JP2817371B2 - 体動検出装置 - Google Patents
体動検出装置Info
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- JP2817371B2 JP2817371B2 JP2200557A JP20055790A JP2817371B2 JP 2817371 B2 JP2817371 B2 JP 2817371B2 JP 2200557 A JP2200557 A JP 2200557A JP 20055790 A JP20055790 A JP 20055790A JP 2817371 B2 JP2817371 B2 JP 2817371B2
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- Japan
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- mattress
- body movement
- detection device
- motion detection
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は寝床上の人体の寝返り等の粗大な体動から心
拍や呼吸等による微細な体動までを検出する体動検出装
置に関するものである。
拍や呼吸等による微細な体動までを検出する体動検出装
置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の体動検出装置を第３図および第４図に
基づいて説明する。なお、第４図は第３図のAA線断面を
表わしている。この体動検出装置は図に示すように、絶
縁板１の両面に２枚の金属板または金属網状のアンテナ
部材2a、2bを取り付けて、その上部に互いに異なる絶縁
定数を有する絶縁材3a,3bで形成した活性層３を重ね
て、さらにこれらを可撓性のシールド４でカバーするこ
とにより形成した記録マツト５を、マツトレス６の下に
敷き、アンテナ部材2a、2bを増幅器７を介して記録装置
８に接続するものであった。（例えば、特開昭55−1605
39号公報）そして、上記構成により、ベッド13上に寝て
いる人の体動によって衣服、寝具またはマットレス６に
生じた静電荷の変化による電位差を増幅し記録してい
た。
基づいて説明する。なお、第４図は第３図のAA線断面を
表わしている。この体動検出装置は図に示すように、絶
縁板１の両面に２枚の金属板または金属網状のアンテナ
部材2a、2bを取り付けて、その上部に互いに異なる絶縁
定数を有する絶縁材3a,3bで形成した活性層３を重ね
て、さらにこれらを可撓性のシールド４でカバーするこ
とにより形成した記録マツト５を、マツトレス６の下に
敷き、アンテナ部材2a、2bを増幅器７を介して記録装置
８に接続するものであった。（例えば、特開昭55−1605
39号公報）そして、上記構成により、ベッド13上に寝て
いる人の体動によって衣服、寝具またはマットレス６に
生じた静電荷の変化による電位差を増幅し記録してい
た。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、記録マツト５の
構成が上記のように複雑な上、面積もマットレスと同じ
くらい大きいので、製造上コストが高く実用的でない
上、記録マット５自体に透湿性や吸湿性がないため継続
して使用するとマットレス６等に湿分がたまり不快にな
るといった課題を有していた。
構成が上記のように複雑な上、面積もマットレスと同じ
くらい大きいので、製造上コストが高く実用的でない
上、記録マット５自体に透湿性や吸湿性がないため継続
して使用するとマットレス６等に湿分がたまり不快にな
るといった課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、安いコ
ストでしかも寝具のもつ透湿性や吸湿性を損わずに体動
を検出する装置を提供することを目的とする。
ストでしかも寝具のもつ透湿性や吸湿性を損わずに体動
を検出する装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の体動検出装置は、
可撓性を有した圧電素子と、前記圧電素子の出力を記録
する記録装置とからなり、前記圧電素子は人体が就寝し
た際に胸部の真下に位置するようマットレス、ふとん、
シーツ等の寝具の表面または内部に配設されたものであ
る。
可撓性を有した圧電素子と、前記圧電素子の出力を記録
する記録装置とからなり、前記圧電素子は人体が就寝し
た際に胸部の真下に位置するようマットレス、ふとん、
シーツ等の寝具の表面または内部に配設されたものであ
る。
作用 本発明は上記の構成によって、寝床内に配設された圧
電素子が体動による変形を受け圧電効果による電圧が発
生するとそれを記録する。
電素子が体動による変形を受け圧電効果による電圧が発
生するとそれを記録する。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第１図は同実施例をベッド13に設置した場合の斜視
図である。同図において、９は可撓性のある圧電素子で
できた体動検出手段で、ここでは、ポリフッ化ビニリデ
ン（PVDF）等の高分子圧電材料を薄膜状にし両面に可撓
性の電極膜を付着させたものをテープ状に成型したもの
で、製造コストが比較的安く大量に生産できるものであ
る。体動検出手段９は人体が就寝した際に胸部の真下に
位置するようマットレス10の表面に接着用のテープで固
定されている。11は増幅器、12は記録装置である。
る。第１図は同実施例をベッド13に設置した場合の斜視
図である。同図において、９は可撓性のある圧電素子で
できた体動検出手段で、ここでは、ポリフッ化ビニリデ
ン（PVDF）等の高分子圧電材料を薄膜状にし両面に可撓
性の電極膜を付着させたものをテープ状に成型したもの
で、製造コストが比較的安く大量に生産できるものであ
る。体動検出手段９は人体が就寝した際に胸部の真下に
位置するようマットレス10の表面に接着用のテープで固
定されている。11は増幅器、12は記録装置である。
上記構成において、圧電素子が体動による変形を受け
ると圧電効果による電圧が発生し、それを増幅器11で増
幅して記録装置12で記録を行なう。ここで、圧電素子は
人体が就寝した際に胸部の真下に位置するようマットレ
ス10の表面に固定されているので、寝床上の人体の寝返
り等の粗大な体動はもちろんのこと心拍や呼吸等による
微細な体動までを検出することができる。第２図a,bに
その出力結果を示す。入床や寝返り等の粗大な体動によ
り大きな出力が得られている一方で、安静状態では心拍
や呼吸等に伴う微小な体動によるレベルの小さな出力が
得られる。
ると圧電効果による電圧が発生し、それを増幅器11で増
幅して記録装置12で記録を行なう。ここで、圧電素子は
人体が就寝した際に胸部の真下に位置するようマットレ
ス10の表面に固定されているので、寝床上の人体の寝返
り等の粗大な体動はもちろんのこと心拍や呼吸等による
微細な体動までを検出することができる。第２図a,bに
その出力結果を示す。入床や寝返り等の粗大な体動によ
り大きな出力が得られている一方で、安静状態では心拍
や呼吸等に伴う微小な体動によるレベルの小さな出力が
得られる。
上記作用により、体動検出手段が従来のような複雑な
構成ではなく形状も小さいので、従来に比べて安いコス
トで製造できる上、どのようなベッドにでも簡単に装着
して体動が検出できるといった効果がある。また、形状
および設置位置が寝具のもつ透湿性や吸湿性を損わない
ようになっているので、従来のように継続して使用する
とマットレスに湿分がたまり不快になるといったことが
ない。
構成ではなく形状も小さいので、従来に比べて安いコス
トで製造できる上、どのようなベッドにでも簡単に装着
して体動が検出できるといった効果がある。また、形状
および設置位置が寝具のもつ透湿性や吸湿性を損わない
ようになっているので、従来のように継続して使用する
とマットレスに湿分がたまり不快になるといったことが
ない。
圧電素子のマットレスへの配設としては、マットレス
の表面に熱圧着により固定したり、使い勝手を考慮して
圧電素子の片面にマジックテープを接合してマットレス
と着脱可能にしたりすることもできる。さらに、この装
置を常設する場合は圧電素子をマットレスの内部に配設
するようにしてもよい。
の表面に熱圧着により固定したり、使い勝手を考慮して
圧電素子の片面にマジックテープを接合してマットレス
と着脱可能にしたりすることもできる。さらに、この装
置を常設する場合は圧電素子をマットレスの内部に配設
するようにしてもよい。
また、ベッド以外の寝具を使用して体動検出する場合
には、圧電素子をふとんやシーツ等の寝具の表面または
内部にテープで固定すればよく、上記と同様の作用が得
られる。
には、圧電素子をふとんやシーツ等の寝具の表面または
内部にテープで固定すればよく、上記と同様の作用が得
られる。
発明の効果 以上のように本発明の体動検出装置によれば次の効果
が得られる。
が得られる。
体動検出手段が従来のような複雑な構成でなく形状も
小さいので、従来に比べて安いコストで製造できる上、
どのようなベッドにでも簡単に装着して体動が検出でき
る。また、形状および設置位置が寝具のもつ透湿性や吸
湿性を損わないようになっているので、従来のように継
続して使用するとマットレスに湿分がたまり不快になる
といったことがない。
小さいので、従来に比べて安いコストで製造できる上、
どのようなベッドにでも簡単に装着して体動が検出でき
る。また、形状および設置位置が寝具のもつ透湿性や吸
湿性を損わないようになっているので、従来のように継
続して使用するとマットレスに湿分がたまり不快になる
といったことがない。
第１図は本発明の一実施例における体動検出装置の斜視
図、第２図ａは同装置の体動検出手段からの出力結果を
示す波形図、第２図ｂは第２図ａの拡大波形図、第３図
は従来の体動検出装置の断面図、第４図は第３図に示す
体動検出装置のAA線断面図である。 ９……体動検出手段、10……マットレス、 11……増幅器、12……記録装置。
図、第２図ａは同装置の体動検出手段からの出力結果を
示す波形図、第２図ｂは第２図ａの拡大波形図、第３図
は従来の体動検出装置の断面図、第４図は第３図に示す
体動検出装置のAA線断面図である。 ９……体動検出手段、10……マットレス、 11……増幅器、12……記録装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61B 5/11,5/113 A61B 5/00 A61B 5/024
Claims (1)
- 【請求項１】可撓性を有した圧電素子と、前記圧電素子
の出力を記録する記録装置とからなり、前記圧電素子は
人体が就寝した際に胸部の真下に位置するようマットレ
ス、ふとん、シーツ等の寝具の表面または内部に配設さ
れた体動検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2200557A JP2817371B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-07-26 | 体動検出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4177490 | 1990-02-22 | ||
| JP2-41774 | 1990-02-22 | ||
| JP2200557A JP2817371B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-07-26 | 体動検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03272744A JPH03272744A (ja) | 1991-12-04 |
| JP2817371B2 true JP2817371B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=26381435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2200557A Expired - Fee Related JP2817371B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-07-26 | 体動検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2817371B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3098843B2 (ja) * | 1992-03-19 | 2000-10-16 | 松下電器産業株式会社 | 車載用心拍検出装置 |
| JP2867895B2 (ja) * | 1994-10-04 | 1999-03-10 | 松下電器産業株式会社 | 就寝装置 |
| GB0010579D0 (en) * | 2000-05-02 | 2000-06-21 | Central Research Lab Ltd | A physiological monitor and related system |
| JP7228226B2 (ja) * | 2018-12-07 | 2023-02-24 | 西川株式会社 | 敷き寝具 |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP2200557A patent/JP2817371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03272744A (ja) | 1991-12-04 |
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Legal Events
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