JP2830533B2 - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- JP2830533B2 JP2830533B2 JP3235647A JP23564791A JP2830533B2 JP 2830533 B2 JP2830533 B2 JP 2830533B2 JP 3235647 A JP3235647 A JP 3235647A JP 23564791 A JP23564791 A JP 23564791A JP 2830533 B2 JP2830533 B2 JP 2830533B2
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- JP
- Japan
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- handset
- circuit
- communication device
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線電話装置に関し、特
に無線通信装置と送受話器とがコネクタで接続される無
線電話装置に関する。
に無線通信装置と送受話器とがコネクタで接続される無
線電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線電話装置は、図2に
一部のブロック図を示すように、送受話器1と無線通信
装置4Aとをカールコードケーブル2とコネクタ3で接
続しており、送受話器1への電源供給は無線通信装置4
A内に設けられた電源回路5から前記カールコードケー
ブル2及びコネクタ3を介して行っている。又、無線通
信装置4Aに対する電源供給はPSコネクタ6を通して
行われており、前記電源回路5はこのPSコネクタ6に
つながる電源ラインから分岐される。
一部のブロック図を示すように、送受話器1と無線通信
装置4Aとをカールコードケーブル2とコネクタ3で接
続しており、送受話器1への電源供給は無線通信装置4
A内に設けられた電源回路5から前記カールコードケー
ブル2及びコネクタ3を介して行っている。又、無線通
信装置4Aに対する電源供給はPSコネクタ6を通して
行われており、前記電源回路5はこのPSコネクタ6に
つながる電源ラインから分岐される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の無線
電話装置では、装置の原価低減の為及び送受話器1に汎
用性を持たせるために、コネクタ3に汎用のモジュラー
タイプのコネクタを使用する機種が提案されている。こ
のモジュラータイプのコネクタは一般の有線電話器に使
用されており送受話器のバリエーションの面からも今
後、益々一般的に使用されることが見込まれる。
電話装置では、装置の原価低減の為及び送受話器1に汎
用性を持たせるために、コネクタ3に汎用のモジュラー
タイプのコネクタを使用する機種が提案されている。こ
のモジュラータイプのコネクタは一般の有線電話器に使
用されており送受話器のバリエーションの面からも今
後、益々一般的に使用されることが見込まれる。
【0004】しかしながら、このモジュラータイプのコ
ネクタを図2に示した無線電話装置に使用すると、異な
る仕様の送受話器、特にコネクタ内部端子の接続配列が
異なる他社の送受話器を使用したときに誤接続が生じ、
場合によっては無線通信装置4Aからの電源供給ライン
が送受話器1のグランドラインに接続されてしまうこと
がある。この様な場合、無線通信装置4Aの電源供給ラ
インはショートされて過大電流が流れ、電源供給用のト
ランジスタ等の回路素子が破壊されるおそれがある。一
方、送受話器1へは電源が供給されないため送受話器は
動作せず、警告音を発生させて誤接続を認識させること
もできないという問題がある。本発明の目的は、送受話
器が好ましくない状態で接続された際における無線通信
装置での回路素子の破壊を未然に防止する一方で、使用
者にその状態を認識させるための警告の発生を可能にし
た無線電話装置を提供することにある。
ネクタを図2に示した無線電話装置に使用すると、異な
る仕様の送受話器、特にコネクタ内部端子の接続配列が
異なる他社の送受話器を使用したときに誤接続が生じ、
場合によっては無線通信装置4Aからの電源供給ライン
が送受話器1のグランドラインに接続されてしまうこと
がある。この様な場合、無線通信装置4Aの電源供給ラ
インはショートされて過大電流が流れ、電源供給用のト
ランジスタ等の回路素子が破壊されるおそれがある。一
方、送受話器1へは電源が供給されないため送受話器は
動作せず、警告音を発生させて誤接続を認識させること
もできないという問題がある。本発明の目的は、送受話
器が好ましくない状態で接続された際における無線通信
装置での回路素子の破壊を未然に防止する一方で、使用
者にその状態を認識させるための警告の発生を可能にし
た無線電話装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の無線電話装置
は、無線通信装置に設けられて異なる仕様の送受話器が
接続可能とされている汎用コネクタを介して送受話器に
電流を供給する電源回路の過電流を検出して電流制限を
行う過電流検出制限回路と、過電流が検出されたときに
スピーカを鳴音させるスピーカ駆動回路とを設けてい
る。汎用コネクタとしては、モジュラータイプのコネク
タが使用される。
は、無線通信装置に設けられて異なる仕様の送受話器が
接続可能とされている汎用コネクタを介して送受話器に
電流を供給する電源回路の過電流を検出して電流制限を
行う過電流検出制限回路と、過電流が検出されたときに
スピーカを鳴音させるスピーカ駆動回路とを設けてい
る。汎用コネクタとしては、モジュラータイプのコネク
タが使用される。
【0006】
【作用】本発明によれば、汎用コネクタに接続された送
受話器が原因して電源回路に過電流が生じたときに、そ
の電流を一定値に制限して回路素子の破壊を防止し、か
つ同時にスピーカを鳴音させて警報を発生させる。
受話器が原因して電源回路に過電流が生じたときに、そ
の電流を一定値に制限して回路素子の破壊を防止し、か
つ同時にスピーカを鳴音させて警報を発生させる。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の無線電話装置の一実施例を示すブロ
ック図である。送受話器1はカールコードケーブル2と
コネクタ3を介して無線通信装置4に接続される。この
コネクタ3にはモジュラータイプのコネクタのように汎
用タイプのコネクタが用いられる。又、無線通信装置4
への電源供給はPSコネクタ6を通して行われ、このP
Sコネクタ6につながる電源ラインから分岐して電源回
路5ヘ供給され、更にここから前記コネクタ3及びカー
ルコードケーブル3を介して前記送受話器1に電源が供
給される。
る。図1は本発明の無線電話装置の一実施例を示すブロ
ック図である。送受話器1はカールコードケーブル2と
コネクタ3を介して無線通信装置4に接続される。この
コネクタ3にはモジュラータイプのコネクタのように汎
用タイプのコネクタが用いられる。又、無線通信装置4
