JP2821921B2 - エアーツール - Google Patents

エアーツール

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JP2821921B2
JP2821921B2 JP1328640A JP32864089A JP2821921B2 JP 2821921 B2 JP2821921 B2 JP 2821921B2 JP 1328640 A JP1328640 A JP 1328640A JP 32864089 A JP32864089 A JP 32864089A JP 2821921 B2 JP2821921 B2 JP 2821921B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スロットル機構及びリバース機構を有し
た、インパルスレンチ、インパクトレンチ、ドライバ
ー、タッパー等のエアーツールに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、この種のエアーツールには、例えば第5図
(a)(b)に示したように、スロットル機構(7)と
リバース機構(8)を、エアーツールのハンドル部
(3)にそれぞれを別体として並べて設け、それぞれの
前部に取り付けたスロットルレバー(50)及びリバース
レバー(51)の操作により、スロットル機構(7)とリ
バース機構(8)の作動を行うようにしたものが存在す
る。また、この種のエアーツールには、例えば第6図
(a)(b)に示したように、スロットル機構(7)と
リバース機構(8)を、エアーツールのハンドル部
(3)に一体として設け、スロットル機構(7)の前部
に取り付けたスロットルレバー(50)、及びリバース機
構(8)の側部に取り付けたリバースレバー(51)の操
作により、スロットル機構(7)とリバース機構(8)
の作動を行うようにしたものが存在する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のエアーツールのうち、スロ
ットル機構(7)とリバース機構(8)を、ハンドル部
(3)にそれぞれを別体として並べて設けたものでは、
ハンドル部(3)が嵩の高いものとなるという課題を有
していた。
そして、またエアーツールを多く使用している自動車
組立ライン等では、エアーホースを上方から配して、エ
アーツールを逆吊りしてぶら下げ、そのエアーホースに
バランサーを付けて使用している場合が多く、作業者は
逆吊りされているエアーツールをスロットルレバー(5
0)が前方にくるようにしてハンドル部(3)を握り、
中指でスロットルレバー(50)を操作している。このと
きに、リバースレバー(51)が薬指等に接触し、作業が
し難いという課題を有していた。
また、上記従来のエアーツールのうち、スロットル機
構(7)とリバース機構(8)を、エアーツールのハン
ドル部(3)に一体として設けていても、スロットル機
構(7)の前部に取り付けたスロットルレバー(50)、
及びリバース機構(8)の側部に取り付けたリバースレ
バー(51)を操作するものでは、スロットルレバー(5
0)とリバースレバー(51)の位置関係により操作がし
難いという課題を有していた。
そこで、この発明のエアーツールは、上記従来のエア
ーツールが有する課題を解決することを目的としてなさ
れたものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この発明では、スロットル(20)を設けた
スロットルロッド(21)を、スロットルブッシュ(22)
に摺動自在に挿入してなるスロットル機構(7)と、前
記スロットル(20)と係合するピン(23)を有すると共
に、前記スロットルブッシュ(22)を摺動自在に挿入し
た回動リバースブッシュ(24)を、固定リバースブッシ
ュ(25)に摺動自在に挿入してなるリバース機構(8)
を有したエアーツールとした。
〔作用〕
この発明では、上記手段を施したため、スロットル
(20)の押し込みにより、スロットル機構(7)の作動
を行うと共に、前記スロットル(20)の回動により、リ
バース機構(8)の作動を行うことができる。
〔実施例〕
以下、この発明のエアーツールの構成を、実施例とし
て示した図面に基づいて説明する。
この実施例は二段式スロットルとしたエアーツールを
示しており、本体(1)はハンマケース部(2)、ハン
ドル部(3)、及びモータケース部(4)から構成され
ている。
ハンマケース部(2)には、打撃機構(図示せず)等
が装備されている。そして、このハンマケース部(2)
の前方には、ビット(5)のチャック(6)が設けられ
ている。
ハンドル部(3)の上部には、スロットル機構(7)
とリバース機構(8)を一体として設けている。また、
ハンドル部(3)には、給入通路(9)及び排出通路
(10)が設けられ、さらにハンドル部(3)の下端に
は、給入通路(9)側にエアー供給口(11)、排出通路
(10)側にサイレンサー(12)が設けられている。
モータケース部(4)には、シリンダ(13)内にペイ
ン(14)及びロータ(15)等を有したエアーモータ(1
6)が装備されている。そして、このモータケース部
(4)には、ハンドル部(3)の給入通路(9)に通気
する左回転側給気路(17)及び右回転側給気路(18)、
及びハンドル部(3)の排出通路(10)に通気する排気
通路(19)が設けられている。
スロットル機構(7)は、スロットル(20)を設けた
スロットルロッド(21)を、スロットルブッシュ(22)
に摺動自在に挿入している。また、リバース機構(8)
は、前記スロットル(20)と係合するピン(23)を有す
ると共に、前記スロットルブッシュ(22)を摺動自在に
挿入した回動リバースブッシュ(24)を、固定リバース
ブッシュ(25)に摺動自在に挿入している。尚、前記ス
ロットル機構(7)のスロットル(20)は、ノブ形状と
しており、外周にローレット(20a)を形成している。
前記スロットルロッド(21)の後部外周には通気溝
(26)を形成すると共に、スロットルブッシュ(22)の
略中央部外周には通気溝(27)を形成し、これら両通気
溝(26)(27)をスロットルブッシュ(22)に穿設した
透孔(28)により連通している。さらに、スロットルブ
ッシュ(22)の前部端面と回動リバースブッシュ(24)
の前部内面とによりエアー溜り室(29)が設けられてお
り、このエアー溜り室(29)内において、スロットルロ
ッド(21)にはEリング等の係止体(30)が穿設されて
いる。
また、スロットルロッド(21)とスロットルブッシュ
(22)の摺動面、及びスロットルブッシュ(22)と回動
リバースブッシュ(24)の摺動面には、図示していない
がエアー溜り室(29)へのエアー導入のための間隙を存
在させている。尚、この間隙は、必要に応じて、スロッ
トルロッド(21)とスロットルブッシュ(22)の摺動
面、またはスロットルブッシュ(22)と回動リバースブ
ッシュ(24)の摺動面のどちらか一方に存在させてもよ
い。
前記スロットルロッド(21)の後端部には弁体(31)
が設けられており、この弁体(31)にはOリング(32)
が装着され、スロットルブッシュ(22)のエアー供給口
(33)を密閉している。さらに、スロットルブッシュ
(22)の後端部にも弁体(34)が設けられており、この
弁体(34)にもOリング(35)が装着され、固定リバー
スブッシュ(25)のエアー供給口(36)を密閉してい
る。
前記回動リバースブッシュ(24)の後部略上半部に
は、給入通路(9)と左回転側給気路(17)との連通、
または給入通路(9)と右回転側給気路(18)との連通
に切り換えるための環状溝(37)を穿設している。さら
に、回動リバースブッシュ(24)の前部と後部略下半部
には、排出通路(10)と排気通路(19)を連通させると
共に、排出通路(10)と左回転側給気路(17)との連
通、または排出通路(10)と右回転側給気路(18)との
連通に切り換えるための環状溝(38)を穿設している。
また、前記回動リバースブッシュ(24)の前端上部に
は切溝(39)を穿設し、この切溝(39)と固定リバース
ブッシュ(25)の前端上部に穿設した切溝(40)との間
に抜け止めピン(41)を挿入して、回動リバースブッシ
ュ(24)が固定リバースブッシュ(25)から抜け落ちな
いようにしている。さらに、前記回動リバースブッシュ
(24)の前端下部には切穴(42)を穿設し、この切穴
(42)にスプリング(43)の弾力を受けて挿入されたボ
ール(44)の下部が、固定リバースブッシュ(25)の前
端下部の二個所に設けた抜穴(45)(45)の一方に嵌ま
り込むことにより、回動リバースブッシュ(24)の位置
決めができるようにしている。
前記固定リバースブッシュ(25)の後部略上半部に
は、左回転側給気路(17)と回動リバースブッシュ(2
4)の環状溝(38)との連通、または左回転側給気路(1
7)と回動リバースブッシュ(24)の環状溝(37)との
連通に切り換えるための通路(46)、及び右回転側給気
路(18)と回動リバースブッシュ(24)の環状溝(37)
との連通、または右回転側給気路(18)と回動リバース
ブッシュ(24)の環状溝(38)との連通に切り換えるた
めの通路(47)を穿設している。さらに、固定リバース
ブッシュ(25)の前部と後部略下半部には、排気通路
(19)と回動リバースブッシュ(24)の環状溝(38)と
を連通させると共に、排出通路(10)と回動リバースブ
ッシュ(24)の環状溝(38)とを連通させるための通路
(48)を穿設している。
次に、この発明のエアーツールのスロットル機構
(7)とリバース機構(8)の作動状態について述べ
る。
第1図に示した状態では、エアー供給口(11)よりエ
アーを供給しても、スロットルブッシュ(22)のエアー
供給口(33)はOリング(32)により密閉されているの
で、供給したエアーは、給入通路(9)から、左回転側
給気路(17)または右回転側給気路(18)に送られな
い。そこで、一段目の操作としてスロットル(20)を、
係止体(30)がスロットルブッシュ(22)の前部端面に
当接するまで押し込むと、スロットルロッド(21)が、
第1図において右方へ摺動して、スロットルブッシュ
(22)のエアー供給口(33)が開放され、エアーは、通
気溝(26)から透孔(28)を通り、通気溝(27)から回
動リバースブッシュ(24)の環状溝(37)に到る。
エアーモータ(16)を、第1図において左方から見て
右回転させるには、スロットル(20)を右方向に回動さ
せて、回動リバースブッシュ(24)を第3図(a)、第
4図(a)の状態にする。すると、前記環状溝(37)か
らのエアーは通路(47)を通って右回転側給気路(18)
に送られ、エアーモータ(16)を右回転させる。このと
き、左回転側給気路(17)は排気通路(19)と共に排気
通路となり、エアーは通路(46)、環状溝(38)、通路
(48)を経て排出通路(10)に送られ、サイレンサー
(12)を通して外部に排出される。
次に、エアーモータ(16)を、左回転させるには、ス
ロットル(20)を左方向に回動させて(この実施例で示
したものでは、前記の右回転の状態から90度回転させ
る)、回動リバースブッシュ(24)を第3図(b)、第
4図(b)の状態にする。すると、前記環状溝(37)か
らのエアーは通路(46)を通って左回転側給気路(17)
に送られ、エアーモータ(16)を左回転させる。このと
き、右回転側給気路(18)は排気通路(19)と共に排気
通路となり、エアーは通路(47)、環状溝(38)、通路
(48)を経て排出通路(10)に送られ、サイレンサー
(12)を通して外部に排出される。
また、この実施例に示したエアーツールは、二段式ス
ロットルとしているので、二段目の操作としてスロット
ル(20)をさらに押し込んで、スロットルロッド(21)
を第1図においてさらに右方へ摺動させると、係止体
(30)によりスロットルブッシュ(22)が右方へ摺動し
て、固定リバースブッシュ(25)のエアー供給口(36)
が開放され、通気溝(27)に直接、多量のエアーが導入
されるので、上記操作によりエアーモータ(16)は全速
で右回転又は左回転する。
以上に述べたような、スロットル機構(7)とリバー
ス機構(8)の作動により、この実施例に示したエアー
ツールは、エアーモータ(16)を右回転又は左回転させ
て、打撃部(2)の打撃機構を作動させて、本体(1)
の先端に装着しているビット(5)に打撃力を伝達し
て、ビスの締め付けや緩め作業等を行う。
〔発明の効果〕
この発明のエアーツールは、以上に述べたように構成
されているので、次のような効果を有する。
先ず、この発明では、スロットル(20)の押し込みに
より、スロットル機構(7)の作動を行うと共に、前記
スロットル(20)の回動により、リバース機構(8)の
作動を行うことができるので、操作が非常にし易いもの
となった。
さらに、この発明では、スロットル機構(7)とリバ
ース機構(8)を、ハンドル部(3)に一体として設け
ているので、ハンドル部(3)が嵩の低いものとなっ
た。
また、この発明では、エアーツールを逆吊りして使用
する場合にも、リバースレバーが無いので、薬指等に接
触せず作業がし易くなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のエアーツールの一部切欠断面図。
第2図は、同エアーツールのスロットル機構とリバース
機構の拡大断面図。第3図(a)は、エアーモータを右
回転させる場合の回動リバースブッシュの回動状態を示
す第1図中のA−A線による断面図。第3図(b)は、
エアーモータを左回転させる場合の回動リバースブッシ
ュの回動状態を示す第1図中のA−A線による断面図。
第4図(a)は、エアーモータを右回転させる場合の回
動リバースブッシュの回動状態を示す第1図中のB−B
線による断面図。第4図(b)は、エアーモータを左回
転させる場合の回動リバースブッシュの回動状態を示す
第1図中のB−B線による断面図。第5図(a)は、従
来のエアーツールの一例を示す正面図。第5図(b)
は、同エアーツールの一部切欠断面図。第6図(a)
は、従来のエアーツールの他例を示す正面図。第6図
(b)は、同エアーツールの一部切欠断面図。 (7)……スロットル機構 (8)……リバース機構 (20)……スロットル (21)……スロットルロッド (22)……スロットルブッシュ (23)……ピン (24)……回動リバースブッシュ (25)……固定リバースブッシュ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットル(20)を設けたスロットルロッ
    ド(21)を、スロットルブッシュ(22)に摺動自在に挿
    入してなるスロットル機構(7)と、前記スロットル
    (20)と係合するピン(23)を有すると共に、前記スロ
    ットルブッシュ(22)を摺動自在に挿入した回動リバー
    スブッシュ(24)を、固定リバースブッシュ(25)に摺
    動自在に挿入してなるリバース機構(8)を有したこと
    を特徴とするエアーツール。
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