JP2822668B2 - 表示制御装置 - Google Patents
表示制御装置Info
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- JP2822668B2 JP2822668B2 JP2400585A JP40058590A JP2822668B2 JP 2822668 B2 JP2822668 B2 JP 2822668B2 JP 2400585 A JP2400585 A JP 2400585A JP 40058590 A JP40058590 A JP 40058590A JP 2822668 B2 JP2822668 B2 JP 2822668B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば文字放送受信機
の表示制御装置のような表示プレーンが単一のものにも
操作メニューなどのウインド表示を可能にし、また画面
のアスペクト比が9:16のディスプレイにも文字放送
画面と操作メニューウインドを表示できるようにした表
示制御装置に関するものである。
の表示制御装置のような表示プレーンが単一のものにも
操作メニューなどのウインド表示を可能にし、また画面
のアスペクト比が9:16のディスプレイにも文字放送
画面と操作メニューウインドを表示できるようにした表
示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年は高級化、高付加価値化などからテ
レビジョン受像機もBSチューナ・文字放送交信装置内
蔵、マルチ画面表示機能など多機能になってきている。
しかし多機能化にともない操作性の向上が求められ、ウ
インド表示を使っての操作誘導などが必要になってい
る。また画面のアスペクト比が9:16のディスプレイ
も開発されており、この9:16のディスプレイへのN
TSC映像の表示、文字放送画面の表示なども求められ
ている。
レビジョン受像機もBSチューナ・文字放送交信装置内
蔵、マルチ画面表示機能など多機能になってきている。
しかし多機能化にともない操作性の向上が求められ、ウ
インド表示を使っての操作誘導などが必要になってい
る。また画面のアスペクト比が9:16のディスプレイ
も開発されており、この9:16のディスプレイへのN
TSC映像の表示、文字放送画面の表示なども求められ
ている。
【0003】以下図面を参照しながら文字放送受信機に
利用される従来の表示制御装置の一例について説明す
る。図3は文字放送の表示プレーン構成図、図4は通常
の文字放送表示画面図、図8は文字放送受信機での従来
の表示制御装置の機能ブロック図である。
利用される従来の表示制御装置の一例について説明す
る。図3は文字放送の表示プレーン構成図、図4は通常
の文字放送表示画面図、図8は文字放送受信機での従来
の表示制御装置の機能ブロック図である。
【0004】まず図3において文字放送の表示プレーン
について説明する。文字放送の表示データは文字のパタ
ーン(文字の部分が“1”、文字でない部分が“0”)
を示すパターンデータ(以後Yデータ)、Yデータの
“1”の部分の色を指定する前景色データ(以後FGデ
ータ)、Yデータの“0”の部分の色を指定する背景色
データ(以後BGデータ)、文字のフラッシング等を指
定する属性データ(以後DAデータ)より構成される。
また着色はブロック着色であり、Yデータの横4ドット
×縦4ドットの計16ドットの範囲に対してFGデー
タ、BGデータ、DAデータの各1データが指定され
る。さらに表示プレーンは1つであり文字もグラフィッ
クも同一のプレーンに書き込まれる。
について説明する。文字放送の表示データは文字のパタ
ーン(文字の部分が“1”、文字でない部分が“0”)
を示すパターンデータ(以後Yデータ)、Yデータの
“1”の部分の色を指定する前景色データ(以後FGデ
ータ)、Yデータの“0”の部分の色を指定する背景色
データ(以後BGデータ)、文字のフラッシング等を指
定する属性データ(以後DAデータ)より構成される。
また着色はブロック着色であり、Yデータの横4ドット
×縦4ドットの計16ドットの範囲に対してFGデー
タ、BGデータ、DAデータの各1データが指定され
る。さらに表示プレーンは1つであり文字もグラフィッ
クも同一のプレーンに書き込まれる。
【0005】次に文字放送受信機での従来の表示制御装
置の構成について説明する。図8において40はマイク
ロコンピュータシステム部で、文字放送データを受信し
解読してディスプレイに表示しうる上記の各表示データ
にするものである。41は表示メモリ部で、上記の各表
示データを格納するところである。42はクロック発生
部で、画面表示するためのクロックを発生するものであ
る。43は表示領域設定部で、画面上での水平方向の表
示領域をクロック発生部42のクロック数で、垂直方向
の表示領域を水平同期信号(以後Hsと記す)の数で設
定するものである。44は表示領域信号発生部で、表示
領域設定部43で設定された数のクロックとHsをカウ
ントし、画面上での表示領域(図4の斜線部)を示す表
示領域信号を発生するものである。45はアドレス発生
部で、表示メモリ部41に格納されたYデータ、FGデ
ータ、BGデータ、DAデータの各表示データを走査す
る順番に読み出すためのアドレスを発生するものであ
る。46はパラレル/シリアル変換部(以後P/S変換
部と記す)で、表示メモリ部41よりパラレルデータと
して読み出された各表示データを表示画素(1ドット)
毎のシリアルなR,G,B,RI(半輝度データ)デー
タに変換して出力するところである。47は透明色判断
部で、P/S変換部46からのR,G,B,RIデータ
が透明色データであるか否かを判断するものである。4
8はラスタ色設定部で、画面のラスタ色(R,G,B,
RI)を設定するものである。49はラスタ切り替え部
で、表示領域信号発生部44からの表示領域信号及び透
明色判断部47からの信号によりP/S変換部46から
のR,G,B,RIとラスタ色設定部48からのR,
G,B,RIとを切り換えるものである。50はタイミ
ング発生部で、クロック発生部42からのクロックとH
sを入力しアドレス発生部45へのアドレス発生タイミ
ング、P/S変換部46へのシリアルシフトタイミング
等を発生するところである。
置の構成について説明する。図8において40はマイク
ロコンピュータシステム部で、文字放送データを受信し
解読してディスプレイに表示しうる上記の各表示データ
にするものである。41は表示メモリ部で、上記の各表
示データを格納するところである。42はクロック発生
部で、画面表示するためのクロックを発生するものであ
る。43は表示領域設定部で、画面上での水平方向の表
示領域をクロック発生部42のクロック数で、垂直方向
の表示領域を水平同期信号(以後Hsと記す)の数で設
定するものである。44は表示領域信号発生部で、表示
領域設定部43で設定された数のクロックとHsをカウ
ントし、画面上での表示領域(図4の斜線部)を示す表
示領域信号を発生するものである。45はアドレス発生
部で、表示メモリ部41に格納されたYデータ、FGデ
ータ、BGデータ、DAデータの各表示データを走査す
る順番に読み出すためのアドレスを発生するものであ
る。46はパラレル/シリアル変換部(以後P/S変換
部と記す)で、表示メモリ部41よりパラレルデータと
して読み出された各表示データを表示画素(1ドット)
毎のシリアルなR,G,B,RI(半輝度データ)デー
タに変換して出力するところである。47は透明色判断
部で、P/S変換部46からのR,G,B,RIデータ
が透明色データであるか否かを判断するものである。4
8はラスタ色設定部で、画面のラスタ色(R,G,B,
RI)を設定するものである。49はラスタ切り替え部
で、表示領域信号発生部44からの表示領域信号及び透
明色判断部47からの信号によりP/S変換部46から
のR,G,B,RIとラスタ色設定部48からのR,
G,B,RIとを切り換えるものである。50はタイミ
ング発生部で、クロック発生部42からのクロックとH
sを入力しアドレス発生部45へのアドレス発生タイミ
ング、P/S変換部46へのシリアルシフトタイミング
等を発生するところである。
【0006】以上のように構成された従来の表示制御装
置についてその動作を説明する。まずマイクロコンピュ
ータシステム部40では、テレビの電波に重畳された文
字放送データを受信し、文字放送のプロトコルに従って
データを解読してディスプレイに表示しうる表示データ
に変換し、表示メモリ部41に各表示データ(Yデー
タ,FGデータ,BGデータ,DAデータ)毎に走査す
る順番に格納するのである。そしてアドレス発生部45
では表示メモリ部41に格納された表示データを走査す
る順番にYデータ,FGデータ,BGデータ,DAデー
タの各データを読み出すためのアドレスを発生する。そ
してパラレルデータとして読みだされた各表示データ
は、P/S変換部46でタイミング発生部50からのシ
リアルシフトタイミング信号に合わせて表示画素毎のシ
リアルR,G,B,RIデータに変換され、透明色判断
部47とラスタ切り替え部49に入力される。一方、表
示領域信号発生部44ではクロック発生部42からのク
ロックHsをカウントし、画面上での表示領域を示す表
示領域信号を発生する。ラスタ切り替え部49では表示
領域信号がアクチィブで透明色判断部47からの信号が
ノンアクチィブのときにはP/S変換部46からのR,
G,B,RIデータを、それ以外の時はラスタ色設定部
48からのR,G,B,RIデータを出力するのであ
る。
置についてその動作を説明する。まずマイクロコンピュ
ータシステム部40では、テレビの電波に重畳された文
字放送データを受信し、文字放送のプロトコルに従って
データを解読してディスプレイに表示しうる表示データ
に変換し、表示メモリ部41に各表示データ(Yデー
タ,FGデータ,BGデータ,DAデータ)毎に走査す
る順番に格納するのである。そしてアドレス発生部45
では表示メモリ部41に格納された表示データを走査す
る順番にYデータ,FGデータ,BGデータ,DAデー
タの各データを読み出すためのアドレスを発生する。そ
してパラレルデータとして読みだされた各表示データ
は、P/S変換部46でタイミング発生部50からのシ
リアルシフトタイミング信号に合わせて表示画素毎のシ
リアルR,G,B,RIデータに変換され、透明色判断
部47とラスタ切り替え部49に入力される。一方、表
示領域信号発生部44ではクロック発生部42からのク
ロックHsをカウントし、画面上での表示領域を示す表
示領域信号を発生する。ラスタ切り替え部49では表示
領域信号がアクチィブで透明色判断部47からの信号が
ノンアクチィブのときにはP/S変換部46からのR,
G,B,RIデータを、それ以外の時はラスタ色設定部
48からのR,G,B,RIデータを出力するのであ
る。
【0007】次に上記従来の表示制御装置を使ったウイ
ンド表示方法について図面を参照しながら説明する。図
9は従来例の表示画面と表示メモリマップの関係図であ
る。
ンド表示方法について図面を参照しながら説明する。図
9は従来例の表示画面と表示メモリマップの関係図であ
る。
【0008】図9の(a)は図4のように表示されてい
た画面上に操作メニューウインドを表示した画面であ
り、同図の(b)はその時の表示メモリマップである。
つまり操作メニューウインドを表示するためには表示メ
モリ部41において操作メニューウインドを表示すべき
領域の表示データを一旦表示メモリ部41の空き領域に
待避し、その後操作メニューウインドの表示データを書
き込むのである。そして操作メニューウインドを消去す
る時は空き領域に一時待避された元々の各表示データを
再び元の場所に戻すのである。
た画面上に操作メニューウインドを表示した画面であ
り、同図の(b)はその時の表示メモリマップである。
つまり操作メニューウインドを表示するためには表示メ
モリ部41において操作メニューウインドを表示すべき
領域の表示データを一旦表示メモリ部41の空き領域に
待避し、その後操作メニューウインドの表示データを書
き込むのである。そして操作メニューウインドを消去す
る時は空き領域に一時待避された元々の各表示データを
再び元の場所に戻すのである。
【0009】さらに上記従来の表示制御装置を使ってア
スペクト比が9:16のディスプレイへの文字放送画面
あるいはウインド表示について説明する。
スペクト比が9:16のディスプレイへの文字放送画面
あるいはウインド表示について説明する。
【0010】図6はアスペクト比3:4と9:16の比
較画面図である。同図(a)はアスペクト比3:4の画
面であり、(b)は9:16の画面であるが、3:4の
画面で表示された“円”を9:16の画面でも“円”に
表示するためには9:16画面では点線内の領域に表示
しなければならない(垂直方向の表示画素数は3:4画
面も9:16画面も同じ)。一方3:4画面と9:16
画面の水平走査時間tHは同じであるので結局9:16
画面のクロック周波数は3:4画面に比べ16/12倍
にしなければならない。またこのクロック数で設定され
る水平方向の表示領域設定値も3:4画面と9:16画
面では異なった値を設定しなければならない。しかし従
来の表示制御装置ではクロック発生部も表示領域設定部
も3:4画面1種類の場合にしか対応しておらず、9:
16画面への表示はできないのである。
較画面図である。同図(a)はアスペクト比3:4の画
面であり、(b)は9:16の画面であるが、3:4の
画面で表示された“円”を9:16の画面でも“円”に
表示するためには9:16画面では点線内の領域に表示
しなければならない(垂直方向の表示画素数は3:4画
面も9:16画面も同じ)。一方3:4画面と9:16
画面の水平走査時間tHは同じであるので結局9:16
画面のクロック周波数は3:4画面に比べ16/12倍
にしなければならない。またこのクロック数で設定され
る水平方向の表示領域設定値も3:4画面と9:16画
面では異なった値を設定しなければならない。しかし従
来の表示制御装置ではクロック発生部も表示領域設定部
も3:4画面1種類の場合にしか対応しておらず、9:
16画面への表示はできないのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の構
成では、例えば文字放送の番組検索において従来のリモ
コンでの該当するキーを探して入力する方法を改善し
て、操作メニューウインドを画面上に表示し、そのメニ
ューを選ぶような新しい操作(ユーザーインターフェー
ス)を実現するときには、元々表示メモリ部41に書か
れていた表示データを操作メニューウインドの表示デー
タに書き換えなければならないので操作メニューウイン
ドの表示/消去の速度などの面で課題を有する。
成では、例えば文字放送の番組検索において従来のリモ
コンでの該当するキーを探して入力する方法を改善し
て、操作メニューウインドを画面上に表示し、そのメニ
ューを選ぶような新しい操作(ユーザーインターフェー
ス)を実現するときには、元々表示メモリ部41に書か
れていた表示データを操作メニューウインドの表示デー
タに書き換えなければならないので操作メニューウイン
ドの表示/消去の速度などの面で課題を有する。
【0012】すなわち、従来の表示制御装置の表示メモ
リ部41は、文字放送画面と操作メニューウインドの表
示データが混在した配置となっているため、操作メニュ
ーウインド表示を行うためにはウインドの表示、消去の
度に元のデータの待避、復帰を繰り返さなければなら
ず、ユーザーに不快感を与えるほど表示のスピードが遅
くなるのである。
リ部41は、文字放送画面と操作メニューウインドの表
示データが混在した配置となっているため、操作メニュ
ーウインド表示を行うためにはウインドの表示、消去の
度に元のデータの待避、復帰を繰り返さなければなら
ず、ユーザーに不快感を与えるほど表示のスピードが遅
くなるのである。
【0013】また背景画面がスクロール表示されている
ときには、それが顕著となり、実質上スクロールを停止
しなければならなくなるという課題を有する。さらに上
記の構成では表示クロック、表示領域設定がアスペクト
比3:4の場合の1種類であるためアスペクト比が9:
16のディスプレイへの文字放送画面あるいはウインド
の表示はできないという課題も有するのである。
ときには、それが顕著となり、実質上スクロールを停止
しなければならなくなるという課題を有する。さらに上
記の構成では表示クロック、表示領域設定がアスペクト
比3:4の場合の1種類であるためアスペクト比が9:
16のディスプレイへの文字放送画面あるいはウインド
の表示はできないという課題も有するのである。
【0014】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ウインドの表示、消去が瞬時に行え、さらにアスペ
クト比9:16のディスプレイへも文字放送画面あるい
はウインドの表示が行える表示制御装置を提供するもの
である。
で、ウインドの表示、消去が瞬時に行え、さらにアスペ
クト比9:16のディスプレイへも文字放送画面あるい
はウインドの表示が行える表示制御装置を提供するもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために第1の本発明の表示制御装置は、文字放送画面
の表示データとウインド画面の表示データを独立に配置
する表示メモリ部と、文字放送画面の表示データを走査
す順番に読み出すためのアドレス発生部と、ウインド画
面の表示データを走査する順番に読み出すためのウイン
ドアドレス発生部と、アドレス発生部からのアドレスデ
ータとウインドアドレス発生部からのアドレスデータを
切り換えるアドレス切り替え部とを設けたものである。
るために第1の本発明の表示制御装置は、文字放送画面
の表示データとウインド画面の表示データを独立に配置
する表示メモリ部と、文字放送画面の表示データを走査
す順番に読み出すためのアドレス発生部と、ウインド画
面の表示データを走査する順番に読み出すためのウイン
ドアドレス発生部と、アドレス発生部からのアドレスデ
ータとウインドアドレス発生部からのアドレスデータを
切り換えるアドレス切り替え部とを設けたものである。
【0016】さらに第2の本発明の表示制御装置は前記
第1の本発明の表示制御装置の構成要素に加え、画面の
アスペクト比の情報を設定するアスペクト設定部と、ア
スペクト比3:4のときのクロックを発生する第1のク
ロック発生部と、アスペクト比9:16のときのクロッ
クを発生する第2クロック発生部と、第1クロック発生
部からのクロックと第2クロック発生部からのクロック
を切り換えるクロック切り替え部と、アスペクト比3:
4の画面上での水平方向の表示領域を第1クロック発生
部のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期信号
の数で設定する第1表示領域設定部と、アスペクト比
9:16の画面上での水平方向の表示領域を第2クロッ
ク発生部のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同
期信号の数で設定する第2の表示領域設定部と、第1表
示領域設定部と第2表示領域設定部の設定値を切り換え
て出力する表示領域切り替え部と、クロック切換部から
のクロックとHsを表示領域切り替え部からの設定値だ
けカウントし、画面上での表示領域を示す表示領域信号
を発生する表示領域信号発生部とを設けたものである。
第1の本発明の表示制御装置の構成要素に加え、画面の
アスペクト比の情報を設定するアスペクト設定部と、ア
スペクト比3:4のときのクロックを発生する第1のク
ロック発生部と、アスペクト比9:16のときのクロッ
クを発生する第2クロック発生部と、第1クロック発生
部からのクロックと第2クロック発生部からのクロック
を切り換えるクロック切り替え部と、アスペクト比3:
4の画面上での水平方向の表示領域を第1クロック発生
部のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期信号
の数で設定する第1表示領域設定部と、アスペクト比
9:16の画面上での水平方向の表示領域を第2クロッ
ク発生部のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同
期信号の数で設定する第2の表示領域設定部と、第1表
示領域設定部と第2表示領域設定部の設定値を切り換え
て出力する表示領域切り替え部と、クロック切換部から
のクロックとHsを表示領域切り替え部からの設定値だ
けカウントし、画面上での表示領域を示す表示領域信号
を発生する表示領域信号発生部とを設けたものである。
【0017】
【作用】第1の本発明は、上記した構成により、ウイン
ド表示データを元々の文字放送画面の表示データとは独
立に表示メモリ部上に配置し、文字放送画面とウインド
のアドレスを別々に発生できるため、ウインドの表示、
消去が瞬時に行えるものである。
ド表示データを元々の文字放送画面の表示データとは独
立に表示メモリ部上に配置し、文字放送画面とウインド
のアドレスを別々に発生できるため、ウインドの表示、
消去が瞬時に行えるものである。
【0018】第2の本発明は、上記した構成により、画
面のアスペクト比別にクロック、表示領域信号を発生で
きるため9:16の画面へも文字放送画面あるいはウイ
ンド画面が表示できるのである。
面のアスペクト比別にクロック、表示領域信号を発生で
きるため9:16の画面へも文字放送画面あるいはウイ
ンド画面が表示できるのである。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例の表示制御装置につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施例の表示制御装置の機能ブロック図、図3は文字放
送の表示プレーン構成図、図4は通常の文字放送表示画
面図である。
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施例の表示制御装置の機能ブロック図、図3は文字放
送の表示プレーン構成図、図4は通常の文字放送表示画
面図である。
【0020】文字放送の表示プレーンについては、従来
例の項と同様であるので、ここでは説明を省略する。
例の項と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0021】次に本発明の第1の実施例の表示制御装置
の構成について説明する。図1において1はマイクロコ
ンピュータシステム部で、文字放送データを受信し解読
してディスプレイに表示しうる各表示データ(Yデー
タ、FGデータ、BGデータ、DAデータ)にするもの
である。2は表示メモリ部で、文字放送画面とウインド
各表示データを各々独立の領域に格納するところであ
る。3はクロック発生部で、画面表示するためのクロッ
クを発生するものである。4は表示領域設定部で、画面
上での水平方向の表示領域をクロック発生部3のクロッ
ク数で、垂直方向の表示領域を水平同期信号(Hs)の
数で設定するものである。5は表示領域信号発生部で、
表示領域設定部4で設定された数のクロックとHsをカ
ウントし、画面上での表示領域(図4の斜線部)を示す
表示領域信号を発生するものである。
の構成について説明する。図1において1はマイクロコ
ンピュータシステム部で、文字放送データを受信し解読
してディスプレイに表示しうる各表示データ(Yデー
タ、FGデータ、BGデータ、DAデータ)にするもの
である。2は表示メモリ部で、文字放送画面とウインド
各表示データを各々独立の領域に格納するところであ
る。3はクロック発生部で、画面表示するためのクロッ
クを発生するものである。4は表示領域設定部で、画面
上での水平方向の表示領域をクロック発生部3のクロッ
ク数で、垂直方向の表示領域を水平同期信号(Hs)の
数で設定するものである。5は表示領域信号発生部で、
表示領域設定部4で設定された数のクロックとHsをカ
ウントし、画面上での表示領域(図4の斜線部)を示す
表示領域信号を発生するものである。
【0022】6はアドレス発生部で、表示メモリ部2に
格納された文字放送画面のYデータ、FGデータ、BG
データ、DAデータの各表示データを走査する順番に読
み出すためのアドレスを発生するものである。7はウイ
ンドアドレス発生部で、表示メモリ部2に格納されたウ
インド画面のYデータ、FGデータ、BGデータ、DA
データの各表示データを走査する順番に読み出すための
アドレスを発生するものである。8はアドレス切り替え
部で、アドレス発生部6からのアドレスとウインドアド
レス発生部7からのアドレスを切り換えるものである。
9はパラレル/シリアル変換部(P/S変換部)で、表
示メモリ部2よりパラレルデータとして読み出された各
表示データを表示画素(1ドット)毎のシリアルなR,
G,B,RI(半輝度データ)データに変換して出力す
るところである。10は透明色判断部で、P/S変換部
9からのR,G,B,RIデータが透明色データである
か否かを判断するものである。
格納された文字放送画面のYデータ、FGデータ、BG
データ、DAデータの各表示データを走査する順番に読
み出すためのアドレスを発生するものである。7はウイ
ンドアドレス発生部で、表示メモリ部2に格納されたウ
インド画面のYデータ、FGデータ、BGデータ、DA
データの各表示データを走査する順番に読み出すための
アドレスを発生するものである。8はアドレス切り替え
部で、アドレス発生部6からのアドレスとウインドアド
レス発生部7からのアドレスを切り換えるものである。
9はパラレル/シリアル変換部(P/S変換部)で、表
示メモリ部2よりパラレルデータとして読み出された各
表示データを表示画素(1ドット)毎のシリアルなR,
G,B,RI(半輝度データ)データに変換して出力す
るところである。10は透明色判断部で、P/S変換部
9からのR,G,B,RIデータが透明色データである
か否かを判断するものである。
【0023】11はラスタ色設定部で、画面のラスタ色
(R,G,B,RI)を設定するものである。12はラ
スタ切り替え部で、表示領域信号発生部5からの表示領
域信号及び透明色判断部10からの信号によりP/S変
換部9からのR,G,B,RIとラスタ色設定部11か
らのR,G,B,RIとを切り換えるものである。13
はタイミング発生部で、クロック発生部3からのクロッ
クとHsを入力しアドレス発生部6およびウインドアド
レス発生部7へのアドレス発生タイミング、アドレス切
換部8へのアドレス切換タイミング、P/S変換部9へ
のシリアルシフトタイミング等を発生するところであ
る。
(R,G,B,RI)を設定するものである。12はラ
スタ切り替え部で、表示領域信号発生部5からの表示領
域信号及び透明色判断部10からの信号によりP/S変
換部9からのR,G,B,RIとラスタ色設定部11か
らのR,G,B,RIとを切り換えるものである。13
はタイミング発生部で、クロック発生部3からのクロッ
クとHsを入力しアドレス発生部6およびウインドアド
レス発生部7へのアドレス発生タイミング、アドレス切
換部8へのアドレス切換タイミング、P/S変換部9へ
のシリアルシフトタイミング等を発生するところであ
る。
【0024】以上のように構成された本発明の第1の実
施例の表示制御装置について、その動作を説明する。
施例の表示制御装置について、その動作を説明する。
【0025】まずマイクロコンピュータシステム部1で
はテレビの電波に重畳された文字放送データを受信し、