への電源供給はPSコネクタ6を通して行われ、このP
Sコネクタ6につながる電源ラインから分岐して電源回
路5ヘ供給され、更にここから前記コネクタ3及びカー
ルコードケーブル3を介して前記送受話器1に電源が供
給される。
【0008】前記電源回路5とコネクタ3との間には、
過電流検出制限回路8が設けられ、電源回路5の出力側
の電流が所定電流値を越えたときに、その電流を一定の
電流値に制限する機能を持たせている。又、この過電流
検出制限回路8が過電流を検出したときに駆動されるス
ピーカ駆動回路9が設けられ、スピーカ7から警報音を
発生させるように構成している。
過電流検出制限回路8が設けられ、電源回路5の出力側
の電流が所定電流値を越えたときに、その電流を一定の
電流値に制限する機能を持たせている。又、この過電流
検出制限回路8が過電流を検出したときに駆動されるス
ピーカ駆動回路9が設けられ、スピーカ7から警報音を
発生させるように構成している。
【0009】この構成によれば、無線通信装置4に接続
される送受話器1が不良の場合、或いは異なる会社の送
受話器1が仕様の異なる端子配列でモジュラータイプの
コネクタ3によって接続されて電源ラインがショウトし
たような場合に、電源回路5の出力側で過電流が発生す
ると、過電流検出制限回路8はこれを検出し、その電流
を一定値に制限する。これにより、過電流が送受話器1
や無線通信装置4の内部回路に流れることが防止でき、
回路素子の破壊を未然に防止することが可能となる。
又、これと同時にスピーカ駆動回路9を制御してスピー
カ7から警報音を発生させるため、送受話器1は動作さ
れないが使用者はコネクタ3における誤接続を認識する
ことができ、速やかにこれに対処することができる。
される送受話器1が不良の場合、或いは異なる会社の送
受話器1が仕様の異なる端子配列でモジュラータイプの
コネクタ3によって接続されて電源ラインがショウトし
たような場合に、電源回路5の出力側で過電流が発生す
ると、過電流検出制限回路8はこれを検出し、その電流
を一定値に制限する。これにより、過電流が送受話器1
や無線通信装置4の内部回路に流れることが防止でき、
回路素子の破壊を未然に防止することが可能となる。
又、これと同時にスピーカ駆動回路9を制御してスピー
カ7から警報音を発生させるため、送受話器1は動作さ
れないが使用者はコネクタ3における誤接続を認識する
ことができ、速やかにこれに対処することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、無線通信装
置と送受話器とから構成される無線電話装置の無線通信
装置内に、過電流検出制限回路とスピーカ駆動回路とを
設け、接続した送受話器が異なる仕様のものであること
が原因とされる電源ショート等が生じた場合に、その電
流を制限して回路素子を保護すると同時に、スピーカの
鳴音によって使用者に警報を発して誤接続を認識させる
ことができる効果がある。
置と送受話器とから構成される無線電話装置の無線通信
装置内に、過電流検出制限回路とスピーカ駆動回路とを
設け、接続した送受話器が異なる仕様のものであること
が原因とされる電源ショート等が生じた場合に、その電
流を制限して回路素子を保護すると同時に、スピーカの
鳴音によって使用者に警報を発して誤接続を認識させる
ことができる効果がある。
【図1】本発明の無線電話装置の一実施例の要部のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】従来の無線電話装置の一部のブロック図であ
る。
る。
1 送受話器 2 カールコードケーブル 3 コネクタ(汎用コネクタ) 4 無線通信装置 5 電源回路 7 スピーカ 8 過電流検出制限回路 9 スピーカ駆動回路
Claims (2)
- 【請求項1】 無線通信装置と、この無線通信装置に汎
用コネクタで接続する送受話器とを有し、前記汎用コネ
クタは異なる仕様の送受話器が接続可能であるととも
に、前記無線通信装置内に設けた電源回路から前記汎用
コネクタを介して送受話器に電流供給を行う無線電話装
置において、前記電源回路の過電流を検出して電流制限
を行う過電流検出制限回路と、過電流が検出されたとき
にスピーカを鳴音させるスピーカ駆動回路とを設けたこ
とを特徴とする無線電話装置。 - 【請求項2】 前記汎用コネクタがモジュラータイプの
コネクタである請求項1に記載の無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3235647A JP2830533B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3235647A JP2830533B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555977A JPH0555977A (ja) | 1993-03-05 |
JP2830533B2 true JP2830533B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=16989118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3235647A Expired - Fee Related JP2830533B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2830533B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11283603A (ja) | 1998-03-30 | 1999-10-15 | Noritake Co Ltd | 電池用セパレーター及びその製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583610B2 (ja) * | 1977-09-14 | 1983-01-22 | 電気興業株式会社 | 送受信機保護装置 |
JPS5928734A (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-15 | Nec Corp | 無線通信装置 |
JPS6162423U (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-26 | ||
JPH0724416B2 (ja) * | 1989-05-19 | 1995-03-15 | 松下電器産業株式会社 | 携帯電話機用置台 |
JPH0732417B2 (ja) * | 1989-11-17 | 1995-04-10 | 松下電器産業株式会社 | コードレス電話装置 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP3235647A patent/JP2830533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555977A (ja) | 1993-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |