JP2837560B2 - 水抵抗器のフード付ラジエター - Google Patents
水抵抗器のフード付ラジエターInfo
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- JP2837560B2 JP2837560B2 JP3167974A JP16797491A JP2837560B2 JP 2837560 B2 JP2837560 B2 JP 2837560B2 JP 3167974 A JP3167974 A JP 3167974A JP 16797491 A JP16797491 A JP 16797491A JP 2837560 B2 JP2837560 B2 JP 2837560B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D5/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, using the cooling effect of natural or forced evaporation
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電機やインバーター
等も含む各種電源装置の出力特性の測定試験に供せられ
る水抵抗器の電極水循環処理システム装置の電極水冷却
循環管路途中に挿入するフード付ラジエターに関する。
等も含む各種電源装置の出力特性の測定試験に供せられ
る水抵抗器の電極水循環処理システム装置の電極水冷却
循環管路途中に挿入するフード付ラジエターに関する。
【0002】
【従来の技術】この分野における従来の技術を、図5に
示す。図5中、31はファンモータ、32,33,34
は各々ファンモータ31,純粋ポンプ16,スプレーポ
ンプ25のインバーターによる速度制御器、35は冷却
コイルである。本願発明者が創作した水抵抗器Aは、図
5に示すよう、循環供給された所定量の電極水Wを内部
に貯蔵する有底円筒形のベース電極1と、当該ベース電
極1の底部1aの適宜箇所に排水孔2を開口するととも
に中央に貫通した絶縁支持体3を貫通して立設し、その
外出下端に電源装置の電力ケーブル4を接続する円筒形
の主電極5と、当該主電極5の露出長を調整すべくモー
タ駆動のピニオンとラックの噛み合わせで昇降動自在に
吊設して主電極5を覆いかつ上部に冷却された前記循環
供給水の放水口6を開設する絶縁鞘筒7とからなる。
示す。図5中、31はファンモータ、32,33,34
は各々ファンモータ31,純粋ポンプ16,スプレーポ
ンプ25のインバーターによる速度制御器、35は冷却
コイルである。本願発明者が創作した水抵抗器Aは、図
5に示すよう、循環供給された所定量の電極水Wを内部
に貯蔵する有底円筒形のベース電極1と、当該ベース電
極1の底部1aの適宜箇所に排水孔2を開口するととも
に中央に貫通した絶縁支持体3を貫通して立設し、その
外出下端に電源装置の電力ケーブル4を接続する円筒形
の主電極5と、当該主電極5の露出長を調整すべくモー
タ駆動のピニオンとラックの噛み合わせで昇降動自在に
吊設して主電極5を覆いかつ上部に冷却された前記循環
供給水の放水口6を開設する絶縁鞘筒7とからなる。
【0003】水抵抗器Aは図5中では一つであるが2本
以上で一組でありそれぞれ主電極5は電源装置(図示せ
ず)の2相又は3相の各1相を接続し、一方ベース電極
1間を接地ケーブル8で相互に接続して接地する。従っ
て3相の場合はY接続の抵抗器となる。そして放水口6
と排水孔2は、水を循環して水温を冷却保持したり不純
物を除去したりする本願発明者が既に特開昭62−12
3287号及び特開昭62−124474号公報に開示
した図5に示す電極水冷却処理装置Bと連通してなる。
以上で一組でありそれぞれ主電極5は電源装置(図示せ
ず)の2相又は3相の各1相を接続し、一方ベース電極
1間を接地ケーブル8で相互に接続して接地する。従っ
て3相の場合はY接続の抵抗器となる。そして放水口6
と排水孔2は、水を循環して水温を冷却保持したり不純
物を除去したりする本願発明者が既に特開昭62−12
3287号及び特開昭62−124474号公報に開示
した図5に示す電極水冷却処理装置Bと連通してなる。
【0004】当該電極水冷却処理装置Bは、前記水抵抗
器Aから排出される温排水を冷却して再び水抵抗器Aに
送り込むもので、ラジエター9と、当該ラジエター9に
後面から水を吹きつけるスプレー管10と,当該スプレ
ー管10の背後から送風するファン11と、当該ファン
11にてラジエター9前面に散出された送風を導き上方
空間に散出させるガラリ12と、前記ラジエター9の下
側に配置しスプレー管10からラジエター9に吹きつけ
られて落下した水を回収する回収水槽13と、前記水抵
抗器Aとラジエター9間を循環する電極水Wを予め貯留
しておく貯留タンク14との間に次のような管路を形成
してある。
器Aから排出される温排水を冷却して再び水抵抗器Aに
送り込むもので、ラジエター9と、当該ラジエター9に
後面から水を吹きつけるスプレー管10と,当該スプレ
ー管10の背後から送風するファン11と、当該ファン
11にてラジエター9前面に散出された送風を導き上方
空間に散出させるガラリ12と、前記ラジエター9の下
側に配置しスプレー管10からラジエター9に吹きつけ
られて落下した水を回収する回収水槽13と、前記水抵
抗器Aとラジエター9間を循環する電極水Wを予め貯留
しておく貯留タンク14との間に次のような管路を形成
してある。
【0005】即ち、貯留タンク14に貯留されている水
を当該水中に垂設した給水管15から純水ポンプ16で
汲みあげ、フィルター17,18及び純度を高める純粋
器たる純水器19を通す純水充填管路20と、当該純水
充填管路20から供給側22aに供給されて水抵抗器A
に送り込み当該水抵抗器Aから排出される温水を介設し
た電極水循環ポンプ21でラジエター9の下部注入口9
aに送る電極水冷却循環管路22と、ラジエター9の下
部注入口9a手前の電極水冷却循環管路22の排出側2
2bから分岐送り出される電極水Wを介設した純水ポン
プ16にて冷却コイル23を通して冷却しながら再び前
記純水充填管路20に戻すフラッシング戻し管路24
と、介設したスプレーポンプ25にて前記貯留タンク1
4中に垂設した給水管15と回収水槽13中に垂設した
吸引管26のいずれか一方から水を汲み上げてスプレー
管10に送るスプレー送水管路27とを、切替自在な切
替弁28,29,30を介して形成してある。
を当該水中に垂設した給水管15から純水ポンプ16で
汲みあげ、フィルター17,18及び純度を高める純粋
器たる純水器19を通す純水充填管路20と、当該純水
充填管路20から供給側22aに供給されて水抵抗器A
に送り込み当該水抵抗器Aから排出される温水を介設し
た電極水循環ポンプ21でラジエター9の下部注入口9
aに送る電極水冷却循環管路22と、ラジエター9の下
部注入口9a手前の電極水冷却循環管路22の排出側2
2bから分岐送り出される電極水Wを介設した純水ポン
プ16にて冷却コイル23を通して冷却しながら再び前
記純水充填管路20に戻すフラッシング戻し管路24
と、介設したスプレーポンプ25にて前記貯留タンク1
4中に垂設した給水管15と回収水槽13中に垂設した
吸引管26のいずれか一方から水を汲み上げてスプレー
管10に送るスプレー送水管路27とを、切替自在な切
替弁28,29,30を介して形成してある。
【0006】なお、水抵抗器Aも含め、これ等の装置一
切を、一台のトラック等の荷台に搭載して迅速移動自在
とすることも、また貯留タンク14をプールで置き換え
ることも出来る。また、図中、Cは絶縁鞘筒昇降自動制
御装置であって電力ケーブル4に介接してそれに供給さ
れる電力や電流の少なくとも1つを計測した測定値信号
S1を出力する計測器36と、当該測定値信号S1を入
力し予め設定してある設定値との比較値制御信号S2を
出力する制御器37と、当該比較値制御信号S2を入力
して吊設した絶縁鞘筒7の昇降を指令操作する絶縁鞘筒
昇降駆動操作装置38とで構成される。
切を、一台のトラック等の荷台に搭載して迅速移動自在
とすることも、また貯留タンク14をプールで置き換え
ることも出来る。また、図中、Cは絶縁鞘筒昇降自動制
御装置であって電力ケーブル4に介接してそれに供給さ
れる電力や電流の少なくとも1つを計測した測定値信号
S1を出力する計測器36と、当該測定値信号S1を入
力し予め設定してある設定値との比較値制御信号S2を
出力する制御器37と、当該比較値制御信号S2を入力
して吊設した絶縁鞘筒7の昇降を指令操作する絶縁鞘筒
昇降駆動操作装置38とで構成される。
【0007】このように構成された電極水冷却処理装置
Bの運転について述べる。まず、図5に実線矢印で示す
ように、給水管15及び純水充填管路20を経て純水化
した水が、電極水冷却循環管路22の供給側22aに供
給され放出口6から水抵抗器Aに充たされる。即ち、貯
留タンク14より純水ポンプ16にて吸い上げられた水
は、純水ポンプ16を通過後冷却コイル35を通過し、
フィルター17で砂等を除かれフィルター18に入り塩
素を除かれ純水器19に入る。このときの導電率は、普
通水道水が約200[μs/cm]であるが、これを純水
器19で約1[μs/cm]に下げてある。水は実線矢印
で示すように、電極水冷却循環管路22の供給側22a
を通って水抵抗器A内に充たされる。
Bの運転について述べる。まず、図5に実線矢印で示す
ように、給水管15及び純水充填管路20を経て純水化
した水が、電極水冷却循環管路22の供給側22aに供
給され放出口6から水抵抗器Aに充たされる。即ち、貯
留タンク14より純水ポンプ16にて吸い上げられた水
は、純水ポンプ16を通過後冷却コイル35を通過し、
フィルター17で砂等を除かれフィルター18に入り塩
素を除かれ純水器19に入る。このときの導電率は、普
通水道水が約200[μs/cm]であるが、これを純水
器19で約1[μs/cm]に下げてある。水は実線矢印
で示すように、電極水冷却循環管路22の供給側22a
を通って水抵抗器A内に充たされる。
【0008】これで水抵抗器Aへの電極水Wの充填作業
は完了するが、電極水ポンプ21を回してみた結果、不
純物が溶け出し導電率が高くなった場合には、一度排水
して最初からの作業を繰り返す。ここで冷却コイル2
3,35は、純水器19の最高使用温度が40℃である
ため、この温度以下に水を冷却するためのものである。
は完了するが、電極水ポンプ21を回してみた結果、不
純物が溶け出し導電率が高くなった場合には、一度排水
して最初からの作業を繰り返す。ここで冷却コイル2
3,35は、純水器19の最高使用温度が40℃である
ため、この温度以下に水を冷却するためのものである。
【0009】次に切替弁29,30にて純水充填管路2
0を閉じた後、図5に点線矢印で示すように充填された
電極水Wを電極水循環ポンプ21を作動させて電極水冷
却循環管路22中を循環させる。同時にスプレーポンプ
25も作動させて、図5に点線矢印で示すように給水管
15で貯留タンク14より水を吸い上げスプレー管路2
7を通して、スプレー管10よりラジエター9に向い、
点線で示すようにスプレー噴射させる。一方、ファンモ
ータ31も作動せしめてファン11を回しラジエター9
背面側から送風する。
0を閉じた後、図5に点線矢印で示すように充填された
電極水Wを電極水循環ポンプ21を作動させて電極水冷
却循環管路22中を循環させる。同時にスプレーポンプ
25も作動させて、図5に点線矢印で示すように給水管
15で貯留タンク14より水を吸い上げスプレー管路2
7を通して、スプレー管10よりラジエター9に向い、
点線で示すようにスプレー噴射させる。一方、ファンモ
ータ31も作動せしめてファン11を回しラジエター9
背面側から送風する。
【0010】従って、水抵抗器Aを通過する間に電極水
Wは抵抗として電力を消費し、温水となってラジエター
9に送られるが、この温水はラジエター9通過中にスプ
レー噴射された水にて冷却される。一方、スプレー噴射
された水は、ラジエター9表面でラジエター9内を通過
中の温水の熱を奪って蒸発しラジエター9背面から吹き
付けられる送風にて送り出され、ラジエター9前面に配
設したガラリ12のガイド板12aに沿って点線の矢印
で示すように電極水冷却処理装置Bの上方に吹き上げ拡
散する。その後ラジエター9で冷却された電極水Wは注
出口9bから電極水冷却循環管路22の供給側22aを
経て再び水抵抗器Aに供給される。
Wは抵抗として電力を消費し、温水となってラジエター
9に送られるが、この温水はラジエター9通過中にスプ
レー噴射された水にて冷却される。一方、スプレー噴射
された水は、ラジエター9表面でラジエター9内を通過
中の温水の熱を奪って蒸発しラジエター9背面から吹き
付けられる送風にて送り出され、ラジエター9前面に配
設したガラリ12のガイド板12aに沿って点線の矢印
で示すように電極水冷却処理装置Bの上方に吹き上げ拡
散する。その後ラジエター9で冷却された電極水Wは注
出口9bから電極水冷却循環管路22の供給側22aを
経て再び水抵抗器Aに供給される。
【0011】ラジエター9の冷却にあたりスプレー噴射
された水で蒸発し切れなかったものは、ガラリ12に付
着し自重で落下するため、回収水槽13に回収される。
従って、回収水槽13が満水位に近くなれば、今度は切
替弁28を切り替えて、回収水槽13内の水を吸引管2
6を通して、スプレーポンプ25で吸い上げスプレー管
10に送り込めば良い。又、回収水槽13と、貯留タン
ク14を連通しておいて吸引管26と切替弁28を省略
するようにしても良い。
された水で蒸発し切れなかったものは、ガラリ12に付
着し自重で落下するため、回収水槽13に回収される。
従って、回収水槽13が満水位に近くなれば、今度は切
替弁28を切り替えて、回収水槽13内の水を吸引管2
6を通して、スプレーポンプ25で吸い上げスプレー管
10に送り込めば良い。又、回収水槽13と、貯留タン
ク14を連通しておいて吸引管26と切替弁28を省略
するようにしても良い。
【0012】尚、高圧で運転中に電極水Wの導電率を下
げたい時は、切替弁29,30を切り替えて図5に二点
鎖線矢印で示すよう水をフラッシング戻し管路24と純
水充填管路20と電極水冷却循環管路22を経て、循環
させるようにする。即ち、電極水Wは、水抵抗器Aから
電極水循環ポンプ21にて排出され、冷却コイル23を
通って純水ポンプ16にて冷却コイル35に送り込ま
れ、さらにフィルタ17,18及び純水器19を通って
再び水抵抗器Aに戻るため、異物や塩素が除かれて導電
率を下げることができる。逆に低圧大電流運転において
は、塩類の導電性物質を水抵抗器Aの電極水Wに添加し
て、導電率を水道水の約200[μs/cm]より高めて
電極水冷却循環管路22により循環使用すればよい。
げたい時は、切替弁29,30を切り替えて図5に二点
鎖線矢印で示すよう水をフラッシング戻し管路24と純
水充填管路20と電極水冷却循環管路22を経て、循環
させるようにする。即ち、電極水Wは、水抵抗器Aから
電極水循環ポンプ21にて排出され、冷却コイル23を
通って純水ポンプ16にて冷却コイル35に送り込ま
れ、さらにフィルタ17,18及び純水器19を通って
再び水抵抗器Aに戻るため、異物や塩素が除かれて導電
率を下げることができる。逆に低圧大電流運転において
は、塩類の導電性物質を水抵抗器Aの電極水Wに添加し
て、導電率を水道水の約200[μs/cm]より高めて
電極水冷却循環管路22により循環使用すればよい。
【0013】しかして、電極水温制御システム装置D
は、電極水冷却循環管路22の排出側22b端と連接す
るラジエター9下部注入口9aに配し電極水冷却循環管
路22の排出側22bを流れる電極水(W)温を計測し
て測定値信号S3を出力する測温器39と、当該測定値
信号S3を入力して予め設定してある設定値との比較値
制御信号S4と当該比較値制御信号S4が予め設定して
ある高温側許容範囲値を越えると緊急非常信号S5を出
力する温度比較器40と、当該比較値制御信号S4をそ
れぞれ入力してスプレーポンプ25のモータ駆動とファ
ン11のモータ31駆動をそれぞれ制御操作するインバ
ーターからなる速度制御器32,34とからなり、前記
緊急非常信号S5を入力すると図示しないクラッチ連結
を遮断する絶縁鞘筒昇降駆動装置38とこれと平行して
前記緊急非常信号S5を入力すると警鳴する警報器41
及び電力ケーブル4に介入し電源装置と水抵抗器Aとを
引外す安全遮断器42を備える。
は、電極水冷却循環管路22の排出側22b端と連接す
るラジエター9下部注入口9aに配し電極水冷却循環管
路22の排出側22bを流れる電極水(W)温を計測し
て測定値信号S3を出力する測温器39と、当該測定値
信号S3を入力して予め設定してある設定値との比較値
制御信号S4と当該比較値制御信号S4が予め設定して
ある高温側許容範囲値を越えると緊急非常信号S5を出
力する温度比較器40と、当該比較値制御信号S4をそ
れぞれ入力してスプレーポンプ25のモータ駆動とファ
ン11のモータ31駆動をそれぞれ制御操作するインバ
ーターからなる速度制御器32,34とからなり、前記
緊急非常信号S5を入力すると図示しないクラッチ連結
を遮断する絶縁鞘筒昇降駆動装置38とこれと平行して
前記緊急非常信号S5を入力すると警鳴する警報器41
及び電力ケーブル4に介入し電源装置と水抵抗器Aとを
引外す安全遮断器42を備える。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この、従来の水抵抗器
の電極水循環処理システム装置Xでは、絶縁鞘筒昇降自
動制御装置C及び電極水温制御システム装置Dを設け
て、電極水温等の異常事態に対する安全策を講じてい
る。しかしながら、電極水循環処理システム装置が屋外
に置かれて稼働する場合には、気水分離を行うガラリ1
2の構造だと斜めの多段ガイド板12a群により前後に
貫通しているので背後からアゲインストの向い風の強風
が当ると、ファン11の送風力やスプレー管10からの
噴水力に抗して多段ガイド板12a群間を通して吹込
み、蒸気や水滴が強風に煽られて逆流しガラリ12との
接触を絶たれ気水分離による水の回収が不充分となり、
ラジエター9周辺に舞い上がって拡散放出されることに
より周囲を水びたし、近設する他設備や作業要員に悪影
響を及ぼすとともに漏電事故、感電事故、すべり易く転
倒事故等の惧れを招来するばかりか、熱変換による冷却
機能をも低下させる弊害がある。またファン11は外部
に露呈し、風流が四方に拡散し、それだけファンモータ
31に負担が掛かる割には送風力が劣るため侵入した強
風に抗するには馬力不足となっていた。
の電極水循環処理システム装置Xでは、絶縁鞘筒昇降自
動制御装置C及び電極水温制御システム装置Dを設け
て、電極水温等の異常事態に対する安全策を講じてい
る。しかしながら、電極水循環処理システム装置が屋外
に置かれて稼働する場合には、気水分離を行うガラリ1
2の構造だと斜めの多段ガイド板12a群により前後に
貫通しているので背後からアゲインストの向い風の強風
が当ると、ファン11の送風力やスプレー管10からの
噴水力に抗して多段ガイド板12a群間を通して吹込
み、蒸気や水滴が強風に煽られて逆流しガラリ12との
接触を絶たれ気水分離による水の回収が不充分となり、
ラジエター9周辺に舞い上がって拡散放出されることに
より周囲を水びたし、近設する他設備や作業要員に悪影
響を及ぼすとともに漏電事故、感電事故、すべり易く転
倒事故等の惧れを招来するばかりか、熱変換による冷却
機能をも低下させる弊害がある。またファン11は外部
に露呈し、風流が四方に拡散し、それだけファンモータ
31に負担が掛かる割には送風力が劣るため侵入した強
風に抗するには馬力不足となっていた。
【0015】加えて、スプレー管10、ファン11、フ
ァンモータ31を雨晒し、風晒し等の吹晒しにすること
は腐食劣化の耐久性や砂塵等によるスプレーの問題を生
起し、しかも運転中に支障を来す導電率に変化を及ぼす
雨水や砂塵の侵入(特に、多段ガイド12a群間から
の)に対しては無防備であり、高価なフィルター17,
18と純水器19の短寿命化を早め早期交換に至らしめ
る。加えて、運転中に支障を来す雨水や砂塵に対しては
無防備である。又、以上の従来の水抵抗器の電極水循環
システム装置Xでは一基のラジエター9とスプレー管1
0とファン11とガラリ12が備わるのみであったから
従来規模の一基の冷却能力には限界があるため、かとい
って、当該ラジエター9より大きな能力を有する単一大
規模の巨大なラジエター等を設けることは設置するスペ
ース余地特に車載型では限られたスペースのトラック等
荷台余地の問題やイニシャルコスト及びランニングコス
トを高める結果を招来し、高圧大電流の電源装置の出力
特性の測定試験を試みることが出来なかった。ここにお
いて、本発明は、前記従来の水抵抗器の電極水循環処理
システム装置の欠点の能力アップとガラリの改造を計る
とともに、気象状況に左右されず屋外においても稼働可
能とする水抵抗器の電極水循環処理システム装置の電極
水冷却循環管路途中に挿入するフード付ラジエターを提
供せんとするものである。
ァンモータ31を雨晒し、風晒し等の吹晒しにすること
は腐食劣化の耐久性や砂塵等によるスプレーの問題を生
起し、しかも運転中に支障を来す導電率に変化を及ぼす
雨水や砂塵の侵入(特に、多段ガイド12a群間から
の)に対しては無防備であり、高価なフィルター17,
18と純水器19の短寿命化を早め早期交換に至らしめ
る。加えて、運転中に支障を来す雨水や砂塵に対しては
無防備である。又、以上の従来の水抵抗器の電極水循環
システム装置Xでは一基のラジエター9とスプレー管1
0とファン11とガラリ12が備わるのみであったから
従来規模の一基の冷却能力には限界があるため、かとい
って、当該ラジエター9より大きな能力を有する単一大
規模の巨大なラジエター等を設けることは設置するスペ
ース余地特に車載型では限られたスペースのトラック等
荷台余地の問題やイニシャルコスト及びランニングコス
トを高める結果を招来し、高圧大電流の電源装置の出力
特性の測定試験を試みることが出来なかった。ここにお
いて、本発明は、前記従来の水抵抗器の電極水循環処理
システム装置の欠点の能力アップとガラリの改造を計る
とともに、気象状況に左右されず屋外においても稼働可
能とする水抵抗器の電極水循環処理システム装置の電極
水冷却循環管路途中に挿入するフード付ラジエターを提
供せんとするものである。
【0016】
【発明が解決しようとする手段】前記課題の解決は、本
発明による次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用す
ることにより達成される。すなはち、本発明の第1の特
徴は、水抵抗器内の電極水温と水量を一定に保持すべく
所定量を給排する電極水循環処理システム装置の電極水
冷却管路途中に挿入する片面側にスプレーノズルとその
背後にファン付モータを臨ませる自立直立型ラジエター
本体において、当該ラジエター本体の他片面側を上端に
蒸気放散口を上向開口する気水分離自在かつ強風侵入防
止自在なフードで被包するとともに前記ラジエター本体
の片面側を前記スプレーノズルとファン付モータを内蔵
し空気吸込口を開口するカバー風胴筐体にて被包してな
る水抵抗器のフード付ラジエターである。
発明による次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用す
ることにより達成される。すなはち、本発明の第1の特
徴は、水抵抗器内の電極水温と水量を一定に保持すべく
所定量を給排する電極水循環処理システム装置の電極水
冷却管路途中に挿入する片面側にスプレーノズルとその
背後にファン付モータを臨ませる自立直立型ラジエター
本体において、当該ラジエター本体の他片面側を上端に
蒸気放散口を上向開口する気水分離自在かつ強風侵入防
止自在なフードで被包するとともに前記ラジエター本体
の片面側を前記スプレーノズルとファン付モータを内蔵
し空気吸込口を開口するカバー風胴筐体にて被包してな
る水抵抗器のフード付ラジエターである。
【0017】本発明の第2の特徴は、前記第1の特徴を
備えた水抵抗器のフード付ラジエターにおいて、前記フ
ードが、倒立直角三角形両側面の下端をラジエター本体
の他片面両側荷担に揺動回転自在に枢着し、不使用時前
記両側面を前記ラジエター本体両外側面に滑動折畳み重
合し当該ラジエター本体の他片面に一体添合してなる。
備えた水抵抗器のフード付ラジエターにおいて、前記フ
ードが、倒立直角三角形両側面の下端をラジエター本体
の他片面両側荷担に揺動回転自在に枢着し、不使用時前
記両側面を前記ラジエター本体両外側面に滑動折畳み重
合し当該ラジエター本体の他片面に一体添合してなる。
【0018】本発明の第3の特徴は、前記第1の特徴又
は第2の特徴を備えた水抵抗器のフード付ラジエターに
おいて、前記カバー風胴筐体は、ラジエター本体の片面
側全面に一端を対接開口し、かつ他端空気吸込口の上端
縁に扉板上端縁を枢支垂架して揺動開閉自在に形成して
なる。
は第2の特徴を備えた水抵抗器のフード付ラジエターに
おいて、前記カバー風胴筐体は、ラジエター本体の片面
側全面に一端を対接開口し、かつ他端空気吸込口の上端
縁に扉板上端縁を枢支垂架して揺動開閉自在に形成して
なる。
【0019】本発明の第4の特徴は、前記第1の特徴,
第2の特徴又は第3の特徴を備えた水抵抗器のラジエタ
ーにおいて、ラジエター本体は、電極水冷却循環管路に
複数多段に挿入されてなる。
第2の特徴又は第3の特徴を備えた水抵抗器のラジエタ
ーにおいて、ラジエター本体は、電極水冷却循環管路に
複数多段に挿入されてなる。
【0020】
【作用】本発明のフード付ラジエターは、前記のような
構成を採用したので、屋外に設置して稼働しても自然気
象風や雨の影響を受けず、停止中も含め雨水や砂塵に対
する防雨・防塵機能を発揮し、カバー風胴筐体の風胴作
用によるファン送風効率を高めモータ駆動の負担を軽減
し、背後にファン付モータを有するスプレーノズルによ
り、冷却効率の大幅な向上を計ることができる。そし
て、本発明は、従来備えていたガラリを省き、ガラリの
代わりとしてフードを付けたので、ファンによってラジ
エター本体に吹き付けられる気流は、カバー風胴筐体に
強制案内されスプレーノズルによる水と共にラジエター
に確実に当って熱交換されたあと、一部は当該ラジエタ
ーの反対側に設けられたフード内壁面に衝突された水滴
と内壁面に接触冷却液化された水滴とを気水分離回収す
るとともに他の気化蒸気は上面の蒸気放散口から、複数
多段に近設挿入された場合でも互いのラジエターに干渉
することなく上方に吹き上げられ、各々のラジエターの
冷却効率を上げる。
構成を採用したので、屋外に設置して稼働しても自然気
象風や雨の影響を受けず、停止中も含め雨水や砂塵に対
する防雨・防塵機能を発揮し、カバー風胴筐体の風胴作
用によるファン送風効率を高めモータ駆動の負担を軽減
し、背後にファン付モータを有するスプレーノズルによ
り、冷却効率の大幅な向上を計ることができる。そし
て、本発明は、従来備えていたガラリを省き、ガラリの
代わりとしてフードを付けたので、ファンによってラジ
エター本体に吹き付けられる気流は、カバー風胴筐体に
強制案内されスプレーノズルによる水と共にラジエター
に確実に当って熱交換されたあと、一部は当該ラジエタ
ーの反対側に設けられたフード内壁面に衝突された水滴
と内壁面に接触冷却液化された水滴とを気水分離回収す
るとともに他の気化蒸気は上面の蒸気放散口から、複数
多段に近設挿入された場合でも互いのラジエターに干渉
することなく上方に吹き上げられ、各々のラジエターの
冷却効率を上げる。
【0021】それ故、本発明を適用する電極水循環処理
システム装置は、限られた設置余地でも電極水冷却循環
管路中に空水冷式フード付ラジエタを複数段近接挿入さ
れるので、それだけ電極水冷却能力がアップし、従って
従来よりも高電圧大電流の電極装置の出力特性試験に水
抵抗器を供することが可能になった。例えば、水抵抗器
内の電極水温と外気との温度差1℃に付き水抵抗器Aの
電力消費が14.8kw/℃高まるとすれば、従来の装置
の定格冷却能力では水抵抗器から循環排出される安全最
高限界温度は65℃である。
システム装置は、限られた設置余地でも電極水冷却循環
管路中に空水冷式フード付ラジエタを複数段近接挿入さ
れるので、それだけ電極水冷却能力がアップし、従って
従来よりも高電圧大電流の電極装置の出力特性試験に水
抵抗器を供することが可能になった。例えば、水抵抗器
内の電極水温と外気との温度差1℃に付き水抵抗器Aの
電力消費が14.8kw/℃高まるとすれば、従来の装置
の定格冷却能力では水抵抗器から循環排出される安全最
高限界温度は65℃である。
【0022】本発明装置が75℃にアップされれば、外
気が25℃であった場合 従来装置 :65℃−25℃=40℃ 40×14.8=592kw 本発明装置:75℃−25℃=50℃ 50×14.8=740kw 両装置の比較:740kw−592kw=148kw 従ってその差分の冷却能力アップを計ることが出来、そ
れだけ大電圧大電流の電源装置の試験による水抵抗器の
発熱量の許容範囲が高まったことになる。
気が25℃であった場合 従来装置 :65℃−25℃=40℃ 40×14.8=592kw 本発明装置:75℃−25℃=50℃ 50×14.8=740kw 両装置の比較:740kw−592kw=148kw 従ってその差分の冷却能力アップを計ることが出来、そ
れだけ大電圧大電流の電源装置の試験による水抵抗器の
発熱量の許容範囲が高まったことになる。
【0023】
【実施例】本発明の第1実施例を図1について説明す
る。本発明の空水冷フード付ラジエターは、図1に示す
ように、自立直立型ラジエター本体49を中に挟んで前
後両対側面に、上端に蒸気放散口50aを上向開口しか
つ底面50bを湾曲傾斜面に形成した気水分離自在かつ
強風侵入防止自在なフード50と、自由後端に空気吸込
口51aを開放したカバー風胴筐体51とを、それぞれ
連通自在に一体連続付設するとともに、当該カバー風胴
筐体51にスプレーノズル10とファン11付モータ3
1を内蔵してなる。
る。本発明の空水冷フード付ラジエターは、図1に示す
ように、自立直立型ラジエター本体49を中に挟んで前
後両対側面に、上端に蒸気放散口50aを上向開口しか
つ底面50bを湾曲傾斜面に形成した気水分離自在かつ
強風侵入防止自在なフード50と、自由後端に空気吸込
口51aを開放したカバー風胴筐体51とを、それぞれ
連通自在に一体連続付設するとともに、当該カバー風胴
筐体51にスプレーノズル10とファン11付モータ3
1を内蔵してなる。
【0024】本発明の他の実施例を図2及び図3につい
て説明する。図2乃至図3に示すよう、他の実施例の空
水冷フード付ラジエター46′は、蒸気放散口52aを
上端に上向き開口する側面倒立直角三角形に形成したフ
ード52下端をラジエター本体49の左右外側面前縁下
端に枢支軸53にて揺動回転自在に枢着するとともに、
不使用時、仮想線に示すよう、回転折畳みかつ使用時実
線に示すようラジエター本体52の左右外側面前縁全長
に延在突出したストッパ縁49aにフード52左右両側
折曲内縁52bを係止自在に形成する。
て説明する。図2乃至図3に示すよう、他の実施例の空
水冷フード付ラジエター46′は、蒸気放散口52aを
上端に上向き開口する側面倒立直角三角形に形成したフ
ード52下端をラジエター本体49の左右外側面前縁下
端に枢支軸53にて揺動回転自在に枢着するとともに、
不使用時、仮想線に示すよう、回転折畳みかつ使用時実
線に示すようラジエター本体52の左右外側面前縁全長
に延在突出したストッパ縁49aにフード52左右両側
折曲内縁52bを係止自在に形成する。
【0025】カバー風胴筐体51の空気吸込口51a
を、閉鎖自在な扉板54の上端縁をカバー風胴筐体51
の空気吸込口51a上端縁に枢支軸55にて揺動開閉自
在に枢着垂架して、不使用時、空気吸込口51aを閉鎖
しかつ使用時実線に示すよう開披してなる。当該他の実
施例の場合は、不使用時にはコンパクトに折畳まれ、場
所を取らずに、屋外設置の場合や車台上に搭載する場合
は、雨水や砂塵が入り込まないように密閉して耐久性を
持たせている。
を、閉鎖自在な扉板54の上端縁をカバー風胴筐体51
の空気吸込口51a上端縁に枢支軸55にて揺動開閉自
在に枢着垂架して、不使用時、空気吸込口51aを閉鎖
しかつ使用時実線に示すよう開披してなる。当該他の実
施例の場合は、不使用時にはコンパクトに折畳まれ、場
所を取らずに、屋外設置の場合や車台上に搭載する場合
は、雨水や砂塵が入り込まないように密閉して耐久性を
持たせている。
【0026】本発明のフード付ラジエターを適用する、
電極水循環処理システム装置Yを図4に図示する。図
中、44はある一定以下の流量を検知すると電流遮断指
令信号S6を発する流量計、45は当該指令信号S6を
受けて電流を遮断する安全遮断器、47は電源スイッ
チ、48は図5中のフラッシング戻し管路24と純水充
填管路20とで電極水循環管路22にバイパス接続され
た各種管路や機器13〜19,23,25〜30,35
を含む各種処理系管路及び装置である。
電極水循環処理システム装置Yを図4に図示する。図
中、44はある一定以下の流量を検知すると電流遮断指
令信号S6を発する流量計、45は当該指令信号S6を
受けて電流を遮断する安全遮断器、47は電源スイッ
チ、48は図5中のフラッシング戻し管路24と純水充
填管路20とで電極水循環管路22にバイパス接続され
た各種管路や機器13〜19,23,25〜30,35
を含む各種処理系管路及び装置である。
【0027】図4に示される電極水循環処理システム装
置Yは、本発明のフード付ラジエターをその管路途中に
複数多段に近接挿入するので、従来の電極水循環処理シ
ステムXよりも格段に冷却能力が向上され、万が一循環
ポンプ21や本発明のフード付ラジエターが故障し冷却
能力が低下した場合でも、流量計44がその流量の減少
を察知して電流遮断指令信号S6を安全遮断機45に指
令するので、アーク放電の発生を未然に防げる。
置Yは、本発明のフード付ラジエターをその管路途中に
複数多段に近接挿入するので、従来の電極水循環処理シ
ステムXよりも格段に冷却能力が向上され、万が一循環
ポンプ21や本発明のフード付ラジエターが故障し冷却
能力が低下した場合でも、流量計44がその流量の減少
を察知して電流遮断指令信号S6を安全遮断機45に指
令するので、アーク放電の発生を未然に防げる。
【0028】かくして、本発明のフード付ラジエター
は、風雨や砂塵等の侵入による運転時および停止時の悪
影響を排除し、屋外稼働に好適とする。しかも、水抵抗
器における電極水循環処理システム装置の電極水冷却循
環管路途中に限られた設置スペース余地内で複数多段に
稼働中強風侵入による水びたしのような相互干渉なく近
接挿入可能となり、大幅な冷却能力を高め、漏電、感
電、転倒事故の惧れなく安全操業可能とする。その電極
水循環処理システム装置の能力を向上し、よってアーク
放電による大事故の発生を回避する。そして、屋外での
設置及び車台に乗せて移動できるので、様々な条件の場
所に置いても稼働できる等優れた実用性、有用性を具有
する。
は、風雨や砂塵等の侵入による運転時および停止時の悪
影響を排除し、屋外稼働に好適とする。しかも、水抵抗
器における電極水循環処理システム装置の電極水冷却循
環管路途中に限られた設置スペース余地内で複数多段に
稼働中強風侵入による水びたしのような相互干渉なく近
接挿入可能となり、大幅な冷却能力を高め、漏電、感
電、転倒事故の惧れなく安全操業可能とする。その電極
水循環処理システム装置の能力を向上し、よってアーク
放電による大事故の発生を回避する。そして、屋外での
設置及び車台に乗せて移動できるので、様々な条件の場
所に置いても稼働できる等優れた実用性、有用性を具有
する。
【図1】本発明の空水冷フード付ラジエターの実施例の
右側面図である。
右側面図である。
【図2】本発明の他の空水冷フード付ラジエターの実施
例の右側面図である。
例の右側面図である。
【図3】同上・平面図である。
【図4】本発明の空水冷フード付ラジエターを適用する
電極水循環処理システム装置を示す略示配管・配線系統
図である。
電極水循環処理システム装置を示す略示配管・配線系統
図である。
【図5】従来の水抵抗器における電極水循環処理システ
