JP2815547B2 - 索道用受索輪 - Google Patents
索道用受索輪Info
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- elastic
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の支持塔間に張設
されたケーブルを索道とするリフト、ゴンドラ、ロープ
ウェー等に係わり、特に、ケーブルを支持・案内する索
道用受索輪に関する。
されたケーブルを索道とするリフト、ゴンドラ、ロープ
ウェー等に係わり、特に、ケーブルを支持・案内する索
道用受索輪に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、一般的なリフトの全体構造を示
す模倣図である。図4において、1はリフト、2は回転
軸3にプーリ3Aが固定された回転駆動装置であって、
他のプーリ4A付き回転軸4との間に所定距離を隔てて
設置されている。5A、5B、5Cは回転軸3と4との
間に所定間隔毎に立設された支持塔であって、プーリ3
Aと4Aとに外嵌・張設された索道となる環状ケーブル
6を支持・案内する3つの索道用受索輪10が、両側に
回転可能に設けられている。この3つの索道用受索輪1
0は、ケーブル6を挟むようにトライアングル状に配置
されている(支持塔5A、5B、5Cの上端側に1つ、
ケーブル6を介在して2つ配置)。11は所定間隔毎に
ケーブル6に配設されるリフト台座であって、支持体1
2を介してケーブル6に固定されている。そして、回転
駆動装置2を駆動すると、ケーブル6が支持塔5A、5
B、5Cの索道用受索輪10で支持・案内されながら移
動して、リフト台座11上に腰掛けた人間を、回転軸3
と4間において往復運搬するものである。尚、各支持塔
5A、5B、5Cに設けられている索道用受索輪10の
個数は、3つの他に、5つ等の種々の個数のものが有
り、また、3つの索道用受索輪10を図3に示すものと
は、逆トライアングル状に各支持塔5A、5B、5Cに
設けたもの等がある。
す模倣図である。図4において、1はリフト、2は回転
軸3にプーリ3Aが固定された回転駆動装置であって、
他のプーリ4A付き回転軸4との間に所定距離を隔てて
設置されている。5A、5B、5Cは回転軸3と4との
間に所定間隔毎に立設された支持塔であって、プーリ3
Aと4Aとに外嵌・張設された索道となる環状ケーブル
6を支持・案内する3つの索道用受索輪10が、両側に
回転可能に設けられている。この3つの索道用受索輪1
0は、ケーブル6を挟むようにトライアングル状に配置
されている(支持塔5A、5B、5Cの上端側に1つ、
ケーブル6を介在して2つ配置)。11は所定間隔毎に
ケーブル6に配設されるリフト台座であって、支持体1
2を介してケーブル6に固定されている。そして、回転
駆動装置2を駆動すると、ケーブル6が支持塔5A、5
B、5Cの索道用受索輪10で支持・案内されながら移
動して、リフト台座11上に腰掛けた人間を、回転軸3
と4間において往復運搬するものである。尚、各支持塔
5A、5B、5Cに設けられている索道用受索輪10の
個数は、3つの他に、5つ等の種々の個数のものが有
り、また、3つの索道用受索輪10を図3に示すものと
は、逆トライアングル状に各支持塔5A、5B、5Cに
設けたもの等がある。
【0003】この索道用受索輪10は、図5に示すよう
に、軸受11、輪芯12、弾性輪13及び支持フランジ
14A、14Bから構成されている。図4において、軸
受11は支持塔5A、5B、5Cに取り外し可能として
設けられた回転軸15に回転可能に外嵌されており、こ
の外輪11Aに輪芯12が一体的に設けられている。輪
芯12は、軸受11の外輪11Aから径外方向に延びる
円板部16と、この円板部16の外周端に軸方向に所定
幅を有する環状リム部17とが一体形成されている。そ
して、輪芯12の環状リム部17には、弾性輪13が外
嵌圧入されているとともに、この弾性輪13を挟持する
支持フランジ14A、14Bが外嵌されている。この支
持フランジ14A、14Bは、輪芯12の環状リム部1
7外周に形成された環状溝18A、18B内に嵌合され
たスナップリング19A、19Bとの係合により、弾性
輪13とともに抜け止めされている。また、弾性輪13
の外周には、この周方向に亘ってケーブル6を案内する
断面が略半円形状(ケーブル6の半径より大きい半径を
有する)の案内溝20が形成されている。このような構
成により、索道用受索輪10は、支持塔5A、5B、5
C相互間でケーブル6を支持するとともに、ケーブル6
の移動とともに回転し、弾性輪13の案内溝20でケー
ブル6の方向を案内し、弾性輪13で衝撃を吸収するも
のである。
に、軸受11、輪芯12、弾性輪13及び支持フランジ
14A、14Bから構成されている。図4において、軸
受11は支持塔5A、5B、5Cに取り外し可能として
設けられた回転軸15に回転可能に外嵌されており、こ
の外輪11Aに輪芯12が一体的に設けられている。輪
芯12は、軸受11の外輪11Aから径外方向に延びる
円板部16と、この円板部16の外周端に軸方向に所定
幅を有する環状リム部17とが一体形成されている。そ
して、輪芯12の環状リム部17には、弾性輪13が外
嵌圧入されているとともに、この弾性輪13を挟持する
支持フランジ14A、14Bが外嵌されている。この支
持フランジ14A、14Bは、輪芯12の環状リム部1
7外周に形成された環状溝18A、18B内に嵌合され
たスナップリング19A、19Bとの係合により、弾性
輪13とともに抜け止めされている。また、弾性輪13
の外周には、この周方向に亘ってケーブル6を案内する
断面が略半円形状(ケーブル6の半径より大きい半径を
有する)の案内溝20が形成されている。このような構
成により、索道用受索輪10は、支持塔5A、5B、5
C相互間でケーブル6を支持するとともに、ケーブル6
の移動とともに回転し、弾性輪13の案内溝20でケー
ブル6の方向を案内し、弾性輪13で衝撃を吸収するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の索道用受索輪では、弾性輪が輪芯の環状リム部に外
嵌圧入されているだけなので、ケーブルが移動されて、
このケーブルから索道用受索輪を回転させる回転力を受
けると、回転してこのケーブルを支持・案内するととも
に、弾性輪が輪芯の環状リム部上を滑るように回転(ス
リップ)することになり、この環状リム部と支持フラン
ジ間の摩擦により、弾性輪が発熱破損し、逐次、交換し
なければならないという問題があった。
術の索道用受索輪では、弾性輪が輪芯の環状リム部に外
嵌圧入されているだけなので、ケーブルが移動されて、
このケーブルから索道用受索輪を回転させる回転力を受
けると、回転してこのケーブルを支持・案内するととも
に、弾性輪が輪芯の環状リム部上を滑るように回転(ス
リップ)することになり、この環状リム部と支持フラン
ジ間の摩擦により、弾性輪が発熱破損し、逐次、交換し
なければならないという問題があった。
【0005】また、弾性輪が輪芯の環状リム部に外嵌圧
入されているので、この弾性輪がケーブルとの摩擦等に
より摩耗、その他破損して交換するに際しては、環状リ
ム部に外嵌圧入された弾性輪を取り外し/取り付ける圧
入機等の特殊治具を必要とするため、通常、索道用受索
輪を支持塔から取り外した後、地上において、弾性輪の
交換作業を行い、再び、索道用受索輪を支持塔に取り付
けていた。従って、この弾性輪の交換作業に手間と長い
時間が必要になるという問題があった。
入されているので、この弾性輪がケーブルとの摩擦等に
より摩耗、その他破損して交換するに際しては、環状リ
ム部に外嵌圧入された弾性輪を取り外し/取り付ける圧
入機等の特殊治具を必要とするため、通常、索道用受索
輪を支持塔から取り外した後、地上において、弾性輪の
交換作業を行い、再び、索道用受索輪を支持塔に取り付
けていた。従って、この弾性輪の交換作業に手間と長い
時間が必要になるという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、弾性輪の発熱破損を防止するととも
に、弾性輪の交換作業が容易、且つ短時間で行なえる索
道用受索輪を提供することを目的とする。
になされたもので、弾性輪の発熱破損を防止するととも
に、弾性輪の交換作業が容易、且つ短時間で行なえる索
道用受索輪を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の索道用受索輪では、請求項1においては、
複数の支持塔のそれぞれに回転可能に軸支された輪芯
と、該輪芯に外嵌して係合され前記支持塔の相互間に張
設されたケーブルを案内するゴム製の弾性輪と、前記輪
芯に外嵌されて前記弾性輪を挟持する支持フランジとを
備えて構成される索道用受索輪において、前記輪芯と前
記弾性輪には、互いに隙間ばめで係合する凸部と凹部と
が連続する凹凸形状が形成されるとともに、前記弾性輪
には、前記ケーブルからの作用力を、当該弾性輪の凹凸
形状に沿って周方向に配分するための抗張体が内設され
ているものである。
め、本発明の索道用受索輪では、請求項1においては、
複数の支持塔のそれぞれに回転可能に軸支された輪芯
と、該輪芯に外嵌して係合され前記支持塔の相互間に張
設されたケーブルを案内するゴム製の弾性輪と、前記輪
芯に外嵌されて前記弾性輪を挟持する支持フランジとを
備えて構成される索道用受索輪において、前記輪芯と前
記弾性輪には、互いに隙間ばめで係合する凸部と凹部と
が連続する凹凸形状が形成されるとともに、前記弾性輪
には、前記ケーブルからの作用力を、当該弾性輪の凹凸
形状に沿って周方向に配分するための抗張体が内設され
ているものである。
【0008】請求項2においては、請求項1のものに、
前記抗張体は、前記凹凸形状の近傍で前記弾性輪の周方
向に亘って前記弾性輪の軸方向に並列配置された複数の
環状コードからなるものである。
前記抗張体は、前記凹凸形状の近傍で前記弾性輪の周方
向に亘って前記弾性輪の軸方向に並列配置された複数の
環状コードからなるものである。
【0009】請求項3においては、請求項1又は請求項
2それぞれのものに、前記弾性輪の凹凸形状の表面に帆
布が張られているものである。
2それぞれのものに、前記弾性輪の凹凸形状の表面に帆
布が張られているものである。
【0010】請求項4においては、請求項1から請求項
3それぞれのものに、前記弾性輪と前記輪芯の凹凸形状
は、伝動用タイミングベルトと同じ形状であるものであ
る。
3それぞれのものに、前記弾性輪と前記輪芯の凹凸形状
は、伝動用タイミングベルトと同じ形状であるものであ
る。
【0011】
【作用】このように本発明の索道用受索輪によれば、請
求項1では、弾性輪と輪芯とが、互いに隙間ばめで凹凸
係合しているので、弾性輪を輪芯から取り外し/取り付
けをする交換作業が容易にできるとともに、弾性輪にケ
ーブルからの作用力が作用すると、抗張体によりこの弾
性輪の凹凸形状に沿って周方向に配分されて、この弾性
体の凹凸形状を破損するような力を加えることなく、弾
性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との隙間を吸収しつつ
保持することができるので、弾性輪及び輪芯の内外径に
対して弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状とを小さくし
ても、弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との係合を確
実なものとして、弾性輪自身の回転を防止することがで
きる。
求項1では、弾性輪と輪芯とが、互いに隙間ばめで凹凸
係合しているので、弾性輪を輪芯から取り外し/取り付
けをする交換作業が容易にできるとともに、弾性輪にケ
ーブルからの作用力が作用すると、抗張体によりこの弾
性輪の凹凸形状に沿って周方向に配分されて、この弾性
体の凹凸形状を破損するような力を加えることなく、弾
性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との隙間を吸収しつつ
保持することができるので、弾性輪及び輪芯の内外径に
対して弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状とを小さくし
ても、弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との係合を確
実なものとして、弾性輪自身の回転を防止することがで
きる。
【0012】請求項2は、抗張体が、凹凸形状の近傍で
弾性輪の周方向に亘って前記弾性輪の軸方向に並列配置
さている複数の環状コードからなるので、ケーブルから
弾性輪を弾性変形させる作用力が加わっても、この環状
コードがこの作用力に抗して弾性輪の凹凸形状に沿って
周方向に配分して、確実に、弾性体の凹凸形状を破損す
るような力を加えることなく、弾性輪の凹凸形状と輪芯
の凹凸形状との隙間を吸収しつつ保持することができ
る。
弾性輪の周方向に亘って前記弾性輪の軸方向に並列配置
さている複数の環状コードからなるので、ケーブルから
弾性輪を弾性変形させる作用力が加わっても、この環状
コードがこの作用力に抗して弾性輪の凹凸形状に沿って
周方向に配分して、確実に、弾性体の凹凸形状を破損す
るような力を加えることなく、弾性輪の凹凸形状と輪芯
の凹凸形状との隙間を吸収しつつ保持することができ
る。
【0013】請求項3では、弾性輪の凹凸形状の表面に
帆布が張られているので、この弾性輪の凹凸形状と輪芯
の凹凸形状との摩擦抵抗を少なくできるので、弾性輪を
輪芯から取り外し/取り付けをする交換作業が容易にで
きるとともに、弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との
耐摩耗性が向上する。
帆布が張られているので、この弾性輪の凹凸形状と輪芯
の凹凸形状との摩擦抵抗を少なくできるので、弾性輪を
輪芯から取り外し/取り付けをする交換作業が容易にで
きるとともに、弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との
耐摩耗性が向上する。
【0014】請求項4では、弾性輪と輪芯の凹凸形状
は、伝動用タイミングベルトと同じ形状であるので、弾
性輪と輪芯との凹凸形状の加工が簡単に、且つ安価に行
なうことができる。
は、伝動用タイミングベルトと同じ形状であるので、弾
性輪と輪芯との凹凸形状の加工が簡単に、且つ安価に行
なうことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例である索道用受索輪
について、図面を参照して説明する。
について、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本実施例における索道用受索輪の
構成を示す縦断面図、図2は本実施例における索道用受
索輪の構成を示す図1のA−A矢視図、図3は本実施例
の索道用受索輪における弾性輪と輪芯の凹凸形状を示す
要部拡大図である。尚、本実施例における図1乃至図3
において、上記従来技術の図4及び図5と同一の符号は
同一の構成を有するので、その詳細な説明は省略する。
構成を示す縦断面図、図2は本実施例における索道用受
索輪の構成を示す図1のA−A矢視図、図3は本実施例
の索道用受索輪における弾性輪と輪芯の凹凸形状を示す
要部拡大図である。尚、本実施例における図1乃至図3
において、上記従来技術の図4及び図5と同一の符号は
同一の構成を有するので、その詳細な説明は省略する。
【0017】図1及び図2において、弾性輪13(通
常、外径100mm〜600mm、内径70mm〜50
0mmの寸法を取るゴム製タイヤ)の内周面13Aに
は、その周方向に亘って凹部25Aと凸部25Bが連続
する凹凸形状25に形成されている。弾性輪13の凹凸
形状25は、弾性輪13の軸方向に延びており、この凹
部25Aが弾性輪13の両端面13B、13Cに開口し
ている。また、弾性輪13の内部には、抗張体26が設
けられている。この抗張体26は、凹凸形状25の径外
方近傍で、弾性輪13の円周に亘って設けられた複数の
環状コード27A〜27F(例えば、ガラスコード、ポ
リアミドコード、芳香族ポリアミドコード、ポリエステ
ルコード等)からなり、この環状コード27A〜27F
は、弾性輪13の軸方向に並列に配置されている。
常、外径100mm〜600mm、内径70mm〜50
0mmの寸法を取るゴム製タイヤ)の内周面13Aに
は、その周方向に亘って凹部25Aと凸部25Bが連続
する凹凸形状25に形成されている。弾性輪13の凹凸
形状25は、弾性輪13の軸方向に延びており、この凹
部25Aが弾性輪13の両端面13B、13Cに開口し
ている。また、弾性輪13の内部には、抗張体26が設
けられている。この抗張体26は、凹凸形状25の径外
方近傍で、弾性輪13の円周に亘って設けられた複数の
環状コード27A〜27F(例えば、ガラスコード、ポ
リアミドコード、芳香族ポリアミドコード、ポリエステ
ルコード等)からなり、この環状コード27A〜27F
は、弾性輪13の軸方向に並列に配置されている。
【0018】輪芯12(通常、外径70mm〜500m
mの寸法)の環状リム部17の外周面17Aには、その
周方向に亘って弾性体13の凹凸形状25に所定の隙間
hを持って係合(隙間ばめで係合)する凹部30Aと凸
部30Bとが連続する凹凸形状30が形成されており、
この凸部30Bに凹部25Aの底が係合し、且つ凹部3
0Aと凸部25Bとは所定隙間hを持って対向してい
る。また、輪芯12の凹凸形状30は、弾性輪13の凹
凸形状25と同軸方向(環状リム部17の軸方向)に延
びており、この凹部30Aが環状リム部17の両端面1
7B、17Cに開口している。
mの寸法)の環状リム部17の外周面17Aには、その
周方向に亘って弾性体13の凹凸形状25に所定の隙間
hを持って係合(隙間ばめで係合)する凹部30Aと凸
部30Bとが連続する凹凸形状30が形成されており、
この凸部30Bに凹部25Aの底が係合し、且つ凹部3
0Aと凸部25Bとは所定隙間hを持って対向してい
る。また、輪芯12の凹凸形状30は、弾性輪13の凹
凸形状25と同軸方向(環状リム部17の軸方向)に延
びており、この凹部30Aが環状リム部17の両端面1
7B、17Cに開口している。
【0019】また、弾性輪13の凹凸形状25と輪芯1
2の凹凸形状30とは、その各凸部25B間、及び各凸
部30B間(又は各凹部25A、30A間)のピッチP
及び形状が、図3に示すように、通常の伝達用タイミン
グベルトに用いられるピッチの範囲内(3.0mmから
14.0mm内)及び形状とされているとともに、弾性
輪13の凹凸形状25の表面には、摩擦抵抗の少ない帆
布28が張り合わされている。
2の凹凸形状30とは、その各凸部25B間、及び各凸
部30B間(又は各凹部25A、30A間)のピッチP
及び形状が、図3に示すように、通常の伝達用タイミン
グベルトに用いられるピッチの範囲内(3.0mmから
14.0mm内)及び形状とされているとともに、弾性
輪13の凹凸形状25の表面には、摩擦抵抗の少ない帆
布28が張り合わされている。
【0020】そして、弾性輪13は、この案内溝20に
案内されて各支持塔5A〜5C間に張設されたケーブル
6の張設力(作用力)により、その半径内方向側に押圧
されて弾性変形されている。このとき、弾性輪13の案
内溝20で案内されたケーブル6に対向する側は、複数
の環状コード27A〜27Fにより、その張設力(作用
力)に抗して弾性輪13の凹凸形状25が、輪芯12の
環状リム部17の凹凸形状30にその間に存在する隙間
hを吸収しつつ、すなわち、凹凸形状25と凹凸形状3
0との凹部25Aと凸部30B、及び凹部30Aと凸部
25Aとの隙間hを0(h=0)として当接係合する形
状に保持されている。また、弾性輪13の案内溝20で
ケーブル6を案内しない案内溝20に対向する側は、複
数の環状コード27A〜27Fにより、その張設力(作
用力)に抗して弾性輪13の凹凸形状25が、輪芯12
の環状リム部17の凹凸形状30から離間しない、すな
わち、凹凸形状25と凹凸形状30との凹部25Aと凸
部30B、及び凹部30Aと凸部25Aとの隙間hを保
ちつつ、隙間ばめ係合する形状に保持されている。
案内されて各支持塔5A〜5C間に張設されたケーブル
6の張設力(作用力)により、その半径内方向側に押圧
されて弾性変形されている。このとき、弾性輪13の案
内溝20で案内されたケーブル6に対向する側は、複数
の環状コード27A〜27Fにより、その張設力(作用
力)に抗して弾性輪13の凹凸形状25が、輪芯12の
環状リム部17の凹凸形状30にその間に存在する隙間
hを吸収しつつ、すなわち、凹凸形状25と凹凸形状3
0との凹部25Aと凸部30B、及び凹部30Aと凸部
25Aとの隙間hを0(h=0)として当接係合する形
状に保持されている。また、弾性輪13の案内溝20で
ケーブル6を案内しない案内溝20に対向する側は、複
数の環状コード27A〜27Fにより、その張設力(作
用力)に抗して弾性輪13の凹凸形状25が、輪芯12
の環状リム部17の凹凸形状30から離間しない、すな
わち、凹凸形状25と凹凸形状30との凹部25Aと凸
部30B、及び凹部30Aと凸部25Aとの隙間hを保
ちつつ、隙間ばめ係合する形状に保持されている。
【0021】支持フランジ14A、14Bは、弾性輪1
3を挟持して環状リム部17の凹凸形状30に外嵌され
ており、この各凸部30Aに周方向に亘っり、且つ両端
側にそれぞれ形成された環状溝35A、35B内に嵌合
されたスナップリング19A、19Bとの係合により、
弾性輪13とともに抜け止めされている。
3を挟持して環状リム部17の凹凸形状30に外嵌され
ており、この各凸部30Aに周方向に亘っり、且つ両端
側にそれぞれ形成された環状溝35A、35B内に嵌合
されたスナップリング19A、19Bとの係合により、
弾性輪13とともに抜け止めされている。
【0022】そして、索道用受索輪10の弾性輪13が
ケーブル6との摩擦等により摩耗、その他破損して交換
する際には、まず、一方側のスナップリング19A(通
常、支持塔5A、5B、5Cに対向しない側)を環状溝
35A内から抜き取って、このスナップリング19Aと
係合していた支持フランジ14Aを輪芯12の環状リム
部17から取り外す。
ケーブル6との摩擦等により摩耗、その他破損して交換
する際には、まず、一方側のスナップリング19A(通
常、支持塔5A、5B、5Cに対向しない側)を環状溝
35A内から抜き取って、このスナップリング19Aと
係合していた支持フランジ14Aを輪芯12の環状リム
部17から取り外す。
【0023】次いで、弾性輪13の案内溝20で案内さ
れているケーブル6を、この案内溝20から取り外すと
ともに、弾性輪13を、支持フランジ14Aが取り外さ
れた側の軸方向に引き出し、環状リム部17から取り外
す。このとき、弾性輪13のケーブル6からの張設力
(作用力)が解除され、弾性輪13が元の形状に復元す
るので、弾性体13の凹凸形状25と環状リム部17の
凹凸形状30とが所定隙間h(隙間ばめ)で係合する状
態となり、弾性輪13の帆布28により凹凸形状30と
の摩擦を少なくしつつ、容易に弾性輪13を環状リム部
17から取り外すことができる。
れているケーブル6を、この案内溝20から取り外すと
ともに、弾性輪13を、支持フランジ14Aが取り外さ
れた側の軸方向に引き出し、環状リム部17から取り外
す。このとき、弾性輪13のケーブル6からの張設力
(作用力)が解除され、弾性輪13が元の形状に復元す
るので、弾性体13の凹凸形状25と環状リム部17の
凹凸形状30とが所定隙間h(隙間ばめ)で係合する状
態となり、弾性輪13の帆布28により凹凸形状30と
の摩擦を少なくしつつ、容易に弾性輪13を環状リム部
17から取り外すことができる。
【0024】その後、新たな弾性輪13を環状リム部1
7に交換取り付けするには、この凹凸形状25を環状リ
ム部17の凹凸形状30に係合して、支持フランジ14
B側の軸方向にこの支持フランジ14Bに当接するまで
押し入れて、環状リム部17に外嵌係合する。このと
き、弾性体13の凹凸形状25と環状リム部17の凹凸
形状とは、所定隙間h(隙間ばめ)で係合し、且つ帆布
30で弾性輪13の凹凸形状25と輪芯12の凹凸形状
30との摩擦を少なくされているので、容易に弾性輪1
3を環状リム部17に外嵌係合することができる。
7に交換取り付けするには、この凹凸形状25を環状リ
ム部17の凹凸形状30に係合して、支持フランジ14
B側の軸方向にこの支持フランジ14Bに当接するまで
押し入れて、環状リム部17に外嵌係合する。このと
き、弾性体13の凹凸形状25と環状リム部17の凹凸
形状とは、所定隙間h(隙間ばめ)で係合し、且つ帆布
30で弾性輪13の凹凸形状25と輪芯12の凹凸形状
30との摩擦を少なくされているので、容易に弾性輪1
3を環状リム部17に外嵌係合することができる。
【0025】次いで、ケーブル6を弾性輪13の案内溝
20内に嵌め込むと、このケーブル6の張設力(作用
力)により、この弾性輪13が弾性変形されるととも
に、複数の環状コード27A〜27Fにより、その張設
力(作用力)に抗して弾性輪13の凹凸形状25が、輪
芯12の環状リム部17の凹凸形状30にその間に存在
する隙間hを吸収しつつ、すなわち、凹凸形状25と凹
凸形状30との凹部25Aと凸部30B、及び凹部30
Aと凸部25Aとの隙間hを0(h=0)として当接係
合する形状に保持される。そして、支持フランジ14A
を環状リム部17の凹凸形状30に外嵌合し、スナップ
リング19Aを環状溝35A内に嵌合することにより、
弾性輪13の交換作業が終了する。
20内に嵌め込むと、このケーブル6の張設力(作用
力)により、この弾性輪13が弾性変形されるととも
に、複数の環状コード27A〜27Fにより、その張設
力(作用力)に抗して弾性輪13の凹凸形状25が、輪
芯12の環状リム部17の凹凸形状30にその間に存在
する隙間hを吸収しつつ、すなわち、凹凸形状25と凹
凸形状30との凹部25Aと凸部30B、及び凹部30
Aと凸部25Aとの隙間hを0(h=0)として当接係
合する形状に保持される。そして、支持フランジ14A
を環状リム部17の凹凸形状30に外嵌合し、スナップ
リング19Aを環状溝35A内に嵌合することにより、
弾性輪13の交換作業が終了する。
【0026】また、ケーブル6が移動されて、このケー
ブル6から索道用受索輪10を回転させるような回転力
及び張設力(作用力)が作用すると、この索道用受索輪
10が軸受11を介して回転するが、弾性輪13自体
は、この凹凸形状25の凹部25A・凸部25Bが環状
リム部17の凹凸形状30の凹部30A・凸部30B
に、その隙間hを吸収した状態(h=0)で当接係合し
ているので、その回転が阻止されるとともに、抗張体2
6である複数の環状コード27A〜27Fが、ケーブル
6の回転力(作用力)に抗して、弾性輪13の凹凸形状
25に沿ってその回転力を周方向に配分するように作用
して、弾性体13の凹凸形状25が凹凸形状30との係
合により破損するような力を加えることなく形状を保持
することができるので、弾性輪13及び輪芯12の内外
径が大径となる索道用受索輪10に、通常の伝達用タイ
ミングベルトに用いられるピッチ(3.0mmから1
4.0mm内)及び形状とする凹凸形状(弾性輪13及
び輪芯12の内外径に対して比較的小型となる凹凸形
状)を適用しても、弾性輪13の凹凸形状15と輪芯1
2の凹凸形状30との係合を確実なものとして、弾性輪
13自身の回転を防止することができるので、弾性輪1
3と輪芯12との摩擦がなくなり、この弾性輪13が発
熱破損することを防止できるとともに、弾性輪13と輪
芯12との凹凸形状25、30の加工が簡単に、且つ安
価に行なうことができ、経済的である。
ブル6から索道用受索輪10を回転させるような回転力
及び張設力(作用力)が作用すると、この索道用受索輪
10が軸受11を介して回転するが、弾性輪13自体
は、この凹凸形状25の凹部25A・凸部25Bが環状
リム部17の凹凸形状30の凹部30A・凸部30B
に、その隙間hを吸収した状態(h=0)で当接係合し
ているので、その回転が阻止されるとともに、抗張体2
6である複数の環状コード27A〜27Fが、ケーブル
6の回転力(作用力)に抗して、弾性輪13の凹凸形状
25に沿ってその回転力を周方向に配分するように作用
して、弾性体13の凹凸形状25が凹凸形状30との係
合により破損するような力を加えることなく形状を保持
することができるので、弾性輪13及び輪芯12の内外
径が大径となる索道用受索輪10に、通常の伝達用タイ
ミングベルトに用いられるピッチ(3.0mmから1
4.0mm内)及び形状とする凹凸形状(弾性輪13及
び輪芯12の内外径に対して比較的小型となる凹凸形
状)を適用しても、弾性輪13の凹凸形状15と輪芯1
2の凹凸形状30との係合を確実なものとして、弾性輪
13自身の回転を防止することができるので、弾性輪1
3と輪芯12との摩擦がなくなり、この弾性輪13が発
熱破損することを防止できるとともに、弾性輪13と輪
芯12との凹凸形状25、30の加工が簡単に、且つ安
価に行なうことができ、経済的である。
【0027】尚、本実施例においては、抗張体26であ
る複数の環状コード27A〜27Fの本数は6本のもの
を示したが、環状コードの数はこれに限定されるもので
なく、また、環状コード27A〜27Fに代えて、帯状
の環状帯体としたものであってもよい。
る複数の環状コード27A〜27Fの本数は6本のもの
を示したが、環状コードの数はこれに限定されるもので
なく、また、環状コード27A〜27Fに代えて、帯状
の環状帯体としたものであってもよい。
【0028】
【発明の効果】このように本発明の索道用受索輪によれ
ば、弾性輪と輪芯とが、互いに隙間ばめで凹凸係合して
いるので、弾性輪を輪芯から取り外し/取り付けをする
交換作業が容易にできるとともに、弾性輪にケーブルか
らの作用力が作用すると、抗張体によりこの弾性輪の凹
凸形状に沿って周方向に配分されて、この弾性体の凹凸
形状を破損するような力を加えることなく、弾性輪の凹
凸形状と輪芯の凹凸形状との隙間を吸収しつつ保持する
ことができるので、弾性輪及び輪芯の内外径に対して弾
性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状とを小さくしても、弾
性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との係合を確実なもの
として、弾性輪自身の回転を防止することができ、弾性
輪と輪芯との摩擦をなくし、弾性輪の発熱破損を防止す
ることができる。
ば、弾性輪と輪芯とが、互いに隙間ばめで凹凸係合して
いるので、弾性輪を輪芯から取り外し/取り付けをする
交換作業が容易にできるとともに、弾性輪にケーブルか
らの作用力が作用すると、抗張体によりこの弾性輪の凹
凸形状に沿って周方向に配分されて、この弾性体の凹凸
形状を破損するような力を加えることなく、弾性輪の凹
凸形状と輪芯の凹凸形状との隙間を吸収しつつ保持する
ことができるので、弾性輪及び輪芯の内外径に対して弾
性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状とを小さくしても、弾
性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との係合を確実なもの
として、弾性輪自身の回転を防止することができ、弾性
輪と輪芯との摩擦をなくし、弾性輪の発熱破損を防止す
ることができる。
【0029】また、抗張体が、凹凸形状の近傍で弾性輪
の周方向に亘って前記弾性輪の軸方向に並列配置されて
いる複数の環状コードからなるので、ケーブルから弾性
輪を弾性変形させる作用力が加わっても、この環状コー
ドがこの作用力に抗して弾性輪の凹凸形状に沿って周方
向に配分して、確実に、弾性体の凹凸形状を破損するよ
うな力を加えることなく、弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹
凸形状との隙間を吸収しつつ保持することができるの
で、弾性輪自身の回転を防止することができ、弾性輪と
輪芯との摩擦をなくし、弾性輪の発熱破損を防止するこ
とができる。
の周方向に亘って前記弾性輪の軸方向に並列配置されて
いる複数の環状コードからなるので、ケーブルから弾性
輪を弾性変形させる作用力が加わっても、この環状コー
ドがこの作用力に抗して弾性輪の凹凸形状に沿って周方
向に配分して、確実に、弾性体の凹凸形状を破損するよ
うな力を加えることなく、弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹
凸形状との隙間を吸収しつつ保持することができるの
で、弾性輪自身の回転を防止することができ、弾性輪と
輪芯との摩擦をなくし、弾性輪の発熱破損を防止するこ
とができる。
【0030】更に、弾性輪の凹凸形状の表面に帆布が張
られているので、この弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形
状との摩擦抵抗を少なくできるので、弾性輪を輪芯から
取り外し/取り付けをする交換作業が容易にできるとと
もに、弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との耐摩耗性
を向上させることができる。
られているので、この弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形
状との摩擦抵抗を少なくできるので、弾性輪を輪芯から
取り外し/取り付けをする交換作業が容易にできるとと
もに、弾性輪の凹凸形状と輪芯の凹凸形状との耐摩耗性
を向上させることができる。
【0031】更に、また、弾性輪と輪芯の凹凸形状は、
伝動用タイミングベルトと同じ形状であるので、弾性輪
と輪芯の内外径が大径となっても、弾性輪と輪芯との凹
凸形状の加工が簡単に、且つ安価に行なうことができ、
経済的である。
伝動用タイミングベルトと同じ形状であるので、弾性輪
と輪芯の内外径が大径となっても、弾性輪と輪芯との凹
凸形状の加工が簡単に、且つ安価に行なうことができ、
経済的である。
【図1】本発明の実施例としての索道用受索輪の構成を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施例における索道用受索輪の構成を
示す図1のA−A矢視図である。
示す図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明の実施例の索道用受索輪における弾性輪
と輪芯の凹凸形状を示す要部拡大図である。
と輪芯の凹凸形状を示す要部拡大図である。
【図4】一般的なリフトの全体構造を示す模倣図であ
る。
る。
【図5】従来技術の索道用受索輪の構成を示す縦断面図
である。
である。
5A〜5C 支持塔 6 ケーブル 12 輪芯 13 弾性輪 14A、14B 支持フランジ 26 抗張体 27A〜27F 環状コード
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の支持塔のそれぞれに回転可能に軸
支された輪芯と、該輪芯に外嵌して係合され前記支持塔
の相互間に張設されたケーブルを案内するゴム製の弾性
輪と、前記輪芯に外嵌されて前記弾性輪を挟持する支持
フランジとを備えて構成される索道用受索輪において、 前記輪芯と前記弾性輪には、互いに隙間ばめで係合する
凸部と凹部とが連続する凹凸形状が形成されるととも
に、 前記弾性輪には、前記ケーブルからの作用力を、当該弾
性輪の凹凸形状に沿って周方向に配分するための抗張体
が内設されていることを特徴とする索道用受索輪。 - 【請求項2】 前記抗張体は、前記凹凸形状の近傍で前
記弾性輪の周方向に亘って前記弾性輪の軸方向に並列配
置された複数の環状コードからなることを特徴とする請
求項1記載の索道用受索輪。 - 【請求項3】 前記弾性輪の凹凸形状の表面に帆布が張
られていることを特徴とする請求項1又は請求項1それ
ぞれに記載の索道用受索輪。 - 【請求項4】 前記弾性輪と前記輪芯の凹凸形状は、伝
動用タイミングベルトと同じ形状であることを特徴とす
る請求項1から請求項3それぞれに記載の索道用受索
輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32384794A JP2815547B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 索道用受索輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32384794A JP2815547B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 索道用受索輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156782A JPH08156782A (ja) | 1996-06-18 |
JP2815547B2 true JP2815547B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=18159254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32384794A Expired - Lifetime JP2815547B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 索道用受索輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815547B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008222105A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Nippon Cable Co Ltd | 索道用受索輪のゴムライナー |
CN108213921A (zh) * | 2018-01-19 | 2018-06-29 | 汉中大秦机械有限公司 | 轻便型索道单轮体的液压拆装装置 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP32384794A patent/JP2815547B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08156782A (ja) | 1996-06-18 |
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