JP2830659B2 - コードレス電話システムの同期方式 - Google Patents

コードレス電話システムの同期方式

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JP2830659B2
JP2830659B2 JP4317617A JP31761792A JP2830659B2 JP 2830659 B2 JP2830659 B2 JP 2830659B2 JP 4317617 A JP4317617 A JP 4317617A JP 31761792 A JP31761792 A JP 31761792A JP 2830659 B2 JP2830659 B2 JP 2830659B2
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synchronizing signal
synchronization signal
radio wave
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branch exchange
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修一 佐川
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動端末との間で無線電
波を授受して通信路を形成する固定局(無線基地局)を
接続する構内交換機が無線電波の同期信号を生成して固
定局へ供給するコードレス電話システムの同期方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコードレス電話システム
の同期方式は、構内交換機が内蔵する時計または外部の
時計からクロックパルスを受信して独自の同期信号を生
成し、この独自の同期信号を固定局へ供給していた。
【0003】従って、この構内交換機が形成するコード
レス電話システムの同期信号は他の交換システムとは独
立したものであり、通常、位相および周期が一致すると
は限らなかった。
【0004】近年、コードレス電話システムが多く配備
され、隣接するシステムの電波も受信してしまう状況と
なった。
【0005】ここで、周期は一致しているが位相同期が
とれていない例について図3を参照して説明する。図3
は従来のコードレス電話システムの同期方式の一例を示
すブロック図である。
【0006】図3によれば、構内交換機90は同期信号
生成部91および時計12を内蔵し、複数の固定局13
a,〜13nを接続する。例えば固定局13aは移動端
末20と所定周波数による無線電波を授受して通信路を
形成する。
【0007】固定局13aの電波伝播領域では近隣の他
の交換システム30の固定局31が発射する無線電波も
移動端末20は受信可能である。
【0008】また、この種の無線電波は、1つの周波数
帯に4回線または8回線をそれぞれディジタル符号化し
て多重伝送され、送信チャネルに続いて受信チャネルが
直列に配置される、いわゆるピンポン方式により伝達さ
れている。
【0009】図2は4回線多重の場合のフォーマットの
一例を示す図である。すなわち、通信路では送信の第1
チャネルT1から第4チャネルT4に続き、受信の第1
チャネルR1から第4チャネルR4までが連続配置さ
れ、これが繰り返される。図示する例では、周期は5m
sであり、この周期内に送受信がある。
【0010】図3において、他の交換システム30が構
内交換機90と同一の周波数の無線電波を使用する隣接
地に配設される場合、移動端末20が固定局13aおよ
び固定局31の両局から同一周波数の電波を受信するの
で、混信するだけでなく、伝送されるディジタル符号が
乱れて通信不可能な領域が生じる恐れがある。
【0011】これについて、図4を併せ参照して説明す
る。図4(A)は図3における他の交換システム30の
同期信号の位相が1チャネル余り遅れているフォーマッ
トの例を示す図である。
【0012】図示するように、他の交換システム30が
第1チャネルを使用するとき、構内交換機90の移動端
末20が固定局13aおよび固定局31の両局から発信
された電波が同一レベルであるとすれば、構内交換機9
0は第1チャネルが使用不可となるのに加え、他の交換
システム30の第1チャネルの信号が存在する第2およ
び第3のチャネルも混信を避けるために使用できず、第
4チャネルしか使用できない。
【0013】図4(B)は2つの同期信号の位相に多少
のずれがある場合のフォーマット例を示す図である。
【0014】この場合、1つのチャネルが使用中のと
き、2つのチャネルが使用不可となるが、残りのチャネ
ルは使用できる。
【0015】なお、図4(A),(B)のいずれの場合
でも、一方だけが使用するときにはすべてのチャネルT
1,〜T4が使用できる。
【0016】また、他の交換システム30による電波の
レベルが小さく、所定のレベル差がある場合には問題な
い。
【0017】さらに、周期が不一致の場合には、図4で
示す構内交換機90および他の交換システム30それぞ
れのチャネル相対位置が移動するので、他の交換システ
ム30の第1チャネルT1が使用されたとき、構内交換
機90の重複チャネルが次第に隣接チャネルに移動す
る。従って、構内交換機90はすべてのチャネルで使用
不能になる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この従来のコードレス
電話システムの同期方式は、それぞれの交換機および交
換システムが独自に同期信号を生成するので、近隣にレ
ベルが高くて信号伝送に影響ある無線電波を使用する交
換システムがある場合には、周期が一致しても同期信号
の位相がずれるので、1つのチャネル使用にかかわらず
2つ,3つのチャネルを使用不可にする機会、すなわち
チャネルの使用損失を生じる機会が多くなるという問題
点があった。
【0019】本発明の目的は、他の交換システムの同期
信号を受信抽出し、この抽出同期信号に一致またはほぼ
