JP2813698B2 - 放射性廃棄固化物の取出装置 - Google Patents
放射性廃棄固化物の取出装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射性可燃廃棄物を焼
却して生成される放射性廃棄物焼却灰をマイクロ波を利
用して溶融・固化した後、廃棄物パッケージにするまで
の放射性廃棄固化物の取出装置に関する。
却して生成される放射性廃棄物焼却灰をマイクロ波を利
用して溶融・固化した後、廃棄物パッケージにするまで
の放射性廃棄固化物の取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所等から発生する放射性廃棄
物は、気体,液体,固体の3種類に大別され、放射能の
強さは、高レベル,中レベル,低レベルに分類される。
物は、気体,液体,固体の3種類に大別され、放射能の
強さは、高レベル,中レベル,低レベルに分類される。
【0003】低レベルの放射性廃棄物のうち、可燃物は
焼却処理を行ない、焼却残渣である焼却灰は、マイクロ
波を利用して処理することが特開昭55−143380
号公報等で開示されている。
焼却処理を行ない、焼却残渣である焼却灰は、マイクロ
波を利用して処理することが特開昭55−143380
号公報等で開示されている。
【0004】また、低レベルの固体廃棄物のうち、除洗
廃液,洗濯廃液等は限外濾過,逆浸透濾過,精密濾過等
に蒸発処理を加えて濃縮を行い、その濃縮液(スラッ
ジ)はセメント固化,アスファルト固化等を行ってきて
いる。ところが、近年、減容性が優れていることから、
マイクロ波固化が行なわれている。
廃液,洗濯廃液等は限外濾過,逆浸透濾過,精密濾過等
に蒸発処理を加えて濃縮を行い、その濃縮液(スラッ
ジ)はセメント固化,アスファルト固化等を行ってきて
いる。ところが、近年、減容性が優れていることから、
マイクロ波固化が行なわれている。
【0005】これらのマイクロ波による固化処理は、溶
融炉の下部にレトルトを装着し、レトルト内で、溶融・
固化を行なうものであり、放射性物質の外部漏洩を防止
するため、固化フードが溶融炉の下部に設置されてい
る。
融炉の下部にレトルトを装着し、レトルト内で、溶融・
固化を行なうものであり、放射性物質の外部漏洩を防止
するため、固化フードが溶融炉の下部に設置されてい
る。
【0006】焼却灰等の固化完了後に、固化フード内
で、溶融炉の下部に装着されたレトルトが取り外され、
固化フードの底部の開口部に搬送された後、固化フード
の底部の開口部を遮蔽している開閉蓋が操作されて開口
部が開かれ、固化フードの底部外側に待機している廃棄
容器内に、焼却灰等が固化され詰まっているレトルトが
収納され、さらに、モルタルキャッピングが施され、安
定な形状の廃棄物パッケージとした後に、長期保管が行
なわれている。
で、溶融炉の下部に装着されたレトルトが取り外され、
固化フードの底部の開口部に搬送された後、固化フード
の底部の開口部を遮蔽している開閉蓋が操作されて開口
部が開かれ、固化フードの底部外側に待機している廃棄
容器内に、焼却灰等が固化され詰まっているレトルトが
収納され、さらに、モルタルキャッピングが施され、安
定な形状の廃棄物パッケージとした後に、長期保管が行
なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の放射
性廃棄固化物の取出装置にあっては、溶融炉の下部から
レトルトを分離して廃棄容器内に収容するまでの一連の
作業の際、作業員が目視により手動でレトルトの操作を
行なわなくてはならず、作業員の被曝の問題,誤操作に
よるレトルトの落下等の事故を招く虞がある。
性廃棄固化物の取出装置にあっては、溶融炉の下部から
レトルトを分離して廃棄容器内に収容するまでの一連の
作業の際、作業員が目視により手動でレトルトの操作を
行なわなくてはならず、作業員の被曝の問題,誤操作に
よるレトルトの落下等の事故を招く虞がある。
【0008】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、溶融炉の下部からレトル
トを分離して廃棄容器内に収容するまでの一連の操作を
人手によることなく自動的に行ない、作業員の被曝や誤
操作によるレトルトの落下等の事故を防止することがで
きる放射性廃棄固化物の取出装置を提供することであ
る。
なされたもので、その目的は、溶融炉の下部からレトル
トを分離して廃棄容器内に収容するまでの一連の操作を
