JP2816995B2 - 樹脂モールドモータ - Google Patents
樹脂モールドモータInfo
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- JP2816995B2 JP2816995B2 JP26519489A JP26519489A JP2816995B2 JP 2816995 B2 JP2816995 B2 JP 2816995B2 JP 26519489 A JP26519489 A JP 26519489A JP 26519489 A JP26519489 A JP 26519489A JP 2816995 B2 JP2816995 B2 JP 2816995B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ステータを樹脂製モールド材で被覆した樹
脂モールドモータに関する。
脂モールドモータに関する。
(従来の技術) 第3図は従来の樹脂モールドモータを示す断面図であ
って、1はステータコア、2はステータコイル、3は端
子、4はコネクタ、5は樹脂製のモールド材、6はシャ
フト、7はシャフト6に圧入されたロータ、8a,8bはシ
ャフト6の両端部に設けられた軸受、9は軸受ハウジン
グ、10はセンサである。
って、1はステータコア、2はステータコイル、3は端
子、4はコネクタ、5は樹脂製のモールド材、6はシャ
フト、7はシャフト6に圧入されたロータ、8a,8bはシ
ャフト6の両端部に設けられた軸受、9は軸受ハウジン
グ、10はセンサである。
同図において、ステータコア1にステータコイル2を
挿入して、図示しない電源と接続する端子3をモールド
したコネクタ4と共に樹脂製モールド材5で覆ってい
る。センサ10は、ステータコイル2に近接して樹脂製モ
ールド材5の内部に設けられており、ロータ7が何等か
の原因で動作ロック状態になった時、熱を帯びるステー
タコイル2の温度を検知し、所定の温度以上になったら
センサ10が、電源を切るように動作して、ステータコイ
ル2のレャーショートや焼損を防止している。
挿入して、図示しない電源と接続する端子3をモールド
したコネクタ4と共に樹脂製モールド材5で覆ってい
る。センサ10は、ステータコイル2に近接して樹脂製モ
ールド材5の内部に設けられており、ロータ7が何等か
の原因で動作ロック状態になった時、熱を帯びるステー
タコイル2の温度を検知し、所定の温度以上になったら
センサ10が、電源を切るように動作して、ステータコイ
ル2のレャーショートや焼損を防止している。
(発明が解決しようとする課題) 上記の従来技術において、例えば洗濯機などに使用さ
れるモータは体積が大きく、樹脂モールドして部品を固
定する場合、大きな注入圧が必要であるため、センサ10
を樹脂製モールド材5の内部に埋設すると、センサ10
が、前記注入圧のため変形し、正常に動作しないという
問題があった。
れるモータは体積が大きく、樹脂モールドして部品を固
定する場合、大きな注入圧が必要であるため、センサ10
を樹脂製モールド材5の内部に埋設すると、センサ10
が、前記注入圧のため変形し、正常に動作しないという
問題があった。
このため、センサ10の変形を防止するために、センサ
10をケースに入れて樹脂モールドする構成のものもある
が、この構成ではセンサ10とケースの間に間隙が存在
し、検知反応が遅くなり、部品点数が増えてコストアッ
プになるという問題があった。
10をケースに入れて樹脂モールドする構成のものもある
が、この構成ではセンサ10とケースの間に間隙が存在
し、検知反応が遅くなり、部品点数が増えてコストアッ
プになるという問題があった。
また樹脂モールド後にセンサ10の不良が判明した場
合、ステータの完成品を廃棄しなくてはならず、損失を
生じていた。
合、ステータの完成品を廃棄しなくてはならず、損失を
生じていた。
本発明の目的は、部品点数を増加せずに、温度検知セ
ンサの固定時における変形を防止して、コストダウンが
図れる樹脂モールドモータを提供することにある。
ンサの固定時における変形を防止して、コストダウンが
図れる樹脂モールドモータを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は、コネクタの端
子部を絶縁および固定するためのハウジングの成形時に
ステータコイル設置部分の近傍に温度検知センサを同時
に埋設し、その後、前記コネクタおよびステータコイル
を含むステータ全体を樹脂製モールド材で被覆したこと
を特徴とする。
子部を絶縁および固定するためのハウジングの成形時に
ステータコイル設置部分の近傍に温度検知センサを同時
に埋設し、その後、前記コネクタおよびステータコイル
を含むステータ全体を樹脂製モールド材で被覆したこと
を特徴とする。
(作 用) 上記の手段を採用したため、温度検知センサが、形状
の小さいコネクタのハウジングの成形時、すなわち成形
圧の小さい時にハウジングに埋設されて固定されるの
で、変形を生じなくなる。
の小さいコネクタのハウジングの成形時、すなわち成形
圧の小さい時にハウジングに埋設されて固定されるの
で、変形を生じなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の樹脂モールドモータの一実施例を示
す断面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図であ
って、第3図で説明した部材に対応する部材には同一符
号を付した。
す断面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図であ
って、第3図で説明した部材に対応する部材には同一符
号を付した。
第1図,第2図において、端子3と温度検知センサ11
とが、コネクタ4のハウジング12の成形時に同時に埋設
されて固定される。その後、ステータコア1にステータ
コイル2を挿入した状態で、ハウジング12と共にステー
タ全体を樹脂製モールド材13により被覆する。
とが、コネクタ4のハウジング12の成形時に同時に埋設
されて固定される。その後、ステータコア1にステータ
コイル2を挿入した状態で、ハウジング12と共にステー
タ全体を樹脂製モールド材13により被覆する。
この時、温度検知センサ11は、成形圧の小さな小型の
コネクタ4のハウジング12を成形する時にハウジング12
に埋設されることにより、変形を生じることがない。従
って、温度検知センサ11の外装ケースの強度は、成形圧
に耐えられる一定以上のレベルの材料であればよく、設
計の自由度が大きくなる。またハウジング12の成形後に
温度検知センサ11の特性チェックをして、不良であるこ
とが判明しても、ハウジング12を廃棄すればよく、従来
のステータ部分を廃棄するものに比べ損失が少ない。
コネクタ4のハウジング12を成形する時にハウジング12
に埋設されることにより、変形を生じることがない。従
って、温度検知センサ11の外装ケースの強度は、成形圧
に耐えられる一定以上のレベルの材料であればよく、設
計の自由度が大きくなる。またハウジング12の成形後に
温度検知センサ11の特性チェックをして、不良であるこ
とが判明しても、ハウジング12を廃棄すればよく、従来
のステータ部分を廃棄するものに比べ損失が少ない。
前記温度検知センサ11は、ロータ7が何等かの原因で
動作ロックしてステータコイル2とロータ7の温度が上
昇し、所定の温度以上になった時に動作して、電源をオ
フにし、ステータコイル2のレャーショートあるいは発
火などを防止している。
動作ロックしてステータコイル2とロータ7の温度が上
昇し、所定の温度以上になった時に動作して、電源をオ
フにし、ステータコイル2のレャーショートあるいは発
火などを防止している。
なお温度検知センサ11は、電気的なもの、あるいは機
械的なものでもよく、温度検知をし、電源のオン・オフ
をするか、また電源のオン・オフに係る信号を出力する
ものが使用できる。
械的なものでもよく、温度検知をし、電源のオン・オフ
をするか、また電源のオン・オフに係る信号を出力する
ものが使用できる。
(発明の効果) 本発明によれば、特別なケースを使用せずに、成形圧
が小さくてよい小型のコネクタのハウジングの成形時に
温度検知センサを埋設することで、温度検知センサの固
定時の変形が防止でき、コストダウンが図れる樹脂モー
ルドモータを提供できる。
が小さくてよい小型のコネクタのハウジングの成形時に
温度検知センサを埋設することで、温度検知センサの固
定時の変形が防止でき、コストダウンが図れる樹脂モー
ルドモータを提供できる。
第1図は本発明による樹脂モールドモータの一実施例を
示す断面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図、
第3図は従来の樹脂モールドモータを示す断面図であ
る。 1……ステータコア、2……ステータコイル、3……端
子、4……コネクタ、6……シャフト、7……ロータ、
8a,8b……軸受、9……軸受ハウジング、11……温度検
知センサ、12……ハウジング、13……樹脂製モールド
材。
示す断面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図、
第3図は従来の樹脂モールドモータを示す断面図であ
る。 1……ステータコア、2……ステータコイル、3……端
子、4……コネクタ、6……シャフト、7……ロータ、
8a,8b……軸受、9……軸受ハウジング、11……温度検
知センサ、12……ハウジング、13……樹脂製モールド
材。
Claims (1)
- 【請求項1】コネクタの端子部を絶縁および固定するた
めのハウジングの成形時にステータコイル設置部分の近
傍に温度検知センサを同時に埋設し、その後、前記コネ
クタおよびステータコイルを含むステータ全体を樹脂製
モールド材で被覆したことを特徴とする樹脂モールドモ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26519489A JP2816995B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 樹脂モールドモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26519489A JP2816995B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 樹脂モールドモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03128638A JPH03128638A (ja) | 1991-05-31 |
JP2816995B2 true JP2816995B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17413853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26519489A Expired - Fee Related JP2816995B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 樹脂モールドモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2816995B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002252958A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | ブラシレスdcモータ |
KR100414293B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2004-01-07 | 주식회사 엘지이아이 | 전동기의 커넥터 조립체구조 |
JP5396842B2 (ja) * | 2008-12-09 | 2014-01-22 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機と回転電機の製造方法 |
JP2011045177A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Toyota Motor Corp | ステータおよびその製造方法ならびに回転電機 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP26519489A patent/JP2816995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03128638A (ja) | 1991-05-31 |
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Legal Events
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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