JP2821543B2 - 刈払機 - Google Patents
刈払機Info
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- Japan
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- shaft
- pipe
- operation pipe
- brush cutter
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Description
し、特に刈払作業を行う操作パイプに対し、刈刃部に動
力を伝達するエンジンを分離して台車に搭載し、操作パ
イプに引かれて該エンジンが地上を移動可能に構成して
なる刈払機に関する。
て、様々な刈払機が提案されている。これらの刈払機
は、一般的に操作パイプの一端側に回転刃,レシプロ刃
等を備える刈刃部が設けられ、操作パイプの他端側に前
記刈刃部を回転駆動させるエンジン等の動力源が設けら
れている。そして作業者は操作パイプに設けられている
操縦ハンドルを持って所要の作業を行うようにしてい
る。
これを持って作業する。そのため、作業負担を軽減させ
るために刈払機の軽量化が要求されると共に、作業環境
を良くするためにエンジン等の駆動源の騒音及び振動の
低減化が要求されている。
62−130422号公報に記載される刈払機が提案さ
れている。この刈払機は、図4に示すように、走行車輪
aを備える台車bにエンジンcを搭載し、該エンジンc
と操作パイプdの一端部とをフレキシブルシャフトeで
連結し、前記操作パイプdの他端部に設けられている回
転刃fに回転動力を伝達するように構成されている。そ
して作業者は、比較的重量の重いエンジンcを台車bに
て地上に接地走行させながら、騒音及び振動を感じるこ
となく操作パイプdを操作して刈払い作業を行うように
している。
の刈払機の場合、エンジンを,単に走行車輪を備えた台
車に搭載するように構成している。そのため、凹凸の地
面を移動走行させる場合にバランスが悪く、ひどい場合
には台車が転倒してしまい、作業性を悪化させてしまう
問題点が派生する。また、傾斜地で作業する場合、前記
台車にはブレーキ手段が設けられていないため、台車が
傾斜地で暴走してしまい、作業の安全性が悪化してしま
う問題点が派生する。
案出されたもので、作業負担を軽減し,作業環境を向上
させつつ作業性及び安全性の高い刈払機を提供すること
を目的とするものである。
め、本発明は、所要長さを有する操作パイプ1内に動力
伝達用シャフトが挿通され、該操作パイプ1の先端に上
記シャフトを介して駆動される刈刃部2を備え、前記操
作パイプ1に対し前記シャフトに動力を伝達するエンジ
ン3を分離して左右の接地輪4,4を有する台車に搭載
した刈払機において、上記エンジン3は、地上を走行す
る所要の外径を有した左右一対の接地輪4,4間に位置
して、該エンジン3の出力軸が左右の接地輪4,4の車
軸41,41線上に位置するようにその高さが決定され
たエンジン設置用ブラケット42を介して搭載支持し、
且つ上記エンジン3の出力軸と上記操作パイプ1の基端
部とをフレキ部材32により連結すると共に、前記フレ
キ部材32内に挿通したフレキシブルシャフト31によ
りエンジン3の出力軸と操作パイプ1内の動力伝達用シ
ャフトとを伝動連結してなることを特徴とするものであ
る。
ロットルレバー5を操作パイプ1の基端側に備え、操作
パイプ1の側から動力源の駆動制御を行うと共に、左右
一対の接地輪4,4間に搭載支持したエンジン3には左
右一対の移動規制部材6,6が軸支され、該移動規制部
材6,6は、エンジン3が操作パイプ1の側に引かれて
移動する方向には作動しないが、反対の後退方向には移
動を阻止するように可動可能に軸支してなることを特徴
とするものである。
成により、刈刃部2を駆動させるエンジン3を、地上を
走行する所要の外径を有した左右一対の接地輪4,4間
に位置して、該エンジン3の出力軸が左右の接地輪4,
4の車軸41,41線上に位置するようにその高さが決
定されたエンジン設置用ブラケット42を介して搭載支
持し、地上を移動可能にしている。そのため作業者は、
操作パイプ1のみを持って、騒音及び振動を軽減して,
まるで掃除機を操縦するように楽にエンジン3を引きな
がら刈払作業を行う。この際エンジン3は、バランスを
崩すことなく安定して地上を走行移動するようになる。
3を分離した構成にも拘わらず、エンジン3を駆動制御
するスロットルレバー5を作業者が持っている操作パイ
プ1に設けてあるため、刈払作業を適正に行うことがで
きる。
する。図1は本発明の刈払機の概略説明図である。図に
おいて符号1は操作パイプで、該操作パイプ1はアルミ
等の比較的軽量な金属で形成される中空状のパイプであ
る。また該操作パイプ1の先端部には回転刃21を備え
る刈刃部2が設けられており、図示しないが前記操作パ
イプ1内に挿通される動力伝達用シャフトを介して後に
詳しく説明するエンジン3からの動力を受けて回転駆動
する。さらに前記操作パイプ1の基端側には操縦ハンド
ル11が設けられており、該操縦ハンドル11には、エ
ンジン3の回転を制御するスロットルレバー5が設けら
れている。
を供給するエンジンで、該エンジン3は所要の外径を有
する左右一対の接地輪4の間に配設されており、操作パ
イプ1と分離して地上を移動走行可能に構成されてい
る。そして該エンジン3の出力軸と前記動力伝達用シャ
フトとはフレキシブルシャフト31で連結されており、
また該フレキシブルシャフト31はエンジン3の出力部
と操作パイプ1の基端部とを連結するフレキ部材32に
よって覆われている。
量が25cc程度の比較的小型なエンジンで、図に示す
ように、燃料タンク33がエンジン3の下側に配設され
ているタイプのものである。また、接地輪4は、少なく
とも前記エンジン3の高さより大きい外径を有するもの
で、鉄等の剛性を有する材料で形成されている。また、
図示していないが、走行振動を軽減させるために、外周
にゴム等の弾性材を配設してもよい。
けられており、該車軸41,41に跨って、断面形状が
コ字状のエンジン設置ブラケット42が前記車軸41,
41に回動自在に軸支されている。また該エンジン設置
ブラケット42は、エンジン3の中心部,本実施例では
エンジン3の出力軸が前記車軸41,41の線上に位置
するようにその高さが決定され、該エンジン設置ブラケ
ット42の上にエンジン3が設置されている。そのた
め、接地輪4を備えたエンジン3は、重量物である燃料
タンクが下側に設けられていることと、中心(重心)が
車軸41,41の線上に設けられていることに起因して
安定しており、バランスを崩すことなく地上を走行移動
することができる。また、図2に示すように、エンジン
設置ブラケット42に、持運び用の取っ手43を設けて
もよい。
規制部材6が回動自在に軸支されている。該移動規制部
材6は、図2,図3に示すように、所要幅を有するL字
状の金属部材で、軸支部分から端部までの長さが少なく
とも前記接地輪4の半径より長く形成されている。そし
て図3に示すように、フレキ部材32の突出側(図面上
で左方向)に接地輪4が走行する際には、前記移動規制
部材6は単に引きずられて、走行を規制しないが、反対
方向(図面上で右側方向)に接地輪4が走行しようとす
ると、移動規制部材6の端部が地面に当たり、その走行
を規制するように機能する。
を説明する。刈払作業を行うに際し、まずエンジン3を
始動させ、該エンジン3の動力を、フレキシブルシャフ
ト31及び操作パイプ1内に挿通される動力伝達用シャ
フトを介して回転刃21に回転動力を伝達させる。そし
て作業者は操縦ハンドル11を持ち、スロットルレバー
5を調整し、操縦ハンドル11を左右に振ることで刈払
作業を行う。また移動時には、掃除機を操作するように
フレキ部材32を引っ張ることで、接地輪4を備えるエ
ンジン3を移動走行させる。
ていることから過度な重量負担を感じることなく、楽に
刈払作業を行うことができる。また、エンジン3が操作
パイプ1より分離され地面上にあることから、騒音及び
振動を感じることなく快適に作業を行うことができる。
地輪4を備えたエンジン3はバランスが良いため、転倒
することなく安定して走行することができる。さらに凹
凸が大きい場合でも、エンジン設置ブラケット42の底
面がソリのようになり、凹凸を乗り越えることができ
る。
者がエンジン3を引く方向には移動走行するが、反対
(後退)方向には移動規制部材6によりその移動が阻止
されるため、傾斜によるエンジン3の暴走を防止するこ
とができ、作業の安全を確保することができる。
において、刈刃は回転刃を用いて説明したが、本発明は
これに限らず、レシプロ刃,コード刃のような他の刈刃
を用いても良い。
2を駆動させるエンジン3を、地上を走行する所要の外
径を有した左右一対の接地輪4,4間に位置して、該エ
ンジン3の出力軸が左右の接地輪4,4の車軸41,4
1線上に位置するようにその高さが決定されたエンジン
設置用ブラケット42を介して搭載支持し、地上を移動
可能にしているため、作業者は操作パイプ1のみを持っ
て、騒音及び振動を感じることなく楽に駆動源を引きな
がら刈払作業を行うことができ、エンジン3は、バラン
スを崩すことなく安定して地上を走行移動するようにな
る。
らず、エンジン3を駆動制御するスロットルレバー5を
作業者が持っている操作パイプ1に設けてあるため、刈
払作業を適正に行うことができる。
る。
態を示す正面図である。
態を示す側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 所要長さを有する操作パイプ(1)内に
動力伝達用シャフトが挿通され、該操作パイプ(1)の
先端に上記シャフトを介して駆動される刈刃部(2)を
備え、前記操作パイプ(1)に対し前記シャフトに動力
を伝達するエンジン(3)を分離して左右の接地輪
(4,4)を有する台車に搭載した刈払機において、 上記エンジン(3)は、地上を走行する所要の外径を有
した左右一対の接地輪(4,4)間に位置して、該エン
ジン(3)の出力軸が接地輪(4,4)の車軸(41,
41)線上に位置するようにその高さが決定されたエン
ジン設置用ブラケット(42)を介して搭載支持し、 且つ上記エンジン(3)の出力確と上記操作パイプ
(1)の基端部とをフレキ部材(32)により連結する
と共に、前記フレキ部材(32)内に挿通したフレキシ
ブルシャフト(31)によりエンジン(3)の出力軸と
操作パイプ(1)内の動力伝達用シャフトとを伝動連結
してなることを特徴とする刈払機。 - 【請求項2】 請求項1記載の刈払機において、上記エ
ンジン(3)の出力を制御するスロットルレバー(5)
を操作パイプ(1)の基端側に備え、操作パイプ(1)
の側から動力源の駆動制御を行うと共に、左右一対の接
地輪(4,4)間に搭載支持したエンジン(3)には左
右一対の移動規制部材(6,6)が軸支され、該移動規
制部材(6,6)は、エンジン(3)が操作パイプ
(1)の側に引かれて移動する方向には作動しないが、
反対の後退方向には移動を阻止するように可動可能に軸
支してなることを特徴とする刈払機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8158458A JP2821543B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 刈払機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8158458A JP2821543B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 刈払機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104741A JPH104741A (ja) | 1998-01-13 |
JP2821543B2 true JP2821543B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=15672190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8158458A Expired - Lifetime JP2821543B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 刈払機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2821543B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020009803A (ko) * | 2000-07-27 | 2002-02-02 | 계 홍 강 | 예취기 |
KR100607493B1 (ko) | 2004-11-08 | 2006-08-02 | (주)엠파워텍 | 예초기 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62130422U (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-18 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP8158458A patent/JP2821543B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH104741A (ja) | 1998-01-13 |
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