人手によることなく自動的に行ない、作業員の被曝や誤
操作によるレトルトの落下等の事故を防止することがで
きる放射性廃棄固化物の取出装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、放射性物質の
外部漏洩を防止する固化フードを溶融炉の下部に設置
し、固化フード内で、溶融炉の下部に装着されたレトル
トを取り外し、固化フードの底部の開口部に搬送した
後、固化フードの底部の開口部を遮蔽している開閉蓋を
操作して開口部を開き、固化フードの底部外側に待機し
ている廃棄容器内にレトルトを収納する放射性廃棄固化
物の取出装置において、レトルトを乗せる搬送手段とし
てのレトルトホルダーを有し、前記固化フード内に、溶
融炉の下方に設置されレトルトホルダーを上下移動させ
る第1垂直移動装置と、固化フードの底部の開口部の上
方に設置され、レトルトのロード・アンロードが可能な
グリッパを有する第2垂直移動装置と、第1垂直移動装
置と第2垂直移動装置の間でレトルトホルダーを乗せて
往復自在に搬送し、第2垂直移動装置にレトルトを引き
渡す時にはレトルトホルダーを第2垂直移動装置の垂直
通路域から外す水平移動装置とを設置したことを特徴と
する。
外部漏洩を防止する固化フードを溶融炉の下部に設置
し、固化フード内で、溶融炉の下部に装着されたレトル
トを取り外し、固化フードの底部の開口部に搬送した
後、固化フードの底部の開口部を遮蔽している開閉蓋を
操作して開口部を開き、固化フードの底部外側に待機し
ている廃棄容器内にレトルトを収納する放射性廃棄固化
物の取出装置において、レトルトを乗せる搬送手段とし
てのレトルトホルダーを有し、前記固化フード内に、溶
融炉の下方に設置されレトルトホルダーを上下移動させ
る第1垂直移動装置と、固化フードの底部の開口部の上
方に設置され、レトルトのロード・アンロードが可能な
グリッパを有する第2垂直移動装置と、第1垂直移動装
置と第2垂直移動装置の間でレトルトホルダーを乗せて
往復自在に搬送し、第2垂直移動装置にレトルトを引き
渡す時にはレトルトホルダーを第2垂直移動装置の垂直
通路域から外す水平移動装置とを設置したことを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明においては、マイクロ波の照射により、
溶融炉の下部に装着されたレトルト内の放射性廃棄物焼
却灰が溶融・固化される。放射性廃棄物焼却灰の固化完
了後に、レトルトホルダーにより放射性廃棄物焼却灰の
固化体を収容したレトルトが溶融炉の下部から分離され
る。
溶融炉の下部に装着されたレトルト内の放射性廃棄物焼
却灰が溶融・固化される。放射性廃棄物焼却灰の固化完
了後に、レトルトホルダーにより放射性廃棄物焼却灰の
固化体を収容したレトルトが溶融炉の下部から分離され
る。
【0011】そして、レトルトを乗せたレトルトホルダ
ーは第1垂直移動装置により下降され、水平移動装置上
に移送され、さらに、この水平移動装置で、レトルトを
乗せたレトルトホルダーは水平移送され、第2垂直移動
装置の下で停止する。
ーは第1垂直移動装置により下降され、水平移動装置上
に移送され、さらに、この水平移動装置で、レトルトを
乗せたレトルトホルダーは水平移送され、第2垂直移動
装置の下で停止する。
【0012】レトルトは第2垂直移動装置のグリッパで
把持され、レトルトホルダーから取り出される。次に、
開閉蓋を操作して固化フードの底部の開口部を開くとと
もにレトルトホルダーが第2垂直移動装置の垂直通路域
から外され、さらに、レトルトは第2垂直移動装置によ
り下降され、廃棄容器上に移送され、第2垂直移動装置
のグリップによるレトルトの把持が解除され、レトルト
が廃棄容器内に収容される。
把持され、レトルトホルダーから取り出される。次に、
開閉蓋を操作して固化フードの底部の開口部を開くとと
もにレトルトホルダーが第2垂直移動装置の垂直通路域
から外され、さらに、レトルトは第2垂直移動装置によ
り下降され、廃棄容器上に移送され、第2垂直移動装置
のグリップによるレトルトの把持が解除され、レトルト
が廃棄容器内に収容される。
【0013】そして、新しいレトルトが準備され、上述
と逆の手順で溶融炉の下部に装着される。即ち、第2垂
直移動装置のグリッパで新しいレトルトが把持され、固
化フードの底部の開口部を通って上昇した後、水平移動
装置が第2垂直移動装置の下に停止する。新しいレトル
トは第2垂直移動装置により下降され、レトルトホルダ
ー内に収容され、水平移動装置で溶融炉の下方に水平移
動され、第1垂直移動装置により上昇され、溶融炉の下
部に装着される。
と逆の手順で溶融炉の下部に装着される。即ち、第2垂
直移動装置のグリッパで新しいレトルトが把持され、固
化フードの底部の開口部を通って上昇した後、水平移動
装置が第2垂直移動装置の下に停止する。新しいレトル
トは第2垂直移動装置により下降され、レトルトホルダ
ー内に収容され、水平移動装置で溶融炉の下方に水平移
動され、第1垂直移動装置により上昇され、溶融炉の下
部に装着される。
【0014】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図3により本発明の実施例に係わる
放射性廃棄固化物の取出装置を説明する。
明する。図1ないし図3により本発明の実施例に係わる
放射性廃棄固化物の取出装置を説明する。
【0015】図において、符号1はマイクロ波発生装
置、2はこのマイクロ波発生装置に取り付けた導波管、
3はこの導波管2に設けたパワーモニタであり、入射検
知器4と反射検知器5とを有し、マイクロ波の照射状況
を監視する。6はEHチューナであり、電界調整器7と
磁界調整器8とを有し、電界,磁界の振幅を調整して被
加熱物に最も効率良くマイクロ波を照射できるように整
合をとる。9は導波管2に設けた2枚のマイクロ波透過
性の良い物質からなる石英板等の板であり、マイクロ波
は透過するが、ダスト,ヒューム等の放射能は通さず、
ホット領域とコールド領域とを区分するものである。2
枚の板9の間の空間10には常時所定圧力の空気が供給
され、板9が破損した時の圧力降下を感知して放射能が
逆流することを防止する警報装置11が設けてある。
置、2はこのマイクロ波発生装置に取り付けた導波管、
3はこの導波管2に設けたパワーモニタであり、入射検
知器4と反射検知器5とを有し、マイクロ波の照射状況
を監視する。6はEHチューナであり、電界調整器7と
磁界調整器8とを有し、電界,磁界の振幅を調整して被
加熱物に最も効率良くマイクロ波を照射できるように整
合をとる。9は導波管2に設けた2枚のマイクロ波透過
性の良い物質からなる石英板等の板であり、マイクロ波
は透過するが、ダスト,ヒューム等の放射能は通さず、
ホット領域とコールド領域とを区分するものである。2
枚の板9の間の空間10には常時所定圧力の空気が供給
され、板9が破損した時の圧力降下を感知して放射能が
逆流することを防止する警報装置11が設けてある。
【0016】12は溶融炉であり、導波管2が連結され
ている。13は溶融炉12の上部に設けた広角非接触型
の温度計であり、レトルト15内の被加熱物の温度を監
視して放射性廃棄物焼却灰の供給量を制御する。14は
ITVであり、溶融炉12内のアーク発生状況及びガス
燃焼状態とレトルト15内の加熱状況を監視する。この
温度計13,ITV14が設置されている監視窓へ空気
を吹き付けて灰の付着を防止し、溶融炉12内の状況を
的確に把握できるようにしている。
ている。13は溶融炉12の上部に設けた広角非接触型
の温度計であり、レトルト15内の被加熱物の温度を監
視して放射性廃棄物焼却灰の供給量を制御する。14は
ITVであり、溶融炉12内のアーク発生状況及びガス
燃焼状態とレトルト15内の加熱状況を監視する。この
温度計13,ITV14が設置されている監視窓へ空気
を吹き付けて灰の付着を防止し、溶融炉12内の状況を
的確に把握できるようにしている。
【0017】16は二重蓋付容器であり、図4に示さ
れ、外蓋16A及び内蓋16Bを被せて密閉され、放射
性廃棄物焼却灰を、固化装置が設置されている固化室と
は別の集灰保管室内に保管,貯蔵される。17は二重蓋
付容器16を搬送する灰容器搬送台車である。
れ、外蓋16A及び内蓋16Bを被せて密閉され、放射
性廃棄物焼却灰を、固化装置が設置されている固化室と
は別の集灰保管室内に保管,貯蔵される。17は二重蓋
付容器16を搬送する灰容器搬送台車である。
【0018】18はエアーシリンダを有してなる外蓋取
外し用マニュピュレータ(第1の蓋開け手段)、4本の
局所排気フードを有し、19はエアーシリンダを有して
なる内蓋取外し用マニュピュレータ(第2の蓋開け手
段)で、搬送ローラ20の上方に設置されている。21
は放射性廃棄物焼却灰の重量計量装置である。
外し用マニュピュレータ(第1の蓋開け手段)、4本の
局所排気フードを有し、19はエアーシリンダを有して
なる内蓋取外し用マニュピュレータ(第2の蓋開け手
段)で、搬送ローラ20の上方に設置されている。21
は放射性廃棄物焼却灰の重量計量装置である。
【0019】22は灰容器昇降装置で、垂直部と水平部
からなるL字状の走行レール22Aと、この走行レール
22Aを昇降可能な昇降ゲージ22Bとから構成されて
いる。
からなるL字状の走行レール22Aと、この走行レール
22Aを昇降可能な昇降ゲージ22Bとから構成されて
いる。
【0020】灰容器昇降装置22に隣接して、灰容器昇
降装置22の走行レール22Aの水平部の下方に、粗粉
砕機23,微粉砕機24,焼却灰供給装置25が順番に
並べて設置されている。上記の内蓋取外し用マニュピュ
レータ19,重量計量装置21,灰容器昇降装置22,
粗粉砕機23,微粉砕機24,焼却灰供給装置25は、
フード26内に設置されている。
降装置22の走行レール22Aの水平部の下方に、粗粉
砕機23,微粉砕機24,焼却灰供給装置25が順番に
並べて設置されている。上記の内蓋取外し用マニュピュ
レータ19,重量計量装置21,灰容器昇降装置22,
粗粉砕機23,微粉砕機24,焼却灰供給装置25は、
フード26内に設置されている。
【0021】27はスパイラルスプリングフィーダから
なる灰搬送手段で、焼却灰供給装置25と溶融炉12と
の間に架け渡されている。28は溶融炉12に接続した
排ガス処理装置であり、除塵器29,フィルタ装置3
0,オフガスファン31を有し、放射能の流出を防止し
ながら溶融炉12内の排ガスを排出する。
なる灰搬送手段で、焼却灰供給装置25と溶融炉12と
の間に架け渡されている。28は溶融炉12に接続した
排ガス処理装置であり、除塵器29,フィルタ装置3
0,オフガスファン31を有し、放射能の流出を防止し
ながら溶融炉12内の排ガスを排出する。
【0022】32は溶融炉12の下部に設置された固化
フードで、固化フード32の底部に開口部33が形成さ
れ、この開口部33の下方にリフタ34が設置されてい
る。また、底部には、開口部33を開閉自在の蓋33A
が設けられている。
フードで、固化フード32の底部に開口部33が形成さ
れ、この開口部33の下方にリフタ34が設置されてい
る。また、底部には、開口部33を開閉自在の蓋33A
が設けられている。
【0023】35は固化フード32に接続された排気ダ
クトで、この排気ダクト35の途中に排気HEPAフィ
ルタ36,排気ファン37が装着され、また、固化フー
ド32には給気フィルタ38が接続されている。排気フ
ァン37,給気フィルタ38で、固化フード32内を負
圧に維持し、換気が行なわれ、放射能の外部漏洩を防止
している。フード26も排気ダクト35に接続されてい
る。
クトで、この排気ダクト35の途中に排気HEPAフィ
ルタ36,排気ファン37が装着され、また、固化フー
ド32には給気フィルタ38が接続されている。排気フ
ァン37,給気フィルタ38で、固化フード32内を負
圧に維持し、換気が行なわれ、放射能の外部漏洩を防止
している。フード26も排気ダクト35に接続されてい
る。
【0024】前記固化フード32内に、第1垂直移動装
置39,第2垂直移動装置40,水平移動装置41が配
置され、レトルト15を溶融炉12の下部から受けて乗
せる把持搬送手段としてレトルトホルダー42が用いら
れている。
置39,第2垂直移動装置40,水平移動装置41が配
置され、レトルト15を溶融炉12の下部から受けて乗
せる把持搬送手段としてレトルトホルダー42が用いら
れている。
【0025】第1垂直移動装置39は、溶融炉12の下
方に設置され、レトルトホルダー42を上下移動させ
る。第2垂直移動装置40は、第1垂直移動装置39か
ら所定の距離隔てて固化フード32の底部の開口部33
の上方に設置され、レトルト15のロード・アンロード
が可能なグリッパ40Aを有している。
方に設置され、レトルトホルダー42を上下移動させ
る。第2垂直移動装置40は、第1垂直移動装置39か
ら所定の距離隔てて固化フード32の底部の開口部33
の上方に設置され、レトルト15のロード・アンロード
が可能なグリッパ40Aを有している。
【0026】水平移動装置41は、第1垂直移動装置3
9と第2垂直移動装置40の間でレトルトホルダー42
を乗せて往復自在に搬送するもので、リニヤベアリング
が装着された台車をレール上でシリンダにより移動させ
るように構成されている。
9と第2垂直移動装置40の間でレトルトホルダー42
を乗せて往復自在に搬送するもので、リニヤベアリング
が装着された台車をレール上でシリンダにより移動させ
るように構成されている。
【0027】次に、本実施例を、その処理工程に従って
説明する。放射性可燃廃棄物を焼却した放射性廃棄物焼
却灰は、専用の焼却炉で焼却処理を行なった後に発生
し、固化装置が設置されている固化室とは別の集灰保管
室内の二重蓋付容器16に保管,貯蔵されている。
説明する。放射性可燃廃棄物を焼却した放射性廃棄物焼
却灰は、専用の焼却炉で焼却処理を行なった後に発生
し、固化装置が設置されている固化室とは別の集灰保管
室内の二重蓋付容器16に保管,貯蔵されている。
【0028】遠隔指示により自動的に、灰容器搬送台車
17は、二重蓋付容器16を集灰保管室に受取に行き、
固化室内の所定の場所まで搬送し、搬送ローラ20上に
乗せる。
17は、二重蓋付容器16を集灰保管室に受取に行き、
固化室内の所定の場所まで搬送し、搬送ローラ20上に
乗せる。
【0029】二重蓋付容器16の外蓋16Aが、外蓋取
外し用マニュピュレータ18により取り外され、次い
で、内蓋16Bが、内蓋取外し用マニュピュレータ19
により放射性廃棄物焼却灰の飛散が無いように取り外さ
れる。蓋開閉のための操作は、上記マニュピュレータ1
8,19のシリンダの下部に取り付けた電磁石により、
通電時は消磁され、通電を断つと、励磁され、外蓋16
A,内蓋16Bを持ち上げるように行なわれる。
外し用マニュピュレータ18により取り外され、次い
で、内蓋16Bが、内蓋取外し用マニュピュレータ19
により放射性廃棄物焼却灰の飛散が無いように取り外さ
れる。蓋開閉のための操作は、上記マニュピュレータ1
8,19のシリンダの下部に取り付けた電磁石により、
通電時は消磁され、通電を断つと、励磁され、外蓋16
A,内蓋16Bを持ち上げるように行なわれる。
【0030】その後、重量計量装置21により、二重蓋
付容器16内の放射性廃棄物焼却灰の重量及び放射線量
率が測定される。灰容器昇降装置22の昇降ゲージ22
Bには、ダンパ付キャップが装着され、このダンパ付キ
ャップにより二重蓋付容器16の開口部が覆った状態で
セットされ、二重蓋付容器16を把持した昇降ゲージ2
2Bが走行レール22A上を上昇する。
付容器16内の放射性廃棄物焼却灰の重量及び放射線量
率が測定される。灰容器昇降装置22の昇降ゲージ22
Bには、ダンパ付キャップが装着され、このダンパ付キ
ャップにより二重蓋付容器16の開口部が覆った状態で
セットされ、二重蓋付容器16を把持した昇降ゲージ2
2Bが走行レール22A上を上昇する。
【0031】昇降ゲージ22Bが走行レール22Aの水
平部に至ると、上昇した位置の蓋付灰容器16が反転さ
れるが、ダンパ付キャップにより外部への飛散は防止さ
れている。
平部に至ると、上昇した位置の蓋付灰容器16が反転さ
れるが、ダンパ付キャップにより外部への飛散は防止さ
れている。
【0032】ダンパ付キャップは粗粉砕機23の上に至
って反転後セットされ、ダンパ付キャップのダンパーが
開となり、二重蓋付容器16からその開口部,キャップ
を介して粗粉砕機23に放射性廃棄物焼却灰が供給され
る。
って反転後セットされ、ダンパ付キャップのダンパーが
開となり、二重蓋付容器16からその開口部,キャップ
を介して粗粉砕機23に放射性廃棄物焼却灰が供給され
る。
【0033】粗粉砕機23では、放射性廃棄物焼却灰が
漏れないように二重蓋付容器16から排出された放射性
廃棄物焼却灰を受け入れて一次粉砕が行なわれ、微粉砕
機24では二次粉砕が行なわれ、放射性廃棄物焼却灰中
の塊が適当な大きさの粒度の粒に粉砕される。
漏れないように二重蓋付容器16から排出された放射性
廃棄物焼却灰を受け入れて一次粉砕が行なわれ、微粉砕
機24では二次粉砕が行なわれ、放射性廃棄物焼却灰中
の塊が適当な大きさの粒度の粒に粉砕される。
【0034】焼却灰供給装置25では、粗粉砕機23,
微粉砕機24で適当な大きさの粒度に粉砕された放射性
廃棄物焼却灰が一時的に貯蔵され、重量及び放射線量率
の測定後遠隔指示により自動的に一定量づつ灰搬送手段
27を介して溶融炉12内に投入され、放射性廃棄物焼
却灰はレトルト15内に供給される。
微粉砕機24で適当な大きさの粒度に粉砕された放射性
廃棄物焼却灰が一時的に貯蔵され、重量及び放射線量率
の測定後遠隔指示により自動的に一定量づつ灰搬送手段
27を介して溶融炉12内に投入され、放射性廃棄物焼
却灰はレトルト15内に供給される。
【0035】溶融炉12では、マイクロ波発生装置1か
らのマイクロ波がレトルト15内の放射性廃棄物焼却灰
に照射され、放射性廃棄物焼却灰が加熱,溶解され、放
冷された後、レトルト15内に一定の大きさの放射性廃
棄物焼却灰の固化体が生成される。固化完了後に、レト
ルト15を乗せたレトルトホルダー42は溶融炉12の
下部から分離される。
らのマイクロ波がレトルト15内の放射性廃棄物焼却灰
に照射され、放射性廃棄物焼却灰が加熱,溶解され、放
冷された後、レトルト15内に一定の大きさの放射性廃
棄物焼却灰の固化体が生成される。固化完了後に、レト
ルト15を乗せたレトルトホルダー42は溶融炉12の
下部から分離される。
【0036】そして、レトルト15を乗せたレトルトホ
ルダー42は、第1垂直移動装置39によって下降さ
れ、水平移動装置41上に移送され、さらに、この水平
移動装置41で、レトルトホルダー42は水平移送さ
れ、第2垂直移動装置40の下で停止する。
ルダー42は、第1垂直移動装置39によって下降さ
れ、水平移動装置41上に移送され、さらに、この水平
移動装置41で、レトルトホルダー42は水平移送さ
れ、第2垂直移動装置40の下で停止する。
【0037】レトルト15は第2垂直移動装置40のグ
リッパ40Aで把持され、その状態で、レトルトホルダ
ー42から取り出され、上方に引き上げられ、レトルト
ホルダー42が第2垂直移動装置40の垂直通路域から
外される。
リッパ40Aで把持され、その状態で、レトルトホルダ
ー42から取り出され、上方に引き上げられ、レトルト
ホルダー42が第2垂直移動装置40の垂直通路域から
外される。
【0038】次に、固化フード32の底部の開閉蓋33
Aを操作して開口部33を開いた後、レトルト15は第
2垂直移動装置40により下降され、リフタ34の上に
乗せた廃棄容器34A上に移送され、第2垂直移動装置
40のグリップ40Aからレトルト15の把持を解除す
ることにより、廃棄容器34A内に収容される。
Aを操作して開口部33を開いた後、レトルト15は第
2垂直移動装置40により下降され、リフタ34の上に
乗せた廃棄容器34A上に移送され、第2垂直移動装置
40のグリップ40Aからレトルト15の把持を解除す
ることにより、廃棄容器34A内に収容される。
【0039】この時、固化フード32に廃棄容器34A
はリフタ34にてゴム製パッキン等のシール材を介して
圧着されているので、放射能の固化フード32からの外
部漏洩を防いでいる。固化体が詰まっているレトルト1
5を収容した廃棄容器34Aは、放射線表面線量率を測
定された後、作業員の手により、セメントミルク充填が
行なわれ、蓋を被せて廃棄物パッケージとして廃棄容器
保管台車で固化体一時置場に搬送され、保管される。
はリフタ34にてゴム製パッキン等のシール材を介して
圧着されているので、放射能の固化フード32からの外
部漏洩を防いでいる。固化体が詰まっているレトルト1
5を収容した廃棄容器34Aは、放射線表面線量率を測
定された後、作業員の手により、セメントミルク充填が
行なわれ、蓋を被せて廃棄物パッケージとして廃棄容器
保管台車で固化体一時置場に搬送され、保管される。
【0040】そして、新しいレトルト15がリフタ34
の上に乗せて準備され、上述と逆の手順で溶融炉12の
下部に装着される。即ち、第2垂直移動装置40のグリ
ッパ40Aでリフタ34上の新しいレトルト15を把持
し、固化フード32の底部の開口部33を通って上昇さ
せた後、水平移動装置41を第2垂直移動装置40の下
に停止させる。新しいレトルト15は第2垂直移動装置
40により下降され、レトルトホルダー42内に収容さ
れ、水平移動装置41で溶融炉12の下方に水平移動さ
れ、第1垂直移動装置39により上昇され、溶融炉12
の下部に装着される。これで一連の作業が終了する。
の上に乗せて準備され、上述と逆の手順で溶融炉12の
下部に装着される。即ち、第2垂直移動装置40のグリ
ッパ40Aでリフタ34上の新しいレトルト15を把持
し、固化フード32の底部の開口部33を通って上昇さ
せた後、水平移動装置41を第2垂直移動装置40の下
に停止させる。新しいレトルト15は第2垂直移動装置
40により下降され、レトルトホルダー42内に収容さ
れ、水平移動装置41で溶融炉12の下方に水平移動さ
れ、第1垂直移動装置39により上昇され、溶融炉12
の下部に装着される。これで一連の作業が終了する。
【0041】以上の如き構成によれば、レトルト15を