ムの概略配管・配線系統図である。
ムの概略配管・配線系統図である。
A…水抵抗器 B…電極水循環処理装置 C…絶縁鞘筒昇降自動制御装置 D…電極水温制御システム装置 S6…電流遮断指令信号 W…電極水 X,Y…水抵抗器の電極水循環処理システム装置 α…アーク 1…ベース電極 1a…底部 2…排水孔 3…絶縁支持体 4…電力ケーブル 5…主電極 6…放水口 7…絶縁鞘筒 8…接地ケーブル 9…従来の電極水循環処理装置におけるラジエター 9b…注出口 10…スプレー管 11…ファン 12…ガラリ 12a…多段ガイド板 13…回収水槽 14…貯留タンク 15…給水管 16…純水ポンプ 17,18…フィルター 19…純水器 20…純水充填管路 21…電極水ポンプ 22…電極水冷却循環管路 22a…供給側 22b…排出側 23,35…冷却コイル 24…フラッシング戻し管路 25…スプレーポンプ 26…吸引管 27…スプレー送水管路 28,29,30…切替弁 31…ファンモータ 32,33,34…速度制御器 36,39…測温器 37…制御器 38…絶縁鞘筒昇降駆動装置 40…温度比較器 41…警報器 42…安全遮断器 43…電源装置 44…流量計 45…安全遮断器 46,46′…本発明の空水冷フード付ラジエター 47…電源スイッチ 48…各種処理系管路及び装置 49…ラジエター本体 49a…ストッパ縁 50,52…フード 50a,52a…蒸気放散口 50b…底面 51…カバー風胴筐体 51a…空気吸込口 52b…折曲内縁 53,55…枢支軸 54…扉板
Claims (4)
- 【請求項1】水抵抗器内の電極水温と水量を一定に保持
すべく所定量を給排する電極水循環処理システム装置の
電極水冷却循環管路途中に挿入する片面側にスプレーノ
ズルとその背後にファン付モータを臨ませる自立直立型
ラジエター本体において、当該ラジエター本体の他片面
側を、上端に蒸気放散口を上向開口する気水分離自在か
つ強風侵入防止自在なフードで被包するとともに前記ラ
ジエター本体の片面側を、前記スプレーノズルとファン
付モータを内蔵し空気吸込口を開口するカバー風胴筐体
にて被包してなる水抵抗器のフード付ラジエター。 - 【請求項2】フードは、倒立直角三角形両側面の下端を
ラジエター本体の他片面両側下端に揺動回転自在に枢着
し、不使用時、前記両側面を前記ラジエター本体両外側
面に滑動折畳み重合し、当該ラジエター本体の他片面に
一体添合してなる請求項1記載の水抵抗器のフード付ラ
ジエター。 - 【請求項3】カバー風胴筐体は、ラジエター本体の片面
側全面に一端を対接開口し、かつ他端空気吸込口の上端
縁に扉板上端縁を枢支垂架して揺動開閉自在に形成して
なる請求項1又は2記載の水抵抗器のフード付ラジエタ
ー。 - 【請求項4】ラジエター本体は、電極水冷却循環管路に
複数多段に挿入されてなる請求項1、2又は3記載の水
抵抗器のフード付ラジエター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167974A JP2837560B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 水抵抗器のフード付ラジエター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167974A JP2837560B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 水抵抗器のフード付ラジエター |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63206454A Division JPH0255964A (ja) | 1988-07-11 | 1988-08-22 | 水抵抗器の電極水循環処理システム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04363001A JPH04363001A (ja) | 1992-12-15 |
JP2837560B2 true JP2837560B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=15859473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3167974A Expired - Lifetime JP2837560B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 水抵抗器のフード付ラジエター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2837560B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3167974A patent/JP2837560B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04363001A (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |