JP2819024B2 - 超電導ロータリーポンプ - Google Patents
超電導ロータリーポンプInfo
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- JP2819024B2 JP2819024B2 JP63175879A JP17587988A JP2819024B2 JP 2819024 B2 JP2819024 B2 JP 2819024B2 JP 63175879 A JP63175879 A JP 63175879A JP 17587988 A JP17587988 A JP 17587988A JP 2819024 B2 JP2819024 B2 JP 2819024B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting
- pump
- gear
- rotor
- magnet
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/101—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member with a crescent-shaped filler element, located between the inner and outer intermeshing members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
- F04C15/0057—Driving elements, brakes, couplings, transmission specially adapted for machines or pumps
- F04C15/008—Prime movers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超電導を利用したロータリーポンプに関す
る。
る。
ロータリーポンプは、周知のごとくポンプケーシング
内に収めた回転子を回転させ、その押しのけ作用で液体
を押出す形式のポンプである。これは、他の形式のポン
プに比べて一般に構造が簡単で取扱いが容易であり、呼
び水の必要がなく油等の粘性の大きい液体の圧送に適す
る。
内に収めた回転子を回転させ、その押しのけ作用で液体
を押出す形式のポンプである。これは、他の形式のポン
プに比べて一般に構造が簡単で取扱いが容易であり、呼
び水の必要がなく油等の粘性の大きい液体の圧送に適す
る。
ところで、かかるロータリーポンプの回転子はその駆
動軸をポンプとは別体のモーターに連結して、該モータ
ーにより回転駆動される。
動軸をポンプとは別体のモーターに連結して、該モータ
ーにより回転駆動される。
このように駆動機構としてのモーターを別個に必要と
しない小型の構造のポンプとして、回転子を磁力により
回転誘導することが考えられる。その一例としては、回
転子に永久磁石を組込み、一方ポンプケーシング側には
電磁コイルを設けて順次電磁コイルの極性を切換えて回
転駆動させることが挙げられる。
しない小型の構造のポンプとして、回転子を磁力により
回転誘導することが考えられる。その一例としては、回
転子に永久磁石を組込み、一方ポンプケーシング側には
電磁コイルを設けて順次電磁コイルの極性を切換えて回
転駆動させることが挙げられる。
しかし、通常の永久磁石はその大きさに応じて磁石の
強弱が定まるもので、ある程度の強い磁石を得るために
は所定の大きさの磁石を使用しなければならない。これ
に対して、回転子をスムーズにかつ大きなトルクをもっ
て回転させるためには、電磁コイルは切換え数、すなわ
ちコイル自体の個数若しくは極性の切換え箇所が多い方
がよく、これに対応しうる前記永久磁石の数も多い方が
望ましい。
強弱が定まるもので、ある程度の強い磁石を得るために
は所定の大きさの磁石を使用しなければならない。これ
に対して、回転子をスムーズにかつ大きなトルクをもっ
て回転させるためには、電磁コイルは切換え数、すなわ
ちコイル自体の個数若しくは極性の切換え箇所が多い方
がよく、これに対応しうる前記永久磁石の数も多い方が
望ましい。
従って、トルクの大きいポンプを得ようとすると数多
くの永久磁石を回転子に組込むことになり、回転子が大
きくなりポンプ自体も大型化してしまう。
くの永久磁石を回転子に組込むことになり、回転子が大
きくなりポンプ自体も大型化してしまう。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、別途モ
ーター等の駆動機構が不要で、しかも小型で強力なロー
タリーポンプである超電導ロータリーポンプを提供する
ことにある。
ーター等の駆動機構が不要で、しかも小型で強力なロー
タリーポンプである超電導ロータリーポンプを提供する
ことにある。
本発明は前記目的を達成するため、流入口と流出口を
有するケーシングに、回転子としての外歯式歯車を固定
軸で軸支し、また、回転子としてこの外歯式歯車に偏心
して噛合する内歯式歯車を納め、さらに、外歯式歯車と
内歯式歯車の間に半月状仕切部材を介在させたギヤポン
プの前記内歯式歯車に超電導磁石を配設し、この超電導
磁石に対して超電導コイルを、超電導磁石に1個の超電
導コイルが相対的に設けられ、さらに、隣接する超電導
磁石同士の間にも超電導コイルが1個配置されるように
前記ケーシングに配設したことを要旨とするものであ
る。
有するケーシングに、回転子としての外歯式歯車を固定
軸で軸支し、また、回転子としてこの外歯式歯車に偏心
して噛合する内歯式歯車を納め、さらに、外歯式歯車と
内歯式歯車の間に半月状仕切部材を介在させたギヤポン
プの前記内歯式歯車に超電導磁石を配設し、この超電導
磁石に対して超電導コイルを、超電導磁石に1個の超電
導コイルが相対的に設けられ、さらに、隣接する超電導
磁石同士の間にも超電導コイルが1個配置されるように
前記ケーシングに配設したことを要旨とするものであ
る。
本発明によれば、内歯式歯車に配設する永久磁石は超
電導コイルにより永久電流が流れるものであるから小型
で強力なものとなる。そして、ケーシング側に配設した
超電導コイルの極性を順次切換えて超電導磁石を磁気誘
導することで回転子としての内歯式歯車を回転させ、ポ
ンプ作用をさせる。
電導コイルにより永久電流が流れるものであるから小型
で強力なものとなる。そして、ケーシング側に配設した
超電導コイルの極性を順次切換えて超電導磁石を磁気誘
導することで回転子としての内歯式歯車を回転させ、ポ
ンプ作用をさせる。
また、1個の超電導磁石に複数の超電導コイルが対応
するように設けられているので、効率がよいものとする
ことができる。
するように設けられているので、効率がよいものとする
ことができる。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の超電導ロータリーポンプの1実施例
を示す縦断正面図、第2図は同上縦断側面図、第3図は
同上背面図で、図中1はポンプ8のケーシングで、各面
に流入口2と流出口3を有する。
を示す縦断正面図、第2図は同上縦断側面図、第3図は
同上背面図で、図中1はポンプ8のケーシングで、各面
に流入口2と流出口3を有する。
図示のポンプ8はギヤポンプの場合で、回転子とし
て、ケーシング1に固設した固定軸4で軸支する外歯式
歯車5とこの歯車5に偏心して噛合する内歯式歯車6を
前記ケーシング1内に納め、また外歯式歯車5,内歯式歯
車6の間にケーシング1に固設する半月状仕切部材7を
介在させた。
て、ケーシング1に固設した固定軸4で軸支する外歯式
歯車5とこの歯車5に偏心して噛合する内歯式歯車6を
前記ケーシング1内に納め、また外歯式歯車5,内歯式歯
車6の間にケーシング1に固設する半月状仕切部材7を
介在させた。
このようなギヤポンプ8の内歯式歯車6の外周に、超
電導磁石9を、例えば各歯毎に埋設する。ちなみに、超
電導磁石とは電気抵抗ゼロという超電導体をコイル状に
し、これに励磁電源から電流を流したあとで該電源を切
離し、コイル内に永久電流が流れるようにしたものであ
る。
電導磁石9を、例えば各歯毎に埋設する。ちなみに、超
電導磁石とは電気抵抗ゼロという超電導体をコイル状に
し、これに励磁電源から電流を流したあとで該電源を切
離し、コイル内に永久電流が流れるようにしたものであ
る。
この超電導磁石9に対向するように、ケーシング1側
に超電導コイル10を配設した。この超電導コイル10は第
1図からも判るように、超電導磁石9に1個の超電導コ
イル10が相対的に設けられるものとして、さらに、隣接
する超電導磁石9同士の間にも超電導コイル10が1個配
置されるものとした。
に超電導コイル10を配設した。この超電導コイル10は第
1図からも判るように、超電導磁石9に1個の超電導コ
イル10が相対的に設けられるものとして、さらに、隣接
する超電導磁石9同士の間にも超電導コイル10が1個配
置されるものとした。
そして、超電導コイル10は内歯式歯車6の回転に同期
して切換わる切換手段(図示せず)を介して電源に接続
する。
して切換わる切換手段(図示せず)を介して電源に接続
する。
次に、動作について説明すると、超電導コイル10を切
換手段を介して電源に接続すると、超電導コイル10に生
じた磁力と、超電導磁石9との磁力により、回転力が生
じ、内歯式歯車6は回転する。内歯式歯車6が回転する
とこの内歯式歯車6に噛合する外歯式歯車5も回転す
る。
換手段を介して電源に接続すると、超電導コイル10に生
じた磁力と、超電導磁石9との磁力により、回転力が生
じ、内歯式歯車6は回転する。内歯式歯車6が回転する
とこの内歯式歯車6に噛合する外歯式歯車5も回転す
る。
内歯式歯車6と外歯式歯車5とは両者偏心しており、
その噛合個所では隙間がなく、流入口2の付近で隙間が
増加し、流出口3付近で隙間が減少するのでその体積変
化でポンプ作用が得られ、流入口2からケーシング1内
に入った液体は流出口3から押し出されていく。
その噛合個所では隙間がなく、流入口2の付近で隙間が
増加し、流出口3付近で隙間が減少するのでその体積変
化でポンプ作用が得られ、流入口2からケーシング1内
に入った液体は流出口3から押し出されていく。
以上述べたように本発明の超電導ロータリーポンプ
は、別途モーター等の駆動機構を必要としないものであ
り、しかも小型でも強力で、またエネルギーの補給が不
要な超電導磁石を回転子としての内歯式歯車に設けるの
で、回転子を大きくしなくても数多くの磁石を設けて小
型で強力なポンプとすることができるものである。さら
に、ケーシングに設けるコイルも超電導コイルを使用し
たので、小型で強力なポンプが得られるものである。
は、別途モーター等の駆動機構を必要としないものであ