一致する同期信号を生成するように構内交換機を従属型
にすることにより、上記問題点を解決するコードレス電
話システムの同期方式を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレス電話
システムの同期方式は、移動端末との間で無線電波を授
受して通信路を形成する固定局を接続する構内交換機が
無線電波の同期信号を生成して固定局へ供給するコード
レス電話システムの同期方式において、構内交換機が他
の交換システムから発信する所定周波数の無線電波を常
時受信してこの受信電波から同期信号を抽出して出力す
るモニタ手段を複数備え、複数のモニタ手段が出力する
複数の抽出同期信号を統計演算処理して集中する同期信
号のほぼ中心位置に1つの同期信号を生成して固定局へ
供給することを特徴とする。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のコードレス電話システムの同期方式
の一実施例を示すブロック図である。
【0025】図1に示す本実施例の構内交換機10で
は、同期信号生成部11が時計12からのクロック情報
を入力して同期信号を生成し、収容接続する複数の固定
局13a,〜13nにこの同期信号を供給する。また構
内交換機10内の同期信号抽出部14はモニタ手段とし
てのモニタ局15から抽出同期信号を受信して同期信号
生成部11へ通知する。
【0026】移動端末20は例えば固定局13aとの間
で所定周波数の無線電波を授受し、同期信号により送受
信チャネルを識別して指定されたチャネルにより通信路
を形成して通信を実施する。
【0027】また、他の交換システム30の固定局31
が発射する同一周波数の電波も固定局13aからの電波
と同様に移動端末20は受信する。
【0028】モニタ局15はこのような同一周波数帯の
電波を使用する他の交換システム30の電波受信領域に
設置され、電波の受信レベルを計測して通知すると共
に、電波から同期信号を抽出して同期信号抽出部14に
位相(発生時期)を通知する。
【0029】このような混信領域が複数ある場合、それ
ぞれの領域にモニタ局15が配備され、同期信号抽出部
14に接続する。
【0030】同期信号抽出部14は複数のモニタ局15
から同一の時期に同一位相の抽出同期信号を受信すると
き、相手の交換システムは1つであり、この抽出同期信
号と一致した位相を同期信号生成部11へ通知する。
【0031】また、受信した複数の抽出同期信号の位相
が相違するとき、同期信号抽出部14はできるだけ損失
が少いように統計演算処理により多数の同期信号が集中
する中心位置に同期信号の発生を設定し、同期信号生成
部11へ通知する。この場合、散乱する少数の同期信号
をもつシステムに対してだけ1つ余分にチャネルの使用
が不可能になる。
【0032】移動端末20を使用する範囲で、他の交換
システム30の信号レベルが小さく、自構内交換機10
の信号情報を混乱させない場合には、自構内交換機10
の同期信号生成部11が独立した位相で同期信号を生成
できる。
【0033】本実施例の構内交換機は、主となる従来の
構内交換機が発信する同期信号をモニタ局を介して受信
抽出し、同期信号生成部から同一位相で同期信号を発信
するので、ケーブルにより複数の交換機を結合すること
なく、1つのシステムを構築することができる。
【0034】なお、本実施例では、モニタ手段をモニタ
局とし、固定局とは別に配備するように図示して説明し
たが、固定局内に配備してアンテナを共用することによ
り経済化をはかることもできる。この構成は、構内交換
機が移動端末を制御できる全領域にわたって混信状態を
つくる、例えば公衆網からの電波に対して有効である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、構内交換
機に移動端末と無線電波を授受する固定局のほか、他の
交換システムの無線電波を常時受信して同期信号を抽出
するモニタ手段を接続し、この抽出同期信号とほぼ一致
した位相で同期信号を生成して固定局に供給し、電波に
のせて発射することにより、チャネルの使用損失を極力
避けることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話システムの同期方式の
一実施例を示すブロック図である。
【図2】4回線多重の場合のフォーマットの一例を示す
図である。
【図3】従来のコードレス電話システムの同期方式の一
例を示すブロック図である。
【図4】(A),(B)は図3における他の交換システ
ム30の同期信号の位相が1チャネル余り遅れているフ
ォーマット,2つの同期信号の位相に多少のずれがある
場合のフォーマットの例を示す図である。
【符号の説明】
10,90 構内交換機 11,91 同期信号生成部 13a,〜13n,31 固定局 14 同期信号抽出部 15 モニタ局 20 移動端末 30 他の交換システム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動端末との間で無線電波を授受して通信
    路を形成する固定局を接続する構内交換機が前記無線電
    波の同期信号を生成して前記固定局へ供給するコードレ
    ス電話システムの同期方式において、前記構内交換機が
    他の交換システムから発信する所定周波数の無線電波を
    常時受信してこの受信電波から同期信号を抽出して出力
    するモニタ手段を複数備え、複数の前記モニタ手段が出
    力する複数の前記抽出同期信号を統計演算処理して集中
    する同期信号のほぼ中心位置に1つの同期信号を生成し
    て前記固定局へ供給することを特徴とするコードレス電
    話システムの同期方式。
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JPH06164474A JPH06164474A (ja) 1994-06-10
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