JP2813235B2 - 浮上型ヘッド支持体 - Google Patents

浮上型ヘッド支持体

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JP2813235B2 JP13160590A JP13160590A JP2813235B2 JP 2813235 B2 JP2813235 B2 JP 2813235B2 JP 13160590 A JP13160590 A JP 13160590A JP 13160590 A JP13160590 A JP 13160590A JP 2813235 B2 JP2813235 B2 JP 2813235B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 磁気ディスク装置等のディスクファイル装置の浮上型
ヘッド支持体に関し、 浮上型ヘッドの浮上の安定性の向上を可能とすること
を目的とし、 基部側が幅広、先端側が幅狭の大略三角形状の板材か
らなり、その基部側より先端側に向かって、順に、ばね
性を有するばね部,及びその両側に沿って一対の外側リ
ブ部を有して剛性を有する剛性ビーム部を有し、該剛性
ビーム部の先端側に浮上型ヘッドを支持する浮上型ヘッ
ド支持体であって、その剛性ビーム部を、その長手方向
中心線を中心とし該長手方向中心線の方向に細長の形状
の開口を有し、且つ該開口の長手方向に延在する相対向
する両側縁に一対の内側リブ部を有する構成とし、上記
浮上型ヘッドよりの信号線を、上記一の内側リブ部に沿
って布設してなるよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ディスク装置等のディスクファイル装
置の浮上型ヘッド支持体に係り、特に信号線布設構造に
関する。
この種の装置において、浮上型ヘッドはヘッド支持体
を介してアクチュエータの剛性アームに取り付けられて
おり、アクチュエータの動作によりアクセス動作が行な
われる。また、ヘッドよりの極細のリード線は、ヘッド
支持体に沿って配線され、信号再生回路に導かれてい
る。
ここで、リード線を保護するため、可撓性を有する細
いチューブが使用され、リード線はこのチューブ内を通
されている。このチューブがヘッド支持体に沿って布設
されている。
このチューブは細くて可撓性を有するものであるけれ
ども、多少の剛性を有するものであるため、ヘッド支持
体への布設の仕方によっては、ヘッド支持体のばね特性
を損ねてしまう。ヘッド支持体のばね特性が損なわれる
と、ヘッドの磁気ディスクに対する浮上が不安定とな
り、場合によっては、ヘッドクラッシュを起こしてしま
う。
そこで、チューブは、ヘッド支持体のばね特性に出来
るだけ影響を与えないようにヘッド支持体上に布設され
ている必要がある。
〔従来の技術〕
第8図は従来の1例を示す。同図、1は浮上型ヘッド
支持体であり、基部側2を取付板3により、アクチュエ
ータの剛性を有するアーム4に取り付けられている。
ヘッド支持体1は、平面図上略三角形状をなし、基部
側2から先端側5に向かって、順に、ばね性を有するば
ね部6及び剛性を有する剛性ビーム部7を有する。剛性
ビーム部7は、第9図に併せて示すように、この両側に
沿って外側リブ部8,9を形成されており、剛性を有す
る。
浮上型ヘッド10は、ジンバル11を介してヘッド支持体
1(剛性ビーム部7)の先端側5に取り付けられてい
る。
12,13は極細のリード線であり、浮上型ヘッド10から
引き出されて、信号記録再生回(図示せず)へ導かれ
る。
14はリード線用保護チューブであり、ヘッド支持体1
の全長に亘って布設されている。リード線12,13は、こ
のチューブ14内を通してあり、保護されている。
このチューブ14は、径が約100μmと極細の例えばテ
フロン(商品名)製であり、可撓性を有する。
このチューブ14は、ヘッド支持体1の中央に切り起こ
して形成されている切り起こし片15によりクランプされ
て、ヘッド支持体1の長手方向中心線16に沿って布設さ
れており、更には取付板3の側方側の個所でチューブ押
え17によりクランプされている。
18は切り起こし片15の形成に伴って形成された略円形
の開口であり、剛性ビーム部7の略中央に形成されてい
る。
第10図は従来の別の例を示す。同図中、第8図に示す
構成部分と対応する部分には同一符号を付す。
浮上型ヘッド支持体1Aは、剛性ビーム部7Aを、第11図
に併せて示すように、両側にR曲げした外側リブ8A,9A
を有する構造とした以外は、第8図の浮上型ヘッド支持
体1と同じ構造である。
リード線用保護チューブ14は、一方の外側リブ8Aの内
側に沿って布設されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第8図及び第9図に示す構造では、開口18は単なる開
口であるため、剛性ビーム部7の剛性を低下させてい
る。
剛性ビーム部7の剛性が低下すると、ヘッド支持体1
の浮動が不安定となり、浮上型ヘッド10のディスクに対
する浮上量が変動し、浮上状態が不安定となる。
また、第10図及び第11図に示す構造においては、チュ
ーブ14が剛性ビーム部7Aの側縁に沿って布設されている
ため、ヘッド支持体1Aのばね特性は、チューブ14が布設
された側が若干高くなって、ばね特性の幅方向上アンバ
ランスとなってしまう。このため、剛性ビーム部7Aは捩
れの振動モードを起こし、浮上型ヘッド10のディスクに
対する浮上状態が不安定となってしまう。
本発明は、信号布設構造を改良して浮上型ヘッドの浮
上の安定性の向上を可能とした浮上型ヘッド支持体を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、基部側が幅広、先端側が幅狭の大略三角形
状の板材からなり、その基部側より先端側に向かって、
順に、ばね性を有するばね部,及びその面側に沿って一
対の外側リブ部を有して剛性を有する剛性ビーム部を有
し、該剛性ビーム部の先端側に浮上型ヘッドを支持する
浮上型ヘッド支持体であって、 その剛性ビーム部を、その長手方向中心線を中心と
し、該長手方向中心線の方向に細長の形状の開口を有
し、且つ該開口の長手方向に延在する相対向する両側縁
に一対の内側リブ部を有する構成とし、 上記浮上型ヘッドよりのリード線を、上記一の内側リ
ブ部に沿って布設してなる構成である。
〔作用〕
信号線を細長開口の縁の一の内側リブ部に沿わせるこ
とにより、信号は浮上型ヘッド支持体の長手方向中心線
に対する浮上型ヘッド支持体の幅方向のずれ量を小さく
して、即ち浮上型ヘッド支持体の幅方向上のばね特性の
アンバランスの程度を小さく抑えて布設される。一対の
内部リブ部は、上記細長開口の形成による剛性の低下を
補完する。
〔実施例〕
第1図、第2図は夫々本発明の一実施例になる浮上型
ヘッド支持体を示す。各図中、第8図に示す構成部分と
対応する部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
1Bは厚さが50〜100μmのステンレス鋼板製で基部側
2が幅広で先端側5が幅狭の略三角形状の浮上型ヘッド
支持体であり、ばね部6及び剛性ビーム部7Bを有する。
剛性ビーム部7Bは、外側の両側に外側リブ部8,9を有
し、且つ、長手方向中心線16に沿って、幅Wが数mmであ
る細長の矩形状開口20を有し、更にこの開口20の長手方
向に延在する縁21,22に一対の内側リブ部23,24を有する
構成である。
剛性ビーム部7Bは、矩形状開口20により質量を軽減さ
せており、且つ内側リブ部23,24により剛性が付与され
て開口20による剛性の低下が補完されている。
リード線用保護チューブ14は、以下に述べるように布
設されている。
ヘッド支持体1Bの先端側5から開口20の先端側5寄
りの端20aまでの区間A。
第3図に示すように、チューブ14は接着剤25により接
着されて一方の外側リブ部8の内側に沿って布設されて
いる。
細長の矩形状開口20の区間B。
第4図に併せて示すように、チューブ14は接着剤25に
より接着されて、一対の内側リブ部23,24のうち上記外
側リブ部8側寄りの内側リブ部23の外側に沿って布設さ
れている。
開口20の基部側寄りの端20bから基部側2までの区
間C。
チューブ14は90度曲げられて、チューブ押え17により
押さえられている。
浮上型ヘッド支持体1Bのうちの剛性ビーム部7Bについ
てみると、リード線用保護チューブ14のヘッド支持体1B
の長手方向中心線16に対する偏倚寸法δは約1mm程度と
