JP2816642B2 - 放射線源検出及び位置特定装置 - Google Patents

放射線源検出及び位置特定装置

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JP2816642B2
JP2816642B2 JP5344950A JP34495093A JP2816642B2 JP 2816642 B2 JP2816642 B2 JP 2816642B2 JP 5344950 A JP5344950 A JP 5344950A JP 34495093 A JP34495093 A JP 34495093A JP 2816642 B2 JP2816642 B2 JP 2816642B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線応答型の腹腔鏡
装置に係り、更に詳細には放射線源検出及び位置特定装
置に係る。
【0002】
【発明の背景】結腸癌や直腸癌の治療のための現在及び
これまでの方法は、期判定の目的で、腫瘍の拡がりの成
り行きや手術をするかしないかの選択に基づいている。
手術の選択が行われると、一般に腫瘍の物理的位置が検
出され腫瘍が外科的に切除される。外科医がかかる外科
手術の一部として腫瘍性組織を検出しその位置を特定す
ることを補助する目的で、当技術分野に於ては従来より
種々の方法が開発されている(「腫瘍性組織」は癌組織
と指称されることが多いが、当技術分野に於て使用され
る用語には悪性腫瘍や悪性腫瘍細胞という用語も見られ
る。「腫瘍性組織」なる用語はこれらの全てを包含する
ものである)。検出の目的で放射性標識された抗体を使
用することによって外科医が腫瘍性組織の位置を特定す
ることを補助する種々の努力が従来より行われている。
例えば一つの方法は比較的高いエネルギ、例えば 131
にて標識された抗体が注射された患者をシンチレーショ
ンスキャニングすることを含んでいる。かかるフォトス
キャニングやシンチレーションスキャニングによれば、
血液プールの背景放射能に起因して判読することが困難
なシンチグラムしか得られない。また画像を向上させる
目的で放射能を有する血液プール物質をコンピュータに
よって減算除去したり二種類の標識された抗体(一方は
腫瘍に特異的であり他方は腫瘍に特異的ではない)を使
用する方法が従来より試みられている。しかしこれらの
方法はCATスキャン、磁気共鳴画像法等の従来の方法
に比してあるとしても殆ど有用な情報を外科医に与える
ことができない。一般に手術現場に於て観察することに
より、特に触診、即ち正常な組織の感触との対比に於け
る腫瘍の感触判断により外科医は大きい腫瘍の位置を容
易に特定することができる。しかし手術を成功させるた
めには、外科医は潜在性の腫瘍、即ち観察や触診という
従来の外科法によっては発見することが困難な腫瘍の位
置をなんとかして特定する必要がある。かかる潜在性の
腫瘍の位置を特定したり除去することができなければ、
患者の体内に於て癌が成長し、再発性の癌と誤って判断
されることが多い状態になる。一般に従来のガンマ線カ
メラ等を使用する方法の如き従来の診断法は潜在性の腫
瘍を発見したりその位置を特定したりすることができな
い。腫瘍部分の大きさが小さければ小さいほど、ある与
えられた腫瘍部分に於ける放射性核種の濃度は、画像形
成の観点からすると、患者の体内に於て血液プールの放
射線が必ず存在する背景中に埋没し易くなる。
【0003】1988年11月8日付にて発行された米
国特許第4,782,840号に於ては、かかるシンチ
レーションスキャニング法が再考され、腫瘍の位置を特
定し腫瘍を識別し除去するための遥かに改善された方法
が記載されている。この方法に於ては、放射性標識され
た抗体及び放射能の部位を検出するために手術中に外科
医によって使用される携帯型の放射線検出プローブが使
用される。検出プローブを標識された抗体に近付けるこ
とができるので、潜在性の腫瘍部分に於て腫瘍性組織よ
り放射される僅かな放射線も例えば一部には放射線伝播
の逆二乗則が適用されることによって検出可能になる。
この方法はRadioimmunoguided Surgeryシステム(「Rad
ioimmunoguided Surgery 」はアメリカ合衆国オハイオ
州、コロンバス所在のNeoprobe Corporationの登録商標
である)として知られており、腫瘍の検出は循環する放
射性標識された抗体の血液プールの背景が人体よりクリ
アされてしまうまで遅延されなければならないことが認
識されているので有効なものである。従ってプローブが
小さい腫瘍に近付けられれば、周囲の組織に比して小さ
い腫瘍により放射される光子や放射線も検出可能にな
る。偶然にも上述の米国特許第4,782,840号公
報には、放射性標識された抗体は放射性標識が抗体に結
合した状態のまま長期間に亘り腫瘍性組織に結合し又は
これに対応する状態を維持し得ることが記載されてい
る。更に腫瘍部分に於ける放射能が時間の経過と共に低
下するとしても、腫瘍の部分に比して血液プールの背景
及び周囲の組織の放射能は遥かに急激に低下するので、
検査される組織に間近に近接して配置される手持ち型の
プローブを使用して放射能を有する部位を容易に判定す
ることができる。
【0004】幾分か最近になって従来の手術に代るもの
として腹腔鏡外科が一般的になってきている。特にビデ
オによるビジュアルシステムの開発に伴って、腹腔鏡外
科法が比較的複雑な胃腸の手術に採用されるようになっ
た。かかる方法によれば、入院期間が短くなり患者が正
常な活動をし得る状態に早く戻ることができるので健康
管理に要する全コストが節減される。しかしこれらの方
法に於ては従来の三次元的観察や外科医に対する触覚の
フィードバックに代る装置や方法が必要である。特にこ
れらの新しい外科法が腫瘍性組織の検出及び除去に適用
される場合には改良された装置が必要である。
【0005】従来より種々の腹腔鏡装置が開発されてい
るが、これらの装置は二つの広義のカテゴリーに分類さ
れる。即ち外科医が腹腔鏡法を行うことを可能にする装
置及び電気焼灼やレーザ焼灼の如き特定の手術等の性能
に関連する装置である。一般に腹膜腔内を観察するため
には光を照射したり操作するための空間が必要である。
標準的な外科法や開腹術に於ては、かかる空間は腹に孔
をあけ腹膜腔内に室内の光や空気を導入して三次元的に
観察することを可能にすることによって形成される。腹
腔鏡法に於ては、このことは腹壁を膨張させ照明や操作
のための空間を与える気体にて腹膜腔を充填する方法、
即ち「気腹」と呼ばれる方法により達成される。二酸化
炭素が気腹に使用される一般的な気体である。気腹は現
在のところ吹送装置と呼ばれる装置を使用して行われて
いる。
【0006】腹腔鏡外科は一般に腹膜腔に通じる一つ又
はそれ以上のポートを形成することを特徴としている。
気腹状態を損うことなくこれらのポートを経て種々の装
置を出入れする機構が必要である。これらのポートは、
ポートを郭定するカニューレと共に患者の皮膚を貫通し
てトロカールチップを挿入することによって形成され
る。トロカールは栓子としてカニューレの孔に挿入され
る。一般にカニューレは腹に種々の装置を導入すると共
に腹膜腔より気体が漏洩することを防止するためのばね
付勢されたトランペット弁を有している。一般にカニュ
ーレのスリーブの大きさはそれに挿入される装置よりも
直径の点で1mm大きい。かかる装置の直径は例えば15
mm又はそれ以上である。
【0007】腫瘍性組織について外科的に期判定したり
腫瘍性組織を切除することとの関連で腹腔鏡外科法を採
用する場合には、外科医が従来遭遇していない種々の制
約を受ける。前述の如く、外科医が結腸癌や直腸癌の治
療に従事する場合には、外科医は腫瘍の位置を特定する
ために放射性抗体案内システムの如き補助装置に加えて
観察や触診にも依存する。腹腔鏡外科法に於ては、観察
はビデオスクリーンに於ける二次元の観察に制限され、
また実質的に触診は不可能である。実際のところ外科医
は約18inch(約46cm)離れた位置より細長い装置に
て組織を操作している。従って腫瘍性組織を検出したり
その位置を特定するためには、触診や三次元的観察に効
果的に置換わることのできる腹腔鏡装置が必要である。
かかる補助装置によれば、外科医や外科腫瘍学者は腫瘍
性組織を捜してこれを切除することがでるだけでなく、
癌患者の期判定を適正に行うことができ、これにより適
正な治療を施すことができる。適正に期判定された患者
に対し免疫増強剤による化学療法を施すことに関するNa
tional Institute of Health(NIH)コンセンサスレ
ポートに鑑みれば後者の期判定は特に重要である(NIH
Consensus Conference: Adjuvant Therapy for Patient
s with Colon and Rectal Cancer, JAMA, 1990年、
264:144−50)。
【0008】
【発明の概要】本発明は放射線源を検出しその位置を特
定するための装置、特に腹腔鏡外科手術に使用される放
射線検出装置に係る。本発明の装置によれば腫瘍の部分
に於て位置特定物質により保有される放射線に対する所
要の応答が達成されると共に、カニューレのポートの大
きさが小さいことに関連する制約が受入れられる。一般
に細長い腹腔鏡装置が体の平面に実質的に平行に挿入さ
れ操作されるので、側方観察型の検出器結晶取付け構造
を採用することによって放射線検出法のより一層有効な
利用法が開発された。かかる構造によれば、検出器結晶
の前面は腹腔鏡装置の長手方向に対し実質的に横方向に
配向される。検出器結晶がかくして配向されるので、検
出器結晶は腹腔鏡装置の直径が小さいことにより制限さ
れる幅方向の長さを有するが十分な面積の放射線検出面
を与えるよう選定された長手方向の長さを有する長方形
をなしていてよい。腹腔鏡装置の検出器としてテルル化
カドミウムが使用される場合には、そのノイズ発生マイ
クロホン効果の因子は改良された結晶取付け構造によっ
て制御される。
【0009】本発明の他の一つの特徴は、位置特定物質
により放射線が放射される組織の位置を特定すべく、体
のある領域に挿入されるよう所定の直径のポートを有す
るカニューレを貫通して延在可能な腹腔鏡装置を提供す
ることである。腹腔鏡装置は手により把持可能なベース
部と、該ベース部に固定されポートを貫通して摺動可能
な寸法に設定された細長いアクセスチューブとを含んで
いる。アクセスチューブは組織にアクセスし得るよう選
定された長さだけ先端より中心軸線に沿って延在してお
り、内部に延在する通路と、先端より根元側方向へ延在
し放射線が透過伝達されるウインドウを含む検出器支持
部とを有している。検出器支持部に結晶受入部が形成さ
れた結晶マウントが設けられており、結晶受入部はウイ
ンドウに隣接して配置されている。背面及び前面を有す
る結晶が、前面がウインドウに間近に近接してこれより
隔置された状態に位置決めされるよう結晶受入部上に支
持されており、実質的に軸線を横切る方向にウインドウ
を経て伝達される放射線に応答して電荷にて分類された
出力を発生するようになっている。結晶の背面に対し電
気的バイアスを与えると共に電荷にて分類された出力を
伝達する導電性を有する接点構造体が設けられており、
また少くとも一つの前置増幅段が結晶に隣接してアクセ
スチューブ内に配置されている。前置増幅段はそれに伝
達される電荷にて分類された出力を受ける入力端子を有
し、増幅された出力を発生するようになっている。増幅
された出力を受けると共に電気的バイアスを与えるべく
前置増幅段と接続された一端を有する電気的伝達構造体
が設けられており、該構造体はベース部の他端領域まで
通路に沿って延在している。更に電気的伝達構造体の他
端と接続可能であり、電気的バイアスを与えると共に増
幅された出力を受け且これを電気的に処理して出力信号
を発生する信号処理及び制御装置が設けられている。
【0010】本発明の他の一つの特徴は、放射線源を検
出しその位置を特定するための装置である。この装置は
放射線が通過可能なウインドウ領域まで延在する室を有
する円筒形のハウジングを含んでいる。室内に配置され
た結晶マウントが設けられており、該結晶マウントは内
面を有する結晶受入れキャビティを有し、ウインドウ領
域に隣接してこれより隔置された状態に配置されてい
る。結晶受入れキャビティの内面及びその上に配置され
た導電性を有する変形可能なクッション層上には電気絶
縁性のポリマー層が配置されており、クッション層は上
面と、ポリマー層と当接した状態に配置されエラストマ
接着剤によりポリマー層に接着された下面とを有してい
る。クッション層の上面に自由に当接した状態に配置さ
れた背面を有する放射線応答性を有する結晶が設けられ
ており、結晶はウインドウ領域に間近に近接してこれよ
り隔置された状態に配置された背面とは逆向きの前面を
有し、ウインドウ領域を経て伝達される放射線に応答し
て電荷出力を発生するようになっている。ポリマー層と
クッション層の下面との間に配置された前方部分を有す
る導電性の接点構造体が設けられており、この接点構造
体は接着剤によりクッション層の下面に電気的に接触し
た状態に保持されている。また接点構造体は結晶の背面
に対し電気的バイアスを与え、背面より電荷出力を受け
る。リテーナ構造体がウインドウ領域に隣接してこれよ
り隔置された状態にて結晶マウント上に配置され、結晶
をクッション層の上面に対し圧縮によって押付けた状態
に保持している。接点構造体を経て電気的バイアスを与
えると共に電荷出力を受け且これを電気的に処理する電
気回路が設けられている。
【0011】更に他の一つの特徴として、本発明は体の
ある領域に挿入されるよう所定の直径のポートを有する
カニューレを貫通して延在可能であり、放射線を放出す
る位置特定物質が存在する組織を検出する腹腔鏡装置を
提供する。腹腔鏡装置は手により把持可能なベース部
と、ポートを貫通して摺動可能な寸法に設定されベース
部に固定された細長いアクセスチューブとを含んでい
る。チューブは組織にアクセスし得るよう選定された長
さだけ軸線に沿って先端まで延在しており、実質的に平
坦なウインドウを含む検出器支持部を有している。ウイ
ンドウは放射線が通過可能に構成されており、先端より
根元側方向へ延在している。放射線減衰物質にて構成さ
れた結晶マウントが設けられており、該結晶マウントは
検出器支持部内に配置され、内面を有する結晶受入れキ
ャビティを有し、該キャビティはウインドウに隣接して
これより隔置された位置に設けられている。受入れキャ
ビティ内には背面を有するテルル化カドミウム結晶が配
置されており、結晶はウインドウに隣接してこれより隔
置された状態に配置された前面を有し、実質的に軸線を
横切る方向に伝達される放射線に応答して出力を発生す
るようになっている。結晶の背面に対し電気的バイアス
を与えると共に出力を伝達する導電性の接点構造体が設
けられている。結晶の前面に対し電気的接地状態を与え
る接地構造体が設けられており、また電気的バイアス及
び接地状態を発生すると共に出力を受け且これを電気的
に処理する信号処理及び制御装置が設けられている。
【0012】本発明の他の目的は一部は明らかであり、
一部はこれ以降の説明に於て明らかになる。
【0013】従って本発明はこれ以降の詳細な説明に於
て例示される構造、要素の組合せ、部材の配列を有する
種々の装置を含むものである。
【0014】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実
施例について詳細に説明する。
【0015】
【実施例】一般的なRIGS法は、腫瘍性組織により生
成され又は腫瘍性組織に関連するマーカーと特異に結合
する有効な量の放射性標識された位置特定物質を患者の
体内に導入することより始められる。位置特定物質は腫
瘍性組織又は腫瘍により生成され又はこれらに関連する
マーカー(例えば癌細胞又は癌生成物)と結合すること
により腫瘍の部分に於て優先的に濃度を増大する物質を
含んでいる。現在のところ好適な位置特定物質は主とし
て抗体(全体及び単クローン)、抗体片、抗体全体及び
抗体片のキメラバージョン、抗体全体及び抗体片の人体
用バージョン、腫瘍に特異性を有する他のキャリア、即
ち位置特定物質を含んでいる。しかし例えば米国特許第
4,946,778号公報に記載されたSCAの如き単
鎖抗体やこれと同様の物質が既に開発されており、これ
らの物質も有効である。更に生化学や遺伝子工学により
腫瘍性組織の部分に於て選択的に濃度を増大するという
点に於て抗体の機能を擬態する物質が製造されるであろ
うが、かかる物質は従来の定義の「抗体」には含まれな
い。本明細書に於ける「位置特定物質」なる用語は、今
日の抗体及びこれと等価な物質のみならず、RIGSシ
ステムの方法に於て抗体を擬態すると判定される物質を
含むものとして使用される。
【0016】腹腔鏡法に対し放射性抗体案内外科法(R
IGS)を適用するためには互いに関連する種々の局面
を受入れる必要がある。従来よりRIGSシステムに使
用されている手持ち型の放射線検出プローブが1991
年12月10日付にて発行され本願出願人に譲渡された
米国特許第5,070,878号公報に記載されてい
る。このプローブには前向きの態様にて装着された十分
な表面積を有するテルル化カドミウムが使用されてい
る。プローブは外科医により保持され、その先端に設け
られたウインドウ要素は検査される組織に沿って横方向
に移動される。RIGS外科法は腫瘍性組織に位置する
キャリアより発生される放射線の量が非常に僅かである
場合の方法であるので、結晶は十分な量の放射線を捕捉
するに十分な表面積を有していることが必要である。同
様に、放射線伝播の逆二乗則により、結晶の表面が組織
より離れる方向へ移動されるにつれて放射線の量が急激
に減少するので、外科医はプローブのウインドウの背後
に位置する結晶の表面と放射性を有する組織との間を非
常に近接した状態に維持する必要がある。実際のとこ
ろ、かかる放射線伝播の逆二乗則を適用することによ
り、腫瘍性組織の範囲又は境界を明確に描写することが
補助される。コリメータは放射線の位置を明確化するこ
とができず、逆に腫瘍の部分に位置する弱い放射線源よ
り受ける放射線の数を減少させるので、コリメータは放
射線エネルギが低いシステムには使用されない。腹腔鏡
外科の観点からは、カニューレのポートにより制限され
る直径、例えば12mm以下の直径を有するアクセスチュ
ーブを備えた腹腔鏡装置を操作し得ることが必要であ
る。本発明の開発の過程に於て、上述の直径に関する制
約によりテルル化カドミウムの如き放射線検出結晶の利
用可能な表面積が制限されてしまうことが解った。放射
線検出プローブが前方観察式の腹腔鏡法に使用される場
合には、比較的直径の小さい結晶により得られるカウン
ト率が低いことに加えて、プローブが体腔に沿って長手
方向に放射線源に近付けられると、結晶はその周りにシ
ールディングが配置されていることにより放射線源を横
切って移動するので、腹腔鏡装置の応答性が低下する。
例えば垂直方向より体腔内に於て腹腔鏡装置を横方向に
移動させる場合には、検査等が好ましからざる程度にま
で制約される。従って腹腔鏡装置はそれがカニューレに
挿入されること及び体腔内に於てある程度水平方向に操
作されることに関連する直径の制約の範囲内に於て構成
される必要がある。更に腹腔鏡装置は動作上有効な放射
線検出感度を達成するに十分な表面積を有する検出用の
テルル化カドミウム亜鉛の如き結晶を保持し得るもので
なければならない。更に腹腔鏡装置はカニューレを経て
同一の体腔内に挿入されるテレビカメラにて二次元的に
観察しつつ弱い放射線によって腫瘍性組織の位置を特定
し得るものでなければならない。また腹腔鏡装置は外科
医の触覚に置き代ると共に、現在のところ二次元に制約
される外科医の視覚をサポートするものでなければなら
ない。
【0017】図1に於て、本発明の特徴を有する腹腔鏡
装置が符号10にて全体的に示されている。腹腔鏡装置
10は手により把持し得る円筒形のベース部12を含
み、該ベース部に対し細長いアクセスチューブ14が固
定されている。アクセスチューブ14は腹腔のうち腫瘍
性組織の検出やその位置の特定が行われる領域にアクセ
スすることに関し外科医にとって便利な長さのものであ
る。この長さは例えば先端16までの長さで見て約14
inch(36cm)であってよい。この電子先端16より手
元側には符号18にて全体的に示された検出器支持部が
設けられており、検出器支持部18は線20にて示され
た接続部まで延在している。チューブ14は例えば11
mmの外径を有する円筒形をなしており、従って従来の直
径12mmのカニューレのポートを経て挿入するに適した
ものである。かかる円筒形の形態は先端16まで与えら
れているが、腹腔鏡装置10内に装着される検出器結晶
はそれに衝突する放射線を側方観察の態様にて検出する
ようになっている。放射線の検出は検出器支持部18に
配置され幾分か細長い長方形の外径を有する平坦なウイ
ンドウ22を経て行われる。ウインドウ22よりこれに
間近に近接して隔置された検出器結晶は信号処理及び制
御回路によって動作され、信号処理及び制御回路はコン
ソールに設けられた図には示されていないコネクタ及び
ベース部12より延在する可撓性を有する被覆ケーブル
24を経て腹腔鏡装置10に接続される。一般に信号処
理及び制御回路の素子はコンソール内に収容され、コン
ソールにケーブル24が接続され、コンソールは無菌の
外科手術領域外に配置される。しかし幾つかの信号処理
素子は腹腔鏡装置10それ自身に設けられる必要があ
る。図2に於て、結晶マウント装置が符号26にて全体
的に示されており、結晶マウント装置26はアクセスチ
ューブ14内の検出器支持部18に配置されている。結
晶マウント装置26に隣接した位置には符号28にて全
体的に示された前置増幅段が配置されている。チューブ
14内の通路の大きさの制約に応じて、腹腔鏡装置10
の前置増幅段を二つの部分に分割することが好ましい。
従って前方前置増幅段28が結晶マウント装置26に近
接して配置され、前方前置増幅段28は例えば破線30
にて示された被覆ケーブルを経て同じく破線にて示され
た第二の、即ち最終前置増幅段32と通信するようにな
っており、最終前置増幅段32はベース部12内に設け
られている。ケーブル24は最終前置増幅段32と電気
的に接続されている。
【0018】図3及び図4に結晶マウント装置26の構
造が詳細に示されている。これらの図に於て、γ線を減
衰させるために選択された鉛の如き物質にて形成された
結晶マウント34が設けられており、結晶マウント34
は検出器支持部18に於てチューブ14の通路内に挿入
されている。この結晶マウント34は平坦な上面36及
び段差状に切下げられた面38を有する実質的に円筒形
をなしている。平坦な上面36には長方形の結晶受入れ
及び支持キャビティ40が掘下げられた状態にて形成さ
れている。結晶マウント34はチューブ14の別の円筒
形の先端要素42内に配置されている。この場合先端要
素42はウインドウ22を郭定するよう平坦な部分を有
し、チューブ14の先端に設けられた段差状の小径の面
44(図3参照)に摺動可能に取付けられている。面4
4に対する先端要素42の保持は導電性を有するエポキ
シセメントを用いて行われる。この場合先端要素42の
取付けはチューブ14内に形成された通路46内へ体液
が漏洩することがないよう行われなければならない。結
晶マウント34の平坦な上面36は先端要素42のウイ
ンドウ22の下面に間近に隣接してこれより隔置されて
いる。このことにより放射線に応答する結晶をウインド
ウ22の面にできるだけ近接して配置することができ
る。図3は結晶マウント34に形成された通路48を示
しており、通路48は結晶マウント34の背面に形成さ
れた開口50よりキャビティ40の底面に形成された対
応する開口54まで延在している。
【0019】図3乃至図5との関連でた上述した構造
は、γ線、特に本発明が対象とする外科手術にとってエ
ネルギレベルが非常に低い125Iより放出されるγ線
にて標識された位置特定物質を検出するために使用され
るものである。かかる目的でテルル化カドミウム亜鉛の
検出用結晶が使用される。かかる結晶はアメリカ合衆国
カリフォルニア州、サンジエゴ所在のAurora T
echnologies,Inc.より販売されてい
る。本発明の腹腔鏡装置に於ては、検出の目的で使用さ
れる結晶はカウンティングの効率を改善し得るに十分な
大きさの表面積を有していることが好ましい。放射線検
出機能を果す表面積は従来のRIGS外科に於て使用さ
れている前方観察型の結晶マウントの表面積と等価であ
ることが好ましい。かかる必然的に制約される装置の直
径を維持しつつ上述の要件の表面積を達成すべく、チュ
ーブ14の中心軸線62と平行な長手方向の寸法を有す
る長方形のテルル化カドミウム亜鉛の結晶60が使用さ
れる。テルル化カドミウム結晶はマイクロホン効果(圧
電効果)を呈するので、かかる用途の目的で結晶を取付
けるためには摩擦により発生されるノイズや結晶が取付
けられる環境より結晶60へ音響ノイズ等が伝達される
ことにより発生されるノイズが確実に回避されなければ
ならない。マイクロホン効果により誘発されるノイズを
回避しつつ上述の如き所要の結晶の取付けを達成すべ
く、キャビティ40はまず電気絶縁性のポリマー層64
にて覆われる。ポリマー層64は重合炭化水素のC連鎖
がSi−O連鎖に置換えられたエラストマであるシリコ
ーンゴムと一般に指称されるシリコーンにて形成されて
いることが好ましい。かかる材料は例えば「SILAS
TIC」なる商品名にて販売されている。この場合ポリ
マー層64は離型剤が塗布された長方形の型を用いて長
方形の容器として形成されてよい。例えば60Vの所要
の電気的バイアスが図3に於て回路板70との接続部よ
り通路48の開口を経てキャビティ40の開口54まで
延在するマルチストランドのワイヤ68を含む電気接点
構造体により結晶60の下面82に与えられる。図4に
於て符号72にて全体的に示されている如く、ワイヤ6
8の複数のストランドが開口54に於てポリマー層64
上に広げられている。更にキャビティ40の底面に於て
電気絶縁性のポリマー層64上には、ストランド72及
びポリマー層64の上面上に配置された下面76を有す
る導電性のクッション層74が配置されている。マイク
ロホン効果によりノイズが発生されることを回避すべ
く、クッション層74の下面76は熱的に安定なシリコ
ーンゴムの上面に接着される。かかる目的で追加の量の
「SILASTIC」材料が使用されてよい。電気絶縁
性を有するエラストマ接着剤は長時間経過したり高温の
条件下に於てもその弾性を維持することが好ましい。か
くして図示の構造に於ては、電気的バイアス及び電荷の
伝達に関する電気通信は接点としてのストランド72よ
り導電性のクッション層74の上面78に与えられる。
導電性のクッション層74は有効な導電体に変化させる
ほどにまでカーボンが充填されたTEFLON不織布と
して与えられることが好ましい。一般にこの材料は「G
ore−Tex」なる商品名にて販売されている伸張さ
れた炭素含有高結晶質未焼結ポリテトラフルオロエチレ
ンである。
【0020】テルル化カドミウム亜鉛結晶60の下面8
2は、導電性を有するクッション層74の上面78上に
これに自由に当接した状態にて配置されている。シリコ
ーン接着剤の一部が結晶60のエッジの周りに食出し有
益な効果が得られる場合を除き、上述の二つの面の接合
部には接着剤は使用されない。上述の如き配置により結
晶60の上面84がウインドウ22の下面に間近に近接
した位置に位置決め決めされる。結晶60及びそのマウ
ントを所定の位置に組立てられた状態に維持すべく、薄
い弾性変形可能なシート86が結晶60の上面84を含
む組立体上に伸張された状態にて被せられる。シート8
6は結晶を圧縮によって下方へ付勢し、これにより腹腔
鏡装置の性能を改善する。シート86はカーボンにて充
填されたゴムとして与えられてよく、この場合には結晶
60の上面84に所要の接地状態を与えるという第二の
目的を果す。結晶60上にシート86を伸張された状態
にて被せる場合には、シートは図3に示されている如く
結晶マウント34の前端部分90に於て機械的ねじ及び
ワッシャの組合せ88により固定される。シート86の
他端は図3及び図4に於て符号92にて示された機械的
ねじ及びワッシャの組合せにより結晶マウント34の面
38に同様に固定される。接地状態は結晶マウント34
よりシート86へ伝達され、結晶マウント34は前方前
置増幅段28を介して接地接続される。回路板70はね
じ94により結晶マウント34の面38に取付けられて
いる。
【0021】結晶60がかくして腹腔鏡装置10の検出
器支持部18内に取付けられると、結晶60の上面84
は音響又は振動によりノイズが発生されることを回避す
べく非常に小さい間隙96だけウインドウ22の下面よ
り隔置される。しかしウインドウ22の外面より結晶6
0の上面までの距離は非常に小さく、例えば2mm以下で
ある。このことにより、結晶60の上面84を検査され
る組織に非常に近い位置に配置することができる。実質
的に円筒形の腹腔鏡装置10に於てウインドウ22が平
坦に設定されているので、このことによっても結晶を検
査される組織に間近に近接して配置することができる。
放射線のレベルが低いこと及び放射線伝播の関係が実質
的に逆二乗則の関係にあることに鑑みれば、腹腔鏡装置
10の動作の目的で上述の如く距離を設定することは非
常に重要である。図6には放射線源よりの距離に対する
腹腔鏡装置10の感度が示されている。図6は1マイク
ロキュリーの放射線源(129 I)を使用して得られた曲
線100を示している。放射線源は結晶60の上面84
より徐々に遠避けられる。ちょうどウインドウ22の上
面に放射線源を配置することと等価である2mmの距離に
於ては、カウント値は約3000カウント/秒であるこ
とが解る。しかし曲線100より、ウインドウ22に最
も近い位置に於ける初期カウント値は放射線源より約4
mmの距離に於て2000カウント/秒に低下することが
解る。かくしてカウント値が急激に低下することは、ウ
インドウ22の平坦部及びそれを結晶60の上面84に
近接して配置することの重要性を示している。
【0022】結晶60を側方観察方向に配置すること、
即ち腹腔鏡装置10の軸線62に実質的に平行に配置す
ることの有効性は従来の腹腔鏡法と比較することによっ
て理解される。図7には人体解剖の解図が図示されてい
る。
【0023】図7は肋骨の近傍に位置する肝臓112を
有する水平の人体110の図示である。この領域には肝
臓112の門脈の周りに対応するリンパ節を有する肝胃
間膜が存在する。リンパ節は現在のところRIGSシス
テムを使用する外科医の一部にとって関心のある対象で
ある。肝臓112の下方には結腸が存在する。結腸の長
さは120〜200cmである。上行結腸114は腸骨窩
より肝臓112の下面まで延在している。次いで横行結
腸116が下行結腸118まで延在し、更にS状結腸ま
で延在しており、S状結腸は腸間膜により懸垂支持され
ている。図に於て腹腔鏡装置10は臍の下方に配置され
たカニューレ122に挿入されている。腹腔鏡装置10
の検出器支持部18は、臍の上方に配置されたカニュー
レ128に挿入された腹腔鏡ビデオカメラ126により
観察される状態で腫瘍領域124を横断方向及び長手方
向に幾分か水平にスキャニングしている状態にて図示さ
れている。典型的には気腹後に他のポートが人体110
に開かれる。かくして外科医が腹腔鏡装置10をそのベ
ース部12にて把持すると、腹腔鏡装置は手術現場に隣
接して配置されたビデオモニタにて二次元カラー映像と
して観察される状態で検査される領域の周りに操作され
る。
【0024】図8は図7に示された符号と同一の符号を
使用して人体との関連で行われる同様の検査を示してい
る。この検査に於ては、腹腔鏡装置10は臍の下方に配
置されたカニューレ140に挿入されているが、下行結
腸118、特に符号142にて示された腫瘍領域につい
てスキャニングを行い得るよう配置されている。テレビ
モニタにてかかるスキャニング動作を観察すべく、腹腔
鏡カメラ126はカニューレ144に挿入され、カメラ
126はそれが検査されるべき腫瘍領域142の周りを
スキャニングする際に腹腔鏡装置10の検出器支持部1
8を観察するよう位置決めされる。かかる検査中には腹
腔鏡装置10の回転方向の位置を視覚映像として読取る
ことが好ましいことが解っている。図9に於て、細い線
146が検出器支持部18を含むアクセスチューブ14
の背面にその長手方向に沿って刻印されている。この線
はビデオカメラ126により観察され、またそれが体腔
外の外科医によっても観察されるようベース部12まで
延在している。線146は平坦なウインドウ22の中心
とは反対の側にて腹腔鏡装置に沿って設けられている。
【0025】図10に於て、上述の横断方向のスキャニ
ング及び長手方向のスキャニングに関する腹腔鏡装置1
0の出力がそれぞれ曲線148及び150にて示されて
いる。図6に於て上述したものと同一の放射線源及び一
般的セットアップが実験的設定に於て使用された。腹腔
鏡装置10に使用されたテルル化カドミウム結晶60は
7mm×14mmの寸法を有していた。横断方向のスキャニ
ングについての曲線148を得るべく、放射線源がウイ
ンドウ22の中心位置よりその面に沿って外方へ移動さ
れた。距離0に対応するこの中心位置はカウント/量に
て表される出力に幾分か明確なピークを示しており、こ
のピークは結晶の幅方向の寸法が短いことによるものと
考られる。また曲線150を得るべく、腹腔鏡装置の先
端16が0位置に設定された。従って曲線150は曲線
148に対しシフトされており、テルル化カドミウム結
晶60の長手方向の寸法が比較的大きいことに対応して
ピーク幅の広い応答を示している。
【0026】図11及び図12に腹腔鏡装置10に使用
される信号処理及び制御回路のブロック線図が図示され
ている。図11に於て、使用されている結晶、例えば結
晶60はライン157により接地された一方の面を有
し、他方のバイアスされた面はライン158及び159
によりブロック160にて示されたバイアスフィルタに
接続されている。バイアスフィルタ160は図11に於
て破線の境界により示された前述の前方前置増幅段28
の一部である。フィルタ160への入力はケーブル24
(図1参照)より与えられ、図11に於ては同じく符号
24にて示されたケーブルを経て与えられるものとして
ライン161により表されている。ライン158は図3
を参照して上述したライン68と対応しており、結晶6
0の下面に対し例えば60Vの適当なバイアスを供給す
る。このバイアスは図12に於てブロック162にて示
された電源よりライン163を経て供給される。
【0027】結晶60よりのライン158は前方前置増
幅段28の積分段164に接続されている。検出された
放射線外乱信号、即ち電荷にて分類された信号の積分値
はライン165aを経てブロック166にて示されたド
ライバ増幅回路網へ供給される。ライン165aも図2
を参照して上述した如くアクセスチューブ14の通路4
6を経てベース部12内の第二の前置増幅段32まで延
在する被覆ケーブル30の一部である。またケーブル3
0はそれぞれライン165b及び165cにより接地さ
れ、+12V電源に接続されている。ライン165cに
て示された12V電源はライン167にて示されている
如く電源162(図12参照)よりドライバ増幅段16
6へ供給され、ライン167は図11に示されている如
くプローブ電流回路網168に接続されている。回路網
168はライン169により示されている如くマイクロ
コンピュータによって制御されることにより、例えば腹
腔鏡装置10が米国特許第4,801,803号公報に
詳細に記載されたコンソールをベースとする制御装置に
適正に接続されているか否かを判定するための信号を発
生する。前置増幅段32への12V電源の供給はケーブ
ル24及びライン171を経てドライバ増幅段166に
接続されたライン170により行われる。
【0028】また腹腔鏡装置10に対する接地状態は、
図11に於てケーブル24まで延在しライン173を経
てドライバ増幅段166まで延在するライン172にて
示されている如く電源162により与えられる。
【0029】ドライバ増幅段166の出力はケーブル2
4内に延在するライン174に与えられ、更にライン1
75を経てブロック176にて示された平準化増幅回路
網の入力端子に与えられる。平準化増幅回路網176は
ある与えられた腹腔鏡装置10に特徴的なノイズを増幅
又は減衰し、即ちスケーリングし、その値を平準化して
後の比較段に於ける比較に適した状態にする。一般に
125 Iを使用するシステムに於ける27 kevのエネルギ
レベルのγ線により発生されるパルスはノイズのレベル
よりも約5倍高い。平準化増幅回路網176はかかるノ
イズのレベルを所定のレベル、例えば200 mVに設定
し、その結果得られる比例する有効γ線関連パルスは比
較機能を確保すべく約1V高い値になる。増幅回路網1
76はライン178を経てブロック177により示され
たデジタル−アナログ変換回路網により制御される。回
路網177は図12に示されている如くマイクロコンピ
ュータ回路網180に接続されたライン179により制
御される。回路網176により発生された平準化された
出力はライン181及び182を経てブロック183に
より示されたノイズ平均化回路網へ供給される。回路網
183はある与えられた腹腔鏡装置10を含むある与え
られたシステムのノイズについて振幅の平均値を判定
し、マイクロコンピュータ回路網180により上述の如
く情報として使用される対応する信号をライン184に
出力する(ノイズアンプとして機能する)。この情報
は、平準化増幅回路網176に使用されるだけでなく、
比較機能のための低ウインドウ値を発生するためにも使
用される。
【0030】また182はライン186によりブロック
188にて示されたパルス取得回路網に接続されてい
る。この回路網はマイクロコンピュータ回路網180に
より動作せしめられると、ライン186に与えられるパ
ルスの最高振幅の値を取得する。この情報は周期的にラ
イン190を経てマイクロコンピュータ回路網180へ
伝送される。一種のピーク検出器を示すこの回路網は
「スナップショット回路」と呼ばれることがある。また
ライン182はライン192によりブロック194にて
示されたバッファ増幅回路網に接続されており、この回
路網は受けたパルスを示す出力であって例えば図には示
されていないコンソールに於てシステムに使用される出
力をライン196に与える。
【0031】ライン181は図12に示されている如く
ライン198を経てブロック200にて示されたアッパ
ウインドウコンパレータ及びブロック202にて示され
たロアウインドウコンパレータの一方の入力端子に接続
されている。コンパレータ回路網202に於て比較の目
的で使用される閾値はライン204により与えられ、好
ましくはライン184より与えられるノイズ振幅信号よ
り僅かに高いレベルにてマイクロコンピュータ回路網1
80のロジックにより発生される。勿論これらのウイン
ドウの設定はマニュアルにより行われてもよい。同様に
アッパウインドウコンパレータ回路網の閾値は対応する
ライン206により設定される。この閾値の設定はパル
ス取得回路網188より得られる情報に基づいて行われ
る。
【0032】図11に於て、アッパ及びロアウインドウ
コンパレータ回路網の閾値の選定はデジタル−アナログ
変換回路網177を制御するマイクロコンピュータ回路
網180の制御下にて行われる。例えば256段階の振
幅よりなる出力を発生することはデジタル−アナログ変
換回路網177の特徴である。段階的増分の割合は発生
される電圧値のある範囲に亘り幾分か変化する。従って
この回路網177よりの出力はそれぞれライン208及
び210を経てブロック212及び214にて示された
方形化回路網へ導かれる。これらの回路網はライン20
8及び210に於ける現在の出力を方形化し、これによ
りライン204及び206に於ける閾値決定出力の増分
割合を均一化する。
【0033】図12に於て、コンパレータ回路網200
及び202の出力は与えられた閾値よりも高いか低い候
補パルスを示し、これらのパルスはそれぞれライン21
6及び218に沿って「UWパルス」及び「LWパル
ス」と表示されている。ライン216及び218はブロ
ック220にて示されたリアルタイムパルス弁別回路網
に接続されており、弁別回路網220は有効パルスの存
在又は不保存を判定すめためのブールロジックを有して
いる。有効パルスはライン222を経てマイクロコンピ
ュータ回路網180へ出力される。
【0034】マイクロコンピュータ回路網180は多数
の動作モードにて動作し、外科医が腫瘍性組織の位置を
特定し腫瘍性組織を識別することを補助する聴覚出力及
び視覚出力を発生する。聴覚出力については、ライン2
24及び音量制御回路網226にて示されている如く、
音量制御機能はライン228及びソリッドステート型の
ポテンシオメータ230により制御される振幅変動にて
与えられる。ポテンシオメータ230に対する制御はラ
イン229により行われる。更にサイレン型の周波数変
動がライン232を経てブロック234にて示されたオ
ーディオ増幅回路に与えられ、増幅回路234はライン
238を経てスピーカ236を駆動する。上述の如きサ
イレン型の構造が設けられているので、スピーカ236
よりの周波数出力は腹腔鏡装置10が高濃度の放射線の
部位に近付けられるにつれて増大する。勿論オペレータ
のオプションにより従来のクリックやビープが採用され
てもよい。
【0035】マイクロコンピュータ回路網180はバス
240により示されている如く入出力回路網242をア
ドレスし、入出力回路網242はバス244により示さ
れている如く種々のパルスカウント出力を発生すると共
に、音量レベル、パルス高さ、ノイズレベル、バッテリ
残量を示す出力を発生する。これらの出力はブロック2
45にて示された視覚的ディスプレイに視覚情報として
与えられる。同様に入出力回路網242は制御システム
に使用されブロック241及び入力バス243にて示さ
れている如きスイッチ等のスキャニングを行う。所与の
カウンティング動作中には、マイクロコンピュータ回路
網180はライン248を経てブロック246にて示さ
れた発光ダイオード駆動回路網を制御する。駆動回路網
246はライン250を経てブロック251にて示され
た発光ダイオード(LED)ディスプレイに対し入力信
号を出力する。制御システムには従来の型式のシリアル
出力ポートが設けられていてよく、ブロック252にて
示されたこれらのポートはマイクロコンピュータ回路網
180よりライン254を経てアドレスされ、バス25
6にて示された出力要素及び入力要素を有している。ブ
ロック258及びバス260により示されている如く、
マイクロコンピュータ回路網180の機能との関連で非
揮発性メモリを有するリアルタイムクロック−カレンダ
が設けられていてよい。更にマイクロコンピュータ回路
網はブロック162により示された電源の性能をモニタ
するために使用されてもよい。このことはマイクロコン
ピュータ回路網がブロック262にて示されバス264
及び266により接続されたマルチプレクサと共働する
ことにより達成される。また電源162はライン268
により示されている如く回路のロジックレベルの素子に
+5Vの電源を与え、ライン270に−5Vの電源を与
え、ディスプレイを駆動する目的でライン272に−9
Vの電源を与え、更には前置増幅段のアナログ回路のた
めの基準入力を与えるべくライン274にて示されてい
る如く2.5Vの基準電源を与える。
【0036】図11に於て、マイクロコンピュータ回路
網180は瞬時パルスレートに対応する入力信号をデジ
タル−アナログ変換回路網177に与え、この情報はラ
イン278を経てブロック276にて示されたパルスレ
ート増幅回路網へ伝達される。ライン280に与えられ
る出力は例えばコンソールの適宜な位置に出力される。
パルスレート増幅回路網276はシステムのうちそれよ
り下流側の要素を試験するための較正パルスを発生する
ためにも使用される。従ってマイクロコンピュータ回路
網180は増幅回路網276に与えられる所定のパルス
レベルをデジタル−アナログ変換回路網177を経て出
力する。ライン288に於ける出力はブロック284に
より示されている如くライン286に於けるマイクロコ
ンピュータよりの入力よりライン282に於ける較正パ
ルスへパルス幅が選択的に切換えられる。
【0037】図13に於て、腹腔鏡装置10に採用され
ている二段式の前置増幅段が符号290にて全体的に示
されている。前置増幅段290は符号32にて全体的に
示された第二の前置増幅段と被覆ケーブル30により接
続された前述の前方前置増幅段28を含んでいる。前置
増幅段290は符号60にて示された放射線検出結晶と
共働し、符号160にて全体的に示された前述のバイア
スフィルタ及び積分段164を含んでいる。ケーブル3
0の要素がライン165a〜165cにて示されてい
る。前述の如くバイアスはライン161より与えられ
る。このバイアスは抵抗器R1、R2及びコンデンサC
1よりなるバイアスフィルタ160を経て結晶60の一
方の側に与えられる。コンデンサC1はバイアスを伝達
するラインに発生されることがあるスプリアスノイズを
除去するローカルフィルタを与える。結晶60の反対側
は前述のライン165bにより接地されている。結晶バ
イアス抵抗器R2は高い抵抗値、例えば約50MΩを有
しており、この抵抗値は結晶よりの電流の変化を吸収す
ることを回避するために選定される。積分段164に対
する入力信号はNチャンネル型の接合電界効果トランジ
スタ(JFET)Q1のゲート入力端子に接続されたラ
イン292及び結合コンデンサC2を経て与えられる。
またライン292はライン294及びバイアス抵抗器R
3によりライン165bに接続され接地されている。抵
抗器R3の抵抗値は抵抗器R2の抵抗値に対応して選定
され、好ましくは信号の吸収を回避すべく約200MΩ
に選定される。一般に抵抗器R2の抵抗値は約10〜1
0000MΩの範囲の値に選定される。トランジスタQ
1は積分素子として漂遊容量にて機能し、更にはソース
フォロア電荷増幅器として機能し、その目的は低電流及
び低ノイズに適したインピーダンスゲートよりインピー
ダンスを変化させることである。一般にJFETは本発
明の装置が使用される室温条件下に於て最も低い電流ノ
イズを呈する。更にJFETは高い周波数応答(広い帯
域幅)及び高増幅係数、即ち高い相互コンダクタンスを
呈する。後者の点に鑑みれば、JFETはライン296
に接続されたそのソース端子に大きい電流の変化を発生
する。ライン296はソース負荷抵抗器R4を経て接地
ライン165bに接続されている。抵抗器R4は直流電
流戻し装置として機能する。トランジスタQ1のドレイ
ン端子はライン165cにより+12Vの電源に接続さ
れており、この端子はコンデンサC4及び抵抗器R5よ
りなるフィルタによって隔離される。
【0038】ライン165aに与えられる前置増幅段2
8の電荷にて分類された出力はケーブル30及びライン
165aによりNPN型のバイポーラートランジスタQ
2のベースへ伝達される。トランジタQ2は電圧を増幅
する機能を果し、かかる機能のために室温に於て低電圧
ノイズ特性を示す点からシンギュラーバイポーラー素子
が選定されている。更にかかる素子は対応する電界効果
トランジスタよりも高い増幅係数を有している。
【0039】トランジスタQ2により達成可能な増幅の
程度はそのエミッタ及びコレクタについてのインピーダ
ンス、即ちエミッタのインピーダンスにより除算された
コレクタの負荷インピーダンスの値に関連している。図
示の構成に於ては、トランジスタQ2のエミッタはライ
ン298及び抵抗器R6を経て接地されており、またラ
イン298、300及びコンデンサC5を経てバイパス
され接地されている。コンデンサC5は問題となる周波
数域に於て25Ω程度の比較的低いインピーダンスを呈
する。トランジスタQ2のコレクタはライン302によ
り+12V電源と接続されている。ライン302は比較
的抵抗値の高い抵抗器R7に接続されており、抵抗器R
7は抵抗器R8と直列に接続されている。ゲインを高く
すべく、NPN型のトランジスタQ3が「ブートストラ
ップ」回路に設けられており、これによりトランジスタ
Q2に対するその有効コレクタインピーダンスが高くさ
れるようになっている。トランジスタQ3のベースはラ
イン304によりライン302に接続されており、その
コレクタは抵抗器R9及びコンデンサC7よりなる減結
合フィルタと共に電源ライン171に接続されている。
トランジスタQ3のエミッタはライン308及び抵抗器
R10により接地され、また抵抗器R11及びコンデン
サC6を有するライン310に接続されている。ライン
310は抵抗器R7とR8との間の部分に接続されてい
る。トランジスタQ3はエミッタフォロアとして機能
し、抵抗器R7とR8との間の接続部に対し抵抗器R1
1及びコンデンサC6を経てブートストラッピングの要
領にて信号を供給する。抵抗器R11は前置増幅段29
0が二つの段に分離されていることに起因してさもなく
ば高い値になる正のフィードバックを減衰させゲインを
低下させるために回路に組込まれている。トランジスタ
Q2及びQ3は積分段164の一部をなすものと考えら
れてよいが、本明細書に於てはこれらのトランジスタは
ドライバ増幅段166と呼ばれる増幅段内に組込まれて
いる。ライン308の信号は、PNP型のトランジスタ
Q5と共働して増幅段の一つの要素を構成するNPN型
のトランジスタQ4のベースに対し抵抗器R12及びコ
ンデンサC9を経て供給される。このAC電圧増幅器は
少数の素子しか含んでおらず、高ゲイン及び高帯域を呈
する。結晶60に於けるγ線の作用は約50KHz 〜2
00KHz の範囲に亘る周波数変動スペクトルを呈する
ので、この増幅素子の周波数応答はこれに応じて調整さ
れる。例えば応答性のハイエンドのロールオフはライン
308に設けられた抵抗器R10及びライン310に設
けられたコンデンサC8により達成される。
【0040】トランジスタQ4のベースに対する電圧バ
イアスはドライバ抵抗器R13及びR14により電圧調
整された電源よりライン312を経て与えられる。電源
電圧の約1/4になるこのバイアス入力は抵抗器R9及
びコンデンサC7よりなるフィルタによって処理され
る。
【0041】12V電源はコンデンサC10、C12及
びライン314に設けられた抵抗器R15よりなるπフ
ィルタにより更にフィルタリングされる。ライン314
はライン316によりトランジスタQ5のエミッタに接
続されており、また抵抗器R16を経てトランジスタQ
5のベース及びトランジスタQ4のコレクタに接続され
ている。これに対応してトランジスタQ4のエミッタは
ライン318、320、322により抵抗器R17に接
続されており、またトランジスタQ5のコレクタ及び抵
抗器R18に接続されている。前置増幅段290の出力
は抵抗器R19を有する前述のライン174に与えられ
る。前置増幅段290のゲインは抵抗器R17と共働し
て抵抗器R20により設定され、コンデンサC11は増
幅段の素子のための低周波ロールオフの設定を補助す
る。高周波のロールオフ特性は抵抗器R12及びコンデ
ンサC13の組合せによって更に補助され、コンデンサ
C13はライン326によりライン324と接地ライン
173との間に接続されている。更に前置増幅段のロー
エンドロールオフ特性はコンデンサC5及び抵抗器R6
の組合せにより補助される。
【0042】RIGS外科法に於ては、γ線を放射する
放射性同位体の標識に加えて、本発明による腹腔鏡装置
との関連でβ線を放射する放射性同位体が使用されてよ
い。但しこの場合にはβ線又は陽電子に応答する半導体
結晶が使用される。体内手術の用途に使用されるβ線応
答装置が例えば米国特許第5,008,546号公報に
記載されている。
【0043】これ以降の説明に於ては、図1乃至図5に
示された構成要素と同一の構成要素が図14及び図15
に於て付された符号にて同定される。腹腔鏡装置を使用
する外科法は先の実施例の場合と同一であるが、γ線応
答装置は変更される。但し制御回路は先の実施例の場合
と同一である。
【0044】図14及び図15に内部に通路46を有
し、また薄く細長い回路板340との組合せにて前置増
幅段28の少くとも一つの初期段を有するアクセスチュ
ーブ14を含む腹腔鏡装置10が図示されている。腹腔
鏡装置10の検出器支持部18は幾分か異なった態様に
て構成れており、アルミニウム又はプラスチックにて構
成されていてよい円筒形のハウジング342を有し、ハ
ウジング342はチューブ14の端部に設けられた小径
の表面344に取付けられている。一般にハウジング3
42はエポキシ樹脂にて接合されるが、この実施例に於
けるエポキシ樹脂は導電性を有するものでなければなら
ない。ハウジング342は先端346を有し、符号35
2にて示された周縁エッジにより郭定された長方形の孔
350が腹腔鏡装置の中心軸線348と実質的に平行に
先端346より根元側方向へ延在している。この孔35
0上には4 mil(約100μm )の厚さを有する薄いポ
リマー製のカバー354が配置されており、カバー35
4はハウジング342内に対し不透明性を与えるべくア
ルミニウムにて蒸着されているが、β線に対し実質的に
透過性を維持して孔350にウインドウを郭定してい
る。カバー354は例えば「Mylar」なる商品名に
て販売されているポリエステルの如き薄いポリエステル
として与えられてよい。検出器、即ち結晶素子としてβ
線、即ち陽電子には応答するがγ線に応答しない物質が
選定されることが好ましい。かかる素子はPN接合を有
するよう構成されたシリコン結晶であってよく、シリコ
ン結晶は空乏層を引出すべく逆バイアスされる。かかる
結晶が結晶マウント360に形成された長方形のキャビ
ティ358内に配置された状態にて図に於て符号356
にて示されている。結晶マウント360は二次X線を発
生することなくβ線を減衰させる物質にて構成されてい
る。即ち結晶マウント360は特に鉛の如き重金属では
なくプラスチック等にて構成されている。結晶マウント
構成材料としてポリカーボネートが使用されてもよい。
結晶マウント360は前述の結晶マウント34と非常に
よく似ており、ねじ360により細長い回路板340を
支持すべく符号364にて示されている如く段差状に切
下げられた平坦な上面362を有している。先の実施例
の場合と同様、通路368が通路46に於ける開口37
0よりキャビティ358の底面の中央に於ける開口37
2まで結晶マウント360を貫通して延在している。シ
リコン結晶356はテルル化カドミウムを使用する装置
に於けるようなノイズに関しマイクロホン効果を呈しな
いので、その取付けは幾分か簡単である。この実施例に
於ては、例えば先の実施例の場合と同様に型及び離型剤
を使用してキャビティ358の壁面に沿ってシリコーン
又はシリコーンゴム製の層374が形成される。シリコ
ン結晶356の下面380とバイアスライン376との
接続は導電性を有する接着剤又は熱圧縮接合により行わ
れてよい。同様に結晶356の上面382の接地接続は
アルミニウムワイヤ378により行われてよい。アルミ
ニウムはX線の発生を回避する目的で使用され、熱圧縮
接合により上面382に接続される。
【0045】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による腹腔鏡装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示された腹腔鏡装置を示す側面図であ
る。
【図3】図1に示された腹腔鏡装置の拡大部分断面図で
ある。
【図4】図1に示された腹腔鏡装置に使用される結晶及
び結晶マウントを示す分解斜視図である。
【図5】図3の線5−5に沿う断面図である。
【図6】放射線源よりの検出器の距離に対する図1に示
された腹腔鏡装置の感度を示すグラフである。
【図7】本発明による腹腔鏡装置が使用される状態を示
す人体の解図である。
【図8】本発明による腹腔鏡装置の他の一つの使用態様
を示す人体の解図である。
【図9】アクセスチューブを破断してその図1とは反対
の側を示す腹腔鏡装置の斜視図である。
【図10】長手方向及び横断方向のスキャニングに使用
される場合に於ける本発明の腹腔鏡装置の感度を示すグ
ラフである。
【図11】本発明の腹腔鏡装置に於ける信号処理及び制
御システムの一部を示すブロック線図である。
【図12】本発明の腹腔鏡装置に於ける信号処理及び制
御システムの残りの部分を示すブロック線図である。
【図13】本発明によるに使用される前置増幅段を示す
電気回路図である。
【図14】β線を検出するよう構成された本発明による
腹腔鏡装置を示す拡大部分断面図である。
【図15】図14の線15−15に沿う腹腔鏡装置の断
面図である。
【符号の説明】
10…腹腔鏡装置 12…ベース部 14…アクセスチューブ 18…検出器支持部 22…ウインドウ 34…結晶マウント 60…結晶 62…ポリマー層 74…クッション層 356…結晶 360…結晶マウント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイル エイ スリフコ アメリカ合衆国 43081 オハイオ州 ウェスターヴィル ヘイスティングス コート 319 (56)参考文献 特開 平4−83191(JP,A) 実公 昭48−4527(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01T 1/161 A61B 1/00 300 G02B 23/24

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線源を検出しその位置を特定するため
    の装置(10)にして、 中心に配置された縦軸線(62)に沿って先端(16)
    迄延在し該先端の後方に放射線を通過させる前記縦軸線
    に実質的に平行な平らなウインドウ(22)を備えた側
    方を向いたウインドウ領域を有する細長いハウジング
    (14)と、 実質的に長方形の周縁を有し前記縦軸線に沿った長さ方
    向寸法と該長さ方向寸法より小さい横方向寸法とを有
    し、背面(82)と該背面とは反対の側にあって前記縦
    軸線に実質的に平行で外向きの前面(84)とを有し、
    前記縦方向寸法と前記横方向寸法とは前記ウインドウ
    (22)を経て照射された放射線に応答して前記放射線
    源に実質的に整合したときピークレベルとなる電荷出力
    を発生する寸法とされている放射線応答結晶(60)
    と、 前記ウインドウ(22)に近接して前記ハウジング(1
    4)により支持され、放射線を弱める材料よりなり、前
    記結晶の周囲に対応する周囲を有し前記ウインドウ(2
    2)を経て照射された放射線にのみ応答するよう前記結
    晶(60)を受け入れるキャビティ(40)を有する結
    晶装着装置(34)と、 前記キャビティ(40)の内面上に設けられた電気的絶
    縁性のエラストマポリマー層(64)と、 上向きに配置された面(78)を有し前記電気的絶縁層
    (64)に当接しエラストマ接着材により該電気的絶縁
    層に接着された導電性の変形可能なクッション層(7
    4)と、 前記電気的絶縁ポリマー層(64)と前記導電性の変形
    可能なクッション層(74)の背面(76)との中間に
    位置する前方部を有し前記背面(76)と電気的に接触
    した状態に接着材により保持され前記結晶(60)の背
    面(82)に電気的バイアスを与え電荷出力を受け取る
    導電性接点組立体(68)と、 前記導電性変形可能なクッション層(74)の上面(7
    8)に対し前記結晶(60)を押し付けた状態に保持す
    べく前記ウインドウ(22)に近接して隔置された状態
    に前記結晶装着装置(34)上に装着されたリテーナ
    (86)と、 前記電荷出力を受け取りこれを電気的に処理し又前記結
    晶の前面(84)に電気的接地を与えるべく前記接点組
    立体(68)を経て前記電気的バイアスを与える制御
    路(151)とを有する装置。
  2. 【請求項2】前記リテーナ(86)は前記結晶(60)
    の前面(84)上に緊張状態に装着された薄い導電性の
    エラストマシートであり、該シートは前記回路組立体
    (151)と電気的に接続されており又前記結晶の前面
    (84)と電気的接地接触をなす内側に向いた面とを有
    する請求項1の装置。
  3. 【請求項3】放射線を放射する位置決め材が集中した組
    織を検出する腹腔鏡装置(10)にして、 手にて掴むことができるベース部(12)と、 前記ベース部に固定され中心に配置された軸線(62)
    に沿って先端(16)迄前記組織に近接するに有効な長
    さだけ延在し、前記先端(16)より前記ベース部(1
    2)へ向けて後方に延在し放射線を通過させる実質的に
    平らなウインドウ(22)を含む検出器支持領域(1
    8)を有し、腹腔鏡鞘内を摺動運動することができる寸
    法に作られた剛固な細長いアクセスチューブ(14)
    と、 幅方向寸法より大きい前記軸線(62)に沿う方向の長
    さ方向寸法を有する周縁輪郭を有し、背面(82)と前
    記軸線(62)より外方へ向いた側方に視野を有する前
    面(84)であって前記ウインドウ(22)に近接して
    隔置された前面を有し、前記縦方向寸法と前記横方向寸
    法とは前記ウインドウ(22)を通って伝達される放射
    能に応答して前記前面(84)が集中した位置決め材に
    対し実質的に整合したときピークレベルを有する信号を
    生ずる前記前面(84)の大きさを与える如き寸法であ
    るテルル化カドミウム結晶(60)と、 前記検出器支持領域(18)内に配置された放射線緩和
    材よりなり、前記結晶(60)を受け入れるキャビティ
    (40)であって前記結晶の輪郭に対応する輪郭を有し
    前記結晶の放射線に対する応答性を前記ウインドウ(2
    2)を通って伝達される放射線にのみ限定するようなキ
    ャビティを有し前記ウインドウ(22)に実質的に平行
    に近接して隔置された前面(84)を有する結晶装着装
    置(34)と、 前記結晶の背面(82)に電気的バイアスを与え前記出
    力を伝送する導電性接点組立体(68)と、 前記結晶の前面(84)を電気的に接地する接地組立体
    (86)と、 前記電気的バイアスを与え前記出力を受け取り且つ電気
    的に処理する制御回路(151)とを有する腹腔鏡装置
    (10)。
  4. 【請求項4】前記キャビティ(40)の内面上に設けら
    れた導電性のエラストマポリマー層(64)と、 上方を向いた面(78)と前記導電性エラストマポリマ
    ー層(64)及び前記導電性接点組立体(68)に接触
    するよう下方に配置された面(76)とを有し、前記上
    方に配置された面(78)は前記結晶の背面(82)に
    自由に当接接触しこれに電気的バイアスを与えるように
    なっており、前記の下方に配置された面(76)は前記
    接点組立体(68)と前記導電性エラストマポリマー層
    (64)とにポリマー接着材により接着されている如き
    導電性の変形可能なクッション層(74)とを有する請
    求項3の腹腔鏡装置(10)。
  5. 【請求項5】前記結晶(60)を前記導電性の変形可能
    なクッション層(74)の前記上方に配置された面(7
    8)対し押し付けられた状態に保持するために前記結晶
    の前面(84)上に緊張状態に装着された薄いエラスト
    マのリテーナ(86)が設けられている請求項4の腹腔
    鏡装置(10)。
  6. 【請求項6】位置決め材による放射線が発する組織を位
    置決めする腹腔鏡装置(10)にして、 手にて掴むことができるベース部(12)と、 前記ベース部(12)に固定され、腹腔鏡鞘を通って摺
    動運動することができる寸法とされ、中心軸線(62)
    に沿って先端(16)迄前記組織に近接することができ
    る長さまで延在し、内部を通って延在する通路(46)
    と検出器支持部(18)とを有し、前記先端(16)よ
    り前記ベース部(12)へ向けて前記中心軸線(62)
    に対し実質的に平行に延在し放射線を通すことのできる
    側方を向いた平らなウインドウ(22)を備えている剛
    固な細長いアクセスチューブ(14)と、 幅方向寸法より大きい前記中心軸線(62)に沿う方向
    の長さ方向寸法を有する輪郭と、背面(82)と前面
    (84)とを有し、前記長さ方向寸法と前記幅方向寸法
    とにより与えられた前面(84)に於ける前記ウインド
    ウ(22)が前記位置決め材による放射線を発する前記
    組織に実質的に整合したときピークレベルを有する電荷
    出力を引き出すことのできる結晶(60)と、 前記放射線を緩和する材料よりなり、前記検出器支持部
    (18)に配置された結晶受容部(40)であって前記
    結晶の輪郭に対応する輪郭を有し該結晶を支持して前記
    前面(84)を前記ウインドウ(22)に近接した位置
    に配置せしめ前記ウインドウを通って照射される放射線
    に対する前記結晶の応答性を制限し前記縦方向寸法を前
    記中心軸線(62)に対し実質的に平行に位置せしめる
    結晶受容部を有する結晶装着装置(34)と、 前記結晶の背面(82)に電気的バイアスを与え前記電
    荷出力を搬送する導電性接点組立体(68)と、 前記結晶(60)に近接して前記アクセスチューブ(1
    4)内に装着され前記電荷出力を受ける入口と増幅され
    た出力を導き出す少なくとも一つの前置増幅段(28)
    と、 前記増幅出力を受け取り前記バイアスを与えるべく前記
    前置増幅段(28)に接続された一端を有し、前記通路
    (46)に沿って前記ベース部(12)にある他端領域
    まで延在する電気的伝送組立体(30)と、 前記電気的伝送組立体(30)の他端と接続可能で前記
    電気的バイアスを与え又前記増幅出力を受け取りそれを
    電気的に処理して出力信号を与える制御回路(151)
    とを有する腹腔鏡装置(10)。
  7. 【請求項7】前記前置増幅段(28)は前記通路(4
    6)内に装着され、前記接点組立体(68)より前記結
    晶(60)に与えられる電気的バイアスを濾過する作用
    と前記電荷出力を集積する作用をなし、 前記制御回路(151)は前記ベース部(12)の近く
    に位置し前記伝送組立体(30)の他端に接続されて前
    記増幅出力の追加的増幅を行う第二の前置増幅段(3
    2)を有する請求項6の腹腔鏡装置(10)。
  8. 【請求項8】前記結晶(60)はテルル化カドミウムよ
    りなり、 前記結晶装着装置(34)はγ放射線減衰材よりなり、 前記結晶装着装置(34)の前記受容部(40)は内面
    と該内面上に設けられた電気的絶縁性ポリマー層(6
    4)と、上方に位置する面(78)と前記電気的絶縁ポ
    リマー層(64)に当接しこれにポリマー接着材により
    接着された下方に位置する面(76)とを有する導電性
    の変形可能なクッション層(74)とを含み、 前記導電性接点組立体(68)は前記電気的絶縁性ポリ
    マー層(64)と前記導電性の変形可能なクッション層
    (74)との間に位置しエラストマ接着材により前記下
    方に位置する面(76)に電気的接続状態に接着保持さ
    れた前方部(70)を有し、 前記結晶の背面(82)は前記導電性の変形可能なクッ
    ション層(74)の上方に位置する面(78)上に当接
    した関係に配置されており、 更に前記結晶(60)を導電性の変形可能なクッション
    層(74)の前記上方に位置する面(78)対し押し付
    けられた状態に保持すべく前記結晶の前面(84)上に
    緊張状態に装着された薄いエラストマのリテーナ(8
    6)を含んでいる請求項6の腹腔鏡装置(10)。
  9. 【請求項9】前記エラストマリテーナ(86)は前記結
    晶の前面(84)に電気的接地を与えるよう構成された
    薄い導電性のエラストマシートである請求項8の腹腔鏡
    装置(10)。
  10. 【請求項10】前記結晶(60)はβ放射線に応答して
    電荷出力を発生するものであり、 前記結晶装着装置(34)はX線を発散させることなく
    β放射線を減衰するよう選択されたポリマー材よりなる
    請求項6の腹腔鏡装置(10)。
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