文字放送のプロトコルに従ってデータを解読してディス
プレイに表示しうるデータに変換し、表示メモリ部2に
各表示データ(Yデータ、FGデータ、BGデータ、D
Aデータ)毎に走査する順番に格納するのである。そし
てアドレス発生部6では表示メモリ部2に格納された文
字放送画面の表示データを走査する順番にYデータ、F
Gデータ、BGデータ、DAデータの各データを読み出
すためのアドレスを発生し、アドレス切り替え部8を通
って表示メモリ部2をアクセスする。そしてパラレルデ
ータとして読みだされた各データはP/S変換部9でタ
イミング発生部13からのシリアルシフトタイミング信
号に合わせて表示画素毎のシリアルなR,G,B,RI
データに変換され、透明色判断部10とラスタ切り替え
部12に入力される。一方表示領域信号発生部5ではク
ロック発生部3からのクロックとHsをカウントし、画
面上での表示領域を示す表示領域信号を発生する。ラス
タ切り替え部12では表示領域信号がアクチィブで透明
色判断部10からの信号がノンアクチィブのときにはP
/S変換部9からのR,G,B,RIデータを、それ以
外の時はラスタ色設定部11からのR,G,B,RIデ
ータを出力するのである。
はテレビの電波に重畳された文字放送データを受信し、
文字放送のプロトコルに従ってデータを解読してディス
プレイに表示しうるデータに変換し、表示メモリ部2に
各表示データ(Yデータ、FGデータ、BGデータ、D
Aデータ)毎に走査する順番に格納するのである。そし
てアドレス発生部6では表示メモリ部2に格納された文
字放送画面の表示データを走査する順番にYデータ、F
Gデータ、BGデータ、DAデータの各データを読み出
すためのアドレスを発生し、アドレス切り替え部8を通
って表示メモリ部2をアクセスする。そしてパラレルデ
ータとして読みだされた各データはP/S変換部9でタ
イミング発生部13からのシリアルシフトタイミング信
号に合わせて表示画素毎のシリアルなR,G,B,RI
データに変換され、透明色判断部10とラスタ切り替え
部12に入力される。一方表示領域信号発生部5ではク
ロック発生部3からのクロックとHsをカウントし、画
面上での表示領域を示す表示領域信号を発生する。ラス
タ切り替え部12では表示領域信号がアクチィブで透明
色判断部10からの信号がノンアクチィブのときにはP
/S変換部9からのR,G,B,RIデータを、それ以
外の時はラスタ色設定部11からのR,G,B,RIデ
ータを出力するのである。
【0026】次にウインド表示の動作について説明する
が上記と同様の部分の説明は省略する。ウインド表示時
は表示メモリ部2に文字放送画面の表示データとは独立
に格納されたウインドの表示データをウインドアドレス
発生部7で走査する順番にYデータ、FGデータ、BG
データ、DAデータの各データを読み出すためのアドレ
スを発生し、アドレス切り替え部8を通って表示メモリ
部2をアクセスする。そしてパラレルデータとして読み
だされたウインドの各表示データはP/S変換部9で表
示画素毎のシリアルなR,G,B,RIデータに変換さ
れるのである。以後の動作は上記と同様である。
が上記と同様の部分の説明は省略する。ウインド表示時
は表示メモリ部2に文字放送画面の表示データとは独立
に格納されたウインドの表示データをウインドアドレス
発生部7で走査する順番にYデータ、FGデータ、BG
データ、DAデータの各データを読み出すためのアドレ
スを発生し、アドレス切り替え部8を通って表示メモリ
部2をアクセスする。そしてパラレルデータとして読み
だされたウインドの各表示データはP/S変換部9で表
示画素毎のシリアルなR,G,B,RIデータに変換さ
れるのである。以後の動作は上記と同様である。
【0027】さらにウインド表示について図5の本発明
の第1の実施例の表示画面と表示メモリマップの関係図
を参照しながら説明を加える。
の第1の実施例の表示画面と表示メモリマップの関係図
を参照しながら説明を加える。
【0028】図5の(a)は図4のように表示されてい
た画面上に操作メニューウインドを表示した画面であ
り、同図の(b)はその時の表示メモリマップである。
ウインドを表示するためには表示メモリ部2において文
字放送画面の表示データ領域とは独立のウインド用の表
示データ領域にウインドの表示データを書き込み、ウイ
ンドアドレス発生部7でウインドの表示データを走査す
る順番に読みだすアドレスを発生するのである。そして
実際の表示メモリ部2へのアクセスはタイミング発生部
13からのアドレス切換タイミングによりアドレス切換
部8においてウインドの部分だけ文字放送画面のアドレ
スに切り替わってウインドのアドレスが選択され表示メ
モリ部2がアクセスされるのである。このことにより、
従来例のようなウインド表示により隠される文字放送画
面の表示データの待避/復帰の必要がなく、瞬時にウイ
ンドの表示、消去が行えるのである。
た画面上に操作メニューウインドを表示した画面であ
り、同図の(b)はその時の表示メモリマップである。
ウインドを表示するためには表示メモリ部2において文
字放送画面の表示データ領域とは独立のウインド用の表
示データ領域にウインドの表示データを書き込み、ウイ
ンドアドレス発生部7でウインドの表示データを走査す
る順番に読みだすアドレスを発生するのである。そして
実際の表示メモリ部2へのアクセスはタイミング発生部
13からのアドレス切換タイミングによりアドレス切換
部8においてウインドの部分だけ文字放送画面のアドレ
スに切り替わってウインドのアドレスが選択され表示メ
モリ部2がアクセスされるのである。このことにより、
従来例のようなウインド表示により隠される文字放送画
面の表示データの待避/復帰の必要がなく、瞬時にウイ
ンドの表示、消去が行えるのである。
【0029】上述のように、本発明の第1の実施例の表
示制御装置によれば、例えば文字放送の番組検索におい
て従来のリモコンでの該当するキーを探して入力する方
法を改善して、操作メニューウインドを画面上に表示し
そのメニューを選ぶような新しい操作(ユーザーインタ
ーフェース)を実現するときにもウインドの表示、消去
が瞬時に行えるのでユーザーに不快感を与えることはな
いのである。
示制御装置によれば、例えば文字放送の番組検索におい
て従来のリモコンでの該当するキーを探して入力する方
法を改善して、操作メニューウインドを画面上に表示し
そのメニューを選ぶような新しい操作(ユーザーインタ
ーフェース)を実現するときにもウインドの表示、消去
が瞬時に行えるのでユーザーに不快感を与えることはな
いのである。
【0030】次に本発明の第2の実施例の表示制御装置
について図面を参照しながら説明する。但し前記第1の
実施例と同様のものは同じ番号を付し説明は省略する。
図2は本発明の第2の実施例の表示制御装置の機能ブロ
ック図、図6はアスペクト比3:4と9:16の比較画
面図である。図2において14はアスペクト設定部で、
画面のアスペクト比の情報を設定するものである。15
は第1クロック発生部で、アスペクト比3:4のときの
クロックを発生するものである。16は第2クロック発
生部で、アスペクト比9:16のときのクロックを発生
するものである。17はクロック切り替え部で、第1ク
ロック発生部15からのクロックと第2クロック発生部
16からのクロックを切り換えて出力するものである。
18は第1表示領域設定部で、アスペクト比3:4の画
面上での水平方向の表示領域を第1クロック発生部15
のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期信号の
数で設定するものである。19は第2表示領域設定部
で、アスペクト比9:16の画面上での水平方向の表示
領域を第2クロック発生部16のクロック数で、垂直方
向の表示領域を水平同期信号の数で設定するものであ
る。20は表示領域切り替え部で、第1表示領域設定部
18と第2表示領域設定部19の設定値を切り換えて出
力するものである。
について図面を参照しながら説明する。但し前記第1の
実施例と同様のものは同じ番号を付し説明は省略する。
図2は本発明の第2の実施例の表示制御装置の機能ブロ
ック図、図6はアスペクト比3:4と9:16の比較画
面図である。図2において14はアスペクト設定部で、
画面のアスペクト比の情報を設定するものである。15
は第1クロック発生部で、アスペクト比3:4のときの
クロックを発生するものである。16は第2クロック発
生部で、アスペクト比9:16のときのクロックを発生
するものである。17はクロック切り替え部で、第1ク
ロック発生部15からのクロックと第2クロック発生部
16からのクロックを切り換えて出力するものである。
18は第1表示領域設定部で、アスペクト比3:4の画
面上での水平方向の表示領域を第1クロック発生部15
のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期信号の
数で設定するものである。19は第2表示領域設定部
で、アスペクト比9:16の画面上での水平方向の表示
領域を第2クロック発生部16のクロック数で、垂直方
向の表示領域を水平同期信号の数で設定するものであ
る。20は表示領域切り替え部で、第1表示領域設定部
18と第2表示領域設定部19の設定値を切り換えて出
力するものである。
【0031】以上のように構成された本発明の第2の実
施例の表示制御装置についてその動作を説明する。但し
第1の実施例と同様のものは説明を省略する。
施例の表示制御装置についてその動作を説明する。但し
第1の実施例と同様のものは説明を省略する。
【0032】まずアスペクト比3:4の画面の場合につ
いてであるが、アスペクト比の情報をアスペクト設定部
14に設定するとクロック切り替え部17では第1クロ
ック発生部15からのクロックを選択し出力する。また
表示領域切り替え部20においても第1表示領域設定部
18の設定値を選択し出力する。そして表示領域信号発
生部5ではクロック切り替え部17からのクロックとH
sを入力しそれを表示領域切り替え部20からの設定数
だけカウントして3:4の画面上での表示領域(図6
(a)の斜線部の領域)を示す表示領域信号を発生する
ものである。
いてであるが、アスペクト比の情報をアスペクト設定部
14に設定するとクロック切り替え部17では第1クロ
ック発生部15からのクロックを選択し出力する。また
表示領域切り替え部20においても第1表示領域設定部
18の設定値を選択し出力する。そして表示領域信号発
生部5ではクロック切り替え部17からのクロックとH
sを入力しそれを表示領域切り替え部20からの設定数
だけカウントして3:4の画面上での表示領域(図6
(a)の斜線部の領域)を示す表示領域信号を発生する
ものである。
【0033】次にアスペクト比9:16の画面の場合に
ついてであるが、上記3:4の場合と同様にアスペクト
比の情報をアスペクト設定部14に設定するとクロック
切り替え部17では第2クロック発生部16からのクロ
ックを選択し出力する。また表示領域切り替え部20に
おいても第2表示領域設定部19の設定値を選択し出力
する。そして表示領域信号発生部5ではクロック切り替
え部17からのクロックとHsを入力しそれを表示領域
切り替え部20からの設定数だけカウントして9:16
の画面上での表示領域(図6(b)の斜線部の領域)を
示す表示領域信号を発生するものである。他の動作は第
1の実施例と同様である。
ついてであるが、上記3:4の場合と同様にアスペクト
比の情報をアスペクト設定部14に設定するとクロック
切り替え部17では第2クロック発生部16からのクロ
ックを選択し出力する。また表示領域切り替え部20に
おいても第2表示領域設定部19の設定値を選択し出力
する。そして表示領域信号発生部5ではクロック切り替
え部17からのクロックとHsを入力しそれを表示領域
切り替え部20からの設定数だけカウントして9:16
の画面上での表示領域(図6(b)の斜線部の領域)を
示す表示領域信号を発生するものである。他の動作は第
1の実施例と同様である。
【0034】上記のように本発明の第2の実施例によれ
ば画面のアスペクト比別にクロック、表示領域信号を発
生でき9:16の画面へも文字放送画面あるいはウイン
ド画面が表示できるのである。従って、例えば9:16
の表示画面例である図7のように9:16の画面に文字
放送画面を表示し、文字放送画面の部分をつぶさずに余
った部分に操作メニューウインドを表示して操作性を向
上させることができるのである。
ば画面のアスペクト比別にクロック、表示領域信号を発
生でき9:16の画面へも文字放送画面あるいはウイン
ド画面が表示できるのである。従って、例えば9:16
の表示画面例である図7のように9:16の画面に文字
放送画面を表示し、文字放送画面の部分をつぶさずに余
った部分に操作メニューウインドを表示して操作性を向
上させることができるのである。
【0035】
【発明の効果】以上のように第1の本発明は、文字放送
画面とウインドの表示データを各々独立の領域に格納す
る表示メモリ部と、画面表示するためのクロック信号を
発生するクロック発生部と、画面上での水平方向の表示
領域を前記クロック発生部で発生するクロック信号のク
ロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期信号の数で
設定する表示領域設定部と、前記水平同期信号及び前記
クロック信号を入力し前記表示領域設定部での設定数だ
け両信号をカウントして画面上での表示領域を示す表示
領域信号を発生する表示領域信号発生部と、前記表示メ
モリ部に格納された文字放送画面の各表示データを走査
する順番に読み出すためのアドレスを発生するアドレス
発生部と、前記表示メモリ部に文字放送画面の表示デー
タとは独立した領域に格納されたウインドの表示データ
を走査する順番に読み出すためのアドレスを発生するウ
インドアドレス発生部と、前記アドレス発生部からのア
ドレスデータと前記ウインドアドス発生部からのアドレ
スデータを切り換えて前記表示メモリをアクセスするア
ドレス切り替え部と、前記表示メモリ部よりパラレルデ
ータとして読み出された各表示データを表示画素毎のシ
リアルなR,G,B,RIデータに変換して出力するパ
ラレル/シリアル変換部と、前記パラレル/シリアル変
換部からのR,G,B,RIデータが透明色データであ
るか否かを判断する透明色判断部と、画面のラスタ色を
設定するラスタ色設定部と、前記表示領域信号発生部か
らの表示領域信号及び透明色判断部からの信号により前
記パラレル/シリアル変換部からのR,G,B,RIと
前記ラスタ色設定部からのR,G,B,RIとを切り換
えるラスタ切り替え部と、前記クロック信号と前記水平
同期信号を入力し前記アドレス発生部および前記ウイン
ドアドレス発生部へのアドレス発生タイミング、前記ア
ドレス切換部へのアドレス切換タイミング、前記パラレ
ル/シリアル変換部へのシリアルシフトタイミング等を
発生するタイミング発生部とにより構成される表示制御
装置である。
画面とウインドの表示データを各々独立の領域に格納す
る表示メモリ部と、画面表示するためのクロック信号を
発生するクロック発生部と、画面上での水平方向の表示
領域を前記クロック発生部で発生するクロック信号のク
ロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期信号の数で
設定する表示領域設定部と、前記水平同期信号及び前記
クロック信号を入力し前記表示領域設定部での設定数だ
け両信号をカウントして画面上での表示領域を示す表示
領域信号を発生する表示領域信号発生部と、前記表示メ
モリ部に格納された文字放送画面の各表示データを走査
する順番に読み出すためのアドレスを発生するアドレス
発生部と、前記表示メモリ部に文字放送画面の表示デー
タとは独立した領域に格納されたウインドの表示データ
を走査する順番に読み出すためのアドレスを発生するウ
インドアドレス発生部と、前記アドレス発生部からのア
ドレスデータと前記ウインドアドス発生部からのアドレ
スデータを切り換えて前記表示メモリをアクセスするア
ドレス切り替え部と、前記表示メモリ部よりパラレルデ
ータとして読み出された各表示データを表示画素毎のシ
リアルなR,G,B,RIデータに変換して出力するパ
ラレル/シリアル変換部と、前記パラレル/シリアル変
換部からのR,G,B,RIデータが透明色データであ
るか否かを判断する透明色判断部と、画面のラスタ色を
設定するラスタ色設定部と、前記表示領域信号発生部か
らの表示領域信号及び透明色判断部からの信号により前
記パラレル/シリアル変換部からのR,G,B,RIと
前記ラスタ色設定部からのR,G,B,RIとを切り換
えるラスタ切り替え部と、前記クロック信号と前記水平
同期信号を入力し前記アドレス発生部および前記ウイン
ドアドレス発生部へのアドレス発生タイミング、前記ア
ドレス切換部へのアドレス切換タイミング、前記パラレ
ル/シリアル変換部へのシリアルシフトタイミング等を
発生するタイミング発生部とにより構成される表示制御
装置である。
【0036】従ってウインド表示をするとき、ウインド
表示により隠される文字放送画面の表示データの待避/
復帰の必要がなく瞬時にウインドの表示、消去が行える
という効果を有するのである。
表示により隠される文字放送画面の表示データの待避/
復帰の必要がなく瞬時にウインドの表示、消去が行える
という効果を有するのである。
【0037】さらに第2の本発明は、第1の本発明の構
成要素のうちクロック発生部が、画面アスペクト比3:
4のときのクロック信号を発生する第1クロック発生部
と、画面アスペクト比9:16のときのクロック信号を
発生する第2クロック発生部と、前記第1クロック発生
部からのクロック信号と前記第2クロック発生部からの
クロック信号を切り換えて出力するクロック切り替え部
とにより構成され、さらに第1の本発明の構成要素のう
ち表示領域設定部が、アスペクト比3:4の画面上での
水平方向の表示領域を前記第1クロック発生部のクロッ
ク信号のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期
信号の数で設定する第1表示領域設定部と、アスペクト
比9:16の画面上での水平方向の表示領域を前記第2
クロック発生部のクロック信号のクロック数で、垂直方
向の表示領域を水平同期信号の数で設定する第2表示領
域設定部と、前記第1表示領域設定部と前記第2表示領
域設定部の設定値を切り換えて出力する表示領域切り替
え部とにより構成され、さらに画面のアスペクト比の情
報を設定し前記クロック切り替え部及び前記表示領域切
り替え部への切り替え信号を出力するアスペクト設定部
を設けた表示制御装置である。
成要素のうちクロック発生部が、画面アスペクト比3:
4のときのクロック信号を発生する第1クロック発生部
と、画面アスペクト比9:16のときのクロック信号を
発生する第2クロック発生部と、前記第1クロック発生
部からのクロック信号と前記第2クロック発生部からの
クロック信号を切り換えて出力するクロック切り替え部
とにより構成され、さらに第1の本発明の構成要素のう
ち表示領域設定部が、アスペクト比3:4の画面上での
水平方向の表示領域を前記第1クロック発生部のクロッ
ク信号のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期
信号の数で設定する第1表示領域設定部と、アスペクト
比9:16の画面上での水平方向の表示領域を前記第2
クロック発生部のクロック信号のクロック数で、垂直方
向の表示領域を水平同期信号の数で設定する第2表示領
域設定部と、前記第1表示領域設定部と前記第2表示領
域設定部の設定値を切り換えて出力する表示領域切り替
え部とにより構成され、さらに画面のアスペクト比の情
報を設定し前記クロック切り替え部及び前記表示領域切
り替え部への切り替え信号を出力するアスペクト設定部
を設けた表示制御装置である。
【0038】従って9:16の画面に文字放送画面を表
示し、文字放送画面の部分をつぶさずに余った部分にウ
インド画面を表示させることができるという効果を有す
るのである。
示し、文字放送画面の部分をつぶさずに余った部分にウ
インド画面を表示させることができるという効果を有す
るのである。
【図1】本発明の第1の実施例における表示制御装置の
機能ブロック図
機能ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における表示制御装置の
機能ブロック図
機能ブロック図
【図3】文字放送の表示プレーン図
【図4】通常の文字放送表示画面図
【図5】本発明の第1の実施例の表示画面と表示メモリ
マップの関係図
マップの関係図
【図6】アスペクト比3:4と9:16の比較画面図
【図7】アスペクト比9:16の表示画面例
【図8】従来の表示制御装置の機能ブロック図
【図9】従来の表示制御装置の表示画面と表示メモリマ
ップの関係図
ップの関係図
2 表示メモリ部 3 クロック発生部 4 表示領域設定部 5 表示領域信号発生部 6 アドレス発生部 7 ウインドアドレス発生部 8 アドレス切り替え部 9 パラレル/シリアル変換部 10 透明色判断部 11 ラスタ色設定部 12 ラスタ色切り替え部 13 タイミング発生部 14 アスペクト設定部 15 第1クロック発生部 16 第2クロック発生部 17 クロック切り替え部 18 第1表示領域設定部 19 第2表示領域設定部 20 表示領域切り替え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/265 H04N 5/265 7/015 7/00 A 7/025 7/08 A 7/03 7/035 (56)参考文献 特開 平2−143784(JP,A) 特開 昭64−78293(JP,A) 特開 昭57−186882(JP,A) 特開 昭62−11890(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 5/14 G09G 5/00 H04N 5/265 H04N 7/08 H04N 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】文字放送画面及びウインド画面の表示デー
タを各々独立した領域に格納する表示メモリ部と、画面
表示するためのクロック信号を発生するクロック発生部
と、画面上での水平方向の表示領域を前記クロック発生
部で発生するクロック信号のクロック数で、垂直方向の
表示領域を水平同期信号の数でおのおの設定する表示領
域設定部と、前記水平同期信号及び前記クロック信号を
入力し前記表示領域設定部での設定数だけ両信号をカウ
ントして画面上での表示領域を示す表示領域信号を発生
する表示領域信号発生部と、前記表示メモリ部に格納さ
れた文字放送画面の表示データを走査する順番に読み出
すためのアドレスを発生するアドレス発生部と、前記表
示メモリ部に格納されたウインド画面の表示データを走
査する順番に読み出すためのアドレスを発生するウイン
ドアドレス発生部と、前記アドレス発生部からのアドレ
スデータと前記ウインドアドレス発生部からのアドレス
データを切り換えて前記表示メモリ部をアクセスするア
ドレス切り替え部と、前記表示メモリ部よりパラレルデ
ータとして読み出された各表示データを表示画素毎のシ
リアルなR,G,B,半輝度データRIに変換して出力
するパラレル/シリアル変換部と、前記パラレル/シリ
アル変換部からのR,G,B,半輝度データRIが透明
色データであるか否かを判断する透明色判断部と、画面
のラスタ色を設定するラスタ色設定部と、前記表示領域
信号発生部からの表示領域信号及び透明色判断部からの
信号により前記パラレル/シリアル変換部からのR,
G,B,半輝度データRIと前記ラスタ色設定部からの
R,G,B,半輝度データRIとを切り換えるラスタ切
り替え部と、前記クロック信号と前記水平同期信号を入
力し前記アドレス発生部および前記ウインドアドレス発
生部へのアドレス発生タイミング、前記アドレス切換部
へのアドレス切換タイミング、前記パラレル/シリアル
変換部へのシリアルシフトタイミングを発生するタイミ
ング発生部とにより構成される表示制御装置。 - 【請求項2】クロック発生部が、画面アスペクト比3:
4のときのクロック信号を発生する第1クロック発生部
と、画面アスペクト比9:16のときのクロック信号を
発生する第2クロック発生部と、前記第1クロック発生
部からのクロック信号と前記第2クロック発生部からの
クロック信号を切り換えて出力するクロック切り替え部
とにより構成され、表示領域設定部が、アスペクト比
3:4の画面上での水平方向の表示領域を前記第1クロ
ック発生部のクロック信号のクロック数で、垂直方向の
表示領域を水平同期信号の数でおのおの設定する第1表
示領域設定部と、アスペクト比9:16の画面上での水
平方向の表示領域を前記第2クロック発生部のクロック
信号のクロック数で、垂直方向の表示領域を水平同期信
号の数でおのおの設定する第2表示領域設定部と、前記
第1表示領域設定部と前記第2表示領域設定部の設定値
を切り換えて出力する表示領域切り替え部とにより構成
され、さらに画面のアスペクト比の情報を設定し前記ク
ロック切り替え部及び前記表示領域切り替え部への切り
替え信号を出力するアスペクト設定部とを設けた請求項
1記載の表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400585A JP2822668B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400585A JP2822668B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 表示制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04212992A JPH04212992A (ja) | 1992-08-04 |
JP2822668B2 true JP2822668B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=18510481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2400585A Expired - Fee Related JP2822668B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 表示制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2822668B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003061110A (ja) * | 2001-08-14 | 2003-02-28 | Sony Corp | 放送信号調整装置及び方法 |
JP2009104194A (ja) * | 2009-02-09 | 2009-05-14 | Sony Corp | 画像処理方法、記録媒体、画像処理装置 |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP2400585A patent/JP2822668B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04212992A (ja) | 1992-08-04 |
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