短く、リード縁用保護チューブ14はヘッド支持体1Bの中
心線16に極く近い部位に沿って布設されている。
このため、剛性ビーム部7Bの幅方向上の剛性のアンバ
ランスの程度は極く僅かな程度に抑えられ、浮上型ヘッ
ド支持体1Bのばね特性のヘッド支持体1Bの幅方向上のア
ンバランスは極く僅かな程度に抑えられる。
従って、浮上型ヘッド10の浮上状態は従来に比べて安
定な状態となり、記録再生はより安定に行われ、ヘッド
クラッシュが発生する虞れもない。
次に本発明の変形例について説明する。前記の区間
Bについては、チューブ14を、第5図に示すように、内
側リブ部23の内側に沿って布設してもよい。
また、第6図に示すように、内側リブ部23に設けた舌
部30を折り曲げて、これによってチューブ14を固定して
もよい。
更には、第7図に示すように符号23Aで示すように内
側リブ部自体をR曲げし、このR曲げ内側リブ部23A内
をチューブ14を通す構造でもよい。
また上記チューブ14とリード12,13との組合せに代え
て、リード線12,13に相当する導電パターンを有するフ
レキシブルプリントケーブル及び絶縁被覆を厚くしたリ
ード線単体を上記と同様に布設することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、信号線を、浮上
型ヘッド支持体のばね特性の幅方向上のアンバランスの
程度を小さく抑えた状態で布設することが出来、しか
も、浮上型ヘッド支持体の剛性ビーム部を剛性が何ら低
下しない構成とし得る。これにより、浮上型ヘッドの浮
上状態を従来に比べて安定化させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の浮上型ヘッド支持体の一実施例を示す
斜視図、 第2図は第1図の構造の平面図、 第3図は第2図中III−III線に沿う断面図、 第4図は第2図中IV−IV線に沿う断面図、 第5図は本発明の一の変形例を示す図、 第6図は本発明の別の変形例を示す図、 第7図は本発明の更に別の変形例を示す図、 第8図は従来の1例を示す図、 第9図は第8図中IX−IX線に沿う断面図、 第10図は従来の別の例を示す図、 第11図は第10図中XI−XI線に沿う断面図である。 図において、 1Bは浮上型ヘッド支持体、 2は基部側、 5は先端側、 6はばね部、 7Bは剛性ビーム部、 8,9は外側リブ部、 10は浮上型ヘッド、 11はジンバル、 12,13はリード線、 14はリード線用保護チューブ、 16はヘッド支持体の長手方向中心線、 20は細長の矩形状開口、 21,22は縁、 23,24は内側リブ部、 25は接着剤、 30は舌部 を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部側(2)が幅広、先端側(5)が幅狭
    の大略三角形状の板材からなり、その基部側 (2)より先端側(25)に向かって、順に、ばね性を有
    するばね部(6),及びその両側に沿って一対の外側リ
    ブ部(8,9)を有して剛性を有する剛性ビーム部(7)
    を有し、該剛性ビーム部(7)の先端側に浮上型ヘッド
    (10)を支持する浮上型ヘッド支持体であって、 その剛性ビーム部(7)を、その長手方向中心線(16)
    を中心とし該長手方向中心線(16)の方向に細長の形状
    の開口を有し、且つ該開口の長手方向に延在する相対向
    する両側縁(21,22)に一対の内側リブ部(23,24)を有
    する構成とし、 上記浮上型ヘッドよりの信号線(12,13,14)を、上記一
    の内側リブ部(23)に沿って布設してなる構成としたこ
    とを特徴とする浮上型ヘッド支持体。
  2. 【請求項2】前記信号ケーブルが、リード線(12,13)
    とリード線保護用チューブ(14)からなることを特徴と
    する請求項1記載の浮上型ヘッド支持体。
  3. 【請求項3】前記信号ケーブル(12,13,14)が、複数条
    の導電パターンを有するフレキシブルプリントケーブル
    からなることを特徴とする請求項1記載の浮上型ヘッド
    支持体。
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