JP2838750B2 - ドレンプラグ - Google Patents
ドレンプラグInfo
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- JP2838750B2 JP2838750B2 JP15265793A JP15265793A JP2838750B2 JP 2838750 B2 JP2838750 B2 JP 2838750B2 JP 15265793 A JP15265793 A JP 15265793A JP 15265793 A JP15265793 A JP 15265793A JP 2838750 B2 JP2838750 B2 JP 2838750B2
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- Japan
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- main needle
- valve
- drain plug
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールバルブやゲート
バルブ或はその他のバルブのボデーに接続されて用いら
れるドレンプラグに関する。
バルブ或はその他のバルブのボデーに接続されて用いら
れるドレンプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のドレンプラグは、常時使用する
ものではなく、保守点検や増設工事等の際、或はバルブ
のボデーキャビティー内のガスなどの流体を安全に排出
するために用いられるものであり、この従来例を図4に
示す。同図において、ボデー41のおねじ41aはバル
ブボデーなどにねじ込まれるねじ部であって、ボデー4
1に設けられた入口の流路41bはニードル42によっ
て閉止されており、ニードル42は止めねじ43によっ
てボデー41内に保持されている。この状態でニードル
42の封止状態が悪くて流路41b内の流体が流路41
cへ漏れ出ても、ボデー41とキャップ44との間に装
着されたOリング45によって封止されて、外部へ漏れ
出ることがない。
ものではなく、保守点検や増設工事等の際、或はバルブ
のボデーキャビティー内のガスなどの流体を安全に排出
するために用いられるものであり、この従来例を図4に
示す。同図において、ボデー41のおねじ41aはバル
ブボデーなどにねじ込まれるねじ部であって、ボデー4
1に設けられた入口の流路41bはニードル42によっ
て閉止されており、ニードル42は止めねじ43によっ
てボデー41内に保持されている。この状態でニードル
42の封止状態が悪くて流路41b内の流体が流路41
cへ漏れ出ても、ボデー41とキャップ44との間に装
着されたOリング45によって封止されて、外部へ漏れ
出ることがない。
【0003】ドレンの排出を行う場合は、キャップ44
の頭部のスパナ掛かり44aにスパナを掛けて回転さ
せ、キャップ44を図中左方へ抜き出し、ニードル42
のスパナ掛かり42aにスパナを掛けて回転させ、ニー
ドル42を緩め、内部流体を流路41cから外部へ排出
させるようになっている。この時ニードル42を不用意
に開けて、ニードル42が飛び出さないように止めねじ
43でニードル42の開位置を決めている。
の頭部のスパナ掛かり44aにスパナを掛けて回転さ
せ、キャップ44を図中左方へ抜き出し、ニードル42
のスパナ掛かり42aにスパナを掛けて回転させ、ニー
ドル42を緩め、内部流体を流路41cから外部へ排出
させるようになっている。この時ニードル42を不用意
に開けて、ニードル42が飛び出さないように止めねじ
43でニードル42の開位置を決めている。
【0004】このような構造であるために、内部流体を
安全な場所へ放出するためにホースなどを接続すること
ができず、仮にホースなどの接続可能なキャップに取替
えることができても、ニードル42のみのシールである
から、このシールが漏れているときはキャップの取替え
もできず、可燃性ガスや有毒ガスの場合などでは、極め
て危険である。また、このドレンプラグは、取付け場所
によっては、これらのドレンプラグから緊急用シール剤
の注入を行いたい場合があるが、従来のドレンプラグで
は、プラグ自体からシール剤の注入を行うことは不可能
である。
安全な場所へ放出するためにホースなどを接続すること
ができず、仮にホースなどの接続可能なキャップに取替
えることができても、ニードル42のみのシールである
から、このシールが漏れているときはキャップの取替え
もできず、可燃性ガスや有毒ガスの場合などでは、極め
て危険である。また、このドレンプラグは、取付け場所
によっては、これらのドレンプラグから緊急用シール剤
の注入を行いたい場合があるが、従来のドレンプラグで
は、プラグ自体からシール剤の注入を行うことは不可能
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の課題に鑑みて開発したもので、放出用のホース等を
接続可能とし、しかも、ニードルバルブの軸から及び放
出部からの漏れを確実に防止するために2重シールと
し、かつ緊急用シール剤をも注入可能としたドレンプラ
グを提供することを目的とする。
来の課題に鑑みて開発したもので、放出用のホース等を
接続可能とし、しかも、ニードルバルブの軸から及び放
出部からの漏れを確実に防止するために2重シールと
し、かつ緊急用シール剤をも注入可能としたドレンプラ
グを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、プラグ本体のボデーをアングル形状に形
成し、このアングル形ボデーの入口に対向させて主ニー
ドルバルブを設け、この主ニードルバルブをロックする
ロックボルトを前記ボデーに螺着すると共に、アングル
形ボデーの出口に接手の軸心に設けた穴を排出口とする
副ニードルバルブを設けるように構成したドレンプラグ
である。
め、本発明は、プラグ本体のボデーをアングル形状に形
成し、このアングル形ボデーの入口に対向させて主ニー
ドルバルブを設け、この主ニードルバルブをロックする
ロックボルトを前記ボデーに螺着すると共に、アングル
形ボデーの出口に接手の軸心に設けた穴を排出口とする
副ニードルバルブを設けるように構成したドレンプラグ
である。
【0007】このロックボルトは、頭部付きボルトであ
り、その頭部で主ニードルバルブのステムに設けられた
上下つば部を係止するように該ステムに沿って平行にボ
デーにねじ込まれている。更に、主ニードルバルブのス
テムとアングル形ボデーとの間にOリングを装着して2
重シールとしてシール性をより確実にしている。また、
副ニードルバルブの排出口を設けた接手の外端部に、ホ
ース、パイプ等を接続するための接続部を形成するのが
好ましい。
り、その頭部で主ニードルバルブのステムに設けられた
上下つば部を係止するように該ステムに沿って平行にボ
デーにねじ込まれている。更に、主ニードルバルブのス
テムとアングル形ボデーとの間にOリングを装着して2
重シールとしてシール性をより確実にしている。また、
副ニードルバルブの排出口を設けた接手の外端部に、ホ
ース、パイプ等を接続するための接続部を形成するのが
好ましい。
【0008】この場合、アングル形ボデーに形成した副
ニードルバルブ用の接手ねじを、グリスガンなどのシー
ル剤注入装置を接続するための接続部材をねじ込むのに
適するねじに形成することにより、副ニードルバルブと
接続部材を交換可能とする。更に、弁箱の内部に貫通孔
を有するボールを回動自在に設けたボールバルブのボデ
ーのシール位置或はキャビテイ連通位置に本ドレンプラ
グを螺着させる構造とする。その他、このボールバルブ
と同等の機能を有するゲートバルブや他形式のバルブに
も本考案におけるプラグパルブを適用することができ
る。
ニードルバルブ用の接手ねじを、グリスガンなどのシー
ル剤注入装置を接続するための接続部材をねじ込むのに
適するねじに形成することにより、副ニードルバルブと
接続部材を交換可能とする。更に、弁箱の内部に貫通孔
を有するボールを回動自在に設けたボールバルブのボデ
ーのシール位置或はキャビテイ連通位置に本ドレンプラ
グを螺着させる構造とする。その他、このボールバルブ
と同等の機能を有するゲートバルブや他形式のバルブに
も本考案におけるプラグパルブを適用することができ
る。
【0009】
【作用】本発明は、主ニードルバルブには軸封部材であ
るOリングを設けているので、この主ニードルバルブの
封止が不完全であっても、またドレン排出のためにこの
主ニードルバルブが開弁されても、この主ニードルバル
ブのステムから漏れることがない。
るOリングを設けているので、この主ニードルバルブの
封止が不完全であっても、またドレン排出のためにこの
主ニードルバルブが開弁されても、この主ニードルバル
ブのステムから漏れることがない。
【0010】次に、出口も副ニードルバルブになってい
るので、ドレン排出を行うには主ニードルバルブと副ニ
ードルバルブの両方を開ける必要があるため、不用意な
排出が起きない。更に、主ニードルバルブは閉弁位置で
ロックボルトによってロックされているので、このドレ
ンプラグが不用意に開けられたり、振動や衝撃によって
開いたりするおそれがない。このロックボルトを主ニー
ドルバルブのステムに平行にボデーにねじ込まれた頭部
付きボルトの頭部でステムに設けられた上つば部及び下
つば部でロックしたり、飛び出し防止をしたり、脱落防
止をしたりする構造にしているので、構造や加工が簡単
であり、スペースを余りとらず、また確実にロックする
ことができるため、極めて安全性に優れている。
るので、ドレン排出を行うには主ニードルバルブと副ニ
ードルバルブの両方を開ける必要があるため、不用意な
排出が起きない。更に、主ニードルバルブは閉弁位置で
ロックボルトによってロックされているので、このドレ
ンプラグが不用意に開けられたり、振動や衝撃によって
開いたりするおそれがない。このロックボルトを主ニー
ドルバルブのステムに平行にボデーにねじ込まれた頭部
付きボルトの頭部でステムに設けられた上つば部及び下
つば部でロックしたり、飛び出し防止をしたり、脱落防
止をしたりする構造にしているので、構造や加工が簡単
であり、スペースを余りとらず、また確実にロックする
ことができるため、極めて安全性に優れている。
【0011】排出口を設けた副ニードルバルブの接手の
外端部に、ホース、パイプ等を接続する接続部を形成し
ているので、これにホース等を接続して、内部流体を外
部へ漏らすことなく安全な場所まで導いて、放出するこ
とができる。また、漏れ検知用にこのドレンプラグを取
付けた場合に、もしシール剤を注入したいときは、副ニ
ードルバルブのニードルの代りにシール剤注入装置を接
続するための接続部材に取替えることで、グリスガン等
で緊急用シール剤を注入することが極めて容易にでき、
漏れの検知とそれに対する応急の処置とを直ちに行うこ
とができる。
外端部に、ホース、パイプ等を接続する接続部を形成し
ているので、これにホース等を接続して、内部流体を外
部へ漏らすことなく安全な場所まで導いて、放出するこ
とができる。また、漏れ検知用にこのドレンプラグを取
付けた場合に、もしシール剤を注入したいときは、副ニ
ードルバルブのニードルの代りにシール剤注入装置を接
続するための接続部材に取替えることで、グリスガン等
で緊急用シール剤を注入することが極めて容易にでき、
漏れの検知とそれに対する応急の処置とを直ちに行うこ
とができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明のドレンプラグの一実施例を示
す断面図であって、同図において、1はプラグ本体、2
はアングル形状を呈するボデー、3は主ニードルバルブ
で、4はそのステム(ニードル)、5は副ニードルバル
ブで、6はその接手(ニードル)、7は主ニードルバル
ブ3とボデー2との間に装着したOリング、8はロック
ボルト、本例では頭部付きボルトを使用している。ま
た、ボデー2のおねじ2aはボールバルブ10にねじ込
まれるねじ部であって、2bは入口側の流路であり、こ
れと同軸にステム4の螺子部4bがボデー2にねじ込ま
れていて、主ニードルバルブ3が形成されており、4c
はニードルの弁座、4dは主ニードルバルブ3のスパナ
掛け部である。この主ニードルバルブ3は、ステム4と
ボデー2との間に装着されたOリング7によって軸封さ
れており、ステム4に対して平行状態で頭部付きボルト
8の螺子部8bがボデー2にねじ込まれ、この頭部付き
ボルト8の頭部8aでステム4の途中に形成された上つ
ば部4aを係止して、主ニードルバルブ3の閉弁位置で
ロックするとともに、主ニードルバルブ3の開に際して
は下つば部4eでロックボルトの脱落を防止するととも
に、主ニードルバルブ3の開けすぎによる主ニードルバ
ルブ3の飛び出しを防いでいる。この主ニードルバルブ
3のステム4に設けられた上・下つば部4a、4eの間
隔は、主ニードルバルブ3の開口に必要なリフト又はそ
