JP2809796B2 - コヒーレント光伝送装置 - Google Patents

コヒーレント光伝送装置

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JP2809796B2 JP2063163A JP6316390A JP2809796B2 JP 2809796 B2 JP2809796 B2 JP 2809796B2 JP 2063163 A JP2063163 A JP 2063163A JP 6316390 A JP6316390 A JP 6316390A JP 2809796 B2 JP2809796 B2 JP 2809796B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光FSK、ヘテロダイン検波方式の伝送にお
ける高密度の光周波数多重をするためのコヒーレント光
伝送装置に関する。
従来の技術 従来のこの種の光伝送装置について説明する。
送信器は、第3図(a)に示すように2値のディジタ
ル信号“0"、“1"に応じて半導体レーザの出力光の光の
周波数をν0とν1にそれぞれ偏移させ、この光信号を
伝送する。受信器は、送信器から伝送されてきた光信号
に光の周波数がνLの局部発振用半導体レーザの光信号
を合成し、両者のビート信号を電気信号に変換して、第
3図(b)に示すように“0"、あるいは“1"に対応した
周波数f0とf1の信号成分をバンドパスフィルタでそれぞ
れ抽出して、それらの信号を包絡線検波し識別して元の
信号を得る。
発明が解決しようとする課題 従来の技術では、複数の送信器からの信号を光の周波
数上で多重した場合、各チャンネルのチャンネル間隔
は、周波数の折り返しがあるため第5図(a)に示すよ
うに少なくとも1チャンネルの帯域分だけ両側をそれぞ
れ空けなければならない。
本発明は以上の課題点を鑑み、多チャンネルの光周波
数多重時でもチャンネル間隔を空ける必要がないコヒー
レント光伝送装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上述の課題を解決するため、第4図(a)に示すよう
に局部発振用半導体レーザの光の周波数νLが送信器か
ら送られてくる二つの光の周波数ν0とν1の中央に位
置するように構成した。
作用 上述のように構成すると、第4図(b)に示すように
“0"と“1"に対応するそれぞれのビート信号の周波数
は、ともに同じ周波数fになる。そして、受信器におけ
る中間周波数の帯域は、従来例の比べ半分になる。
実施例 請求項1記載の発明の実施例を第1図に示す。
第1図において、100は送信器、1は半導体レーザ、1
0は送信器100への入力信号、200は受信器、2は局部発
振用半導体レーザ、3は光結合器、210は受光回路、220
は周波数弁別回路、230はディジタル信号再生回路、20
は受信器200からの出力信号を示す。以下、動作の説明
を行う。なお、この例では、伝送すべき信号は差動符号
化された2値のディジタル信号とする。
送信器100で、2値のディジタル信号である入力信号1
0は半導体レーザ1に入る。半導体レーザ1では、入力
信号10の信号電流の大きさに応じて、出射する光の周波
数が偏移する。すなわち、2値のディジタル信号“0"、
“1"に応じて半導体レーザの光の周波数がν0、ν1に
それぞれ偏移する。そして、光FSKされた光信号は、受
信器200へと伝搬する。
受信器200に伝送されてきた光信号は、光結合器3に
入射する。光結合器3では送信器100からの光信号に光
の周波数がνLの局部発振用半導体レーザ2の光信号を
合成する。光結合器3で合成された二つのレーザの光信
号は、受光回路210に入り、両者のビート信号が検波さ
れる。ところで、局部発振用半導体レーザ2の光の周波
数νLは、第4図(a)に示すように送信器1から送ら
れてくる二つの光の周波数ν1とν0の中間に配置され
ている。この場合、“1"のときの周波数f1と“0"のとき
の周波数f0が等しくなり、受光回路210の出力信号のス
ペクトルは、第4図(b)に示すようになる 次に、受光回路210の出力信号から元のディジタル信
号を復調する過程を説明する。いま、第6図(a)に示
す波形の信号が受光回路210から周波数弁別回路220に入
力したものとする。周波数弁別回路220では、入力信号
の周波数に応じて出力電圧が変化するので、第6図
(b)に示すようなパルス信号を発生する。このパルス
信号をディジタル信号再生回路230に入力する。ディジ
タル信号再生回路230は、例えばTフリップフロップを
用い、入力パルスに応じて出力されるディジタル信号の
レベルを反転させ、第6図(c)に示す出力信号20を出
力する。
上述の例では、伝送すべき信号として差動符号化され
た2値のディジタル信号について述べたが、差動符号化
していない通常のPCM信号やPFM信号、PWM信号などのデ
ィジタル信号であっても良い。
請求項2記載の発明の実施例を第2図に示す。
第2図において、101は送信器、11は送信器101への入
力信号、110はPFM回路、201は受信器、240は復調回路、
21は受信器201からの出力信号を示す。以下、動作の説
明を行う。
入力信号11はPFM回路110に入り、PFMされる。この変
調信号電流を半導体レーザ1に加えると、半導体レーザ
1から出射する光の周波数は信号電流の大きさに応じて
偏移する。第7図(a)は、半導体レーザ1からの出力
光の周波数変化を示している。半導体レーザ1から出力
される光信号は、送信器101から受信器201へと伝搬す
る。
受信器201に伝送されてきた光信号は、光結合器3に
入射する。光結合器3では送信器101からの光信号に光
の周波数がνLの局部発振用半導体レーザ2の光信号が
合成される。光結合器3で合成された二つのレーザの光
信号は、受光回路210に入る。ここで、両者の光信号の
ビート信号が検波される。ところで、局部発振用半導体
レーザ2の光の周波数νLは、第7図(a)に示すよう
に送信器1から送られてくる二つの光の周波数ν1とν
0の中間に配置されている。この場合、受光回路210の
出力信号のスペクトルは、第4図(b)に示すように
“1"のときの周波数f1と“0"のときの周波数f0が等しく
なる。ビート信号の周波数変化を時間的に示したものが
第7図(b)である。受光回路210の出力信号は、次に
周波数弁別回路220に入る。周波数弁別回路220では、入
力信号の周波数に応じて出力電圧が変化するので、第7
図(c)に示すようなパルス信号を発生する。これを復
調回路240で平滑化すれば、第7図(d)に示す出力信
号21が得られる。
発明の効果 以上のことから本発明は、伝送すべき2値のディジタ
ル信号に応じて光周波数がそれぞれν0とν1に光FSK
した信号光に対し、局部発振用半導体レーザの光の周波
数が(ν0+ν1)/2になるように構成することによ
り、複数の送信器からの信号を光周波数多重する際に、
第5図(b)に示すように各チャンネルはほとんど間隔
を空けずに配置することができ、高密度の多重が可能に
なる。
また、請求項2記載の本発明では、上述の効果以外
に、さらに、受信器においてディジタル信号を再生しな
くても簡単な回路構成で復調が可能になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例であるコヒーレント光
伝送装置を示すブロック図、第2図は、本発明の第2の
実施例であるコヒーレント光伝送装置を示すブロック
図、第3図は、従来のコヒーレント光伝送装置における
送信器と局部発振用半導体レーザの光信号のスペクトル
分布図、および両者のビート信号のスペクトル分布図、
第4図は、本発明の実施例における送信器と局部発振用
半導体レーザの光信号のスペクトル分布図、および両者
のビート信号のスペクトル分布図、第5図は、従来例お
よび本発明の実施例における複数の送信器からの信号を
光周波数多重した場合の各チャンネルの配置をそれぞれ
示したスペクトル分布図、第6図は、本発明の第1の実
施例の受信器の動作説明図、第7図は、本発明の第2の
実施例の受信器の動作説明図である。 1……半導体レーザ、2……局部発振用半導体レーザ、
3……光結合器、10、11……入力信号、20、21……出力
信号、100、101……送信器、110……PFM回路、200、201
……受信器、210……受光回路、220……周波数弁別回
路、230……ディジタル信号再生回路、240……復調回
路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信器における半導体レーザからは伝送す
    べき2値のディジタル信号に応じて光周波数がそれぞれ
    ν0とν1に偏移する光FSK(周波数シフトキーイン
    グ)の光信号を送出し、受信器における局部発振用半導
    体レーザからの光信号の光周波数が概ね(ν0+ν1)
    /2に設定されているコヒーレント光伝送装置において、 受信器は少なくとも、前記局部発振用半導体レーザと、
    前記2つのレーザの光信号を合成する合成器と、前記合
    成器から出力される2つのレーザの光信号のビート信号
    を電気信号に変換する受光回路と、前記受光回路の出力
    信号の周波数変化を電圧変化に変換する周波数弁別回路
    と、前記周波数弁別回路の出力信号であるパルス信号に
    応じてハイレベルとローレベルを交互に出力するディジ
    タル信号再生回路で構成したことを特徴とするコヒーレ
    ント光伝送装置。
  2. 【請求項2】送信器における半導体レーザからは伝送す
    べき2値のディジタル信号に応じて光周波数がそれぞれ
    ν0とν1に偏移する光FSK(周波数シフトキーイン
    グ)の光信号を送出し、受信器における局部発振用半導
    体レーザからの光信号の光周波数が概ね(ν0+ν1)
    /2に設定されているコヒーレント光伝送装置において、 送信器は少なくとも、伝送すべき信号をパルス化FM(PF
    M)するPFM回路と、前記半導体レーザを有し、前記PFM
    回路から出力される信号電流を前記半導体レーザに入力
    して光FSKした光信号を伝送する構成とし、 受信器は少なくとも、前記局部発振用半導体レーザと、
    前記2つのレーザの光信号を合成する合成器と、前記合
    成器から出力される2つのレーザの光信号のビート信号
    を電気信号に変換する受光回路と、前記受光回路の出力
    信号の周波数変化を電圧変化に変換する周波数弁別回路
    と、前記周波数弁別回路の出力信号であるパルス信号を
    平滑化する復調回路で構成したことを特徴とするコヒー
    レント光伝送装置。
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