JP2846789B2 - 入出力プロセッサ間通信処理機能を有する情報処理システム - Google Patents
入出力プロセッサ間通信処理機能を有する情報処理システムInfo
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Description
サを有して構成される情報処理システムに係り、特に、
当該プロセッサ間で制御情報の送受を可能として、一連
の命令を、複数の入出力プロセッサ間で処理することに
好適な情報処理システムに関する。
プロセッサと、少なくとも1以上の命令プロセッサと、
各命令プロセッサおよび各入出力プロセッサからのアク
セスが可能な主記憶とを有するシステムが、例えば特開
昭62−1053号公報に開示してある。この種のシス
テムにおいて、一連の命令を、複数の入出力プロセッサ
において処理することが必要となることがある。
では、複数の入出力プロセッサに関連する入出力命令の
実行時において、1個の命令プロセッサが、関連する複
数の入出力プロセッサを順次起動し、起動した命令プロ
セッサが、起動された全ての入出力プロセッサからの処
理の完了報告を、待つ処理を行っている。
な従来の技術では、入出力プロセッサ間の通信手段が存
在しないため、複数の入出力プロセッサに関連する入出
力命令の実行において、命令プロセッサが、関連する入
出力プロセッサを把握し、制御情報の管理を行い、さら
に、該命令プロセッサは、全入出力プロセッサに対し処
理を行っていた。
ほど、命令プロセッサの負荷が大きくなり、処理に長時
間を要していた。
に渡って処理すべき命令がある場合に、命令プロセッサ
の負荷を軽減し、情報処理システム全体の処理効率を向
上して、性能を向上した情報処理システムを提供するこ
とにある。
令プロセッサは、任意の入出力プロセッサに起動をか
け、該入出力プロセッサが、当該命令に関連する入出力
プロセッサを特定し、制御情報を作成する処理を行う。
かかる制御情報にもとづき、全ての関連入出力プロセッ
サが処理を終えたところで、最後の入出力プロセッサが
終了の報告をして、一連の処理を終了せしめる。
プロセッサの負荷を軽減し、例えば計算機システム等の
情報処理装置の性能向上を実現する。
えられる。
以上の命令プロセッサと、各命令プロセッサおよび各入
出力プロセッサからのアクセスが可能な主記憶とを有す
る情報処理システムにおいて、前記主記憶は、入出力プ
ロセッサ間の通信処理を行うために必要な制御情報を格
納するための入出力プロセッサ間通信用領域を有し、該
制御情報は、処理を行わせるべき入出力プロセッサを特
定するための特定データと、特定された入出力プロセッ
サが処理すべき命令とを少なくとも含み、命令プロセッ
サおよび各入出力プロセッサは、それぞれ、命令実行の
際に、2以上の入出力プロセッサに渡って行なうべき処
理の存在を検出すると、その行なうべき処理についての
命令を含む前記制御情報を前記入出力プロセッサ間通信
用領域に書き込み、各入出力プロセッサは、前記入出力
プロセッサ間通信用領域をアクセスし、該領域内に、制
御情報内の特定データによって特定される入出力プロセ
ッサが自プロセッサである制御情報が存在するとき、当
該制御情報内の命令を実行するものである、入出力プロ
セッサ間通信処理機能を有する情報処理システムが考え
られる。
る通信用領域を主記憶上に備え、各入出力プロセッサが
独自に該通信用領域をアクセスし、通信用領域内に格納
されている、指定された処理を実行することで、複数の
入出力プロセッサに関連する一連の処理を、各入出力プ
ロセッサが個々に実行できる。
で処理すべき事項を検出した入出力プロセッサが、「入
出力プロセッサ間通信処理を行うために必要な制御情報
を示すフラグ」、「関連する入出力プロセッサを特定す
る情報」、「命令コード」、及び「命令コードに関する
付加情報」を通信用領域に設定し、自入出力プロセッサ
は、実行すべき処理を行う。
良い。
にて、上記通信用領域をアクセスし、関連する入出力プ
ロセッサの情報にもとづいて、自入出力プロセッサが関
連するか否かを判定する。判定の結果、自入出力プロセ
ッサが、関連する入出力プロセッサに該当すると判断し
た時には、前記通信用領域内の制御情報である、命令コ
ードに従った処理を実行する。その際、関連入出力プロ
セッサ内の、自入出力プロセッサに関する情報を削除す
ることで、同じ処理を繰返し行うことを防止している。
て説明する。
す。
る)1、2と、主記憶(「MS」と記す)3、UCWキ
ュー4、および、入出力プロセッサ(「IOP」とも称
する)5、6、7、8を有した構成を示す。また、上記
MS3には、UCWキュー4が設けられる。このUCW
キューには図示してないが、キューカウンタが設けられ
る。
3上に用意された命令をフェッチして実行する処理装置
である。
ロセッサを使用する処理を必要とする場合には、命令プ
ロセッサ1、2は、入出力動作の処理に必要である制御
情報、および、特定の入出力プロセッサをサブチャネル
(UCW(Unit Control Word))に
設定し、主記憶3内に存在するUCWキュー4にエンキ
ューする。キューカウンタ(各種命令の束を格納する
「キュー」の数を計数する手段である)には、初期値と
して、例えば「0」を設定しておく。入出力プロセッサ
5〜8は、独自に、所定時間間隔にて、UCWキュー4
の内容を読み出すことができ、目的とする特定入出力プ
ロセッサが読み出した場合に限り、サブチャネルをデキ
ューし命令を実行する。
一例を示す。
S3に設けるのが望ましい。
エリアへの書き込みが可能でないことを示すLOCK情
報(2−1)、当該エリアが有効であることを示す識別
子として機能する有効性フラグ(V)(2−2)、当該
処理に関連する入出力プロセッサを特定するためのデー
タであるIOPマスク(2−3)、命令コード(2−
4)、および命令コードに関連する付加情報(2−5)
を有して構成される。ここで付加情報とは、命令コード
を実行するために命令コードに付加して備えられた、ア
ドレス、数値データ等を意味する。
れぞれの識別子の機能を有するマスクが、例えば、ビッ
ト対応に「80」、「40」、「20」、「10」(い
ずれも16進数)として割り付けられているものとす
る。
について、2進数で示しておく。
4をデキューして命令を実行した結果、当該命令の実行
結果がIOP2(7)、IOP3(8)に関連する場合
には、当該エリア(2−0)の内容を読み出した後、I
OP0(5)は、IOPマスク(2−3)=’30’
(マスクは、例えば「00」から「FF」までの16進
数で与えられる、この場合「30」と設定したのは、予
め各IOPに付加されている情報を利用して関係するI
OPを特定するためである)、命令コード(2−4)、
付加情報(2−5)、および当該エリア有効性フラグ
(2−2)を設定して、当該エリア(2−0)に書き込
む。
−0)を読み出し、当該エリアの示す命令コード(2−
4)および付加情報(2−5)にもとづいた処理を終了
した時には、依頼先IOPマスク(2−3)から、自I
OPマスクを無効、つまり、IOPマスク(2−3)
=’10’(この場合「10」と設定したのは、予め各
IOPに付加されている情報を利用して関係するIOP
を特定するためである)に設定し、命令コード(2−
4)、および付加情報(2−5)を更新する。
独自に当該エリア(2−0)を読み出し、当該IOPが
有効であり、当該エリアがリザーブ状態でなければ、命
令コード(2−4)および付加情報(2−5)に従った
処理を行い、処理を終了すると、当該エリア(2−0)
を書き替える。
が、「00」になった時点で、当該エリア有効性フラグ
を、例えば、「1」から「0」に書き替えることで、当
該エリアを無効にした後、IPに終了報告を行い、一連
の処理を完了する。
を用いた、任意IOPにおける入出力命令実行の処理の
フローを示す。
UCWキュー4を読み出す(ステップ3−11)以前
に、IOP間通信用エリア(2−0)を読み出し(ステ
ップ3−1)、当該エリアの有効性を示す通信エリア有
効フラグ(2−2)の有効性を判定する(ステップ3−
2)。例えば、通信エリア有効フラグが「1」である場
合に有効である旨の規則を予め定めてある。