り、しかも小型でも強力で、またエネルギーの補給が不
要な超電導磁石を回転子としての内歯式歯車に設けるの
で、回転子を大きくしなくても数多くの磁石を設けて小
型で強力なポンプとすることができるものである。さら
に、ケーシングに設けるコイルも超電導コイルを使用し
たので、小型で強力なポンプが得られるものである。
しかも、この超電導コイルは複数個が1個の超電導磁
石に対応して設けられるので、効率のよいロータリーポ
ンプとすることができるものである。
石に対応して設けられるので、効率のよいロータリーポ
ンプとすることができるものである。
第1図は本発明の超電導ロータリーポンプの縦断正面
図、第2図は同上縦断側面図、第3図は同上背面図であ
る。 1……ケーシング、2……流入口 3……流出口、4……固定軸 5……外歯式歯車、6……内歯式歯車 7……半月状仕切部材、8……ポンプ 9……超電導磁石、10……超電導コイル
図、第2図は同上縦断側面図、第3図は同上背面図であ
る。 1……ケーシング、2……流入口 3……流出口、4……固定軸 5……外歯式歯車、6……内歯式歯車 7……半月状仕切部材、8……ポンプ 9……超電導磁石、10……超電導コイル
Claims (1)
- 【請求項1】流入口と流出口を有するケーシングに、回
転子としての外歯式歯車を固定軸で軸支し、また、回転
子としてこの外歯式歯車に偏心して噛合する内歯式歯車
を納め、さらに、外歯式歯車と内歯式歯車の間に半月状
仕切部材を介在させたギヤポンプの前記内歯式歯車に超
電導磁石を配設し、この超電導磁石に対して超電導コイ
ルを、超電導磁石に1個の超電導コイルが相対的に設け
られ、さらに、隣接する超電導磁石同士の間にも超電導
コイルが1個配置されるように前記ケーシングに配設し
たことを特徴とする超電導ロータリーポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63175879A JP2819024B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 超電導ロータリーポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63175879A JP2819024B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 超電導ロータリーポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0227181A JPH0227181A (ja) | 1990-01-29 |
JP2819024B2 true JP2819024B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=16003808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63175879A Expired - Fee Related JP2819024B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 超電導ロータリーポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2819024B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0769621A1 (de) * | 1995-09-26 | 1997-04-23 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Förderung Der Angewandten Forschung E.V. | Mikropumpe und Mikromotor |
WO2005083233A1 (de) * | 2004-02-26 | 2005-09-09 | Matthias Richard Voser | Drehkolbenmaschine |
DE102007035239A1 (de) | 2007-07-25 | 2009-01-29 | Joma-Hydromechanic Gmbh | Rotorpumpe |
JP2011058441A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Jtekt Corp | 電動ポンプユニット |
CN107084129A (zh) * | 2017-06-28 | 2017-08-22 | 辽宁科技大学 | 一种安装在管道内的磁力驱动微型齿轮泵 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01257792A (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-13 | Fujitsu Ltd | ポンプ装置 |
-
1988
- 1988-07-14 JP JP63175879A patent/JP2819024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227181A (ja) | 1990-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |