JP2837078B2 - カテーテル - Google Patents
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Description
詳細には、交差した剛性を有する繊維から成る透過性の
網から形成される円筒形の血管サポートと、その先端に
上記血管サポートを緊張状態で収容し、該血管サポート
を解放して挿入することのできる管状の外側カテーテル
軸と、上記外側カテーテル軸の中に摺動可能に設けられ
た内側カテーテルとを備え、上記血管サポートは、挿入
された時に、小さな外周を有する緊張状態から、その長
さにわたって一貫した外周で血管の壁部を支持する弛緩
状態へその半径方向の弾性により膨張し、上記内側カテ
ーテルは、上記外側カテーテルの摺動ルートを直接搬送
するようにその長さに沿って支持されており、また、上
記内側カテーテルは、該内側カテーテルが緊密に包囲す
るガイドワイヤのための自由な通路をその内側に残して
おり、上記外側カテーテル軸は、上記内側カテーテルに
対して相対的に引き戻されて上記血管サポートを解放
し、上記血管サポートは、上記血管サポートと共に自己
開放型の透過性を有する網状の円錐部を形成するように
保持された時に、その基端部が固定され、上記網状の円
錐部の半径は、弛緩状態にある血管サポートの半径の寸
法まで確実に増大し、上記血管サポートは、上記網状の
円錐部の助けを受けて、圧縮力及び引張力だけを伝達す
る上記内側カテーテルに堅固に係止されているカテーテ
ルに関する。
に血管サポートを有しており、該血管サポートは、特定
の時間の間に血管の壁部を支持するために、単に一時的
に体内に沿う有される。その後、血管サポートは血管か
ら取り除かれる。
永続的に体内に留まる種々の壁部サポートが用いられ
る。この技術の主要な合併症は、血管を強制的に拡張す
るために、血管の壁部の最内方の層である内膜部分が血
管の壁部から分離し、多かれ少なかれ血管中の流れを阻
害することがあることである。最も悪い場合には、血管
の壁部の分離した部分は、流れを完全に閉塞する弁フラ
ップとして作用することがある。特定の治療部位、例え
ばそれが正に冠状動脈である場合には、上記閉塞は重大
な事態を生じ、患者にとって危険性の高い緊急のバイパ
ス手術を必要とする。しかしながら、他の治療部位であ
って合併症の可能性が高くない場合でも、上記閉塞はい
ずれにしても治療の成功性を阻害する。
合によっては、例えば米国特許第4,655,771号
に開示される血管サポートを治療すべき部位において血
管に挿入し、該血管を内側から開いた状態に維持する。
に既に使用されてた同一の戦死部を用いてカテーテルを
血管に挿入する。血管サポートは円筒形であり、交差し
た剛性の繊維から成る網から形成されている。血管サポ
ートは自己膨張型である。すなわち、血管サポートは、
緊張状態でカテーテルの中へ挿入され、次に、援助を受
けることなく弛緩する。他のタイプの血管サポートは、
例えば、内部のバルーンによって膨張させる必要があ
る。治療部位において、上記血管サポートは弛緩され、
外側カテーテルを引き戻すことにより、カテーテルから
分離される。カテーテルの中で摺動可能な内側カテーテ
ルが、外側カテーテルを引き戻す間に、血管サポートに
対するサポートの役割を果たす。血管サポートは、解放
された後に血管の中に留まって該血管を永続的に支持す
る。反対に、カテーテルは通常の態様で引き戻され、血
管の穿刺部位は閉塞される。
内方の血管の層すなわち内膜を血管の壁部に押し戻し、
これにより、血管を流れに対して開放した状態に維持す
るという点に関しては、それぞれの目的を達成する。し
かしながら、上記血管サポートは血管の中の異物として
機能するので、血液の凝結を生ずるという問題がある。
この危険性は、潜在的には危険性の高い投与量の抗凝血
剤で処置しなければならない。数週間後に、血管サポー
トは血管の内側の皮膚すなわち内皮によって成長し、従
って凝結の危険性は大幅に回避される。ここで新しい問
題が生ずる。この問題は、血管サポートを導入すること
によりその成長が刺激される組織細胞が場合によっては
停止しないことに主として起因する。従って、新しい部
分的な又は完全な血管の閉塞が生ずることがある。
に再度結合して比較的短時間で治癒するということが分
かって来た。ある場合には、上述のバルーンカテーテル
の端部のバルーンを簡単に再度膨張させるだけで良い。
しかしながら、バルーンが伸びると、その問題となって
いる血管の中の血流が阻害される。従って、この方法は
総ての治療部位で使用することはできない。また、治癒
時間は、その治療の間に必要とされるであろう抗凝血剤
によって長引く。この場合には、内膜をバルーンによっ
て血管の壁部に押し付けようとすると、血液の供給がそ
れに応じてより長い期間阻害されることになる。
トを血管から取り出すことのできるカテーテルが既に提
案されている。この場合には、体内にはインプラントが
何等残らず、該インプラントに関連する合併症は何等生
じない。血管サポートがその役割を果たして内膜が血管
の壁部に再結合したならば直ぐに、上記補助具を体内か
ら取り除くことができる。
0 321 912 A1に記載されている。このカテ
ーテルは、相互に編まれたワイヤから成り長手方向に伸
びる網から構成される血管サポートを備え、該血管サポ
ートは、その伸びた状態で血管の中へ導入される。治療
部位において、上記網のチューブの2つの端部が互いに
向かって動かされる。その結果、両端部の間の網が膨張
して中空の形態を形成し、該中空の形態が血管の内壁に
接して該血管を支持する。従って、血管サポートが形成
される上記網は、この場合には自己膨張型ではなく、伸
ばされた状態において弛緩してる。この伸びて小さな外
周を有する弛緩した状態において、血管サポートは血管
の中へ導入され、使用後に血管から取り除かれる。中空
の形態が血管の壁部に与える圧力の大きさは、網のチュ
ーブの両端部を相互に向けて動かす力の程度に依存す
る。しかしながら、この設計の欠点は、網のチューブの
両端部が過剰な力で相互に向かって引っ張られた場合に
は、個々のワイヤが曲がり、各ワイヤが血管から出られ
なくなることである。ワイヤが曲がると、カテーテルは
複雑な方法でしか血管から取り出すことができなくなる
が、その理由は、網を作動させる要素は、該網を小さな
円周を有するその伸びた状態へ復帰させるために、限定
された範囲にしか圧縮力を与えることができないからで
ある。
ューブを開放した状態に維持するための作動力を、比較
的長い距離にわたって外側から維持しなければならない
ことである。この場合には、例えば、カテーテルを皮膚
の穿刺部位と治療部位との間で動かす時に、伝達を失敗
することがある。
トの他の例は、国際特許出願91/07 928に示さ
れている。この場合には、血管サポートは螺旋状に巻か
れた単一のワイヤによって形成されている。上記ワイヤ
は細いカテーテル管の中に挿入されて引っ張られ、該カ
テーテル管から前方へ押される。ワイヤが細いカテーテ
ル管の前方から出ると直ぐに、その設計された張力によ
って螺旋状の形態となる。螺旋状の形態の個々の巻は半
径方向外方に伸長して血管の壁部を支持する。血管サポ
ートを取り除くためには、ワイヤをカテーテルの中へ引
き戻す。このプロセスにおいて、ワイヤはその伸びた形
態に復帰する。この血管サポートは従って自己膨張型で
ある。自己膨張型の血管サポートを用いた場合には、過
剰の作動力が血管サポートを阻害する恐れ、あるいは、
血管サポートを使用不能にする恐れはない。しかしなが
ら、単一のワイヤを使用することには、血管サポートの
個々の巻を互いに非常に密に配列し、血管の壁部の表面
を支持しこれにより効果的にしなければならないという
欠点が伴う。また、単一のワイヤを有する螺旋状の形態
においては、各巻は互いに接続されず、これにより、各
巻の間の距離を均一に且つ密に維持することができな
い。従って、血管の壁部を支持する際のギャップが生ず
ることがある。他の望ましくない欠点は、螺旋状の血管
サポートは、血管への挿入及び血管からの取り外しの間
に静止した状態を維持しないことである。血管サポート
の挿入及び取り外しの間に、螺旋状のバネの各弛緩した
部分は、ワイヤの異なった状態を補償するために、カテ
ーテルの中のワイヤに対して相対的に回転する必要があ
る。血管サポートを定置する間に、ワイヤの回転する自
由な端部は、このプロセスの間に血管の壁部に損傷を与
える可能性がある。しかしながら、挿入の間には、螺旋
状の血管サポートは基本的に、その回転の故に血管の壁
部の分離したフラップの下で移動することがあり、従っ
て、その役割を十分に果たさない。従って、この血管サ
ポートの作用は、例えば、血管の中に永続的に留まる周
知の血管サポートの作用程には信頼性がない。また、カ
テーテルの基端において血管サポートを排出するための
全部の力が単一のワイヤによって伝達されなければなら
ないという事実によって、他の問題も生ずることがあ
る。
トの他の例が、欧州特許出願0 423 916 A1
に記載されている。この例は、ステンレス鋼から形成さ