れ以上としている。
す断面図であって、同図において、1はプラグ本体、2
はアングル形状を呈するボデー、3は主ニードルバルブ
で、4はそのステム(ニードル)、5は副ニードルバル
ブで、6はその接手(ニードル)、7は主ニードルバル
ブ3とボデー2との間に装着したOリング、8はロック
ボルト、本例では頭部付きボルトを使用している。ま
た、ボデー2のおねじ2aはボールバルブ10にねじ込
まれるねじ部であって、2bは入口側の流路であり、こ
れと同軸にステム4の螺子部4bがボデー2にねじ込ま
れていて、主ニードルバルブ3が形成されており、4c
はニードルの弁座、4dは主ニードルバルブ3のスパナ
掛け部である。この主ニードルバルブ3は、ステム4と
ボデー2との間に装着されたOリング7によって軸封さ
れており、ステム4に対して平行状態で頭部付きボルト
8の螺子部8bがボデー2にねじ込まれ、この頭部付き
ボルト8の頭部8aでステム4の途中に形成された上つ
ば部4aを係止して、主ニードルバルブ3の閉弁位置で
ロックするとともに、主ニードルバルブ3の開に際して
は下つば部4eでロックボルトの脱落を防止するととも
に、主ニードルバルブ3の開けすぎによる主ニードルバ
ルブ3の飛び出しを防いでいる。この主ニードルバルブ
3のステム4に設けられた上・下つば部4a、4eの間
隔は、主ニードルバルブ3の開口に必要なリフト又はそ
れ以上としている。
【0013】アングル形ボデー2の出口2cの接手螺子
2dに副ニードルバルブ5の接手6に設けた螺子部6f
がねじ込まれており、接手6には図1に示したように軸
心に穴6aが設けられて排出口になっており、6cはニ
ードルの先端に形成した流過孔、6dは弁座、6eはス
パナ掛け部である。この接手6の外端部は、ホース、パ
イプ等を接続するための接続部6bを形成しており、こ
の接続部をソケットとプラグから成る迅速簡易継手とす
ることもできる。また、接手6がねじ込まれているボデ
ー2の接手ねじ2dは、図2の部分断面外観図に示した
ような、グリスガンなどのシール剤注入装置を接続する
ための注入路9bを有する接続部材9の螺子部9aをね
じ込むのに適したねじになっているので、副ニードルバ
ルブ5と接続部材9との取替えができるようになってい
る。
2dに副ニードルバルブ5の接手6に設けた螺子部6f
がねじ込まれており、接手6には図1に示したように軸
心に穴6aが設けられて排出口になっており、6cはニ
ードルの先端に形成した流過孔、6dは弁座、6eはス
パナ掛け部である。この接手6の外端部は、ホース、パ
イプ等を接続するための接続部6bを形成しており、こ
の接続部をソケットとプラグから成る迅速簡易継手とす
ることもできる。また、接手6がねじ込まれているボデ
ー2の接手ねじ2dは、図2の部分断面外観図に示した
ような、グリスガンなどのシール剤注入装置を接続する
ための注入路9bを有する接続部材9の螺子部9aをね
じ込むのに適したねじになっているので、副ニードルバ
ルブ5と接続部材9との取替えができるようになってい
る。
【0014】図3は本発明におけるドレンプラグをボー
ルバルブに適用した一例を示す断面図である。図中11
はボールバルブ10の弁箱、12は貫通孔13を有する
ボール、14はボール12の両側に設けたボールシート
で、15はこのボールシート14を保持するためのシー
トリテーナ、16はボール12を回動操作するための弁
軸、17はグランドフランジ、18はボール12の下部
に設けた弁軸、18aはエンドプレート、19〜23
は、ボールバルブ10のシール部分を密封するためのO
リング、24はボールシート14部分にシール剤を注入
するためのシール剤注入部材、25はグランドフランジ
17の連通孔26に設けためねじ部、28はボディキャ
ビティ27に連通させるために弁箱11に形成した連通
孔、29は連通孔28に設けためねじ部、30はエンド
プレート18aに形成した連通孔31のめねじ部であ
り、その他ボールバルブ10のシール部分には、適宜に
連通孔とめねじ部を形成して、このめねじ部にドレンプ
ラグを螺着させることができる。
ルバルブに適用した一例を示す断面図である。図中11
はボールバルブ10の弁箱、12は貫通孔13を有する
ボール、14はボール12の両側に設けたボールシート
で、15はこのボールシート14を保持するためのシー
トリテーナ、16はボール12を回動操作するための弁
軸、17はグランドフランジ、18はボール12の下部
に設けた弁軸、18aはエンドプレート、19〜23
は、ボールバルブ10のシール部分を密封するためのO
リング、24はボールシート14部分にシール剤を注入
するためのシール剤注入部材、25はグランドフランジ
17の連通孔26に設けためねじ部、28はボディキャ
ビティ27に連通させるために弁箱11に形成した連通
孔、29は連通孔28に設けためねじ部、30はエンド
プレート18aに形成した連通孔31のめねじ部であ
り、その他ボールバルブ10のシール部分には、適宜に
連通孔とめねじ部を形成して、このめねじ部にドレンプ
ラグを螺着させることができる。
【0015】次に、上記実施例の作用を説明する。主ニ
ードルバルブ3にはOリング7が設けられているので、
この主ニードルバルブ3の封止がたとえ不完全であって
も、また、ドレン排出のためにこの主ニードルバルブ3
が開弁されても、この主ニードルバルブ3のステム4か
ら漏れることがなく、極めて安全である。
ードルバルブ3にはOリング7が設けられているので、
この主ニードルバルブ3の封止がたとえ不完全であって
も、また、ドレン排出のためにこの主ニードルバルブ3
が開弁されても、この主ニードルバルブ3のステム4か
ら漏れることがなく、極めて安全である。
【0016】ボデー2の出口2cも副ニードルバルブ5
を設けているので、ドレン排出を行うには、主ニードル
バルブ3と副ニードルバルブ5の両方を開けなければな
らず、不用意な排出が起きない。また、いずれかの封止
が不完全であっても、漏れることがない。更に、主ニー
ドルバルブ3は閉弁状態で頭部付きボルト8によってロ
ックされているので、このドレンプラグ1が不用意に開
けられたり、振動や衝撃によって開弁したりすることが
ない。また、ステム4に平行にボデー2にねじ込まれた
頭部付きボルト8の頭部8aでステム4に設けられた上
つば部4aを押すようにしたから、構造や加工が簡単で
スペースを余りとらず、また確実でかつ安全である。
を設けているので、ドレン排出を行うには、主ニードル
バルブ3と副ニードルバルブ5の両方を開けなければな
らず、不用意な排出が起きない。また、いずれかの封止
が不完全であっても、漏れることがない。更に、主ニー
ドルバルブ3は閉弁状態で頭部付きボルト8によってロ
ックされているので、このドレンプラグ1が不用意に開
けられたり、振動や衝撃によって開弁したりすることが
ない。また、ステム4に平行にボデー2にねじ込まれた
頭部付きボルト8の頭部8aでステム4に設けられた上
つば部4aを押すようにしたから、構造や加工が簡単で
スペースを余りとらず、また確実でかつ安全である。
【0017】出口2cに設けた副ニードルバルブ5の接
手6の外端部6bが、ホース、パイプ等を接続する特殊
形状に形成されているので、これにホース等を接続し
て、内部流体を安全な場所まで導いて放出することがで
き、極めて安全である。また、漏れ検知用にドレンプラ
グを取付けた場合には、副ニードルバルブ5の接手6の
代りにシール剤注入装置を接続するための図2に示した
ような接続部材9をボデー2の接手ねじ2dにねじ込む
と、グリスガン等で緊急用シール剤を注入することが極
めて容易にでき、漏れの検知とそれに対する応急の処置
を直ちに行うことができる。
手6の外端部6bが、ホース、パイプ等を接続する特殊
形状に形成されているので、これにホース等を接続し
て、内部流体を安全な場所まで導いて放出することがで
き、極めて安全である。また、漏れ検知用にドレンプラ
グを取付けた場合には、副ニードルバルブ5の接手6の
代りにシール剤注入装置を接続するための図2に示した
ような接続部材9をボデー2の接手ねじ2dにねじ込む
と、グリスガン等で緊急用シール剤を注入することが極
めて容易にでき、漏れの検知とそれに対する応急の処置
を直ちに行うことができる。
【0018】図3に示すように、ボールバルブ10の弁
軸16や下部の弁軸18のシール位置やボディキャビテ
ィ27の連通位置のボデー11にプラグ本体1を螺着す
ると、図1に示すドレンプラグの場合は、ボディキャビ
ティ27の流体を安全な場所へ放出できるように、接続
部6bにホースを取付けることができ、また、上下の弁
軸に漏れ検知用として取付けたドレンプラグを図2に示
す接続部材9に取りかえることにより、シール剤の供給
をも行うこともできる。図3に示す全溶接形ボールバル
ブの他に、本体をボルト締めする分割形ボールバルブ
や、これらボールバルブと同等の機能を持つゲートバル
ブや他形式のバルブでも本ドレンプラグが使用可能であ
り、バルブ全てに適用できる。
軸16や下部の弁軸18のシール位置やボディキャビテ
ィ27の連通位置のボデー11にプラグ本体1を螺着す
ると、図1に示すドレンプラグの場合は、ボディキャビ
ティ27の流体を安全な場所へ放出できるように、接続
部6bにホースを取付けることができ、また、上下の弁
軸に漏れ検知用として取付けたドレンプラグを図2に示
す接続部材9に取りかえることにより、シール剤の供給
をも行うこともできる。図3に示す全溶接形ボールバル
ブの他に、本体をボルト締めする分割形ボールバルブ
や、これらボールバルブと同等の機能を持つゲートバル
ブや他形式のバルブでも本ドレンプラグが使用可能であ
り、バルブ全てに適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
のドレンプラグは、次のような優れた効果を奏する。す
なわち、主ニードルバルブではバルブの座面でのシール
と軸封とで、また、排出側では主ニードルバルブと副ニ
ードルバルブの両方の座面でのシールで、いずれも2重
シールになっていて確実なシールができ、主ニードルバ
ルブには閉弁位置でのロック装置が付いていて、不用意
に開弁されたり、振動や衝撃によって開いたりすること
がない。また、開作動時はロックボルトの頭部が下つば
部までしか緩めることができず、それによりロックボル
トの脱落を防止でき、ニードルバルブの飛び出しも防止
できる。また、排出口がホースやパイプを接続するため
の特殊形状の接続部に形成されているので、ホース等の
接続が容易で、内部流体を外部へ漏らすことなく安全な
場所まで導いて放出することができる。更に、漏れ検知
用に用いる場合には、グリスガン等で緊急用シール剤を
容易に注入することができるようにして、漏れの検知と
それに対する応急の処置とを直ちに行うことができるよ
うにすることができる等の効果を有する。
のドレンプラグは、次のような優れた効果を奏する。す
なわち、主ニードルバルブではバルブの座面でのシール
と軸封とで、また、排出側では主ニードルバルブと副ニ
ードルバルブの両方の座面でのシールで、いずれも2重
シールになっていて確実なシールができ、主ニードルバ
ルブには閉弁位置でのロック装置が付いていて、不用意
に開弁されたり、振動や衝撃によって開いたりすること
がない。また、開作動時はロックボルトの頭部が下つば
部までしか緩めることができず、それによりロックボル
トの脱落を防止でき、ニードルバルブの飛び出しも防止
できる。また、排出口がホースやパイプを接続するため
の特殊形状の接続部に形成されているので、ホース等の
接続が容易で、内部流体を外部へ漏らすことなく安全な
場所まで導いて放出することができる。更に、漏れ検知
用に用いる場合には、グリスガン等で緊急用シール剤を
容易に注入することができるようにして、漏れの検知と
それに対する応急の処置とを直ちに行うことができるよ
うにすることができる等の効果を有する。
【図1】本発明のドレンプラグの一実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】本発明のドレンプラグに取付けるシール剤注入
装置を接続する接続部材の一例を示す部分断面外観図で
ある。
装置を接続する接続部材の一例を示す部分断面外観図で
ある。
【図3】本発明におけるドレンプラグを大口径ボールバ
ルブに適用した一例を示す断面図である。
ルブに適用した一例を示す断面図である。
【図4】従来のドレンプラグの一例を示す断面図であ
る。
る。
1 プラグ本体 2 ボデー 2b 入口側の流路 2c 出口 2d 接手ねじ 3 主ニードルバルブ 4 ステム 4a 上つば部 4e 下つば部 5 副ニードルバルブ 6 接手 6a 穴 6b 接続部 7 Oリング 8 頭部付きボルト 8a 頭部 9 接続部材 10 ボールバルブ 16、18 弁軸 19〜23 Oリング
Claims (5)
- 【請求項1】 プラグ本体のボデーをアングル形状に形
成し、このアングル形ボデーの入口に対向させて主ニー
ドルバルブを設け、この主ニードルバルブのステム部と
アングル形ボデーとの間にOリングによるシール部を設
け、また、この主ニードルバルブをロックするロックボ
ルトを前記ボデーに螺着すると共にアングル形ボデーの
出口に接手の軸心に設けた穴を排出口とする副ニードル
バルブを設けて主・副ニードルバルブともに入口に対し
て2重シールとなるように構成したことを特徴とするド
レンプラグ。 - 【請求項2】 上記したロックボルトは、主ニードルバ
ルブのステムと平行にボデーにねじ込まれた頭部付きボ
ルトであり、この主ニードルバルブのステムに設けられ
た上・下つば部の間隔を、主ニードルバルブの開口に必
要なリフト又はそれ以上として、主ニードルバルブ閉止
時はロックボルトの頭部で下つば部を係止し、主ニード
ルバルブ開に際しては上つば部でロックボルトの脱落を
防止するとともに、主ニードルバルブの開けすぎによる
主ニードルバルブの飛び出しを防止するようにした請求
項1記載のドレンプラグ。 - 【請求項3】 副ニードルバルブの排出口を設けた接手
の外端部に、ホース、パイプ等を接続するための接続部
を形成した請求項1乃至請求項2記載のドレンプラグ。 - 【請求項4】 アングル形ボデーに形成した副ニードル
バルブ用の接手ねじを、グリスガンなどのシール剤注入
装置を接続するための接続部材をねじ込むのに適するね
じに形成した請求項1乃至請求項3記載のドレンプラ
グ。 - 【請求項5】 弁箱の内部に貫通孔を有するボールを回
動自在に設けたボールバルブのシール位置のボデー或は
キャビテイ連通位置のボデーに上記のプラグ本体を螺着
した請求項1乃至請求項4記載のドレンプラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15265793A JP2838750B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | ドレンプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15265793A JP2838750B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | ドレンプラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341558A JPH06341558A (ja) | 1994-12-13 |
JP2838750B2 true JP2838750B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=15545232
Family Applications (1)
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JP15265793A Expired - Fee Related JP2838750B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | ドレンプラグ |
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JP (1) | JP2838750B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP4519282B2 (ja) * | 2000-07-14 | 2010-08-04 | オサメ工業株式会社 | 3方ボールバルブ |
WO2002040905A1 (fr) * | 2000-11-16 | 2002-05-23 | Tix Corporation | Procede de fabrication d'un clapet a bille |
JP5267331B2 (ja) * | 2009-05-28 | 2013-08-21 | トヨタ自動車株式会社 | ガスシステム |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP15265793A patent/JP2838750B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06341558A (ja) | 1994-12-13 |
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