脚部の対応する肩部にスナップ式に係合させ
る。）。従って、タング構造22bは脚部20bの肩部20dと
完全にロックされた状態になる。ウエブ構造22wによっ
て与えられるそのようなバネ作用は、側壁22を完全に掛
止して、側壁が跳ねて開かないようにする。ウエブ構造
22wによって与えられるそのような圧縮力は、スライダ
の側壁をファスナートラックの上に閉じる時に、組み立
て機械で効果的に使用される（即ち、ウエブ構造による
圧縮力は、スライダをファスナーに取り付ける間に、ス
ライダの側壁が組み立て機械により不慮に開放されるの
を防止し、スライダをファスナーに取り付けた状態を確
保する）。このようにして、圧縮型のラッチが形成され
る。
ウィング22には、停止部材22sを設けることができる
（図１、図３、図6a）。上記停止部材は、脚部20bの下
方端に隣接する協働する停止部材（図示せず）に係合す
るようになされている。ウィング22が、図6aの開位置か
ら図6cの掛止位置へ移動すると、ウィングのストップす
なわち停止部材が、脚部のストップすなわち停止部材に
係合し、これにより、ウィング22がその掛止位置を超え
て動くことを阻止し、従って、その過剰の移動により対
向するウィング21の掛止作用を阻害するのを防止する。
この機構は、米国特許第5,067,208号に、より詳細に記
載されている。ラッチは、一旦係合すると、これを壊す
ことなく解除することはできない。ラッチが掛止されて
いる状態で、タング22bは、図6bに示すように、下方に
撓む。しかしながら、ラッチを解除しようとすると、こ
れに力が作用している方向が、ラッチを肩部20dにより
強固に係合させる分力を生ずる（図6c）。可撓性のウエ
ブ構造22wは、ラッチタング22bが側壁20bから離れる方
向に動いてウエブ22wを緊張させることに抵抗する。こ
の抵抗は、引っ張りバネと同様であり、従って、スライ
ダを引っ張ることをより困難にし、これにより、壊すた
めにより大きな力を必要とするラッチの強度を増大させ
る。これは、子供がファスナーからスライダを取り除こ
うとうすることを阻止することに関して、追加の安全性
である。
（図１、図３、図6a）。上記停止部材は、脚部20bの下
方端に隣接する協働する停止部材（図示せず）に係合す
るようになされている。ウィング22が、図6aの開位置か
ら図6cの掛止位置へ移動すると、ウィングのストップす
なわち停止部材が、脚部のストップすなわち停止部材に
係合し、これにより、ウィング22がその掛止位置を超え
て動くことを阻止し、従って、その過剰の移動により対
向するウィング21の掛止作用を阻害するのを防止する。
この機構は、米国特許第5,067,208号に、より詳細に記
載されている。ラッチは、一旦係合すると、これを壊す
ことなく解除することはできない。ラッチが掛止されて
いる状態で、タング22bは、図6bに示すように、下方に
撓む。しかしながら、ラッチを解除しようとすると、こ
れに力が作用している方向が、ラッチを肩部20dにより
強固に係合させる分力を生ずる（図6c）。可撓性のウエ
ブ構造22wは、ラッチタング22bが側壁20bから離れる方
向に動いてウエブ22wを緊張させることに抵抗する。こ
の抵抗は、引っ張りバネと同様であり、従って、スライ
ダを引っ張ることをより困難にし、これにより、壊すた
めにより大きな力を必要とするラッチの強度を増大させ
る。これは、子供がファスナーからスライダを取り除こ
うとうすることを阻止することに関して、追加の安全性
である。
他方のウィング21も同様に可撓性のタング21bを有し
ており、該タングが、脚部20aの下方端の肩部20c（図
１）に係合して圧縮型のラッチを提供し、ウィング21を
適所にロックするようになされていることを理解する必
要がある。可撓性のタング21bも、その両端部に可撓性
のウエブ構造21w（図５）を有しており、このウエブ構
造は、可撓性のタング22bに関して説明したのと同じ態
様で、可撓性のタング21bと協働する。ウイング21に
も、ストップすなわち停止部材21sを設けて、この停止
部材を脚部20aの下方端に隣接する協働する停止部材
（図示せず）に係合するようにすることができる。スト
ップ21sは、上述のストップ22sと同じ態様で機能する。
ており、該タングが、脚部20aの下方端の肩部20c（図
１）に係合して圧縮型のラッチを提供し、ウィング21を
適所にロックするようになされていることを理解する必
要がある。可撓性のタング21bも、その両端部に可撓性
のウエブ構造21w（図５）を有しており、このウエブ構
造は、可撓性のタング22bに関して説明したのと同じ態
様で、可撓性のタング21bと協働する。ウイング21に
も、ストップすなわち停止部材21sを設けて、この停止
部材を脚部20aの下方端に隣接する協働する停止部材
（図示せず）に係合するようにすることができる。スト
ップ21sは、上述のストップ22sと同じ態様で機能する。
本発明の好ましい実施例を図示し且つ説明したが、添
付の請求の範囲の範囲内で更に変更を行うことができる
ことを理解する必要がある。
付の請求の範囲の範囲内で更に変更を行うことができる
ことを理解する必要がある。
Claims (4)
- 【請求項１】互いにかみ合うリブ要素及び溝要素を有す