れ、チューブジャケットの一部の形態として組み立てら
れた摺動可能なスクリーンを備える。この血管サポート
はまた自己膨張型であり、米国特許第4,655,77
1号の血管サポートと丁度同じように、外側カテーテル
を内側カテーテルに対して相対的に引き戻すことによっ
て、血管の中に挿入される。チューブジャケット部分に
組み立てられた摺動可能なスクリーンの閉止された基端
側の縁部において、チューブジャケットの縁部に糸が取
り付けられる。この糸を用いると、チューブジャケット
はその基端部に結ぶことができる。これを行うために、
糸の両端部を体の外へ案内し、血管サポートが血管の中
にある間にそこに緩く固定される。血管サポートを取り
除く場合には、新しいカテーテルを上記2つの糸の周囲
で血管サポートまで送り込み、上記糸を引っ張ることに
より、該サポートの基端を結ぶ。次に、対応する大きな
第2のカテーテルを第1のカテーテルの周囲で押し込
む。血管サポートは、大きなカテーテルの中に嵌合して
その中に引き込むことができるようになるまで、上記糸
と共に十分遠くまで押し込まれる。その後に、両方のカ
テーテルを血管サポートと共に取り除く。この構成の欠
点は、多大な努力を必要とすることである。その作業
は、糸の取り扱い、並びに、例えば上記位置の周囲で押
し込まなければならない少なくとも1つの新しいカテー
テルの定置の故に、非常に複雑である。多数の器具も必
要であり、また、血管サポートを収容する少なくとも1
つの追加のカテーテルも準備しなければならない。血管
サポートを定置するために使用されるカテーテルは、上
記目的のためには小さすぎる。血管サポートを冠状動脈
の中へ挿入する際には、該血管サポートを大きなカテー
テルの中へ引き込む時の困難性も予想される。その理由
は、冠状動脈は常時運動しているからである。更に、基
端部で互いに引っ張られる血管サポートは大きなカテー
テルの中央に常に正確に位置するわけではなく、また、
血管サポートも大きなカテーテルに対して中央に位置し
ないので、また問題が生ずる。血管サポートは、大きな
カテーテルの縁部で引っ掛かる。
血管サポートを備えるカテーテルは、欧州特許出願92
200 294.4の出願日の後に周知となり、該出
願の記載に対応する。
から成る透過性の網で形成された、米国特許第4,65
5,771号の自己膨張型の血管サポートの網の繊維の
基端部が、折り畳まれ且つ挿入された状態で、内側カテ
ーテルに係止される。カテーテルが血管の中へ押し込ま
れる間に、血管サポートは、対応する外側カテーテルの
中に挿入された状態で支持される。外側カテーテルが内
側カテーテルに対して相対的に引き出されると同時に、
血管サポートは、外側カテーテルから先端側へ出て弛緩
する。血管サポートは折り畳まれた状態で内側カテーテ
ルに係止されているので、網状の円錐部が、弛緩状態の
血管サポートの基端に形成される。網の円錐状の形態並
びにその内側カテーテルへの係止により、血管サポート
はその使用後に、外側カテーテルを前進させることによ
り、外側カテーテルの中へ信頼性をもって折り畳まれ、
これにより、血管サポートを血管から取り除くことがで
きる。
が、このカテーテルに関してまだ不満足な点は、緊張し
た血管サポートが外側カテーテルの中に位置し、カテー
テルを血管の中へ送り込む間の過程である。この過程に
おいては、外側カテーテルは、保護キャップによって閉
じなければならない。そうでなければ、外側カテーテル
は、血管の中へ送り込まれた時に、それぞれの体液で満
たされてしまう。基本的には、次に血管の壁部を外側カ
テーテルの先端開口の前進する縁部に直接露呈させる。
その結果損傷が生ずることがある。損傷を防ぐためには
一般的に、カテーテルを血管の中へ送り込む時に、通常
ガイドワイヤを挿入する。該ガイドワイヤは、カテーテ
ルを内側から案内し、該ガイドワイヤの周囲でカテーテ
ルが前進する。ここで議論するカテーテルにおいては、
ガイドワイヤの挿入は損傷の危険性を永遠に排除できな
い。一方では、ガイドワイヤを極力細く且つ柔軟にしな
ければならず、いずれにしても、ガイドワイヤ自身によ
り生ずる損傷の可能性を確実に排除する必要がある。他
方では、血管サポートを収容しなければならないので、
ガイドワイヤが貫通する外側カテーテルの先端開口をガ
イドワイヤの直径よりも数倍大きくする必要がある。ガ
イド要素と案内されるべき要素との間の直径の大きな差
により、ガイドワイヤは上記カテーテルを必要とされる
安全性をもって導入することができず、従って、損傷の
可能性を排除する。カテーテルの先端に設けられる保護
キャップも問題を生ずる。一方では、保護キャップは、
外側カテーテルの先端開口を確実に閉じ、血管の壁部を
損傷から確実に保護する必要がある。しかしながら他方
では、保護キャップは、もし可能ならば血管サポートの
引き抜き及び折り畳みに対して抵抗しないようにする必
要がある。上記両方の要件を同時に満たすことは困難で
ある。しかしながら基本的には、血管サポートが広い網
のネットで形成される場合には、血管サポートを外側カ
テーテルへ戻して折り畳む際の困難性が予測される。上
述の役割に加えて、保護キャップはまた、カテーテルを
ガイドワイヤに沿って案内することができない。これ
は、上記キャップはまた血管サポートの容易な引き抜き
を許容しなければならないという上述の要件と矛盾す
る。従って、このカテーテルのガイドワイヤは実際的に
は何等有効な案内を行わず、外側カテーテルのかなり大
きな先端開口で制御されない。
的な使用の後に血管から信頼性をもって取り除くことが
でき、また、ガイドワイヤに沿って信頼性をもって進め
ることができ、更に、血管の中に挿入される際に血管の
流体を詰まらせることがなく、また更に、カテーテルの
先端開口の縁部によって生ずる血管の壁部の損傷を防止
する、血管サポートを備えたカテーテルを提供すること
である。
なわち網を形成する剛性の繊維を再びその端部を一緒に
して先端側で先端チップに係止し、これにより、第1の
網状の円錐部とは鏡像関係の第2の網状の円錐部を血管
サポートの先端部に形成し、ガイドワイヤを、繊維が係
止される先端チップの内側で通過させ、上記ガイドワイ
ヤの外側は、外側カテーテルが緊張した血管サポートを
完全に収容した時に、外側カテーテルの先端開口を閉止
するように形成され、上記先端チップは、外側カテーテ
ルを閉止した時に先端側へ伸長し、その先端部を外側カ
テーテルの先端開口に関してテーパさせ、これにより、
カテーテルの外径が血管の壁部に鋭角をなして当接しな
いようにすることにより達成される。従って、上記繊維
の先端が係止される上記先端チップは、周知のカテーテ
ルの保護キャップの機能を果たす。先端チップは、血管
の中へ挿入された時に、外側カテーテルが体液で満たさ
れるのを阻止する蓋の役割を果たし、また、恐らく、滑
り落ちたり、血管の壁部からの堆積物を溜めないように
する。しかしながら、この場合の蓋は、従来技術のタイ
プのように外側カテーテルに固定されるのではなく、血
管サポートに、より詳細にはその先端部に固定される。
その結果、先端チップは血管サポートと共に移動し、次
に、血管サポートが外側カテーテルに対して相対的に引
き抜かれると同時に、外側カテーテルの先端開口を自動
的に閉止する。上述の保護キャップとは対照的に、上記
先端チップは血管サポートの自由な展開及び折り畳みに
対して抵抗せず、この構成においては、損傷を良好に保
護する信頼性のある蓋に対する要件と、血管サポートの
確実な解放並びに信頼性のある折り畳みの要件との間に
最早矛盾はない。同時に、先端チップはまた、ガイドワ
イヤを収容するために、ガイドワイヤから案内力を受け
る。先端チップは上記案内力をカテーテルに伝達し、従
って、ガイドワイヤに沿うカテーテルの満足すべき信頼
性のある作用を確実にする。本カテーテルは、目視する
ことなく、迅速に且つ信頼性をもって、更に損傷の危険
性なく、ガイドワイヤに沿って進めることができる。先
端チップは外側カテーテルの開口に関してテーパ状に先
端側へ伸長するので、外側カテーテルが血管の壁部に鋭
角をなして当たることは全くなく、上記先端チップは、
カテーテルを進める際に血管の壁部が損傷を受ける可能
性を排除する。血管の壁部は最早、薄く従って潜在的に
損傷を与える恐れのある外側カテーテルの縁部に対して
無防備の状態で露呈されない。最後に、先端チップによ
って、血管サポートの先端による損傷の危険性も排除さ
れる。その理由は、先端が開放された周知の血管サポー
トが血管に挿入された時には、血管サポートの先端の繊
維が広がり、血管の壁部の中へ外方へ穴を空ける。勿
論、血管サポートが手術の間に不用意に前進することは
なく、もしそのようなことがあれば、血管サポートが圧
縮されて血管サポートの繊維が曲がることにより、カテ
ーテルの大きな誤動作となる。しかしながら、血管サポ
ートを使用している間には、カテーテルの残りの全長が
未だ患者の体内に残っている。従って、損傷の危険性
は、恐らく不可避的な患者の運動から生ずるよりも、本
カテーテルの誤動作により生ずる可能性は少ない。上記
患者の運動は、内側カテーテルに伝達され、従って、血
管サポートに圧力を与える可能性がある。血管サポート
の繊維の先端部を総て一体化して固定する本発明の先端
チップは、この場合にも患者に対する損傷の危険性を永
続的に排除する。
に設けた場合には、先端開口を特に良好にシールするこ
とができる。外側カテーテルを前進させる際に、血管サ
ポートが再び完全に折り畳まれたことを明確に知覚し得
る。この場合には、先端チップはまた同時に、狭い血管
の中のインジケータ、並びに、穿刺部位における器具の
導入の際のインジケータの役割を果たす。特殊な挿入セ
ットのコスト並びに該セットを操作に要する時間が低減
される。緊急の場合には、これは特に重要な点である。
で、血管サポートの繊維に特殊な放射線不透過性の材料
を使用することなく、血管サポートの先端部の位置をエ
ックス線でチェックすることができる。この場合には、
医師は、血管サポートが既に適所におかれた後でも、サ
ポートの先端を正確に制御することができる。医師は次
に、誤った定置又は移動を正確に評価し、必要であれば
それを修正する。
先端チップに放射線不透過性のリングを取り付けた場合
には特に効果的な構成が得られる。2つの機能を複合さ
せることにより、上記方法は簡単な先端チップの形態、
並びに、容易且つ簡単に装着することのできる器具をも
たらす。上記構成における放射線不透過性のリングは、
血管の壁部に接触する外側面を阻害せず、また、先端チ
ップの他のどのような機能も阻害しない。
する端部を、網状の円錐部が内側カテーテル又は先端チ
ップに接続されている間に、内側カテーテル又は先端チ
ップの対応する係止ベースの外周に収縮可能なチューブ
によって各々挟んで保持させることにより、本発明のカ
テーテルを製造するための特に効果的な方法が得られ
る。その結果、血管サポートの網は、簡単な工程によ
り、総ての側部上で均一に保持され、熱処理又は接着剤
を用いることにより何等問題なく接続を行うことができ
る。しかしながら、上記方法の格別な利点は、保持する
対象物が変形したりあるいは直径が小さくなった場合で
も、挟み付けすなわちクランプにより一定の力が与えら
れることである。上記方法の特徴は、接続が熱処理によ
って行われる場合だけではなく、上記接続が接着剤を用
いて行われて完成された接続部の直径を極力小さくする
場合にも重要である。
を有するカテーテルを製造することができる。
説明する。
延びる血管を概念的に示している。上記血管は、例えば
血液等の流体を流体を収容することができるが、空気を
導くこともでき、従って、上記血管は空気管とすること
もできる。上記血管の中に位置するのは、カテーテル2
の遠い側の先端部である。カテーテル2は、例えば穿刺
部位の如き適宜な点で血管の中に挿入され、人体の外側
から図示の血管の中の点まで送り込まれている。カテー
テル2は、管状の外側カテーテル軸3と、該外側カテー
テル軸の内側に位置する摺動可能な内側カテーテル4と
を備える。内側カテーテル4は、外側カテーテルの内側
における該内側カテーテルの長手方向の運動が感覚的な
作業を許容しないどのような力も必要としないように、
その長さに沿って外側カテーテル3の中で丁度十分に緊
密に支持されている。従って、閉止された基端側におけ
る摺動通路は、ヒステリシス現象を生ずることなく、内
側カテーテル4の先端の作動端へ伝達される。図1に示
す位置においては、内側カテーテル4は、外側カテーテ
ル軸3の先端からある距離だけ押し出されている。
9のための通路を緊密に包囲している。
る際に上記血管を傷つけないように十分可撓性を有する
ように設計されているワイヤである。ガイドワイヤは、
どのような場合でも、血管が穿刺される部位に位置す
る。中空の針で穿刺を行った後にセルディンガ技術(S
eldinger Technique)を用いて、最
初にガイドワイヤを、上記部位にある中空の針を介して
血管の中に挿入する。次に、例えば挿入セットの拡張器
をガイドワイヤ上で前進させる。拡張器は、例えば、拡
張器の直ぐ上で押される「挿入シャント(insert
ion shunt)」と呼ばれる中空のカテーテルの
ために、上記穿刺部位を拡張する。拡張器を取り除いた
後に、基本的にはその先端に拡張器をもたない部分、及
び中央通路をもたない部分又はガイドワイヤ用の中央管
腔をもたない部分を含む挿入シャントを介して、種々の
カテーテルを血管の中へ挿入することができる。
カテーテルに対して相対的に容易に移動できる程度に、
ガイドワイヤ9用の通路を緊密に包囲する。これによ
り、カテーテルチューブの全体的な寸法を小さくするこ
とができる。これは、血管サポート5を挿入する時に、
血管1の中を流れる媒体がカテーテル2によって阻害さ
れる可能性が極力少なくなるので望ましい。
だけではなく、送り込まれることによりカテーテル2を
人体の中へ挿入し、カテーテル2がこれに続くように一
般的に使用することができるガイドワイヤとすることも
できる。しかしながら、ガイドワイヤは、人体の中の治
療部位まで既に送り込まれている以前の治療のガイドワ
イヤであって、例えば、バルーンカテーテルにより治療
を行うために依然としてそこに位置しているガイドワイ
ヤとすることもできる。
る。血管サポート5は、交差する剛性の繊維6から成る
透過性のメッシュすなわち網から形成されている。繊維
6の剛性、並びに、上記メッシュを形成するためのプロ
セスは、挿入された血管サポート5が、その半径方向の
弾性によって、小さな直径を有する緊張した状態から、
その長さ全体にわたって一貫して一定の外周によって血
管の壁部を支持する弛緩した状態へ膨張するように選定
される。
は、螺旋状に設けられ且つ互いに交差している。従っ
て、上記繊維は、上記血管の長手方向の軸線に対して特
定の角度を形成し、例えば、その螺旋状の形態により、
対向する各々の血管の壁部に接することができる。その
結果、比較的大きな接触圧が得られるが、中でも、上記
繊維の長さ全体にわたって、また、血管サポートの長さ
全体にわたって一定の状態が維持される。螺旋状の形態
をもたない繊維は、それぞれの根元及び先端においての
み支持することができ、上記支持点の間の中間点におい
ては、上記繊維が血管の壁部を点状に圧接せず特定の血
管の長さにわたって圧接するようになると、上記繊維が
血管の壁部に与える支持圧は減少する。
示している。小さな外周へ収縮した血管サポート5は、
管状の外側カテーテル軸3の先端に取り付けられてい
る。血管サポート5を開き、自己膨張して血管の壁部に
圧接して該血管の壁部を支持する弛緩状態で使用できる
ように解放するために、外側カテーテル軸3を内側カテ
ーテル4に対して相対的に引き戻す。
て相対的に引き戻す場合には、内側カテーテル4は、外
側カテーテル軸3の内壁に着座している血管サポート5
をその基端部で軸方向において支持しなければならず、
従って、外側カテーテル軸3と血管サポート5との間の
相対的な運動が生ずる。
管サポートは、透過性の網状の円錐部7を形成するよう
に固定されているのが特に図1から分かる。網状の円錐
部7は、血管サポート5を形成するのと同じ剛性を有す
る繊維から形成されており、従って、円錐部7は血管サ
ポート自身と共に開く。上記網状の円錐部7の半径は、
血管サポート5の半径に達するまで確実に増大する。網
状の円錐部7の先端は、内側カテーテル4の外径まで収
縮している。その先端において、円錐部は接着剤の層に
よって内側カテーテルに接続されている。従って、血管
サポートは、網状の円錐部7によって、接続点8で内側
カテーテルに堅固に係止される。
閉するための圧縮力及び引張力を伝達するだけである。
従って、内側カテーテルの肉厚は非常に薄くすることが
できる。これはまた、カテーテル2の外径を小さくし、
これにより、血管の中の媒体の流れを殆ど阻害しなくな
る。剛性の繊維6の他端部は、血管サポート5を形成し
た後に、再び一緒になって先端チップ10において先端
側に固定される。その結果、その先端においては、上記
繊維は、上記第1の網状の円錐部とは鏡像関係にある第
2の網状の円錐部11を形成する。
に示されている。先端チップの内側はガイドワイヤ9の
通過を許容する。ガイドワイヤ9は先端チップ10に対
して相対的に自由に運動するすることができ、従って、
先端チップ10は、血管サポートの開閉の間に、内側カ
テーテル3の先端に対する相対的な位置を自由に変える
ことができ、上記ガイドワイヤ9はカテーテル2とは独
立して運動することができる。同時に、先端チップ10
を通るガイドワイヤ9用の通路は、ガイドワイヤ9をカ
テーテル2の中心に位置決めする。
外側カテーテル3が、緊張状態にある血管サポートを完
全に収容している時には、先端チップ10は、外側カテ
ーテル3の先端開口を閉じている。先端チップは、該先
端チップ10に形成されたペグすなわち突起15によっ
て外側カテーテル3の中心に位置決めされている。例え
ば、外側カテーテル3の先端開口を閉じるためには、先
端チップ10が上記先端開口を完全に充填することがで
きる。図示の設計例においては、先端チップは肩部12
の特徴を有しており、該肩部は外側カテーテルに重なっ
て該外側カテーテルをシールしている。外側カテーテル
3を前進させると、その先端の縁部が肩部12に当接す
る。従って、外側カテーテルは確実にシールされ、医師
は、血管サポートが完全に折り畳まれたことを確認する
ことができる。肩部12の位置においては、先端チップ
の直径は外側カテーテル3の外径に概ね等しい。その結
果、外側カテーテルの先端開口の縁部は、カテーテル2
が血管1の中へ挿入される時に、あるいは、血管1の狭
い部位を通過する際に、引っ掛かることがない。
端に向かってテーパ形状になって矢じりのような円錐形
の形状を有しており、ガイドワイヤ9用の通路は、その
円錐の中心にあり該円錐の先端チップから延びている。
先端チップ10が外側カテーテル3を閉じると、先端チ
ップ10は、カテーテル2が前進する時に、外側カテー
テル3によって血管の壁部が損傷されるのを防止する距
離だけ先端側へ伸長する。図面に示す先端チップ10の
場合には、先端チップは、カテーテル2の外径全体が血
管1の壁部に鋭角をなして当たることがないように、十
分な距離伸長する。このようにすると、カテーテル2
は、血管の長手方向の軸線に沿って信頼性をもって導入
され、抵抗なく前進することができる。この場合に、先
端チップ10が乗っているガイドワイヤ9は、先端チッ
プ10に設けられる円錐形の先端によって血管の壁部が
損傷を受けるのを防止する。
検知可能な材料から形成することができる。図3は、エ
ックス線不透過性のリング13が先端チップ10に取り
付けられている設計例を示している。この場合には、先
端チップ10がエックス線不透過性である必要はない。
リング13は、ペグ15に形成された停止部14の周囲
に押し込まれる。上記停止部14もメッシュ繊維を先端
チップ10に係止する役割を果たす。繊維6は、接着
剤、ろう付け又は溶接によって、リング13に接続され
る。
端を、カテーテル2の外側カテーテル軸3の中に緊張状
態位置させる。内側カテーテル4を外側カテーテル軸3
に対して相対的に引き戻し、血管サポート5を図2に示
すように外側カテーテルの内壁に接触させる。血管サポ
ート5の先端も外側カテーテル軸3の中に位置するよう
になるまで、内側カテーテルを引き戻す。この時点にお
いて、先端チップ10は外側カテーテル3の先端開口を
閉止しており、必要であれば、例えば、穿刺部位又は血
管の狭い箇所を拡張するための、拡張器、エクスパンダ
の役割を果たす。
の中に挿入されて送り込まれる。カテーテル2の先端が
治療部位を通過すると、静止した状態に保持されている
内側カテーテル4に対して相対的に、外側カテーテル軸
3を引き戻す。血管サポート5は静止した内側カテーテ
ル4に接続されているので、血管サポートと外側カテー
テル軸3との間の相対的な運動が生ずる。その結果、血
管サポート5は、ゆっくりとその先端から少しずつ解放
される。血管サポートは、外側カテーテル軸3の先端か
ら出てゆっくりとその弛緩状態へ膨張し、この状態にお
いて血管サポートは、血管の壁部に接して該壁部を支持
する。血管サポートは次に、例えば、接続部8が図1に
示すように外側カテーテル軸3の先端から出るまで、必
要なだけ解放される。
には、外側カテーテル軸を再び内側カテーテル4に対し
て相対的に前進させるだけで良い。この前進により、血
管サポート5が内側カテーテル4に接続されているの
で、血管サポートと外側カテーテル軸3との間の相対的
な運動が再び生じる。血管サポート5が網状の円錐部7
によって内側カテーテル4に接続されているので、カテ
ーテル軸3は、血管サポート5のメッシュに沿ってその
外側の周囲で摺動し、内側カテーテル4から増大してい
る網状の円錐部7並びに上記内側カテーテルに接続され
ている血管サポート5を、それぞれの緊張した形態に戻
し、この状態において上記網状の円錐部及び血管サポー
トはカテーテル軸3によって再び収容される。血管サポ
ートが血管の壁部から離れると同時に、内側カテーテル
4も外側カテーテル軸3に対して相対的に引き抜くこと
ができる。このようにして、血管サポート5は、外側カ
テーテル軸3の中へ再び完全に戻り、カテーテル2を血
管1から取り出すか、あるいは、カテーテル2を動かし
て血管サポート5を適正な部位へ再び移動させることが
できる。
果的なプロセスすなわち方法は、血管サポート5の2つ
の網状の円錐部7、11の収束する端部を、網状の円錐
部7、11を内側カテーテル4及び先端チップ10にそ
れぞれ接続した状態で、収縮可能なチューブによって、
内側カテーテル4及び先端チップ10の対応する係止ベ
ースの外周上に保持する工程を備える。まだ大きな直径
を有しているその元の状態にある収縮可能なチューブを
血管サポート5の周囲で引っ張る。次に、収縮可能なチ
ューブを加熱し、その結果、該収縮可能なチューブは収
縮し、これにより、上記収縮可能なチューブが包囲して
いる血管サポート5も収縮させる。収縮可能なチューブ
の寸法及び材料、並びに、該収縮可能なチューブに加え
る熱量は、収縮可能なチューブが血管サポート5を内側
カテーテル4の外周あるいは停止部14まで収縮させ、
血管サポートと共にその位置に保持されるように選定す
ることができる。この状態において、次に、血管サポー
ト5を内側カテーテル4にシールすることができ、ある
いは、予め塗布された接着剤の層又は収縮可能なチュー
ブの下で毛細管現象により接続点8まで移動する接着剤
の層を硬化させることができる。この工程の後に、上記
収縮可能なチューブを取り除いて、図1及び図2に示す
ように滑らかな接続点8を残すことができ、該接続点
は、選択された工程に応じて、内側カテーテル4の直径
と実質的に同じ直径を有することができる。
に示した血管の中で血管サポートが解放されている状態
を示している。
て、血管サポートは緊張状態にある。
断面で詳細に示す図であって、血管サポートは緊張状態
にある。
ル 5 血管サポート 6 繊維 7、11 網状の円錐部 9 ガイドワイ
ヤ 10 先端チップ 12 肩部 13 リング 14 停止部 15 ペグ(突起)
Claims (5)
- 【請求項1】 交差した剛性を有する繊維(6)から成
る透過性の網から形成される円筒形の血管サポート
(5)と、小さな外周を有する緊締状態の血管サポート
を先端に収容することができ、且つ先端から血管サポー
トを解放することのできる管状の外側カテーテル(3)
と、外側カテーテル(3)の中に摺動可能に設けられた
内側カテーテル(4)とを備え、 前記血管サポート(5)は、それ自体の半径方向の弾力
性により、小さな外周を有する緊締状態から、ある長さ
にわたり一定の外周を有して血管(1)の壁部を支持す
る弛緩状態へ膨張することが可能であり、 前記内側カテーテル(4)は、外側カテーテル(3)の
摺動ルートを直接搬送するようにその長さに沿って支持
され、且つガイドワイヤ(9)のための自由な通路をそ
の内側に残しており、 前記外側カテーテル(3)は、内側カテーテル(4)対
し相対的に引き戻される時に血管サポート(5)を解放
し、 前記血管サポート(5)は、自己開放型の透過性を有す
る網状の円錐部(7)を形成するように保持され、前記
網状の円錐部の半径は、解放状態にある血管サポート
(5)の半径の寸法まで確実に増大し、 前記血管サポート(5)は、内側カテーテル(4)に堅
固に係止されるカテーテルにおいて、 前記網状の円錐部(7)を形成する剛性の繊維(6)
は、それらの端部において再び集合されて先端チップ
(10)に係止され、それにより前記網状の円錐部
(7)とは鏡像関係の第2の網状の円錐部(11)を血
管サポート(5)の先端に形成し、 前記先端チップ(10)は、ガイドワイヤ(9)がその
内側を通過するのを許容し、先端チップ(10)の外側
は、外側カテーテル(3)が血管サポート(5)を完全
に収容した時に外側カテーテル(3)の先端開口を閉じ
るように形成され、且つ先端側へテーパを備えて伸長さ
れ、外側カテーテルの先端開口が血管(1)の壁部に鋭
角をなして当たらないようにされることを特徴とするカ
テーテル。 - 【請求項2】 前記先端チップ(10)は、外側カテー
テル(3)と重なる肩部(12)を有することを特徴と
する請求項1のカテーテル。 - 【請求項3】 前記先端チップ(10)は、放射線で検
知可能であることを特徴とする請求項1又は2のカテー
テル。 - 【請求項4】 放射線不透過性のリング(13)が先端
チップ(10)に取り付けられ、血管サポートの繊維
(6)の先端部が該リング(3)に係止されていること
を特徴とする請求項3のカテーテル。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかのカテーテル
を製造する方法において、前記血管サポート(5)の前
記2つの網状の円錐部(7、11)の収束する端部を、
前記内側カテーテル(4)又は先端チップ(10)にそ
れぞれ接続された状態で、収縮可能なチューブによっ
て、内側カテーテル(4)の対応する係止ベースの外周
に保持させることを特徴とする方法。
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