乗せる搬送手段としてのレトルトホルダー42を準備
し、レトルトホルダー42を利用して第1垂直移動装置
39,レトルト15のロード・アンロードが可能なグリ
ッパ40Aを有する第2垂直移動装置40,往復自在に
搬送する水平移動装置41によりレトルト15を移送可
能にしたので、(1)レトルト15の保持、(2)レト
ルトホルダー42から放射性廃棄物焼却灰の固化体を収
容したレトルト15の分離,レトルトホルダー42から
廃棄容器34A内へのレトルト15の収納、(3)新し
いレトルト15のレトルトホルダー42内への搬入,レ
トルトホルダー42へのセット,溶融炉12への装着等
の操作を人手によることなく行なうことができる。この
結果、作業員の被曝低減を図り、誤操作によるレトルト
15の落下等の事故を防ぐことができる。
乗せる搬送手段としてのレトルトホルダー42を準備
し、レトルトホルダー42を利用して第1垂直移動装置
39,レトルト15のロード・アンロードが可能なグリ
ッパ40Aを有する第2垂直移動装置40,往復自在に
搬送する水平移動装置41によりレトルト15を移送可
能にしたので、(1)レトルト15の保持、(2)レト
ルトホルダー42から放射性廃棄物焼却灰の固化体を収
容したレトルト15の分離,レトルトホルダー42から
廃棄容器34A内へのレトルト15の収納、(3)新し
いレトルト15のレトルトホルダー42内への搬入,レ
トルトホルダー42へのセット,溶融炉12への装着等
の操作を人手によることなく行なうことができる。この
結果、作業員の被曝低減を図り、誤操作によるレトルト
15の落下等の事故を防ぐことができる。
【0042】なお、本実施例においては、廃棄容器34
Aには、レトルト15が1段で収納されているが、複数
段に収容し、これにより、レトルト15の高さが廃棄容
器34Aに比して低い場合にも、レトルト15を上下に
積み重ねて廃棄容器34A内に収納することができる。
Aには、レトルト15が1段で収納されているが、複数
段に収容し、これにより、レトルト15の高さが廃棄容
器34Aに比して低い場合にも、レトルト15を上下に
積み重ねて廃棄容器34A内に収納することができる。
【0043】また、本実施例にける溶融炉12までの放
射性廃棄物焼却灰の供給手段には、灰搬送手段27が採
用されているが、これに限定されず、マイクロ波の照射
対象物(固体,液体)により相違してよいことは勿論で
ある。
射性廃棄物焼却灰の供給手段には、灰搬送手段27が採
用されているが、これに限定されず、マイクロ波の照射
対象物(固体,液体)により相違してよいことは勿論で
ある。
【0044】以上説明したように、本発明によれば、レ
トルトを乗せる搬送手段としてのレトルトホルダーを準
備し、レトルトホルダーを利用して第1垂直移動装置,
レトルトのロード・アンロードが可能なグリッパを有す
る第2垂直移動装置,往復自在に搬送する水平移動装置
によりレトルトを移送可能にしたので、(1)レトルト
の保持、(2)レトルトホルダーから放射性廃棄物焼却
灰の固化体を収容したレトルトの分離,レトルトホルダ
ーから廃棄容器内へのレトルトの収納、(3)新しいレ
トルトのレトルトホルダー内への搬入,レトルトホルダ
ーへのセット,溶融炉への装着等の操作を人手によるこ
となく行なうことができる。この結果、作業員の被曝低
減を図り、誤操作によるレトルトの落下等の事故を防ぐ
ことができる効果を奏する。
トルトを乗せる搬送手段としてのレトルトホルダーを準
備し、レトルトホルダーを利用して第1垂直移動装置,
レトルトのロード・アンロードが可能なグリッパを有す
る第2垂直移動装置,往復自在に搬送する水平移動装置
によりレトルトを移送可能にしたので、(1)レトルト
の保持、(2)レトルトホルダーから放射性廃棄物焼却
灰の固化体を収容したレトルトの分離,レトルトホルダ
ーから廃棄容器内へのレトルトの収納、(3)新しいレ
トルトのレトルトホルダー内への搬入,レトルトホルダ
ーへのセット,溶融炉への装着等の操作を人手によるこ
となく行なうことができる。この結果、作業員の被曝低
減を図り、誤操作によるレトルトの落下等の事故を防ぐ
ことができる効果を奏する。
【図1】本発明の実施例に係わる放射性廃棄固化物の取
出装置の構成図である。
出装置の構成図である。
【図2】放射性廃棄物焼却灰の処理方法の工程を示す全
体構成図である。
体構成図である。
【図3】図2の前半の工程を示す構成図である。
【図4】本実施例で使用される二重蓋付容器の側面図で
ある。
ある。
12 溶融炉 15 レトルト 32 固化フード 33 開口部 33A 開閉蓋 34A 廃棄容器 39 第1垂直移動装置 40 第2垂直移動装置 40A グリッパ 41 水平移動装置
フロントページの続き (72)発明者 田村 貢大 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三機工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−148896(JP,A) 実開 昭60−9192(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21F 9/30 - 9/32
Claims (1)
- 【請求項1】 放射性物質の外部漏洩を防止する固化フ
ードを溶融炉の下部に設置し、 固化フード内で、溶融炉の下部に装着されたレトルトを
取り外し、固化フードの底部の開口部に搬送した後、 固化フードの底部の開口部を遮蔽している開閉蓋を操作
して開口部を開き、 固化フードの底部外側に待機している廃棄容器内にレト
ルトを収納する放射性廃棄固化物の取出装置において、 レトルトを乗せる搬送手段としてのレトルトホルダーを
有し、 前記固化フード内に、 溶融炉の下方に設置されレトルトホルダーを上下移動さ
せる第1垂直移動装置と、 固化フードの底部の開口部の上方に設置され、レトルト
のロード・アンロードが可能なグリッパを有する第2垂
直移動装置と、 第1垂直移動装置と第2垂直移動装置の間でレトルトホ
ルダーを乗せて往復自在に搬送し、第2垂直移動装置に
レトルトを引き渡す時にはレトルトホルダーを第2垂直
移動装置の垂直通路域から外す水平移動装置とを設置し
たことを特徴とする放射性廃棄固化物の取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3345392A JP2813698B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 放射性廃棄固化物の取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3345392A JP2813698B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 放射性廃棄固化物の取出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05256998A JPH05256998A (ja) | 1993-10-08 |
| JP2813698B2 true JP2813698B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=18376291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3345392A Expired - Fee Related JP2813698B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 放射性廃棄固化物の取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2813698B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS609192U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-22 | 株式会社神戸製鋼所 | マイクロ波溶融炉 |
| JPS62148896A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-02 | 三機工業株式会社 | 放射性廃棄物の溶融方法及びその装置 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3345392A patent/JP2813698B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05256998A (ja) | 1993-10-08 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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