る型式のプラスチックファスナーを跨ぎ、ファスナーに
沿って運動することによりファスナーを開閉するため
の、圧縮型のラッチを備える折り畳み可能なプラスチッ
クスライダであって、 その両側部から垂下する一対の脚部を有する横方向のサ
ポート部材と、対応する脚部の両側で前記サポート部材
の両側にヒンジ止めされた一対の側壁とを備え、 前記側壁は、互いに関して折り畳み可能であると共に、
前記垂下する脚部を収容するための開口を有しており、 前記プラスチックスライダは更に、前記側壁を前記垂下
脚部にかみ合わせるためのインターロック手段を備えて
おり、前記インターロック手段は、前記垂下脚部の各々
の縁部に沿って伸長する肩部構造と、前記側壁の各々の
対応する縁部に沿って伸長する可撓性のタング構造と、
前記可撓性のタング構造の両端部に設けられていて、前
記両端部をそれぞれの側壁に接続すると共に、前記可撓
性のタング構造を前記側壁と隔置した関係に保持するた
めの可撓性のウエブ構造とを備えており、 前記可撓性のタング構造は、前記側壁が折り畳まれた位
置に動いた時に、前記垂下脚部の縁部によって押圧され
かつ前記脚部の対応する肩部構造にスナップ式に係合す
るようになされており、この場合、前記可撓性のウエブ
構造は前記タング構造と共に押圧されて圧縮され、前記
圧縮されたウエブ構造はその反発力により前記タング構
造を押し返して前記脚部の対応する肩部構造にスナップ
式に係合させ、前記タング構造が前記脚部の対応する肩
部構造と完全にロックされた状態となり、それにより、
前記側壁を前記ファスナーの上で折り畳まれた位置にロ
ックするための改善された圧縮型のラッチが形成される
ことを特徴とする折り畳み可能なプラスチックスライ
ダ。 - 【請求項２】請求項１の折り畳み可能なプラスチックス
ライダにおいて、前記側壁は、その底部に肩部構造を有
しており、該肩部構造は、前記ファスナーの底部と協働
して、当該スライダが前記ファスナーを跨いでいる間
に、当該スライダが前記ファスナーから浮き上がるのを
阻止し、また、前記可撓性のウエブ構造は、緊張した状
態において、前記可撓性のタング構造をロックされた状
態に保持すると共に、前記側壁がその折り畳まれた状態
から動くのを阻止する、抵抗力を発生することを特徴と
する折り畳み可能なプラスチックスライダ。 - 【請求項３】請求項１又は２の折り畳み可能なプラスチ
ックスライダにおいて、前記垂下脚部の肩部構造は、前
記各々の垂下脚部の下方端に沿って伸長し、前記可撓性
のタング構造は、前記各々の側壁の前記開口の下方端に
沿って伸長しており、前記可撓性のタング構造及び前記
可撓性のウエブ構造は共に、前記垂下脚部の下方端によ
って押し下げられることを特徴とする折り畳み可能なプ
ラスチックスライダ。 - 【請求項４】請求項１、２又は３の折り畳み可能なプラ
スチックスライダにおいて、前記横方向のサポート部材
から垂下する分離フィンガを備えており、該分離フィン
ガは、前記サポート部材から垂下する前記一対の脚部の
間に位置していることを特徴とする折り畳み可能なプラ
スチックスライダ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/262,714 US5448808A (en) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | Foldable zipper slider with improved compression-type latch |
| US262,714 | 1994-06-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10501714A JPH10501714A (ja) | 1998-02-17 |
| JP2846962B2 true JP2846962B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=22998700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8502150A Expired - Lifetime JP2846962B2 (ja) | 1994-06-20 | 1995-05-04 | 改善された圧縮型のラッチを備えた折り畳み可能なファスナースライダ |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5448808A (ja) |
| EP (1) | EP0771158A4 (ja) |
| JP (1) | JP2846962B2 (ja) |
| KR (1) | KR100323625B1 (ja) |
| AU (1) | AU680363B2 (ja) |
| CA (1) | CA2192650C (ja) |
| TW (1) | TW287945B (ja) |
| WO (1) | WO1995035047A1 (ja) |
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-
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