キュー4を読み出し(ステップ3−11)、以降の処理
を行なう。有効な場合には、依頼先IOPマスク(2−
3)を判定し、当該入出力プロセッサが、本命令の実行
が許されているか否かを判定する(ステップ3−3)。
マスクの指定がなかったことを意味する。)であれば、
当該入出力プロセッサは、当該命令の実行を必要としな
いため、UCWキュー4を読み出し(ステップ3−1
1)、以降の処理を行なう。
は、マスクの指定があったことを意味する)の場合に
は、当該エリアのLOCK情報(2−1)から、当該エ
リアがリザーブ状態であるか否かを判定する(ステップ
3−4)。例えば、LOCKフラグが「1」である場合
に、当該エリアはリザーブ状態であり、他IOPが本命
令を実行中である旨の規則を予め定めてある。
定時間待機後(ステップ3−22)、ステップ3−4に
戻る。
LOCK情報に「1」を設定することで、当該エリアを
リザーブし(ステップ3−5)、他入出力プロセッサか
らの本命例実行を排除する制御を行う。
情報(2−5)に従った処理を実行する。処理終了後、
依頼先IOPマスク(2−3)から自IOPマスクを示
すフラグを「0」に設定し、命令コード(2−4)およ
び付加情報(2−5)を書き替える(ステップ3−
7)。前述の依頼先IOPマスク(2−3)を書き替え
た結果、当該IOPマスク=’00’になる場合には、
通信用エリア有効性フラグ(V)を「0」に書き替え、
当該エリアを無効にする。
Kフラグを「0」にすることで、当該エリアをリリース
した後(ステップ3−8)、依頼先IOPマスク(2−
3)が、「00」か否かを判定し(ステップ3−9)、
本命令が、他の入出力プロセッサへの処理実行を必要と
するものか否かを確かめる。
い場合には、本命令が、他の入出力プロセッサへの処理
実行を必要とするものであり、本命令における当該IO
Pの処理は終了し、UCWキュー4を読み出し(ステッ
プ3−11)、以降の処理を行う。
0」の場合には、当該入出力プロセッサから任意の命令
プロセッサに対して終了報告をする(ステップ3−1
0)。
ュー4を読み出した後(ステップ3−11)は、キュー
カウンタが、「0」か否かを判定し(ステップ3−1
2)、「0」の場合には、UCWキュー4内に、保持す
べきサブチャネルが存在しないため、一定時間待機した
後(ステップ3−21)、通信用エリアの読み出し(ス
テップ3−1)に分岐し、処理を繰り返す。
UCWキュー4をデキューし(ステップ3−13)、当
該サブチャネルの内容に従って、処理を実行する(ステ
ップ3−14)。
セッサに関係するものであるか否かを判定する(ステッ
プ3−15)。
する命令である場合には、MS内に設けられているIO
P間通信用エリアを読み出し(ステップ3−16)、通
信用エリア有効性フラグ(V)から、当該エリアが有効
であるか否かを判定し、有効である場合には、無効にな
るまで待機する(ステップ3−23)。
当該エリアをリザーブし、当該エリア有効性フラグ
(V)、および当該エリア内に各情報の書き込みを行い
(ステップ3−19)、当該エリアをリリース後(ステ
ップ3−20)、処理を繰り返す。 そして、一定時間
待機後、前述の処理を繰り返す。
説明する。
上述した図1に示すハードウエア構成を有するものとす
る。
P間通信専用サブチャネルの制御情報フォーマットであ
り、図5は、専用サブチャネル内の制御情報設定処理と
IOP間通信処理のフローを示す。
該サブチャネルへの制御情報の書き込みが可能であるこ
とを示すLOCK情報(4−1)、当該サブチャネル内
の制御情報有効性フラグ(V)(4−2)、当該サブチ
ャネルが専用サブチャネルか、従来の入出力命令用サブ
チャネルであるかを識別するフラグ(ST)(4−
3)、どの入出力プロセッサに処理を依頼するかを示す
依頼先IOPマスク(4−4)、他の入出力プロセッサ
が実行すべき命令コード(4−5)、および、入出力プ
ロセッサ間通信処理の状態を示す付加情報(4−6)を
保持するように構成されている。
述の通り、それぞれ識別子の機能を有するマスクが、例
えば、ビット対応に「80」、「40」、「20」、
「10」(いずれも16進数)として割り付けられてい
るものとする。
Wキュー4をデキューした結果、該命令が、他の入出力
プロセッサ2(7)におよぶ処理の場合、入出力プロセ
ッサ1(6)は専用サブチャネル(4−0)のLOCK
情報(4−1)に「1」を設定することで専用サブチャ
ネルをリザーブし、制御情報有効性フラグV(4−2)
=1、依頼先IOPマスク(4−4)=「20」、命令
コード(4−5)、付加情報(4−6)を設定し、専用
サブチャネル(4−0)をUCWキュー4にエンキュー
する。その後、入出力プロセッサ2(7)がUCWキュ
ー4からサブチャネルをデキューした時、該サブチャネ
ルが専用サブチャネル(4−0)であり、かつ、入出力
プロセッサ2(7)の自IOPマスクが「1」(この
「1」は、マスクの指定があったことを意味する。)で
あれば、命令コード(4−5)に従った処理を行なう。
4)から自マスクを示すフラグを「0」に設定し、付加
情報(4−6)を更新する。付加情報としては、前述の
とおり、例えば命令コードを実行するための、数値デー
タ等がある。
UCWキュー4をアクセスし、命令コード(4−5)に
従った処理を行ない、IOP間通信処理を行なうことを
可能にする。
用サブチャネル(4−0)内の制御情報を使用した、I
OP間通信処理の流れを説明する。
4をアクセスし(ステップ5−1)、UCWキュー4の
キューカウントの値が、「0」か否か判定する(ステッ
プ5−2)。「0」の場合には、UCWキュー4内に保
持すべきサブチャネルが存在しないことを示す。
サブチャネルをUCWキュー4からデキューする(ステ
ップ5−3)。ここで、このサブチャネルが専用サブチ
ャネル(4−0)か否かを判定する(ステップ5−
4)。ステップ5−4における判定で、専用サブチャネ
ル(4−0)でなければ、従来の入出力命令処理を実行
する(ステップ5−5)。
関連する場合には、専用サブチャネルのLOCK情報に
「1」を設定することで当該サブチャネルをリザーブし
(ステップ5−6)、当該サブチャネル内の制御情報有
効性フラグV(4−2)、処理に関連するIOPマスク
(4−4)、命令コード(4−5)、および付加情報
(4−6)を設定する(ステップ5−7)。
グを「0」にすることで、当該サブチャネルをリリース
した後(ステップ5−8)、UCWキュー4へ専用サブ
チャネルをエンキューし(ステップ5−9)、再び、ス
テップ5−1以降の処理を繰り返す。
ブチャネルが、専用サブチャネル(4−0)であると判
断された場合、専用サブチャネル内の制御情報有効性フ
ラグV(4−2)にもとづいて、フラグの有効性を判定
する(ステップ5−12)。無効と判定された場合に
は、IOP間通信処理は行なわず、再び、ステップ5−
1以降の処理を繰り返す。
た場合は、依頼先IOPマスク(4−4)を判定(ステ
ップ5−13)することで、当該入出力プロセッサが処
理すべき命令が保持されているか否かを確かめる。
マスク指定がなかったことを意味する)の場合には、当
該入出力プロセッサが処理すべき命令が保持されていな
いと判断し、専用サブチャネルをUCWキュー4へエン
キューした後(ステップ5−9)、再びステップ5−1
以降の処理を繰り返す。
サブチャネルをリザーブし(ステップ5−14)、当該
入出力プロセッサが、専用サブチャネル内の制御情報に
もとづいて命令を実行する(ステップ5−15)。
情報を保持しているが、専用サブチャネル内に制御情報
が格納されているアドレスが示されている場合にも処理
が影響を受ける場合はない。
IOPマスク(4−4)から、自IOPマスクを落とし
(当該IOPを示すビット対応のマスクを「1」から
「0」に書き替えること)、付加情報を更新し(ステッ
プ5−16)、専用サブチャネルをリリースする(ステ
ップ5−17)。ステップ5−18にて、専用サブチャ
ネルの依頼先IOPマスク(4−4)が、「00」か否
かを判定し、依頼先IOPマスク(4−4)が、「0
0」でない場合には、他に処理すべき入出力プロセッサ
に対応するマスク指定があることを示すので、専用サブ
チャネルを、UCWキュー4へエンキューし(ステップ
5−9)、再び、ステップ5−1以降の処理を繰り返
す。
0」である場合には、他に処理すべき入出力プロセッサ
が存在しないので、複数のIOP間の通信処理を終了す
る。
て説明する。
出力プロセッサの記憶領域上に占有する当該記憶領域の
フォーマット、図7は、図1において入出力プロセッサ
1(6)が、入出力プロセッサ2(7)に制御情報を転
送するときの、入出力プロセッサ1(6)、および、入
出力プロセッサ2(7)の処理の流れを示す。
が有効であることを示すフラグV(6−1)、当該制御
処理に関連する入出力プロセッサを示すIOPマスク
(6−2)、転送すべき制御情報を示す命令コード(6
−3)、および命令コードに関連する付加情報(6−
4)を有して構成される。
出力プロセッサ2(7)へ制御情報を転送する場合、入
出力プロセッサ1(6)が、入出力プロセッサ2(7)
の図6に示す記憶領域の記憶内容を読みだし(ステップ
7−1)、他の入出力プロセッサが入出力プロセッサ2
(7)に対して処理中か否かを、V(6−1)が有効か
で判断する(ステップ7−2)。もし有効な時には、無
効になるまで待機する。無効であると判断すると、当該
記憶領域へ、図6に示すようなフォーマットで、制御情
報を書き込む(ステップ7−3)。
して、入出力プロセッサ2(7)を起動する(ステップ
7−4)。起動方法としては、本実施例では、例えば、
各入出力プロセッサに、記憶領域に制御情報が設定され
たことを示す専用のラッチを設定する構成にする。
らの、ラッチ内容のスキャン(検索走査)にて設定さ
れ、該当する入出力プロセッサが、リセットするものと
する。かかるラッチを設けた目的は、該当入出力プロセ
ッサに対して、記憶領域に入出力プロセッサ間で転送す
る制御情報が設定されたことを知らしめる事であるの
で、同様に機能する手段であれば、いかなる手段でも良
い。
セッサ2(7)に設けられた、ラッチをスキャンにて設
定することで、所定の処理を実現する。装備されたラッ
チの設定を受けた入出力プロセッサ2(7)は、記憶領
域を読み出す処理を行う(ステップ7−5)。
て処理を実行する(ステップ7−6)。処理が終了すれ
ば、記憶領域の内容をクリアして、他の入出力プロセッ
サからの、次の要求に備える(ステップ7−7)。
具体的に説明してきたが、言うまでもなく、本発明は前
記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲において、適宜変更が可能である。
置の入出力処理機能をハードウェアにより実現し、高い
処理能力を達成するために必須である、複数の入出力プ
ロセッサの処理能力を向上せしめ、ひいては、情報処理
装置全体のデータの処理効率の向上を図る効果がある。
る。
る。
憶、4…UCWキュー、5…入出力プロセッサ、6…入
出力プロセッサ、7…入出力プロセッサ、8…入出力プ
ロセッサ、2−0…IOP間通信用エリア、2−1…L
OCK情報、2−2…通信用エリア有効性フラグ
(V)、2−3…処理依頼IOPマスク、2−4…命令
コード、2−5…付加情報、4−0…IOP間通信専用
サブチャネル、4−1…LOCK情報、4−2…通信専
用サブチャネル有効性フラグ(V)、4−3…通信専用
サブチャネル識別フラグ(ST)、4−4…処理依頼I
OPマスク、4−5…命令コード、4−6…付加情報、
6−0…IOP間通信用ワークエリア、6−1…通信用
ワークエリア有効性フラグ(V)、6−2…処理依頼I
OPマスク、6−3…命令コード、6−4…付加情報。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の入出力プロセッサと、少なくとも1
以上の命令プロセッサと、各命令プロセッサおよび各入
出力プロセッサからのアクセスが可能な主記憶とを有す
る情報処理システムにおいて、 前記主記憶は、入出力プロセッサ間の通信処理を行うた
めに必要な制御情報を格納するための入出力プロセッサ
間通信用領域を有し、 該制御情報は、処理を行わせるべき入出力プロセッサを
特定するための特定データと、特定された入出力プロセ
ッサが処理すべき命令とを少なくとも含み、 命令プロセッサおよび各入出力プロセッサは、それぞ
れ、命令実行の際に、2以上の入出力プロセッサに渡っ
て行なうべき処理の存在を検出すると、その行なうべき
処理についての命令を含む前記制御情報を前記入出力プ
ロセッサ間通信用領域に書き込み、 各入出力プロセッサは、前記入出力プロセッサ間通信用
領域をアクセスし、該領域内に、制御情報内の特定デー
タによって特定される入出力プロセッサが自プロセッサ
である制御情報が存在するとき、当該制御情報内の命令
を実行するものである 入出力プロセッサ間通信処理機能を有する情報処理シス
テム。 - 【請求項2】複数の入出力プロセッサと、少なくとも1
以上の命令プロセッサと、各命令プロセッサおよび各入
出力プロセッサからのアクセスが可能な主記憶とを有す
る情報処理システムにおいて、 前記主記憶は、入出力プロセッサ間の通信処理を行うた
めに必要な制御データを設定するための入出力プロセッ
サ間通信用サブチャネルと、各入出力プロセッサがアク
セス可能なキューとを有し、 前記制御データは、処理を行わせるべき入出力プロセッ
サを特定するための特定データと、特定された入出力プ
ロセッサが処理すべき命令とを少なくとも含む情報、お
よび、この情報が格納されているアドレスを示す情報の
うちいずれかであり、 各入出力プロセッサは、それぞれ、命令実行の際に、他
の入出力プロセッサに行なわせるべき処理の存在を検出
すると、その行なわせるべき処理についての命令に対応
する前記制御データを、前記入出力プロセッサ間通信用
サブチャネルに書き込むと共に、前記キューに、当該サ
ブチャネルを登録し、 さらに、各入出力プロセッサは、前記キューにアクセス
して、該キューに登録されているサブチャネル内の制御
データを参照して、前記特定データによって特定される
入出力プロセッサが自プロセッサであるサブチャネルが
存在するとき、当該サブチャネルに設定される制御デー
タが示す命令を実行するものである入出力プロセッサ間
通信処理機能を有する情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5998493A JP2846789B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 入出力プロセッサ間通信処理機能を有する情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5998493A JP2846789B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 入出力プロセッサ間通信処理機能を有する情報処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06274438A JPH06274438A (ja) | 1994-09-30 |
JP2846789B2 true JP2846789B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=13128949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5998493A Expired - Lifetime JP2846789B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 入出力プロセッサ間通信処理機能を有する情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2846789B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5998493A patent/JP2846789B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06274438A (ja) | 1994-09-30 |
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