JP2830605B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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- JP2830605B2 JP2830605B2 JP11556692A JP11556692A JP2830605B2 JP 2830605 B2 JP2830605 B2 JP 2830605B2 JP 11556692 A JP11556692 A JP 11556692A JP 11556692 A JP11556692 A JP 11556692A JP 2830605 B2 JP2830605 B2 JP 2830605B2
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- Japan
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- electrode group
- dielectric film
- plasma display
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- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Description
パネル、特に動作マージンが改善されさらにコントラス
トの良いプラズマディスプレイパネルに関する。
ィスプレイパネルに於いては、絶縁体隔壁の構造に独自
のものがあり、この絶縁体隔壁は隣接セル間のクロスト
ークを防止するのと同時に、放電ギャップを一定に保つ
ためのスペーサーとして利用されている。
細、大容量化しており、かかるプラズマディスプレイの
消費電力を軽減し、かつ発光輝度を上げるために、一走
査時間をアドレス期間と表示のホールド期間とに分割す
る新しい駆動方式が実用化されており、かかる新駆動方
式に適した絶縁体隔壁の構造として本発明者等により、
シングル隔壁構造(特開昭63−274045),アン
バランス隔壁構造(特願平2−140706)が提案さ
れている。
のコントラストを上げるためにマスキング層を設けた従
来のプラズマディスプレイパネルの断面図である。前面
基板1の上に互いに平行で透明な第1の電極群3を形成
し、さらにこの電極群の間にパネルのコントラストを上
げるためのマスキング層10を平行に設け、次に第1の
電極群3全面を第1の誘電体膜5で被覆し、その上に隔
壁を成す第1の絶縁体群7を第1の電極群3と直交して
形成する。後面基板2の上には第2の電極群4を被覆す
るように第2の誘電体膜6を形成し、その上に第2の電
極群4と直交するように隔壁を成す第1の絶縁体群7よ
りも膜厚の厚い第2の絶縁体群8を設け、全面基板1の
第1の電極群3と後面基板2の第2の電極群4が互い直
交し、かつ第1の絶縁体群7が第2の電極群4の隙間に
位置し、第2の絶縁体群8が第1の電極群3の隙間に位
置するように全面基板1と後面基板2を封止剤9で封止
し、内部に希ガス等放電可能なガスを封入してプラズマ
ディスプレイパネルを完成した。
ィスプレイパネルでは、コントラストを上げるためには
隔壁を成す第1の絶縁体群とマスキング層を別々に設け
る必要が有るため、工程が繁雑であるという問題点があ
った。
プレイパネルは、第1の誘電体膜にて被覆された互いに
平行な第1の電極群と第1の絶縁体群を有する前面基板
と、第2の誘電体膜にて被覆された互いに平行な第2の
電極群と第2の電極群と直交するように第2の誘電体膜
上に形成された隔壁を成す第2の絶縁体群を有する後面
基板とを、前記第1の電極群と第2の電極群が互いに直
交するように相対向して気密封止し、内部に放電可能な
希ガスを封入して成るプラズマディスプレイパネルに於
いて、前記第1の絶縁体群が、放電部位を規定する網目
状を成し、前記第1の誘電体膜の下に形成され、あるい
は第1の絶縁体群が放電部位を規定する網目状を成し、
前記第1の誘電体膜の上に形成された隔壁群と成し、さ
らに前記第2の絶縁体膜よりも膜厚が薄い特徴を有して
いる。
る。図1(a),(b),(c)は本発明の一実施例の
プラズマディスプレイパネルの概略図で、(a)はパネ
ルの表示部のうち3ドット×3ドットを表示面側から見
た図であり、(b)は(a)のAA′断面図、(c)は
(a)のBB′断面図である。このパネルの製造に当た
っては、まず全面基板1とするガラス板上にネサ膜等で
ストライプ状に透明電極群(第1の電極群)3を形成
し、その後低融点ガラス,Al2 O3 等を母材とする黒
色の第1の絶縁体群7を放電部位であるドットを規定す
るように網目状に形成し、さらに透明電極群3を被覆す
るように第1の誘電体膜5を設ける。次に後面基板2に
は後面電極群(第2の電極群)4をストライプ状に形成
し、この電極4を被覆するように黒色の第2の誘電体膜
6を設け、その後後面電極群4と直交するように第2の
絶縁体群8を形成する。以上のようにしてそれぞれ電極
等を形成した全面基板1と後面基板2を透明電極群3と
後面電極群4が直交するように組み立て封着し、内部に
ネオンガスを封入してプラズマディスプレイパネルを完
成した。以上の工程に於いて、第1の絶縁体群7,第1
の誘電体膜5,後面電極群4,第2の誘電体膜6,第2
の絶縁体群8はすべてペーストをスクリーン印刷後焼成
して形成した。網目状の第1の絶縁体群7も、0.3m
mピッチのドットまでならスクリーンをΑメッシュとす
ることにより問題無く印刷できた。
2の実施例で、(a)はパネルの表示部のうち3ドット
×3ドットを表示面側から見た図であり、(b)は
(a)のAA′断面図,(c)は(a)のBB′断面図
である。図2に於いて図1と共通の部分は同一番号を付
した。図1と図2の相違点は、第2の絶縁体群8よりも
薄くかつ放電部位であるドットを規定する網目状の第1
の絶縁体群7が、第1の誘電体膜5の上に形成されてい
ることにあり、こうすることにより、図1のプラズマデ
ィスプレイパネルよりも動作マージンの改善されたプラ
ズマディスプレイパネルが得られる。
縁体群7を放電部位を規定するように最初から網目状に
形成し、シングルチャンネル構造あるいはアンバランス
チャンネル構造としたので、コントラストが良くかつ新
駆動方式に適した動作マージンの改善されたプラズマデ
ィスプレイパネルが従来よりも容易に得られるという結
果を有する。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の誘電体膜にて被覆された互いに平
行な第1の電極群と第1の絶縁体群を有する前面基板
と、第2の誘電体膜にて被覆された互いに平行な第2の
電極群と第2の電極群と直交するように第2の誘電体膜
上に形成された隔壁を成す第2の絶縁体群を有する後面
基板とを、前記第1の電極群と第2の電極群が互いに直
交するように相対向して気密封止し、内部に放電可能な
希ガスを封入して成るプラズマディスプレイパネルに於
いて、前記第1の絶縁体群が、放電部位を規定する網目
状を成し、前記第1の誘電体膜の下に形成されたことを
特徴とするプラズマディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11556692A JP2830605B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11556692A JP2830605B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314913A JPH05314913A (ja) | 1993-11-26 |
JP2830605B2 true JP2830605B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14665730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11556692A Expired - Fee Related JP2830605B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2830605B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3934771B2 (ja) * | 1998-02-18 | 2007-06-20 | 松下電器産業株式会社 | ガス放電型表示パネル |
JP3606038B2 (ja) | 1998-03-31 | 2005-01-05 | 松下電器産業株式会社 | プラズマディスプレイパネル |
JP2002056775A (ja) | 2000-06-02 | 2002-02-22 | Mitsubishi Electric Corp | プラズマディスプレイパネル用基板の製造方法、プラズマディスプレイパネル用基板及びプラズマディスプレイパネル |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP11556692A patent/JP2830605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05314913A (ja) | 1993-11-26 |
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